2003年9月22日放送 リストに ホームに戻る
吾郎君のおいしいところ・・・槍ヶ岳登頂、お疲れ!
- BISTRO SMAP ゲスト:田中康夫 オーダー:長野名産!きのこ&豚肉
あっ、勝ったわ・・・♪
勝利者へのプレゼントは、長野名産の『松茸』。こういう実用的なプレゼント貰うと、本当に嬉しそうだねぇ(苦笑)。
- 完全ドキュメント槍ヶ岳お仕事ロケ<前半>
さてさて、今年のS-1グランプリでペケ1&ペケ2の吾郎君と剛君のお仕事ロケ「槍ヶ岳登山」のオンエアです。
今回の槍ヶ岳ロケ、スタッフ、すごいねぇ…(しみじみ)。
単純に、撮影していたカメラマンさん、すごーい、と思ってしまった。もちろん、そういうプロの方なのでしょうし、複数名いたようだけど、最後の槍を自分も登りながら撮影してるのがすごい。今回は、スタッフに感動してしまったかも。
さてさて、で、肝心の吾郎君ですが、今回はホント、お疲れ様ですね。
常々、「バラエティに感動は要らない」と主張し続けてる私ですが、今回ばかりは真剣に見ちゃったわ。私も吾郎君以上に高い所は全くダメだから、はしごから手を放せない気持ちは良く分かる…。まして垂直のハシゴなんて、ごめんだわ。
ああ、それにしても、吾郎君、本当に恐がってましたねぇ。私自身、放送を見るまで、かなり甘く考えていたかも。それこそ、スタッフのバックアップが完璧だろうから、何とかなるだろう、と思ってたんですけど、最後の槍の登頂は、本当に恐そうで、お気楽に考えていたことを少し反省。
それでも、頂上が晴れてなかったのは残念だったかな。もちろん、霧があったから吾郎君の恐怖が軽減されてたのは本当なんだろうけど、吾郎君が槍ヶ岳に登ることなど、今後、二度とないことのような気がするので(^^;)、今回のようにあれだけ安全に配慮してサポートして下さる方々がついていて下さることだし、無理矢理にでも晴れた槍に登ってもらって、頂上での感動的な映像を見せてあげたかったなぁ。もちろん、私も絶景をバックにした吾郎君の映像も見たかったし。
あと、少し愚痴を書くと、今回期待していたシーンがことごとくカットされてたのが悲しい(ToT)。ある程度は我慢できるけど、何でよりによって吾郎君のシャンパンサーベルが無いの?!?!(やったんだよね?)
放送しないなら、前の週の事前会議の段階で、吾郎君のシャンパンサーベルをやりたいという発言をオンエアしないでよ。めちゃくちゃ期待しちゃったよ。今回、折角の槍ヶ岳登山なのに、私の中で満足度が少ないのは、天候と、この未公開シーンがあまりに多すぎたことなんだろうな。
でもね、でもね、やっぱり美味しいシーンはいくつかありまして、今回の放送が終わって繰り返し再生している3大シーンは;
■ ゴロジャマカの脱皮+蹴り(ヘソチラ含む)
■ 疲労状態で、岩肌に顔をくっつけてるときの表情
■ 最後にスタジオで、梯子を登る吾郎君
だったりします(ミクロすぎ?)。
というわけで、そういうポイントを踏まえた上で(いや、踏まえるほどのポイントではないが)、以下に諸々を…
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まずは、スタジオで、メンバー揃ってのトーク。ここでの吾郎君、ビジュアルがイケてます。やっぱり個人的に黒のシンプルな&シルエットが綺麗な衣装での登場というのも嬉しい。いや、ホント、格好いいよ(*^^*)。
中居 「ペケのお二人に、お仕事ロケとして…?」
吾郎 「はい、行ってまいりました」」
中居 「お、今回はお2人で。隊長は剛君?」
草なぎ「はい。私、富士山にやっぱり2回登ってるんで、経験あるんで。
今回は吾郎ちゃんをちょっと引っ張って行こうと」
中居 「今回はどちらへ行かれたんですか?」
草なぎ「槍ヶ岳に」
中居 「槍ヶ岳に。槍ヶ岳に何をしに行ったんですか?」
吾郎 「槍の上で『アルプス一万尺』を踊りに行く…。
前代未聞ですね」
草なぎ「まぁ、今からちょっと見てもらえば」
吾郎 「今ね、このテンションは今だけだよ、悪いけど」
(強気?(^^;))
草なぎ「じゃぁ、とりあえず、みなさん、VTRどうぞ!」
ナレ『8月20日、お仕事ロケ当日』
上高地 AM5:45
まずはスタート地点、登山スタイル(吾郎君が上:青,剛君が上:赤)で、一応、リュックサックを背負って二人が登場。吾郎君は珍しくキャップ帽を被ってます。その帽子を取ると、どういう状態になってるんだろう・・・かなり興味津々。
草なぎ「おはよう、吾郎ちゃん!」
吾郎 「おはよう!」
草なぎ「よろしく」
吾郎 「よろしく」
草なぎ「とうとう来たね」
吾郎 「来たねぇ」
そして、”お仕事ロケ 隊長”と書かれた手旗を広げて;
草なぎ「隊長!」
と、まずは宣言する剛君。
ナレ『勝手に隊長を名乗る草なぎ』
草なぎ「隊長から一つ提案」
吾郎 「うん」
草なぎ「・・あります!」
吾郎 「うん」
草なぎ「現在、私達がですね、登ろうとしているのは、(地図を指して)
こちら、小槍なんだけど。小槍よりかね、こっち、大槍!
