Sma Station-5 4月分


04年04月から新しくできた吾郎君の月イチ企画『月イチゴロー』。
毎月公開される映画の中から、慎吾君の興味ある映画5本について、
吾郎君が順位付けをするという内容で、吾郎君はVTRでの登場です。

何だかんだとSma Station-5になってからも続いてます。


第25回:06/04/29

 

第25回 06.04.29 23:30〜24:24(06.04.30up)

先月は堂アナがインタビュアーでしたが、今回は元に戻って大下さん。その辺の話があるかなぁと期待していたのですが、何事も無く終わってしまいました(ToT)。とはいえ、吾郎君、本当に忙しかったんじゃないかなぁ…。話が脱線することもあまりなく(少しは脱線してましたけど)、比較的淡々と進んだ印象が残りました。


場所は今回もテレビ朝日の食堂テラスですが、白がベースのセットに、オレンジ色の花でSmaStationとかたちどられてるセットが用意されていました。

  大下 「ドラマでお忙しい中…」
  吾郎 「はい」

とBGMは『恋のつぼみ』(ブス恋主題歌)です。思ったとおりに宣伝してくれて、ありがとー。

  大下 「今日はありがとうございます」
  吾郎 「見て頂いているでしょうか?」
  大下 「はい。何か、女性が吾郎さんをもっと好きになる感じです」

大下さん、ドラマの本筋の話じゃなくて吾郎君にもっていくなんて、無難なコメントだと思ったのは私だけでしょうか?(汗)

  吾郎 「本当ですか?」
  大下 「はい」
  吾郎 「SMAPの新曲『Dear WOMAN』と少し通じる部分がありませんか?」

と、今度は新曲の宣伝も忘れない吾郎君。

  大下 「ああ…」
  吾郎 「ちょっと応援歌だし」
  大下 「ね?」
  吾郎 「詩の内容もすごい好きだし。みんなはこう、何だろう…、『君
      は美しい』とかそういう歌詞がちょっと照れくさい、抵抗ある
      ぜ、みたいな感じで言ってたんですけど」
  大下 「(吾郎君は抵抗が)全然無さそう」
  吾郎 「はい」
  大下 「あははは(^^;)」


さてさて、今回の映画5本は;

  ■ PRODUCERS
  ■ タイフーン
  ■ The Libertine
  ■ Good Night, And Good Luck.
  ■ トカゲ女

の5本。トカゲ女って・・・(ま、またですかい。私自身が画面を直視できなくなるのよ・・・(;o;))。



  大下 「では、第5位は?」
  吾郎 「はい、5位は、ええ・・・『トカゲ女』」

と、当然ですかね(汗)。

[第5位]トカゲ女

  吾郎 「いやぁ、びっくりしましたよ。何なんですか、これ?!出演者
      のところに、『トカゲ50,000匹』って書いてあるんですよ」
  大下 「(^^;)」
  吾郎 「僕、大嫌いなんです、トカゲ。でも、正確に言うとヤモリみた
      いです」
  大下 「あ、ヤモリだったんですか?」
  吾郎 「うん。ジャンルを分類すると。トカゲの呪いって何だろうね?
      トカゲってそんな呪い・・・呪いっていのはある程度、魂があ
      って、何か考える・・・思考回路があって」
  大下 「そうそう、そうです」
  吾郎 「成り立つものじゃないですか?」
  大下 「ええ。思考があって」
  吾郎 「思考があってこそののろいでしょ?トカゲって脳みそないですよね?」

いや、思考があるかどうかは知らないけど、トカゲにだって脳は無くは無いって…

  吾郎 「トカゲに呪いは無いけど・・・、あ、そういうこと言ってると
      呪われそうだから止めよう!・・・もう…コメントできないで
      すよね。ちょっとこれ、慎吾、いい加減にして欲しいな。僕は
      何で寝る時間を割いてこの映画を観なきゃいけな
      いんですか!(笑)」

