#6 「哀しき殺人者」 2009.02.03 PM10:00〜10:54 関西テレビ系列(フジテレビ系列)にて ON AIR |
[新藤の死] 大学病院。新藤の遺体が安置されている部屋にやってきた清子。その場には亮二とサチが立ち会っている。清子は死体の顔を見て、「新藤です」と確認した上で; 清子 「ずっと以前、愛したこともありました」 西署・刑事課の会議室。 瞬と志摩野が会議室でやりとりをしている。志摩野がクレームをつけにやってきたのかな?その応対を舜ちゃんがやってます。 舜 「遺体との対面を希望したのは葛城のお母さんですよ。郷田が無 理矢理連れて行ったわけじゃない。警察に呼ばれたのも、殺さ れた新藤と待ち合わせをしていたからです」 志摩野「・・・」 舜 「二度と現れて欲しくないから、きっぱりと決別するためだった と本人は言っています」 志摩野「・・・」 その頃、遺体安置所では郷田とサチ、そして清子が引き続き話をしている。 清子 「でも、会えなかった。来なかったんです。どうして…、誰がこ んなことを…」 刑事課・会議室。舜がいる会議室に、丸山もやってくる。舜と丸山がここにいるということは、すなわち新藤殺害の捜査には入れてもらえて無いということなんですね。(まぁ、容疑者リストに挙げられてるようなヤツの仲間だもんなー) 丸山 「捜査会議には顔出すなって言われちまったよ」 舜 「捜査本部も本庁に置くみたいですよ」 丸山 「唯衣ちゃんは?」 舜 「まだ本部の連中が」 丸山 「まだ事情聞いてんの?」 西署に富岡がやってきた。郷田に会いにやってきた様子だが、まず富岡に気づいたのは舜ちゃん; 舜 「あ」 富岡 「あの…すいません」 舜 「どうしたんですか?」 富岡 「あ、郷田に聞いたんだ。新藤が殺されたって」 舜 「ええ」 丸山 「???」 舜 「あ、富岡さんです」 丸山 「ああ、25年前の事件を取材して出版するって***か?」 富岡 「はい」 舜 「富岡さんも新藤にたどり着いていたんですよ」 丸山 「そう?」 富岡 「郷田は?」 舜 「もう戻ると思います。あ、よかったら」 丸山 「あ、終わった」 唯衣が戻ってきた。遺体の第一発見者である唯衣は捜査本部の方で色々と話を聞かれた様子である。唯衣も同じ会議室に入り、話に加わる; 富岡 「そう、唯衣ちゃんが最初に発見したんだ」 舜 「大丈夫?」 唯衣 「大丈夫かな?正直に話しちゃった」 丸山 「何を?」 唯衣 「夕べ、兄がいなかったんです。朝方まで帰ってこなかったこと を話したけど、大丈夫ですよね?」 志摩野「私も正直に話しましたよ。さきほどここにきたとき、立ち話で したが色々と聞かれて」 舜 「誰にです?」 志摩野「他の刑事さん」 丸山 「本部の連中か?」 舜 「(立ち上がって)何を話したんです?」 志摩野「先日、ここで話したことです。『目の前に25年前の犯人がいた ら殺してやる』・・・郷田さんがそう口にしたこと」 一同 「!」 舜 「どうしてそんなことを?!」 志摩野「聞かれたので正直に」 舜 「あれは!」 志摩野「25年間、あの事件にこだわり続けてきた郷田さんのあれは本音 なんじゃないのかなぁ。葛城佐智絵を殺したとされる新藤に対 し、郷田さんは自らの手で捌きを下した」 唯衣 「あなた誰ですか?勝手な事言って!兄の何を知ってるんですか!」 志摩野「失礼ですが、先に不安を口にしたのはそちらですよ。夕べ帰っ てこなかったんでしょ?」 唯衣 「・・・」 舜 「どこ行ってたか聞いてない?」 唯衣 「・・・」 舜 「教えてくれなかった?」 