第17回 05.08.20 23:00〜24:54 | (05.09.11up) |
今回も場所はテレビ朝日。今回はマネキンが並んでいる珍妙なセットですけど、そんな中で大下さんとの月イチゴローです。
吾郎 「最近のセレクションは、あの、僕が見なそうな映画とか、『吾
郎ちゃん、この映画きっと嫌いだろうなぁ〜』みたいな感じで、
セレクトしてるのが、逆にわかります」
大下 「あはははは(笑)」
今月、慎吾君がセレクトした5本は次の通り;
■ 容疑者 室井慎次
■ MADAGASCAL
■ TARNATION
■ 釣りバカ日誌16 浜崎は今日もダメだった
■ チャイルド・プレイ チャッキーの種
大下 「8月の月イチゴロー」
吾郎 「はい」
大下 「今月の第5位は?」
吾郎 「ええ、第5位は、『チャイルド・プレイ』です」
[第5位]チャイルド・プレイ チャッキーの種
吾郎 「もう、びっくりしました。ナンセンスですよね、あまりにも」
大下 「笑えない!」
吾郎 「笑えない!子供にも絶対見せたくないし、大人が見たところで
何にも、無いと思うし」
大下 「はい」
吾郎 「うん。ちょっとねぇ…、久々に酷いですね」
大下 「ふふふふ(笑)」
吾郎 「びっくりしましたね。エグイよね、いたずら心にも程があるよ
ね?」
大下 「程がある」
吾郎 「ただ、こう、不快感を与えられる…」
大下 「不快感が有りますね」
吾郎 「うん。ゴキブリみたいな感じですね。僕はあまり悪くは言いた
くないんですけど、この映画は酷いですね」
大下 「酷いですね」
吾郎 「悪く言ってますね」
大下 「(笑)」
吾郎 「日が差してきましたね」
大下 「ああ、本当だ」
吾郎 「はい」
と、太陽も応援してるってことで、負けるなゴロー(笑)。
吾郎 「時間の無駄だと思うし、ねぇ」
大下 「はい」
吾郎 「お金の無駄だと思うし。うん」
大下 「ええ、私もそう思いました」
吾郎 「******」
(↑スタジオの声で聞き取れなかった)
大下 「ええ」
吾郎 「第4位は、『MADAGASCAL』です」
大下 「おお」
[第4位]MADAGASCAL
吾郎 「最近、ちょっとこの手が多いですね」
大下 「確かに」
吾郎 「うん。ドリームワークスシリーズ?」
大下 「はい」
吾郎 「『シュレック』とかもそうでしょ?後は…『シャークテイル』
もそうですよね、慎吾君のね。やっぱりストーリーはまぁ…、
そんなに別に、まぁ、子供も大人も楽しめるような」
大下 「はい」
吾郎 「そんなに難解なストーリーでも無いし、分かりやすいストーリ
ーだから、やっぱりこの映像とか動物が喋るとか、そういった
ものを喜ぶしかないんだけども、やっぱりこういったものが続
いているせいか、そんなに…、これといった衝撃は僕の中では
無かったですね。ちょっと5位と4位に関してはですね」
大下 「はい」
吾郎 「ちょっと、加賀(まりこ)さんが(スタジオに)いらしている
割にはこのセレクションというのはね、ちょっと失礼なんじゃ
ないかな、って僕は思いますけどもね」
大下 「ああ、如何なものかと」
吾郎 「そうですよ」
大下 「香取さんに言いたい?」
吾郎 「そうですよ!せっかく加賀さんがね、いらしてんだったら、も
う少しセレクションする映画があったんじゃないかという感じ
がするんですけどねぇ」
大下 「ねぇ〜」
吾郎 「うん」
大下 「僕、でも、CGアニメ好きなんだ、っておっしゃってました」
吾郎 「誰が?」
大下 「香取さん」
吾郎 「知らないよ、そんなの」
大下 「あははははは(笑)」
と、ここまで来たところで、ちょっとばかり話を脱線。
吾郎 「あの…、今月ですね、あの・・・このスマステ以外にもですね、
僕ちょっと、映画を観る機会がありまして。ちょっと、素晴ら
