Sma Station !! 1月分


04年04月から新しくできた吾郎君の月イチ企画『月イチゴロー』。
毎月公開される映画の中から、慎吾君の興味ある映画5本について、
吾郎君が順位付けをするという内容で、吾郎君はVTRでの登場です。

Sma Station!!は一体何処に行こうとしてるんでしょうか。
そして月イチゴローもどうなっちゃうんでしょうね。
暴言で申し訳ないけど、宣伝に利用するだけの目的での存続なら、いっそ打ち切って欲しいと思うのです。


第34回:07/01/27

 

第34回 07.01.27 23:00〜23:54(07.02.18up)

スマステの月イチのコーナー。最近、表立っての更新はしてませんでしたが、たまに更新はしています。もし、更新を楽しみにしていた方がいて下さったらごめんなさい。でも、今後もスマステはこういう形が私の中でギリギリの更新の仕方なんですよ。ここ最近、番組におけるこのコーナーの何とも微妙な扱いに、コメントに困るんですよね。
いつからこういうテンションになったのか・・・(すみません)。以下、今回もかなりの暴言を吐いてしまいました。スマのメンバーである吾郎君ファンをやっているのなら書いちゃいけないなんだろうな、多分。でも、最近、『宣伝』という言葉に敏感なワタクシ・・・。以下、取扱注意で。

























さ・て・・・・

このコーナーを本気で打ち切って欲しいと思う私は間違ってるんだろうと思いますが、今回(も)結局は宣伝のための道具として扱われたってことなんですよね?

まず、なぜか番組オープニングのVTRの中に;

  吾郎 「ばっさばっさいますか?」
  大下 「いきましょう」
  吾郎 「ばっさばっさ行っていいですか、本当に?」
  大下 「いいです!」

なんていうコメントが挿入されて、番組がスタートしてます。この後、今日の番組のメイン企画やゲストの紹介があり、そのメイン企画の前に月イチゴローのコーナーが始まりました。

で、普通に月イチのVTRが始まるのかと思ったら、MOVIE NEWSみたいなものが始まったり、月イチがスタートしたらしたで、途中、3位の発表の前にぶち切られてスタジオトーク&CM。その後ようやく3位→1位のVTRが流れるという構成なのは、如何なものかと。
今回のこのような構成では、月イチゴロー以外のところに気が行ってしまって、気持ちを集中させることができなかったです。肝心の吾郎君の映画トークが蔑ろにされてるというのは、吾郎ファンとしては本当に悲しいですよ。

今回、コーナー自体を番組冒頭にもってきたことはさておき、いきなり不自然なまでに挿入されたMOVIE NEWSといい、4位が終わった段階でのトークといい・・・あまりの不自然な構成に「?」となりました。一体、どんな番組てこ入れだよ、と。(あっ、番組てこ入れとか言っちゃった…)

が、これらの変更、後から知ればそういうことかと。別にてこ入れじゃなくて、その映画の宣伝したかっただけなんじゃないですか。未発表なのをいいことに、ああいう方法で宣伝をするのかと、むしろ反感覚えましたよ、私は。吾郎君に対する愛情が感じられず、吾郎君のこのコーナーを道具としてしか扱わないなら、本気で終わって欲しいと思ってしまいました。



さて、今回もテレ朝の社員食堂テラスから。相手が大下さんに戻ったのは嬉しいけど、VTRの構成も中途半端だったなぁ。

今回、慎吾君が選んだ5本の映画は;

  ■ ディパーテッド
  ■ 愛の流刑地
  ■ ラッキーナンバー7
  ■ それでも僕はやってない
  ■ マリーアントワネット

らしいです。


  大下 「では、1月の月イチゴロー、第5位は?」
  吾郎 「はい。第5位は『愛の流刑地』」

[第5位]愛の流刑地

  吾郎 「まぁ、色んな意味で話題になってますよね」
  大下 「そうですね」
  吾郎 「賛否両論。やっぱりいろんな意味でほんと、波紋を読んだ作品
      だと思うんですけれども。まぁ、ラブシーンと言うか、ベッド
      シーン・・・の連続…もう、ずーーーーっとですよね。あれを
      見て、やっぱり・・・こう、自分も感じて、自分も愛する人と
      セックスがしたくなるのか、やっぱそこまで入り込んで見れな
      いか、どっちかだと思うんですよね。僕はやっぱり、そこまで
      入り込めなかった」

