Sma Station-4 12月



04年04月から新しくできた吾郎君の月イチ企画『月イチゴロー』。
毎月公開される映画の中から、慎吾君の興味ある映画5本について、
吾郎君が順位付けをするという内容で、吾郎君はVTRでの登場です。

最初の頃は、映画をワインや花に喩えたりの無理矢理の演出が苦手だったのですが、
最近は、月イチ存続するか否かというネタばかりで進行していて、
やっぱり苦手な空気が漂っております。

私が文句を言う類のものではないのかもしれないですけど、素直に見させて欲しいよ・・・

 

第9回 04.12.18 23:00〜24:24(04.12.26up)

04年最後のスマステーション。直前に『さんま&SMAP』の生放送を終え、そのままスマステーションの生放送に突入するという趣向。日テレ(汐留)→テレ朝(六本木)の生移動から吾郎君も参加するのかと思ったら、慎吾君オンリーでスタート。残念だわ。番組はベラベラのコーナーを慎吾君と剛君で進行し、その後に『月イチゴロー』のコーナーがVTRで挿入されるという演出になってます。まぁ、確かに『月イチ』はVTRでやってこそという部分もあるので、この演出は正解かと。


VTRは寒空の中、テレビ朝日社員食堂前テラスからの中継。初期の頃は収録場所がどこかというのも楽しみの1つだったのですけど、最近、テレ朝からになっちゃったね…(苦笑)。番組予算的に難しいんだろうか?なんて思ったりもしますが、むしろ、吾郎君のスケの方の問題かなぁ、とも思ってみたり。とはえい、夜の暗闇の中、周囲に何本も置かれているホワイトクリスマスツリーが浮かび上がるようなセットになってまして、加えて吾郎君はその中にロッキングチェアに座っていたり…(*^^*)。映像的にはいい感じです。ただ、吾郎君が連ドラの短髪モードになっちゃったのが個人的には残念。

  吾郎 「月イチゴローも」
  大下 「そうですね」
  吾郎 「今年でね…あっ、今年じゃないや。今年最後ですね」
  大下 「12月ですもんね」
  吾郎 「うん」
  大下 「ほらー、綺麗!」
  吾郎 「綺麗ねぇ」
  大下 「スペシャルセットです」
  吾郎 「うん。あと、この…仮設…この、ストーブみたいなの」
  大下 「はい」
  吾郎 「これ、いいですよね」

吾郎君の傍には、ホワイトツーリーの陰に縦長の電気ストーブが置かれてます。

  大下 「ちゃんと綺麗なセットで覆われてますけど」

というところで、ここで吾郎君のBGM=白鳥の湖の音楽が流れはじめ;

  吾郎 「あの…、すごく、最高峰のあの…、フランスとかのワイン畑で
      すと、いいワインを作っているところだと、1本の木に対して、
      こういうストーブを1個置くんですよ


と、ストーブの話題なのにワインを語り始める吾郎君。素敵!(^^;)

  大下 「ええ!!!」
  吾郎 「そのぐらいやるから、スパーワインと言われてるんですよ。ペ
      トリスとか、5大シャトーのワインとか」

   《香取:本当にワインのこと知ってんのかな?》

  大下 「そうなんですか」
  吾郎 「はい」
  大下 「稲垣さん、スーパー、スーパーワインですね、今日は2本」
  吾郎 「今日はワインの葡萄の樹になった気分ですね」
  大下 「ねぇ〜」
  吾郎 「そういった意味では」
  大下 「ねぇ」



さて、今月の慎吾君が選んだ5本の映画は、『ニュースの天才』,『戦争のはじめかた』,『ホワイト・ライズ』,『レディー・ジョーカー』,『マイ・ボディーガード』。


  吾郎 「ええ、第5位は『ホワイト・ライズ』です」

[第5位]ホワイト・ライズ

  吾郎 「女性恐怖症になりますね」
  大下 「(笑)・・・あれはちょっと」
  吾郎 「うん」
  大下 「女の怖さが出てます」
  吾郎 「何か、女が嫌いになるよ、観てる人、あれじゃぁ
  大下 「ああ」

