Sma Station-5 2月分


04年04月から新しくできた吾郎君の月イチ企画『月イチゴロー』。
毎月公開される映画の中から、慎吾君の興味ある映画5本について、
吾郎君が順位付けをするという内容で、吾郎君はVTRでの登場です。

何だかんだとSma Station-5になってからも続いてます。

 

第23回 06.02.25 23:00〜23:54(06.02.26up)

今回の収録も、寒いからか、テレビ朝日7F社員食堂でした。まずはシャンパンで乾杯から;

  大下 「乾杯〜」
  吾郎 「あなたの瞳に乾杯」
  大下 「(笑)」
  吾郎 「今度、僕、ドラマやるんですよ」
  大下 「あ、本当ですか?」
  吾郎 「ええ。『ブスの瞳に恋してる』っていう」
  大下 「酷いじゃないですか!」
  吾郎 「(^^;)」
  大下 「どういうことですか!!」
  吾郎 「違う、違う。ドラマのタイトルです、これは」
  大下 「あ、タイトル」
  吾郎 「そうそうそう」

吾郎君、さりげなくドラマの宣伝?でもその前に映画『ワンピース』の宣伝が先なんじゃないでしょうか?丁度映画のコーナーなんだし(実は密かに期待してました…)。3月の月イチでやったんじゃぁ、遅すぎるしなぁ。やっぱりテレ朝=ドラえもんがある限り、ワンピースの宣伝なんてご法度なのかしら?

さてさて、今回の映画5本は;

  ■ ミュンヘン
  ■ 県庁の星
  ■ 美しき野獣
  ■ ダブルDアベンジャー
  ■ promise

の5本。私が言うまでも無く、『ミュンヘン』1位,『ダブルDアベンジャー』が5位は最初から確定って感じでしょうか?(笑)


  吾郎 「ええ、じゃぁ、第5位は」
  大下 「はい」
  吾郎 「ええ、ええ・・『ダブルDアベンジャー』」
  大下 「出ました」
  吾郎 「はい」

[第5位]ダブルDアベンジャー


  吾郎 「よく探してきたな、この映画を!っていう…。
      何でこれを入れたんですか、ラインナップに?!」
  大下 「なんか香取さんがぁ」
  吾郎 「何でスピルバーグとチェン・カイコーと同じラインナップに並
      べたんですか?僕を馬鹿にしないで下さい」
  大下 「(笑)」
  吾郎 「もう、何にもコメントしようが無いでしょう、この映画は!!
      何をコメントするんですか!僕の好みの乳を話せばいい
      んですか?

えっ、そんな話をしてくれるの?って思ったら、大下さんまで;

  大下 「もう、それしか無いと思います」

って・・・(汗)。大下さんって最初からそういうキャラでしたっけ?(汗)

  吾郎 「意味がわかんないよ」
  大下 「だってもう、徹頭徹尾、首尾一貫、おっぱいの映画だった
      ですから」
  吾郎 「そうですよ。ま、コントですね。だってさ、やっぱ大きけ
      りゃいいってもんじゃないじゃないですか、変な
      話…」
  大下 「大きすぎ?」
  吾郎 「うん」
  大下 「じゃぁ、あれが小ぶりだったら良かった、もっと上だったって
      ことですか?適度だったら」
  吾郎 「そうですねぇ。自分の理想のサイズっていうのが…
      って、コラコラ
  大下 「(笑)」
  吾郎 「・・・(^^;)」

の、ノリツッコミ??(貴重なかわええものが見れたわぁ〜♪)。この映画のセレクションはどうかと思いつつ、ここまでお馬鹿映画だと毎回、1つぐらい入ってもいいかも、なんて思ってしまいました。ホラーより余程気楽に吾郎君も見れるでしょうしね(笑)。ただ、大下さんには申し訳ないけど…


  吾郎 「第4位は『県庁の星』です」

また世間の反応が気になるところに今回唯一の”日本映画”のランキングを持ってきたなぁ…。つーか、慎吾君もそういう映画のセレクションは避けてくれるようにできないのかしらん???(;o;)

[第4位]県庁の星

  吾郎 「何か、どこの目線で見ていいのか…うーん、ラブストーリー的
      な要素も無くは無いし。まぁ、ちょっと一見クールで、冷徹な
      県庁のエリートが大切なものを学んだって最後言ってましたけ
      どね。で、成長していくヒューマンドラマなのか。それが何か
      ちょっとどこにね、気持ちを乗せて見ればいいのか、っていう
      のが。映画だからもうちょっとできることがあったんじゃない
      かっていう。もうちょっと社会派のところを追求しても、映画
      だからよかったんじゃないかな、っていう。あれがドラマだっ
      たらあのぐらいじゃないと、ねぇ」
  大下 「うん」
  吾郎 「店長側とかスーパー側もそうですけど。その、不正を暴いてい
      く話かなぁ、とか。実態とかね」
  大下 「はい」
  吾郎 「ふーん。それをもうちょっと斬新な切り口で…見せていくのか
      なぁ、と思ったんですけど」
  大下 「ちょっと話しにくそう???」
  吾郎 「えっ?」
  大下 「な、感じ?」
  吾郎 「うーん。何かね、あんま話すことが無いんだよね

ちなみに、大下さんにカンペが出たそうですが、吾郎君の口からそういう言葉が出ない限り、ダメなんでしょうか、このコーナー?そんな意図に載せられて、そういう発言しちゃダメだよぉ〜。


