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ラジオレポ

『TBSスクランブルスマップ』 出典:94年12月25日放送分 作成:Kim 更新日:06年12月08日




『TBSスクランブルスマップ』 出典:94年12月25日放送分  更新日:06年12月08日

「僕と吾郎ちゃんがお送りするクリスマススペシャル」

先週のラジオで吾郎が遅刻をしてきたことがネタになり、自分でも遅刻に気をつけましょうと言ったのにこの日も遅刻したらしい。その流れから。

木「俺30分前からここで葉書読んでたよ。」(得意げ)
吾「かち〜ん。年の功だからね(笑)」
木「はい、とういうことで、今日はクリスマス、もう町は、東京、表参道はあの、なんですか?豆電球!」
吾「(すかさず)イルミネーションね!うふふ」
木「おう、イルミネーション!(ささやくように)負けたよ〜(笑)、そう豆電球、キラキラしちゃってますけど。ねえ」
吾「ねえ!(笑)」
木「ねえ。あの並木道。」
吾「あ、でたよ〜」
木「うふふふふ」(二人で笑っている。このあたり二人の世界に入っているようで何がおかしいのか全然わからない)

木「ということでクリスマス、町は赤と緑のもうねえ、オンパレードですけれども。」
吾「ねえ、だけど僕らは、、、TBSで、、」
木「なにやってるの、なんで俺と吾郎といるの。」
吾「えっ?」
木「お前、女になれよ。」
吾「、、、なんで、、、それは僕のせりふだ!」(笑)
木「あ、ぐふふっふ(笑)。ということで世界はクリスマス、日本人は騒ぐほどの国民ではないですけど」
吾「まあお祭りですね」
木「まあ世界共通のお祭りというか、イエスキリストが生まれた日」
吾(突然、大声で)「もう今日は、カミングアウトしちゃいましょう!」(また二人で爆笑)
木 くくくっと笑いながら「お、おま、、」なにか木村が言いかけているのだがわかららない。
木「(気分をかえて)ということで今日は木村・吾郎のスクランブルスマップ、よろしく」
吾「スマップの森〜」(というコーナー名)
木「クリスマップ!」吾「なんで僕が森っていうの?」(語尾が上がって甘えたかんじ)笑
木「じゃあいきましょうか」
木「今日はクリスマスとは関係ないんですけど、1994年、今年の二人の10大ニュースをここでカミングアウトしたいと思いますけど。ひょっとしてそのせいで裸に着てきた?ちゃんと下にインナー着てる?」
吾「うふっ(小声)着てるよ。%&$‘&%$%」がさがさ音がする。|
木「なんでつけてないの?、、ビニールから直接出したみたいな、、、あ、下が、、、あ、これでいいや」(吾郎の服を直してやってるような音がするが、二人でこそこそずっとつぶやいていて、わからない。ラジオとしていいのかこんなで)|
木「吾郎君なにかありますか」
吾「10大ニュース?よくあるよね、こういう取材とかでも質問。武道館から始まってNY言ったり、はじめて全国ツアー回ったりさ(木:うーん)。秋から暇でさ、芝居やったり、、舞台やったり(木村の口笛)」
木「アクター稲垣吾郎!」
吾「やっぱり東京大学物語、、、とりあえずさあ、やっぱり個人でやったことって残るじゃん。自慢したくなっちゃうじゃない。スマップの全国ツアーもあるけどさ。」|
木「うんうん、個人でやったことってなんか自分の中で大きい経験だしね(吾:とりあえずね)。結局スマップに反映してくるしね。(吾:そうそうそう)」
吾「いちいち言うことじゃないけど、木村君だってさあ、3ヶ月間のために半年前から髪のばしたりして、役作りに入っていたわけだしさ。」(木:うんうん)
木「そういうことっていちいち言うことじゃない。表に出すことじゃないし」
吾「そういうの語っちゃいけないね。」
木「そう、多くわね。僕達、裏の作業を見せる必要性はなはない。」
吾「うん、それは鋭いね。最近見せすぎだね。テレビ誌とか、番組とか」
木「テレビ誌、うん、番組とかで見せる必要がない。俺らの努力、努力は努力」
吾「うん、努力は誰でもしてるわけだから、それを見せる必要ない」
木「満員電車に乗っているお父さんだって努力してる、でもそれをドキュメンタリーにしちゃあいけない」
吾「うん、裏をみせてはいけない。男だったらね」(意気投合)