まぁ・・・ねぇ。男性だし。

  大下 「渡辺文学という・・・」
  吾郎 「そうですよね」
  大下 「ところだけどれも」
  吾郎 「だけど、まぁ、女性のためのエロ本?」
  大下 「(笑)」
  吾郎 「(笑)」
  大下 「でも、そういう…ところあります、思いは」
  吾郎 「ありますよね」
  大下 「はい」
  吾郎 「何かもう、すごくこう…難しく考えることなく、観ていい映画
      なんじゃないかな。文学とは何ぞやとか、こう…、深いこと考
      えずに、もう、この映画から発散するエロスを浴びればいいん
      じゃないでしょうかね」
  大下 「(笑)」

吾郎君にとっては、せいいっぱいのコメントだとは思いました…


第4位は・・・

  吾郎 「第4位は、『ディパーテッド』です」

[第4位]ディパーテッド

  吾郎 「『インファナル・アフェア』・・・というのが原作・・・原作
      というか。やっぱどうしても比べちゃうのはしょうがないです
      ね、うん。まぁそんな中では、僕は『インファナル・アフェア』
      の方が、何かこの物語の伝えたい部分とか深い部分がもうちょ
      っと描かれているんじゃないかなぁ…。こっちはもう少しコン
      パクトにシャープに描かれてて、最後の大オチであったり、ち
      ょっとこう…変えてあるところもあるんですけども」
  大下 「はい」
  吾郎 「そこもそんなによくない、と僕は思いました」
  大下 「ああ」
  吾郎 「まぁ、ハリウッドで、ディカプリオで、ブラッド・ピッドが作
      って、ねぇ、もう、ジャック・ニコルソンも出て、マッド・デ
      イモンも出てる割には、ちょっとかなぁ…。ちょっとイマイチ
      かなというところもあったな…。ただ、このギャング映画とか、
      人を殺す描写とか、というのは、この・・・ねぇ、マーティン
      ・スコセッシってやっぱ上手ですよね」
  大下 「うん」
  吾郎 「やっぱギャング映画の監督ですよね、基本的にはね。」
  大下 「ああ…。ジャック・ニコルソンはすごかったですね」
  吾郎 「うん。存在感と迫力はすごくあるんですけども、ねぇ・・・何
      かリアリティが無かった感じしません、ボス役に?何か、1シ
      ーン1シーン、1カット1カット色んなことをやりすぎてたよ
      うな気がして」
  大下 「ああ」
  吾郎 「朝食を食べるときの、あのくちゃくちゃすんのが生理的に許せ
      無くて」
  大下 「ふふふ(笑)」
  吾郎 「あと、歯が汚い」
  大下 「あはは(笑)」


そして、第3位は?・・・という前に、ここで一旦、吾郎君のVTRがぶった切られ、スタジオに。慎吾君とこの日の番組ゲスト劇団ひとりさんのトークが少しと、某映画の宣伝なんですかね(←本当にそうなら、こういうやり方っていやらしいよ)が行われました。こんな風にVTRが途中で切られると、こっちの気持ちが一旦、宙に浮いちゃって違和感が。しかも、そのトークが入った分、肝心の吾郎君のトークが放送される時間が短くなるなんて本末転倒。そうやってコーナーを見直したいなら、最初から月イチゴローのコーナーを打ち切って、慎吾君がゲストと映画語りと映画の宣伝ばかりをするようなコーナーに変えればいいんだわっ!・・・と思ってしまうぐらい、今回、あまりいい感じがしなかった。

何はともあれ、CMを挟んでコーナーは続き・・・


  吾郎 「第3位は『それでも僕はやってない』」

[第3位]それでも僕はやってない

  吾郎 「もう、ドキュメンタリーですね。うん、ちょっとぞっとします
      よね。これが本当の警察とか・・・こう・・・裁判所とか、の
      真実だとしたら、やっぱこれはかなり衝撃的ですし。役者さん
      にかなりリアルなお芝居をさせてるじゃないですか。そこも余
      計、ドキュメンタリーに見えて、感情移入ができるんですね」
  大下 「ああ…」
  吾郎 「僕も気付かなかったこととかも多いし、あ、こういうことが行
      われているんだ、裁判ってこうなのか…」
  大下 「ちょっと時間があれですか?」
  吾郎 「あ、映画としては長いです。ちょっとあまりにも。でも、もう、
      これは娯楽でもエンターテイメントでもないですから、この映
      画は」
  大下 「ああ…」
  吾郎 「ずしっときますね」


第2位は?