  吾郎 「第3位は『美しき野獣』です」

[第3位]美しき野獣

  吾郎 「クォン・サンウさんのプロモーションビデオとしては、最高に
      格好いいですよ!はっきりいって、ストーリーはねぇ、もう、
      読める展開だし、これといって裏切らないし。よくある話です
      よ。長いし、ちょっと」
  大下 「”あの方”が格好よかったんですよ!!」
  吾郎 「ね。ユ・ジテ」
  大下 「はい」
  吾郎 「よかったですねぇ。僕、すっごい好きです」
  大下 「私も大好きです!」
  吾郎 「僕が女だったら、彼の方が母性本能をくすぐられます。抑えた
      演技で」
  大下 「ねぇ。あ、そうそうそう!」
  吾郎 「何かやろうとする俳優さんって多いんですよ。いっぱいいっぱ
      い、1カットの中で色んなことを表現しようと思っちゃう…。
      1シーン1シーンをそうやって切り取っていって、too muchに
      物事を考えると、トータル的に考えると、バランスが悪かった
      りするんですね」
  大下 「はい」
  吾郎 「瞬き1つで表現してます、彼は。素晴らしい俳優さんだと思い
      ます。まぁでも、本当にクォン・サンウさんが好きな方はたま
      らないと思うし。その…、魅力のエキスを感じ取って、ねぇ、
      映画館の中で」
  大下 「はい」
  吾郎 「興奮していいんじゃない?
  大下 「(笑)」

こらこら。


  吾郎 「第2位は『promise』です」

[第2位]promise

  吾郎 「よかったですよ、うん。ま、CGとかだけ見ちゃうとね」
  大下 「うん」
  吾郎 「ちょっとやっぱり、笑っちゃう部分もあるし」
  大下 「うん」
  吾郎 「うん…、結構、映画館で笑ってましたよ、人…。あからさまに
      チャン・ドンゴンのファンだなっていうような、女性二人組み
      が観てたんですよ」

ってことは、吾郎君もこの映画、映画館で見たってこと???いいなぁ、そのチャン・ドンゴンさんのファンの方々(笑)。

  大下 「うん」
  吾郎 「チャン・ドンゴンが変な顔したり、走ったりすると笑うんです
      よ」
  大下 「ああ」
  吾郎 「なんだよ、こいつら…と思いながら見てたんですけど」
  大下 「(笑)」

だけど私も映画を観ててスクリーン内で吾郎君が走ってたら、別の意味で笑うと思う(笑)。

  吾郎 「何を見てんのかな」
  大下 「(笑)」

ファンってそんなものよね…。私は静かに見てるとは思うけど、気持ちは分かるもの…。

  吾郎 「誰しもがこう…、神様に定められた運命というのがあって、歯
      向かうことが出来ない、背くことが出来ないんじゃないか…。
      そこに歯向かおうとしたこの3人のねぇ、人物がいて。また、
      終わり方がそれが皮肉な終わり方で」
  大下 「じゃぁ、タイトルとか冒頭のシーンとかが」
  吾郎 「重要、冒頭は重要です」
  大下 「冒頭は重要ですね」
  吾郎 「うん。自分とも照らし合わせることもできたりとか。ただあの
      3人のラブストーリーだとか三角関係とか…うーんアクション
      を見るとかね、そういうところじゃないのかな、この映画は」
  大下 「ああ・・・」
  吾郎 「なんていう見方もできる映画かな、と思ったんですけどね」
  大下 「そう考えると」
  吾郎 「そうですね」
  大下 「すごく奥深い」
  吾郎 「奥深いですよね」
  大下 「はい」
  吾郎 「うん」

この映画にこれほど語るとは思ってなかったので、実はちょっとびっくりでした。


ということで、第1位は『ミュンヘン』。今回のラインナップでは、これしかないって感じかな…。

[第1位]ミュンヘン

  吾郎 「まだ振るえがとまらないですね」
  大下 「ほぉ」
  吾郎 「うん、よかったですね」
  大下 「じゃぁ、もう、圧倒的に?」
  吾郎 「圧倒的ですね。何でこういうことが起きたかとか、政治的背景
      のこととかをもっとクローズアップして描く描き方もあったか
      もしれないんですけど、うん・・・僕はこの・・・主人公の目
      線でストーリーが展開していくところが、そこが一番よかった
      ですね、淡々と、更に淡々とね。そこがね、感情移入できたん
      ですよね。すーごいリアルに伝わってくるんですよ。きっとあ
      んな感じだったんだろうな、って。よく美しく格好よく残酷に
      は描けるんですよ、映画っていうのは。(でも実際は)そうじ
      ゃないじゃないですか。殺人のこのメモを見て、こいつを殺さ
      なきゃいけないって見ながら、こいつがこう、(本人を目の前
      にして)照らし合わせて、『こいつだよね』『あ、こいつ?』
      ・・・ポン!みたいな感じで殺しちゃう感じとか」
  大下 「うんうんうん」
  吾郎 「ドラマチックにいちいち描かないし。だから映画じゃないんだ
      よね、リアルなんだよね」
  大下 「うん」
  吾郎 「だけど、映画としての手法もしっかり描かれて、スピルバーグ
      だから。楽しませてくれるし。長く感じないでしょ?」
  大下 「全然」
  吾郎 「僕は観にいきますよ、今日、この後
  大下 「(笑)。もう一回?」
  吾郎 「もう一回行くよ!!



さて、VTRが終わって再びスタジオ。慎吾君のランキングは今回は吾郎君と全く同じで;

 1位:ミュンヘン
 2位:promise
 3位:美しき野獣
 4位:県庁の星
 5位:ダブルDアベンジャー

でした。吾郎君のランキングのそのままというのも初めてですかね。ただ、入れ替えるにしてもその根拠にできるものも無さそうなラインナップにも見えましたけどね(汗)。

 


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