第11回 05.02.26 23:15〜24:09 | (05.02.27up) |
連ドラ真っ最中、ついでにインフルエンザを挟んでのスマステーションってことで、今回、どこまで真っ当に映画を見たんだろう。肝心の映画についてのあれやこれやの語りがあまりなかった気がする(苦笑)。っていうか、最近はそういうスタイルになってきたのかな、このコーナー。うむ・・・。
大下 「今月は、あの…、事務所の先輩、東山さん主演の作品も」
吾郎 「はい」
大下 「入ってますね…」
で、先々週の東山さん出演時の映像が流れ…;
東山 「稲垣…。今ここでやってるじゃないですか、ここで」
中居 「はい」
東山 「映画の。ねぇ…。あれでちょっとやって欲しいなぁ、と思って」
中居 「バサっと斬られたらどうします?」
東山 「いや、逆に斬って欲しいのよ」
中居 「あはははは。そうですか(笑)」
東山 「うん」
という会話を踏まえての今回の月イチ。今回も場所はテレ朝の社員食堂テラスからの放送です。背後には縦長の電気ストーブが3本、そして目の前のテーブルには生牡蠣が豪華に盛られています。
吾郎 「僕ね、牡蠣、大好きなんですよ」
大下 「よかったぁ〜」
《中井美穂:何ィ〜》
《香取:何よ、これ》
大下 「一番小さいのが…?」
吾郎 「一番小さいのが、オリンピアか」
大下 「!」
さすが、詳しい…(汗)。
《香取:映画と関係ないんですけど!》
大下 「すごいですねぇ…」
吾郎 「(^^;)」
大下 「詳しいですね、牡蠣も」
吾郎 「いやいやいや。(別の牡蠣を指して)これ、キャッツアイじゃ
ないですか?」
大下 「まぁ、詳しい!」
吾郎 「♪(^^;)」(←褒められて嬉しそう)
大下 「そうなんです」
《香取:これ、事前にスタッフの方に聞いたんじゃないですか?》
で、その”キャッツアイ”も口にする吾郎君。
《香取:何これ!絶対、(牡蠣のことを)知らないよ…》
吾郎 「あ、ちょっとこっちの方がミルキーで」
と言ったところでVTRはカット。おいおい、ここで切る意味がわかんないぞ、スタッフ!
と、話がそれてますが、今月の5作品は;
『アレキサンダー』,『THE JUON 呪怨』,『大統領の理髪師』,
『MAKOTO』,『プリティ・プリンセス2』
です。
大下 「では」
吾郎 「はい」
大下 「今月の第五位は?」
吾郎 「うん…。第五位はですね…ええ…『プリティ・プリンセス2』」
[第5位]プリティ・プリンセス2
吾郎 「そんなに深いものじゃないじゃないですか?」
おいおい、いきなりかよ…。この映画にそんな毒を吐く必要性も無いと思うんだけど…。
大下 「(^^;)」
吾郎 「考えさせられる映画って訳じゃない」
大下 「あ、はい」
吾郎 「飛行機の中で時間を費やすみたいな…」
大下 「あはは(笑)」
《香取:あははははは(笑)》
大下 「飛行機の中で十分って…?」
吾郎 「いや、そういうことを言ってるわけじゃないですけど」
《香取:メッタ斬りですね》
吾郎 「あと・・・何だろうな・・・すごい英語が聞きやすいというか」
大下 「綺麗でしたね」
吾郎 「うん。イギリス英語ってことなんですか?」
大下 「そんな感じでしたね」
吾郎 「ゆっくり喋るし、はっきり喋るから、で、すごい難しいことを
喋ってるわけじゃないから、慎吾とか、もしかしたら英語の勉
強にもね」
大下 「あ、丁度いいかも」
吾郎 「うん、いいかもしれないし」
大下 「うん」
吾郎 「まぁ、そんな感じで・・・」
大下 「はい」
吾郎 「五位だったんで」
大下 「ありがとうございます」
吾郎 「大下さんは一位だったんですよね?」
大下 「はい!(笑)」
大下 「第4位は?」
吾郎 「ええ・・・、4位は、『THE JUON』です。はい」
[第4位]THE JUON 呪怨
吾郎 「怖い!何でこんな怖くするの?」
《中井:(映画の映像を見て)いやーもう》
《香取:何あれ?》
《中井:なんでこんなトークするの?》
