テレビ番組レポ
『笑っていいとも:テレフォンショッキング(中居、木村)』 出典:91年12月12日放送分 作成:明野&kim 更新日:07年12月1日
『笑っていいとも:テレフォンショッキング(中居、木村』 出典:91年12月12日放送分 更新日:07年12月1日
笑っていいとも コーナー:テレフォンショッキングに中居、木村が登場 By 明野
前説 by Kim
中居ファンの明野さんからレポをいただきました。ご自分のブログ http://kir-royal.jugem.jp/ では上二人寄りとおっしゃっていますが、当サイトにもコメントしてくれますし、キムゴロでも木慎でも中ゴロ…etc..でも、とにかく群れスマならなんでもいいという私と同じ雑食性の方です(笑)。この「いいとも」は初めてスマップとしてテレショに出た記念すべき記録であり、特に上二人のファンにとっては貴重な映像です。(吾郎ファン以外の方のレポ、大歓迎ですからご遠慮なく、ANGELさんに連絡してください!)。
先に時代背景を説明しますと、88年にスマップ結成。89年より上二人は同じ学校に転入、同級生(高2)として以後3年間(定時制のため)を過ごします。91年9月には長い下積みを経てやっとCDデビューを果たし、ファンクラブも結成され、暮れには初めての紅白出場を果たすことになります。この頃はスマ全員がクラブ活動や合宿の延長のように、プライベートも仕事もつるみまくっていた頃で、上二人もいっしょにクラブ活動をしたり、映画に行ったり、TDLでダブルデートしたりと青春してました(笑)。この時代のスマの様子はレポ部屋のラジオ(91−2年のストスマ)も参照してください。また最後にウザくて長い私の2TOP論(←当然、吾郎がらみ)もあります。2トップファンの方、的はずれでも笑って許してください。
【中居正広、木村拓哉そろってゲスト出演】(←)はkimの補足です
タモリさんへのプレゼント→2nd シングル「正義の味方はあてにならない」のポスター、音の出る遊具、SMAPのオリジナルジャンパー、新アルバム、その他グッズ。会場のお客さん→SMAPのオリジナル手袋、マグカップ。花、電報の紹介後、トークへ。
タ「夏木さん(前日ゲストの夏木ゆたかさん)からのメッセージで『どんどん売れていっても先輩の皆さんから可愛がられるようになって下さい。次のトリで会いましょう。』 年末、忙しいの?」
木「年末は紅白歌合戦と・・・」(←正式初出場です。88年に光ゲンジのバックで出たことあります)
タ「おお〜」
会場の「おめでとう!!」の声に中居と木村、会場に礼。
タ「どうだ?紅白」
木「いや凄いですよ」
タ「紅白だよ?」
木「ね!『紅白だよ』ってこういう感じで言われると『あぁ・・・』ってなりますよ」
タ「紅白ですよ。歌手だったら目指すでしょう、紅白は。決まった時嬉しかった?」
木「嬉しいって言うよりもNHKに行くときに聞かされたんですよ。『今からどこ行くの?』って言ったら『NHKだよ』って言われて『へ!?』って言ったら『いや紅白に出るから』って、もうこんな感じ(目を見張って固まる振り)ですね」
中「『嘘やろぉ!?』みたいな」
タ「関西弁でなった?(笑)」
中「『嘘やないけぇ?』」
タ「ふっふっふ!落ち着いてるじゃん、今日は」
中「え?」
タ「落ち着いてる。あがってないの?」
中「あがってるんですよぉ」
木「いやこれから出すんですよ、徐々に。これから」
中「いやほんとは落ち着いてる方(かた)なんですよ、僕は」
タ「落ち着いてる方(かた)なの!?」会場笑。木村、手を振って否定。
中「すごいシャイなんですけども画面に出ちゃうと『キャーー!!』ってなっちゃうんですよ」木村、手を振って否定。
タ「違うの?」木村、頷く。
タ「ほんとは違う?」
木「(小声で)全然違う」
中「ふふふ」
タ「(翌年の武道館ライブに対し)1日5回公演っていうのはすごい。朝、何時?1回目は?」
木「学校じゃないですけど9時45分から」