二人にとって気になったニュースを話す。いじめとか自殺とか真面目に語ってます。遥洋子さんのお兄さん(学校教員)の話など。長いので割愛。木村の熱い語りにずっと相槌を打つ吾郎。
吾「政治家の方とか、教員の方とかね、しょって立つんだったらね、、、」
木「ある程度人動かせる人間、人の上に建つ人間はその発言や行動に責任をもってほしいよね。」
吾「今年は残酷なニュースが多かったね」
木「今年はいいニュース挙げられる?」
吾「うーーん、ちょっと今年はね、、、。グループとしてはいい年だったけどね。木村君はいろいろあったね。」
木「俺はいろいろ騒がせたからね」
吾「木村君にとっては転機だったんじゃない?」
木「うん、自分には素直に生きれたんじゃないかな」
吾「うん」
吾「前半はそんなに、、ク゛ループ活動多かったね、慎吾や中居君がたちがいいともはじめたり、木村君や僕はドラマに出たり、一人で歩いてててもスマップじゃなくてさ」
木「稲垣吾郎だ!とか」
吾「うん、中居だ、草なぎだ、森だ木村だ慎吾だと個人名で呼ばれるようになったわりには、あえて前半は個人で活動しなかったね」
木「そうだね。来年はどうなるかわからない、、(うん)年をとっていくし、時間がたてば成長していってるだろうし、、、、学生だった子が就職したり、付き合っていた者がある日ひとつの家庭を持ったり、、命あるものが死んでいくとか、いろんなことがあってそんななかで充実した生活が送れればいいと思うし」
吾「スマップも充実した年でしたから、来年は、、あと残っているのは紅白ですか?そして来年のコンサート」
木「今リハーサルやってますが、1月1日からのコンサート、、、」
吾「わかんないねえ。」
木「来年の今頃はなにやってるのか、自分がどういう状態なのか全然わかりません」
吾「うんうん、ほんとうにわからないよね」
木「でもガソリン切れてないし、まだエンジンも調子いいし、走り抜けられそう」
吾「しょうがないよね、グループでもやっているし、個人活動もあるし、ちょうど今慎吾、中居君のドラマやるし」
木「一月から中居のドラマ、慎吾は月9ですよ。中山美穂さんと盛り上げてくれるし。」
吾「剛もねえ、」
木「剛もそう時代劇に出演、、。」
吾「じゃあ、僕はどっかに充電しに行こうかな?」
木「いこっか!」
吾「ちょうどせっかく充電期間として、、」木「うん!」
木「あ、そういう時は一人でいきたいと思う?誰かと行きたいと思う?」(ぼそぼそになって聞こえにくい)
吾「、、、とりあえず一人でね、、、。」(なんだこの含みのある言い方は?)
木「%&$#」(聞き取れない)
吾「(話題を替えるかのように)まあそのように仕事もしつつ、充実した日々を送って。プライベートが充実しないと。それが基本だよね。」
木「それが基本、プライベートが充実しないと仕事は充実しない」
吾「うん、僕たちそんな感じで自分を磨いていきましょう。」
木「そんな感じで、、。たぶん僕達は結果オーライじゃないですか?(笑)」
吾「それってたぶんオーライってことでしょ?」
木「今の気分にぴったりの曲あるでしょ?」
吾「(わざとひっぱる)あったっけ?そんなの」
木「ありますよ〜!」
吾「がんばりましょう?」
木「ばかだな!」
吾「あ、わかった、ふうふう?(笑)」
木「殺すぞ(笑)」(出たーー!!木村の「殺・す・ぞ」)
吾、木「(新曲紹介して)たぶんオーライ!!」曲かかる

吾「今日は一年間ふりかえって、来年の抱負なんかも。あと政治のことなんかも」
木「今日は真面目じゃない。今日はいい日」
吾「僕と木村君とでラジオやるの久しぶりじゃないですか?。」
木「久しぶりって言うよりこの二人でやるのはじめてじゃない?」
吾「この番組ではそうだよね。木村君がいなくて、『まったくもう』とかを中居君と二人でやったことあったけど。二人では初めてだから新鮮なラジオをお届けできたと思います。」