   《香取:吾郎ちゃんはならないよ》

  吾郎 「男の人…」
  大下 「ちょっと…」
  吾郎 「うん。で、彼女がベネロペ・クリスぐらい可愛かったらいいよ
      ね!」
  大下 「ああ。そうしたらしっくりくる」
  吾郎 「そうしたらこう…、騙されちゃう感じもするじゃない?」
  大下 「うん。ジョシュ・ハートネットがぐるっと」
  吾郎 「ぐるっていっちゃう感じもするけど。つい誘惑されて寝てしま
      った感じの主人公の男も浅い!」
  大下 「浅い?!(笑)」
  吾郎 「ベネロペだったら分かる!」
  大下 「(笑)・・・あの子でくらっとくるのは甘い?浅い?」
  吾郎 「そう(笑)。ベネロペ・クリスだったら分かる!『ブロウ』(の
      映画)のときの…」

   《松尾:ネロペ》
   《香取:ベネロペじゃないですよね》
   《松尾:ペネロペ(笑)》

  吾郎 「まぁ、でもやっぱり…、10代の恋愛って感じがしましたよね?
      少女漫画みたいで、僕にはぴんとこなかった
  大下 「まだまだ子供だなと?」
  吾郎 「うーん、そうだね」
  大下 「(笑)」

   《香取:最近何か、いい感じなんですよね…。
       『僕にはぴんとこなかった』ってはっきり言う》

  吾郎 「そのあたりがホントに、ね、薄いしさ
  大下 「あはははは(笑)」
  吾郎 「ありがちでしょう?」
  大下 「そんな(笑)」
  吾郎 「詰めが甘いっしょ?

   《香取:詰めが甘い!!(笑)》

  大下 「う・・・うん。ちょっと30代の我々としてはね」
  吾郎 「でしょう?何か…大人の恋をしたいじゃないですか?

   《松尾:あはははは(笑)》

  大下 「そうよね」
  吾郎 「うん」
  大下 「そうですね」

   《香取:してんじゃないですか?》

吾郎君、「薄い」だとか「詰めが甘い」とか、いきなり毒舌入ってるし…。うーん、楽しいけど、ちょっと引っかかるよ、吾郎君のそういうコメント…。



  吾郎 「ええ・・・4位はですね、『レディー・ジョーカー』です」

[第4位]レディー・ジョーカー

おっと、テレ朝が絡んでる映画が4位なんだ…。

  吾郎 「乾杯しましょうよ」
  大下 「ああ、ありがとうございます。何か、今夜はどんどんいっちゃ
      いますね」
  吾郎 「そうですね。で、『レディー・ジョーカー』見てて、何か、ビ
      ール飲みたくなりませんでした?」
  大下 「なりました!ビールの…」
  吾郎 「ビール、すっごいおいしそうに飲むじゃないですか」
  大下 「はい」
  吾郎 「あれ、ビールの飲み方、上手いですよね、みなさん」
  大下 「そうですね、で大事なところで出てきますもんね。自動販売機
      で買って…」
  吾郎 「レディー・ジョーカー観たらね、慎吾はやっぱ、ビールがまた
      止まらなくなっちゃうんじゃないかな?多いときは4リットル
      ぐらい飲むって言ってましたよ」

   《香取:はい》

  大下 「一日で、はい…」
  吾郎 「4リットルって、トイレのタンクと同じぐらいですよ!」
  大下 「(大笑)」

   《香取:酷い喩えだなぁ》

  吾郎 「すごいよね?」
  大下 「あれ、4リットル?」
  吾郎 「あ、あれは規定サイズというのは6リットルなんですよ。6リ
      ットルが多いよね、日本のだと」
  大下 「知らなかったです…」
  吾郎 「で、あの量ってすごくない?」
  大下 「だから、私も、それはいくらなんでも飲みすぎだろうと思って。
      最近、ちょっと減ったって仰ってましたけど。でも、人よりは
      多いと思います」
  吾郎 「そうだよね」
  大下 「で、この『レディー・ジョーカー』も、その、ビールっていう
      ので、『あっ、これ』って選んでました」

