Sma Station-5 5月分


04年04月から新しくできた吾郎君の月イチ企画『月イチゴロー』。
毎月公開される映画の中から、慎吾君の興味ある映画5本について、
吾郎君が順位付けをするという内容で、吾郎君はVTRでの登場です。

何だかんだとSma Station-5になってからも続いてます。


第26回:06/05/27

 

第26回 06.05.27 23:00〜23:54(06.05.28up)

ドラマと舞台稽古の真っ最中での月イチゴロー。もう、今回ばかりは映画を5本観ただけでも十分だわ。本当に時間も無さそうだったし...

今回も、テレ朝のテラスから。日本庭園風のセットはいい感じですね。

  吾郎 「どうも。今月もやってきましたね」
  大下 「はい。よろしくお願い致します」
  吾郎 「よろしくお願いします」
  大下 「この後すぐに舞台の稽古のお忙しい合間を縫って、ありがとう
      ございます」

と、さりげなく宣伝。

  吾郎 「いやいやいや」
  大下 「もう、ドラマとお芝居の稽古でもう…、ハードスケジュールな
      んで、早速」
  吾郎 「はい」
  大下 「はい」
  吾郎 「では、乾杯」
  大下 「乾杯。よろしくお願いします」

さてさて、今回の映画5本は;

  ■ ダ・ヴィンチ・コード
  ■ 嫌われ松子の一生
  ■ 心霊写真
  ■ 明日の記憶
  ■ GOAL!

の5本。


  大下 「今月の月イチゴロー、第5位は?」
  吾郎 「はい。ええ、第5位は『心霊写真』」

[第5位]心霊写真

  大下 「あたし、ちょっとビデオお借りしたんですけど。ちょっと劇場、
      ごめんなさいで」
  吾郎 「うん」
  大下 「4回止まったんですよ、途中で」

と、VTRを見ているスタジオでは「ええ!!」と否定的な反応なのに対して、吾郎君は;

  吾郎 「それは、電波霊とクロスしたんですよ」

と、ほん怖きたーーー!!!!!

  大下 「あ、そうですか」
  吾郎 「うん。結構、心霊に関しては勉強しましたよ。”吾郎さん
      ですから」

自ら”吾郎さん”@ほん怖って言っちゃうのね(笑)。

  吾郎 「でもねぇ、やっぱりそういう番組やってた立場からも言わせて
      もらうと、やっぱねぇ、ちょっとこう…、イタズラに楽しんで
      る感じが、心霊写真とかを」
  大下 「本物の写真なんですよね」
  吾郎 「うん・・・そう。使っちゃダメだよね」
  大下 「ねぇ」
  吾郎 「映画の中でね。これもふざけて何か、ねぇ、フィクションでス
      トーリーを作ったりっていうのは、不謹慎な感じがしましたね」

と、映画の話は以上で終わりなのだけど、唐突に;

  吾郎 「待って。僕が心霊写真の映画を観てた時」
  大下 「はい」
  吾郎 「僕がこの映画を観てるとき、慎吾はカンヌに行ってたの」
  大下 「カンヌで如意棒を振ってらっしゃったと思います」
  吾郎 「俺、心霊写真見てるときに」
  大下 「はい。ビーチで」
  吾郎 「考えられないよね」



  吾郎 「第4位は?『GOAL!』!!!」

[第4位]GOAL!

  吾郎 「最初、その…、チームに入って虐められる感じとかさ、よくあ
      るスポ根ものですよね?」
  大下 「でも、あの、お父さんと息子っていう、あの…、家族の話とか
      ちょっとポロっときませんでした?」
  吾郎 「足りないかな、あれだけじゃ。もっとじゃぁ、父と息子の話を
      もうちょっとやらないと」
  大下 「ああ」
  吾郎 「でもね、やっぱり見ものなのはね、このFIFA全面協力とい
      うことで、やっぱりこう…世界の一流スターが出てるわけです
      よ、サッカーの」
  大下 「そうでした」
  吾郎 「ベッカム,ジタン」
  大下 「ラウル」
  吾郎 「ラオル…ラウル」
  大下 「ラウル」
  吾郎 「ジタンはよかったんじゃないですか?」
  大下 「存在感ありますね」
  吾郎 「何か、ジタンの演技がよかったですよ、何か。さりげなくて。
      自然だった。佇まいがちょっと俳優さんっぽかった。アントニ
      オ・バンデラスみたいな感じ」
  大下 「ああ!!!」
  吾郎 「そうそうそう。ただ、サッカー映画は、どっちかっていうと、
      僕らがやった『シュート』を見て下さい

・・・(絶句)。言っちゃったぞ。仕事が忙しすぎて、思考回路がぐちゃぐちゃになってるわけじゃないよね???(笑)

  吾郎 「『シュート』っていう映画はね、SMAPやってるんですよ、昔」

で、VTRにも真堀君の映像が出ちゃったよ・・・いいのか、いいのかぁ〜(T_T)

  吾郎 「ちなみに僕は、ブラジル帰りの天才ストライカー
  大下 「ええ!!!!!!!!!!!」

って、大下さんは大下さんで反応しすぎです…(汗)

  吾郎 「ブラジル帰りですから。たぶん、カズのことじゃない、元ネタ
      ・・・?(笑)」
  大下 「(吾郎君=)カズさん?」
  吾郎 「うん。キング・カズの」

と、話を続けようとして、VTRははブチ切られました。とはいえ、ここはファン的にもNGだったわ(笑)。



  吾郎 「第3位は『嫌われ松子の一生』」

[第3位]嫌われ松子の一生

  吾郎 「(監督の)中島ワールドが炸裂という感じで。話自体は、どん
      どんどんどん堕ちていって、救いようが無い話ですから」
  大下 「そうですね」
  吾郎 「そこを中島監督の、何か…ポップな感じで、そこは何か、救い
      ようがあったというか」
  大下 「ねぇ」
  吾郎 「僕、ホロっときたのは、僕、やっぱり中谷さんのおかげだと思
      うけどね。感動という意味では、やっぱり僕は中谷さんのお芝
      居が無かったら、感動はしなかったと思う。もちろん」
  大下 「うん」
  吾郎 「うん。だから本当にお互いがぐっ、ぐっ、と出て、戦いあって、
      監督と女優さんが」
  大下 「はい」
  吾郎 「それがいい形になったんじゃないかなぁ、という感じはありま
      すけどね」

と真面目に語っていると思ったら;

  吾郎 「いい話はそこまで

って、毒舌かよっ!