中「1時間目が9時45分から」
タ「そうだよな。5回公演ていうのは5時間ある。学校の授業と・・え、9時・・?」
中、木「9時45分から」
タ「9時45分から何時まで?」
中「ダンダカダンダカダーーー!(時計の針が回る仕草)っていきまして6時45分まで。最後の回が6時45分から」
タ「9時45分からどれくらいあるの?」
中「大体1時間半ぐらいですね」
木「1時間半ぐらいのやつをやって」
タ「そうすると間の休憩は何分あるの?」
木「間の休憩はお客さんの入れ替えの時間だけですね」
中「だから30分から40分」
木「30分から40分ぐらい」
タ「はあ〜〜〜・・。今まで5回公演てやったことないだろ?」
中「史上初ですね、これは」(←94年のお正月には6回やることに、、)
タ「史上初だろ?」
中「ええ。お陰様で」
タ「もつかぁ!?あの激しい動きで?」
木「ははは。いや結構くるんじゃないですか?」
タ「5回!」
中「気合い一発ですよ!そこまで来ちゃったら」
タ「そうだなー。いくら若くても5回・・飛びはね歌って舞台は〜〜・・これすごい。1回通してやったことある?5回っていうのは。ないよなぁ?んなことは」
中「5回はないですね。今年の1月も3回公演やったんですよ、デビュー前に、武道館で。3回でもまだ『うっ』って来る時あるんですよ、3回目ぐらいになるとグラ〜って来る。5回って聞いてね、『働くなー、働くなー、働く、働く』と思ってね」
タ「働くよな、よく。12月もいろいろあるわけだろ?」
木「そうですね、ええ」
タ「31日まであるの?」
木「31日まで」
タ「勿論紅白あって」
木「紅白やって」
タ「翌日が5回?」
木「翌日が朝の5時ぐらいに起きて武道館に行ってリハーサルやって」
タ「それから9時から」
木「本番」
タ「最終回が6時45分で」
木「終わりが9時くらいですね」
タ「っか〜〜!やるね、こりゃ・・・。幾つだっけ?」
木「2人とも19です。19になりました、今年」(←まだ高校生だけどね)
タ「お、19になったの」
中「でもうちのメンバー、14歳がいるんですよ」
タ「14歳がいるの!?」
中「中学3年生、昭和52年生まれですよ」
タ「は〜〜!昭和52年・・・昭和40年代が出てきた時にも感心したんだよ。昭和40年の奴が出てくるかな、と。もう昭和50年が出てきたんだ。52年?」
木「52年。だから僕たちの先輩のトシちゃんとかマッチさんが金八先生に出てることを知らなかったんですよ」
中「その時まだ生まれてないんですもん」会場から「えーー!?」
タ「そうなんだよ!そういう世代が出てきてるんだよ。金八先生は覚えてるよな?」
木「金八先生は見てましたよ。これもん(耳に髪をかける振り)が好きで」会場笑。
木「腐ったミカンとか、そういうの覚えましたね」
タ「それを知らない世代が生まれてきてんだよな。だから凄いんだよ、昭和52年ていうのは。俺が50年にこの世界に入ったんだから、入って2年後に生まれてんだ」中・木、笑
タ「俺が、物心ついた時にテレビに出てるということは恐ろしいよ。大体俺がテレビ入ってみんな『あ、知ってましたよ!あの時出たでしょう、最初に!』っていうのが段々段々さ、物心ついた時にはもう出てたんだからさ。俺がだから物心ついた時にテレビに出てる人っていうのは全部じいさんだもんね」
中「そうですよね、ふふふ」
木「じいさん(笑)」
タ「ていうことはその子達も俺のこと、じいさんて思ってるのかと思うとな。ちょっとゾゾッと・・・(笑うお客さんに)そんな可笑しいことじゃないよ、これは」会場笑。
タ「俺にとっちゃゾゾゾッとするようなことだ。 働くねぇ、しかし!」
木「結構言われるんですよ、周りのスタッフの人とか。『あぁもう、SMAPは若いからぁ、どれだけやってもぉ眠くないでしょ〜!?』とか言われて」
中「『眠ぃのは眠ぃんだ!』」
木「はははは!」
タ「一番眠い時期だよね?」
木「今ちょうど試験中なんですよ」
中「今も試験終わって追試だったんですよね(笑)」
