第50回 08.08.16 23:30〜24:24 | (08.**.**up) |
今回で月イチゴロー50回目の放送です。04年4月に始まって、月イチだったら単純計算では合わないんですけど、月イチじゃないから、この8月という時期に50回目を迎えました(汗)。
そして、7月の月イチは無くて、8月に7月分とあわせて夏休みスペシャル!となると、普通なら大々的にやってくれるのかと期待しちゃうんですけど、そこはスマステ、じぇんじぇん、スペシャルじゃないし。いつもより放送時間が短かったぐらいで、もう、本当にありがたい番組ですよ。普通なら月末に放送するのに、今回、わざわざオリンピックで視聴率が下がりそうなときに月イチをもってこられたのも、気分が逆なでされてるんですけどね。
そして、今月の映画は次の5作品;
■ 崖の上のポニョ
■ 20世紀少年
■ セックス・アンド・ザ・シティ
■ スピードレーサー
■ シティ・オブ・メン
映画のセレクトにもスペシャル感は全くございません(汗)。『ポニョ』入れるなら『スカイ・クロラ』だって入れて欲しかったような気もしないではないですが、他に見ていてなるほどと思わせるような映画、無かったんですかね。
いずれにせよ、夏休みSPという割には、ラインナップ的にも既に上映してないような映画や、まだ公開してないような映画が盛りだくさんで、更に気分が削がれたというか。
こういう、不信感の塊で見てしまった月イチですが、吾郎君のトークだけは相変わらず素敵なのよ。ビジュもね。
今回もテレビ朝日のスタジオで組まれたセットでの収録です。
大下 「今日は夏休みスペシャル!」
吾郎 「はい」
大下 「そして、月イチゴロー50回記念です!」
吾郎 「お!すごーい!!(拍手)」
大下 「おめでとうございます(拍手)」
吾郎 「おめでとうございます♪50回ですから、もう約250本 ・・・の
映画を***ですね」
大下 「すーごい本数ですね」
吾郎 「そうですよね。まぁこれからもね、ビシバシ辛口で」
大下 「辛口で」
吾郎 「いきたいと思います」
大下 「はい」
吾郎 「じゃぁ、これからもよろしくお願いします」
大下 「お願いします」
吾郎 「乾杯」
大下 「乾杯!」
吾郎 「慎吾、乾杯」
そうして、今日はかき氷が運ばれて来ました。かき氷と言っても、ここで出てくるのは普通の氷じゃないですね;
ゴージャスかき氷(3000円)
東京ミッドタウン「ベルベリー」
大下 「あ!」
吾郎 「あ、すごー」
大下 「うわー!マンゴー、ブルーベリー、ラズベリー」
吾郎 「いだだきま−す。(一口食べて)うん!うわー、かき氷じゃな
いよね、もう、ここまでいくと」
大下 「本当ですね。・・・じゃぁ、そろそろいきましょうか?」
吾郎 「(行きましょう)これたぶん使われませんから」
大下 「はい(^^;)」
こっちとしては、この部分中心でやってくれてもいいぐらいの気分になってるのだけど(^^;)
吾郎 「第5位は、ええ・・・『シティ・オブ・メン』です」
[第5位]シティ・オブ・メン
吾郎 「前回のショッキングはすごかったですね、『シティ・オブ・ゴ
ッド』の時のね」
大下 「はい」
吾郎 「結構、衝撃的だったんですけど・・・前回の衝撃ほどありませ
ん」
大下 「ああ・・・」
吾郎 「うん・・・そうですよね?まぁ、夏休みに、まぁ、娯楽でね、
行く映画って感じではないし。結構、観終わった後、こう・・・
重ーい気持ちになりますよね、うん。まぁでも、こういう人達
がいるってことだからね、実際問題、社会問題としてもね」
大下 「そうですね」
吾郎 「うん・・・リアリティありますね。伝わるよね、その、本当、
