Sma Station!! 2010年3月分


第65回:10/03/20

 

第65回 10.03.20 23:00〜23:54(10.04.11up)

本日の5本は以下の5本;

  ■ ハート・ロッカー
  ■ マイレージ、マイライフ
  ■ プリンセスと魔法のキス
  ■ NINE
  ■ フィリップ、君を愛してる!

今回はアカデミー賞に関連する作品が集まってます。

  吾郎 「乾杯」
  大下 「乾杯」
  吾郎 「いいですね、白ワイン」
  大下 「今日は代々木上原にあります『まるなべ一新』さんのお料理」
  吾郎 「はい」
  大下 「ご用意させて頂きまいた」

今回は鯛めしです。大きな土鍋の中に、鯛がまるまる一匹尾頭付きで。

  大下 「うわっ!」
  吾郎 「うぉ!!!!!!!すごい!!目出度い」
  大下 「あははは(笑)」
  吾郎 「す〜ごいですねぇ。何かお殿様が食べてる鯛みたいですね」

大下さんが料理を取り分けてくださり;

  吾郎 「じゃぁ、頂きます」
  大下 「頂きます」
  吾郎 「うーん!」
  大下 「ん!」
  吾郎 「うん、まいう〜」

(笑) まぁ、確かにおいしそうだけどね。これがあってこその月イチゴローだし。


ってことで、ランキング。今回のラインナップの注目は、第82回アカデミー賞で作品賞監督賞を含む6部門でタイトルを取った『ハート・ロッカー』に吾郎君がどういうコメントをするかということなんですが;

  吾郎 「第五位は、『ハート・ロッカー』」
  大下 「ええ!!」

いきなり『ハート・ロッカー』ですか?(汗)

[第5位]ハート・ロッカー

  大下 「いきなり?」
  吾郎 「そうですねえ」
  大下 「アカデミー賞作品賞を」
  吾郎 「うん。アカデミー賞で『アバター』に圧勝したという」
  大下 「そうです 」
  吾郎 「ただ、月イチゴローではそうはいきません・・・」

いや、そんな大層な・・・(汗)

  吾郎 「何かこう…、ドキュメンタリータッチにしてるんですけども、
      エンターティメント・・・性もあったりということで、何か、
      どっちなのかなあ〜、っていう風に結構僕は、思ってしまった
      んですよね・・・」
  大下 「『アバター』と、ここだけの話、どちらが?」
  吾郎 「影響力を与えたりとか、すごく心に残ったりとかという意味で
      は『ハート・ロッカー』、すごく僕は評価するんですけれども、
      まぁ、やっぱ、映画としてね、ひとつの娯楽として、エンター
      ティメントとして、うーん、なんか、意思表示がはっきりして
      いるものは、やっぱり『アバター』なのかなって、僕は気がし
      たんですよね。まぁ、『アバター』みたいなものが普通に賞を
      取って、映画としてキラキラしてるのは、僕はいいと思うんで
      すけどねえ。う〜ん」

  ナレ 『話題作が何と5位』


  吾郎 「第4位は『プリンセスと魔法のキス』」

こちらはアカデミー賞長編アニメ賞にノミネートされた作品です。

[第4位]プリンセスと魔法のキス

  吾郎 「慎吾は必ず、ディズニー物を僕に見せますね」
  大下 「ですねえ〜」
  吾郎 「もう、詳しくなってきちゃったよね」
  大下 「あははは」
  吾郎 「ピクサーとね」
  大下 「相当ご覧になりましたよね」
  吾郎 「うん。何か、もうちょっと、CG…ああ、CGとかまぁ、3Dとか、
      そういったものに少しこう…飽きてしまってきたっていうか、
      そういった刺激に対して慣れてしまった、という意味で何か…
      敢えてこの原点に戻る手書きアニメの温かみ…にちょっと癒さ
      れてしまいました」
  大下 「わかりますー。私も大好きでした」
  吾郎 「本当にもう、綺麗な映画、ですよね。上流のお水のような」
  大下 「はい」
  吾郎 「南アルプス、みたいな」
  大下 「はい」
  吾郎 「でもね、僕、ディズニーランドって一回しか行ったことないん
      ですよ」
  大下 「えっ!?…ホントですか?」
  吾郎 「うん。中学生ぐらいの時に」
  大下 「じゃ、「Sea」はゼロ…」
  吾郎 「行った事ないんですよ」
  大下 「あ」
  吾郎 「いや、なんか行きたいと思いました、この映画を見て、ディズ
      ニーに」
  大下 「ああ、いいですねえ〜」

