ANGEL REPORT
「chateau de l'ange」の別館(レポ倉庫)です。


→RADIO
1997年の記憶
TOP


ラジオレポ

『STOP THE SMAP』 出典:97年2月〜4月放送分 作成:kim 更新日:09年7月10日




『STOP THE SMAP』 出典:97年2月〜4月放送分  更新日:09年7月10日

97年stop the smapレポ(まったりツヨゴロ編)

35歳(09年)のお誕生日記念に、剛と吾郎のストスマ97年のダイジェストをお送りします。
Kazuyoさんの剛BDメッセージのコメントにも書きましたが、今年の剛復帰のスマスマで話された「長年連れ添った夫婦」エピ、そして6月29日のストスマで剛が喋った「理想の結婚相手」エピなどを聞くにつけ、この二人が普段どんなことを喋っているのか知りたくなった方も多いのではないでしょうか。13年以上いっしょに過ごしている楽屋に隠しカメラをつけ、二人の会話を聞いてみたい方に、この二人のトークレポをお届けします。まったり、なごやか、そしてまだ若い二人のちょっぴり甘酸っぱいトークをお楽しみください。なるべくたくさん紹介したいので、どうでもいい話やグダグダのところは編集しています。またこの二人はものすごくお互いの話に対する相槌が多いのですが、全部を書くとうるさいので省略しました。


97年2月4日 (吾郎・剛)
*二人の共通点とファッショントーク

剛「昨日までゴロちゃん一人でやってたんだよね」
吾「そーうですよ〜〜。もう一人でもいいよ〜」
剛「ごめんねぇ。ゴロちゃぁん、(←甘い!激甘な喋り方)」
吾「伊武さんみたいだ(←吾郎と共演中の伊武雅刀氏のこと。このあと伊武さんのマネをするがまったくわからない)」
剛「誰それ?」
吾「どうぞ(ラジオを進めて)」
剛「やだ!(←カワイイ言い方)アハハ」
吾「笑」
剛「じゃあ進行します。今日はご機嫌ななめなゴロちゃんと草なぎ剛がお送りします。」
ハガキ「ラジオを聞いていて、吾郎ちゃんと剛くんの口癖が似ている。二人とも気づいてないかもしれないけど、話の途中で『うん』とか『あー』とかいった相槌みたいな言い方がそっくり。そこで二人の似ている点について話してほしい」
(このハガキの間中、吾郎は機嫌の悪いふりをしている。そのふてくされた様子の吾郎をあしらうかのように)
剛「ほら、吾郎さん、似てるってよ。ほら、『うーん』って。」