しい映画に出会ったんですよ」
大下 「おお」
吾郎 「『皇帝ペンギン』以来だったんですけども」
大下 「おお」
吾郎 「『愛についてのキンゼイ・レポート』っていうね」
大下 「聞いたことあります」
吾郎 「はい。ちょっと話題になってる…」
大下 「そうそうそう」
吾郎 「映画なんですけども」
大下 「うん」
吾郎 「すーごいよかったんですよ」
大下 「えっ、それねぇ」
吾郎 「うん」
大下 「6本目の次点のセレクションだったんです」
吾郎 「入ってたんですか?!」
大下 「そう!で、香取さん、うーんって言って、最後、落ちちゃった
んです。それで最後、『チャイルドプレイ』になっちゃったん
です」
吾郎 「・・・。何で『チャイルド・プレイ』入れたの?!」
大下 「ねぇ〜」
吾郎 「おかしいよ!」
大下 「ねぇ!」
吾郎 「でも、中々いいところまで行ったね、『愛についてのキンゼイ
・レポート』を慎吾が入れようとしたというところまでは」
大下 「そうそうそう」
吾郎 「そこまではいいよね。そこまではやっぱり、月イチゴロー
で僕が慎吾を磨いているだけある」
大下 「あはははは(笑)」(←拍手しながら笑ってる)
吾郎 「映画の知能指数が上がってきている」
大下 「うん」
吾郎 「慎吾の」
大下 「うん」
吾郎 「だけど、なーんでチャイルドプレイが来ちゃったかな、それで。
それさぁ〜、反省会で決めてるんでしょ、いつも」
大下 「うん、そうです」
吾郎 「ちょっと・・・電話する。つなげてもらう、楽屋に」
まぁ、実際に吾郎君が電話するかどうかは別にして、慎吾君が選んだ映画を大下さんも見るわけだしね…。そっちの方を気にしちゃうよな、むしろ・・・。
大下 「第3位は?」
吾郎 「はい、第3位は釣りバカ日誌・・・16?」
大下 「16」
[第3位]釣りバカ日誌16 浜崎は今日もダメだった
吾郎 「コンサートの本番中に」
大下 「本番中に?」
吾郎 「福岡で見てたんですよ。木村君も放送中に言ってたじゃないで
すか?」
大下 「はい」
吾郎 「吾郎が楽屋で観てたって」
大下 「そうそう。始る直前まで」
吾郎 「慎吾、僕に何言ったと思います?『吾郎ちゃん、何で「釣りバ
カ日誌」なんて観てんの?吾郎ちゃん、「釣りバカ日誌」好き
なんだ。へぇ〜』とか言って」
大下 「あなたが選んだぶから」
吾郎 「本当ですよね。でも、結構、面白かったけどね」
おっ、案外、気に入っちゃったのね(^^;)。
大下 「私も何か、思ってたより」
吾郎 「僕、あの・・・ほら、奥さんとのラブシーンのときとか、部屋
がピンクになって」
大下 「そうそうそう」
吾郎 「ピンクのPちゃんみたいな」
大下 「そうそうそう(笑)」
吾郎 「照明になって。ああいうのとか、嫌いじゃないですけどね」
大下 「私も、面白かったです」
吾郎 「頭の、あの…、ミュージカル仕立てのとか」
大下 「はい」
吾郎 「やっぱ、西田敏行さんって、やっぱり、見てたい人ですよね?」
大下 「いやぁ〜」
吾郎 「見てたい人」
大下 「はい」
吾郎 「画面で、うん…。ちょっと変なオヤジギャグ言っても、なんか、
こう…惹かれるっていうか、見てたくなる」
大下 「はい。可愛らしい」
吾郎 「うん。ああいう人近くに居たら、楽しいでしょうね」
大下 「楽しいでしょうね、浜ちゃん」
吾郎 「でも、腹立つんだろうね、ずっと一緒にいたらね」
大下 「ふふふ(笑)」
吾郎 「平和な映画ですよ」
大下 「うん」
吾郎 「16シリーズってすごいですよね」
大下 「いやぁ〜、すごいことです」
そして、残る2本;
大下 「では、対照的な2本が残りましたが」
吾郎 「はい」
大下 「第2は?」
吾郎 「第2位・・・『容疑者 室井慎次』です」