  ナレ 『4位ですが高評価』


  吾郎 「第3位は『NINE』です」

ペネロペ・クルスがアカデミー賞に助演女優賞ノミネートされた作品。

[第3位]NINE

  吾郎 「残念なのが、やっぱりこの…すごくビッグネームの俳優さん達
      が出てるのに、絡まないんですよね、あまり」
  大下 「そうでしたねぇ。どう絡むんだろうって、ちょっと楽しみに…」
  吾郎 「そうそう、そうそう。冒頭でちょっと同時に出てくるのあるんで
      すけど」
  大下 「どなたが、お好みでしたか?」
  吾郎 「ケイト・ハドソン」
  大下 「ああ」
  吾郎 「…の、シーンは結構良かったですね。ファッション・ショーに
      見立てて…」
  大下 「そうでした」
  吾郎 「うん。ペネロペも良かったしね。いやぁぁぁ〜…、もうフェロ
      モンの塊としか思えないですよね、本当に…。フェロモン対決
      だね、この映画は!フェロモン対決を、見るだけの映画だね、
      これは」
  大下 「あははは(笑)」
  吾郎 「本当に。ストーリーとかじゃないし、ダニエル・デイ・ルイス
      も…ま、格好いいんですけどー、…なんか、そんなにあんまり
      ハマってません」
  大下 「(笑)」
  吾郎 「ハマってない!ちょっと枯れてるじゃないですか、ダニエル・
      デイ・ルイスって。枯れた魅力じゃないですか?50歳…ぐらい
      に見えるじゃないですか?」
  大下 「…見えました」
  吾郎 「ソフィア・ローレンがお母さんに見えなくない?」
  大下 「(笑)・・・確かに。あんまり…差が無いです…よね」
  吾郎 「でも、ソフィア・ローレンが若いんだよ!1934年生まれですよ、
      あの人」
  大下 「あ、そうなんですか?」
  吾郎 「うん」
  大下 「うわ、よくご存知ですね!ってことは…76?今年」
  吾郎 「そうです」
  大下 「えええー!」
  吾郎 「僕のお友達のお母様が1934年生まれで、サヨコさんっていうん
      ですよ」
  大下 「あははは(笑)」

  ナレ 『3位なのに、辛口です』


  吾郎 「第2位は『フィリップ、君を愛してる!』」

[第2位]フィリップ、君を愛してる!

  吾郎 「もうまず、この主人公の二人の演技力が素晴らしかったです。
      ユアン・マクレガーが、ここまでやるとは思わなかったですね。
      こんなに上手いゲイを初めて見ました、僕は」
  大下 「あぁ〜、なるほど」
  吾郎 「うん。ゲイって、芸能の『芸』じゃなくて、『ゲイ』ね(^^;)」

ちゃんと、手を添えて説明してます(^^;)

  大下 「あははは(笑)」
  吾郎 「そう」
  大下 「ありがとうございます、解説付きで(笑)」
  吾郎 「で、ちゃんとラブ・ストーリーです。ゲイの話だから受け付け
      ないみたいなことは全然無い。『愛する人に愛してるって言い
      たくなる映画』って、本当、謳ってますけどね、正にその通り
      でしたね。うん」

  ナレ 『ユアンマクレガーを大絶賛』


従って1位は『マイレージ、マイライフ』です。

[第1位]マイレージ、マイライフ

  吾郎 「いやぁ〜、すごく上質な、品の良い・・・でも何かあまりにも
      こう…広がりすぎてなくて、キュッとまとまってる。うん、僕
      はすごく好きな映画でしたね」
  大下 「あ、そうですか」
  吾郎 「うん」
  大下 「面白いですよね、マイレージを貯める=命!みたいな男」
  吾郎 「バック・パックと…自分の人生をひっかけたりとかね。うーん…」

で、ここから吾郎君ってば大下さんに話を向けて;

  吾郎 「(大下さんの)バック・パックの中は…結構、隙があるんです
      か?」

またそんなレディに対して失礼なことを…

  大下 「あ…ものすごく、軽いです」
  吾郎 「バック・パック?」
  大下 「はい」
  吾郎 「この外側のチャック」
  大下 「人生の荷物少ないです」
  吾郎 「外側のチャックだけ?」
  大下 「はい。物欲無いです」
  吾郎 「ああ、そうなんですか?」
  大下 「はい」
  吾郎 「物欲なさそう!」
  大下 「はい。もう何か、元気でいられればいいな〜、一日、みたいな」
  吾郎 「すごいな。悟ってますね〜」
  大下 「(首を振って)そんなことないです。そういうこと言ってるか
      らダメなんでしょうけどね。とか、そういう事を考えながら」
  吾郎 「考えさせられるんだよね」
  大下 「…見られました」

いいのか、今回はこんなトークで???(^^;) だけど、吾郎君と大下さんのこういうトーク、好きですけどね。

 


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