Sma Station!! 2013年03月分


第88回:13/03/02

 

第88回 13.03.02 25:00〜25:54(12.09.30 up)

今回はアカデミー賞(もちろんアメリカの)スペシャルです。従って今回も邦画は無し(ほっ)。今回は以下のの5作品です;

  ■ ジャンゴ 繋がれざる者
  ■ ゼロ・ダーク・サーティ
  ■ 世界にひとつのプレイブック
  ■ ムーンライズ・キングダム
  ■ 愛、アムール

  大下 「今月の5作品はいかがでしたか?」
  吾郎 「やっぱりあの…、アカデミー賞にみんなもう、多数ノミネート
      されている作品だけあって5作品ともどれも素晴しかったです。
      普通の月で言うと、どれもやっぱり、1位になってもおかしく
      ないような作品なんじゃないかなって。5作品全部素晴しいっ
      て無いですよね」
  大下 「あはははは(笑)」
  吾郎 「月イチゴロー、始まって以来の…」

と今回のチョイスはすこぶるいい感じです。

  大下 「それでは『アカデミー賞スペシャル』、第5位は」
  吾郎 「第5位は『ムーンライズ・キングダム』です」

[第5位]ムーンライズ・キングダム

  吾郎 「いやぁ〜、これも素晴しいというか。まぁ子供が主人公。子供
      が2人で駆け落ちするという、ちょっと可愛いストーリーなん
      ですけども。子供の頃思い出させてくれる映画で、子供の頃の
      何か出来事っていうのを、子供の頃持ってた自分の気持ちとか」
  大下 「はい」
  吾郎 「僕、ボーイスカウトに入りたかったんですよ」
  大下 「ええ」
  吾郎 「ああいう格好とか」
  大下 「憧れますよね」
  吾郎 「憧れるじゃないですか。でも、やっぱり集団行動が苦手だったんで」
  大下 「あ、そうなんですか?」
  吾郎 「うん。結局、ボーイスカウトに入らなかったんですよ。そんな
      僕は協調性もない少年だったんで、だから僕、この映画の主人
      公、何か、うん、共感できたというか」
  大下 「そうですか〜」
  吾郎 「うん」

  ナレ 『今回は第5位も高評価』


  大下 「第4位は」
  吾郎 「第4位は『ジャンゴ 繋がれざる者』です。はい」

[第4位]ジャンゴ 繋がれざる者

この作品は、よく、吾郎君が出演した『十三人の刺客』を引き合いに出して語っている人も見かけました。なので少し気にはなる映画ではあります。

  吾郎 「変わらないですね、タランティーノ」
  大下 「本当ですね(笑)」
  吾郎 「ある意味、期待を裏切らないというか」
  大下 「確かに」
  吾郎 「うん。タランティーノ好きにとってはもちろん、変わらない」
  大下 「はい」
  吾郎 「でも、タランティーノ好きじゃない人も、意外と今回、見れる
      のかな。痛快で分かりやすいし」
  大下 「ザ・西部劇というかね」
  吾郎 「僕が生まれて初めて買ったモデルガンとかも、いわゆる西部劇
      で使われるような、シングルアクションのリボルバー。(実演
      しながら)こうやって連続で撃てないんですよ、オートマチッ
      クに」
  大下 「へぇ〜」
  吾郎 「1回1回、こう…トリガー、引き金を上げてバンって(撃って)、
      ガチャって上げて(また撃つ)。それで早撃ちするためにガン
      ガンガンガン・・・」
  大下 「ああ・・・」
  吾郎 「そういう、意味分かる?大丈夫?」
  大下 「半分ぐらい分かってないんですけど」
  吾郎 「あ、そう…(汗)」


  ナレ 『タランティーノ作品が第4位』


  大下 「第3位は」
  吾郎 「第3位は『愛、アムール』」

[第3位]愛、アムール

  吾郎 「かなり重厚な・・・」
  大下 「はい」
  吾郎 「これは重いですね、この作品は」
  大下 「ねぇ…」
  吾郎 「うん。誰もが直面する『死と老い』ですよね。老いと死」
  大下 「そうですねぇ」
  吾郎 「うん・・・やっぱりこう、目を背けたくなるようなテーマ。何
      も映画でそういったテーマのものを観たくはない・・・絶対、
      来るんですよね、人は」
  大下 「絶対来ます。言葉を失いますけど、でも、本当、観て良かった
      なと思いました」
  吾郎 「良かった。これを観た自分と観てない自分は、今後、やっぱり
      自分の人生が…変わっていくんじゃないかな、と思いました」
  大下 「あ、本当ですか…」
  吾郎 「うん。こういう映画を勇気を持って作ってくれたわけだから。
      うん・・・真正面から捉えて、大人だったら観ましょ」
  大下 「はい。そう思います」
  吾郎 「ね」


  ナレ 『大人だったら観るべき映画だそうです』


  大下 「第2位は」
  吾郎 「第2位は『世界にひとつのプレイブック』です。はい」


[第2位]世界にひとつのプレイブック

  吾郎 「何かすごく、何か心が、何か温まって」
  大下 「いい作品ですね」
  吾郎 「いい作品です、これは」
  大下 「本当に」
  吾郎 「良い作品ですねぇ
  大下 「そうです」
  吾郎 「ジェニファー・ロレンスが素晴しい」
  大下 「素晴しい」
  吾郎 「もう、こんな22歳」
  大下 「ねぇ…」
  吾郎 「ヒリヒリしてますよね、この人」
  大下 「はい」
  吾郎 「ヒリヒリする、ヒリヒリした役がピッタリだ!」
  大下 「あははは(笑)」
  吾郎 「この映画ってジャンル何ですか?コメディですか?ヒューマン
      ですか、ラブストーリーですか?って思わせる映画ですよね」
  大下 「うん。全部入っているところもありますしねぇ」
  吾郎 「そこがいいよね」
  大下 「ねぇ」
  吾郎 「これを薦めたら、何か、その人がすごく良い人で心が温かくて、
      しかも頭が良い人に思われます」
  大下 「あはは(笑)」
  吾郎 「これも観ましょ」
  大下 「ねぇ(^^;」


  ナレ 『世界にひとつのプレイブックが第2位』


従って、一位は;

[第1位]ゼロ・ダーク・サーティ

  吾郎 「2時間38分」
  大下 「はい」
  吾郎 「長いですけど、もう1mmも僕は動きませんでしたね。1mmは嘘
      ですけど(笑)」
  大下 「分かります」
  吾郎 「見入りましたね」
  大下 「はい」
  吾郎 「正にひきつけられるというのはこのことで」
  大下 「はい」
  吾郎 「これも観ましょう」
  大下 「観ましょです」
  吾郎 「うーん」
  大下 「これは何かね、予想してたより」
  吾郎 「僕、全然、期待してなかった」
  大下 「私もなんです、実は」
  吾郎 「エンターテイメントとドキュメンタリーのバランスが素晴しか
      った」
  大下 「絶妙でした、確かに」
  吾郎 「絶妙。まるでフィクションムービーを見ているかのような」
  大下 「ビン・ラディンが捕まるってみんな分かってるのに、結末が」
  吾郎 「そう」
  大下 「なのに見入ってしまうんですよね」
  吾郎 「見入ってしまう。なぜ?」
  大下 「なぜなんでしょう?」
  吾郎 「教えてくださいよ!」
  大下 「(笑) わかんない…」


  ナレ 『ゼロ・ダーク・サーティが堂々の第一位』


この後、大下さんが「いつにも増して熱かったです」「嬉しそうにずーっとお話下さいました」とあるのだから、もっと長く放送してくれてもいいのに・・・

 


home