Sma Station!! 11月分


第43回:07/11/17

 

第43回 07.11.17 23:30〜24:24(07.11.18up)

今回はトークの相手が大下さんではなく、世界競泳でご一緒の大木優紀アナ(大木アナは休暇中らしいです)。そして、場所もいつもはテレ朝の社員食堂のテラスに賑やかな屋外セットが配置されて行われるんですが、今回はシンプルにどこかのビルのテラスから東京の景色が眺められるような場所・・・。そこで吾郎君ってば、相手の大木アナとカメラに背を向けて景色を眺めながら、ソファーに座ってワイン飲んでます。

  吾郎 「乾杯!」
  大木 「乾杯!」

ふとカメラに気づいて、ソファーを座ったままテケテケテケと180度回転させて、改めて;

  吾郎 「よろしくお願いします」
  大木 「よろしくお願いします」
  吾郎 「はい」

  吾郎 「いやぁ〜、素晴らしいロケーションで」
  大木 「来週水曜日に恐らく、ミシュランで3つ☆がつくのではないかと」
  吾郎 「ではないかと」
  大木 「言われているピエール・ガにエールさんに来ています」
  吾郎 「やってきましたねぇ。僕ね、1度来たかったんですよ」

なんて話をしている間に、このお店の料理が出てきました。

  吾郎 「すーごい、綺麗ですねぇ。じゃぁ、大下さん、頂きます」

と、カメラに向かってスタジオに入る大下アナにメッセージ送ってます(笑)

  吾郎 「あ、すーごい」

吾郎君、おいしそうにどんどん食べていってますね。食べるところを見られるのが嫌いだとか言っていたこともあったのに、こういうシチュエーションになると関係ないのかしら?(笑)
一方、スタジオでそれを見ている大下さんは、いつも社食の屋上での撮影だと文句言っちゃってます(笑)。だけど、そっちはそっちであれこれワインも食事もあるし、何より今回はセットが無いので制作費としてはこちらの方が安上がりのような気もしないではなく・・・。なんて思っている間に、完食です!

  吾郎 「以上、ピエール・ガニエールからお伝えしましたm(_ _)m」
  大木 「m(_ _)m」


さてさて、前置きはこれぐらいにして、今月の映画は次の5作品;

  ■ いのちの食べかた
  ■ ボーン・アルティメイタム
  ■ ALWAYS 続・三丁目の夕日
  ■ ナンバー23
  ■ ミッドナイト・イーグル


  大木 「それでは吾郎さん、今月の月イチゴロー、まず、第5位は?」
  吾郎 「第5位はですね、ミッドナイト・イーグル」

うう、いきなり日本映画が5位ですか・・・(大丈夫かな…)

[第5位]ミッドナイト・イーグル

  吾郎 「F15イーグル、出てましたねぇ」
  大木 「(笑)」
  吾郎 「ステルス(戦闘機)は、でも、内部しか出てませんでしたね」
  大木 「そうですね」
  吾郎 「ふふふ(笑)。あれが惜しかったんですけどね。まぁ、いくつか
      物語の中での矛盾点というのが、気になる部分がやっぱありま
      したね。テーマやスケールが壮大なんですけどね、少々伝わり
      にくいところも…。まぁ、日本版の『アルマゲドン』な…」

雪山なので、『ホワイトアウト』かと思ったんですが、『アルマゲドン』ならまた違うのか…。確かに映画の予告を観る限り、日本映画にしてはかなり壮大な内容に見えるかな。

  大木 「そうなんですよ」
  吾郎 「うーん、感じもして…。まぁ、見たことあるようなストーリー
      かなぁ、という感じもしますしね。俳優さんは本当に素晴らし
      かったと思いますね」
  大木 「雪山で撮影されたりとかで」
  吾郎 「あれは大変だと思いますよ。スタッフも大変だったしねぇ…。
      ただ、その寒さがイマイチ伝わらないんですよね」
  大木 「(笑)」
  吾郎 「映画っていうのは、やっぱり、トリックが必要ですから。その
      まんまではダメなときもあるんでね。リアルすぎるんだったら、
      それはもう、そっちで撮っていかなきゃいけないし。(だけど)
      これは決してリアルな話ではないんで」

