第16回 05.07.23 23:30〜24:24 | (05.07.30up) |
2回連続で月イチゴローのお相手は武居プロデューサーでしたが、今回は大下アナ復活。嬉しいわぁ〜。大下さんの方が聞いてて安心感があるというか…。何より、トークが下品にならないのがいいんだな。
今回も場所はテレビ朝日。7Fテラスからの収録です。まぁ、社屋での撮影の方が、セットがあれこれと変わっていいのかな?本日はバックに氷が置かれていて見た目にも涼しげな雰囲気です。そして何より、今回は吾郎君も大下さんも浴衣姿なのだ!!
吾郎 「どうも」
大下 「ご無沙汰しておりました」
吾郎 「ご無沙汰です。久々ですね」
大下 「ああ、嬉しいです」
吾郎 「もう、ずっと大下さんのかわりにねぇ、何か、笑うセールスマ
ンみたいな」
大下 「あはは(笑)」
吾郎 「いや、もう、ホント、やりづらいし。もう、このコーナーダメ
ですよ、大下さんいないと」
今月、慎吾君がセレクトした5本は次の通り;
■ ロボッツ
■ 亡国のイージス
■ 皇帝ペンギン
■ マラソン
■ スターウォーズ エピソード3〜シスの復讐
大下 「今月の第5位は?」
吾郎 「ええ、第5位は…『マラソン』です」
《香取:ええ〜、何でぇ〜。今回、難しかっただろうなぁ…》
[第5位]マラソン
吾郎 「地下鉄でね、やっぱり、あの…叫ぶシーンも、僕は結構、感動
したんですけど」
大下 「ああ…」
吾郎 「まぁ、でも、すごい挑戦ですよね?やっぱり、こうものに取り
組むっていうのはね、映画としても。あと、俳優さんとしても
ね、すごいやっぱり挑戦だと思うし。やっぱり実際障害者を持
つ家庭は、本当、大変だと思うし。うん」
大下 「実話がベースになって」
吾郎 「実話がねぇ。とても、うん、必要な映画だとは思ったんですけ
ど。まぁ、でも、もう少しシンプルに描いて欲しいなって、僕
は思ったんですね。ちょっとやっぱり演出しすぎなところがあ
ったりとか」
大下 「ああ」
吾郎 「演出過多というか、過剰演出というか…。ちょっと、1シーン
1シーンにすごい意味を持たせようというか、1カット1カッ
トとか」
大下 「はい」
吾郎 「ちょっとそういう監督の何だろうな、うん…『力み』みたいな」
《香取:ああ…、何となく分かるような》
吾郎 「力みというか・・・。それを伝えるにはもうちょっと別の方法
があったんじゃないか、とか。シンプルだからこそ伝えられる
こともあるし」
大下 「こちらに感じる余白を残すというか」
吾郎 「そうですね」
大下 「ああ・・・」
最近、変な批判が多かったから(汗)、今回のようなコメントの仕方だと、吾郎君の中で5位になった理由もなんとなく理解できて個人的には好印象。辛口じゃないこういうコメントの方がうれしいんだけどな、私は。
吾郎 「第4位は『亡国のイージス』です」
[第4位]亡国のイージス
と、さっきの『マラソン』でのコメントはいいなと思ったのに、早速;
吾郎 「正直、僕は、『亡国』というテーマがピンと来ない」
って・・・(汗)。
吾郎 「まぁ、本当に、我々日本人が色々考えていかなきゃいけないこ
とだと思うんですけれども…。『平和ボケしてんだよ』
ってことでしょ?」
と、えらい軽く言ったな、吾郎君。
大下 「ねぇ…」
吾郎 「うん、それも分かるんだけどね。ちょっとテーマがどっか偏り
すぎている部分があったかな、っていう」
《香取:へぇ〜》
この辺は、ある意味「マラソン」と通じる感想なのかな?