木「そうだね、今日は町はクリスマス」
吾「うん、忘れてた。」
木「それではここで僕木村拓哉そして稲垣吾郎君から皆さんにお勧めのクリスマスソングを。」
ここで二人でクリスマスの定番ソングを挙げ、年々増えてきているという話になり、
木「それはやっぱりクリスマスが世界中のお祭りであり、みんなのハートに共通のものだからと思うんだけど。まあそういったなかで、どんな曲を紹介しましょうか。吾郎くん?」
吾「じゃあ、ラジオなんであんまりクリスマスソングとしてにあんまりかけられないような曲ですが、『戦場のメリークリスマ』のテーマを。」
木「え、『ハッピイクリスマス』をかけないんですか?(吾郎がなぜか受けて笑うので何を言ってるのか聞こえない)ジョンレノンの、、パッピイ?(笑)」
吾「それはまあありきたりなんで、ピアノで攻めてみたいと思います。」♪曲が流れる
吾郎は戦メリの説明をする。二人で曲を聴きながら、、
木「オルゴールとかにもなってるけど、こうやって聞くと新鮮な曲だよ。」
吾「映画でも、、」
木「なごみますね」
吾「うん、、、」
木「クリスマスというと赤いリボンに包まれたプレゼントだったりとか、うん、ねえ、機械に飾られた木々であったり、粉雪だったりとか、あの、カップルのそれぞれの口から出る白い息だったりとか、いろいろありますが、一番ぱっと出てくるイメージはなんですか?吾郎君」
吾「やっぱりサンタとかトナカイとか小さい頃の印象って強いじゃん。」
木「チューブは夏の風物詩とかそういうイメージの人っているじゃん、でもサンタくらいワンシーズンの人いないよね(笑)」
吾「うん、彦星とか」木村ぐふっとウケている。
吾「うん、(クリスマスも)一日だから、それだからいいんじゃないですか?」
木「サンタって知ってますか?聖なる人なんだよね。サンタマリアとか、、聖なる人は世界各国の人に夢を運んでくれるというクリスマスなんですけど。」
吾「サンタクロースってね、全国にいっぱいいるね」木村ヒューと口笛
木「二人肩を並べて町を歩いている人達なんかね、それぞれの隣にいる人がサンタクロースですね、(吾:うん)お互いの。二人だけの空間かもしれないけど」
吾「そういう意味をこめてサンタクロースっていいよね。やっぱり一年に一度の。」
木「お互いのサンタクロース、みんなも誰かを見つけてほしい。自分もラジオ聞いてるみんなもサンタになれたらいいな。このあと、じゃあいぶし銀の曲を。僕からイーグルスで『二人だけのクリスマス』」
吾「知らなかった、この曲」このあとしばらく、完全に二人だけでイーグルスの話をしている。(そんなん二人の時にすれば、、。リスナーはほったらかし)
木「僕この曲好きなんですよ」
吾「いいねえ」
木「まあ今日はクリスマスの光の雑踏の中で、番組をお送りしましたけれど、でもいいと思うよ。みんながクリスマスの話題で盛り上がっているのに、俺らはまじめにいじめの話したり。。」吾「うん」(笑)
吾「聞いてる人なんだ?と思うね」(ほんとに思ったよ、君たちの二人だけの世界に)
木「それではまた、素敵な夜を」
木・吾「メリークリスマス!」
 

KIM'S COMMENT:
はあ〜〜疲れた〜。この二人、まだラジオに慣れてないのか、ディレクターの指導がないのか、二人でいっしょに喋るもんだから聞き取りづらいのなんのって、レポ泣かせです。しかも、ここには書ききれてないけど、お互いのうんうんといった相槌がすごい多いんです。

また昔から変わりませんが、すぐに二人の世界を作ってしまうので、リスナーは置いてけぼり(笑)。そして日本一のポエマーとロマンチストがお互いの言葉に酔いながら喋るもんだから、、、、わかりづらいこと極まりないです。そこで文章はわかりやすいように少し編集しています。しかも吾郎は風邪をひいて鼻声、時々咳までしているので、聞き取りミスなどあると思いますがご了承ください。

それにしても「なんでせっかくのクリスマスをこの二人なんだ」と毒づきながらも、なぜかとても楽しそうな二人でした。クリスマスについての木村の乙女な話をうんうんと喜んで聞いている吾郎もかわいいです。個人的には「来年二人でどこかに充電に行きたい!」と尻尾をぶんぶん振っているような木村と「とりあえず一人で」とぼそぼそ言う吾郎のくだりがツボでした。

冒頭に出てくる表参道のクリスマスイルミネーションは特に吾郎にとっては非常に思いいれがあるのか、その後も彼のクリスマスの思い出としてインタなどにしばしば出てきます。何年か前にそのイルミネーションが撤去される際も嘆いていました。合宿所に入って多感な青春の4年間、見つめ続けてきた風景だからでしょうか。

ところでキムゴロ二人だけのラジオって確かに私がもっているテープの中ではこれと95年10月17日のストスマしかありません。他は木村と吾郎がいてもお目付け役(笑)のように必ず中居(ごくまれに慎吾)がセットになっています。他のメンバーとの二人組というのはかなりの量があるので、この二人だけのラジオは希少価値かもしれませんね。


ANGEL'S COMMENT:
いやぁ、楽しいレポありがとうございます(笑)
まったくもって、ラジオで2人の世界を作るキムゴロさんたちには脱帽としか言いようがないですが・・・(そりゃあ、某番組ではカットされるシーンも多いだろうと思いましたよw) お願いだから、中途半端に会話を2人だけで理解して止めるのだけはやめてほしいですなぁ。 むちゃくちゃ気になりますよ(笑)!

なんせ、冒頭から・・・木「お前、女になれよ。」ですからね(爆) もう、これだけで脳内ぐるぐるですわ、私は。


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