以下二人のファッショントーク、かなり細かいことを喋っているのですが、完レポはかえってわかりにくいので、はしょっています。

吾「うーん、君、なにそれ、B3(←ブランド名?)のジャケット?」
剛「そう、B3.だよね、合ってないかな?」
吾「俺、ダウンジャケットのほうが好きなんだけどね」
剛「俺、嫌いなんだよ。そのへんが違うね」
吾「いや、かっこよくないけどね、ダウンジャケットは。スタイル的に」
剛「合ってない?」
吾「俺は機能重視。今日皮パンだから」(吾郎は当時ピチピチの黒いセクシーな皮パンを履いてました)
剛「それどこの皮パンですか?稲垣さん。」(手でパンツを叩いている音。二人で叩いているのか)
吾「あんまり言いたくない」
剛「言ってよぉ〜」
吾「言いたくない(笑)」
剛「ちっちゃい声で」
吾「(小さな声で)アニエス、、、笑」
剛「(笑)アニエス、昔からじゃん。」
吾「昔のじゃないよ。このジーパンの形が好きなの。しかも2本もってるから。36と38。普段 履けるようにゆるいの。」(←当時体重57キロ、このサイズ大きくない?)
剛「あ、これ古いヤツだ。僕、新しいの買ったのよ。太くなってるの。」
吾「あれおかしいって。太いの。」
剛「俺はいいんだ。脚太いから。」
吾「ふつうのチノパンみたいな形したやつでしょ」
剛「ちょっと立ってみて、ゴロちゃん、ここに」吾郎が立ち上がり、それを鑑賞している様子の剛。
剛「う〜〜昔からの定番のやつですね。アニエスBの皮パンにフットスケープ(笑)。でもゴロちゃんが流行りものの靴履くってどうかなあ、やっぱりごろちゃんは皮靴でないと。」
吾「なんでか教えてあげようか。(うん)ドラマで使ってんだよ。」
剛「じゃあゴロちゃん、(ドラマの)『彼』は私靴なんだ?」
吾「うん、『彼』は全部、私靴。」
剛「あ、そうですか。ゴロちゃんはこのシーン、何を着るって全部把握しているからね」
吾「全シーン、何を着るのかを把握してるのは俺と反町クンぐらいだよ、芸能界で。」
剛「アハハハッ(←大ウケ)、ほんっとに、もう、、、、」
吾「やめて、冗談けしかけるの(笑)」
剛「(MC)できないですよ。僕と。」
吾「誰と?君? 君は僕に合わしてると思ってるけどさあ、僕も君と合わしてると思ってるんだよ」
剛「イヒヒ、、(笑)もう、ゴロちゃん、今日も快調ですね。もう、、」
吾「(ぽつりと)お腹すいちゃった、、」
剛「お腹空いちゃった?(←優しい言い方)あれ似てんじゃん。」
吾「ああ、食事ね?」
剛「食い物とかすごい似てるもんね。」
吾「最近はどう?食に関しては?。」
剛「番組で食べることが多くて、OLくらぶで作って食べてるし、ゴロちゃんは食う?」
吾「食べないと寝られないもんね」
剛「お腹空くと眠れないんだ。そんなとこも同じだね。」
吾「衣食住で言ったら食かな、俺の場合。着るものも住むとこも大切だけど、食欲性欲睡眠欲。食欲が一番大事。」
剛「だから夜、腹減ったら食わないと絶対に寝れない?」
吾「うん、だから夜中にわんこそばとか冷麦とか茹でたりする、(そばをすする音を出しながら)すすっちゃう!ビール飲みながら(笑)」
剛「あ、そっか。ビール嫌いでしょ。ゴロちゃんビール好きじゃないよ。」
吾「君はビール好きでしょ。イメージなんだって知らないけど、お酒に関しては君に言われたくない(笑)。まあいいじゃん、食が、、、食にこだわる。」
剛「おんなじ食べるんなら美味しいほうがいいもんね。」
吾「俺は昔からそう思ってるから。高い安いの問題じゃなくてさあ。美味しいものがいい。美味しいものに少量のお酒。いい気分に、いい仲間!。」(←熱弁ふるってます)
剛「ほほう!(いかにも感心した言い方で)ほんとだね、、、。ほんとうに勘違い野郎で(笑)」
剛「ところで二人で曲を選ぶの、、。あれにしましょ。僕好きなんですよ。「EAO」ゴロちゃんと森クンで歌っています。」(←ひとりで選んでます)
吾「笑」
剛「森クンって言っていいのかな(笑)」

KIM'S COMMENT:
剛も吾郎も「恥ずかしいくらい洋服が好き」な人たちですから、きっとファッションに関するトークなんていつまでも続くんでしょう。現在でも(先月号のポポロ)でも吾郎は「剛君と楽屋で車や洋服の話をしてる」と語っていますから。
どうも剛は自分の脚にちょっとだけコンプレックスがあり、吾郎の美脚やスタイルに憧れがあるように思えます(剛の「ジーパンの旅」でもそんなことを言ってました)。剛が自分が吾郎のファンだと公言したのは、ちょうどこの年だったかな?その時は「ゴロちゃんの顔が好きだ」と語っていたのですが、たぶん吾郎の細い脚やプロポーションもポイントだったんではないかと思います。剛の会話を聞いていても「やっぱりゴロちゃんは皮靴でないと」なんてまるで吾郎ファンみたいですもの。
確かにこの頃の吾郎さんは壮絶なまでに美しかったです(でも私はファンではなかった)。当時の吾郎のドラマ「彼」ですが、これは私もビジュアル萌えとしては吾郎ドラマの中で1、2位を争うくらい好きなドラマで、タイトルバックからして吾郎のセミヌードでしたからねえ、奥さん!。お尻の形がくっきりの黒のレザーパンツがよく似合ってて、ドラマの中で伊武氏が吾郎を見て「あいつ、めちゃくちゃセクシーじゃないか」なんてセリフを言っても全然違和感がなかった頃です。
一方、食に関しては好みが合う二人。吾郎は食にこだわるし、一人で食べるのが嫌な人。剛は「好きな人と美味しいものを食べている時が一番の幸せ」ですから、ライブの後で毎回、二人で食事したり(06年)、剛のBDや、映画や観劇の後にも会食したり(08年)、剛の謹慎中に毎週のように食事を差し入れていっしょに食べたり(09)といった食に関しての二人の数え切れないくらいのエピはとても嬉しいことです。剛も吾郎となら「大人の飲み方ができる」のですから、これからも二人でそういう機会を作っていってほしいです。