   《香取:はい》

  吾郎 「そんなことで選んだんですか?」
  大下 「そう」
  吾郎 「あいつは酷いなぁ」

   《香取:どうして?》

  吾郎 「ビールにまつわる話だから選んだ?」
  大下 「そう」
  吾郎 「じゃぁ、ビールの話だけで僕もいいじゃないですか!

   《香取:えっ!意味が分からないですよ》

でも、これは選んだ慎吾君も悪いから、一概に吾郎君を非難もできないんだな。



  吾郎 「第3位は『ニュースの天才』です」

   《香取:3位なんだ・・・》

[第3位]ニュースの天才

  吾郎 「これは事実ですよね。結構僕はびっくりしましたね、こんなこ
      とが許されるのか」
  大下 「ねぇ。実際、あった話でねぇ」
  吾郎 「ねぇ、ほとんど捏造記事だったっていうねぇ」
  大下 「スター記者が…」
  吾郎 「うん・・・。ちょっと許されないことだし、ちょっとそういう
      ゴシップ記事とか、うん…、に関してはちょっと被害者的な所
      も我々、たまに、たまにあったりするじゃないですか」
  大下 「そうですね」
  吾郎 「うん。そういった意味では、ちょっとまた見方、違った見方、
      できたと思うんですけどね、僕は」
  大下 「ほんと、身につまされるとか、身近な事件ですよね」
  吾郎 「・・・。でも」
  大下 「はい」

  吾郎 「ざまーみろって感じ?

      (↑個人的思いも込めて、文字サイズを大きくしてみました(^^;)。        とはいえ、あまり綺麗な言葉ではないので、
       テレビでは使わない方がいいとは思うけど・・・)

   《香取:へ?》

  大下 「ふふふふ(笑)」
  吾郎 「(笑)・・・。ちょっと僕はしちゃいましたね。ちょっと、調子
      乗ってたじゃないですか、彼が」
  大下 「もう、嘘に嘘を塗って…」
  吾郎 「嘘に嘘を塗るから、麻痺しちゃってるんですよ」
  大下 「ねぇ」
  吾郎 「嘘が普通になっちゃってる。怖いですねぇ〜
                   (↑故淀川長治さん風)
   《香取:ははは。『怖いですねぇ〜』》

  大下 「ねぇ」
  吾郎 「ニュースの天才は別にニュースで伝えてもらっていいと思う。
      あれは事実であってドキュメンタリーであるから、別に映画
      にすることではなかったのかなぁ、と思って

   《香取:ええ!!!!!!!!!》

  吾郎 「映画ならではのドラマはなかったと思いますね

   《香取:おお!!!!!!!!!》

  大下 「ああ」
  吾郎 「主人公に別にドラマは無いじゃないですか?」
  大下 「そうですね。どんでん返しも無いし」
  吾郎 「どんでん返しも無いし。それを何でトム・クルーズがプロデュ
      ースしたのかな、っていうことに関しては…」

と言ったところで、吾郎君、座っているロッキングチェアをゆらゆら揺らしはじめ…(^^;);

   《香取:揺れてますよ椅子が!》

  大下 「(笑)。どうしたんですか?揺れてますよ。ちょっとトムになっ
      た気分ですかね?」
  吾郎 「何かちょっと気持ちが乗ってきた。ごめんなさい」
  大下 「(笑)」
  吾郎 「熱燗のせいかな?」
  大下 「そうかもしれない。何でだと思います、トム・クルーズ」
  吾郎 「・・・知らないっ

   《香取:おい!!!!》

  大下 「(笑)。今、乗ってきたって言ったじゃない(笑)」

   《香取:おいおいおい》


そして、いよいよ2位の発表;

