第41回 07.09.22 23:15〜24:09 | (07.09.30up) |
本日はいつもの”テレビ朝日 7F 稲荷神社前”からの中継です。一応、和室風のセットなのだけど、実際には屋外ゆえに風がすごい!!!髪が相当舞ってますよ、吾郎君!!
吾郎 「お久しぶりです」
大下 「お久しぶりです」
吾郎 「ねぇ、秋の味覚も今日は用意していただいて」
大下 「そう!ちょっと〜!!」
吾郎 「てんこ盛りの松茸!」
大下 「稲垣さん」
吾郎 「頂きます」
大下 「頂きます♪」
二人してテーブルの上で焼かれてる松茸を食べてます。
吾郎 「う〜ん、秋だねぇ!!」
大下 「ねぇ!」
更に鱧と松茸の御浸しが運ばれてきて…;
吾郎 「出た〜!」
大下 「ねぇ」
吾郎 「ハモマツ!」
大下 「あはは(笑)」
吾郎 「うん、ハモ!」
大下 「(^^;)」
吾郎 「おいしい」
大下 「秋のハーモニー?」
吾郎 「あ、うまい!」
今回、吾郎君よりも、むしろ大下さんの方がノリノリに見えたのは気のせいですか?(笑)
さて、今回の5本は;
■ パーフェクト・ストレンジャー
■ アーサーとミニモイの不思議な国
■ HERO
■ ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
■ スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ
大下 「今月の月イチゴロー、第5位は?」
吾郎 「『パーフェクト・ストレンジャー』です」
[第5位]パーフェクト・ストレンジャー
吾郎 「ラストの、ね、7分…の、まぁ、どんでん返しがあるわけなん
ですけども…、まぁ、そこまでの引きつけが、ちょっとこう…
たるい部分があったかな、と僕は思うんですけどね」
大下 「ああ・・・」
吾郎 「まぁ、もう1つ厳しいことを言うと、そのラストのどんでん返
しも、観たことが無いようなどんでん返しでもはないですから
ね。やっぱり、最後のどんでん返しっていうものを宣伝文句に
している映画だから」
大下 「はい」
吾郎 「こう…、予測しながら観ちゃうでしょ?」
大下 「はい」
吾郎 「ていうと、バレちゃうよ」
大下 「(笑)。そうですよね?」
吾郎 「何にも言わなきゃバレないですよ。ハードル上げちゃってるん
だもん。やっぱり今、観る人の目がすごく肥えてるし、まぁ、
色んな映画とかね、色んな小説とかって進化してるから、こう
いったサスペンスってね。ブルース・ウィリスとハル・ベリー
なら、もっと全然違う映画が観たかったな、と。何でこの作品
に・・・を選んだのかな?っていう・・・」
これから公開される映画だったというのに、だ、大丈夫なんでしょうか?(汗)
確かにこの映画、予告を見る限り、結構、面白そうかな、とか思っていたので、吾郎君の5位というのは意外でした。ただ、この後、あちらこちらの評判を観にいったら、大体、吾郎君と同じような意見というか・・・。でも、映画を知らずにテレビで見ると、吾郎君が辛口のコメントをしたことしか残らないんだな。そういうのが何だか嫌だよね…。
吾郎 「第4位は『アーサーとミニモイの不思議な国』」
[第4位]アーサーとミニモイの不思議な国
吾郎 「ストーリーは薄味かもしれないですよね」
大下 「(頷いてます)」
吾郎 「子ども向け、ファミリー向けというわりには、すごく感動する
わけでもないし。すごく勇気が子どもがもらえるわけでもない
し。キャラクターとか、グッズで売って下さい」
大下 「あは・・・(笑)」
吾郎 「すっごい美しくないのがいいよね、みんな」
大下 「あぁ、あぁ」
吾郎 「どっか顔が崩れてる」
大下 「うーん」
吾郎 「コケティッシュじゃないですか?それが何か生々しくて、ミニ
モイのキャラクターたちのデザインとか、顔の描き方とかは、
僕はけっこう好きだったよ。やっぱり、何かこう…ハリウッド
じゃなくて、フランスのね、スタッフで作ったっていう特殊な
感じが出てるとこもあるし」
大下 「ああ…」
吾郎 「リュック・ベンソンはでも、観たいよね、映画が。何か、こん
なことばっかやってない?」
大下 「あは…(笑)」
吾郎 「普通に、何か感動的な映画を撮ってほしいよね」
大下 「はい」
吾郎 「第3位は『エヴァンゲリヲン新劇場版:序』です」
[第3位]ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
吾郎 「す〜ごくわかり易くなりました。あっ、こういうことだったん
だって、観やすいですね。本当、分かんなかったよ、10年前の
は」
大下 「そうですか」
吾郎 「うん。当時、僕、気づかなかったけど、今観て思うのは、意外
とその…ロボットが戦うシーンではなくて、この…人間と人間
のドラマが行われている時のカット割りとか、カメラアングル
みたいなものがすごく面白いし、すごく、こう、心理をついて
いて」
大下 「はい」
吾郎 「それはやっぱり、一番最初にやったのはガンダムだと僕は思う
んですけどね」
大下 「あぁ」
吾郎 「うーん。だからやっぱりガンダムファンから観ると、ガンダム
なんですよ、これは。この根底に流れているものは、エヴァン
ゲリヲンの。主人公が頼りないところとか、やっぱりそういう
美少女がすごく強いところとか。うん、父親と、家族との関係
性とか。うん」
大下 「庵野監督も、ガンダムの大ファンみたいですね」
吾郎 「そうですね。ただ、ロボットが、エヴァンゲリヲンていうのは、
一応、何か生き物っぽいじゃないですか?使徒もそうですし。
ちょっと叫んだり、勝手に暴走したり。やられた時に、何か…
血みたいのが出てるし。そこが少し、物悲しかったりするんで
すよね。より病んでるよね、ガンダムより確かにちょっと」
まぁ、エヴァは生命体ではあるんですけどね(汗)。
『エヴァンゲリヲン』はもっと熱く語るかと思ってましたけど、案外、冷静だったなぁ、吾郎君。シリーズ物の第1弾だったから、語りにくかったのかもしれないけど。敢えて控えたのかな、どっちだろう?