97年3月31日 (中居・吾郎・剛)
*男の友情について

剛「(明るい声)どうもこんばんは!今日は、僕ひとりでおおくりします。」
中「おい!おい!おい!ちょっと待ってくれよぉ。暇な連中がいるぜえ!」
吾「(ノリノリ)俺のこと忘れちゃいないか?」
剛「ハハハ、今日は中居君と吾郎ちゃんがスタジオに遊びに来てくれてます! はい、ということで、今日は慎吾君と、も、森クン、あ、森クンじゃないや」
中「何いってんだよ、おめー。慎吾どころか森クンもいねーよ」
剛「慎吾君と木村君は今日は欠席です」
中「(小声で)森くん、元気かな、、、」

剛がハガキを読む「3月は別れの季節。友情は意識しないと長続きしませんか?」(←カミカミ)
中「(剛に)あいかわらず噛むねえ。懐かしいよ。君の噛む姿。この光景もいいねえ。久しぶりに君がハガキを読む姿とかさ。」
吾「久しぶりだね。本気で。でも去年、この3人でラジオやったの覚えてませんか?それが好評だったんですよ。」
中「俺とゴロちゃんじゃなかった?」
吾「いや、ハガキがきたんですよ。この3人がいいということで。そこで俺が編成に電話しまして、、、、社長のほうに電話しまして。(この3人で再びやることになった)。この3人の微妙なバランスがいいということで。この三角関係、四谷三丁目に繰り広げられるトライアングルゾーン。」(←立て板に水のいい調子で喋りまくり)
中「WINやってると違いますねえ(笑)」
吾「そこで(マネに)電話しまして、急遽、3人のスケジュールを空けてくれということで。緊急に今日は3人で生放送、、、」
中「この3人でしゃぶしゃぶ食べに行ったねえ。最近ねえ」
吾「この席順もそうだねえ」
剛「しゃぶしゃぶコンビだね。」
吾「しゃぶしゃぶトリオだろ(笑)」

剛「余談はおいといて、どうですかね『友情は意識しないと長続きしないのか』、どうでしょうね」
中「友情というのは長続きさせるのが肝心なことではないですし。短期間で終わっても友情であって、長いからいいってもんじゃないのでは。よくよく考えてると、、極論でいうとね」(←はしょってますが語ってます)
吾・剛「(圧倒されて)極論!ですか、、、はい、(笑)」
中「(笑)、自分の経験や生きざまを見てみると、、ああ、そういえば昔の学生時代の友達と気がついたらもう10年もつきあってるなあと思うことがあるしね。」
剛「中居クンは離れていてもそういうのは成立しているってことですね。」
中「友情は壊れることなかったりしますからね。恋人同士はさ、男と女の付き合いは終わってしまったりするし、恋愛って始まりがあって終わりがあるけど、友情って終わりがないでしょ。剛君は友情と言われるものありますか?」
剛「僕の場合、1年くらい連絡とらないこともありますからねえ」
中「それって友情って言うのかなあ」
剛「友情! おお、元気かって。すごい友情で迎えてくれたりするし」
中「友情で迎えてくれるってわかんないし、これは言っていいのかわからないけど、、、」と断ってから、先日やった番組「もらい泣きスペシャル」(もともとはサタスマコンビの番組だったのだが、このときは剛が司会をして、どっきり?)の話を一人で始め、剛と中学時代の友達の友情の話をする。剛が反論したりするが、内容がわからないのでカット。