大下 「(^^;)」
吾郎 「いやー、怖い。これ、見れました?」
大下 「いや、私、もう、ほとんど…9割ぐらいこういう感じで(目を
塞いでいた)」
吾郎 「本当に怖いね!何であんな怖くするの?」
《中井:あはははは(笑)。ホラー映画だから?》
大下 「ストーリー?」
吾郎 「覚えて無い!」
大下 「あははは(^^;)」
《香取:(笑)》
吾郎 「そんなにストーリー覚えて無いような・・・ぐらい怖いですよ
ね?」
大下 「そうそう。でも、それはある種、まぁ、成功なのかもしれない
ですね」
吾郎 「成功です」
大下 「ね」
吾郎 「だって、怖いって言われたいから作ってるんだもん、僕が怖い
って言えばいうほど、しめしめですよ」
大下 「みんな、ちょっと見てみたい」
吾郎 「そういう映画ですよね?」
大下 「そういう映画ですねぇ…」
吾郎 「どこ1番、怖かったですか?」
大下 「(笑)・・・私、本当にあんまり・・・」
吾郎 「見て無いんだ、怖くて(^^;)。僕ね、バスの横のガラスに」
大下 「あ、ああ・・・はい」
《香取:(映画の映像を観て)何、今の、顔は?》
吾郎 「『コォ〜』って顔が映ったときが怖〜かったねぇ」
《香取:いやだもう、あんな・・・》
吾郎 「で、今までに無い怖さの発明が出来てますよね」
大下 「すごいことですよね」
吾郎 「うん」
大下 「やりつくされたかと思ったら、まだあった」
吾郎 「あった」
大下 「第三位は?」
吾郎 「はい。ええ、第三位は・・・『MAKOTO』」
《香取:おお、きたぁ〜!》
吾郎 「ふふふ(笑)」
大下 「出ました、ついに」
吾郎 「『MAKOTO』」
大下 「先輩東山さんの」
吾郎 「うん・・・」
《香取:三位、微妙だな》
[第3位]MAKOTO
吾郎 「・・・大先輩ですよ」
大下 「大先輩ですね・・・」
吾郎 「もうね、分からないですよ、やっぱりジャニーズにいないと、
この感じは」
大下 「ああ」
吾郎 「うーん・・・。感動することがあって」
大下 「はい」
吾郎 「僕のデビュー作っていうのが、あの…、NHKの朝ドラだった
んですよ」
大下 「はい」
吾郎 「で、『おい稲垣、お前、ドラマやるんだって?誰が出るんだ?』
って。で『共演者はどなたなんだ?』『陣内さんです』『俺、
陣内さん、大先輩で、よくしてもらってるから、俺が一言電話
しといてやる』。で、目の前で電話してくれたんですよ。『う
ちの稲垣をよろしく頼みます』って」
《香取:おお!》
大下 「優しい方ですね・・・」
吾郎 「で、その後に、セリフの本読みをやったんですよ」
《香取:おお!》
吾郎 「東山さんが、陣内さんのセリフとか読んで」
大下 「ええ!!!」
吾郎 「もう、すんごい緊張して・・・」
大下 「ええ、でも、そこまでやって下さるって、すごい嬉しい」
吾郎 「すごい、本当にね、後輩想いでね」
大下 「へぇ…」
吾郎 「もう・・・・・・・斬れない」
笑った(笑)。でも、別に斬る必要性も無いと思うんだけどな。普通に感想を言うだけじゃダメなの?いつから『斬る』コーナーになったんだよぉ〜(TOT)
大下 「あはははは(笑)」
吾郎 「(笑)」
大下 「ダメ!」
《香取:斬れないの?》
大下 「よく分かりました」
吾郎 「分かったでしょ?」
大下 「先輩の心遣いや、いかにね、よくして頂いたかも、よーく分か
りました」
吾郎 「『MAKOTO』一位!・・・(笑)」
《香取:(笑)》
大下 「(笑) 今、三位のところなんですけど…」
《香取:ちょっとぉ〜》
吾郎 「僕が初めてぇ〜・・・(笑)」
大下 「ダメ!」
吾郎 「・・・(笑)」
大下 「ダメです!本当に言って欲しいって。言った方が絶対私、いい
と思います」
《香取:黙っちゃったよ・・・》
吾郎 「本当ですか?」
大下 「はい」
吾郎 「だってさぁ」
大下 「それこそ、それこそ!」
吾郎 「イカ墨のスパゲッティを教えてくれたのも東山さんですよ」
