Sma Station!! 2009年10月分


第61回:09/10/24

 

第61回 09.10.24 23:00〜23:54(09.11.22up)

本日の5本は以下の5本;

  ■ カイジ 人生逆転ゲーム
  ■ 沈まぬ太陽
  ■ ヴィヨンの妻
  ■ 私の中のあなた
  ■ 母なる証明

この日は、テレビ朝日の食堂テラスから、かな?

またいつものようにテーブルにはご馳走が並んでます。蓋をした土鍋が置かれてますが…

  大下 「注目です。せーの、(蓋を開けて)はい!」
  吾郎 「ウァオ!栗ご飯」
  大下 「そうです!」
  吾郎 「結構、シンプルですねぇ」

  <本日のメニュー>
   なすび亭
    栗の土鍋炊き込みご飯

  大下 「ねぇ。丹波の栗を使ったものなんです」
  吾郎 「へぇ〜、そうなんだ」
  大下 「取って差し上げましょうねぇ〜。あ、おこげも、じゃーん」

お茶碗によそってもらった栗ご飯を食べてます。

  吾郎 「釜で炊くの、いいですね」
  大下 「おこげがまた」
  吾郎 「(普通に食べてます)」
  大下 「(笑)」
  吾郎 「普通に食べてていいってことですか?」
  大下 「絶対早回しですから。早送りです」
  吾郎 「だって、見てる人面白くないもん、こんなの別に」

いやいや、このシーンを一番楽しみにしている人間もいるんですよ、ここにσ(^^;)


さて、ここからは10月のランキング。

  吾郎 「第5位は『カイジ』です」

[第5位]カイジ 人生逆転ゲーム

  吾郎 「正直ね、5位にしちゃいいんですよ、この作品」
  大下 「はい」
  吾郎 「だから、僕も実際問題、手に汗握って観たし。自分がそういう
      立場に追い込まれてるように、ちゃんと誘われていく。これは
      映画の魅力に僕は引っかかったんですよね」
  大下 「はい」
  吾郎 「あの、すごい、日常的なドラマじゃないじゃないですか」
  大下 「はい」
  吾郎 「すごくやっぱり劇画の世界だし」
  大下 「そうですね」
  吾郎 「漫画だし、ありえないような状況だったり設定だったりする。
      そういうシチュエーションでの演技が合ってますよね、藤原竜
      也さんとか香川(照之)さんっていうのは。ただやっぱりその…、
      何だろな、いろんな原作をギュッとまとめているからなのかな。
      ゲーム性を追及して、少し人間ドラマが薄っぺらになってしま
      ったっていうのは、あるかもしんないですね」

と、映画の話をしているかと思ったら大下さんに;

  吾郎 「ギャンブルをする男どうですか?」

と、素朴な問いかけを。

  大下 「ギャンブル…」
  吾郎 「僕、全くギャンブルわかんないんで・・・」
  大下 「全然されないんですか?」
  吾郎 「全然しないし、興味がないし。刺激ですか?何、あれ?」
  大下 「わかんないです。そう、やっぱりスリルなんでしょうね」
  吾郎 「人生においてスリルって僕要らないんですよ、別に」

(笑) まぁ、そういうキャラではないもんなぁ〜。だけど、一般人に比べたら、十分スリリングな人生送ってると思うんだけどね。不思議なキャラクターだよなぁ、と思う。

  大下 「私もないです」
  吾郎 「ギャンブルしないでしょ?」
  大下 「しないです。もうね、負けそうって思ってるから、絶対、勝て
      ないと思うんですよ。私、本当にそういうの弱いんですよ…。
      じゃんけんも絶対、負けるし」
  吾郎 「そうなの?」
  大下 「そうなんですよ、こう…」
  吾郎 「ジャンケンポン」

吾郎君がグーで大下さんはチョキ。すぐにジャンケンを仕掛ける吾郎君としっかり負けちゃう大下さんという2人の構図がとても可愛らしいと思う(^^;)

  大下 「(^^;) もう、何かね」
  吾郎 「(^^;)」

  ナレ 『意外と高評価の5位』


  吾郎 「第4位は『母なる証明』です」

[第4位]母なる証明

  吾郎 「前半は、その…母と息子のヒューマンタッチになってて。後半
      からサスペンスに変わってくる。そのサスペンスの部分がちょ
      っとこう…イマイチだったかなっていう印象が。先が読める、
      オチが読める感じもあったりとか。印象に残るカットが多いん
      ですけど、ちょっと意味がわからないまま終わっちゃうところ
      もあったりとかして。まぁ、いい意味でも悪い意味でも、見て
      る人を振り回す作品ではありますね」
  大下 「****」(←すいません、聞き取れませんでした(T_T))
  吾郎 「うん。あとはウォンビンの復帰作ということで、結構こう…、
      変わった役どころで、個性的な役どころで。ま、ちょっとかわ
      いく綺麗なウォンビンで復帰作はよかったんじゃないかなって
      僕は思うんですけどね」
  大下 「あの女優さん、お母さん、すごかったですねぇ」
  吾郎 「すごい女優さんなんですよ、韓国の中では。大女優なんですね?」
  大下 「大女優みたいですね」
  吾郎 「泉ピン子さんみたいな感じですか?(笑)」(←何故に(笑)が?)
  大下 「あ、そうかもしれないですね」