空気感とか」
大下 「はい」
吾郎 「においとか」
大下 「うん」
吾郎 「質感みたいなもの。緊張感もあるしね」
大下 「はい」
吾郎 「エンターテイメントではないよね、これはもう完全なドキュメ
ンタリーだし」
大下 「ええ」
吾郎 「うん」
ナレ 『確かにドキュメンタリー映画のようにリアルです』
吾郎 「第4位は『20世紀少年』」
[第4位]20世紀少年
4位か・・・。いいのかな、まだ公開前なのに。あれだけ宣伝していたら、吾郎君のコメントぐらいじゃビクともしないってことなんでしょうけど。
吾郎 「ついに映画化・・・嬉しいですね」
大下 「稲垣さんは原作をお読みになってます?」
吾郎 「はい」
大下 「ああ…」
吾郎 「結構、浦沢さんの作品は、好きで。『MONSTER』が特に僕 大好
きで」
大下 「はい」
吾郎 「まぁ、ちょうど 『MONSTER』を読んだ頃に『20世紀少年』が始
まってたんで、もう『MONSTER』が終わった頃に一気に読めて。
大下さん、何か原作読んでなかったんですよね?」
大下 「はい。全く知らないで、正直、私はちょっとよくわからないも
のがあって」
吾郎 「うん。確かに原作を見ないと、ちょっとわかりづらいかもしん
ない」
大下 「登場人物がすごくたくさん…」
吾郎 「ですよね?そういった意味では、原作やっぱ読んでからの方が
いいんじゃないかなぁ。原作読むと、でも絶対にこう…、ハー
ドルが高くなっちゃうんだけど」
大下 「うん、そうでしょうねぇ。かなり忠実になってるわけですか?」
吾郎 「忠実すぎるぐらい忠実ですよね。うん。もうだってカット割り
とかも漫画のままであったりとか、すごくこの作品に対してリ
スペクトしてやってるのが伝わってくるから、俳優さんからも。
うん」
大下 「原作を知ってる人も知らない人も満足させる・・・映画として
面白くさせるっていうのは?」
吾郎 「難しい。でも、それをやっちゃうから中途半端になるよね。た
ぶんね。だからもう、どっちかに振り切った方がいいんじゃな
いかな、っと僕は思ったんだけど」
大下 「ああ・・・」
吾郎 「あと、3部作の第1部作目で、本当、序章の序章だから」
大下 「はい」
吾郎 「この作品だけで評価はできないと思うし」
大下 「ああ」
吾郎 「期待したいですよね、2部、3部には。もっともっと、うん」
大下 「はい」
ナレ 『話題作「20世紀少年」が4位ですか・・・』
吾郎 「第3位は『セックス・アンド・ザ・シティ』です」
[第3位]セックス・アンド・ザ・シティ
吾郎 「タイトルすごいですね。セックスと街ってことでしょ?」
ご、吾郎君、いきなりその発言は…(汗)
大下 「(^^;)」
吾郎 「すごいリアリティがあるよね、色んなことに関してね。リアリ
ティがある設定なんだけれども、内容はちょっと夢みたいで。
女性が元気になる映画、っていう。でも、結構、下ネタとかも
際どいですよ、かなり。女の人の方が具体性があるよね、下ネ
タに?」
大下 「あははは(笑)」
吾郎 「何かこう、女子高生の会話みたいなものをさ、40〜50にもなっ
てもさ、あるんですよ女の人って。だから、こういうのを観て、
いくつになっても何か女性は可愛らしいものなん
だ、とも思うしね〜」
大下 「ははは(大受け)。全然、そう思ってないですよね?」
吾郎 「思っているように、どうやったら思われる?」
大下 「あははは(笑)。そこが本音でしょう?」
吾郎 「いやいや、そんなこと言わないでよ・・・。ああ、汗かいてき
ちゃった」
汗拭いてます。でも、大下さんだからこういう会話ができるんだな…。
