Sma Station-5 1月分


04年04月から新しくできた吾郎君の月イチ企画『月イチゴロー』。
毎月公開される映画の中から、慎吾君の興味ある映画5本について、
吾郎君が順位付けをするという内容で、吾郎君はVTRでの登場です。

何だかんだとSma Station-5になってからも続いてます。


第22回:06/01/28

 

第22回 06.01.28 23:15〜24:09(06.01.29up)

吾郎君ってば、ヘアスタイル変わってるやん!!!!!!!

ダメじゃない、切っちゃったら!前髪ありも可愛いけど、私は無い方が好きなのにぃ!!!おまけに何で黒いんだ!!何やったんだ、一体!!!
連ドラ仕様かとも思ったけど、まだまだ撮影開始には早いよね?それとも早めに撮影開始しちゃうとか、そんな話もあるんでしょうか?それならそれで嬉しいけどさ(2〜4月で連ドラやれば、5月6月で舞台ができるぞ!!)。とにかく、誰か、理由を説明して下さいっ!


今回は日本映画特集です。珍しく新聞のラテ欄にも「月イチゴロー」がメインになっていて、余程今回の企画は他のものに苦慮したってことなんでしょうか?(汗)

そんな部分まで思いを巡らせる必要はないのだけど、にもかかわらず月イチのVTR(吾郎君のコメント部分)がいつもより短く感じたのは気のせいか?日本映画特集なんて煽られて、難しいってこともあったのかもしれませんけど。

ちなみに今回の映画5本は、前の放送中に告知されていたように;

  ■ 単騎、千里を走る
  ■ THE 有頂天ホテル
  ■ ピーナッツ
  ■ 輪廻
  ■ 博士の愛した数式

の5本。VTRが始る前に「意外な結果」などと大下さんはおっしゃっていたので、どんなランキングになったのかと期待しちゃったじゃない!(笑)。というのも、映画を見ていない私だけど、諸々考えながら勝手に予想していたのは;
  1位:博士,2位:単騎,3位:有頂天,4位:ピーナッツ,5位:輪廻
だったので、当たりはしてないけど、それほど「予想外」じゃなかったな、と思ったのよね。テレ朝&スマステ的には、慎吾君が最後にランキングしたような順位じゃないとだめなんでしょうか?(いや、でも、単騎はテレ朝だよね?)。とはいえね、吾郎君も慎吾君ぐらいの無難なランキングにしておいてくれれば、別の意味で安心はできるんですけどね。一部の熱狂的ファンが怖いじゃん・・・(;o;)


今回の収録はいつものテレビ朝日7Fテラス・・・ではなく、その中の社員食堂での収録でした。外はまだ雪が残っていたようで(ってことはちょうど一週間前ぐらいの収録なんでしょうか?東京、雪が降ったのって土曜日でしたよね?)、その辺を考慮してのようです。後ろにおでん屋の屋台が出てたのがちょっと気になる(笑)。


  吾郎 「今日は中で?」
  大下 「そう、ちょっと雪が降りまして。東京、ね。この間」
  吾郎 「ああ、そうですね」
  大下 「まだ雪が残ってて、あまりにも寒いかなと」
  吾郎 「あ、そっかそっか」
  大下 「はい」
  吾郎 「何か、良い感じですね。スタジオパークみたいで、NHKの…」
  大下 「(^^;)」

って、その喩えがイマイチわかんないんですが、そんなことはさておき、本日のランキング;

  大下 「第5位は?」
  吾郎 「第5位は、『ピーナッツ』」

[第5位]ピーナッツ


内村光良さんの初監督作品ということで、その部分中心のトークになってます。

  大下 「初監督で、演出などはどのように思われましたか?」
  吾郎 「すごくシンプルですね」
  大下 「ああ」
  吾郎 「シンプルでスタンダードな感じ(←?聞き取れず)がして」
  大下 「うん」
  吾郎 「逆に初監督映画作品なんで」
  大下 「はい」
  吾郎 「何か・・・良い意味でも悪い意味でも、驚かせて欲しかった感
      じは…」
  大下 「ああ」
  吾郎 「僕の中では、『何だコレは!!』でも、何でもいいんですけど。
      内村さんって、もうちょっと冷たい方なのかなぁ、って思って
      たんだけど」
  大下 「ああ…」
  吾郎 「すごい人間が大好きで、温かみのある人なんだなっていうこと
      が、今回の映画で分かりました」
  大下 「そうですねぇ」
  吾郎 「うん。内村さんはすごい映画監督になるのが夢だったそうで」
  大下 「長年の…」
  吾郎 「だから、こういう映画を撮りたかったんだな、こういうものを
      やりたかったんだな、っていうのはすごく伝わったんで。やり
      たいことがやれてよかったかな。・・・。」
  大下 「うん」
  吾郎 「以上」
  大下 「・・・(^^;)。ありがとうございました」

