第20回 05.11.26 23:00〜23:54 | (05.11.27up) |
今回の月イチゴローのコーナー、放送時間が短くなかったです?吾郎君の語りが控えめって感じで、ちょっと物足りなかったわ。いつものように収録時間が取れなかったせいなのか、それとも吾郎君が語れそうな映画が無かったのか・・・。どうせだめなら、an・anで紹介してた『モンドヴィーノ』語って欲しかったかも…(←ワガママ(笑))。
さて、今回もテレビ朝日のテラスからのオンエア。11月、紅葉のシーズンということで、セットは日本家屋の庭でのトークというシチュエーションで、その庭には、紅葉が敷き詰められています。段々、凝ってきたねぇ〜(^^;)。ちなみにセットは和風だけど、手にはちゃんと赤ワイン♪
と、その前に11月、慎吾君がセレクトした5本は次の通り;
■ ALWAYS 三丁目の夕日
■ 親切なクムジャさん
■ ブラザーズ・グリム
■ IN HER SHOES
■ TAKESHIS’
となってます。
大下 「では、ええ、話題作目白押しの今月の第5位は?」
吾郎 「はい。第5位は『ブラザーズ・グリム』です」
映画の内容は知らないけど、タイトルだけを並べたら、これが一番興味あるかと思ったんだけど、違ったのか・・・。
[第5位]ブラザーズ・グリム
吾郎 「テーマになってんのが、『グリム童話』」
大下 「そうですね」
吾郎 「うん。そういうもので育ってきたっていう感じが無いじゃない
ですか」
大下 「そうですね」
吾郎 「どっちかっていうと、『マンガ日本昔』系というかね」
大下 「うん」
吾郎 「日本のお話じゃないですか、僕らっていうのは。だから、何か
こう…馴染みがないというかね。話は知ってるんだけど、グリ
ム童話っていうのは」
大下 「はい」
吾郎 「その…何か文化的背景の違いと言うかね」
大下 「うーん」
吾郎 「日本人にはぴったりはまる感じはしない気はするんですけどね」
大下 「ああ」
吾郎 「虫がちょっとイヤでしたね」(^^;)
大下 「まぁ〜、至るシーンで・・・」
吾郎 「うーん」
大下 「出てきました」
吾郎 「虫が嫌いなんですよ、僕」
大下 「(^^;)」
吾郎 「あの、犬に・・・ああ、猫に火をつけたり、馬に火をつけるの
が、イヤですね。動物虐待…」
吾郎 「第4位は、『IN HER SHOES』」
[第4位]IN HER SHOES
吾郎 「キャメロン・ディアス、可愛いですね!」
大下 「ふふふふふ(笑)」
吾郎 「キャメロン・ディアスを嫌いな男の人は居ないですね」
大下 「また、今回のキャメロン・ディアス、サービス満載!」
吾郎 「そうですね」
大下 「ですもんね」
吾郎 「うん。水着になってましたね。多少、おばちゃんにはなってき
てるんですけど、やっぱり可愛いっていうのはスゴイですよね」
大下 「いやぁ〜。憧れですね」
吾郎 「うん。・・・いい恋愛をしてるんじゃない
ですか?」
と、ここでスタジオゲストの中井貴一さん大ウケ。
大下 「そうでしょうねぇ」
吾郎 「うん」
大下 「(笑)」
吾郎 「余計なお世話だし」
大下 「映画とは…(笑)」
吾郎 「おばちゃん同士の会話みたいですね(汗)」
ってことで、ここまで映画の内容について全く触れて無い吾郎君ですが、ついに感想を一言;
吾郎 「女性が勇気をもてる映画なんじゃないでしょうか」
と言って、指をパチンと鳴らす吾郎君。この映画の感想はこれで決まり!って感じですが;
大下 「(笑)。またそんな…」
吾郎 「(^^;)」
ま、早い話が非常にコメントしにくい映画だったと。少なくとも女性目線の映画で共感はできなかったみたいですね。
そして、第三位の発表前に、「ふー、ふー」と焼き芋を食べてる吾郎君と大下さん。若干、照れが入ってるね(それはそれでかわええ)。
吾郎 「熱いね!」
大下 「熱い(笑)、熱いです。気をつけて」
吾郎 「ねぇ」
と言った途端に、口に入れた芋がポロリ・・・。カメラアップで映してただけに、よく目立つ…(汗)。
大下 「あははははは(笑)」
大下 「第3位は?」
吾郎 「はい。ええ、第三位は『TAKESHIS’』です。来ました
ねぇ」
[第3位]TAKESHIS’
吾郎 「まずね、結構、『プスっ、プスっ』と笑えましたね」
大下 「『クスっ』とじゃなくて?『プスっ』と?」
吾郎 「・・・。どっちでもいいじゃないですか(笑)」
ギャグ切れ気味の吾郎君ではありますが、映画の感想、言いにくかったのかな?でも、3位だしな…
吾郎 「何か、だから頭で理解する映画では無いかなぁ、という。観賞
する感じですね」
大下 「(監督の)たけしさんも、頭でじゃなくて体感して欲しいって」
吾郎 「あ、そんな感じです。浴びる感じ」
大下 「おっしゃってました。はい」