木「今2人とも追試を受けて来たんですけども」(←なんとしても2月には卒業しないといけないので)
タ「学校もあるもんなぁ・・・ 地方なんか行って起こされるでしょう?辛い?」
中「大体6人、ホテルに泊まるとやっぱ寝ないですよね。ワイワイガヤガヤで」
タ「どうやってんの?6人でホテルに泊まると」
中「トランプなり・・・ロビーとかバーーッと走って」
木「凄いですよ」
中「かけっこしたりね」
タ「ロビー走るの?まーだ動き足りないのかね!?」
木「いろんなカードゲームをいろんなファンの子とかにもらって『究極の選択』とかいうゲームかな? それをやったんですよ。そしたら『パンツ一枚で100メートルダッシュをしろ』とかいう課題があるんですよ。そうするとそれを引いた奴は『じゃあ行け!!』とか言ってパンツ一枚でホテルのロビーをブアーーーーっと!(笑)」会場笑。
タ「走ってんの?」
木「『おおー!行った行った!』とか言って」
タ「他の人もいるわけだろう?」
木「いますよ結構」
タ「それは面白いねぇ」
木「一番びっくりしたのはエレベーターホールでファンの子、上がって来ちゃったんですよ。そこにちょうどパンツ一枚のメンバーがいて(笑)」会場笑。
木「バンと開いたらファンの子がこうやっていて、普通だったらファンの子『あーー!!』って感じなんだけど、『あ・・・』(固まる振り)」会場笑。
木「メンバーもメンバーで隠しもしないで『あ・・・』って」
タ「俺達は全裸でホテルの廊下を走って向こうの壁着いて帰ってくるっていう罰ゲームやってたね」中・木、笑
タ「全裸で!パンツも脱がなきゃいけないの、負けた奴がなんかで」
木「それ捕まっちゃいますよね」
タ「人がいない時みはらかってダーッて行って向こうの非常ドアんとこにドンて音たてないと駄目なのよ。だから聞いてるわけ。ドンて音たてて帰ってくる。毎年行ってたんだけどそのゲームやった次の年からそのホテル、断られたね」中・木、笑
タ「もう来てくれるなってことで。他に罰ゲーム、どんなのあるの?他はたいしたことない?」
木「あとは別にたいしたことないですね」
中「ホテル行けば6人でワイワイガヤガヤで、朝まで寝ないでそのままコンサートみたいな。だから武道館の前もそうだと思うんですよ。紅白が終わりましてその勢いでみんな起きてて5回やっちゃうんじゃないかと思うんです」
タ「5時だろ?6時集合?」
中「6時ぐらいですね」
木「5時半ぐらいに入るんじゃないかと」
中「ええ、武道館の方に入りますね」
タ「そうすると紅白終わって『みんなお疲れさーん』あるわな。12時過ぎじゃない。腹減るだろ?飯食う、1時2時だな。そうするともうこれは寝ない方がいいになるね」
中「ワイワイガヤガヤタイムがありますからね」
タ「ワイワイガヤガヤタイムがいろいろ」
木「罰ゲームタイムがあって、それで気付いたら『あ、お風呂入ろうかな』『シャワー浴びようかな』って思ったら『あ、4時半だ』ってなって。『じゃもうあと30分したら出るよ〜』って感じになって『はーい』ってなって、でもう武道館入ったらカーッって(寝る振り)なって(笑)」
タ「徹夜で5回ステージだよ、こりゃ。誰か倒れるんじゃないの?」
木「んー」
タ「まあみんな健康なんだよね。一番弱いっていうのはいないの?」木村、会場笑
中「一番弱いのはですね・・」
タ「これは弱いなこいつはっていうのは」
木「(会場を示し)なんか判ってる人もいるようですよ」
タ「俺見てるけど弱い奴いないよね」
中「(カメラに向かって)吾郎ちゃん?」会場笑。
中「いやいやいや・・」
木「(カメラに手を振りながら)大丈夫かあ?大丈夫かあ?」
タ「ちょっと弱い?」
中「弱いっていうかですね」
木「弱いっていうわけじゃないけどね」
中「ちょーっと細いんですね、ええ」
タ「あ、そう。体力的には大丈夫?」
中「いやでもね、みんな人並み以上の体力はありますけど、やっぱでもちょっと(手を低く掲げて)・・・って感じですね」
