ＡＮＧＥＬ ＲＥＰＯＲＴ
「chateau de l'ange」の別館（レポ倉庫）です。
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1994年の記憶
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雑誌・新聞レポ
『non-no』
出典：94年10月号 作成：kahoru 更新日：07年3月11日
『ポポロ』
出典：94年9月号 作成：kahoru 更新日：09年3月15日
NEW
『Johnny’s Magazine Vol.14』
出典：94年7月20日号 作成：ミニラ 更新日：07年3月26日
『Duet』
出典：94年4月号 作成：kahoru 更新日：07年3月18日
『Johnny’s Magazine Vol.12』
出典：94年1月20日号 作成：ミニラ 更新日：07年3月4日
『non-no』
出典：94年10月号 更新日：07年3月11日
94年のおそらく10月号(記憶されている方がいればご教示ください）雑誌「non-no」に掲載された記事です。「東京大学物語」をやっている頃の吾郎君です。木村君は「若者のすべて」です。そのせいか、とてもワイルドな感じです。対照的に吾郎君はチョッとすかしていて柔らかい表情をしています。お揃いの白いタートルネックを着た２２歳と２１歳の２人のバストショットは、とてつもなく美しいです。
木： 吾郎ってさぁ、まだ全然見えるよね、高校生に。写真見てビビッたよ。この前（「嘘でもいいから」）は農林水産省勤務の公務員で、今回、学生でしょ？幅広いよね。
吾： 本人は気にしてるんですよ（笑）。学生役はもう最後だね、たぶん。木村君は？木村君だって、今からできそうじゃん。
木： あと１回。やってみたい。（笑）
吾： 記念にね。（笑）
吾： 木村君のTVスポットでさ、たばこ投げて、街歩いてるやつ見て、何か、「タクシー・ドライバー」を思い出したの。ロバート．デ・ニーロが歩く有名なシーン。それをねらってるのかなと思ったんだけど・・・・・・。
木： うれしい！今までオレ、ＳＭＡＰとしか言われなかったのに、うれしいね。ああいう「カッコつけて」という感じだから？ＳＭＡＰって言われちゃうの？
木： よくさぁ、ドラマの現場で、「あしたはＳＭＡＰ？」とか言われるの。オレらとしては全然区別してないんだけど。
吾： 泣いてもらうか、笑ってもらうか。気持ちを動かすという意味ではおなじだよね。でもドラマをずっとやってて、久しぶりにグループのとこへ行くと、けっこう入りづらい時ってない？本人は、みんなが避けてるのかなとおもったりするんだけど、じつは自分が外の空気を持ってきてるという。
木： それはあるね。
吾： だから、ちょっと１週間とか、１０日ぐらい会わないと、細かく変化が分かるよね。で、また一緒にいると、分からなくなって。
木： 分からなくなったら、つらいぜー。マンネリ。最低。
吾： やっぱりツアーとか、そういう１つの仕事をずっとやっていて、ペースをつかんじゃうと、やばい方向に行っちゃうからね。
木： お互いの存在が煙くなるの。
吾： 新鮮じゃないとだめだよね、やっぱり。
木： だってオレらって、そこら辺のカップルより長くつき合ってるんだぜ。７年だよ。オレたちが結婚してもいいぐらいのつきあいしてるのにね。
吾: （笑）。つき合って結婚して、子供もいるのに、７年たってない人もいるよね（笑）。でも、今いいペースなんじゃない？仕事。ツアー終わって、秋からはバラバラになって。
- お互い、最初に会った時の印象って覚えてます？
吾： ラーメン屋じゃなかったっけ？ぼくはね、すごいお兄さんに感じた。
木： ぶってただけだよ。
吾： カーキ色のＭＡＩ（というジャンパー）を着てて（笑）。なんか洋服って覚えてるよね。
