Sma Station!! 2008年5月分


第48回:08/05/03

 

第48回 08.05.03 23:00〜23:54(08.08.03up)

今月の月イチはGW特集ですって。一体、どこがGW特集なのかと・・・。今回の映画は次の5作品;

  ■ ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
  ■ ランボー最後の戦場
  ■ 山のあなた 徳一の恋
  ■ チャリー・ウィルソンズ・ウォー
  ■ ミスト

今回もテレビ朝日第5スタジオから。もう、屋外テラスでの撮影はやめたのかな?まぁ、確かに、毎回、吾郎君の髪が・・・なんて話もありましたから(笑)

  大下 「じゃぁ、乾杯」

赤ワインで乾杯です。こういう習慣はちゃんと残ってるのねん。

  大下 「おいしい…」
  吾郎 「いいですねぇ」

そして今宵の料理はBAR ESPANA Pero Vamosのスペイン料理。

  大下 「ピンチョスです。スペイン料理Peroさんのお料理です」
  吾郎 「ええ!!すっごいいいスペインワインっぽいもんね。太陽サン
      サンとした」
  大下 「うん、太陽の力強さ」
  吾郎 「果実味みたいな」
  大下 「うん」

ピンチョスの方も、食べてみて;

  大下 「おいしい!」

のだけど;

  吾郎 「辛いっ!
  大下 「あははは(笑)」

(^^;)

さてさて、映画の方ですが・・・

  大下 「では、第5位は?」
  吾郎 「はい、『ランボー 最後の戦場』」

[第5位]ランボー 最後の戦場

  吾郎 「62歳・・・」
  大下 「いやぁ〜」
  吾郎 「すーごいですよ。草野仁さんもすごいですけど」

ここで草野さん?(^^;)

  大下 「(笑)」
  吾郎 「ちょっと、草野さん負けてますね。ランボー、スタローンには」
  大下 「でも、5位ですか?」
  吾郎 「これはもうねぇ、アクションじゃないです、ホラー!
  大下 「確かに…」
  吾郎 「もうねぇ、1日、気分が悪かったです、ぼくは。ちょっと度が
      過ぎるね、映像が…」
  大下 「いやぁ〜、ちょっと」
  吾郎 「これは、間違ってもデートで観に行っちゃ絶対ダメだし、女性
      はもう無理ですね。まぁ、あと、ストーリーが本当にないです
      ね。今までのランボーは、1も2も僕は好きでした」
  大下 「ああ」
  吾郎 「少年のころとか、やっぱ憧れてましたしね」
  大下 「そこにはストーリーがあったんですか?」
  吾郎 「やっぱ、ありましたよ、その…悲しみはありましたよ」
  大下 「あー」
  吾郎 「そう。ベトナムから還ってきた兵隊っていう」
  大下 「あぁ、私、ごめんなさい、これが初めてのランボーで…」
  吾郎 「あははは(笑)」

吾郎君、大笑いしてるけど、私はスターウォーズ見たことなかったという昔の吾郎君の発言の方がびっくりしたぞ。

  ナレ 『リアルすぎるっていうのも確かに怖いですねー』


続いて第4位は?

  吾郎 「『ミスト』」

[第4位]ミスト

  吾郎 「これもホラーだ」
  大下 「これは本当にホラーですね」
  吾郎 「ホラー特集になっちゃったね」
  大下 「(^^;)」
  吾郎 「最後に何かあるのかなっていう引きつけだけで、やっぱ、観れ
      ますから。オチはやっぱ想像つかないし、原作にはないと言わ
      れている本当のラスト?」
  大下 「はい」
  吾郎 「が、僕はあまり好きじゃなかったし。救いようがなかった…。
      そのラストシーンは、監督のアイディアでね、つけたらしくて
      ね。まぁ、一応、原作者スティーブン・キングさんの許可を得
      てやったらしいし。本人は・・・ねぇ、いいアイディアだって
      言ってくれたらしいんですけれども…。まぁ、後味のいい映画
      ではないですね」

