第62回 09.11.21 23:00〜23:54 | (09.11.22up) |
この日のスマステは、慎吾君の舞台にあわせて、ニューヨークからの生中継。吾郎君もソフトバンクのCM撮影等々でニューヨークに行っていたのに、この日は既に日本に帰っていた模様。ニューヨークからの月イチを期待したけど、そう上手くは行かないか・・・。
本日の5本は以下の5本;
■ ゼロの焦点
■ イングロリアス・バスターズ
■ DISNEY'S クリスマス・キャロル
■ ファッションが教えてくれること
■ SOUL RED 松田優作
この日はスタジオに組まれたバーのセットで、落ち着いてトークです。
吾郎 「ねぇ、ニューヨークから放送…」
大下 「スマステーション」
吾郎 「ねぇ?」
大下 「今日はそうなんです。で、東京で食べられるニューヨークの美
味しい料理をご用意しました」
<本日のメニュー>
Union Square TOKYOの料理
黒胡椒風味のマグロのグリル
US牛サーロインステーキのスモークステーキ
USTバーガー(ランチ限定)
目の前にはハンバーガー&ステーキと、とってもアメリカンな料理が並んでます。
吾郎 「すごーい(拍手)。何だろう、アメリカンな」
大下 「アメリカンですねぇ〜」
吾郎 「ガッツリな感じが。腕白メニューっていう。何か絵に描いたよ
うなステーキですね」
大下 「(笑)」
吾郎 「何か、漫画みたい」
大下 「これが、(バーガーをナイフで半分に切りながら)パンがふわ
ふわ♪」
吾郎 「うわ、すごい!肉汁が」
大下 「こんな分厚い!」
2人して半分に切ったバーガーをかぶりついてます。
吾郎 「パテが美味しい!」
大下 「美味しい!」
吾郎 「ちょっと前のめりになっちゃいますよね」
大下 「(^^;) すいません」
吾郎 「何か、お互いの距離が縮まっていいかもしれないですね」
更にかぶりついてるところで、食事タイム終了(笑)
大下 「では、今月の月イチゴロー、第5位は?」
吾郎 「第5位は、『SOUL RED 松田優作』です」
[第5位]SOUL RED 松田優作
吾郎 「やっぱ俳優さんとかっていう仕事をしている人だったら、みん
なショックを受けると思いますよ、これ見たら」
大下 「!」
吾郎 「僕も、『凄い凄い』ってみんな言うしさ『松田優作って凄い!』
って、その…武勇伝も色々あるしさ、作品も素晴らしいじゃな
いですか」
大下 「ええ」
吾郎 「だから、何かそればっかりで頭でっかちになってて」
大下 「はい」
吾郎 「うん。改めて何が凄いのかなあぁ、って、こう冷静に見ると、
この年齢になって。やっぱすんごい人なんだな、って言うか。
まぁ、ドキュメンタリーとしてはもう一つ何か…、あった方が
…見やすかったのかなあっていう。見たことある映像がすごく
並んでたんですけれども、もっとこう…未公開的な、プライベ
ートシーンとかねえ?」
大下 「はい」
吾郎 「少し見れても良かったんじゃないかなあ、なんて」
大下 「(松田)龍平さんや翔太さんが松田優作さんの息子さんってこと
も、あんまりもうねえ…?」
吾郎 「そうなんですよねぇ。そういった意味ではまあ本当に…、松田
優作入門編じゃないですけど、知らない人に見てもらいたい、
っていう感じですよねぇ」
ナレ 『松田優作、入門篇ムービー』
大下 「では、第4位は?
吾郎 「第4位は、『クリスマス・キャロル』です」
[第4位]DISNEY クリスマス・キャロル
吾郎 「あの…、ま、とにかくCGはスゴイですね。もうCGとかじゃ
ないですよね。何かもう、気持ち悪いよね?」
大下 「もう、見たことないです」
吾郎 「アトラクションなんでしょ、ひとつの。う〜ん…。ディズニー
ランド行ってる感覚にはなるんじゃないですか、本当に。その
・・・現実・・・全く非現実的な世界が…、浴びてくるとか、
降り注いでくる感じっていうのは」
大下 「そうですね」
吾郎 「だから、そこにそんなストーリーは要らない、っていう。クリ
スマスで雪の降る日にさ、家族で行くなり恋人と行くなりさ、
そんなロマンティックな物を求めて行ってもダメだから。CG
の博物館に行くとか、そういう感じですよね」
大下 「そうですね(笑)」
ナレ 『THE アトラクションムービー』
大下 「第3位は?」
吾郎 「第3位は『ファッションが教えてくれること』」
[第3位]ファッションが教えてくれること
吾郎 「なんか、僕にやたらドキュメンタリー観せませんか?」
大下 「(^^;)」
吾郎 「ドキュメンタリーは、もう、観ない!」
大下 「あははは(笑)」
吾郎 「(^^;) いや、でも、この『ファッションが教えてくれること』
は、ドキュメンタリーとしてはちょっとまた、今まで見たこと
無いような。何かすごく、程よいストーリー感と作りの上手さ
があって。このアナというヴォーグの編集長だった人…の周り
で起きる事というのは、本当、ドラマチックで。1人で全部ね、
決断して決めていく。娘に対してはあんまり言えなかったとか。
すごく人間味に溢れてて。すごい素敵な人だなぁと僕も思いま