  ナレ 『ちょっと期待はずれ』


  吾郎 「第三位は『ヴィヨンの妻』です」

[第3位]ヴィヨンの妻

  吾郎 「とにかく、こう…松たか子さん、浅野忠信さんのもう…俳優さ
      んたちの演技が素晴らしいの一言に尽きるような映画だったと」
  大下 「素晴らしかったですねぇ」
  吾郎 「いや〜、松たか子さんが素晴らしかったですね」
  大下 「本当に素晴らしかったと思います」
  吾郎 「松たか子さんの作品の中で一番松たか子が綺麗なんじゃない、
      これ、今までで?」
  大下 「ああ」
  吾郎 「うん」
  大下 「ああいう女性好きでしょ?」
  吾郎 「男はみんな好きでしょうね」
      (↑何気に一般論にすり替えてませんか?)
  大下 「あんな理解のある奥さんいませんよね。だって、愛人と心中さ
      れて、私には到底堪えられないって思うこといっぱいありまし
      た。もう、嫌になると思います。あ、でもそこまで好きな人に
      まだ出会ってないのかもしんないですけどね」
  吾郎 「まだ?」
  大下 「いやーーー!!(赤面)すいません、年甲斐もなく。ありがと
      うございます」

大下さん、いいなぁ、こういう話を吾郎君とできて・・・。


  ナレ 『松たか子さんがすばらしい」


  吾郎 「第2位は『私の中のあなた』です」

[第2位]私の中のあなた

  吾郎 「通常なら、まぁ1位でも何らおかしくない。僕は今まで観たこ
      とないですね、こういう映画は。もちろん、こう…泣ける映画
      なんですよね。泣かされる映画であり。まぁ、泣かせようとし
      てる映画でもあるわけなんです。すごくそこにユーモアと明る
      さを交えて、微笑みながらも泣いちゃうみたいな。で、こんだ
      け泣かされたわりには全然後味が悪くないっていう」
  大下 「うん」
  吾郎 「爽快感すらある」
  大下 「ありました」
  吾郎 「うん。この映画観て泣かない人はいないですね」
  大下 「いないです!」
  吾郎 「ま、あとキャメロン・ディアスですよね、注目はね。まぁ、新
      境地ですよね、正にね。スッピンで挑んで、母の役。う〜ん。
      そして忘れちゃいけないのが、もう、この…子役の二人ですね。
      長女と次女。うん」
  大下 「本当に。特にあの病気の長女の。ねぇ?」
  吾郎 「ねぇ?ソフィア・ヴァディリーヴァさん、来ますね、きっとね」
  大下 「きます」

  ナレ 『大絶賛の泣ける映画』

[第1位]沈まぬ太陽

  吾郎 「これもう、渡辺謙さんの執念と、もうこの真摯な愛、力、何だ
      ろう、もうその、そういったものにみんなひれ伏しますよね、
      これは。これはもう、本当日本の映画界とかを照らし続ける、
      正に沈まぬ太陽ですよね、謙さんは」
  大下 「正にこの時代に」
  吾郎 「正にタイムリーですね」
  大下 「2009年」
  吾郎 「もう、今年しかない、っていう」
  大下 「ねぇ?」
  吾郎 「このね、政権交代が行われて、この時代ですね」
  大下 「ねぇ?」
  吾郎 「これからもう、みんな拳を上げて頑張っていくというこの時代
      にね、ちょっとトンネルから光が見えてきたこの時代に、この
      『沈まぬ太陽』ですよ。まぁ本当にこの3時間22分ていうのが
      全く長く感じないし。むしろこれは3時間以上ないとダメな映
      画ですよ。はい」
  大下 「前後編で2本でやるとか、色々案があったらしいんですけど、
      やっぱり(原作者の)山崎さんが1本でっていうのが唯一の絶対
      条件だったらしく」
  吾郎 「あぁ〜〜〜『20世紀少年』(>_<)」
  大下 「(笑)。何か、『必ず1本にまとめて下さい』ってことだったみ
      たいです」
  吾郎 「映画で3時間って言うと、長い!って思っちゃう方多いと思う
      んですけど、もう全然。みなさん行って下さい映画館、3時間
      22分」
  大下 「はい」
  吾郎 「うん。僕ら、深夜の通販みたいですね(笑)」
  大下 「(笑) みなさん、ものすごく、今ね、観たくなってらっしゃる」
  吾郎 「なりましたよね?」
  大下 「さすが!」

確かに最後の滑らか過ぎる口調は、テレビショッピングみたいでしたね。吾郎君、そっちの才覚もある?(苦笑)


慎吾君は、吾郎君のランキングに対して、変更無しでした。

 


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