  吾郎 「ええ、『戦争のはじめかた』です」

[第2位]戦争のはじめかた

  吾郎 「民間の人を護ってくれる軍隊だからね。そういったもので」
  大下 「内部であんなことが…」
  吾郎 「内部であんなことが起きてるっていう。ちょっとぞっとしたし、
      うん、まぁ、そういったメッセージがすごく吹き込まれている
      し。でも、何かそのメッセージっていうのが、意外とさらっと
      伝えてて」
  大下 「ああ」
  吾郎 「何か、どろどろしてなくて。何か、一方、マイケル・ムーアの
      ねぇ、『華氏911』とか」
  大下 「はい」
  吾郎 「あっちで、その…、アメリカのそういう政治的な部分とか、大
      統領のこととかを伝えるのは、まぁ、皮肉もいっぱいありまし
      たけど、何かちょっと泥臭かったところもあるじゃないですか」
  大下 「うん」
  吾郎 「これは、何かライトに、エンターテイメントとしてそれを見せ
      てたから、何か、気軽にドライに見れたな、っていう」
  大下 「ああ、確かに…。テーマのものすごさをちゃんと映画にしてる
      という感じがしますね」
  吾郎 「そうだね。ちゃんとエンターテイメントに変えてるから、ニー
      チェの言葉でもある、ね、『平和なとき 戦争は自ら戦争する』
      っていう、うん、何かそれがすごい分かる気がするよね」
  大下 「はい。正にそういう映画ですね」
  吾郎 「うん。正にそういう映画だし、まぁ、色んな意味で、感慨深い
      映画だったなぁ、って思いますしね。うん…」

  吾郎 「あの…、主人公のホアキン・フェニックスが、相部屋の同僚を
      助けるために、拳銃を抜くじゃないですか」
  大下 「?」
  吾郎 「銃を抜くんですよ、バーで」
  大下 「ありましたっけ?」
  吾郎 「助けるために銃を抜くんですけど」
  大下 「はい、はい、はい、はい」
  吾郎 「今、アメリカ軍の正式の拳銃…、使ってる拳銃っていうのが、
      まぁ、ベレッタなんですね。ベレッタF92っていうまぁ、銃を
      使ってるんですけども」

   《香取:おっと!》

  吾郎 「まぁ、一般的にはその…、黒い銃なんですよ」
  大下 「黒い銃?」
  吾郎 「軍隊で使っている銃ですから」
  大下 「はい」
  吾郎 「それがステンレス仕様の銃を使ってたんですね」

   《香取:えっ?》

  吾郎 「それが少しリアリティが無いなぁ、と思って…。
      あっ、ステンレス仕様っていうのは、いわゆる錆びないために、
      よく、あの…、ステンレスの銀色の銃。よく見るじゃないです
      か?」
  大下 「はい」
  吾郎 「銀の銃も」
  大下 「はい」
  吾郎 「ステンレス仕様のベレッタF92を持っているところが、ちょっ
      とリアリティに欠けていたかな、という部分が、僕はちょっと
      気になってしまったんですね」

   《香取:分からないよ、僕らは!》

  吾郎 「僕が海外に行って、まずすること、教えてあげましょうか?」
  大下 「はい」

   《香取:彼はガンマニアなんですよ》

  吾郎 「空港に行って、警官の拳銃見ますから、
      こうやって!」
  大下 「ええ!!!!(←大うけ)」
  吾郎 「本当に」
  大下 「本当ですか?」
  吾郎 「うん。で、こだわりのある警官はグリップを見ると、変えてる
      んですよ。木製グリップ、ラバーグリップ…。もしかしたら、
      下手すると象牙のグリップに変えている警官もいるんです」
  大下 「ああ、自分の?」
  吾郎 「そう、オリジナリティを出すために」

   《香取:こんなに熱い吾郎ちゃん、あんまり見たことないですよね》

  吾郎 「元々、ベレッタのグリップっていうのは、プラスティックなんですよ」
  大下 「元々は?」
  吾郎 「元々は。純正は」
  大下 「へぇ。じゃぁ、グリップ変えてもわかんないんじゃ?」
  吾郎 「それを、バックマイア社のラバーグリップに変えたりとか」