おいおい、「以上」って…(冷や汗)。そういう結論の仕方はだから、また、怖いんだって!!!!!(;o;)


  吾郎 「第4位は」
  大下 「第4位お願いします」
  吾郎 「『輪廻』」

[第4位]輪廻

  吾郎 「僕、怖いの平気なんですよ。(だけど)怖いの好きじゃないよ!
      いつも最下位ですよ、怖い映画は」
  大下 「怖いとね」
  吾郎 「大体、僕は怖いの,ホラー映画を嫌いなのを知ってて慎吾はい
      つも選ぶんですよ」
  大下 「そうなんですよ」
  吾郎 「本当に怖かった!本当に怖い!これは怖いですよ」
  大下 「ふふふふふ(笑)」
  吾郎 「間違いない!」
  大下 「間違いない?」
  吾郎 「ジャパニーズホラー」
  大下 「ねぇ」
  吾郎 「中で今までで一番怖い!」

  吾郎 「ちょっとねぇ、最近の、あの…、何だっけ?『呪怨』だっけ?」
  大下 「はい」
  吾郎 「『リング』なんかもそうでしたけど・・・・ウワッ!
  大下 「(驚)!!!」
  吾郎 「っていう、こういうね驚かせが多すぎたんですよ。最近、ちょ
      っと。これはね、何かこう…、ザワザワザワザワザワザワザワザワザワ
      ザワザワザワザワザワ」
  大下 「(^^;)」
  吾郎 「ザワザワザワザワって来るね。こう…、何て言うのかなぁ〜、
      本当にね、本当に嫌な気持ちにされられた!」
  大下 「ああ」
  吾郎 「もう、何でこんなものん、俺に見せたか、見させたか!」

吾郎君はそんな風に切れてはいますけど、スマステ公式を見てみると3位にしてもよかったような作品だったとか。ホラーだし、何のしがらみも無いしってことで、5位にしてもOKなものだと思ってただけに、スマステ公式のコメントはちょっと驚きでした。



  大下 「第3位は」
  吾郎 「『THE 有頂天ホテル』です」
  大下 「ちょっと待って!!!」
  吾郎 「どうしたの?」
  大下 「心の準備ができてなくて。いいですか、ここで?」

ってことは、よく無いんですかね、やっぱり…。一般的に両極の評価を見たりもしていたので、私の中ではあまり意外性はなかったんですが…。

[第3位]THE 有頂天ホテル

  吾郎 「まぁ、舞台ですね」
  大下 「はあ…」
  吾郎 「うん…。三谷さんもご自身で言ってるけれども、あの…、細か
      いカット割りというよりも、その…、舞台のように引き絵で、
      1カットで、長回しするっていうのが、確かに多いじゃないで
      すか」
  大下 「ああ…」
  吾郎 「うん。1カットだけど、こう…パーンしていくとか…。すごく
      良い効果を使っているし、舞台的な効果なんですよ。舞台とし
      てはすごく面白いけれども、映画としてもうちょっとやること
      もあってもよかったのかな。映画ならではのカメラがあるから
      こそできることもあるし。とにかく、綿密な脚本で」
  大下 「はい」
  吾郎 「もう、精密機械のような脚本ですよ。これは素晴らしい!脚本
      は。うん」

  大下 「香取さんのベルボーイの役は如何です?」
  吾郎 「何か、すごい自然でよかったですね。結構、慎吾は最近、キャ
      ラクターの濃い役が多いじゃないですか?」
  大下 「はい」
  吾郎 「結構、さらっとやってて」
  大下 「うーん」
  吾郎 「力抜けてて、すごいよかったし」
  大下 「ギターお上手なんですね」
  吾郎 「上手かな?
  大下 「(笑)。えっ、えっ、えっ?」



  大下 「第2位は?」
  吾郎 「第2位は、ええ…『博士の愛した数式』です」

[第2位]博士の愛した数式

  吾郎 「まぁ、非常に美しい映画で、美しいセリフで、美しい俳優で。
      うん、映画としては僕は大好き」
  大下 「うん」
  吾郎 「あとはこの…数学。数式というものがね、こんなにも神秘的で
      ロマンチックなものとは思わなかったし」
  大下 「あはぁ、おっしゃる通り」
  吾郎 「宇宙の謎とかと同じぐらい謎なんだろうね。無限なんだろうね」
  大下 「うん」