吾郎 「そう、ぐちゃぐちゃの絵をまとめて、引いて見ると顔に見えた
りっていう作品、あるじゃないですか?」
大下 「はい、ええ」
吾郎 「ああいう感じですね」
大下 「うん」
吾郎 「綺麗にはまるパズルではない」
大下 「ああ」
吾郎 「うん。説明書のあるものでもないし」
大下 「うん」
吾郎 「だからあの…、慎吾と対談してたたけしさんのコメントを、こ
う…、みんな見た後にね、見るとね、すごく分かりやすいと思
うし、ガイドになってると思う」
大下 「はい」
吾郎 「何か、『デジャヴ』ってあるじゃないですか、人間」
大下 「はい、あります」
吾郎 「あ、デジャヴ、気持ち悪い、何だこれ、みたいな。ああいう感
じがね、観てても体感できるんですよ」
大下 「ああ」
吾郎 「すごい面白いなぁ、と思って、それが」
ってところで、注目のビートたけしさん監督の映画についてのコメント終了・・・かと思ったら、少しVTRが追加されて;
吾郎 「難しいな、これ。でも、たけしさん2位でもよか
ったねぇ」
大下 「うふふ(笑)」
と、反省しながら呟いてました。苦労してるのね…。
吾郎 「第2位は、『ALWAYS 3丁目の夕日』です」
[第2位]ALWAYS 3丁目の夕日
吾郎 「まぁ、ちゃんと心温まるお話で、感動できて、日本人のツボを
得てるものですよね」
大下 「はい」
吾郎 「うん、ワビサビとか、義理人情とか、家族愛だとか」
大下 「貧しいんだけど」
吾郎 「生き生きして」
大下 「みなさんね」
吾郎 「うん」吉岡さんって、のんびりしてたりとか、温和な役とかが
多いじゃないですか」
大下 「あ、そうですね」
吾郎 「寛容な、仏様のような」
大下 「コトー先生ね」
吾郎 「コトー先生とか。今回の役は、結構、エキセントリックな…」
大下 「はい」
吾郎 「(物まねして)『もう、いいんだよぉ〜』みたいな、何か」
大下 「あはははは(笑)」
(↑受けてるってことは、似てるのかな?)
吾郎 「こう、『ほっといてくれよぉ〜』みたいな何か。あの、
そういう喋り方、(これまでは)しないじゃないですか」
大下 「すっごく似てるんですよ、これが(笑)。これから映画
を御覧になる方にはね、絶対」
吾郎 「・・・」
大下 「(笑)」
吾郎 「ただ、CG特有の、まぁ、これはすごく言われたく無いかもし
れないんですけど、ちょっと何かやっぱり何か、人物とかが浮
いてる感じに見えたりとか。とにかく広い絵にすっごい力をか
けたのが伝わってくるんですよ。エキストラの方っていうのは、
メインになってはいけないじゃないですか、背景だから。なの
に、そこのエキストラとか背景に、1個1個に意味が出ちゃっ
てて…」
大下 「ああ」
吾郎 「うん。それが気になりましたね、僕は」
大下 「ああ」
吾郎 「うーん」
大下 「すごいところまで御覧になってるんですね、やっぱり」
[第1位]親切なクムジャさん
吾郎 「とにかく、センスがいいな、と思ったのと、うん…、多少エグ
イ描写もあるんですけど、まぁそこも気にならずに、何か逆に
シニカルに?滑稽に、ユーモアいっぱいに表現してるんで、そ
んな気にならないし」
大下 「ええ」
吾郎 「この監督の作品がほんと好きなんだなと思いますね。『オール
ド・ボーイ』もそうですし、『JSA』。うん。結局、復讐し
ても何も生まれないっていう切なさがこの監督の復讐劇なんじ
ゃないかな、って感じですね」
大下 「うん」
吾郎 「とにかくね、このイ・ヨンエさんがすばらしいですね」
大下 「すばらしい?」
吾郎 「うん。よかったです」
大下 「いやぁ〜、私もあのクライマックスの泣きながら笑って泣くみ
たいな」
吾郎 「そう、般若の顔にみえたでしょ?」
大下 「そう!そう!」
吾郎 「あれがすごいよ」
大下 「あの泣きの顔はもう、忘れられません」
吾郎 「だってさ、イ・ヨンエの顔じゃないもん」
大下 「そう!般若の顔です」
吾郎 「般若の顔でしょ。あれすごいなぁ、と思って」
大下 「はい」
吾郎 「とにかくよかったぁ…」
大下 「とにかくよかった?」
吾郎 「うん」
大下 「ふふふ」
吾郎 「うん、すっごくよかった」
なんか、吾郎君、恍惚の表情してる・・・。
今回の放送は、比較的淡々とコメントを述べていたような気がする。冒頭に書いたように、もっと語って欲しかったな(斬って欲しいというわけではないですよ)。あと、1位が”復讐映画”ということもあってか、私の中ですっきり感が無かったのかも。でも、今日も淡々と語る吾郎君の口調は素敵でした(*^^*)。
さてその後の慎吾君のランキングですが;
1位:TAKESHIS’
2位:ALWAYS 三丁目の夕日
3位:イン・ハー・シューズ
4位:親切なクムジャさん
5位:ブラザーズ・グリム
でした。時間が無かったからあまりコメントは無かったです。