木： おまえはウッドボタンのダッフルコート（笑）。ポッシュボーイの帽子かぶってた。存在感あったよ。正直言って、いま、ＳＭＡＰにいるヤツって、やっぱり目立ってた。
- そこからＳＭＡＰになるというのは、例えば部活動で選手になれるかどうか、みたいな気持ちですか？
吾： 違うよ。もっとナチュラルだよ。
木： だってそのころは、この世界でやっていこうなんて意識ないでしょう。まさかねー、「そこのカルピス取って」「ありがとう」という仲が、今では「撮りどう？」「そっち進んでる？」とか会話してるわけ。ませたよねー。
- ２人の性格で似てるなぁって思う点は？
木： ７年つき合ったヤツにしか、言いたくないな（笑）。・・・・・・お互いに生き物が好きだってところはあるね。
吾： 今ねぇ、猫を飼いたいなと思ってて。熱帯魚はいるんだけどね。
木： でもオレらの仕事って、かまってあげられないから、性格悪くなるよ、絶対。
吾： 猫も？犬は実家で飼ってたから分かるけど。やっぱり猫でもかわいそうか。
- 今度、猫にしたいのはなぜですか。
吾： なんとなく魅力を感じるだけ。女っぽいじゃん、猫って。今日たまたま取材で猫を使ってね、スキンシップというか、触ってたら、手がヒューって伸びてきて、オレ、ぞくっときちゃったの。
木： 猫に感じたの？（笑）
吾： やばいよね（笑）。ちょっと感じちゃったんですよ（笑）。でもさ、生き物に対する愛は、木村君のほうがあるかもしれない。オレはどうも形で見ちゃったりするんだよね。例えば熱帯魚だったら、岩をこうやって置いて砂をこうやって置くと、うん、見た目きれいだからいいかなと思うけど、木村君は、こうしたほうが魚が住みやすいとか、ちゃんと考えてる。動物飼うんだったら、愛がないとだめだね。オレ、けっこう失格かもしれない。
- 最近、２人で一緒に何かしました？
吾： ツアー前だけど、映画見に行ったよね。「リトル・ブッダ」。それで受付の女の子の態度が悪くて、木村君、怒ってたんだよね。（笑）
木： 券はあるのに、もう入れませんって言うんだよ。「だって、今オレの前のおっちゃん買ったじゃねえかよ」ってケンカして。
吾： でも席あいてたんだよ、入ったら。「ほとんど立ち見ですよ」って、あいまいな意見を言うからさぁ。でも端っことかあいてたのよ。ウソつかれたな、まんまと。（笑）でも２人で「リトル・ブッダ」っていうのがおかしいよね。
木： ２人で「ライオン・キング」よりはいいだろう。（笑）
吾： あと、ロフトに行ったじゃない。
木： 歩いたねぇ、渋谷を。
吾： ちょっとした買い物があって、ぼくがつき合っただけだけど。あれは気づかれるよね（笑）。１人だとそうでもないんだけど。
木： みんなパンダを見るような目をして。
- ちなみに何を買いに行ったんですか？
木： 言わねぇ。
吾： ロフトに売ってるものなんだよ、だから。１階だね、しかも。いや、２階か３階かな？（笑）。その後に代官山で、ごはんを食べたんだよね。テラスで。（笑）
- テラスで２人で食べたの？
木： 悪いの？えーテラスで？男２人で？って（笑）。悪いの？
- （笑）。いや、目だつなと思って。カッコいいなと思ったんですよ。
吾： テラスに座りたかったんだよ。なんでかというと、プライベートでは、変な話、女の子と行って堂々とテラスでごはん食べられないでしょう、友達同士でも。でも２人いちゃえば、どうせ気づかれるんだから、派手なところで食べたいなと（笑）。晴れてたし。
木： 気持ちいいじゃん。
吾： テラスで、ああ、気持ちいいなと思って、通る人なんかを見て。
木： 何かさー、イヤになってくるんだよ。人目を避けて行動してるのが。バカじゃねぇの？とか思えてきて。何を遠慮することがあるわけ？と２人で思って。
吾： はじめ奥のテーブルに行ったんだよね。
木： でも日も当たってるし、あそこで食おうよって。で、外で食って。
吾： それだけ。あれは、なんかよかった。
- ２人は趣味が似てますよね。ニューヨークでも、買い物に行くより、一緒に美術館へ行ったりしたんですよね？