  吾郎 「『マリーアントワネット』」
  大下 「おお!!」

[第2位]マリーアントワネット

  吾郎 「音楽のセンスがいいですねぇ」
  大下 「よかったです」
  吾郎 「滅茶苦茶な組み合わせですよね」
  大下 「ええ、ええ」
  吾郎 「今回」
  大下 「いわばそうですよね」
  吾郎 「(目の前のテーブルに置かれてる物を見て)きな粉餅に赤ワイ
      ンみたいな(^^;)」
  大下 「あははははは(笑)」
  吾郎 「ねぇ。そこが、波紋を呼んでる映画であり」
  大下 「そうですよね」
  吾郎 「賛否両論」
  大下 「はい」
  吾郎 「僕は、いいと思います、そこが」
  大下 「私も好きです」
  吾郎 「伝記映画として観るというものではなく、うん、この過去だか
      未来だか分からない滅茶苦茶の世界の中に、まぁ、こういうユ
      ーモラスでチャーミングな女性がいた・・・被害者である女性
      がいたっていう・・・ことの映画でいいんじゃないか、ってい
      う。未来にも見えるでしょ、過去って…」
  大下 「ああ…深い…」
  吾郎 「うん…。満腹なのにまだ入るところのある別腹
  大下 「はい」
  吾郎 「まぁ、この別腹を満たしてくれるような映画ですよね」
  大下 「ああ…」
  吾郎 「うん」

この映画に関しては、大下さんのやりとりとか、もっと聞きたかったな。


というわけで、1位は『ラッキーナンバー7』でした。

[第1位]ラッキーナンバー7

  大下 「この激戦を勝ち抜いた第1位」
  吾郎 「ですね。僕もそんなに期待してなかったんですよ。これ、宣伝
      があんまりよくないですよね」

宣伝へのダメだしキタぁ〜!!!

  大下 「ああ!!!」
  吾郎 「作り手と観客との、対決ですよ、これは」
  大下 「なるほど」
  吾郎 「分かるか?これでもどうだ、って仕掛けてくるゲームをこちら
      は解いていく。頭をフル回転させて。戦いですね。『いや、分
      かったよ』っていう人もいると思うんですけど(笑)、背伸びし
      なくていいと思うんですよ、これは。みんな分かんないから、
      ちょっと。僕もちょっと分かんなかったもん」
  大下 「難しいです」
  吾郎 「テンポも速いし、ストーリーもぐんぐん進んでくんで、目が離
      せないんで、うん・・・それにちゃんと期待にこたえてくれる
      オチ」
  大下 「はい」
  吾郎 「起承転結」
  大下 「はい」
  吾郎 「うん・・・結構、感動できんですよ。嘘なんだか本当なんだか
      分かんないポップな世界観みたいな」
  大下 「うーん」
  吾郎 「そこもすごいよかったし。何か見てる方が翻弄されるんですよ
      ね」
  大下 「そうですよね」
  吾郎 「それが気持ちよくて、ちょっとこう…、10cmぐらい顔が前に出
      ちゃうんですよ」
  大下 「出ます、出ます」
  吾郎 「ずっとこうやって(前のめりになって)見てんですよ」
  大下 「はい」
  吾郎 「これまず、映画として成功ですよね?」
  大下 「そうですね」
  吾郎 「僕が喋ってるのを見てて、視聴者の方もこうなって(前のめり
      になって)欲しいですね」



VTRが終わってスタジオの慎吾君のランキング;

 1位:マリーアントワネット
 2位:ラッキーナンバー7
 3位:?????
 4位:?????
 5位:?????

となりました。↑3位以下は、劇団ひとりさんの意見を聞いちゃったので、慎吾君自身の順位は良く分かりません。吾郎君と同じってことでいいとは思うのですけど…。劇団ひとりさん曰く、吾郎君とは意見が合わないらしく、かなり違ってると。

 


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