[第2位]容疑者 室井慎次
吾郎 「はっきりいって、これは大捜査線のファンにはウケが悪いのか
もしれない…でしょうね。『踊る大捜査線』で求めているもの
ってみんなあると思うんですよ。すごい、こう…エンターテイ
メント映画で、笑いがあって、派手なアクションがあってって
いう。そういった部分が全く無いですね、今回の映画は」
大下 「うん」
吾郎 「やたらシブイですね」
大下 「本当ですね」
吾郎 「うん。もう、1カットだけ見たら、『大捜査線』じゃないです
ね。色のトーンも違うし、もう、編集の仕方、音楽、全部全然、
『大捜査線』とは違う・・・僕はそこがよかった」
大下 「ああ・・・。柳葉さんの演技は如何でしたか?」
吾郎 「すごいよかったですね。うん。柳葉さんご本人が言ってたんで
すけど、室井が主人公になる事によって、やっぱり主人公だか
ら、多少の感情の起伏って出てくるじゃないですか?あの、脇
役としてあのキャラクターで保つことはできるんですけど、主
人公になるから、もうちょっとこう…、少し泣いたりとか、笑
ったりとか、喜怒哀楽が出てくる・・・そこのさじ加減に気を
つけて演じたと仰ったんですよ」
大下 「ああ」
吾郎 「うん、僕はその辺がすーごい僕は絶妙だったと思うし、素晴ら
しかったな、と思って。室井を崩さずに、小さい表現で、感情
表現で…」
大下 「ああ」
吾郎 「演じてるところが、すごい僕は惚れ惚れしましたけどね、うん。
映画のつくりにあってる俳優さんだなぁって思いましたね」
大下 「うん」
[第1位]TARNATION
吾郎 「まぁ、すごいこれはショッキングで」
大下 「(うん)」
吾郎 「もう、問題作ですよね」
大下 「そうですね」
吾郎 「5位にもなりますね。ギリギリですね。紙一重ですね、こうい
うのは」
大下 「確かに今までに見たことが無い、タイプの映画だな、って思い
ました」
吾郎 「自分をあそこまでさらけ出して、恥かしくないのかな、って普
通は思いますよね?でも、あそこまでやられちゃったら、もう、
逆に感動しちゃいますよね」
大下 「ああ、その本気・・・」
吾郎 「本気さ加減にね。嘘じゃ無いし」
大下 「母親との関係が、こう…、切なくなりますよね。うん」
吾郎 「うん。悲痛ですよね。痛いし、うん、だからこそ、心に訴える
ものがあったし」
大下 「ああ・・・」
吾郎 「やっぱりその、必死な感じが。母に対する愛情とか、気持ちと
か。僕は最初はもう、最初つけたときに、ああ、もう、俺こう
いうのは大嫌いだと思ったんですよ」
大下 「ああ」
吾郎 「でも、もう、やっぱりこれ、観なきゃいけないし、見てたら、
いつの間にか引き寄せられちゃってて、嫌い嫌いが好きになっ
ちゃったみたいなのがあるじゃないですか」
大下 「はい」
吾郎 「恋愛とかでも」
大下 「うん」
吾郎 「そういう感じ」
大下 「ああ」
吾郎 「知らない間に恋をしてたみたいな」
大下 「ああ」
吾郎 「うん」
そしてその後の慎吾君のランキングですが、テレ朝に気をつかったのかどうか、わかりませんが;
1位:釣りバカ日誌16
2位:容疑者 室井慎次
3位:TARNATION
4位:マダガスカル
5位:チャイルド・プレイ
でした。ちなみに、加賀さん曰く、『TARNATION』は『無い』と(笑)。まぁ、そうだろうな・・・。
ただ、この後、慎吾君が2度も3度も加賀さんに『TARNATIONは無い』と言わせて吾郎君の評価を批判していたのは、どうかと思った。ただでさえこのコーナー、毎回微妙な気持ちで見ている私としては、(それ以外の部分は今日は素直な気持ちで見れていたのに)最後の最後で嫌な感じ。番組として放送しているのだから、ここまで批判をするなら、自分の言葉で言って欲しいと思った・・・。