  大下 「(笑)」
  吾郎 「後はですね」
  大下 「はい」
  吾郎 「あの…(^^;)、ちょっと長かったですね、後半がね」
  大下 「ああ…」
  吾郎 「だから、ここで終わると気持ちというところで終わってなかっ
      たんですよ」
  大下 「なるほど」
  吾郎 「勝手な都合なんだけど、こっちの、整理の」
  大下 「そろそろエンディングな気分になって」
  吾郎 「で、ああ、気持ちいいつって、あ、延長戦って言われると、拍
      子抜けしちゃうでしょ?」
  大下 「うんうんうんうん。ああ!」
  吾郎 「見る方は勝手だから」
  大下 「そうですね」
  吾郎 「うん」



  吾郎 「第2位は、『ダ・ヴィンチ・コード』」

[第2位]ダ・ヴィンチ・コード

  大下 「はい」
  吾郎 「さきほど見てきました!朝、9時20分でした」
  大下 「ああ、早い回を?早起きして頂いて」
  吾郎 「はい。もう、すぐそこで」
  大下 「どうでした?」
  吾郎 「どうでした・・・えーっと、面白かったです。ロール・プレイ
      ング・ゲームみたいな感覚で、謎解きをしていく分にはすごく
      楽しいと思うし、ちゃんと裏の裏とかがあるし、伏線もあるか
      ら、見ていて気持ちいいのはありますよね。ただ、まぁ、荒唐
      無稽っちゃ、荒唐無稽ですよね」
  大下 「ああ・・・」
  吾郎 「ええ、有り得ないだろうっていうか、その…」
  大下 「そこでやっぱり評価が分かれてく」
  吾郎 「分かれてくし、反対派だって多い訳だし、公開できない国だっ
      てあるわけだから…。結局、こう…、何を信じるかが大切だ、
      みたいな台詞があったじゃないですか」
  大下 「ありました」
  吾郎 「まぁ、たとえ神が人間であろうと、神様は神様で
      あろうと、うん、自分の中で自分がそれを信じ
      てれば、神というもののは自分の中にいるもの
      だから、ということだと思うんですよね
  大下 「ああ、素晴らしい」
  吾郎 「うん。見終わった後、こう…、語らいになるっていうか、何か
      こう…、色々ね、ディスカッションしあえる映画ではあるなぁ
      とは思うし」



従って、第1位は『明日の記憶』でした。

[第1位]明日の記憶

  吾郎 「いやぁ、もう、とにかく出てる役者さんが素晴らしかったです」
  大下 「はい」
  吾郎 「渡辺謙さん、初主演なんですよね」
  大下 「映画初主演なんですよ」
  吾郎 「映画初主演か。だから役にかける気迫というのが、すっごい伝
      わってきて。それを周りの俳優さんたちがちゃんと受け止めて
      て。まぁ、一番ちゃんと受け止めてボールを投げ返したのが、
      樋口可奈子ですよね」
  大下 「はい」
  吾郎 「素晴らしかったですね」
  大下 「樋口さんも…」
  吾郎 「で、あの…、若手の俳優さんたちもね、袴田さんとか」
  大下 「はい」
  吾郎 「ねぇ、香川さんとか、及川さんもそうですね。みなさん、もう、
      こう…渡辺謙さんに引っ張られてた」
  大下 「ああ・・・」
  吾郎 「引っ張る俳優さんって、すごいですね、相手を」
  大下 「ああ」
  吾郎 「自分が何か、すげーことをやるんじゃなくて、引っ張って作品
      をよくするっていうのが、当たり前のようで、主演って当たり
      前なのかもしれないんですけど、ああ、これ、正にそうだな、
      っていうか。すごく感じました、それを」
  大下 「ああ…」
  吾郎 「何かこう…当たり前に…生活して、こうやってね、当たり前に
      普通にしていられること自体が、本当にこれってすごいことな
      んだなって」
  大下 「幸せなことなんですよね」
  吾郎 「うん。時にこういう映画っていうのは、必要だと思うし、うん。
      命の素晴らしさとかね、生きてることとか。だから謙さんが選
      んだっていうのもすごく分かるし。途中、何か、結構、色々と、
      映画の・・・映画としての何か、こう…、巧みな技術でCGが
      あったりとか・・・あれは、まぁ正直、いらなかったかなぁ、
      って」
  大下 「(^^;)。ああ」
  吾郎 「僕は思ったんですね」
  大下 「ああ」
  吾郎 「何かちょっと入らないソースだった」
  大下 「ああ」
  吾郎 「その料理に対して」
  大下 「なるほど…」
  吾郎 「うん。こんなこと言っちゃ失礼ですけど」
  大下 「いえいえ」



VTRが終わって再びスタジオ。慎吾君のランキングは;

 1位:ダ・ヴィンチ・コード
 2位:明日の記憶
 3位:嫌われ松子の一生
 4位:GOAL!
 5位:心霊写真

でした。

 


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