吾郎 「もうちょっと派手なアクション映画にしても逆によかったのか
もね。ちょっとテーマ性とか、が強くてメッセージ性が」
大下 「そうですね」
吾郎 「やるんだったら、もう、本当に、『スピード』や『ダイハード』
ように」
大下 「うん」
吾郎 「こんなこと言っちゃいけないかもしれないけど、ハリウッド、
ドンパチ映画みたいにしても良かったのかもしれないし」
大下 「エンターテイメント性をもっと出して」
吾郎 「エンターテイメント性をね。音楽も、結構、重かったんで…」
大下 「ああ」
《香取:最近、何か、言うのが上手くなってきたんですよ》
大下 「出演陣も豪華でしたね!」
吾郎 「そうですね。もう、何か、早々たるメンバーで、安心して見れ
る、と言うか」
大下 「そうですね」
吾郎 「そういうのに救われてたのももしかしたらあるかもしれないね」
吾郎 「第三位は、『ロボッツ』」
[第3位]ロボッツ
こういうメンバーが参加している映画って、映画そのもののランキングというよりも、メンバーが絡んでいる映画をどの順位にもってくるか、という目で見ちゃうのよね。
吾郎 「いいとこついてますよね!でも、ロボットってさ、どっかやっ
ぱり人間によって作られたさ、何かちょっと寂しさとか憂いが
無いですか?例えばあの…、お金の無いロボットたちとか」
大下 「うん」
吾郎 「顔は笑ってるんだけど、何かあの形とかが、物寂しげに感じる
じゃないですか、笑ってれば笑ってるほど。で、剛が演じるロ
ボットも、何か、悲しげだったり、憂いを感じたり、するんで
すよ、あの顔に」
大下 「何かね!」
吾郎 「うん。何か、すごい剛にぴったりだったし」
大下 「ぴったり!」
吾郎 「しかも、剛に似てんだよね、顔!」
大下 「似てるんですよ」
《香取:似てる、似てる》
吾郎 「ロボット顔だよ」
大下 「あははは(笑)。何だろう、無機質なのに、人間的なんですよね」
吾郎 「そう、ロボットの生活模様を描くのも面白かったですよね」
大下 「面白かったです」
吾郎 「ねぇ。例えばロボットの子供の作り方とか。ロボットの食事の
仕方とか」
大下 「そう、そう、そう、そう。飛行機の(搭乗)ときにピッて通る
ときに」
吾郎 「そう、そう、そう」
大下 「自分を解体して」
吾郎 「で、金属探知機に」
大下 「そう」
吾郎 「反応する・・・当たり前だろうって」
大下 「当たり前(^^;)」
吾郎 「ああいうのが面白かったですよね。人間の生活と照らし合わせ
ているとことがねぇ」
大下 「ええ」
吾郎 「夏休みに、こう…、子供連れで見に行くにはぴったりの映画な
んじゃないかなぁ、って思いましたけどね」
そして、第二位は;
吾郎 「第2位は、『スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐』」
《香取:おお!》
大下 「ここに来ました!」
吾郎 「ここに来ました。意外でしょ?」
《香取:ペンギンに負けたんだ》
[第2位]スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐
今月の大本命、スター・ウォーズが1位ではなく2位にした理由は;
吾郎 「僕ね、あんまり『スター・ウォーズ』、知らない
んですよ!」
って、分かりやすーい!!!(爆)。でも、吾郎君が『スター・ウォーズ』を見たことが無いって、ちょっと意外かも。最初のキッカケが無いと、そういうものなのかな?
大下 「(^^;)」
吾郎 「だから、これは僕がとにかく語る…、僕に資格がありません」
《香取:ああ、僕も一緒ですよ。あまり知らないんですよ》
へ?慎吾君もそうなの?
大下 「(^^;)。そんな、語って下さい!語って下さい!」
吾郎 「だって、分かんないんだもん。ただ、2位っぽいでしょ?」
いや、そういう問題じゃないでしょ!!!