吾郎君が数式の事をそういう言い方をしてくれる日がくるなんて思ってもいなかったわ。個人的に密かに嬉しい♪

  吾郎 「そこにこの…ヒューマンドラマをね、入れたっていうのが、す
      ごく面白いなぁと思ったし」
  大下 「ねぇ、新しい感じが」
  吾郎 「新しいなぁ、と思ったし」
  大下 「ねぇ」
  吾郎 「何か、数字も喜んでるよね、何かね」
  大下 「ああいう寺尾聡さんの役って難しい…じゃないですか?」
  吾郎 「高倉健さんもそうですし、寺尾聡さんもそうですしね。たぶん、
      ベテランの俳優さんっていうのは、もう、本当に・・・、もう、
      お芝居してるというよりも、その人のドキュメンタリーに見え
      るというか、その人となりがすごく出てるし」
  大下 「そうですねぇ」
  吾郎 「生きてきた年輪と言うか、味と言うか」
  大下 「うん」
  吾郎 「うーん。俳優さんって終着点は無いですよね、いつまでもね」
  大下 「うーん」

吾郎君がベテランの役者さんになったら、どうなるんだろうかと、思いをめぐらせてみたり…。それまで潰されるなよ、吾郎君・・・



ということで、第1位は『単騎、千里を走る』

[第1位]単騎、千里を走る

  吾郎 「やっぱり映画としてのスケールが何よりも大きく」
  大下 「はい」
  吾郎 「うん。まぁ、何よりもやっぱり高倉健さんをねぇ、たっぷり見
      れるだけでも」
  大下 「そうですね」
  吾郎 「映画として教えてもらえるものというよりも、教科書みたいな、
      人のドキュメンタリーを見て、勉強になるみたいな」
  大下 「はい」
  吾郎 「むやみやたらに親切なんですよ、中国の方が。言葉も通じない
      のに、何で主演の主人公のこの男の意思が、そこまで中国の方
      に伝わったのか、っていうのが僕は分からなかったんだけど、
      うん・・・って思ってる僕が悪い人間だったのかな、
      とも思って

吾郎君、おめーさん、本当にいいやつだな・・・(;o;) (←勝手に感動してる)

  吾郎 「人はもっと優しくて、人はもっと、もっと良い生き物なのかな、
      って。純粋でピュアで。だからすごく…気持ちいいよね、映画
      としては」
  大下 「いやぁ」
  吾郎 「心あたたまる」
  大下 「本当に。もう、やっぱり健さんなんですよね」
  吾郎 「うん」
  大下 「本当に演技してないように見えるって、すごいことなんですよ
      ね?」
  吾郎 「うん」
  大下 「きっと俳優さんにとっては」
  吾郎 「演技して無いように見せるチャライ映画も多いじゃないですか、
      最近」

チャライ映画って…(笑)

  大下 「はい」
  吾郎 「ドキュメンタリーっぽく撮って」
  大下 「はい」
  吾郎 「あの間合いは、健さんでしか作れない間ですよ、芝居の」
  大下 「ねぇ」
  吾郎 「一時停止しちゃったかと思ったもん、ビデオが」
      (↑これは褒め言葉なんでしょうか?(笑))
  大下 「(笑)」
  吾郎 「だって、そんな表情変えてないですよ、健さん」
  大下 「そうですよねぇ〜」
  吾郎 「動いて無いし、表情変えてないし」
  大下 「うーん」
  吾郎 「それでもさ、その人がどう思ってるかとか、どう生きてるかと
      か、どう気持ちが動いてるかっていうことが、あんなに伝わる
      って凄いことですよ」
  大下 「ああ、そっか…」
  吾郎 「お芝居としては」
  大下 「うん」
  吾郎 「だからもう、そこですよ。素晴らしい(拍手)」

最後にカメラ目線で;

  吾郎 「健さん、よかったです!

って、一体、何者なんだよ!!!(苦笑)。アピール?(笑)


さて、VTRが終わって再びスタジオ。慎吾君のランキングは;

 1位:THE 有頂天ホテル
 2位:博士の愛した数式
 3位:ピーナッツ
 4位:単騎、千里を走る
 5位:輪廻

って、これだと、慎吾君がわざわざランキングをつける意味無いと思うんですが…。もう、しがらみだらけの日本映画特集なんてやめればいいのにね。このコーナー、どうしてもランキングをつけなきゃいけないなら、もう、外国映画ばかりにして欲しいっす。

 


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