大下 「好きじゃないでしょ?」
吾郎 「好きか嫌いかってつったら、あんま好きじゃないかな」
大下 「(笑)
吾郎 「『最高だよね、セックス・アンド・ザ・シティ』っていう男が
いたら、ちょっとそれはそれで変ってると思うし」
大下 「そうですね」
吾郎 「うん。でも、本当にあの、ストーリー展開も軽快で」
大下 「はい」
吾郎 「ねぇ。飽きずに観れるし。女性として見れば、もう、待ってま
した!っていう。日本中の女性とか観たいんじゃないですか、
この映画?」
ナレ 『女性にはたまらない映画みたいですね』
吾郎 「第2位は『スピードレーサー』」
[第2位]スピードレーサー
吾郎 「もう、ほんとにこの、CGを駆使して気持ちがいい・・・エンタ
テイメント作品だから。そんなに喋ることない!」
大下 「ははは(笑)。観ていただければわかる?」
吾郎 「『トランスフォーマー』とかと一緒でしょう。ロボットでもそ
うだしさ、スーパーカーもさ、世代的に好きじゃないですか。
それをさ、こうやって映像化してくれるっていうのは本当に嬉
しいよね。子どもの頃の夢が叶ったみたいなさ」
大下 「あぁ・・・」
吾郎 「この監督は、たぶん、そういうのはいまだに持ってるし」
大下 「うん」
吾郎 「ほんと、子どもの心を忘れない兄弟の遊び心っていうのかな?
そこに共感すると気持ちよく世界に入っていけると思うし。も
しかしたら子どもよりも大人向けの作品かもしれないですねー」
と、2位の割にはトークが短めなのよね(汗)
ナレ 『子供心を忘れない・・・大事です』
そして残る第1位は『崖の上のポニョ』。
[第1位]崖の上のポニョ
大下 「♪ポーニョ ポーニョポニョ…」
と、映画の主題歌をいきなり唄い出す大下さん(@o@)。
吾郎 「…(一緒に)♪ポーニョ ポーニョポニョ…」
大下 「…♪魚の子。ね?もう、今、本当ヒットしてますよね」
吾郎 「・・・うん。急に唄い出すとは」
大下 「すみません(汗)」
吾郎 「何か本当に美しいものを観たって感じた、僕は。ピュアで」
大下 「ああ、『素晴らしい!』と思います、そう言える
稲垣さんは」
吾郎 「(^-^)」(←素直に喜んでる)
大下 「やっぱり子どもの心を失っていないって思います。(スピード
レーサー監督の)ウォシャウスキー兄弟も少年心を失っていな
いと(さっき吾郎君が)仰ってましたけど、宮崎監督も絶対そ
うですよね?」
吾郎 「そうだね。まぁ、確信犯的なとこもあるんだけど、所々」
大下 「はい」
吾郎 「だけど、いい!!!そんなこと言っちゃいけない」
大下 「あははは(^^;)」
吾郎 「ただ、やっぱり確信犯的なとこあるじゃないですか?」
大下 「ああ、そうですか?」
吾郎 「でも、いいよ」
大下 「いや、いいです」
吾郎 「あの、ポニョが初めて喋った時とか」
大下 「『ポニョ、宗助好き!』って言うの」
吾郎 「ちょっと思い出すだけで、目頭がこう…」
大下 「あははは(^^;)」
吾郎 「あと、実際なんか映画館で観てて、お客さんのリアクションと
いうのが、普通映画館で観てる時に見たことがないようなリア
クションをしてたんですよね。(落ち着いた笑い方で)『ハハ
ハハハ…』みたいなね。それがね、すごいよかったよね。僕も
思わず微笑んでしまったんですけど」
大下 「主題歌もいいですよね」
吾郎 「(わざとらしく→)どういう歌でしたっけ?」
大下 「♪ポーニョポニョポニョ 魚の子」
吾郎 「(笑)」
ナレ 『混戦を制したのは崖の上のポニョでした』
慎吾君は『セックス・アンド・ザ・シティ』と『スピードレーサー』を入れ替えてました。