大下 「はは(笑)。2位っぽいとかそういう・・・」
吾郎 「どっちかっていうと?!」
《香取:なんだよ。何で急に適当なの・・・》
吾郎 「まぁ、でも、すごいよね。って言うか、あの世界観を作りだし
たジョージ・ルーカスさんは、すごいですよね!」
大下 「すごい!もう、ワクワクしますもん!」
吾郎 「すごいさ、面白いのが、過去にも見えるよね。ローマ帝国の頃
のああいう政治家たちが話し合う」
大下 「そう、そう、そう」
吾郎 「国会みたいな場があるじゃないですか」
大下 「評議員」
吾郎 「代理・・評議員みたいな」
大下 「そう、そう、そう」
吾郎 「ああいうのとか似てるし、コスチュームとかもそうだし。うん…」
大下 「そうね」
吾郎 「これって実はすごい何万年も昔の話なんだよ、つっても、『あ、
そうなんだ』って思えるよね」
大下 「思える」
吾郎 「昔はこんな文明が進化しててって、言えるよね」
大下 「時空を越えてるんですよ」
吾郎 「やっぱりそこがすごいよ!ジョージ・ルーカス、
すごいね!!!」
大下 「いやぁ〜、でしょ?」
吾郎 「うん」
大下 「ホント、そうですよね」
そして、しみじみと腕組みして;
吾郎 「いいなぁ〜、スター・ウォーズ・・・出てみたい
なぁ〜」
大下 「出て下さい!」
《香取:あはははは(笑)》
さっきは「2位っぽい」とか言ってたくせに…。
そして第1位は『皇帝ペンギン』。『an・an』の映画レビューでも気に入った感じでしたもんね。
[第1位]皇帝ペンギン
吾郎 「もう、良かったですねぇ〜」
大下 「うん」
吾郎 「映画としてちゃんとメッセージ性が沢山あったし、すごくそれ
を感じましたね。うん、色んなものが含まれてて、少し人間、
恥ずかしいな、みたいなね」
大下 「うん」
吾郎 「ペンギンに教えられる部分もすごいあったし」
大下 「ありました」
吾郎 「うん」
大下 「家族の絆とか」
吾郎 「ねぇ。家族の絆や、男女の愛や、息子や子供をね守る、ああい
う力とか、愛情だとか。心打たれました、僕は!ねぇ。ずーっ
と行進してるねすよ、人生」
大下 「ねぇ〜。4ヶ月空腹なんですよね」
吾郎 「えっ?」
大下 「4ヶ月絶食なんですよね」
吾郎 「そうですよ!」
大下 「ね、食べられない」
吾郎 「食べられない。だから、もう、満腹感とか、満たされてるって
ことが無いんですよ」
大下 「ねぇ」
吾郎 「全て何か、ギリギリなんですよ」
大下 「うーん」
吾郎 「だからこそ、喜びもあるのかもね?子供ができた瞬間とか、再
び再会した瞬間とか、ねぇ…。最愛のパートナーを見つけた瞬
間とか・・・わかんないけど、キスシーンみたいなのもあった
じゃないですか」
大下 「ありました」
吾郎 「本当はキスしているのか分からないけど。もうね、そこがね、
もうね、心打たれた!!」
《香取:おお・・・》
吾郎 「もうね、ペンギンはねぇ、もう、僕の心の師匠です!」
大下 「あははははは(笑)」
吾郎 「(^^;)。本当に」
《香取:何か、上手そうで下手なコメントですよね》
吾郎 「もう、尊敬する!」
《香取:下手なコメントだなぁ》
吾郎 「これね、絶対、慎吾も好きですよ」
《香取:おお》
吾郎 「間違いない!」
大下 「香取さんも、すごくピュアな心を失ってないから」
吾郎 「慎吾がこれに感動しなかったら、今後やってけないかもしんな
い!」
《香取:一緒に?》
大下 「汚れてる?」
吾郎 「あったり前ですよ!これは!もう!絶対にね!
汚れた人にはわからない!特に、やっぱり最近ずっとね、
僕の相手をしてくれてた、やっぱりこの番組のプロデューサー、
ああいう汚れた大人に見せたい!」
大下 「あはははは(笑)」
《香取:はははは(笑)》
吾郎 「本当に!」
大下 「(笑)」
吾郎 「どちらかと言えば」
最後はプロデューサーオチですかい!?(^^;)
そしてその後の慎吾君のランキングですが、”スターウォーズを知らない”&”CGアニメが好き”という理由から;
1位:ロボッツ
2位:皇帝ペンギン
3位:亡国のイージス
4位:スター・ウォーズ エピソード3
5位:マラソン
でした。