Sma Station!! 2012年05月分


第83回:12/05/12

 

第83回 12.05.12 23:00〜23:54(12.05.13 up)

ここ最近、編集の酷さや映画のチョイスがあまりに酷すぎる放送が続き、お久しぶりの月イチゴローに関しては久しぶりの更新となりまし。時間があれば(考え方が変われば)過去のものも遡ってレポを書きたいと思いますが、ひとまず最新分をレポしておきます。


今回の5作品は以下;

  ■ アーディスト
  ■ バッド・ティーチャー
  ■ 幸せの教室
  ■ キリング・ショット
  ■ 裏切りのサーカス

今回は洋画ばかりなので気楽かな…(汗)


  吾郎 「今月の5本は、ねぇ、まぁまず、一番注目されるのがアーティ
      ストですよ」
  大下 「はい」
  吾郎 「バーサス、ね」
  大下 「ハリウッドスター軍団(キャメロン・ディアス,ブルース・ウ
      ィルス,ゲイリー・オールドマン,トム・ハンクス)」
  吾郎 「ハリウッドスター軍団 対 アーティスト」

あ、今日はそういう謳い文句なのか。そういう謳い文句にされると、果たして純粋に慎吾君が観たいと思って選んだ5作品なんだろうかと疑いたくなるんだよ。

  大下 「はい」
  吾郎 「結構、ま、3位以下と言うか、5位,4位,3位あたりは酷い
      かな」
  大下 「あははは。笑顔で『酷いかな』」
  吾郎 「多分、何言っても、笑顔だったらいいのかなって、最近」



  大下 「今月の第5位は?」
  吾郎 「第5位は『幸せの教室』です」

[第5位]幸せの教室

  吾郎 「トム・ハンクス,ジュリア・ロバーツ」
  大下 「夢の共演ですね」
  吾郎 「夢の共演、そしてタイトルが『幸せの教室』、何か見たくなる
      ような、うん、映画ですけれども」
  大下 「はい」
  吾郎 「それで期待してしまうと、うん、100%期待を裏切られてしまう
      んじゃないかな、という」
  大下 「…100%?!?!(笑)」
  吾郎 「まずやっぱり、第一にトム・ハンクス、やっぱり誰もが見たい
      トム・ハンクスではなかったのかなという。大作といわれる、
      制作費もかかってて、ねぇ?…大きな作品に主演されてきて、
      うん、そこを引っ張っていく存在感があったじゃないですか?」
  大下 「はい」
  吾郎 「うん、逆にこういう、何か本当に、小っちゃくてフワっとした
      映画に出ることが逆に逆効果になって。それは同じくジュリア
      ・ロバーツにも言えることなのかなぁ。うん…。まぁでもさぁ、
      本当に言うことも無いことをこうやって説明するのって、す〜
      ごく難しいですね」
  大下 「***してます!(笑)」
  吾郎 「一言、良くなかった、でいいよね、今思ったんだけど」
  大下 「いやいや」

  ナレ 『ハリウッドスター夢の共演が第5位』


  吾郎 「第4位は『バッド・ティーチャー』」
  大下 「はい」
  吾郎 「はい」

[第4位]バッド・ティーチャー

  吾郎 「バカな映画ですねぇ〜」
  大下 「(笑)」
  吾郎 「何ですか、『バッド・ティーチャー』って。もう、ぴったりで
      すよ、これ。タイトルが。何か、昔のキャメロン・ディアス。
      とってもカワイイ、ちょっとお馬鹿な、セクシーなキャメロン
      ・ディアスが帰ってきたという」
  大下 「振り切ってましたねぇ」
  吾郎 「そうですね。もう、こういうのを見て、スカッとしたいという
      人には、もう、ぴったりの映画ですし、そういった人の期待に
      は応えてくれる」
  大下 「そうですね」
  吾郎 「うん。以上です」
  大下 「あははは(笑)」

