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『anan』 出典:00年12月31日-1/7合併号(No.1198) 作成:kim 更新日:07年2月9日
『anan』 出典:00年12月31日-1/7合併号(No.1198) 更新日:07年2月9日
2000年シンゴロ&ナカゴロ対談その1
これはananの新年特大号スマップ特集に掲載されたもので、個人インタのほか、中居剛、吾郎慎吾、中居吾郎、木村剛、木村慎吾の対談がありました。そのなかからナカゴロ、シンゴロ対談をピックアップします。
「合わないようで実は仲良し?緊張感と新密度が不思議にクロスして」(ナカゴロ)
吾: 中居君って、ひらめきの人だよね。ぱっと第六感で思いついたような考えが、いつも的を射てるじゃない?それって家でいろいろ考えてるのかな。
中: 僕のことを全然知らないくせに。会っても喋ったことないだろ、最近。
吾: ええ!!そんなことないよ。飛行機の隣に座って、いろいろ話したじゃない。
中: いつの話だよ、それ。
吾: ハワイかな。二人で帰ってきたとき。
中: ああ、思い出した。あんときお前と話して、俺たち絶対に合わないと思った。もしいっしょに生活することになったら、絶対すぐだめになるね。
吾: 別に一緒に住まなくても・・・・。
中: でも一度一緒に飲んだな、2年前。
吾: うんうん、たまに中居君と飲みたいな、と思って。
中: 最初はなんかの間違いかと思ったよ。
吾: 突然の電話に緊張してたね。俺は平気だったけど。
中: で、待ち合わせして会って、どうしたの?って聞いたら、メンバー同士で飲むのっておかしいかな?って言ったろ。
吾: 言った言った。
中: なんだコイツ、気持ち悪いなと思ったよ。
中略&解説
これがすでに中居によって、ありとあらゆるところで語りつくされた感のある「ロウソクの館」話です。まずは中居の地元の友達といっしょに中居行きつけの店に行き、中居と吾郎だけ別卓で二人で飲み、その後吾郎がお返しにと行きつけの青山のバー(「ローソクの館」風の怪しいところで、外人がいっぱいて「ハイ!ゴロー」といって吾郎を連れていってしまう)に連れて行き、後に残ったジャージ姿の中居とジモッピーがいたたまれなかったという話。
中: スマップは仕事がバラバラだから、ほとんどプラベで会うことがないじゃない。だから吾郎と飲んだときはけっこう緊張した。僕の引き出しの中に『吾郎と飲む』コーナーがなかったから、どういうテンションで会えばいいかなって。
吾: そうかなあ、そんなこと考えてたんだ。おれは全然普通だったよ。何も考えてなかった。
中: そうなの?
吾: 慎吾もそうだけど地元の友達と、今でも仲良しって、すごく羨ましい。おれ、誰もいないの。いいなあ。
中: 俺はそれが不思議。だって帰る場所がないだろう。そうすると吾郎の場合、帰る場所はスマップなのかなって。
吾: そうかもしれないし、まあ新しい友達でも別に平気っていうところもある。
中: そのあたりがやっぱり俺をちがうんだよ。
吾: そういわずにまた飲もうよ。
KIM'S COMMENT:
この対談は99年11月末頃なので、2年前というと97年。確かに97年の冬(1月頃?)に中居が誘って吾郎と飲んでいる事実(97年明星の対談)があります。吾郎が「役者やめたいとまで悩み、スマップは解散説や木村独立説で大荒れだった頃で、かなりトーンが違うんですね。それゆえ私としては一度だけいっしょに飲んだというのは??に思っています。実際、当時、家がとても近くて行き来していたし、昔は昔で合宿所で2年もいっしょにすごし、その後も一時、中居の家に泊まりに行くことも多かったと話してますから、この二人の関係も深いんですよ。
中居はあの性格なので面白いエピはネタにして話すことはあっても、あまりメンバーとプ
ラベ話は言いませんし、吾郎は吾郎で適当なので、「○○と(携帯)メールしている」と言った翌日に「○○の携帯番号なんて知らない」と平気で言ってるのはいつものことですから。
それにしても中居も何故吾郎と飲むことでこんなに緊張しなければいけないのか本当に
不思議な人です。私のツボは
>中: ああ、思い出した。あんときお前と話して、俺たち絶対に合わないと思った。もしいっしょに生活することになったら、絶対すぐだめになるね。
>吾: 別に一緒に住まなくても・・・・。
このやりとり。すごく二人の性格とスタンスを表しているの。なんでいっしょに住むことまで考えるのか(笑)。中居の「おまえとは絶対に合わない」というのは決まり文句ですが、吾郎は二人のその正反対の感じを楽しんでいるし、好きなんですよね(98年のコンレポアップしたら参照してね)。この対談と同年のポポロのナカゴロ対談でも「お前とは仲良くなれない!」という中居に吾郎が「でも正直、僕といるとほっとするでしょ」と返したり、スマスマEDトークで吾郎が中居に「もう一回歌ってみな」と促し、素直に歌い始める中居といい、この二人の素の関係がぽろっと見えると嬉しくなります。照れ隠しで悪態つく中居と「そんなこといってもわかってるよ」と余裕で見ている吾郎というか。昔から雑誌やラジオで中居が吾郎をカワイイと言ってるのですが、吾郎も中居をカワイイと思ってるとこあると思うのですよ。
『ちょっと乱暴はスキンシップは親友だからこそ』(シンゴロ対談)
慎: 稲垣君はハートが大きいから、年上だけど、バカとかアホとか唯一素直に言えちゃう。
吾: ・・・・(苦笑)
慎: すごい優しい心の持ち主という部分をみんなにもっと知ってもらいたいな。まあ、ジャニーズに入った頃からずっと親友(?)だし、男同士だけど愛してるよ、っていう。
吾: もう、ふざけてるな。
慎: ムートンのコートもペアで買ったし、ね!
