第30回 06.09.16 23:00〜23:54 | (06.09.23up) |
今回の月イチゴローは、何と2006シンクロW杯の会場である横浜国際プールからの月イチゴローです。セットの後ろにあるガラス窓からは、練習用のプールが見えたりしてます。本当に土曜日に収録したのかしら、今回???
吾郎 「いよいよ明日、最終日で」
大下 「はい」
吾郎 「ね、この調子で日本は頑張ってもらいたいな、と思ってるんで
すけど」
大下 「明日、最終日の”チーム”ということで、今ちょうど、カナダ
のチームが練習してるんですね」
吾郎 「カナダって言うのはねすごくコミカルなんですよ」
大下 「ああ」
吾郎 「可愛らしいんですよ」
大下 「さっきね、ちょっとコミカルと言えば、選手がちょっと練習し
ながら、こっちのワインが目に入ったらしく、選主どうしで、
『あそこ、ワインがあるわよ』、みたいな。『何やってんのか
しら?』」
吾郎 「ねぇ」
などと言いながら、次のカットでは、二人ソロってワインを飲んでます(^^;)。
さて、今回、慎吾君が選んだ5本の映画は;
■ X−MEN:ファイナルディシジョン
■ イルマーレ
■ セプテンバー・テープ
■ アガサ・クリスティーの奥様は名探偵
■ グエルム 漢江の怪物
まずは、邦画が無くて一安心かな?
大下 「今月の第5位は」
吾郎 「X−MEN:ファイナルディシジョン」
[第5位]X−MEN
アメリカンコミックスが元の映画ですね。元々あまり深いことを考えて見る映画ではないんじゃないかなぁ、とは思いますが…;
吾郎 「正直言ってですね、僕・・・、第1作,第2作、見てません。
見てない人もいると思うんですよね」
大下 「そう思います」
吾郎 「やっぱり、この・・・シリーズ物っていうのは、もちろん作る
側っていうのは、前作見てる、当然だろうっていう感じで作っ
てくれる。・・・のはいいんですけど、見てない人にも分かり
やすく作らなきゃいけないんじゃないかなぁ、と思うんですよ
ね。もう何か、その物語を当然分かってないと、理解できない、
その、決め事、ルール」
大下 「はい」
吾郎 「ミュータントとはどういう人たちなんだ、とか。僕、思うんで
すけど、ワン,ツー見た人でも、物足りないんじゃないかな、
と思うんですよね。やっぱり映画としてね・・・・・・・・・
基本的に僕はパワー不足な感じがしますね。この手のハリウッ
ドの大作・・・エンターテイメント、アクション映画・・・の
割にはそんなにCGとかも・・・うーん、驚くようなものが無
かったし、音楽とか・・・」
大下 「第4位は」
吾郎 「第4位は『イルマーレ』です」
[第4位]イルマーレ
キアヌ・リーブスとサンドラ・ブロック主演の時空を超えたラブストーリー;
吾郎 「まぁ、決定的な、この、ラブストーリーとしての根幹がゆるい
感じが…」
大下 「ああ」
吾郎 「しましたねぇ。何か、納得した…、感情移入させてくれない。
その…、根幹がゆるいというのはどういうことかと言うと、ま
ず、じゃぁ、二人が愛し合うきっかけとなった部分が、描かれ
てない、ちゃんと。手紙でもやりとりで」
大下 「うん」
吾郎 「何か、そこまで恋に落ちるのかな…。二人とも似た境遇にあっ
て、恋に落ちやすい状況にはあったんだけどぉ、会ってもいな
いし。会ってもいないのに、ちょっと急加速しすぎな感じが、
・・・僕はちょっと置いていかれちゃった?」
大下 「あ、そうですか」
吾郎 「ええ」
大下 「会わないから堕ちやすいんですよ、プリンス!」
と、急に熱くなったのは大下さん。それにしても、今回は吾郎君のことは、『プリンス』で通してくれるんだ。ちょっと嬉しい♪
吾郎 「ええ!!!!ええええええ!!!!(^^;)」
大下 「会わないから想像するんですよ!」
吾郎 「大下さん、恋愛に飢えてませんか?」
コラ。
大下 「(^^;)」
吾郎 「(^^;)。会ってもいないんですよ、恋に堕ちる前に」
大下 「会えないからこそ、自分の本心が言える?っていう…」
吾郎 「ああ、メールならではの?手紙ならではの?」
大下 「自分の今の、こう・・・忙しい。仕事は充実してるけれども、
空しい気持ちとか。私じゃないですよ!」
吾郎 「あははは(笑)」
大下 「サンドラ・ブロックの話ですよ」
吾郎 「いや、あの女の人っていうのは、結構、ちょっと男から見ると、
下手したら嫌われちゃうんですよ」
大下 「ダメ?」
吾郎 「えっ?ちょっとやってることおかしいじゃないですか」
大下 「おかしいですか?」
吾郎 「だって、恋人がいるのにさ、その、誕生パーティをサプライズ
でやってくれた庭で、その日初めてあった男性と抱き合って、
キスしてるんですよ」
大下 「(笑)・・・確かにあそこは・・・」
吾郎 「ちょっと強引でしょ」
大下 「ちょっとびっくりしました。だけどー、そういうこともあって
いいじゃないですか!!!」
吾郎 「(笑)」
大下 「第3位は?」
吾郎 「はい。『アガサ・クリスティーの奥様は名探偵』」
[第3位]アガサ・クリスティーの奥様は名探偵
こういうミステリー小説ものは、吾郎君好きそうだなぁ…
吾郎 「やっぱ、心地がいいですね、見てて。気持ちがいい。リズムも
いいし。やっぱ、台詞が面白いですね、やりとりが。夫婦の。
で、この夫婦がいいですね。主人公のね」
大下 「憧れますね」
吾郎 「そう。何か、もう、海外版、”チャーミー・グリーン”みたい
な」
チャーミー・グリーンって、食器洗い用洗剤のCMだよね?。
♪チャーミー・グリーンを使うと手をつなぎたくなるぅ〜
分かる人だけ分かって下さい・・・(汗)
大下 「(笑)(拍手)」
吾郎 「二人の会話がやっぱりねぇ、こう…洒落ててね。カトリーヌ・
フロ、50歳ですよ。見えない!すっごい可愛らしくて」
大下 「スタイルもよくてね」
吾郎 「うん」
大下 「誰からも愛されやすい。何か、安心して見れるんだけど、一応、
サスペンスで、何かこう…、アガサ・クリスティをまた読み直
したいな、っていう気分にもなるし」
吾郎 「うん」
大下 「古典ですね」
吾郎 「そうですね」
大下 「第2位は?」
吾郎 「はい。『グエムル-漢江の怪物-』」
[第2位]グエムル-漢江の怪物-
韓国映画ですが、怪物もの???