吾郎君、言葉は濁していたけど、これこそそれで興味をそそられて見に行く人もいるのかもしれないですね。

  ナレ 『確かに後味がよくないよね』


3位は・・・

  吾郎 「『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』です」

[第3位]チャーリー・ウィルソンズ・ウォー

  吾郎 「トム・ハンクス、ジュリア・ロバーツの共演」
  大下 「すごい顔ぶれでした」
  吾郎 「うん…軽めに見れるんですけど、ただ、実話ベースで」
  大下 「そう・・・」
  吾郎 「テーマとしては重いテーマでね」
  大下 「はい」
  吾郎 「ニュースで報道していなかったこととか、1人の男によって、
      こう…歴史が変わったのかなぁ…って勉強になりました」
  大下 「なりました」
  吾郎 「トム・ハンクスだからこそできる感じがしますよね」
  大下 「はい」
  吾郎 「良い部分も悪い部分もある、二面性があるヒーローなんでね」
  大下 「ねぇ?」
  吾郎 「魅力的に映ってますよね、悪い部分も含めてね。冷戦も終わっ
      て、今だからできるっていうのもあるし。でまたなんか、アフ
      ガニスタンのそういったアメリカがね、手助けしたことによっ
      て、今のね9,11とかに繋がっていってしまったっていう現
      実もね、映画の中で描いているわけですもんね」
  大下 「そこはちょっと、自己批判的なものもあるっていうことなんで
      すか?」
  吾郎 「そうですよ、だって、アメリカは自己批判映画、最近多いもん
      ね。トム・ハンクスかなぁ、やっぱり。見どころは」
  大下 「そうですね」
  吾郎 「うーん」

  ナレ 『トム・ハンクスの演技がなんともいいよねー』


  大下 「では、第2位は?」
  吾郎 「『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』です」

[第2位]『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』

  吾郎 「まぁ、たしかに、ダニエル・デイ=ルイスの演技は凄かったで
      すね」
  大下 「ああ!」
  吾郎 「トム・ハンクスっていうのは、トム・ハンクスが惹きつけるじ
      ゃない?また全然、対照的ですよね。ダニエル・デイ=ルイス
      は、もう、本当、その人になりきっているっていうか。どうい
      う頭の中の構造をしてるんだろうね?」
  大下 「ねぇ?」
  吾郎 「頭と気持ちをつなぐ時の、お芝居をする時の。一回、彼の身体
      の中に入って見てみたいもんね」
  大下 「あははは(笑)」
  吾郎 「この映画はもう、長い!2時間38分で。重いし、痩せるよ、
      この映画観ると」
  大下 「あははは(笑)」
  吾郎 「気安く人に薦められる映画ではないよね。最後とかね、すごい
      色んな解釈があるし。ほんとの人間の本質?業の深さとか、心
      の闇とか、欲深いとことか。人が生きるっていうのは、本当、
      こういうことなのかなぁ〜、って思わせたりとかね。なんか、
      僕なんかまだ、この映画観れるほどの器がないのかなぁ、なん
      て思ったりとかね。自分が何年か経った時にも観てみたいと思
      うし、何回か観ないと・・・うん・・・食べきれないと思うし、
      この映画はね」
  大下 「そうですね」
  吾郎 「うん」

  ナレ 『ダニエル・デイ=ルイスの演技派必見です』


そして第一位は・・・

[第1位]山のあなた 徳市の恋

  吾郎 「まぁ、あの…結構、ラインナップが今日、全体的に重めのもの
      が多かった。で、この映画、唯一ホッとできるね映画だったん
      で」
  大下 「はい」
  吾郎 「いや、でも、すごいですよ、草なぎ剛、今回」
  大下 「はい」
  吾郎 「いやぁすごいですね。あの演技というか挑戦はね。 100回観ろ
      って言われたみたいだし、大変だったと思うんですよ。全てこ
      の作品に自分の情熱とか捧げてがんばっているのが伝わってく
      るよね」
  大下 「はい」
  吾郎 「すごくイキイキとしてるし、爽快ですよね、観ててね」
  大下 「そうとう草なぎさんは、マッサージの訓練をされたみたいです
      ね」
  吾郎 「あ、そうなんだ」
  大下 「なんか、稲垣さんによくやって差し上げてたとかって?」
  吾郎 「あ、やってた!」
  大下 「(^^;)」
  吾郎 「このためだったのかな。何も言わないから、俺のこと好きなん
      じゃないのかなって」
  大下 「(^^;)」
  大下 「船場のセットはミニチュアで」
  吾郎 「ねぇ、ミニチュアで合成して。それがまたなんかちょっと、シ
      ュールな感じが出てますよね。独特なね」
  大下 「本当ですね」
  吾郎 「うーん」
  大下 「映像もとても美しかったです」
  吾郎 「ねぇ、当時モノクロだったわけですからね。当時の監督が観た
      らどうなんだろうね?感動するんでしょうね」
  大下 「ねぇ」
  吾郎 「自分が撮った作品を、もう、本当1カットすべて台詞もね、完
      全にカバーするってどういう感じなんだろうね」
  大下 「ねぇ」
  吾郎 「そういうのって、新しいですね、映画としてはね。70年前の映
      画に、命を与えることができるじゃないですか」
  大下 「はい」
  吾郎 「原作は、観たほうがいいかもしれないですね。比べて観るのも
      面白いかもしれない」

  ナレ 『70年前の映画が蘇ったという意見、納得です』



この後、スタジオでの慎吾君の順位はそのままでした。スタジオゲストの石原良純さんが「面白いね、解説。すごい的を射てるよね」という言葉がお世辞であっても嬉しかったり・・

 


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