富岡 「あいつ何やってたんだよ…」 唯衣 「でも違います。兄は25年前の事件にこだわり続けてきたのは、 犯人を殺すためじゃありません。そんなことするために私は兄 とずっと離れ離れで生きてきたんじゃありません。私の兄はそ んなことする人じゃありません!自らの手で裁きを下したなん て、撤回して下さい!いますぐ撤回して下さい!」 丸山 「唯衣ちゃん、ちょっと落ち着こうか、ね」 唯衣 「・・・」 そこに新藤の遺体を確認しに病院に行ってた亮二と、サチが戻ってくる。清子は玄関で待っているらしい。それを聞いて志摩野は引き上げていった。サチも一緒に帰っていった。 残された舜,丸山,唯衣,富岡が、昨晩の亮二の行動を問いただす。 舜 「どこ行ってたんですか?新藤を探しにいった後、一人で消えた でしょ。携帯かけても出ないし。朝まで帰ってこなかった」 亮二 「・・・いいじゃないか別に」 舜 「よくないですよ!」 丸山 「新藤の死亡推定時刻はお前が消えた後だ」 舜 「本当のこと言って下さいよ。唯衣ちゃんが心配してるんだし」 唯衣 「・・・」 亮二 「ちょっと飲みにいった」 舜 「飲みに?」 丸山 「どこ?」 亮二 「新宿」 丸山 「新宿?」 亮二 「2丁目。あの辺、変わんないっすねぇ〜。髭生やしたママが、 『いらっしゃーい』なんつって、ぶちゅーって抱きつかれちゃ ったよ」 おちゃらけて誤魔化す亮二。当然、そんな冗談に誰ものるはずもなく(まぁ、こういう状況でどういう理由があったとしても言う冗談じゃないよな。人が死んでるんだし); 舜 「・・・」 亮二 「ははは」 舜 「(左手拳で机を叩いて)ふざけんなよ!丸さんがどんな思いで 賞状を破いたか、わかってんですか!?」 舜ちゃん激怒!!!(♪) 亮二 「・・・」 丸山 「・・・」 舜 「俺がどんな思いで・・・」 舜 「もっと信じて下さいよ!何やってたんですか!?」 亮二 「・・・」 一同 「・・・」 亮二は少し考えて; 亮二 「時間くれないか。少し、時間が欲しい。お前を信じてないわけ じゃない」 とだけ言った。 某所の川べりの遊歩道。 西署から出てきたサチは、志摩野、清子の前で自分の思いを話す。 サチ 「私知りたい、25年前の佐智絵さんが殺されたあの日の事」 サチは続けて言う、新藤が殺されたのは25年前の事件に関係があり、終わらせることのできない誰かが新藤を殺したのではないかと。 サチ 「過去を切り離して人は生きていけません。私は葛城家の娘です。 母さんの娘よ。受け止めたいの、誰かが受け止めてあげなきゃ 終われないんじゃないかな」 その頃、なぜか新藤の遺体が安置されている部屋に、信造の姿が!!加えて、そこに葛城均もやってきた。均は黙って信造に頭を下げた。 舞台は戻って刑事課の会議室。 亮二 「確かなのは、今も続いてるってこと。真相が全て明らかになる まで、25年前の事件は今も、これからも続いていく・・・」
[新藤殺しの犯人]
丸山も今回の捜査データを見て、あることに思い当たる。 夕刻。郷田の家。 郷田と唯衣、富岡はそのまま郷田の家に集合していた。富岡は唯衣のことが気になり、そのまま一緒にやってきたのだ。その富岡がキッチンでオムライスを作ってます。だけど冷蔵庫には卵が無くて、富岡は卵を買いにいくといって出かけ、その後を郷田もビールを買いうと言って出かけていった・・・ 新宿2丁目のお店。 丸山は新藤と知り合いというつーさんのところにやってきたのでした。丸山がつーさんに話を聞くと、昨晩、亮二が店にやってきたという情報を掴む。 と、同じタイミングで丸山の携帯が鳴る。