吾： というか、海外行ったら、見たいじゃない。地面の色とか信号機とか。
木： 視点が一緒だよな。あの教会、よかったじゃん。セント・パトリック・チャーチ。
吾： たまたま、なんだこれ？というノリで、ほんとは夜入っちゃダメなんだけど、入ってみたら、感動！言葉出なかったもの。普通の教会なんだけど、天井が高くて、すごくでかくて。そういう建築ってないじゃん。日本だと。で、祈っている人が３人ぐらいいたの。
木： よく映画やドラマで、教会で祈っている人間とか見るけど、本物見たのはじめてだから。本当に祈ってるんだよな（笑）。向こうで見るミュージカルよりよかったよ。セントラルパークで遊んでいる親子とか、地下鉄とか、そういうのを見るほうがよかった。
ANGEL'S COMMENT:
雑誌の記事のレポというのは、ラジオレポとの大変さとまた違う苦労がありまして(汗）そのまま掲載できないので上手く編集しなければいけないんですね。ところが、このkahoruさんから頂いた記事の２人の会話が楽しくて、どこを削って編集すればいいのか悩みました(苦笑）非常に贅沢な悩みなんですが。
ということで、ほぼ大半はそのままになってしまいましたね。だって、どうしても皆さんに読んでほしかったんですよ。よくテレビで最近話していることも当時からこうやって雑誌のインタビューで答えてる２人がいたことがよくわかります。そして、プラベでもとても仲が良いお２人が垣間見れます。昔、グラビア撮影のあと、スタッフからお弁当が出たときに、キムゴロさんだけ２人で屋上に行って一緒にご飯を食べたとかも聞いたことがありますが、スマップというのは事務所が決めたグループ分けとは言えども、なかなかお互い固い絆で結ばれているのが２人の言葉の端々に伺えますよね。
そんな彼らもすでに15年一緒にやってトップスターです。７年で他人には言いたくなかったことがあったのなら、きっと今ならもっと言いたくないことがあるんでしょうね(笑)
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『ポポロ』
出典：94年9月号 更新日：09年3月15日
【僕たちの帰る家はいつもドアが開いている】
- グループでいると、お互いに励みになったり、カバーしあえたり、いろんなメリットがあると思うけど、SMAPでいることの１番いいところは？
木村 「今やってること全部だよ。今度のステージも６人いないとできないし、個人の活動だって、SMAPでいたからこそできてるわけだしね。」
中居 「ひとりだったら、失敗しても帰ってくるとこがないもんね。」
森 「SMAPは僕らの家みたいなとこじゃないかな。ひとりの時はちゃんとやるし、そうじゃないとダメなんだけど、SMAPがあると思うと精神的に楽だよね。」
木村 「そう。カギが掛かってなくて、何時でもドアの開いている家。誰でも外に出た時にはカギをなくさないようにするじゃない。だからひとりの時は責任持って自分の分は保管するし、いつでも帰ってこれると思うからよけいひとりでやれるんじゃないかな。」
【最初は５人だったけど合いカギ作っちゃった】
- ６人になってからは、もう７年でしょう。
森 「いや、実は吾郎ちゃんがねぇ・・・・・・。」
吾郎 「言われると思った。」
慎吾 「最初は１２人でスケートボーイズという名前だったけど、その中から何人かずつのグループを作られて、最終的には５人になったの。その時、吾郎君はいなかった。」
- ホント！？
剛 「ほんと、ほんと。」
中居 「だって昔の雑誌を見ると、吾郎だけ写ってないんだもん。」
吾郎 「５人も６人もわかんないじゃない。だから僕、まぎれちゃったの（笑）」
木村 「そういうとこがSMAPのメリットだよ。本当はカギは５つだけ渡されたんだけど（笑）」
吾郎 「勝手に合いカギ作ったの(笑）」
木村 「ひとりがガチャっとドアを開けて閉めようと思ったら、吾郎が隙間からふっと入っちゃった。」