と、こういう説明はなるほど…なんて思っていたら;

  吾郎 「『ミッドナイトイーグル』つけるんだったら、もっとイーグル
      出して欲しかったですよね」
  大木 「(笑)」

と、結局は飛行機オタの発言で締めくくられたのでした(笑)


この後、いつも小林克也さんのナレーションが入るんですけど、今回は;

  ナレ 『映画はリアリティの追求だけじゃない・・・同感ですね』

と、いつもとトーンが違ったのにびっくりでした。最後の『同感ですね』という一言が入るか入らないかという程度のものかもしれませんが、これが入ると入らないとでは私の中で印象が大きく違いました。この一言が入ると、吾郎君のコメントに対しての感想になる。
いつもは吾郎君が酷評した部分をやらたクローズアップして、それが吾郎君が語った言葉の全てのような印象を与えるコメントで、突き放したようなものだったのに。従来のスマステという番組に対して好きになれない部分の1つが、今回改善されたのだったらちょっと嬉しいです。今後もこの空気が続くかなぁ・・・(まだちょっと気は抜かないけど)。


続いて第4位は?

  吾郎 「ええ・・・ナンバー23です」

[第4位]ナンバー23

  吾郎 「これも・・・まぁ、よくある話といえばよくある話なのかなぁ、
      っていう…。1つのテーマを引っ張っていって、まぁ、最後に
      どんでん返し、大オチみたいなものがあって」
  大木 「あの・・・でも、大オチ、予想されてました?」
  吾郎 「全然、予想してましたね
  大木 「ええ!(笑)」
  吾郎 「オチを隠して・・・る時点で、そこだろう!
  大木 「あははは(笑)。考えてみたら私の住所も番地も足すと全部23
      だったりとか」
  吾郎 「(笑)」
  大木 「ああ!!!と思うこと、沢山あって…」
  吾郎 「ああ・・・。すごいいいお客さんですね?
  大木 「(^^;)」
  吾郎 「何か、そういうものに捕らわれすぎるのって、僕はあんまり好
      きじゃないんで(^^;)」
  大木 「(^^;)」
  吾郎 「ただ、1つよかったなぁ、というのは、映画としての尺が短か
      ったんで」

こらこら(;o;)

  ナレ 『そうかぁ、オチが最初に分かってしまうのかぁ・・・なるほど』

ここでのナレーション↑も、言い方がソフトなんだな。

CMを挟んで第3位。

  吾郎 「ボーン・アルティメイタムです」

[第3位]ボーン・アルティメイタム

  吾郎 「起承転結出見せてないんで、パート3だけで見るとね。結・結
      ・結、みたいなもんだから」
  大木 「そうですね、そうですね」
  吾郎 「連続ドラマの9話から11話みたいな」
  大木 「(^^;)」
  吾郎 「パート3だけ見るっていうのもどうかなぁ・・・シリーズで見
      ていく。もう1日でみんな見る!一気にね」

つまり、吾郎君は見てないんですね、前作を。そういう映画は、他の映画と同じ土俵で話すのってしんどいよね。

  大木 「なるほど」
  吾郎 「マッド・デイモンはすごいあの・・・、よかったと思います。
      実際にあの・・・、お会いした印象でも、俳優という名の何か
      職人という感じがしましたね」
  大木 「ふーん」
  吾郎 「スターとかアイドルとかっていう感じじゃなくて」

と、ここで何故か横からプロデューサーが;