吾郎 「良かったです」
大下 「良かった?」
吾郎 「うん。まぁ、もちろん、期待してましたし。この監督、『殺人
の追憶』、監督,俳優さんと共に、僕はすごく大好きなスタッ
フ・キャストなんで…」
大下 「何とも言えないですね、あの怪物」
吾郎 「そうそう。怪物のねぇ、サイズがいいですね!」
大下 「あははは(笑)」
吾郎 「リアリティあるんですよ、あの大きさが」
大下 「リアリティありますか?」
吾郎 「うん。でも、やっぱりこの映画…、怪物映画って感じになって
るんですけども、すごく色んなテーマが散りばめられてて、現
実的なテーマ。うん、なんかこう、アメリカに対する考え方と
か、思いとか・・・うん、または最近、暗いニュースが多いよ
うな、ねぇ、殺人事件とか」
大下 「はい」
吾郎 「少年少女が被害にあってるよな事件が多いじゃないですか。う
ん、何かそういったものをすごいリンクさせる…。ねぇ、思い
出すような事柄もあったりとか。あと、家族愛だとか」
大下 「そうですね」
吾郎 「うん・・・あとは地球環境、エコの問題とか、いろんなことが
ね、すーごく、こう…、小気味よく散りばめられてて、これ見
よがしにね、押し付けがましくないんですよね、それが」
大下 「そっか。ただの怪獣映画じゃない」
吾郎 「怪獣映画じゃないですね。家族愛っていうのがちゃんと描かれ
ている。この辺に関しては韓国映画、上手いですよね」
大下 「そうですね」
吾郎 「家族っていうものをね、すごく大切にして」
大下 「でも、この作品、草なぎ剛さんの日本沈没が抜いたんですね」
吾郎 「すごいですね」
大下 「すごいです」
吾郎 「すごいですね」
真偽の程は知らないけど、一説によると、沈没する日本を見たかっただけだという説もありますけどね・・・
最後に残った『セプテンバー・テープ』が今回の1位です。
[第1位]セプテンバー・テープ
吾郎 「いやぁ〜、結構、ショッキングですね。ある意味での、この…
不快感とも言うし。ナンだろうね、考えさせられるしね。まぁ、
アメリカに没収されてしまって返してもらえないテープがある
という」
大下 「らしいですね」
吾郎 「うーん。そこでまぁ、ブッシュは何か隠している。アメリカ政
府は隠している・・・うーん・・・ということですよね?」
大下 「ねぇ。自国に対しての挑戦と言うか」
吾郎 「すごいですねぇ。2002年に映画撮りにいってるんですよ、
アフガニスタンまで」
大下 「ねぇ!」
吾郎 「で、本当に危ない目にあってんですよ」
大下 「あの銃撃戦は」
吾郎 「銃撃戦も本当にこれはVTRとして押さえてて・・・かぁ・・・
生々しい映像で、僕はショックでしたね。こんな映画無いです
ね」
大下 「こんな力のある映像は」
吾郎 「無いですね。力ありますね、映像に。いやぁ〜。もう、本当、
一秒たりとも目が離せない。映画でしたね。これはもう、みな
さん、誰が見てもショック受けると思うんですね。僕はみんな
見てもらいたいな、って思いますね〜。ブッシュは見たのかな?」
大下 「ねぇ、どうなんですかねぇ」
というわけで、今回もニューヨーク・テロ絡みの映画が1位でした。いい映画だとしても、続くとちょっと…。
それはさておき、今回、全体的にコメントがあっさりしていたような気がしました。シンクロの予選と結晶の合間に収録しているようなので、あまり落ち着いて話をするだけの時間も無かったのかな。
VTRが終わってスタジオの慎吾君のランキングはX−MEN一押しということで;
1位:X−MEN:ファイナルディシジョン
2位:グエルム-漢江の怪物-
3位:セプテンバー・テープ
4位:イルマーレ
5位:アガサ・クリスティーの奥様は名探偵
となりました。