こっち登ろう!」
おいおい、いきなり路線変更かい!非情に白々しい展開だよねぇ…。これも最初から計画通りの変更ななろうか?そもそもNYの罰ゲームのときも臨機応変に路線変更しちゃってたけど、2度も続くと信用無くすよな…。
それとも、罰ゲームが吾郎君になっちゃったから、小槍から大槍に変更したとか?(もう、今更だから、どっちでもいいのだけどね)
吾郎 「・・・。いや、いいよ。だってこっちの方が低いじゃん」
草なぎ「だから、こっち高いから。低いとこよりか、高いほうがいいの」
吾郎 「ねぇこれ、大丈夫なの?危なくない?これ岩とか。登っていく
の?」
草なぎ「これかなり急ですよ」
吾郎 「あっ、そう?」
草なぎ「かなり急ですけど、まぁ、僕について来れば大丈夫!!本当に
大丈夫!」
吾郎 「本当に?」
草なぎ「エブリシングOK!」
吾郎 「エブリシングOK…(^^;)」
ナレ『ハイテンションの隊長 草なぎが、勢いと思いつきだけで、小槍よりも高い大槍登山を決めてしまった。二人はこの狭い崖の上で、アルプス一万尺を歌って踊らなければいけないのだ』
新村橋 AM6:30
ナレ『朝、6:30、二人は新村橋をスタート』
そして、二人は山道を歩き始めます。まだまだ道もなだらかで、ハイキング気分で足取り軽く進む二人。
吾郎 「いいな〜、空気が」
草なぎ「ねぇ、空気、いいね!」
吾郎 「うん。どういう風に気持をもっていくかだよね。これ歩いてる
だけでしょ?おしゃべりはするものなの、登山?」
草なぎ「いや。あのね、できなくなってくるから!」
吾郎 「・・・」
草なぎ「まじで」
吾郎 「口、きけなくなるんだ?」
草なぎ「うん」
そっか、さすがのおしゃべり好きな(?)吾郎君でも、話せなくなってくるのね。
ナレ『スタートしてしばらくは平坦な道がひたすら続く』
吾郎 「うわぁ〜、綺麗。うわぁ〜♪」
この段階では自然を愛でる余裕はあるようで、吾郎君の素直なリアクションが嬉しい。二人のこういった反応をもっとじっくり観察したかったなぁ…。(編集スタッフのケチ!)
ナレ『大槍頂上までは、普通のペースでいって10時間以上かかるといわれている。二人の体力は最後までもつのか? 歩くペースを作るのは体調の草なぎ。稲垣は、登山初体験のため、草なぎに遅れないように付いていく』
吾郎 「あー、疲れた」
草なぎ「あのね、あんまり遅いと疲れるの、逆に」
吾郎 「そうなんだ?」
草なぎ「そうそう。ちょっときついくらいの方がいいんだよ」
吾郎 「さすが隊長!」
と、素直にアドバイスに従う吾郎君だけど、ここで山岳アドバイザー山根さんのコメントVTRが挿入され;
山根 『槍ヶ岳登山の場合はですね、富士山と違って距離が長く、前半
は平ですから、前半にあまり飛ばしすぎますとバテます!
かなり抑えていかないと、後半必ずバテますね!』
だそうな。そういうことは、先に言っておいてよぉ〜(^^;)。結局、そのアドバイスが二人に伝わらないままに、ハイペースに登山は進む・・・
ナレ『二人は、梓川を先に見ながら、ハイペースで進んでいく』
吾郎 「結構、急じゃない?」
草なぎ「こっからだよ」
吾郎 「うん」
標高1700m
ナレ『標高1700mを超え、二人の表情に変化が・・・』
草なぎ「暑い・・・」
吾郎 「あちぃ〜」
太陽も高くなってきて、真夏の日差しが二人に降り注いでます。そうだよねぇ、いくらかの標高があっても、これ8月だもんね。
AM10:00 24℃
ナレ『太陽が高くなっていくにつれ、いっきに気温が上昇。暑さと、さっきまでのハイペースがたたり、草なぎ隊長、勢いがなくなってしまった』
途中、木陰で腰を下ろして一休みする二人。
草なぎ「結構、吾郎ちゃん、疲れたね」
吾郎 「疲れるね」
草なぎ「ね。暑い!」
吾郎 「暑いね」
ナレ『ハイペースをくやみ、再び出発』
AM11:00 槍沢ロッジ 標高1800m
ナレ『午前11時、ふたりは標高1800mの槍沢ロッジを通過。平坦な道はここまで』
草なぎ「うん、ちょっとペース落としていこうか」
吾郎 「うん。意外と早いよ!」
草なぎ「うん」
ナレ『二人はペースを落とすことに・・・そのとき!』
コースの途中に掲げられた[昆虫注意]という看板を前に立ち止まり、目が点になる二人;
草なぎ「あれ、昆虫注意?」
吾郎 「昆虫注意って何????????