  ナレ 『キャメロン・ディアスのお馬鹿映画が4位』


  大下 「第3位は?」
  吾郎 「第3位は『キリング・ショット』です」

[第3位]キリング・ショット

  吾郎 「正直、ちょっと怪しいじゃないですか。『ブルース・ウィルス、
      またやっちゃったんじゃないのぉ〜?』って思うじゃないです
      か。意外と面白かったんですよ。期待してなかったからかな…」
  大下 「(笑)」
  吾郎 「映像のテンポ感とか演出の見せ方に関しては、すごく、タラン
      ティーノみたいな、ちょっと三池監督とかとも通じるなぁ、と。
      すごくエンターテイメントに徹してる…。何も考えずに、その
      スリルだけを味わうことができたんじゃないかなという、うん」
  大下 「ああ…」
  吾郎 「これは別に『2』とかできますよね。…決してそんな前向きの
      こと言う必要、無いね」
  大下 「いえ(笑)。ありがとうございます」
  吾郎 「申し訳ないけど、これ、2が出来たって、絶対観ないもんね」
  大下 「(笑)」
  吾郎 「何でそういうこと言うんだろう」


  大下 「アーティスト VS ハリウッドスター軍団、では第2位は?」
  吾郎 「第2位は『裏切りのサーカス』」
  大下 「ああ!」
  吾郎 「はい」

[第2位]裏切りのサーカス

  吾郎 「僕は好きですね」
  大下 「好きですか?」
  吾郎 「うん。結構、迷いました、1位と」
  大下 「あ、そうですか?」
  吾郎 「うん。最近、スパイ映画って、どっちかっていうとアクション
      映画に偏ってるところが多かった中では、本当に重厚感のある
      スパイ映画に仕上がってるんじゃないかな」
  大下 「はい」
  吾郎 「ちゃんとミステリーとして。後は、ゲイリー・オールドマンと
      コリン・ファースが出てる、ねぇ、冷戦時代のスパイものの映
      画っていうだけでも、映画ファンだったら絶対に劇場に足を運
      んでもらいたいなって僕は思うし。ただ、難しいですね、この
      映画!パンフレットにもね、言葉には書いてあるんですけども」

ポスターには;

    一度目、あんたを欺く。
    二度目、真実が見える。

と書いてあるそうです。

  吾郎 「一度目観たときにあなたを欺く、二度目に観たときにやっと真
      実が見えるっていう風に。うん、確かに2度観て、3度観て、
      っていう風に、うん、そういうものに耐えられる、魅力のある
      映画だと思うんですけど。うん、やっぱり何度も観たくなって
      しまう」
  大下 「はい。これまでの3位までの表情と、稲垣さん、全然、違いま
      す」
  吾郎 「違うでしょ?!」
  大下 「はい」
  吾郎 「こっからオンエアで、お願いしますっ!」
  大下 「(笑)」

  ナレ 『二度観る価値はあるみたいです』


[第1位]アーティスト

  吾郎 「いやぁ、やっぱり斬新でしたよね。サイレント映画、モノクロ。
      どうなんのかなぁ、と思って観てたんですけど、逆に何か、今、
      逆に失われつつあるものがそこにあるのかなぁ、という感じも
      したし。何か、観る側にちゃんと想像されるとか、観る側を教
      育してくれるというか」
  大下 「そうですね、確かに…」
  吾郎 「うん…」
  大下 「私、すごく好きなシーンがあって。あの、タキシードに袖を通
      して、で」
  吾郎 「ああ!よかった!抱きしめられてるって」
  大下 「ねぇ〜?」
  吾郎 「・・・自分で」
  大下 「そうです!」
  吾郎 「ドキっとするぐらいに、本当の人に見えるじゃないですか」
  大下 「見えました」
  吾郎 「モノクロゆえにタキシード、特に黒だから」
  大下 「はい」
  吾郎 「うん、だからモノクロ映画とかサイレント映画ということを生
      かした演出が随所に見られるところが、よかったよね。この、
      本当にサイレント映画とかモノクロ映画なんか、誰も観てない、
      観たこともない人が多い中で、勝負に出て、アカデミー賞をね、
      こんな最多5部門も受賞したっていうことに、僕は逆に感動し
      ますけどね」

  ナレ 『アーティストが堂々の1位』


 

慎吾君は吾郎君のランキングにそのままでした。


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