大下 「いやいや」
吾郎 「分けわかんないじゃん、15歳のときさ、黒いスパゲティ出され
てもさ」
大下 「そうですね」
《香取:MAKOTOの話!》
吾郎 「うちの木村君なんて、東山さんと『キャンティ(?)』に行って、
『このパン、にんにくの匂いするね』って言っちゃったんです
よ、ガーリックトーストを見て」
大下 「(笑)」
《香取:MAKOTOの話をして下さい!》
吾郎 「(^^;)」
大下 「かわいい!ですよね」
吾郎 「もう、そのぐらい何もかも知らないときに、色んなことを教え
てくれたんですよ」
大下 「その恩返しは、きちっと使命を果たすことだと」
《香取:そうですよ、斬ってくれって言ってるんです》
《中井:そうだね》
吾郎 「そうですね、MAKOTO、いきましょうか・・・」
大下 「はい」
《香取:きたぁ〜》
吾郎 「・・・そうですね」
《中井:言いにくそう・・・》
吾郎 「すごい、『泣けるホラー』でしたね・・・うふふふ(笑)」
(↑映画会社の宣伝用のキャッチコピーと一緒)
《香取:(笑)》
大下 「(笑) いや、はい。それは本当です」
ここで外でロケをしているものだから、マイクにも風の音が入ったりするぐらい強い風いてきて;
吾郎 「風、強くなってきまいたね。あ、MAKOTOも風が強かった
ですね!」
と、話を逸らしちゃう吾郎君。
大下 「(笑)風が強かったです、本当に」
吾郎 「そう。あの、東山さんって、必ず(髪が)こっち側からの分け目
じゃないですか?…テレビで言うとこっち側からの分け目(吾
郎君と同じ方ね)」
大下 「そう・・ん?」
吾郎 「こう上げて、こう・・・」
《香取:ほぉ、ほぉ》
大下 「そうですね」
吾郎 「七三で、前髪のイメージじゃないですか」
大下 「ふわーっと、決まってらして」
吾郎 「昔っからそうじゃないですか。長さの違いはあっても」
大下 「ええ」
吾郎 「そう、だけど風が強くて、MAKOTONO中で」
大下 「ありました、ありました」
吾郎 「分け目が逆だったんですよ!」
大下 「ほ、本当ですか?(笑)」
《香取:(爆笑)》
大下 「え、それ、気づかなかった…」
吾郎 「もう、僕はね、歌って踊って、激しく踊っても、東山さんの分
け目が変わるってことは見たこと無いんですよ!」
大下 「本当?」
吾郎 「無いですよ!『千年メドレー』ってこう・・・、踊ってても、
分け目、変わらないんですよ!」
《香取:『千年メドレー』わかんないよ・・・みなさん》
吾郎 「正にこの状態ですよ(実演)。それがね、妙にね」
大下 「気づきませんでした」
吾郎 「妙に色っぽくて、MAKOTOに見えて、よかった…」
《香取:話しながら自分の分け目が逆になっちゃってますよ》
吾郎 「ただ、東山さんすごい抑えて演技されていたと思うんですけれ
ども」
大下 「うん」
《中井:おっ》
吾郎 「もうちょっと、それが、表情で僕は見たかった。崩れる
東山さんが見たかった!」
《香取:ほぉ〜》
吾郎 「東山さん、絶対に崩れないから、僕の中でも」
《中井:ああ・・・》
大下 「第2位は?」
吾郎 「はい。第2位は・・・『大統領の理髪師』です」
[第2位]大統領の理髪師
吾郎 「いい映画でしたね」
大下 「ああ、いい映画でした」
吾郎 「うん、すごく優しい映画で、うん・・・やっぱり何か、今求め
られている映画だよね」
大下 「ああ・・・そうかもしれないですね」
吾郎 「この優しさとか。韓国の映画っていうと、ちょっと激しいじゃ
ないですか?」
大下 「うん」
吾郎 「僕が舞台でやらせてもらった『謎の下宿人』っていう鈴木聡さ
んの、あの…舞台があったんですけど、一昨年」
大下 「うん」
吾郎 「何か、その世界とか。あと三谷さん・・・三谷幸喜さんの世界
とか」
大下 「うん。そうですね」
吾郎 「そういうちょっとしたユーモアなんかも」
大下 「ユーモアも…ありました」
吾郎 「通じる部分があって…。戦後の歴史と照らし合わせてね、スト
