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ラジオレポ

『STOP THE SMAP』 出典:95年10月17日放送分 作成:Kim 更新日:06年12月14日




『STOP THE SMAP』 出典:95年10月17日放送分  更新日:06年12月14日

リスナーからの葉書を木村が読む。
木「なぜ?と聞かれても困るんですが、二人がいっしょにいるのがとても好きなんです。二人はドラマ班と言われていますが、私は二人が共演してくれたら嬉しいなと思います。今日は二人共通の話題を話してください。」

木「二人の共通の話題はないですね!」(二人で笑)「ありますか?」
吾「音楽とかも、ロックとか好きじゃん?僕も木村君も。」
木「君はUK(ミュージック)じゃん」
吾「あーそうだけれども。あれやったじゃん、ギター、草なぎ剛君のバックとか、二人でやったり、『インディアンの丘で』のギター、二人でアコースティック」【注1】
木「ああ付き合わされたね、(笑)あれ」
吾「二人で共演してほしいと書いてあるんですけど」吾「うーん」
木「どんな役の設定がいいですかね?じゃあ」
吾「普段できないようなのがいいよね。どうせやるんだったら」
木「服のメーカーのデザイナーと隣のパン屋とか、」
吾「俺、パン屋?」二人で笑ってる。
木「えっ?」(笑)
吾「俺、デザイナー!」
木「吾郎がデザイナーで、俺が熱帯魚屋のお兄ちゃん、ドラゴンフィッシュとか飼ってるような。」
吾「そんなかっこいいんじゃなくて、うふふ、ああ、熱帯魚?」【注2】
木「(熱帯魚を)やってないじゃん」
吾「君もやってないじゃん」
木「俺は住むとこがダメって言われたからやめただけで、おまえは、、、、、」
吾「ぜえったい!そんなことないよ。絶対にそんなことない。熱帯魚飼っちゃダメなんてとこあるう?。」
木「水槽入れないでくださいって言われた。でも君の場合は水槽がいつの間にか緑色になって、見えない状態になっていました!」
吾「そんなあ、木村君だって離す寸前まで汚なかったじゃん。」
木「ばっかあ!俺のビューティよ、超ビューティだったもん。」
吾「うそ!」
木「ほんと」
吾「そうだね、木村君は魚好きだけど、どっちかと言うと釣りとかも好きだから、そういう意味で好きかもしれないけど、俺の場合は飾り物みたいな感じで好きかもしれない」
木「あ、だから信じられないんだよね、生き物を飾りと思う神経。」(このあたり、完全に痴話喧嘩の様相)
吾「いや、でも、飾りだと思ってもちゃんと世話するし、、、」
木「でもお前の水槽緑色で中見えなかったじゃないかよ」(笑)
吾「木村君だって汚い時あったよ。(木:ええっ)でもまあいいじゃん!」
木「あふぁはは、ごまかした!(笑)」(スタッフの笑い声も)
吾「、、、わりかし家の中こるのって俺も木村君もあるんじゃない?」
木「(笑い声で意地悪っぽく)別の話?話題を変えて、、」
吾「うふん、、、嫌い?、、、、」(これ主語は?目的語は?誰?)
木村 ヒャハハハハハ!(大ウケしてますが、かんっぺきに二人の世界でリスナーはなにがなんやら、、、、)
木「でもねえ、つるむのはこの二人が多いよね。」
吾「そうだよ、最初っからそういえばいいんだよ。そんな、、、」(ちょっとスネ気味)
木「(まだ笑ってる)まじで、、まじでプライベートでつるむのはこの二人だよね」
吾「ロフトも付き合ってあげたたじゃん、前」【注3】

木「けっこう、前だよね。ありがとう。」
吾「前は買い物とかもよく行ったよね。」
木「うちの家まだ君しか来てないんだよね。メンバー。」【注4】
吾「でしょう?、俺行きました、木村君ち」木「他のメンバーきてくれないんだよね。」
吾「うん良かった。だけどねえ、居心地良かったよ。だけどねえ、俺行った頃に引っ越ししたてだったじゃん、(木:ああ)なにももの来てなくってさあ、広い部屋なのにさ、ソファとかもなかったから、床のところに座るんだけど、その居場所があ、俺がたまたま座ったところに、木村君が『俺がいつもそこにいるんだ、なぜか。』って言ってたよね。」
木「あれは不思議だった。何にもない、ガランドウのところにさ、あんなにスペースあるのに『なんだこいつ、俺がいつも座る場所に座ってるよ』と思って言ったら、、、、奇遇だね。」
吾「落ち着く場所ね、、。そういうところが(二人)合うのかもしれないね」
木「イエイ!」
吾「イエイ!イテッ!(二人でハイタッチかなにかして、木村が吾郎の頭をどいつたような感じ)(二人で笑)
木「それでは吾郎君と木村君が二人で歌っています『♪天国のかけら』」曲がかかって終わり。