タ「この年で面白いだろなあ。舞台やって地方に行って遊んで、おもろいだろう?」
中・木「面白いですね」
中「6人一緒にいるとやっぱね、毎日がクワアーーッ、クワアーーッですよね」
タ「盛り上がる?」
中「盛り上がります」
木「だって静かにしてる時ってないですね。静かにしてる時は寝てる時かご飯食べてる時しか。あと誰かしら喋ってますからね」
タ「そうだろうな」
中「みんなよく・・」
タ「毎日が合宿生活でいるような感じだよね」
中「そうですよね」
木「だから・・」
中「僕と木村が・・」
木「(中居と自分を示し)寝てる時間よりたくさん会ってんですよ、ずっと。家帰って・・で学校一緒なんですよ」
タ「あ、学校一緒なの?」(←都立代々木高校定時制)
木「おんなじクラスの隣の席なんですよ」会場笑。
タ「本当!?へえぇ!ずっと一緒なの?」
中「ずっと一緒ですね。寝る以外一緒ですね」
木「『じゃあ仕事行く?』っつって学校から仕事の方に行って仕事して帰る時まで」
タ「ずっと一緒なの?」
木「だから家にいる以外はずっと一緒だよね今」
中「ずっと一緒ですね」
タ「嫌んならない?」
木「嫌んなるっていうか、それがもうパターンだから」
中「ふふふ」
タ「なんてことない?」
木「うん、だから別に」
中「もう4年間やってますからね。今年デビューする前も4年間ぐらいずっとやってましたからね」
タ「将来どういう風になりたいの?今19なのに」
木「将来ですか。将来っていうか・・・今はSMAPをやってるんだけど、SMAPって今しかできないと思うからそれはやっぱり今をちゃんとやっといて。先は何やりたい、先は何やりたいって先のことばかり考えないでちゃんと梯子を一つ一つ登っていこうかなみたいな感じですね」
タ「誰かバラエティーに来る奴はいないのか?」(←94年に中居と慎吾がいいとものレギュに加わるんですね)
木村が中居を示す。
中「(手で×を作りながら)えぇぇ??」
タ「来たいか?」
中「楽しいですよね。僕、人が喜んでる顔とか好きなんですよね。人が楽しんでるような感じですかね」
タ「人が喜んでてしかも自然に稼げるぞ」
中「ふふふふ・・」
タ「結構営業の仕事もあるしよ」
中「人がなんか言ったことに対して反応してポーンと喜ぶでしょう?たまんないですよね」
木「MCはうまいですよ。コンサートのMCコーナーになると1人でずっと話してますから」
中「踊りとか歌ダメなんですよ、比較的、メンバー中で。だから6人、いろんな部門あるんですよね。喋り係、踊り係、歌係、芝居係。で僕は喋り係。ペラペラペラペラ」
タ「受けること覚えたら病みつきになるだろう?」
中「病みつきになりますね」
木「メンバーの間でも凄いんだよね、今。面白くないこと言うとね、みんなから仲間はずれ」
中「『何今の?』『つまんねー』『あ、ダメ』」
木「移動の車ん中でもギャグ言ってんですよ、みんなで、何かしら」(←この年から専用移動車とマネがつく)
タ「マネージャー疲れるだろうな、しかしこれ」
木「それでマネージャーの人がすっごい内気な人なんですよ」会場笑。
木「ほんとに!喋らないんですよ!」
中「無口なんです(笑)」
木「僕たちとマネージャーさんが同じ車で移動して、僕たち後ろで『ギャーー!!』ってずっとやってるんだけどもマネージャーの人、ずっと・・・(無表情で車の運転の振り)」
タ「内気なの?」
木「で『時間間に合うかな?』って言ったら『あ・・・(軽く頷く振り)』ってそういう人なんで、結構ギャップが凄いですよ」
タ「幾つなの?マネージャーの人は」
木「マネージャーの人、幾つだっけ?」
中「22,3ですよね」会場「ええ〜〜?」
タ「一緒になって冗談言ったりしないの?真面目?」
木「いや真面目」
中「俺が『エイエイ』って言うから『オー』って言おうって。『エイエイ』、『オー・・』(弱々しく)って」
木村、手を叩いて受ける。会場笑。
中「そういう方なんですよ」
タ「かえって面白いかもしれないね」
中「面白いかもしれないですね」