ーリーが展開されていくんだけども、起きることっていうのは
やっぱり結構、大変なことばね」
大下 「そうですね」
吾郎 「歴史のね」
大下 「はい」
吾郎 「中で大変なことが起こるし。この主人公の家庭の中にも、色ん
なことが大変なことも起こるんだけれども。でも、何かそれで
も、こう…救いがあるというか…」
大下 「いや、本当に…」
吾郎 「うん、それでも優しさを忘れてないよね、この映画っていうの
は」
大下 「はい」
吾郎 「すごく、上質な映画だし・・・僕は評価すべき映画だなと思い
ましたし。うん」
というわけで、一位は『アレキサンダー』でした。(う〜ん、そうなのか…。でも、他のラインナップを見ると、そうなるんでしょうか?見たときの気持ちとか、あるのかなぁ…、とか色々考えちゃったぞ)
[第1位]アレキサンダー
吾郎 「いやぁ〜、もう、2時間53分ですよ!もう、全然、長く感じ
なかったです、僕は!」
《香取:へぇ〜》
大下 「そうですか?」
吾郎 「うん。見ごたえもありましたし」
大下 「はい」
吾郎 「うん。正にハリウッド、超大作」
大下 「そうですね」
吾郎 「どっちかっていうと僕の中での乙女ではなく、こう…男の子
の部分が」
大下 「男の子の?」
吾郎 「やんちゃな僕が出てきましたね」
大下 「あははは(笑)」
吾郎 「男のロマンでしょ?領土を広げるとかさ」
大下 「ああ・・・」
吾郎 「ねぇ?遠征して、いろんな国を支配することによって、その国
の人々を救いたいって言ってたけど」
大下 「自由にしたいっていう…」
吾郎 「うん。それが本当なのかどうかも、最後はわかんなくなってき
ている」
大下 「そうなんですよね…」
吾郎 「うん」
大下 「そういう一面から見ればね・・・」
吾郎 「うん」
大下 「解放者なのか」
吾郎 「そうだね」
大下 「ねぇ。支配者なのか」
吾郎 「うん、だからすごい、何か、現代の人が見ても色々、ねぇ」
大下 「そうですね」
吾郎 「今のアメリカであったりとか、色んな見方ができますよね」
大下 「そうですね」
吾郎 「うん」
大下 「あそこはどう思いました。あの関係は」
吾郎 「ああ」
大下 「二人の」
吾郎 「親友のね。まぁ、親友とは言ってるけれども、恋人どうしです
ね、男同士でも」
大下 「そうでしょうねぇ」
吾郎 「うん。だけど恋人というか、親友役の彼が、すっごい綺麗でし
たね」
大下 「美しかったです!」
吾郎 「でさぁ、ゲイの演技が上手いですよね。もう、本当、女の顔し
てるよね」
大下 「ああ」
吾郎 「女の人が好きな男の人を見る目をしているよね」
大下 「そのアレキサンダーを見る目が?」
吾郎 「見る目が」
大下 「女だったですか?」
吾郎 「女でしたね。で、抱き合うところが、もう、本当に切なかった
ね。ラブシーンの二人の」
大下 「本当ですね」
吾郎 「男同士のラブシーンで、こんなに切ないんだよ!
男同士のラブシーンで、何か、こんなに胸がキュンときちゃう
んだよ!」
大下 「きました?」
吾郎 「男なのに、僕・・・」
大下 「ああ・・・」
吾郎 「普通、理解できないじゃん?」
大下 「うーん」
吾郎 「やっぱり僕はゲイではないし。うん」
大下 「でも、ちょっと共感できるんですか?」
吾郎 「うん、共感・・・共感っ?!?!」
大下 「ふふ(笑)。っていうか、こう、ぐっと?」
吾郎 「来た!」
大下 「来たでしょ?」
吾郎 「もしかしてね・・・」
で、こんな中途半端にカット。ここはもう少し長せや、テレ朝!!!
さて、吾郎君のVTRが終わった後の慎吾君のランキングは;
1位:大統領の理髪師
2位:プリティ・プリンセス2
3位:MAKOTO
4位:アレキサンダー
5位:JUON
でした。
中井 「MAKOTOは三番目ですか?」
香取 「えっ・・・はいぃ・・・」
全員 「(笑)」
香取 「東山さん、見てますかね、あの、稲垣吾郎がこれ、三位にしま
した、はい」