吾郎君がそこまで言うなら、本当に相当ハードスケジュールの中で「トカゲ」を観たんだろうな…(汗)。



  吾郎 「第4位は『タイフーン』」

よ、4位か・・・。日本映画以上にどういうコメントをするのかドキドキものの韓国映画なんですが…(ははははは)

[第4位]タイフーン

  吾郎 「韓国映画ならではの題材・・・ねぇ、南北の問題」
  大下 「はい」
  吾郎 「韓国映画とは切ってもねぇ、切れないような」
  大下 「切り離せない」
  吾郎 「テーマだとは思うんですけど。何かこう…、ちょっと、噛み合
      わせが悪かったような気がしません?」
  大下 「ああ」
  吾郎 「何かと何かの噛み合せ自体が。何かそこのアクションとか緊迫
      感とかを、何か、付け足しにしたような感じがします、この映
      画は。後付な感じが」
  大下 「ああ」
  吾郎 「やっぱり、こう…南北の問題とか、そこで苦しんだ人たちがい
      るってことを、すごくこの監督は伝えたいなっていう、そっち
      が強くて。でも、人を楽しませるためにエンターテイメントの
      要素も、”入れなきゃな”って感じが」
  大下 「ああ・・・」
  吾郎 「そこの辻褄の合わなさとか」
  大下 「ああ」
  吾郎 「何か・・・ちょっと見ていて物足りなさが、あったのかなぁ〜
      って言う感じがして。すいませんね、作っている人に対して…」
                          (最後に弱気↑)
  大下 「いえ」
  吾郎 「僕は(同じ韓国映画の)『シュリ』の方が良かったですね、だ
      から」
  大下 「ああ」
  吾郎 「何か、ある意味もっと、エンターテイメントに寄ってて面白か
      った。潔かったし。でもちゃんと南北の、ねぇ、テーマもちゃ
      んと扱ってて」
  大下 「ええ」



  大下 「では、第3位は?」
  吾郎 「はい、『PRODUCERS』です」

[第3位]PRODUCERS

  吾郎 「面白かったねぇ。すごい、分かりやすいしね」
  大下 「はい」
  吾郎 「ストーリーは単純明快で。決して大笑いするとか、この…ジョ
      ークがツボにはまるというのは無いんですけど、でも、何か観
      てて楽しくなる。ミュージカルにそんなに興味がない人でも、
      もしかしたらミュージカルが好きになるきっかけになる映画か
      もしれない」
  大下 「うん」
  吾郎 「ミュージカルを・・・より分かりやすく、何だろうな。…こう、
      親切に見せてくれるよね、映画の技法をもって。映画のカメラ
      ワークをもって」
  大下 「ああ」
  吾郎 「これね、あの…、慎吾と剛で観てみたいと思いました」
  大下 「ああ」
  吾郎 「うん」
  大下 「あの主人公の?」
  吾郎 「そう、二人を」
  大下 「プロデューサーズをね」
  吾郎 「うん。特にこの…、スマステーションに出たときの二人の関係
      性を見てると、あ、二人がはまりがいいな、と思って」
  大下 「ああ」
  吾郎 「ユマ・サーマンが最高でしたね」
  大下 「あははは」
  吾郎 「可愛いよね?何か、チラっていうのもあったし」
  大下 「あははは。ありましたね、はい」
  吾郎 「あれは、本当の下着なんですか?
  大下 「・・・?」
  吾郎 「それともチラ見せ用の下着なんですか?
  大下 「チラ見せ用でしょうね」
  吾郎 「コットンじゃなくてナイロン???

吾郎君、かなり執拗に大下さんに尋ねてます。そんなこと大下さんに聞いてどーするのよっ!

  大下 「あはははは(笑)。知りません、そんなこと」
  吾郎 「これ何・・・」

ってところで、これ以上はお約束として映像はぶった切られました(涙)



  吾郎 「ええ、第二位は、ええ…『Good Night, And Good Luck.』です」
  大下 「はい」

[第2位]Good Night, And Good Luck.