木「初めての人だから『仕事場入ったらちゃんと挨拶した方がいいと思いますよ』とか言って仕事場入ったんですよ。そしたら『・・・あ・・・おはようございま〜〜す』(うわずった声)って」会場笑。
タ「言えないの?」
木「いっぺんに6人がフッとかって見て」
タ「面白いね、かえって。そういう人は満を持して自分もギャグを言わなきゃいけないってギャグを言った時のつまんなさというのはすごい面白いんだよ」
中「結構受けるんですよ。羽目外しますから。滅多に言わないからポツッて言うとまたそれがね、SMAP、バアッて爆発するんですよ。」
タ「うまくそれをキャラクター、自分の特性を生かしゃいいんだよな、マネージャーもね。あ、それじゃ時間ですね」
会場「えーーー!!??」
中「いや嬉しいですね。こうやって『えー!』って言われると。来なかったらどうしようと思ったんですけど」
タ「いろいろ出番待ってる奴がいるのよ。じゃお友達を紹介して」
木「またつながっちゃうんですけど光ゲンジの内海光司君を」
タ「ああーー」
会場「ええーー?」(←微妙な反応?)会場笑。
中・木、机にこける。
タ「何だ今のは?」
電話。
中「今レコーディング中みたいなんですけどもね」
タ「内海、最近面白いんだ」
木「なんかこの中(会場内)、一体してますね」
タ「そう、こないだ出た人はこれ俺の劇団だと思ってた人がいるんだ」
木「なんかね」会場から「中居君」「拓哉君」の声。
タ「俺の発言、全然無視してんだ。いいんだいいんだ」
タ「ここでタモリくー・・・(タモリさーんの声)、そうそうそううまい!!」
木「グー!グー!」
タ「(お客さんに)うまいよ、あんた!」
木「SMAPっていつもこの雰囲気ですよ」
タ「あ、そう」
木「なんか言うとね、いつも」アナが電話を取り次ぎ中
中「内海君、優しいんですよ。同じ番組やってんですけど司会やってんですよ、内海君が」(←アイドル共和国)
木「森脇さんと」
タ「ああ、あのテレ朝の」
木「『あの』です」電話がつながる。
中「もしもし」
内「ナカァイちゃーんだよ?」会場歓声。
中「どうもこんにちは。お久しぶりです」
内「見てたよ今」
中「あ、そうですか」
内「うん」
中「どうもどうもどうも。明日なんですけども大丈夫ですかね、内海くん」
内「いいとも〜〜!!」
タ「早いね」(←中居君がしきってしまった、このころから名MCの頭角を現してるね)
木「もう早い」
中「早いですよ!」
内「早い?」
タ「待ってますので。よろしくお願いします」
内「はい是非、喜んで行かしていただきます」
タ「どうもどうも。じゃ失礼します」
AKINO'S COMMENT:
2TOPファンには垂涎の「91年いいとも2TOP出演」でございました。彼らの話からは当時のかわいい群スマぶりが伺え、5スマファンにも楽しい内容となっています。中居君の、何度となく出てくる「ワイワイガヤガヤ」という言葉は印象的ですし木村君はよく笑ってますね。
木村君の「SMAPって今しかできないと思うから・・」のくだりはタイムスリップして「君達、2007年の今でもSMAPやってるよー!」って言いたくなりました(笑)本人達でさえまだ先が見えなくてそれでも一歩一歩がんばっていった過程が、現在日本一のグループと讃えられている結果につながっているんですよね。
KIM'S COMMENT:
さて正直言って何からコメントしようかと悩んでしまう。ここぞとばかりに2トップ論を展開すると止まらないし、スマップ全体の展望やり始めるとスマの歴史概論から始まるからこれも大変。中居のMC志向と「芸人になりたい病の萌芽」について私が語るのはおこがましい。それだけ美味しいネタですよね、このレポ。切り口が多すぎて。そこで一応ここは吾郎ファン系6スマサイトなので、やはり上二人と吾郎との関係を織り交ぜながら、「吾郎ファンから見た2トップ論序説」にしてしまおうかな。なお他の下3人までからめると本当に終わらなくなるので、今回は上3人に焦点をあてて。