大下 「さぁ!」
吾郎 「きましたねぇ」
大下 「2本残りました。メンバーといえども、容赦なし!」
吾郎 「自由の国ですから」
大下 「言論の自由です」
吾郎 「言論の自由」
大下 「そうだ!」
って言われてもねぇ〜(すみません、色々と冷めてますよ、私)
大下 「では、第2位は!?」
吾郎 「第2位は『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』」
[第2位]スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ
吾郎 「みんな怪演してたよね。より気持ちが伝わるのかな、日本語よ
りも、英語の方が?日本語だったらさ、台詞の上手い人とか下
手な人とか、そういうとこ気になっちゃうけど。フィルターを
通されてしまって、この人がどういう気持ちでこの映画に取り
組んでいるかとか。すごく一所懸命やってたりとか、努力して
たりっていうことが、逆に伝わってきて。ミスター香取も、英
語しゃべってましたけど」
大下 「ねぇ、香取さんが出ていらっしゃって、ビックリしました」
吾郎 「うん。あの…、とにかく映像がすごく美しくて、映像的にこう…
引き込む力が強い映画で。ちょっと、子ども・・・子供とかに
はどうかなって思いますけどね」
PG-12の映画らしいです。
吾郎 「結構、やっぱ生々しい、残酷なシーンだとか、バイオレンスが
描かれていて、ちょっとこう、目を塞いでしまうところもある
んですけど。そういったものが映画の中でやっぱり必要な時も
あるんだな〜って。簡単にデートムービーで観にいける映画で
はないかもしれないよね。やっぱり、クセがあるから、三池監
督には。やっぱ、こう…抉ってくるからね。嫌なところにグイ
グイくるでしょ?」
大下 「あぁ。でも、本当こう、チャレンジ精神というかね」
吾郎 「うん。それはでも、すごい」
大下 「そうですね」
吾郎 「勇気のあることだし、日本映画として新しいことだと思うし。
それの違和感というものが、僕にはなかったと思うんで。そん
なに違和感がなかったんですよねぇ」
これは賛否両論、相当、分かれる映画みたいですね。ただ、個人的には抵抗があるジャンルの映画であることだけは確かかなぁ、と(汗)。
結局、バイオレンスを描かないと描けないもの、って何なんですかね。吾郎君が2位にしている割には、どういうことを訴えようとしている映画なのかという事に対する言及が無くて、歯切れが悪いな、と思いました。まぁ、日本映画だから怖いんで2位でいいですけど。
[第1位]HERO
吾郎 「タモリさんのメガネがよかった(笑)」
大下 「あははは(笑)」
吾郎 「テレビドラマの利点を最大に活かしている…のかなぁと、うん。
飽きさせなかったり、観やすかったり。そういう優しい、お口
に優しい映画という感じがね。まぁ、確かに、デートムービー
にもピッタリだと思う。やっぱり、ラストシーンじゃないでし
ょうかね」
大下 「う〜ん、みなさんそう仰いますよね」
吾郎 「うん。ドキドキしちゃうよね?ちょっとこう…、ちょっと待っ
てよ!とか言いたくなったりとか、何かなっちゃうんだよね。
嬉しいけど、なんかちょっと見てはいけないものを見てしまっ
た感じもするし」
大下 「う〜ん」
吾郎 「やっぱあの、木村くんのキャラクターは色々あるけどね、特に
この『HERO』の久利生っていうのは、すごい男性ファンも多い
と思うしね。やっぱ普段何かこう…何だろうな…こう、そんな
熱血じゃないじゃないですか、久利生って」
大下 「うん」
吾郎 「すっごい冷めてるし、本当大丈夫?っていう頼りないところも
あったりとか…。でも、まぁ、芯はすごい熱いものを秘めてい
て、すごく男らしい。なんか、それが、ほんとにまさに現代の
HEROなのかなぁというかね」
大下 「あぁ」
吾郎 「やっぱHEROっていうのは、男にも女にとっても、HEROでなけれ
ばいけないから。うん…木村くんが現代のHEROを演じてるんじ
ゃないかなって、僕は思ったんで」
大下 「はい」
何だか本当に色々と難しいよね・・・。やっぱりメンバーの映画は別枠にしてくれとは思った。(これ以上は書かないけど…)
スタジオの慎吾君のランキングは;
1位:HERO
2位:スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ
3位:ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
4位:アーサーとミニモイの不思議な国
5位:パーフェクト・ストレンジャー
と、吾郎君と同じでした。