  吾郎 「硬派でしたねぇ。実話ですからね…」
  大下 「はい」
  吾郎 「ただ、ちょっと勉強にはなりましたね」
  大下 「はい」
  吾郎 「で、すごくジャーナリズムとか、何かそういうものを考えさせ
      られるし」
  大下 「テレビ局の人間としては、自分たちが意を決して放送したこと
      を、翌日新聞がどんな風に報じているかっていうことで」
  吾郎 「ああ」
  大下 「みんなが」
  吾郎 「気になってね」
  大下 「喜んだり」
  吾郎 「うん」
  大下 「ああいうのが、ああ、今も昔も」
  吾郎 「分かる」
  大下 「そうなんだなぁ、っていうのがちょっと、ありましたねぇ」
  吾郎 「うん。でも、そこに褒められたいんだ、って僕は思いましたけ
      どね」
  大下 「あはは。そうなんですね」
  吾郎 「別に自分たちが信念をもってやってることだったら、評価は関
      係ないのに、一応、評価気にすんだ、っていうとことが」
  大下 「気にしますよ・・・」
  吾郎 「何か、こういう…ものを、逆に履き違えて、噛み付くだけの、
      何かジャーナリズムみたいな…に、なっちゃう人もいたんじゃ
      ないかな、って、これを観てね」
  大下 「反体制のパフォーマンスだけ」
  吾郎 「うん。そうそうそう。ジョージ・クルーニーが格好よく見えま
      すね、この映画を作ったことで。すごくクールでね。クールに
      毒舌な感じがして…」

ちょっと吾郎君、男前!そういう発言する吾郎君が硬派だよ!!!



従って、第1位は『リバティーン』でした。

[第1位]リバティーン

  吾郎 「まぁ、ジョニー・デップじゃなきゃできないですよね」
  大下 「いやぁ〜、素晴らしかったです」
  吾郎 「素晴らしかったですけどねぇ。でも、確かに問題も多い映画で
      すね」
  大下 「そうですね」
  吾郎 「もう、本当、一言では説明のできない映画だよね〜」
  大下 「確かに」
  吾郎 「面白かったとか、感動したとか、最高に泣けたとか、もう、そ
      ういう言葉ではもう、何か言い表せないような。中世ヨーロッ
      パのちょっとこう…、何だろうな、あまり美化してない部分?」
  大下 「うん」
  吾郎 「逆に汚かった部分とか、おどろおどろしいところとか、やっぱ
      結構、酷い世界ですよね、この頃のヨーロッパってね。病気と
      かね、疫病とかがさ、蔓延して。偉い人は上の方に住んで、っ
      ていう…」
  大下 「そうですね」
  吾郎 「やりたい放題ですもんね」
  大下 「ねぇ」
  吾郎 「やりたい放題で、みだらだから、逆に美しいものが生まれちゃ
      うんですよね。変態ですよ、確かに。まぁ、でも、やっぱり映
      画としてのスケールの大きさと、ジョニー・デップがやっぱり
      ここまでやったということと、女が一番嫌いな男なんじゃない
      か、というところで、またジョニー・デップが挑戦していると
      いうのが、凄いな、っていう。スターになってもやるっていう」
  大下 「うん」

で、最後に吾郎君の問題発言;

  吾郎 「何かさ、ジョニー・デップに犯されてる気分になり
      ません?

き、来たよ・・・(^^;)

  大下 「ああ・・・」
  吾郎 「乱暴に?」
  大下 「でも、そうですね」
  吾郎 「何か、むさぼられてる気がする。男の僕が。何か、
      妊娠しちゃいそうじゃないですか?

どんな感想だよっ!
不可能だとは思うけど、この月イチのVTRをジョニー・デップに見せて感想を聞きたいわ〜。



さて、VTRが終わって再びスタジオ。慎吾君のランキングは;

 1位:リバティーン
 2位:プロデューサーズ
 3位:グッドナイト&グッドラック
 4位:タイフーン
 5位:トカゲ女

でした。

 


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