ちょっと!何だコレ!!」
ナレ『二人の前に、信じられない光景が!!二人が目にしたのは・・・中居正弘からの差し入れだった』
と、その差し入れとは、巨大な茶色の物体(汗)。こんな物をこんな所までわざわざ運んできて仕込むスタッフも大変だねぇ〜・・・とは思うけど (はぁ(溜息))。
吾郎 「俺の大事なゴロジャマカの着ぐるみ
じゃないか!」
こんなところまでこの着ぐるみが追いかけてくるのね…(涙)。しかも吾郎君、素直に着ちゃうし…
ナレ『稲垣、これを着てしまった』
ああ、こんなところで着ぐるみキャラを見る羽目になろうとは。でも、大自然の中でゴロジャマカを見ると、それはそれで可愛いかも(*^^*)。しかも、すれ違った登山者の女性に、珍しい目で見られてるし…(そりゃ、見るわな)
女性 「暑いのに…」
吾郎 「こんにちは」
女性 「暑いのに」
吾郎 「はずかしい(って言った?)」
女性 「倒れないでね」
吾郎 「はい」
女性 「信じらんない!何kgあるんですか、それ?」
吾郎 「僕の体の一部なんで…」
女性 「はぁ」
吾郎 「はい、カブトムシです」
女性 「はぁ。信じらんない!気を付けてね」
吾郎 「お気を付けて…」
女性 「はい、ありがとう」
ナレ『登山者から見れば、稲垣のこの行動はまさに自殺行為』
って、ファン心理として吾郎君にやらせておいてそういうナレーションはないだろーとは思うけど、とにかく吾郎君、その着ぐるみのまま先に進むわけで…(^^;)
AM12:00 26℃
ナレ『稲垣、まだ着ている』
吾郎 「暑い!」
ナレ『当たり前である』
そのまましばらく登ってみるものの、限界が来た段階で、ごそごそと”体の一部”を脱ぎ始めます;
ナレ『暑さに耐えかね、脱皮を始めるゴロジャマカ』
って、"脱皮"かい!(^^;)。まぁ、貴重な光景ではあるわな。しかも、ドサクサにまぎれて吾郎君の”おへそ”も拝めたし(きゃっ)。そして、脱皮して、地面に転がったゴロジャマカの着ぐるみに、キック!!!
・・・(^^;)。でも、切れる吾郎君が素敵!(*^^*)(って、こういう反応、本来なら間違っているのだろうか?)
とまぁ、脱いだ皮はその場に置き去りにし(まぁ、スタッフがすぐに片付けはするだろうけど)、再び頭にタオルを巻いて、元通りの姿で出発します(ああ、今回、これが唯一の吾郎君の生御髪…)。
ナレ『地面の照り返しが強くなり、二人の口からは愚痴が多くなってきた』
吾郎 「延々と階段だよね、本当に…」
吾郎 「あちぃ、暑いよぉ〜」
"愚痴"というより、何か言葉を発するとこういう発言しか出てこないよね(^^;)。
槍見岩 1900m
というわけで、疲れたところで、少し休憩。槍の方向を臨むと、遥か彼方に山の尖がりが見えます;
山根?「槍が見えます」
吾郎 「ああ、あれか!」
草なぎ「あそこで踊るんだよ、僕たちは」
(↑なんともほんわかとした台詞だったなぁ…(苦笑))
息を整えるのもそこそこに、再び出発;
ナレ『目指すゴールを確認でき、気合を入れなおす。足場もどんどん悪くなり、辛さも増していく』
吾郎 「あちィー」
(”暑い”じゃなくて、”あちィ”なんだな(^^;))
ナレ『勾配も徐々にきつくなっていく』
吾郎 「へばりそう。あちィー」
ババ平 (標高1990m) 気温28℃
ナレ『気温もピークに達した頃、二人は絶景ポイントのババ平に到着』
草なぎ「あそこ、ほら!吾郎ちゃん、滝が流れてきてる」
吾郎 「おお!すげー!!!」
「すごい綺麗だから、おもてなししてくれてる感じする
じゃん?景色とか作ってくれて。でも、全然、おもて
なししてる訳じゃないんだよね、人間に対して。
何か、そんな感じがする」
草なぎ「うん。・・・吾郎ちゃん、詩人だね」
吾郎 「(^^;)」
草なぎ「ふふふふふ(^^)」
この二人の会話って、今までのSMAPのトークには無いリズムだよなぁ…。まず、吾郎君がこういうことを言うと、いつもなら「ふざけたこと言ってんじゃねーよっ」って言われるような気がする(^^;)。そして、そこで暫くの間、休憩する二人;
草なぎ「バテたね」
吾郎 「バテたよ」
草なぎ「ちょっとね、さすが、やっぱね」
吾郎 「暑さだよ」
草なぎ「うん、直射日光に体力奪われた」
ナレ『ここで隊長くさなぎは、体力を回復するために秘密兵器を出す。それは・・・』
草なぎ「こうなれば、もう、にんにくだ!!」
吾郎 「本当?!持って来たの?!?!」
そして、必然的に(?)、ビストロのBGMが流れたりして、その場で簡単ににんにくを炒めてます。気分はすっかり料理番組?(それにしても、こういう小道具も用意するスタッフも大変だよね…(^^;))。
紙皿で太陽を遮りながら、剛君に差し出されたにんにくに橋を伸ばす吾郎君;
草なぎ「食べといた方がいいよ」
吾郎 「うん!」
草なぎ「おいしい?」
吾郎 「美味しい!生き延びるって感じだよね」
そして、エネルギーを補給して、再び前進!