電話に出ると相手は舜。瞬は西署の刑事課から電話してます。 舜 『手に入ったので戻ってきました…。(周りの目を気にしながら) 郷田の(携帯の)通話記録です』 丸山 「お前、捜査から外されてて、よくそんなもん…」 舜 『どうやって手に入ったかは聞かないで下さいよ』 と、ちらっと通路の方に目をやり、通りすがりの女性警官に手を振る舜ちゃん。 けています』 丸山 「・・・」 舜 『この番号、俺・・・誰だか知ってます』 丸山 「俺もつーさん経由で分かったよ。あいつが言った意味」 舜 『ええ・・・自首させよとしていますね』 街中のスーパー。 買出しに行った亮二は、富岡と合流し、スーパーで買い物。昨夜、新藤のことを知ってるつーさんに会うために新宿2丁目に行ったことを話す亮二。 既に日は暮れていて、買い物帰り道を歩く亮二と富岡。話は続き、亮二は富岡に、つーさんが、富岡を新藤に合わせたことがあると言ってたことを富岡に告げる。 亮二 「お前のネタ元って新藤だったのか?」 富岡 「・・・」 亮二は富岡に、金を積んで情報を集め回ったものの、大きなネタもつかむことができず、いよいよ新藤と会って情報を手に入れようとしたのではないか?と問う。 亮二 「俺、あのとき見たんだよ」 ビルの階段を駆け上がる途中の窓から、新藤に近づく富岡の姿を。郷田は急ぎ階段を駆け降りてきたものの、二人の姿は無く、富岡の携帯に電話をしても繋がらない。その後、つーさんのところに行った後、堀米に富岡が行きそうな場所を聞いたり、マンションに行ってみたりと駆け回っていたのだ。 亮二 「傷、どうした?左手怪我してんだろ?」 富岡 「・・・」 富岡はとうとう本当のことを話し始めた; 富岡 「そうだよ、お前の言う通りだよ。俺は新藤に振り回されていた。 25年前葛城佐智絵が書いた手紙を手に入れたがっていたのは、 俺だ」 富岡 「その後、お前が仕組んだ記事、あの記事見て、誰かが動き出し た」 新藤 『懐かしい人から連絡もらってさ。君ももう、25年前の事件、掘 り起こすことやめた?』 と言われたというのだ。 引き下がれない富岡は、何とか新藤と連絡を取り真相を聞きだそうとして会いにいったあの日、新藤は「事件の真相なら知らないよ」とぬけぬけと言ってのけたのだ。しかも、事件の真相については何も知らず、ただ、知っているそぶりをすれば富岡から金を受け取ることができたのだと。 新藤 「君は、俺と同じだな。俺は25年前のあの事件の後、自分の人生 は自分のものじゃなくなった。他人の戸籍を手に入れ、佐山二 郎と名を使ってその日暮らしのどうでもいい人生を生きてきた」 富岡 「それのどこが同じなんだよ」 新藤 「あのときから、時間が止まったんだ」 富岡 「!」 新藤 「君も、同じだろ?大人になりきれていない。あの事件をずーっ と引きずった挙句、本にしようなんて、そんなの誰が買う?誰 が手にする?世間にしちゃぁ、たかが1人の少女が殺された、 どこにでもあるような、どうでもいい事件だ。最初から君に何 かを話すつもりは無かった。君は俺にとっちゃいい金づるだ」 だが、富岡にとってはどうでもいい事件ではなかった。小学生のときに、恋した女性が殺された、そういう事件だった。富岡は新藤に殴りかかる。 新藤 「ばかやろう!事件のことはもう忘れろ!」 富岡 「忘れられるかよ!」 富岡の意識が遠のき始め、脳裏には25年前の光景がフラッシュバックする。次に富岡が正気に戻ったとき、目の前で新藤は死んでおり、手には地のついた灰皿を持っていた。 富岡 「なんとかしてくれると思ったんだ。