と、まだまだ語りが続きそうなところで、VTRは今回もぶち切られました(^^;)。明らかに大下さんは話についていけてないのに、構わず語り続ける吾郎君が素敵だ!!!(汗)


[第1位]マイ・ボディーガード

  吾郎 「何か、映画らしい映画というか。見応えのある」
  大下 「はい」
  吾郎 「こういう言い方、皮肉っぽいかな。まぁでも、人が好きな要素
      がいっぱいありますよね」
  大下 「ああ」
  吾郎 「人間愛だったり、復讐劇であったり」
  大下 「うん」
  吾郎 「弱い、小さなものを守るとか。美女と野獣だったりとか。何か、
      みんな人間が好きな要素がいっぱい散りばめられてて、すごく
      計算はされてますよね、映画はね。うん、面白かったし」
  大下 「復讐の仕方は、本当に計算しつくされてましたね」
  吾郎 「確かにこれは後半は復讐劇ですね」

   《香取:へぇ〜》

  吾郎 「そういった意味では、『マイ・ボディーガード』っていうタイ
      トルから連想するものとはかけ離れてしまうかもしれないです
      ね」

   《香取:へぇ〜、ちょっと観たくなってきたなぁ》

  大下 「私、ホイットニー・ヒューストンを思い出しましたもん」
  吾郎 「そうだねぇ、『ボディーガード』のねぇ」
  大下 「はい」
  吾郎 「ああいうロマンスというよりも、骨太な男の復讐劇。デンゼル
      ・ワシントンがいいですよね」
  大下 「素晴らしかった」
  吾郎 「いい俳優さんですよね?」
  大下 「ねぇ…」
  吾郎 「デンゼル・ワシントンもやっぱり、すごい銃の使い方
      とか、武器の使い方っていうのは、勉強されてますよね」

   《香取:また銃だよ(笑)》

隙あらば銃の話をするなんて、さすがだ…(^^;)。

  吾郎 「よかったですねぇ」
  大下 「よかった?」
  吾郎 「うん、よかった。まぁ、あの中で出てくる銃はグロッグという」

   《一同:あはははははは》

ここで一斉にスタジオでも苦笑いが起きてるってことで、先ほどの「戦争のはじめかた」のところで話したマニアっぷりがちゃんと活かされてるわけか・・・ははは。

  吾郎 「ええ、まぁ、オーストラリア(?)が作ったもう、これはもう、
      かなり革命的な銃だったんですよ」
  大下 「・・・」
  吾郎 「なぜ、革命的だったかというと…」

と、吾郎君が銃語りを始めた途端、今度はぶち切られずに放送はされたものの、ここから映像は早送りにされちゃったよ(苦笑)。

  吾郎 「スライド部分が鉄なんですが、グリップの下の部分がプラステ
      ィックなんです。銃の世界の中では革命的な存在であった

  大下 「ああ

   《香取:速くなっちゃった》

  吾郎 「今、だって、老舗であるコルトやスミス・アンド・ウェッソン、
      バレッタなんかもそうですね。まぁ、ワルサーもそうですね、
      ほとんどのメーカーがプラスティックで拳銃作ってますからね


と、ここまで吾郎君の銃が足りを静かに聞いてた大下さん;

  大下 「この映画、草なぎさんは好きですかね?」
  吾郎 「えっ?
  大下 「(笑)」
  吾郎 「剛君?」
  大下 「ええ」
  吾郎 「どうだろうなぁ。剛のことなんか、今、何にも考えてなかった
  大下 「(笑)」
  吾郎 「急に振られても…」
  大下 「私、唐突過ぎました?(笑)」
  吾郎 「僕、今時計が止まってしまいました」
  大下 「ごめんなさい」
  吾郎 「自分の中で…」