吾郎 「いこう!」
草なぎ「いこう!」
ナレ『スタミナをつけた二人は再び出発。過酷な大槍への道はまだまだ続く』
ここで、一旦、スタジオで槍ヶ岳のジオラマを前に今回の登頂ルートをレビュー。序盤はなだらかな道のりで緑も多く、頂上に近くなると、緑は無く、赤茶色の世界になる;
吾郎 「ここまでは草が生えてるんだけど、『森林限界』という言葉が
あって、草木が生えなくなっていくんですよ」
木村 「森林限界っていうのがあるんだ」
吾郎 「ある」
中居 「日光が当たり、水があり…」
吾郎 「空気があり」
中居 「空気があるから緑が発生するわけですよね」
吾郎 「そう」
香取 「2人の限界はどこだったの?」
草なぎ「・・・。いや、頂上、登って」
吾郎 「限界してないから!」
再びVTR;
ナレ『ここからが正に登山、地面はまさに岩場の連続である。大きい岩から小さい岩まで歩くにも神経を使わなければならない』
吾郎 「危ないね、結構」
草なぎ「うん、気をつけて」
ナレ『慣れない足場のため、体の安定もとり辛い』
吾郎 「ちょっとキツくなって来た、本当に」
ナレ『登山初体験の稲垣にとって、急なこの岩場は正に地獄』
吾郎 「ちょっと休憩しようか?ねぇ」
草なぎ「うん」
吾郎 「結構、急だねぇ。ここは急だねぇ。
結構、息切れてきました。うん。標高かな・・・急に来たな」
そんなことをスタッフに言いながら、岩の上に座って休憩。
吾郎 「今、2170m。あと1000mぐらいある」
腕時計のような標高計(と言うのか何ていうのか知らないけど)を見ながら、そんなことも呟いてます・・・つーか、そんな物、吾郎君が準備したのか、スタッフが準備したのか、どっちだろう?ちょっと気になるわ。
大曲り(標高2170m)
ナレ『二人の居る場所から、大槍は確認できない。この斜面を登りきらなければ。気の遠くなる道のりである。しかし、進まなければゴールは見えない。』
そうして、再び歩き始めますが、吾郎君の歩き方がぎこちなくなっていってます(あれっ?);
吾郎 「膝が痛い・・・」
ナレ『稲垣の足に異変が。左足を引きづり始めた稲垣』
吾郎 「痛い。これ以上、上がんないな。これ以上曲がんない・・」
吾郎君、左膝を曲げて説明しようとしますが、既にほとんど曲がらない状態になってます。ただでさえ、登山初心者なのに、とことん不幸な・・・
坂本 「この辺ね」
吾郎 「そうですね。あ、痛たたたた…」
ナレ『稲垣の足に激痛が!槍ヶ岳登山、断念か?!ここでお仕事ロケをかげながら支える坂本トレーナーが登場』
一旦、岩に座って、吾郎君の足の様子を見る坂本さん。当然ではありますが、吾郎君の生足が拝めます(きゃっ(*^^*))。そして、坂本さんからのアドバイスは、もちろん;
坂本 「だましだまし、やるしかないんだよ」
ってことで、お約束の台詞が聞けるとちょっと得した気分だわ(^^;)。
ナレ『苦痛を和らげてもらうため、痛めた左ひざをテーピングで固めてもらう稲垣』
坂本 「もう一枚…貼っとくね」
吾郎 「はい」
坂本 「二重に」
PM2:30 標高2400m
草なぎ「行こうか」
吾郎 「行きますか」
ナレ『坂本トレーナーの応急処置も終え、再び出発。左ひざをかばいながら、ゆっくりと歩く』
草なぎ「急だね、やっぱり、うん。富士山の一番急な所がずっと続いて
る感じだね」
吾郎 「富士山、こんな急な所、あるんだ」
草なぎ「あるよ」
ナレ『体力の消耗どは、正に富士登山以上である』
グリーンバンド (2580m) 気温7℃
草なぎ「寒いね、ここねぇ」
吾郎 「冬だよ、冬」
ナレ『標高も2500mを超え、気温が一気に下がってきた。晴れていればこの場所から大槍が見えるのだが』
草なぎ「上、霧掛かってるよ、吾郎ちゃん」
吾郎 「ねぇ」
ナレ『頂上付近にはかなりの霧が。さっきまでの天候が嘘のよう。これが高い山の恐さである。急激な気温変化にぐったりする草なぎ。稲垣のひざの痛みも限界寸前』
ここで、また一息。剛君は座り込み、吾郎君は足の具合を見てもらってます。すなわち、吾郎君の生足その2が拝めます(^^;)
ナレ『稲垣の膝の痛みも限界寸前。霧さえ晴れれば、大槍の頂上が見えるはずなのだが…』
と、サングラスをかけた吾郎君が頂上を見上げると(←このアングルの吾郎君、好き!(*^^*))
吾郎 「あっ、見えた!見えたじゃん、雲どいたら」
山根 「どきましたよ!あれですよ。あれを登るんです」
吾郎 「あれが槍?」
山根 「槍です。大槍です」
吾郎 「尖がってません?」
山根 「尖がってますよ!」
と、見たままの会話ではあるけれど、ものすごーく実感こもってる会話だったわ…。そして、その目的地を確認したところで気合も入れて;
草なぎ「よーし、行きましょう」
吾郎 「ちょっと槍も見えてきたってことで、殺生小屋(殺生ヒュッテ)
まで頑張りましょう」
ナレ『二人が次に目指すのは、殺生ヒュッテ。そこからジグザグの岩場をのぼり、槍ヶ岳山荘を越えたら、いよいよ最後の難関、大槍の頂。大槍への道のりはまだまだ厳しい』
と、レポの方も、一気に書き上げるのは厳しいので(汗)、続きはまた後日。ちょうど来週、スマスマの放送もないですしね。(と言いながら、今回は逃げっ)
(03.09.28 up)
- 完全ドキュメント槍ヶ岳お仕事ロケ<後半>
足元が岩だらけのコースを進む二人。
ナレ『稲垣と草なぎの二人は、次ぎの目的地「殺生ヒュッテ」を目指し進んでいく。ここまで来ると、急勾配に加え、酸素もとても薄い。一歩前に踏み出すことがこんなに辛いことは無い。歩きづらい岩場のため、稲垣の足にますます負担がかかる』
吾郎 「(足が)上がんないね、やっぱりね。(山に)上がるしかない。今、
右のお尻がやばい」
ナレ『左膝をかばっているため、痛みが右のおしりに。痛みに耐え、半歩ずつでも進まなければならない』
吾郎君、かなりギクシャクした歩き方になってきてます。うう、大丈夫か?