  プロデューサー「ジェイソン・ボーンは強すぎますよね?」

と。あれっ、今までこんな風に相手のアナウンサー以外のコメントが入ることなんてなかったのに。

  吾郎 「ああ…。ジェイソン・ボーンねぇ。ジェイソン・ボーンはねぇ、
      クローズの主人公ぐらい強い!」
  一同 「(笑)」

そこで『クローズZERO』かい!!(笑)


  ナレ 『三部作一気に見た方がよさそうですねぇ。続いて、第3位は?!』


  吾郎 「『ALWAYS 続・三丁目の夕日』です」

[第2位]ALWAYS 続・三丁目の夕日

前作も決して酷評していた訳じゃないんですよね。CGやエキストラが主張しすぎるとか、そういう話をしていただけで。

  吾郎 「あの・・・うちのおとうさんも観に行ったそうです」
  大木 「(^^;)」
  吾郎 「はい(^^;) ・・・前作よりも全然よかった!うん。前作はやっ
      ぱり…、ちょっとこれ見よがしにCGを見せたいかばかりに」
  大木 「今回は?」
  吾郎 「今回はちゃんとそのCGが背景となってて・・・。パート2と
      いうことで、監督と演者さんとの、信頼関係や絆というものが
      深まってて。俳優さんに、何かもっといっぱい演技をさせてた
      ような、印象があります。あの…、笑うところも多くて、泣く
      ところも多くて、誰しも日本人だったら好きな映画ですよね。
      もう、白いご飯とお味噌汁と焼き魚とお新香みたな」
  大木 「(うんうんうん)」
  吾郎 「否定する人は居ないですよね。まぁあとは、僕としては列車と
      か飛行機がすごい好きだったんで、子供の頃に」
  大木 「いっぱい出てきましたけど」
  吾郎 「出てきましたねぇ」
  大木 「何が一番?」
  吾郎 「僕はあの・・・DC−6がよかったですね。プロペラ機」
  大木 「(笑)」
  吾郎 「今、アラスカでしか飛んでないですけどね」
  大木 「そうですか」
  吾郎 「たまらないですねぇ。録音部がわざわざアラスカまでね、エン
      ジン音を録りに行ってるんですよ」
  大木 「ほぉ〜。ちょっと分からないんですけど、その魅力っていうの
      はどんなところなんですかねぇ」
  吾郎 「やっぱりねぇ・・・」

と、またまたこの先はぶった切られました。せめて早送りで流して欲しかったっすよ(;o;)

  ナレ 『ご飯に味噌汁、焼き魚、日本人なら誰しもが好きですよ』


そして第一位は・・・

[第1位]いのちの食べかた

  吾郎 「素晴らしかったね。まずね、画が綺麗ですよ、本当に。カメラ
      FIXさせて、左右対称シンメトリーで」
  大木 「はい」
  吾郎 「まるで絵画のようにね。もちろんその…デジタルビデオカメラ
      1個でもドキュメンタリーは撮れるんですけど、」
  大木 「はい」
  吾郎 「あえてそこを丁寧に撮ってるところにね、深みを感じたという
      か、そのメッセージが逆に伝わったんですよね、僕の中では。
      食肉を処理する場所はね、かなり衝撃的な映像であって。でも
      やっぱり僕はこれはみんな見なきゃいけない映画なんじゃない
      かなぁと思いますね。命と言うものを殺生して我々は生きてる
      んだっていうこと。日本は豊かだから、ある意味。ある意味で
      すけど、物を得られちゃうからね。食べ物を本当、粗末にして
      いる世の中だから。これを見て、ああ、何か今晩お肉食べれな
      いな、とか・・・何かそれじゃだめだと思うんですよね」
  大木 「はい」
  吾郎 「それを思ってやっぱり夜お肉食べないと。観る人に
      本当に考えさせるという意味では、ドキュメンタリーとしては
      一番大切なところが・・・うん、この映画の中では表現できて
      いるのかもしれないし」

  ナレ 『特に今、日本人が改めて見る映画だと稲垣』



この後、スタジオでの慎吾君の順位は、吾郎君のランキングどおりにしてました。

 


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