KIM’S COMMENT:
木村と吾郎の二人のパズルトーク。完全にチェックしたわけではありませんが、これ以降は二人だけのラジオはないようです。ちなみに雑誌などの対談も95/ 96年を境に(95年11月に取材されたポポロ96年一月号)を最後に一切ありません。ただ他のメンバー同士(上二人は除く)の二人組の対談やラジオはこれ以降も続いているのですけどね。何が問題なんでしょうか。
やはりこのラジオの中でさえ、二人だけの空間を作ってしまうところが放送に相応しくない(笑)と思われたのでしょうか?
  この短いトークのなかにも突っ込み所が満載です。少しだけ注釈をつけておきます。

【注1】ギター(草なぎ君のバック)とは95年にフジテレビで放映された深夜番組「がんばりましょう」(スマスマの前身のようなもの)の中で音楽のコーナーがあり、剛が「オリジナルスマイル」を歌い、そのバックでキムゴロがギターの伴奏をしたもの。この時は剛ソロでバックにキムゴロのツインギターを従えております(歌もうまかった)。なにげに剛はスマスマでもビバアミのソロの時、キムゴロバックダンサーを従えておりました。

「インディアンの丘で」とは同じく、「がんばりましょう」で吾郎が男闘呼組の名曲「インディアンの丘で」を木村のギターとコーラスで歌ったもの。この時の吾郎の声とヴィジュアルの美しさ、セクシーさを超えるものはまだ見つけられません。木村は吾郎の後ろで皮ジャケにサングラスの長髪。こっちも震えがくるくらい男の色気むんむんです。

【注2】熱帯魚:94年頃からジャニーズの中で熱帯魚を飼うことが流行。94年の6月頃に「木村君の影響で」熱帯魚を飼いはじめた(94 POTATO 9月号)。以前イグアナを飼った時も帰宅したら檻から逃げ出しており、木村君に助けを求めるなど、生き物に関しては木村の関わりが大きい。そういえば現在の猫も木村が犬(ボニータ)を飼い出してから一ヶ月後くらいに買ってきたしね。

【注3】ロフトで買い物したのは94年の夏頃ですね。これは94年のNON-NOの対談で語っているのですが、二人で渋谷を歩いてもちろん周りには「パンダを見るような目で見られた」わけですが、ひるむことなく代官山のテラスでも堂々と食事したという武勇伝(笑)です。全編興味深い内容なんですが、木村の言葉を借りると「俺らってそこらへンのカップルよりも長くつきあってるんだぜ。7年だよ。俺たち結婚してもおかしくないくらいの付き合いしてるのにね」ということを言いたいのでしょうか。この対談はこのラジオの雰囲気とも共通するものがあるので、またそのうちにレポアップしましょうか。

【注4】あくまでも推測の範囲内で語ってしまいますが、木村君がはじめて一人暮らしを始めた部屋のことと思われます。彼は都立代々木高校(定時制)に通うために中野のおばさんの家の屋根裏部屋に住んでいましたが、その後、メンバーの中では一番初めに一人暮らしを始めたのが、時期的にこの部屋かなと推測するのです。木村と吾郎がまだ家具もない部屋で「未来予想図」を描いた場所ですね。この件はいろんなところでご本人達が語っているので、説明不要でしょうが。


ANGEL'S COMMENT:
木村と吾郎のラジオって・・・怖い(笑) 内容もまぁ、非常に興味深いんですが、それより2人でラジオだからって見えないところでどういったアイコンタクトで、どういった理解をし合って、どういった意味が含まれているのか、まったくもって分からないところが「いっ〜〜〜〜!」ってなるんですけど(笑)

テレビ「がんばりましょう」での2人の『インディアンの丘で』は、良かったですよね。吾郎の持ち歌か?と思うぐらい、彼に合ってました。この番組内でNG集の放送のときに、吾郎が歌声が裏返ってしまって、木村くんに「ごめんね」って謝っていたのが、私の密かなツボでございます(笑)


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