草なぎ「休憩しようか?」
剛君は座ってますが、吾郎君は立ったまま休憩してます。足が曲がらないのね。
ナレ『草なぎの目線の先には、次の目標「殺生ヒュッテ」が間近に見えるのだが。表情に冴えが無くなる二人』
標高2700m
ナレ『ここまで来ると、休んでは歩きの繰り返し』
草なぎ「行きますか・・・」
草なぎ「人生山登りだね!…1歩1歩!」
吾郎 「ホント、1歩1歩だよね、これ」
草なぎ「着実に」
標高2750m
ナレ『正に一歩一歩。ぐらつく岩場も多いため、油断すると自分の身を危険にさらすことになるのだ。目の前に見える小屋がとてつもなく遠く感じる。二人は肉体的にも精神的にも限界寸前にきていた・・・そして、登山開始から10時間半、ようやく殺生ヒュッテに到着』
殺生ヒュッテ到着 PM5:00
ナレ『しかし、大槍への道のりは、まだまだ遠い』
殺生ヒュッテ=山小屋で、また一休みの二人;
吾郎 「本当に空気少ないね。酸素ね」
草なぎ「うん…」
吾郎 「なんか、1歩登るだけで、息苦しい」
草なぎ「あ〜。疲れた・・・」
ナレ『小屋の中にはストーブが。疲労がピークに達しているため、しばし睡眠をとる草なぎと稲垣。少ない睡眠ではあるが、体力の回復を図る』
吾郎君も剛君も、そのまんまの格好で倒れこむように眠ってます。吾郎君は、足にアイシングをしてるのかな? そのまま足に何かを巻いた状態で投げ出された足が、少し痛々しい…。
PM5:45
仮眠により少し体力を回復して、小屋から出てきた二人。
ナレ『頂上付近の霧は晴れる様子は無い』
草なぎ「霧も出て来て寒くなって来た。とにかく、こっから油断しちゃ
いけない」
吾郎 「はい」(←素直)
草なぎ「1歩1歩踏みしめて登って行こう」
吾郎 「はい」
草なぎ「よし!じゃ、行くぞ!」
吾郎 「おぉ!」
ナレ『体力は少し復活』
そして、岩場を歩き始め、剛君が『♪俺は隊長ぉ〜♪俺は隊長ぉ〜』と勝手な付しをつけて歌い始めます。なのに、足場が悪くて、少しよろめいちゃったりしてます;
吾郎 「おお、大丈夫?隊長!隊長?」
草なぎ「大丈夫だ。あのね、浮いてんのよ、岩が」
吾郎 「岩に騙されないようにしないとね」
そして、ほとんど二人とも口数も減り、延々と続く岩場を進んでます。
ナレ『標高が上がるにつれ、酸素もますます薄くなる』
右手に続く岩肌に、頬を摺り寄せるように体重をあずけて固まる吾郎君。
ナレ『稲垣、力尽きたのか?』
何だかこのときの吾郎君のビジュアルが好き!そして、そうやって少し休憩して、目を開けた瞬間の瞳も好き!(*^^*) このシーン、あと3秒でいいからアップを継続させて欲しかったよぉ(細かすぎてごめんなさい)
標高2900m
ナレ『酸素を吸入し、呼吸を整える』
事前会議のときは「大袈裟だよぉ〜」と言ってたけど、本当に貴重な酸素って感じで吸ってますね。
標高2950m 3℃
草なぎ「霧が追ってきた」
ナレ『時間の経過と共に霧は増すばかりである。力を振り絞り見え隠れする大槍を目指す。足元は既にふらふら。標高はついに3000mを越えた。二人は最後の力を振り絞り、大槍を目指す』
槍ヶ岳山荘到着 PM6:45
ナレ『槍ヶ岳山荘は、大槍をめざす最後のベースである。ところが・・・』
ここで、アドバイザーの中根さん登場;
中根 「それで。今日は大槍のアタックは無理です。もう、時間的に。
見ての通りガスも沸いてるし」
吾郎 「明日の朝の方が景色綺麗だったらさ、そこで
踊った方がいいよね。お仕事としてはさ」
草なぎ「そうしますか、じゃぁ」
って、吾郎君が決めちゃってるけど、そういうことは隊長が決めるんじゃ…?(苦笑)
ナレ『二人は山荘で一泊することに。翌朝に望みを託す』
消灯 PM8:00
ナレ『そして翌朝』
・・・って、いきなり朝か。折角の夜の光景の放送は無いのねん(涙)。
翌朝 AM5:30
ナレ『二人の願いも届かず、外は雨と強風が・・・』
山荘の中でテレビの天気予報を見つめる吾郎君。既にこのタイミングで早くも頭にタオルを巻いてるけど、それはやっぱりヘア隠しなのでしょうか? 別に私は気にしないから、ちょっとそのタオル、とってみない?(^^;)
草なぎ「(外は)嵐です、今」
風速15m 2℃
ナレ『風速は15m。天候の回復は見込めそうに無い。お仕事ロケ史上初の中止か?』
吾郎君も、中根さんと一緒に、窓から外を眺めます。
吾郎 「うわー、すごい霧」
中根 「すごい霧です。今、雲の中そのものにいるんです、今」