吾郎 「５人の頃は、大きい４人が並んで、まだ小学生の慎吾を抱っこしてる写真とかあったよね。」
木村 「あの頃は踊りもそろってた（笑）」
吾郎 「僕、ひとりだったら何やってたんだろう。」
中居 「TOKIOでギター弾いてたかもな（笑）。でも、吾郎がSMAPに入るのは運命だったんだよ。だって今となっては、吾郎のいないSMAPってかんがえられないもん。大切なキャラクターだよ。」
吾郎 「まあ、これもひとつの偶然だから。」
木村 「今思い出すと笑える事実はね、昔、スケートボーイズの１２人でトンボ学生服のCMをやった時のポスターを見ると、SMAPって１カ所に固まってるの。」
中居 「思い出すなぁ、このスタジオだったね。」
吾郎 「その時も、固まりの中には僕はいなかった（笑）。でもね、一緒になってからはみんな優しかったよ。僕は慎吾と同じくらいすごく小さかったし。」
慎吾 「僕はまだ人形持ってたもん。」
森 「慎吾はリュックサックにぬいぐるみを入れて連れて来てたからね。」
中居 「よく怒られたよな。ほら、光GENJIのバックで踊ってた時。」
慎吾 「諸星君の歌の時に、みんなブレイクして止まらなきゃいけなかったのね。で、ステージ上の全員が止まってるのに、吾郎君だけ真っ正面向いてファンの子に向かって両手を大きく振ってた。」
中居 「しかもなぜか吾郎だけスポットライトを浴びて（笑）」
吾郎 「あの時は、５回連続でまちがえちゃった。最初にテレビのスタジオでスケボーをやった時も、「スーパージョッキー」のステージから落ちちゃったし。」
剛 「スケボーに関しては、みんな苦労してたよね。」
吾郎 「光GENJIのステージに出てスケボーやった時も、裸足で踊ってる誰かの足をグリッと轢いたことがある。」
木村 「俺も。大沢君の足、轢いたことがある。」
森 「昔の話って、おっかしいよね。」
剛 「僕は森君に、駅のホームでバック転させられたことがある。」
森 「そうそう、剛はいつもレッスン場でガン飛ばしてて、すごい気合い入ってるから年上だと思ってたのね。で、後で聞いたら年下で、家が同じ方向だったから一緒に帰るようになって、その時に「バク転してみろよ」って言ったんだよね。」
剛 「でも失敗して頭から落ちたの（笑）」
中居 「剛はいっつもバク転させられてたな。事務所にもうひとり剛という子がいたから、こいつはチビ剛って呼ばれてた。」
木村 「俺はジュニアのみんなに、飛び込み前転させられたことがある。」
吾郎 「ウチは体育会系だからね。でも、それがいいんじゃないかな。」
慎吾 「レッスンが終わってから飲み物を取りに行く時は大変だった。だってすごい人数なんだもん。」
木村 「狙ってたヤツを取れた時はうれしかったな。」
慎吾 「ジュース一本に必死だった（笑）」
KAZUYO'S COMMENT:
この「ポポロ」の記事は、初の全国ツアー『SEXY SIX SHOW』が始まる前のインタビューで、ライブ関係以外の部分をレポして頂いたものです。
まぁ、昔から同じネタばかり話す人たちだったんですねぇ(笑) なんぼほど、吾郎ネタが好きなんだよ、あんたたちは(笑) そして、毎回話すたびに新鮮に笑えるスマップさんたちが不思議でならないのですが、そのときの絵を思い出しちゃうんでしょうねぇ。
今年（09年）のテレ朝50周年番組『SMAPのがんばりましょうっ！』で、吾郎が最初スマップにいなかった？！疑惑は、ジャニーズ事務所の社長自らのコメントにより、「吾郎は、紛れもなく最初からスマップの一員です」ということが明らかになりました(笑) このインタビューの受け答えを見ていても、吾郎を含め全員本当にわからなくなっていたんでしょうねぇ(笑) 特筆すべき点は、あれだけ一番ネタにして笑っていた中居くんが、実は一番吾郎はスマップには必要と言ってくれていることですね。