明野さんは中居と木村を「水と油」と例えてらっしゃるけど、スマに関係の深い方達も口をそろえて彼らの性格や仕事に対する姿勢、もうありとあらゆるものについて180度違う(@荒井氏)とか、対極にあると語ります。メンバーでも「上二人の意見がまったく違って困る。でも二人とも正しいと思う」剛ストスマ(01)、しんつよで「上二人が揉めると吾郎ちゃんが涙目で『やめなよ〜』って止めるんだよね。俺たちは『またやってるよー』って見てるんだけど」パワスプ(01)と語っています。
私は、「芸人の中で誰が好きか」との質問に中居が「ビートたけし」、木村が「明石家さんま」と答えたことなど象徴的だなと思いました。だから、スマスマのコントにしても笑いの方向性が違うからいっしょにやれないし、音楽面やライブの構成でも意見があわなくなる。 中居のラジオ(woo yah smap 95)でもリスナーの葉書「中居のライバルは誰か?」に「みんなこれを待ってるかな?」と木村の名前を出しながら、「あんまり(木村が)ライバルと考えたことない。俺がやるラジオと木村がやるラジオは二人の人間性、性格が違うから全然違う。それぞれ俺と木村の人間性が出ればいいと思う。」と本人も語るとおり、私も二人が違いすぎるから、何かを決める時に対立はするし、いっしょに何かを作り出すのは難しいけど、ライバルではないと思う。そしてお互いを尊敬し、スマップの両翼としてその存在の重要性を認めあっていると思います。
やっとデビューできたといっても、まだ二人とも高校生であり、スマップに対する風当たりもとてもきついものだった時代、上二人は「下の子たちに責任がある」と協力してスマをひっぱってきたのです。親にもぶたれたことのない吾郎に手をあげたのもこの二人だけ、もちろん他の子達にも教育的指導はそれぞれ行っています。そしてまだまだ子供ですから、悩み事や将来の夢やスマの未来など語り合うこともあったでしょうし、お互いに殴りあいのケンカをしたり(←92のドラクエの時は有名ですね)、社長やプロデューサーからコテンパンに怒られて、いっしょに泣いたり、どうすればいいか徹夜で相談しあったこともあったことでしょう。
それがスマの人気が出てきて、個人仕事も急増し、お互いの指向性もはっきりしてくるにつれ、だんだんと言葉を交わさなくなったのではないでしょうか。95年の中居ラジオでも「メンバーと話すことは?」と言う質問に、他のメンバーとの話はスラスラ内容がでてくるのに、「木村ねぇ……木村くん……(笑ってごまかす?)木村とはいちばん年上同士だし、たあいのない話はするよね。ジャンルは決まってないけど。なに、話すんだろ?木村と…」。02年の27時間テレビさんまと中居の深夜トークでも中居に「木村と飲みに行けよ〜」と言われ、「木村と何話すんですか?話すことなんかない」と同じことを返してます。また中居本人の言葉を借りると、この二人の関係は、「もう俺たち14年やっててな、『仲がいい』とか『仲悪い』とか、そういうのもうないんだよな」(02年ストスマ)とやや突き放したような言い方もしています。
しかしまったく正反対ゆえに交点がないように思われている一方で、この二人似ているところもあるんです。03年末のスマスマリレートークで、剛も「木村君と中居君は似てるよね」と話しましたが、なぜかカットになってしまいました。どういう点かというと、例えば、ちょっとシンボリックな言葉でいろんな要素が含まれますが、「男であること、男らしさにこだわっていること」「プロ意識」とか。そして二人とも本当は繊細で気遣いさん+照れ屋で小心者(笑)。それゆえに争ったり、傷ついたり、失望することを恐れるあまり、相手に対して期待しない、どっちかというと避けて通ってませんか?(それでもまだ木村はあの0型性格のゆえノリでやれる時もあるのだけど)。