したし。何か少しこう…刺激を失ってしまった社会人たちにも
観て欲しいですね」
大下 「ですよね」
吾郎 「うん。あぁ、こういった緊張感の中で働いていかなきゃいけな
いんだ、って、改めて思ったりもするし」
大下 「はい」
吾郎 「そう、そういった意味ではね、結構僕も刺激は受けたんですよ
ね。意外といい映画かもしれないですねぇ」
大下 「ねぇ、何か」
3位だけど、褒めまくりの映画なのでした(^^;)
ナレ 『刺激を失った社会人にお薦め』
大下 「では第2位は」
吾郎 「第2位は『イングロリアス・バスターズ』です」
[第2位]イングロリアス・バスターズ
吾郎 「結構久々じゃないですか、タランティーノさんの映画っていう
のは」
大下 「ええ」
吾郎 「これほど史実に基づかない戦争映画は無いですよね?」
大下 「(笑) 確かに」
吾郎 「とんでもないものにはなってますよね。変なとこ突付かれるよ
ね?」
大下 「怖いけど、でも目が離せない…っていう」
吾郎 「うん…。で、すごく台詞もユニークですよね」
大下 「そうですね」
吾郎 「言葉のチョイスや、喩え方とか。すごくそこにセンスを感じま
すし。ワンシーン、ワンシーン、本当いいんですよ」
大下 「そうですねぇ!」
吾郎 「そのパズルをく、組み…ねぇ、パズルを完成した後に、『…何
の絵だろう?』っていう」
・・・f(^^;)
大下 「(^^;)」
吾郎 「(^^;) …そういうことですよね?」
大下 「(黙って頷く)」
吾郎 「ワンピース、ワンピース楽しめるパズルっていう意味では面白
い映画ですけどね…。俳優陣は、まぁブラット・ピットはやっ
ぱり、こう普段…また演らないような、裏切った役を演るって
いうことで。まあ面白味はあったんですけどね。クリストフ・
ヴァルツ、すごく上手く演じてた」
大下 「演じてましたねぇ」
吾郎 「怖かったよね?」
大下 「この方の演技だけでも一見の価値ありますね」
吾郎 「そうですねえ」
ナレ 『舞台のようなセリフの掛け合いに注目』
(↑こんなこと、吾郎君、どこかで言ってたんだろうか?)
[第1位]ゼロの焦点
吾郎 「面白い!やっぱ、今観ても、これほど松本清張先生の作品って
面白いっていうのが、すっごいですね。しかもこれ、昭和30年
代に考えついたっていうのは」
大下 「ねぇ?」
吾郎 「もう奇跡ですよね」
大下 「すごいですよね」
吾郎 「うん。ミステリーがどうだとかサスペンスがどうだとか、犯人
探しがどうだっていうことじゃなくて、やっぱその人間ドラマ
としての描き方が本当に素晴らしいな、と僕は思ったし。また
それを支えるねぇ」
大下 「はい」
吾郎 「俳優さんたちがすごかったですねぇ〜」
大下 「ねぇ〜」
吾郎 「すごくこう…ハッキリした役なんで三人とも。黄色、緑、赤、
みたいな。ただ、その3色をはっきり色を出すっていうのは、
非常に難しい作業だとは思うんですけども、そこはすごく流石
ですよね。日本を代表する本当に俳優さんたち、女優さんたち
なんで。すごく上手く演じてたと思いますし、うん。中谷美紀
さんの、その、怪演?やりそうな気配はありましたけど」
大下 「もう」
吾郎 「キタ!!っていうね」
大下 「ぞくぞくって、私、しました」
吾郎 「きましたね。三十代で、ま、ここまでの、その…凄みを出せる
人っていう…中で考えたら、もうベスト3ぐらいに入るんじゃ
ないですかね?」
大下 「ええ」
吾郎 「うん・・・じゃ、あと二人は誰なんだっていう話で…(笑)」
大下 「(笑)」
慎吾君は、吾郎君のランキングに対して、変更無しでした。
この後、若干、慎吾君とゲストの三谷幸喜さんと吾郎絡みのトークがあったので、記録。
香取 「もう、ニューヨークから日本に着いたと思われる稲垣吾郎に、
何か一言もしありましたら」
大下 「お願いします」
三谷 「でも、彼はね、僕らの芝居を見て、いいこと言ってたんですよね」
香取 「はい」
三谷 「意外に」
香取 「ミュージカルをね、ニューヨークで"TALK LIKE SINGING" 見て
くれて、すごい褒めてくれたんですよ」
三谷 「本当、嬉しかった」
香取 「ありがとうございます」
三谷 「どうもありがとう」
香取 「(笑)」
その後、番組終盤のメールへの質問コーナーで、SMAPのメンバーが舞台を観に来てくれたという話題の中で;
三谷 「不思議だったのが、あの…3日目か4日目に、香取さんが突然、
良くなった日があったんです。まぁ、すごく頑張っていいんだ
けども、何かすごくね、今日乗ってるなぁ、っていうか入って
るなぁ、っていう日があったんですよ」
大下 「はい」
三谷 「稲垣さんが来てた日なんですけど」
香取 「へぇ〜」
三谷 「それが関係あるんですか?」
香取 「全然、意識してないです」
三谷 「(^^;)」
香取 「そうなんだ」
三谷 「今日、稲垣さん来てるからじゃないか、とかってみんな言って
たんですよ」
香取 「へぇ〜。吾郎ちゃん、全然関係ないと思います。3日目ぐらい
に丁度乗ってきたんですよね」
三谷 「うん、何か、動きもすごくキレがあったし、面白かったですよ」