そして、ネタだけでなく、スマップ全員の考えは本当にブレていない。このインタビューは、今からすでに15年も前のことなのに、スマップに関しての答えは今とまったく変わらないんですよね。アイドルだから適当にその場限りの受け答えをしているわけでなく、彼らがずっとスマップのことは真剣に考えていることが伺えて嬉しくなりました。
彼らはこれからもずっと個人のお仕事もこなしながら、鍵を開けて「SMAP」という家に帰ってくるんでしょうね。そして、きっと森くんも合鍵のひとつを今でも持っているんじゃないかと思うと嬉しくなります。
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『Johnny’s Magazine Vol.14』
出典：94年7月20日号 更新日：07年3月26日
メイン企画「２００４年へタイムスリップ〜１０年後のジャニーズを予想〜」
サブ企画「ジャニーズに入れる条件とは」
稲垣吾郎：
-１０年後のジャニーズは？
自分の年齢からすると"１０年後からスタート�爐辰憧兇犬如�近すぎて想像できない。だいたい、１０日後のこともわかんないくらいだから（笑）。たぶん、今までと同じように、その時にやりたいことをやってると思うけど、２１世紀に入ると一気にいろんなことが変わりそうな気がするよ。きっと変わってないと思うのは、このヤセ型の体形と理屈っぽい性格かな。でも、うちのメンバーは１０年後もこの世界にいるだろうね。みんながサラリーマンやってるところ想像できない。それに結婚もしてなさそう。
エッ、映画監督をやる？いいね、そういう話があったら！（「監督！俺、出させてください。お願いします。」と突然木村くんが参加）。いやいや、こちらこそ。木村くんが撮るときは俺をよろしく（笑）。
あとは、もし行けるなら、インドを旅してドキュメンタリーを撮るのもいいかな。大勢でいるのはイヤだけど、合宿所でずっと同じ部屋だった（城島）茂くんとなら2人旅してお互いを撮り合ってもいい。普通は“ハリウッドに進出！”とかなのに、俺と茂くんは"インドに進出！”けっこういいでしょ？（笑）。でも、茂くんってインドに行くと溶け込んじゃいそう（笑）。まぁ、カッコよく言えば１０年後も表現者として何かをやっていたい。
-ジャニーズに入れる条件
俺は無理して作んなかったし、自分の気持ちに嘘をつかなかった。"オーディションだ！”って気張っちゃうと落ちちゃうんじゃない？誰でもはじめはパーフェクトじゃないんだから、自分を正直に出すことじゃない？
＊他メンのコメントも一部抜粋
中居正広：
-１０年後のジャニーズは？
やっぱりしゃべって喰ってる。日頃はコメディアンで、1年に１本ドラマをやるってペースかな。木村と吾郎は役者。剛はミュージカルダンサーで、森は歌をやりながら好きなF３でも活躍してるんじゃないの？慎吾？あいつは適当に生きてるよ(笑）。
-ジャニーズに入れる条件
運、前向きな姿勢、人混みのなかでも光るものをもってること。感受性と表現力と喜怒哀楽をパッと顔に出せること。
木村拓哉：
-１０年後のジャニーズは？
事務所はあると思うけど、今いるタレントがまだ芸能界にいるとは限らない。他に意外な才能が発見されるかも。俺だって画家になってるかもしれないし。いや、画家は慎吾だな。あいつの絵の才能はすごいもん。いずれにしてもメンバーそれぞれバリッとした男になって、堂々とメンバー同士会えるっていうのが理想。
-ジャニーズに入れる条件
あまり自己主張が強かったり、自意識過剰だったりっていう人間はダメ。周りを疲れさせちゃうから。それより普通っぽくて、常識があって、ちゃんとした人間関係を作れることの方が大切。
草なぎ剛：
-１０年後のジャニーズは？
メンバーも５年、１０年後は好き勝手なことをやってんじゃないかな？慎吾は画家になって個展を開いてたり、吾郎ちゃんは写真家になってたり（笑）。SMAPはそれぞれの個性を活かして自由にやってると思う。
-ジャニーズに入れる条件
当たり前のことだけど、まず健康。それと、いい意味でのバカ（笑）。バカで誤解があるのならノンキさ（笑）。あまりくよくよしたり、神経質にならない気楽なノリも必要だと思う。