中「吾郎ちゃんは男同士のその、、、(友情?)」
吾「僕は(友達は)大人数はいないんですけどね、でも多少なりとも、いつも遊ぶ仲間とかいないわけではないんですけど。でも考えたことないよね、これが深い友情かとかさ、明日ケンカしたら終わりかもしれないとか、結構その瞬間でというか、あんまり振り返って考えないから。そういうこと。」
中「あの、やっぱり男同士の友情でも恋愛感情がでてきたりとか、、?」
吾「笑」
剛「それはちょっと違う友情じゃ、、、」
中「(ぼそりと)なんかそんなことあったよね」
吾「(小さな声で)そんなことありましたけど」
中「そんなこと言ってたよね」
吾「(友情は)女の子ともあり得ると思うけどな。男と女でも友情が成立したりするけど、、、、どうして笑ってるの?」
中「おまえが笑ってるんじゃないか(笑)、俺はほんとうにあるからね。けど、おまえは」
吾「おれはあるんだけど、、、。皆、信じてくれないから言うのもいやなんだけど(笑)」
中「別に信じないって言ってないのに、おまえが一人で笑ってんじゃんかよ」
剛「はいそういうことで、今日は中居クンとゴロちゃんと3人でおおくりしました」
中「最近剛と多いんだよな」
剛「慎吾が香港に行ってるからだよ」
中「慎吾のかわりってこと?」
剛「完全にそうだって。「もらい泣き」も慎吾、中居のスペシャル番組だし、「春祭」もそうじゃない。慎吾の映画で香港がね、、」
中「まあいいや」

KIM'S COMMENT:
97年頃になるとストスマもせいぜい二人、、、。現在のように完全に一人でやることも珍しくなくなった頃ですが、今回は「あんぽんたんず」がそろってみんな楽しそうです。
当時のスマップを取り巻く環境は、前年に森クンの脱退、そして年末から木村君が独立事務所を設立して脱退の可能性をさんざんマスコミに煽られていた頃。木村君と吾郎も以前のような仲良しムードはまったく見られず、仕事面ではシンツヨ猛プッシュで、みんなそれぞれに大忙し。なんとなくグループ全体が落ち着かない中、中居君がフォローするように、剛や吾郎と飲みにいったり、それぞれの番組に出演するプチ群れスマが多かった印象があります。
この放送を聞いても、中居クンが来てくれて嬉しげな吾郎と剛の様子がわかります。特に中居君が剛のつたないハガキ読みをそれはそれは懐かしそうに話す声が優しくて。中居クンの番組でも剛プッシュがすごかったのは当時のファンならよくご存じのはず。
吾郎ファン的には、聞き逃せない中居発言「男同士の友情から恋愛感情へ」と吾郎の「そんなこともありましたけど、、、」でしょうか。これは98年のストスマシンゴロ特集(1月15日)で慎吾にも指摘されたことでしょうかねえ(笑)。まあ中居君の大好きな吾郎のオカマ・ホモネタはいつものことなので、気にすることでもないんですが。


97年4月14日(吾郎・剛)
*OK!のかかった後は?

剛「(ハガキ)『ドラマの収録などで泣くシーンとかありますよね。監督さんがOK!と言ったあと、どんな雰囲気になるのですか?。』どうですか。ゴロちゃん『彼』なんかすごいね、アブノーマルなシーンもありましたけど、そんなシーンの後はどんな雰囲気に?」
吾「アブノーマル?言葉の使い方が違うと思うんですが、」
剛「なんかすごい、急接近というか、どうなんでしょうか、その人にもよりますかね。やっぱり。」
吾「ああ、した後?『オッケー!』とか言われたあとはちょっと気まずいよね(笑)」
剛「ゴロチャンなんかほら、けっこう(今まで)きわどいシーンが多かったじゃない。その後はどういう雰囲気なのかな?」(←興味津津)
吾「やっぱり優しくエスコートする、相手を。」(←得意気)
剛「なに、どういうふうに?」
吾「『あ、こちらチェックですよ』、、とか」(←オトナぶってる、、、)
剛「ほんとに?!」
吾「うそ(笑)」
剛「なんだよぉ(笑)」
(このあとはお互いに語りますが、一言一言にお互いに相槌が入ります)