ってところで、吾郎君のランキング発表は終了でした。今回はスタジオに慎吾君,大下アナの他に剛君,小林克也さん,松尾貴史というお馴染みの方ばかりでしたので、コーナー自体も平和な気持ちで見れて(笑)、よかったです。


これに対して、慎吾君のランキングは;

  1位:ニュースの天才
  2位:マイ・ボディーガード
  3位:戦争のはじめかた
  4位:レディー・ジョーカー
  5位:ホワイト・ライズ

となってまして、『ニュースの天才』は最初から相当見たい雰囲気。『マイ・ボディーガード』は最初は関心は低そうでしたが、吾郎君のコメントを聞いて、ちょっと見たくなってきたと。と、ここで、スタジオセットの後方から吾郎君の声が;

  吾郎 「ちょっと慎吾!ちょっとちょっと慎吾!」
  香取 「?」
  吾郎 「慎吾!ちょっと慎吾。ちょっと話があるよ。ちょっと慎吾君」

と、声がしたと思ったら、そのスタジオ後方から吾郎君が普通に登場。今回、もう、生で出ないかと思っていたところだったので、あっ、そりゃそうだよな、と思った吾郎君の登場タイミング。この前のベラベラがシンツヨ、次の月イチでシンゴロと、上手く配置されていたような。それにしても、どうせ他のメンバーより遅れての登場なんだから、一人だけヘアメイク直し&衣装も変えていかにもな演出で登場して欲しかったわ。その辺は甘いな、スタッフ(笑)。


  香取 「何だよ、吾郎ちゃん?」
  吾郎 「っていうかさ、何でここでランキングを変えるのいつも?」
  香取 「そういうコーナーなんだもんだって」
  吾郎 「俺が10時間以上かけてあの映画を観て、あんなに早口で喋って
      いるのに、何でランキングを変えちゃうんだよ、お前はいつも?」
  香取 「何か、最近さ、自分、『連ドラが始まってさ、そろそろきつい
      んだよね、俺。どうしたらいいんだよ、見れねーよ!』つって
      たのは、どういうことなの、あれは?」

と、逆に突っ込まれ;

  吾郎 「いやいや、それはもうちょっと早く出してくれればいいんだよ、
      映画を」

と、弱気になりつつも、少し反論してます(^^;)。

  香取 「えっ?」
  吾郎 「俺、一週間ぐらいで見てんだよ」
  香取 「ちゃうちゃう。そんな文句言ってさ、自分がやりたいって、今
      でも続いているものなのにさ」
  吾郎 「うん、結構、楽しくやってる」
  香取 「『本当に辛いよ』、みたいな話でさ」
  吾郎 「つか、ランキングを変えるなよ!お前のオススメの映画」
  香取 「『ニュースの天才』を俺は見たいんだよ!」
  吾郎 「何でこれを1位にする?!3位だよ、絶対に。ちょっと何?!」
  香取 「『ニュースの天才』、俺は見たいんだって」
  吾郎 「・・・」

と、なぜか何も言えない吾郎君に今度は慎吾君が;

  香取 「じゃぁさ、じゃぁさ、言うよ。『マイ・ボディーガード』は吾
      郎ちゃんのおかげで観たくなたよっ!」

と、妥協。この二人の中途半端な押したり引いたりはオモロイ(^^;)。

  吾郎 「よかったじゃんか、じゃぁさ(笑)」
  香取 「(笑)」

お互い笑っちゃって、折角の対立構造という演出がボロボロになっとります(笑)。

  吾郎 「いいじゃん、意味あったじゃん!」
  香取 「ええ?!!」
  吾郎 「意味あったじゃん、俺のランキング」

で、この後、無理無理剛君に仲裁されて口論は中断され、吾郎君を交えての『スマクリニック1フンドッグ』,『ジャパニーズin the ワールド2004』のコーナーに移行していったのでした。

番組の最後は、全員で乾杯して終了。でも、吾郎君はこの後、すぐに帰っちゃったようで…。お疲れなのかな?

 


home