お前なら俺だってわかった ときにも何とかしてくれるって。友達だろ?」 亮二 「・・・」 その会話を、心配して二人を探していた唯衣が立ち聞きしいていた。 唯衣 「嘘・・・」 亮二 「!」 その瞬間、富岡は逃げ出した。富岡は近くのビルに逃げ込み、屋上で飛び降りようとしていたそのとき、郷田が追いつく。 亮二 「何やってんだよ!ありきたりのことしてんじゃねーよ!」 亮二 「またここで同級生が死んだら、残された人間が、どんな思いで 生きていくか、お前よく分かってるだろう?俺たちにとっては どこにでもあるどうでもいい事件じゃなかった。かけがえのな い命だった。友達だった。お前もな。何も変わっちゃいないよ、 お前は」 郷田は富岡の腕をしっかりと掴んだ。 [上海] 舜 「何か、郷田さんが呼んでるような気がして」 亮二 「呼んじゃいないよ」 舜 「富岡さん、自首したことで減刑されるといいですね。罪償って 出てきたら、またみんなで鍋でもやりますか?」 亮二 「・・・。その頃、俺たち・・・じじぃだ」 舜 「・・・」 西署刑事課会議室に集まる亮二、舜、丸山、そしてサチ。 サチは、25年前のあの日、佐智絵が殺された時間、新藤は葛城家で清子と会っており、アリバイがあるのだが、それを警察には言わずにいたために新藤が疑われることになったと清子が話してくれたと言う。 サチ 「殺したのは新藤さんじゃありません。あの日、学校から帰宅し た佐智絵さんは新藤さんがいることを知って、玄関から引き返 してます。出かける時に持って出かけた傘が、玄関に置いてあ ったそうです」 その頃、均は葛城家にやってきて、清子と会っていた。 均 「なぜ今頃になって警察に?」 清子 「サチは言ったわ。誰かが受け止めなきゃ終われないって。彼女 は私の苦しみを受け止めてくれたのよ」 均 「・・・」 西署でのサチの話は続き、佐智絵の父・均と母・清子は結婚当初から上手くいっておらず、清子が結婚前につきあっていた新藤とそういう関係になったと。 サチ 「事件によって、結果として新藤さんの心には母への思いが、母 の心には、深い後悔と事跡の念が…」 丸山 「ともかく、まぁ、誰が佐智絵さんが殺したのか、これで振り出 しに戻ったってことか」 舜 「・・・」 亮二 「今の話が本当なら」 と亮二が何かいいかけたところで、葛城家のシーンに移っちゃって; 清子 「全部話してません!」 均 「?!」 清子 「あなたのことは、話してない」 と、こちらもまた意味深な台詞。 一方、西署での話も; サチ 「どういうこと?」 亮二 「新藤には色々あるってことだ」 丸山 「実は上から圧力がかかっちゃったんです」 舜 「俺のオヤジが絡んでるんです」 丸山 「まだそうと決まったわけじゃ」 舜 「たたき上げのオヤジが、出世コースに乗ったのは、25年前の事 件の後です。なぜオヤジがあれほど異例の出世を遂げることが できたのか?考えてみれば引っかかるんです。他にも気になる…」 そう言いながら、舜の脳裏に浮んだのは、全ての発端となった怪電話の一件や、宮部や唯衣のところに信造が現れた話。 舜 「俺のことを信用していないわけじゃないって言っていましたよ ね?」 亮二 「ああ」 舜 「任せてくれますか?25年前の事件の真相に、オヤジがどう絡ん でいるのか?オヤジの過去は、俺が暴きます」 話が終わり、サチが西署を出て行くのを見送る郷田。サチが知りうる全てを話してくれたのに、それでも郷田はまだ何か隠している。 夜。 郷田が帰宅すると、マンションの前で堀米が待っていた。富岡のことを聞いて話をしようとやってきたのだ。 