香取慎吾：
-１０年後のジャニーズは？
SMAPは「SMAP」っていうグループ名を残したまま、みんなやりたいことをやってると思う。中居くんは３１歳でしょ？「紅白」の司会をやってたらおもしろいな（笑）。剛くんは声優さん。俺はいろいろプランがある。自分の名前がついた番組をやりたい。その他にも、芝居も歌もトークもお笑いもすべてのジャンルをやって、オールマイティーのタレントになっていたい。
-ジャニーズに入れる条件
普通じゃダメでしょ！普通に見えてもよく見ると普通じゃない、ここがキーポイント。普通でいいならどこにでもいるし、どこか人と違う部分がないとね。それが個性っていうことになるんだろうね、きっと。SMAPのメンバーだって、６人共、すごい個性をもっている。
森且行：
-１０年後のジャニーズは？
１０年後って３０歳じゃない？３０歳じゃアイドルはやってないでしょ、とりあえず。もし、SMAPが続いてたら、少年隊みたいに大人っぽいグループになってると思う。チャラチャラしないで、しっかりした仕事を選んで。俺だって、ひょっとしたら芸能界にはいないかもしれない。中居くんは司会者になってる、お笑い司会者。あとはみんな俳優かな。木村くんも吾郎ちゃんも。慎吾もけっこういい俳優になってるんじゃないかな。でも、剛だけはわかんない。けっこう謎（笑）。
-ジャニーズに入れる条件
やっぱ運とかある。あと、ワンパクなヤツが向いてる。元気なヤツね。オタクはダメ。それと目は二重（笑）。
ミニラ'S COMMENT:
なんか今現在のことを考えるとおもしろいですよね。中居の紅白司会とか剛の声優とか本当にそうなったし、森くんはオートの方に進んだし。誰もサラリーマンにはなってませんしね。
事務所に入る条件は、当時と今とでは違いがあるのでしょうか？今すっごいお子ちゃまもたくさんいますよね〜。
ANGEL'S COMMENT:
なかなか興味深い10年後の話でしたね。これが、94年のインタですから、当然10年後というのは今から見ると2004年になってるわけで、それぞれが結構いい線見抜いていたということになります。
しかし、こうやって見ると吾郎が一番あまり考えずに芸能界にいるような気がしますね。それが良い面として出てきてるんじゃないでしょうか。一番しっかり見ていたのが、今は抜けてしまった６人目のスマップ森くんということになりますか。そして、こんな若さでも、やっぱりビジネスライクとして捉えていたのが中居となります。スマップ、やっぱり変わらないですねぇ(笑)
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『Duet』
出典：94年4月号 更新日：07年3月18日
９４年４月号のＤuetです。何だかこの頃の２人は、この世の者とは思えないほどに美しいです。グラビアも送れれば良いのにとも思います。黒のレザーのシャツを着た木村君と、ブルーの品の良いストライプのシャツを着た吾郎君が、載っています。
”熱情の拓哉”。”冷徹の吾郎”。このホット＆クールコンビ、意外とよくツルんでるようだ。ある天気のいい午後、サンルーフの上で会話する２人がいた。
吾： んー、あったかいね、今日。・・気づくとさ、何だかんだで昔からボクと木村君、よく一緒に行動してるよね、この６年。
木： ＳＭＡＰの中でいちばんツルんでるな。見たい映画とかさ、なぜか一致したりするからなー。あ、そーいえば、この前、ウケたなぁ。
吾： ああ、１月に行ったあの、いつものメシ屋ね（場所は”絶対ヒミツ！”だそーである・・・）
木： ４年前になるのかな？あそこで、ふたりで撮った写真が貼ってあってさ笑ったよ。
吾： 木村君が１７歳、ボクが１６歳だもん。
木： ふたりとも、顔がいまとは全然別人！同じ並びで、この前も写真撮ったじゃん。撮って良かったよ。何年かたったら、また比べられる。