吾「そりゃあもうみんなわかってるじゃん。みんなプロなんだし。OKがかかるまでの世界が全てなわけじゃん。だからその後はべつに素のままじゃないの?(うんうん)特に気まずい雰囲気とかないけど。(なるほど)まあちょっと恥ずかしいなと思ったりするけどね。(うんうん)それはみんな人間だからあるじゃん、誰しもさ(うんうんうんうん)。そのまま続けてつぎのシーンに行かないといけないから、カットとかあるじゃん(うん)そのときはテンション落としてしまったら困るからそのままの流れをキープしていくってこともあるんじゃないかな(うんうん)。剛君はどうですか?」
剛「『いいひと』は泣くシーンとか特にないんだけど(う〜ん)、人にも寄ると思うんだけど、ふだんからドラマの世界に入っている人もいるし(と、申しますと?)。個人的に名前は言えないけど、「私は女優よ」って人もいるから、、人ぞれぞれで。吾郎ちゃんが言ったようにカットがかかるまでが世界だから」(とここで二人で女優さん談義になる。要するにいろんなタイプの女優さんがいるからという話。ちょっと悪口っぽいところも可愛いです。お互いに役者として通じあっているかんじが伝わる)
吾「男はもうちょっと武骨なかんじでわかりやすけど。女優さんはいろんな人がいるよね。この人はどういうパターンなのかを見極めることがたいせつなんじゃないかな。」(←ほんとうはもっと語りました)
剛「そういうことです。はい、わかりました。ありがとうございました。今日は吾郎さんに来ていただいて(笑)」
吾「やな感じ。」(ちょっと拗ねた言い方)
剛「そんなことないよ」
吾「やな感じ、、、目の下にクマ作って。朝早いから。」(「いいひと」の撮影している)
剛「そんなことないよ」
吾「もう終わりのかんじにして、、」(←不満気、、)
剛「そんなことあるよ(笑)」

KIM'S COMMENT:
これはなんとなく二人の痴話喧嘩風というか、じゃれあうかんじのおしゃべりが可愛いんです。質問は剛に対して、泣くシーンのあとの気持ちを聞かれているのに、なぜか剛は吾郎にラブシーンの後の気持ちを聞いているところがちょっと剛のこだわりが見えて面白いです。剛は以前も吾郎の濡れ場(「プライベートレッスン」「嘘でもいいから」「東京セックス」)などに興味深々で「吾郎ちゃんはセクシー」と言ってましたから、前からその時の心情などを聞きたかったのかもしれません。やっぱりこういったラブシーンは木村と吾郎の独壇場だし、かといって剛は木村クンには絶対にこんな話をしかけないですね。 さて吾郎は吾郎で剛をバカにして、お兄ちゃんっぽく、大人っぽくしようと頑張りながらも剛に甘えているところがまた可愛いです(要するになんでも可愛いのだ!)


97年4月15日(吾郎・剛)
*『CM話』

剛「さっきさあ、いっしょに来る時さあ、吾郎ちゃん、自分のポスターあったら『俺、俺、俺、俺!』って言ったよね。やっぱり嬉しいんだ(笑)」
吾「(笑)俺って一回言っただけだよ。どうしてそんな大げさに言うの!?」
剛「い〜え、何回も言ってた。俺の肩叩いて、指さして言ったもん」
吾「『あ、俺』って言っただけだよ」
剛「いやそんなもんじゃない」
吾「そんな初めてテレビでた人間じゃないんだから」
剛「いや絶対に言った(笑)」
吾「どうしてそんな大げさに言うの、いやらしいですねえ、草なぎ君(笑)」
剛「シードルのポスター(笑)」(はしょってあるけど、ここは「俺」って何回言ったかでえんえんとじゃれあっています(呆)。)

吾「本題に戻して、、CMね」
剛「(吾郎ちゃん、フジカラー、面白いじゃないですか。」
吾「君好きそうだよね。」
剛「ブルドック」
吾「(自分がやってるのは)フジカラーとニッカのシードルとマンダムルシード」
剛「シードルってすごいうまんだけど、知ってる?」
吾「いや、俺、やってんですけど。」
剛「シードルってほんっとにうまいんだよ」
吾「いや、だいたい果汁の入ってるようなお酒って、ああいうカジュアルな、女の子でも飲めるようなお酒ってこのへんに酸味がたまるじゃん。わかる?」(←出た、吾郎の口癖)
剛「うん、甘いんだよね」
吾「そう、甘いじゃん。あのシードルわね、ほんとにすっきりして飲みごたえあるんだよ。うまいんだよ。」
剛「甘いやつとドライなのがある。(3つあるよ)オレね、甘くないのが一番好き。」
吾「飲んだことある?」
剛「あるよ、吾郎ちゃんCMしてて、あ、吾郎ちゃんCMしてるんだって。俺、好きなんだ。」
吾「あげるよ。なんで今まで欲しいって言わなかったの?」
剛「今日まで忘れてた。言うの。あれ、いいよ、ゴロちゃん。すっごく。」
吾「剛もCMすごいいっぱいやってるじゃん」
剛「ワンダーワッフル、生理用品!吾郎ちゃん買ってください」
吾「俺が買ってどうすんや?」(←へたくそな関西弁)
剛「いや誰か女性の方にあげてくれれば」
吾「誰にあげんの。」
剛「いやわかるじゃないですか、吾郎ちゃん、いっぱい、、、」
吾「なんでみんなそういうこと言うの、最近、」(←プレイボーイキャラにされていることが不満)
剛「いやいやいや(笑)」
吾「まじ、、、ほんとに(みんな)言うんだよ。」
剛「なになになに?」
吾「(女性に対して)真面目じゃん俺。俺にそういうこと言って自分を棚に上げてる?(そんなことない)自分を正当化してる?みんな。」
剛「そんなことないよ」
吾「僕は全然、いたってノーマルなんですけど」(←「ノーマル」の使い方おかしくない?)
剛「そうですね」
吾「生理用品やるって画期的だよね。どうですかそのへん。」
剛「嬉しいですよ。すごい嬉しい」
吾「ぴったりだよね、剛に。思わない? ナプキン、手にしました?」
剛「実験しましたよ。他にもキンチョール、ECC」
吾「僕はお酒のCMがやりたかったから、(シードル)出来て嬉しかったですね。」