堀米 「富岡君のネタ元が新藤だって?」 亮二 「ああ」 堀米 「俺、てっきりあいつだと思ってた」 亮二 「あいつ?」 堀米 「秋本了」 亮二 「秋本?!」 堀米 「富岡君が25年前の事件を調べるって言い出したのは、秋本君が きっかけだって聞いたことがある」 亮二 「あいつ今、確か・・・」 堀米 「上海にいる」 堀米はポケットから取り出した1枚のはがきを郷田に手渡した。秋本は同窓会には来なかった堀米に上海の赴任先からハガキを出していたのだ。 堀米は帰り、亮二が家でそのハガキを見ていると、サチから電話が入り、電話の向こうでは志摩野が出る。志摩野は唯衣に失礼なことを言ったことを詫び、会社の謝恩パーティに招待したいと申し出る。 志摩野『よかったら郷田さんも一緒に。もう、お会いするのも最後でし ょうから』 亮二 「最後?」 志摩野『日本を経つことにしました。上海に戻ります』 その頃、お久しぶりの真知子ちゃんin 大阪。お世話になった施設にやってきて職員に何か話を聞いている。 志摩野はそのまま葛城家のリビングでサチや清子と話をしている。サチがなぜか自分が施設に捨てられていたときの話をしていると; サチ 「幸福の幸という字が書いてあったんです、私が持っていた」 志摩野「黄色いタオルケットに」 サチ 「!!・・・ええ・・・」 志摩野「じゃぁ、私はそろそろ」 志摩野はそのまま帰っていった。 それと入れ替わりにサチの携帯が鳴り、真知子から電話が入る。真知子は、以前、志摩野が大阪にまでやってきてサチのことを色々と聞いていったことがあることを謝罪し、更に、施設で聞いた話をサチにしたのだった。 それぞれが動き出す。 [寝返った!!!] 謝恩パーティ会場に、郷田もやってきて、先にきていた唯衣と合流。志摩野がサチと一緒にいるのが目に入り、二人の元に向かう。 サチは、二人っきりになれる部屋で、志摩野に、わざわざ上海から日本に来てなぜ自分のことを調べているのか尋ねた。 サチ 「黄色いタオルケットに包まれて捨てられていた女の赤ちゃんを ずっと探していた。施設の人にどういう関係か聞かれて」 志摩野「はい、正直に答えました」 サチ 「どうして今まで黙っていたんですか?」 そこに亮二が割り込む。(それはいくらなんでも図々しいかと思うけど) 志摩野は亮二にも聞いてもらおうと、そのまま話を続けた。 志摩野「妹です。サチさんは私の血の繋がったたった一人の妹です」 その頃、同じ話を均が信造に告げていた; 均 「兄の方は上海で育ち、妹のサチさんは大阪で黄色いタオルケッ トに包まれて捨てられていたそうなんです」 信造 「ご両親は?」 均 「既に亡くなったと聞きました」 信造 「どうぞ」 部屋に入ってきたのは舜だった!!!てっきり父親に何か真相を聞きだそうとするのかと思ったら; 舜 「郷田は上海にいくことを考えているようです。同級生の1人が 仕事で上海にいるようです」 と、亮二の動きを密告。ぽかーんとしてる葛城パパに(いや、こっちも一瞬ポカーンでしたが); 均 「????」 信造 「ああ、急に寝返ったとでも言えばいいのか、自己保身に走った というのか」 舜 「25年前の事件に恐らく警察上層部にいる誰かさんが何かしら 絡んでいると気づいたときから、ずっと考えていたんです…。 結局、新藤は殺され、闇に葬り去られたことを考えると、郷田 についているのは得策ではありません」 信造 「所詮、組織には逆らえない」 舜 「(頷いて)丸山さんのようにうだつの上がらない警察人生は送 りたくないですからね」 <感想全般> ブラウザの戻るの機能で戻って下さい |