動くこともできず、持参したビデオを見ながら、『♪アルペン踊りを さぁ 踊りましょ』と何ともこの情況とは似合わないのどかな雰囲気の振り付けで、踊りの練習をしてます(つーか、ここでネタバラシしちゃぁ、ダメでしょう…)。
ナレ『が、天候は戻らず』
そのまま、山荘の外に;
草なぎ「いや〜、大変です!見て下さい、向こう!」
吾郎 「見て下さいよ!」
草なぎ「・・・何も見えません!」(爆)
ナレ『ちなみに、晴れていればこの景色・・・』
という訳で、晴れていればその霧の向こうにあるであろう『槍』の映像が重なりますが、む、空しい・・・
草なぎ「私達はあの見えない中を、突進していくわけです!」
吾郎 「今、吹雪です!」
草なぎ「ヤバイね、吾郎ちゃん」
吾郎 「ヤバイねぇ」
草なぎ「ヤバイねぇ。あのね、ちょっと天候、待ってみたんですけど、
これ以上回復する見込みはないという事で。行こう、吾郎ちゃん!」
吾郎 「大丈夫かな、本当に?」
草なぎ「ここまで来たら、やっぱりさ、登りたいよね」
吾郎 「いや、登りたいけど。・・・本当に、大丈夫?」
草なぎ「僕について来て!」
吾郎 「GO?」
草なぎ「GOでしょう!じゃぁ、吾郎ちゃん、行こう」
吾郎 「行こうか!」
草なぎ「槍ヶ岳の、大槍を目指して」
吾郎 「おお!」
草なぎ「行くぞ!」
二人 「おお!!」
吾郎 「行くぞ!」
GO!でしょう、が聞けて、ちょっと嬉しい。本当は荒井P本人に出てきて欲しかったけどね…
ナレ『前代未聞の悪天候の中、果たして二人は頂上にたどり着くことができるのか?』
ナレ『果敢にアタックした稲垣と草なぎ。大槍への登頂ルートは、基本的に岩場の合間を縫って上がっていく。途中に3つのハシゴがあり、最後のハシゴを上れば、頂上である。頂上の広さはおよそタタミ20畳。晴れていても油断は禁物。この情況の中、二人は諦めず、最後のはしごを登ることができるのか?』
まずは、急勾配の岩を登り始める二人。先頭は剛君、その後を吾郎君が続きます;
吾郎 「見えないよ!」
草なぎ「見えないねぇ」
吾郎 「これ、雲の中だよね。ちょっとこれさ、まじで、前代未聞だよ」
草なぎ「前代未聞だねぇ」
吾郎 「ほんと、ゆっくり目でお願いします。膝、曲がんないんで、俺」
ナレ『稲垣の左膝は痛みを極力抑えるため、テーピングで固めてある』
草なぎ「結構、岩場が安定してないね。ほとんど直角だよ、これ」
吾郎 「ああ、見えない!」
草なぎ「半端じゃねー」
吾郎 「ちょっと待って・・・」
二人とも、それぞれにゆっくりと登っていってます。でも、吾郎君、気持ちと足の状態とが連動していない雰囲気。
吾郎 「どこだ、次、足・・・分かんねぇ・・・」
草なぎ「大丈夫、吾郎ちゃん?」
吾郎 「大丈夫」
ナレ『安全な岩場を確保するために、最新の注意を図る。一歩踏み外したら命取りになるのだ』
草なぎ「大丈夫、これ三点支持でちゃんと手で持って、足もこうやって
やってけば」
吾郎 「足がどこだ・・」
草なぎ「副隊長!」
吾郎 「ちょっと待って。足が・・・」
ナレ『この情況の中、焦りは禁物』
吾郎 「要するにさ・・・」
草なぎ「大丈夫、吾郎ちゃん?」
ナレ『心配そうに見つめる隊長 草なぎ』
吾郎 「あ、大丈夫だ…」
ナレ『左膝が思うように動かない稲垣。頂上が目の前にあるのだが、姿を現してくれない』
吾郎 「あぁ〜。ダメだ、俺、根性ないなぁ。
恐いもん、だって普通に・・・」
何だろうなぁ、この「俺、根性ないなぁ」という吾郎君の台詞、好き! 何が好きなのか、自分でも理由は不明なので、聞かないでね(誰も聞いてこないとは思うけど(^^;))
ナレ『恐怖心と戦いながら、危険な岩場を克服していく。上に上るにつれ、雨風はさらに激しさを増してきた』
草なぎ「大丈夫、吾郎ちゃん?」
吾郎 「うん」
ナレ『常に稲垣を心配する隊長 草なぎ』
草なぎ「ちょっと、俺が手伝ってあげる」
ナレ『稲垣も痛めている足を庇いながら、確実に登っていく・・・』
そうこうしている間に、先に剛君が3本あるハシゴのうちの1本目の足元に到着。
ナレ『草なぎ、1本目のハシゴにトライ。ハシゴの角度はほぼ垂直』
そして、吾郎君も1本目のハシゴ…;
吾郎 「なんか、恐い・・・・」
ナレ『雨で濡れているため、滑りやすい、踏み外せば、アウトだ。緊張を緩めることはできない。常に先に行き、稲垣を気遣う、隊長 草なぎ』
草なぎ「今日、岩が濡れて、ほんと、滑るな・・・」
そうして、さらに急な岸壁に差し掛かったところで、二人に命綱となるロープが括りつけてられてます。サポートして下さる皆様の苦労というのが今回は強く感じるよぉ〜。