中居のなかには「木村拓哉伝説」があって「俺よりかっこいいやつはいっぱいいるよ。やっぱ顔とか容姿じゃないんだよね。でも、キムタクはかっこいい。あれはかっこいい。」と常日頃から語り、うたばん(99年)でも「木村には常に雲の上の人であってほしいんだよね。だから結婚という俗事とは無縁であってほしい」と訴えるのですが、まあ翌年にああいうことになってしまい、中居の木村伝説はゆらいでしまったのですが。
結局、この二人、人間性や表現の仕方はまったく反対だけど、目指しているところや絶対に守りたいものは同じなんだと思います。だからこそ20年もスマップを続けてこられたのだと。そのことに関して吾郎のことを例に出すとわかりやすいかもしれません。もともと木村と中居については吾郎をネタにすると話がはずむ、いっしょに盛り上がるという傾向があります。それだけ吾郎がいじりやすいし、ネタも多いし、まあ言い換えれば二人の吾郎への甘えでもあり、愛情でもあるんですが。
この二人の違いというのは01年に吾郎が事件をおこして4人でライブをしなければならなくなったときの反応をみても明らかです。木村は「吾郎がいなければライブなんか出来ないと思った」だったのに、中居は「徹夜でコンサートの構成を4人バージョンに変えた」「吾郎がいないほうが面白いっていわれるくらいの気持ちでやる」と話し、吾郎が復帰した時も木村が「俺が一番待ってた!」と大喜び、中居は「心の中で小さな声でよっしゃ!っていう感じ」とまったく正反対でした。こうしてみると木村はもう自分の感情に振り回されて周りが見えてないし、中居は反対に冷たいと思われるくらい冷静。しかし彼らがやったことは結局「吾郎を守る、この機に乗じてスマをつぶそうとする荒波と戦う」ことで一致協力し、スマップをさらに高みにまで引き上げたわけです。私には中居がラジオやライブで言った「吾郎を守らなければ」「俺たちが吾郎を守る!」(←まだ不起訴処分も出てない段階で名前を出して身内を守る発言をしたのはすごい勇気!)という言葉はスマ全員で実践されたと思います。
特に木村は直接吾郎のフォローに周り、中居は吾郎の帰る場所を守ったわけで。木村は休業中は吾郎に会いにいって直接励ましたり、メディアを通して堂々と吾郎の名前を出し(←これは事務所からの禁止事項)、「俺たちは吾郎のことを待っている!」というプロパガンダしていました。これにより世間一般が吾郎を忘れてしまうことを防ぎ、「さっさと復帰させてあげたら」という下地を作り上げることができました。これは木村だから出来たことです。
一方、中居はもちろん母体であるスマップを守ること=吾郎を守ることに繋がる、また吾郎がいなくなったことで周りにかける迷惑を最小限にすることが吾郎への愛情だったわけです。吾郎がいないことでライブがつまらなくてファンに不満がでたり、スマスマの視聴率が落ちたりしたら、吾郎が戻ってきた時に「僕のせいで、、、」とさらに大きな罪悪感にさいなまれるわけです。彼が戻ってきても迷惑をかけたという負い目が大きければ大きいほど、吾郎が将来的にも苦しむわけで、、、そんなところまで考えたのではないでしょうか。
そして吾郎がいなくてもライブが楽しかったと思われるように、木村捨て身の「拓哉ママ」とか、中居の誕生日ライブでは2TOPラブラブ大爆発で会場をおおいに沸かし、外では競うように事あるごとに吾郎の名前を出し、スマスマでも吾郎を思い出させるようなトーク、音楽、演出(ピンクシェフ、「SNAP」のピンクのページ、、、etc)を行うことによって、外部に対するアピールをしてくれたわけです。
復帰の時のトークの木村、中居の見事なコンビネーションは今も記憶に新しいですね。吾郎不在時の木村の心身ともの憔悴ぶりは表に出てましたが、中居はその時はあえて明るく振舞っていました(激ヤセしましたが)。そして「吾郎がいないほうが面白いと言われるくらいに」と公言しながら、後からラジオで「吾郎がいなくてきつかった。ライブでもつまんないんだよ、喋れなくて、、、」とこぼしてます。(←やっぱりこういう素直になれないところが0型になりたいと思うところなのか、、、笑)
