Sma Station!! 2009年4月分


第57回:09/04/25

 

第57回 09.04.25 23:00〜23:54(09.03.29up)

今回の月イチゴローは『ゴールデンウィーク特集』となってました。そうなると、また月イチが4月と5月をミックスしての内容になってるのかなぁと思いきや、今回の5作品;

  ■ レッド・クリフ PartU
  ■ スラムドッグ$ミリオネア
  ■ バーン・アフター・リーディング
  ■ ミルク
  ■ グラン・トリノ

これらはいずれも4月公開のものばかりのようで、5月に月イチがあるのかどうかがよく分かりません。


今回は久々にスタジオでの収録でした。今回用意された料理は握り寿司。

  吾郎 「すごいですね。料理が」
  大下 「こちらは銀座の『GINTO』さん 銀の兎と書いて銀兎さんの創作
      SUSHIです」
  吾郎 「へぇ〜」
  大下 「すごいですね」
  吾郎 「こんなの食べたことないですよね」
  大下 「綺麗ですよねー」
  吾郎 「綺麗ですね」
  大下 「アートです」
  吾郎 「うん」
  大下 「私、ポアロネギ&キャビア(のお寿司)」
  吾郎 「♪」
  大下 「おいしーい」
  吾郎 「おいしいですよ」
  大下 「今月の5本はいかがでしたか?」
  吾郎 「今月の5本というのはどれも通常の月で言うと1位。間違いな
      く1位になるような作品ですね」
  大下 「本当にそう思います。全部1位って感じです」
  吾郎 「甲乙付けがたいっていうのは正にこういうことだなぁ」
  大下 「香取さん、ナイスチョイスです」
  吾郎 「ナイスチョイスですね」

ってことで、今月のランキング;

  大下 「第5位は?」
  吾郎 「第5位は『バーン・アフター・リーディング』です」

[第5位]バーン・アフター・リーディング

  吾郎 「まぁ、あの…独特な世界観というかテンポ感というか」
  大下 「(監督が)コーエン兄弟だからということで結集したキャスト
      が」
  吾郎 「うん、すごいですね」
  大下 「すごいですね!」
  吾郎 「まぁ、やっぱりブラッド・ピットのこの…おバカぶりっていう
      のが一番の見どころになってくるんじゃないかな、っていう」
  大下 「いやぁ〜、びっくりしました」
  吾郎 「うん。若く見えるしね。『ベンジャミン・バトン』で若くする
      ためにCGを駆使したっていうけど、これ、まんまで若いよね?」
  大下 「そうなの」
  吾郎 「それはやっぱりビジュアル的なものよりも、その…演技力なん
      ですかね。ブラッド・ピットっていうのはすごいですね。まぁ、
      ストーリー的にはあまり内容はないですね。これが笑える人は
      いいと思うんですけどね」

ま、またそんな・・・(汗)

  大下 「好き嫌いがはっきり分かれる映画なのかもしれないですね」
  吾郎 「そうですね」


  ナレ 『ブラッドピットのお馬鹿役が見所のようです』



  吾郎 「第4位は『レッド・クリフ PartU』です」

[第4位]レッド・クリフ PartU

  吾郎 「まぁ、内容としては同盟を組んで、いざ、赤壁の戦いへ。最後、
      曹操とのまぁ、決着があってっていう、だけのストーリでT,
      U、4時間以上にするにはちょっと長いんじゃないかなぁ、と
      いうのが正直、僕の中での感想ですね。ただ、それをウムを言
      わせないぐらい、その、ジョン・ウー監督のまぁ、もう、物量
      勝負みたいな」
  大下 「はい」
  吾郎 「引き画のすごいのが多すぎんじゃない?俺、戦いのシーンって、
      自分があたかも戦をしているようなその目線に入ってるような、
      自分もそこに誘われてしまう恐怖感って必要だと思うのね。そ
      ういうのが無いんだよね。すごいものを引き画で見ているだけ
      で、壮大なスケールを。これ見よがしだよ?バブルな映画
      だね」
  大下 「(^^;)」


  ナレ 『話題のレッド・クリフが第4位』



  吾郎 「第3位は『ミルク』です」

[第3位]ミルク

  吾郎 「まぁ、こういうことが歴史上にあったってことは僕も知らなか
      ったんで」
  大下 「私もです」
  吾郎 「衝撃的でしたね。とにかくその、ショーン・ペンが素晴らしい
      ですね」
  大下 「はい」
  吾郎 「同性愛者にしか見えない」
  大下 「いや、もうね、もう、本当に」
  吾郎 「上手いよね?!だけど、それをちゃんと演じこなせてるのと、
      そういうものを求められていることが凄いよ
  大下 「そうですね」
  吾郎 「うん。多分、小指を立てようと思って立ててるんじゃないんだ
      よね。もう、その人に成り切ってるから、本当にそうなってる
      っていう。もう、一番、シンプルで誰もが追い求めてるお芝居
      ・演技の形なんじゃないかな、俳優さんというものが全てが」