ナレ『岩場の要所には、危険防止のため、鉄の杭が打ちつけてある』
そして、二人は、その杭を頼りに登っていくわけで;
吾郎 「えーと、考えちゃうな」
ナレ『草なぎ、2つ目のハシゴ前に到着』
草なぎ「吾郎ちゃんの嫌いなハシゴがまた出てきたよ」
吾郎 「もういいよ・・・」
(↑マジで弱気…)
ナレ『2本目のハシゴはおよそ5m。これもほぼ垂直。3,000m超えた岩肌に、垂直にかかるこのハシゴ。ひとつ踏み外せば命の保障など無い。恐怖と戦いながら登るしかない』
吾郎 「うわっ、絶対、左見ない!絶対、見ない」
と、断崖絶壁の広がる左手から顔を背ける吾郎君。恐がっている吾郎君には申し訳ないが、ちょっと可愛い(*^^*)。吾郎君の恐がり方と、個人的満足とが比例してしまってるけど、吾郎君、酷いファンだと思わないでね。無事、登頂が成功したのが分かってるからこそ言える台詞なんだから…(それ以前に、絶対に本人が読むことは無いだろうと思うから言える台詞なんだけど…(^^;))。
草なぎ「しっかり登って」
吾郎 「はい」
草なぎ「一歩、一歩、しっかり登って」
吾郎 「隊長!!!」
草なぎ「よし」
吾郎 「大丈夫です」
草なぎ「じゃぁ、いくぞ!」
少し、足場の安定しているところで、休息を取る二人;
吾郎 「お尻引けてるよ俺」
実際、カメラマンさんが吾郎君の全身を映すと、た、確かに…(^^;)。でも、恐いよ、これは。そして、霧で周りが何も見えない状態で、周囲を見渡して;
吾郎 「ちょと、何にも見えない・・・
から、いいんだか、分からないね」
ナレ『残るハシゴはあと1つ。これを登りきれば、いよいよ頂上。日本で一番高い岩壁に最後のかかるハシゴ、長さは8m。これを登りきれた者だけが、この頂に立つことができるのだ。最後のハシゴを登り始めた草なぎ。そして稲垣も、膝の痛みと恐怖に耐えながら、8mのハシゴを登り始めた。草なぎは、稲垣を心配し、アイコンタクトを交わしつつ、二人で呼吸を揃えながら登っていく。そして』
草なぎ「やったー」
ナレ『くさなぎ、大槍の頂上に無事、到着』
草なぎ「よし、吾郎ちゃん、もう少し」
吾郎 「気持ち悪い・・・」
草なぎ「もうちょっと、もうちょっと・・・」
吾郎 「足が・・・」
ナレ『あとわずか・・・しかし、最後の最後まで気を抜くことはできない。膝の痛みをこらえる稲垣。ゴールはあとわずか…』
そして、剛君が手を伸ばせば届くぐらいのところまでハシゴを登ってきた吾郎君;
吾郎 「高いハシゴ、初めて登った」
草なぎ「へい、吾郎ちゃん」
吾郎 「ちょっと待ってね」
草なぎ「はい」
吾郎 「ちょっと待って」
そして、いよいよ;
吾郎 「ヨイショー!」
ナレ『稲垣、大槍の頂上に見事到着!』
草なぎ「やった!お疲れ!」
吾郎 「(^^)」
草なぎ「やったね!とうとう来たよ、吾郎ちゃん!」
そして、二人で頂上の目印の石(何て言うのでしょう、あれは?)に;
吾郎 「せーの」
二人 「タッチ!」
ようやく登頂を成し遂げたのでした・・・。って、ここで終わりじゃなくて、肝心の「お仕事」はここから;
草なぎ「吾郎ちゃん、ここで踊れるか?」
足場はやっぱり岩だらけ。平らなところなんて、見あたらない状態です(^^;)。
ナレ『お仕事はまだ終わってなかった』
草なぎ「やばいよ!吾郎ちゃん。残念だね、でも、霧だね・・・」
天候がよければ、360度の絶景パノラマが拝めたんだけどね。ホント、残念。そして・・
ナレ『今回のお仕事はこちらです』
草なぎ「お仕事ロケのダンス、いきます!」
二人 「レッツ・ダンス!」
そして、『♪アルプス一万尺〜』と登山ルックなのに、やたらと可愛い振り付けで踊る二人。踊り終えて;
二人 「いえーい!」
と、ハイタッチ&抱擁・・・(^^)。そしてなぜかBGMが『ススメ!』だったりする。
ナレ『この瞬間、二人のお仕事ロケは無事、終了した。稲垣と草なぎの二人で挑んだ今回の槍ヶ岳お仕事ロケ。草なぎは、稲垣をリードするように道を進んだ。稲垣は左膝がボロボロになりながらも、諦めずに道を進んだ。最初は冗談で言っていた草なぎ隊長という言葉だが、いつしか稲垣の目には草なぎが正に頼り甲斐のある隊長に見えた。灼熱の太陽、身を凍らせる雨、厳しい岩山。二人から体力を奪っていったかのように見えた槍ヶ岳は、最後に、二人の間に更に硬い絆をくれた。そんな素敵な経験をさせてくれた槍ヶ岳に、乾杯!そして感謝』