吾： 別人といえばさ、この前、コソッと木村君の舞台、見に行ったんだよ。「洒落男たち」。
木： 怪しげなカッコで行って、ガードマンに「君、君！」って呼び止められたんだってな、吾郎。
吾： うん、ちょっとダサダサのカッコで行ったからね・・・・・・って余計なことはいいの！でさ、舞台出てる木村君を見て、”おお別人だぁ”って思った。
木： あん！？
吾： なんかさー、”一人のアーティスト”っていうか、”役者！”って感じをビシバシ受けた。
木： おお、吾郎がホメてるよ！
吾： マジだよ。・・・木村君てさ、鳥のイメージ。
木： 何その発想！？ポカポカ陽気にやられた？
吾： ヒナ鳥のときはかわいくて、口を必死でパクパクさせてて。でも大人になったら、荒ワシみたいにバカでかくなって、すばやく、高く飛んでくんだ。
木： じゃ、吾郎は？
吾： ボク？飛べないカルガモ。
木： ハハッ。でも、足で必死に走ってるってイメージだな。自分が”好きだ”と思ったものにはとことん突進していくタイプだから、吾郎は。
ANGEL'S COMMENT:
今回も、また全然編集できませんでした(笑) なんせ、どれもこれも消せない会話だったんで、ほんの少ししか削ってません。２人の会話を楽しんでください。
「絶対に秘密！」という２人でお食事した場所は、いったいどこなんでしょうね。どなたか、若かりしころのキムゴロさんの写真が貼ってある場所に行き当たったことはおありでしょうか？ 「飛べないカルガモ」って、このころに話してたんですねぇ。いったい、どこから出てきたんだろうと思っていたけど、この記事でしたか・・・なんか、すごい自分の中ですっきりしました。
この頃は、木村くんも舞台に出られてたんですよね。もう、ご本人は、舞台に挑戦しようと思われないんでしょうか。今、板の上の彼を見ると、それこそオーラばしばしの気がしますけど(笑) 吾郎の舞台、今回も観に来てくれるのかな。すごいオーラ飛ばして(爆)
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『Johnny’s Magazine Vol.12』
出典：94年1月20日号 更新日：07年3月4日
このジャニーズマガジンですが、事務所公式の年４回（１，４，７，１０月）発行だったと思います。何年まで販売してたのかはわかりませんが、すくなくとも１９９８年までは発行していたみたいです。
年間購読料６００円ｘ４冊＋送料＋手数料＝３６００円でラクラクお手元に！と書いてあります。＜発行（有）ジェイ・ステーション＞
とにかくジャニーズの上は少年隊からジュニアもちらっと載ってます。いろいろなテーマについて語ってておもしろいです。オールカラーで写真も大きく載ったり後ろのほうには カタログショッピングもあります。
びっくりPRESENT
中居正広
２１歳の誕生日はすごかった。木村と吾郎から洋服、剛は靴、慎吾からはアトムの貯金箱とヘアバンド。そのアトムの貯金箱を壊したのが森（笑）。
わざとじゃないから許すけど。メンバーからのプレゼントって珍しいことだから、マジでうれしかった。
稲垣吾郎
メンバーからも先輩からももらってない。ジャニーさんからは１８金のベンツマークのキーホルダーをもらってる。デザインも凝っててカッコ良かった。
でも、失くし物、忘れ物の名人だから、アレもどっかいっちゃった（笑）。
ANGEL'S COMMENT:
ミニラさんから、持っている人も今ではそんなにいらっしゃらないのではないかという貴重なジャニーズマガジンから、スマップの２人の掲載部分を頂きました。
吾郎は、よくメンバーから「吾郎にだけは何ももらったことがない」とか言われてましたが、ちゃんとあげていたんですね(笑)
吾郎、社長からのプレゼントを書くのはダメだよぉ。それは、ずるいよ(笑)・・・しかし、すごいものもらってるんですね(汗）
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