KIM'S COMMENT:
ここで剛がしつこくこだわっていた吾郎のポスターは「ニッカシードル」です。吾郎が上半身ヌードで小さな瓶を口にくわえた、かなりエロいCMです(ああ、昔はよかったよ、、、、)。
このCMといい、「彼」といい、この時期は「セクシーで妖艶な吾郎」が売りだったんでしょうか。「フジカラー」も「マンダムルシード」もとても良いCMでこの頃はCMタレントとしての稲垣吾郎の真価がよく発揮されていました(海外でも受賞したCMが多かった)。
剛も「シードル」が好きだったんですね。確か木村君にはケースであげてたから、剛もさっさと言えばもらえたのにね。そのあたりが剛らしいです。

また剛もこのころはCMがたくさんあって、どれも剛の良さをいかした面白いCMが多かったです。傑作なのは生理用品のCMですが、確か「めざしたのは、草なぎ君」というキャッチコピーで剛の優しさをイメージした商品だったはず。今のアリエールなんかにも通じてますね。これを吾郎に買ってねと自然に言えるところがさすが剛(笑)。吾郎なら生理用品買ってもおかしくない(別に誰にあげるというわけでもなく)とファンですら思うのだから、面白いキャラですねえ。


KAZUYO'S COMMENT:
今回は、剛のBDということで97年にツヨゴロが一緒に出演したラジオ『ストスマ』を4本どばっ〜とレポして頂きました。読ませてもらいながら「あぁ、ここ突っこめるなぁ・・・」と思っていたのが、すべてあとでkimさんが書かれていて困ってしまったというね(笑)

こうやって見てみると、吾郎って対剛はものすごい「S」ですよね(笑) それでも、剛が堪えてないし楽しそうなんで嫌な感じはまったく受けないです。だって、どう考えても剛がそれってわざと弄られるようなコメントじゃないかい?と聞きたくなるようなことばかり言ってますよね(笑)? おもしろいことに、ここに中居くんが一人入るだけで、ツヨゴロがまとめて「M」になるところが、この二人が揃いも揃って、臨機応変に「N」になるところでしょうか。(私、なんでレポのコメントでSM論議しているんでしょうか(笑)?) しかし、中居くんの吾郎への質問は、もう慣れたとは言えちょっとドキッとしますよね。中居くんは、あとで自分が困るのに吾郎にこのテの質問をするのが大好きなんですよね(笑) 吾郎も吾郎で否定しないもんだから・・・聞いている側としては、脳内ぐるぐるになっちゃうのよねぇ。「だから、結局どうなの?!」と聞きたくなるのもいつものことです。

美味しいものを食べに行くのが好きというのは、もうこのころから二人の中ではすでに共通してあったことなので、歳を重ねるごとに外食に二人で出る回数が増えたのも、話が合って本当の友人のような関係になっていくのも分かる気がしますね。少しの間、お酒を外で飲むのは世間の目も気になって難しいとは思うけど、私もkimさんが言われるように「吾郎さんとは大人のお酒が楽しめる」とよく言っている剛なので、吾郎からそんな飲み方を教わりつつ、自分なりにお酒とうまく付き合って楽しい時間を作っていってほしいと思います。


このページのTOPへ