というより、ゴローが求めてる形、ってことでしょう。うん、うん。

  吾郎 「でも、やっぱり本当にこういう、本当に1人の人間のそういう
      気持ちで、ここまで社会や世の中を変えて行くっていうのが、
      やっぱりすごいなぁ、と思うし」
  大下 「はい、そう思います」

  ナレ 『ショーン・ペンの演技に脱帽』


  大下 「では、大激戦の今月ですが、第2位は?」
  吾郎 「第2位は『グラン・トリノ』です」

[第2位]グラン・トリノ

  吾郎 「いやぁ〜、でも、やっぱりクリントイーストウッドの映画は、
      やっぱり、やっぱりよかったね?」
  大下 「やっぱりよかったですね」
  吾郎 「やっぱりよかったね。もう、映画のイキガミ様ですから」
  大下 「本当にそうですね」
  吾郎 「でも僕はこういう映画が好きですね。うん。このぐらいの規模
      で、このぐらいのスケールで、ちゃんと人間のドラマを描いて。
      やっぱりハラハラ、ドキドキさせられて、最後はまぁ、オチが
      あって。それに対して感動したり、不満を覚えたりっていうの
      は、それはしょうがないんですけど、それぞれ価値観が違うか
      ら。まぁ、でも、今の人間が忘れかけてるものがあるよね」
  大下 「?」
  吾郎 「うん、その軽薄さとか、軽い感じとか器用な感じじゃなくて、
      無骨ながらも、不器用ながらも、すごくうん、深い愛の心を持
      ってる、優しさを持ってるっていう。重みを感じる…」

  ナレ 『クリントイーストウッド作品はやっぱりいいみたいですね』


そうして『スラムドッグ$ミリオネア』が今回の第1位。

[第1位]スラムドッグ$ミリオネア

  吾郎 「いやぁ〜、これはダントツでしたねぇ、今回はねぇ」
  大下 「はい」
  吾郎 「もう、興奮したね。いろんな人に電話しちゃったもん」
  大下 「そうですかぁ〜」
  吾郎 「本当に」
  大下 「珍しいことないですか?」
  吾郎 「いや、俺、初めてかもしんない。月イチゴローのコーナーをや
      ってて、ここまで胸が熱くなった映画は。僕がもう、
      見た生涯の映画、ベスト…間違いなく5には入りますね。もう、
      何も言えない。何も言わないっ!
  大下 「あははは(笑)」
  吾郎 「もう、何か言えば言うほど安っぽくなるから。もう、何も言わ
      ないっ!」
  大下 「あははは(笑)」
  吾郎 「すごいのは、笑いながらないちゃうの、この映画は。少年達が
      一所懸命逞しく生き抜く姿が微笑ましいじゃない?」
  大下 「(頷く)」
  吾郎 「微笑ましく見てるんだけど、気づくと涙が出てくるんだよね。
      笑い泣きさせる映画なんて無いですよ、なかなか。それがすご
      い、まず。そしてやっぱり、絶対大切な、この映画として大切
      なラブストーリー」
  大下 「はい!」
  吾郎 「ねぇ?胸がキュンとする」
  大下 「純愛♪」
  吾郎 「純愛ね。結末まで分からない感じがすごい」
  大下 「本当に」
  吾郎 「最後の本当に1分、いやもう、最後の何秒かまでストーリー、
      わかんないんですよ、天国にいくのか地獄にいくのかっていう
      のが。普通予測つくじゃん、何となく」
  大下 「そうです」
  吾郎 「最後までハラハラさせられるってこういうことを言うんだよね」
  大下 「ねぇ?」


  大下 「あの、今日、スタジオに江口洋介さんが」
  吾郎 「はい。GOEMONねぇ?」
  大下 「はい」
  吾郎 「いやぁ〜、面白かったですね。脚本的にも本当に素晴らしいと
      思いましたし」
  大下 「江口さん」
  吾郎 「江口さんの五右衛門、ぴったりですよね。何か、野性味があふ
      れてて。実際に江口さんに言いたかったですね」
  大下 「ふふふ(笑)」
  吾郎 「ちょっと連絡先とか知らなかった…

・・・(^^;)


VTRが終わって、慎吾君は順位は入れ替えなしでした。

 


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