で、最後にシャンパンで乾杯する二人・・・って、その間のシャンパンサーベルのシーンは?!?!?!?!!(号泣)
VTRが終わり、5人揃ってのスタジオでのトークに戻ります;
中居 「改めて、剛君、ご覧になって、如何ですか?」
草なぎ「いやぁ、感動でしたね」
吾郎 「やっぱり登りついたところの達成感というのは、堪らないもの
がありましたね」
中居 「それは、経験している人じゃないと分からないですね。僕等は
見てても分からないですね」
吾郎 「体力勝負、恐怖心との勝負…」
中居 「恐怖との戦い」
吾郎 「恐怖心との戦いだったから」
草なぎ「吾郎ちゃん、最後手を伸ばしたのにさぁ、『いい!』って
言うんですよ!『いい。いい、いい』って。『怖いからいい、
いい』って言うの」
吾郎 「怖いんですよぉ〜。
だから、ちょっちょっといいですか、このハシゴを使って…」
と言いながら、吾郎君、立ち上がってハシゴの方に歩み寄り、スタジオに用意された脚立に実際に登りながら、説明を始めます。うわっ、座ってるときの吾郎君のビジュアルも素敵だったけど、立ったら尚、素敵すぎる!!ハシゴを登る際に、吾郎君のシルエットを右側から拝めたわけですが、黒の服装がスタイルとマッチして、さらに際立って素敵だったわぁ〜。
吾郎 「普通ハシゴってさ、こうやって登るでしょ、1コ1コ?
だけど僕怖くて、こうやって、こうやって、1コずつこうやって
登ってたのよ」
と、左右の足を交互にではなく、一段一段、足を揃えてからじゃないと次の段には踏み出せなかったことを説明する吾郎君。その姿が堪らなく可愛いし(*^^*)。あと、細かすぎで申し訳ないですが、「だけど僕怖くて…」と言ったときの声が好き。
吾郎 「こっからこっちに。こう・・・いけないのよ。分かる?」
と、説明して、ハシゴの上の方(と言っても、数段登っただけだが)で改めて下を見ると;
吾郎 「おぉ〜、高いな、ここも(@o@)」
TVガイドにも書いてあったけど、本当にハシゴがトラウマになっちゃった?(^^;)。舞台ではあんなに元気よく昇ってたのにねぇ〜(屋根の上でターンまでやってたぞ(^^;))
香取 「もっと早く行けないの?こうやって、何かこう…オイオイオイ…」
と、軽快にハシゴを登ってきた慎吾君を見て;
吾郎 「おお!早いね(@o@)」
吾郎 「これが3,000mの所にあるんですよ」
香取 「これで3,000m下は、やっぱ半端じゃないね。あれ、でも、見え
なかったんだね?」
中居 「霧で見えなかったからね」
木村 「本当、吾郎は霧に感謝だよ」
吾郎 「正直言ってそうなんです。下りはもっと怖かった
んです。まぁ、VTRここまでなんですけど」
香取 「下り、ハンパじゃないね」
吾郎 「僕はもう、剛と上で乾杯して、下りの事なんて
何も考えてなかったの」
中居 「そこがゴールだと思うからね」
吾郎 「そう」
大笑い(^^)。そう、こういうのって降りる方が恐いんですよね。だから、降りるときのことを考えたら、余計に登ることが躊躇われたんでしょうけど、そういう考えが予め無かったというのは、吾郎君にとってはよかったのかもしれない(苦笑)。
無事、お仕事終了、お疲れ様でした。
- エンディングコーナー & 笑って泣いて歌いまSHOW!
歌のゲストは森山良子さんと夏川りみさん。夏川さんと吾郎君は同級生なんだよね…。
中居 「お2人は、何か昔…」
吾郎 「そうそう」
中居 「付き合って?付き…」
(そういうことを言うから、すぐに書かれちゃうんだよ…(^^;))
夏川 「違う違う(焦)。高校の同級生なんです」
中居 「高校の同級生ですよ」
吾郎 「12年ぶりです」
中居 「どんな子でしたか、吾郎ちゃんは?」
夏川 「吾郎ちゃんはあの時からSMAPで、忙しくなった時だったんです
けど。すごい髪の毛ボサボサで『どうしたの吾郎ちゃん
その頭?』って言うと、『寝坊しちゃった〜』って感じで。
それでも遅刻しないで毎日ちゃんと通ってました」
中居 「ほぉ〜〜〜」
木村 「本当?それ、テレビ用でしょ?」
(今回はさすがに私もテレビ用だと思う…(^^;))
夏川 「本当ですよ!本当です、本当です」
吾郎 「本当だもんね〜(^^)」
何、なついてんだよ!!! それにしても、夏川さんと吾郎君って、「ごろーちゃん」と呼ばれるぐらい、そこまで仲がよかったのでしょうか?・・・素朴な疑問かも。
(03.10.05 up)
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