これだけの素晴らしい連携プレーができるのも、愛するもの(person/ persons )を守り、高めるためなら協力していくらでも闘うという信念が一致しているからでしょう。 スマの移動の際、木村の指定席は吾郎の隣かどうか知りませんが、少なくとも上二人がいっしょに座ることはめったにありません。でもちゃんとイザという時は、照れくさいとか、うざったい(笑)とかは置いておいて、いっしょに座っています。たとえば振り付けが十分でないのにこれから生ステージがあるといった緊急事態の時。またスマスマでも5スマコントやビストロ、生スマの時など、二人の視線の合図やちょっとした言葉かけで、より面白い連携プレーが計算していたかのように出来てしまう。また森君ラストのスマスマで、泣き崩れる中居を助ける木村も素晴らしかったです。この空気感は凄いですし、よくスマスマに来たお客さんなども後日談として話しますよね。この二人はお互いに尊敬し、信頼し、お互いの力を認めているからこそ、有事の時に驚異的なパートナーシップを発揮するのでしょう。ほんとうに文字通りの2TOPだと思います。まるでこの二人が愛してやまない「クローズzero」の世界です(明野さん、私もトキオ=吾郎ね→詳しいことは明野さんブログ11月1日参照 http://kir-royal.jugem.jp/?page=1 )
この深く結ばれた絆はもう揺ぎないものであるからこそ、普段はもうどんなにファンに絡んでくださいと頼まれても、いまさら照れくさくて出来ないのでしょうか(別居はしてるけど、長年連れ添った夫婦みたいな感覚?)。かといってスマの緊急事態ばっかり頻発しても困るけど(笑)。
長くなっても迷惑なのでこのへんで(かなり書き足りない、、、)。自分でもぬるい分析だと思うけど、徹底的な心理分析って臨床的、学術的なものでないなら、野暮なだけだと思うので、このくらいにしておきます。
ANGEL'S COMMENT:
明野さん、こちらのサイトでは本当に貴重な2TOPのレポどうもありがとうございます。吾郎ファンの中では、2TOPという言葉を知らない方はいらっしゃらないとは思いますが、スマップ内の中居、木村と言えば泣く子も黙る2頭の王です。下のメンバーたちは、それぞれどちらにも尊敬の念を持ち、派閥ができることもなく今でも仲良くスマップがやっていられるのも、この2人が全く違っていてもお互いに尊重しあっているのが分かるからなんだと思います。
Kimさんが、もう語りつくせないぐらい語ってくれていますので(まだ、語り足りないということですので、また機会があれば場所を設けますねw)、私からは分析というほどではないけれど、個人的に思っていることを少しだけ書かせてもらいます。
吾郎に対しては、本当に二人からの接し方は違いますよね。吾郎に関してだけでなく、下のメンバーに対しては、それぞれのやり方で見てきたとは思いますが、吾郎には二人とも大変だったと思います。10代半ばにしても殴られたことがないなんて、男兄弟の中でたくましく育ってきた中居や木村にしては理解しがたく、尚且つ素直なところもあると思えば結構頑固で度々ヒステリーを起こして、シンツヨほどは言うことを聞かない(苦笑) だから、思わず手を出してしまって泣かしては「やりすぎたか・・・」と悩まされ、そうかと思えば中居、木村で喧嘩をすれば「やめてよ、もう」と言って泣かれてしまう。本当にやりにくかったと思います(笑) でも、長年いっしょにやってきた中で、しっかり吾郎に対しての接し方はおのずと決まってきたみたいですね。中居は、ある意味少し突き放したような厳しい愛情を、木村はそれこそいつでも吾郎に対してはストレートですよね。泣く子も黙る2TOP・・・吾郎だけには泣かされてきたようで(笑) これからも、スマップを引っ張っていく二人には、それぞれの信念を貫いてスマップを守っていって欲しいと心から思います。
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