吾: 僕が雑誌で着ているのを真似して買ったんだろ。
慎: ふふふ
吾: いてっ急に噛むなよ!
慎: 君は僕のムツゴロウさんなの。一見ミステリアスに見えるけど、実はメンバーの中では一番単純じゃない?
吾: なんかさー、叩かれたり、触られたり、いつもみんなにイジメられる。だから防御してないとダメなんだよ。
慎: でも吾郎ちゃんにだけは恋愛の相談ができるしな。
吾: そうね、一応年上だし、経験はそんなにないけど。
慎: いやいや僕の中では恋愛魔術師だもん、たとえ話とかもうまいし、アドバイスもね。でもいいところしか聞いてない。
吾: ・・・・
慎: プライベートで遊んだのって12年で3回くらい?
吾: でも休みの日に街中でよく見かけるよね。こないだも一日に3回もあったじゃない?
慎: そうそう偶然にね。
吾: 渋谷と原宿と最後が青山。へんな気分だった。
慎: 俺たちやっぱり引かれあっているんだよ。また洋服買ったでしょ。
吾: うん
慎: 稲垣君のファッションが気になってんだよね。なんでいつもきちんとしてんの?
吾: 慎吾みたいにラクな服装したいと思うんだけど、長く着られるものって思っちゃっうんだよね。昨日、剛といっしょの店で買い物したら、今しか着られないようなものばかり買ってた。あれ?慎吾?
慎: ああ、今寝ちゃった。
吾: まったく・・・
慎: ねえこないだも言ったけど、いっしょにスノボ行こうよ。
吾: やったことないんだもん。
慎: 平気だって教えてあげるから、僕の友達も行くし、絶対楽しいって。
吾: 本当?なんか不安だなあ・・・。
KIM'S COMMENT:
1999年の映画「催眠」から「生まれて初めて吾郎ちゃんをカッコイイと思った」にはじまり、2000年、2001年前半は慎吾(と慎吾ママ)の吾郎へのお熱ぶりは大盛り上がりでした。慎吾ママでのキャンペーンがあったとはいえ、シンゴロファンは楽しかったです。
この対談の写真が一つの丸イスに二人で座ってるんですよ。前が吾郎で後に慎吾。ぴったりくっついて二人とも笑顔で、、特に慎吾の笑顔がいい。この対談時のコメントではなかったと思いますが、吾郎が「慎吾によくかまれる。今日は脇腹とふくらはぎを噛まれた」などと言っていて、本当にそうなんだとこの対談を読んで納得しました。この二人、大型犬と猫がじゃれあっているみたいで、和むんですよ。会話のトーンはスマステでの会話と全然かわらないし。シンゴロ対談については同年にもっと面白い(長い)のがあるので、それをアップしてまた語りたいと思います。
ANGEL'S COMMENT:
おもしろいですよね。こうやってナカゴロ、シンゴロとの対談を並べて比べると余計に楽しいです。以前、「スマスマ」の特別編での1x1対談のときに木村くんが「メンバーによって(自分の応対は)違う」と言っていたのを聞いて「違う?」と聞いていた吾郎ですが、吾郎もちゃんと使い分けてるなぁと感じます(笑)
中居くんって、このときからすでに吾郎とは合わないという心にもないことをわざと言ってたんですね(笑) 「飛行機?いつだよ?」なんて言ってますが、「うたばん」では、しっかり、もっと昔の2人で飛行機で帰ってきたこと覚えてましたよね(笑) そんな、中居のことは、よ〜くわかってる吾郎だから、言われ放題の振りをして結構遊んでるのは吾郎の方です。だから、吾郎は中居のメンバーへの愛ある弄りへの対応が一番上手い(笑) そりゃあ、中居くんもあまえちゃうよね。そんな中居くんに、少しばかりのお返しだったのかもね、あの「ろーそくの館」は(爆)
慎吾に対しては、比較的お兄さんぶるところがあるんですが、何をされても結構やられ放題の吾郎。噛まれるなんて普通に話しててありえないんだけど、「痛い!」とだけ言ってやんわり拒否する吾郎。たま〜に、慎吾は上2人のように吾郎が本気で怒るぎりぎりラインを読めなくて、まじキレされるんですけどね(爆)
しかし、慎吾、吾郎を「僕のムツゴロウさん」って公言しておりますが、それはつまり自分が動物で一番理解してかわいがってくれる人=吾郎に甘えちゃうってカミングアウトしてるようなもんだって気づいてるのかな(笑)? でも、なんでこの対談で慎吾は、吾郎のこと「稲垣くん」呼びなんだろう? すごい違和感(笑)
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