第8回 04.11.27 23:00〜23:54 | (04.12.05up) |
今回は、テレビ朝日の社員食堂のテラスからの放送です。このコーナー、最近、近場で済ませてるけど、映像的には紅葉が綺麗で、ちょっとした日本庭園といった趣きがあります。
吾郎 「では…」
大下 「はい。11月の月イチゴローに」
吾郎 「月イチゴローに」
二人 「乾杯」
と、大下さんと本日は日本酒での乾杯です(笑);
吾郎 「そして、今月も存続できてることに乾杯ですね」
大下 「(笑)」
吾郎 「はい(笑)」
大下 「頂きます」
吾郎 「うん」
って、まだ存続云々の話はあるのかしらん?ネタで言ってるんだろうけどさ。
吾郎 「この間、オンエア見てたら、僕が喋ってるときに、木村君とか
がカットインしてきませんでした?」
再びその木村君が、アルコールは必要ないのでは?と語っている映像が流れます。それでも吾郎君は飲み続けるわけで;
吾郎 「ちょっともういっぱい飲んでいいですか?」
大下 「これもまた木村さんが何か、ワインは余計だとか」
吾郎 「いや」
大下 「おっしゃってたから、またこれも何か…よくないのかしら?」
吾郎 「きっと言われるかもしれない。だけど、ここには木村君は
いない!」
とまぁ、そういうこった(珍しく言い切ったね(^^;)。実はこの段階で今日はちょっと変?)。
大下 「そうですよね(笑)」
吾郎 「はい。だから大丈夫」
と、前振りから飛ばしている吾郎君(笑)。本題に移りますが、慎吾君が11月に公開される映画 70作品の中から選んだのは、『80デイズ』,『オールド・ボーイズ』,『血と骨』,『スカイキャプテン』,『誰にでも秘密がある』の5作品。
大下 「11月の月イチゴロー。第5位は?」
吾郎 「第5位は、『80デイズ』です」
[第5位]80デイズ
吾郎 「5位にするには、ちょっと心苦しいなと思ったことの1つとし
て」
大下 「はい」
吾郎 「うん、まぁ、この映画で一番評価が出来るということの中では
ですね、あの…、わけの分からない空飛ぶ飛行機!」
大下 「そうそうそう(笑)」
吾郎 「ライト兄弟と出会い、設計図をもらい…。僕ね、飛行機
大好きなんですよ!!」
《香取:おっと、出たぞ!映画の話しろよ!》
吾郎 「飛行機の何が好きていうか、飛ぶか飛ばないかわからないもの
が飛んだ瞬間にもう、『バキュン!』」
大下 「あははあはは(笑)」
吾郎 「もう、僕の心は撃たれちゃうわけですよ」
大下 「そうですか(笑)」
吾郎 「ええ。もうね、夢を見てたわけですから。ライト兄弟に、僕は」
大下 「えっ、昔から?」
吾郎 「僕は今でも空を飛びたいんです!イカロスです、僕は!」
大下 「あははは(笑)」
《香取:イカロス?》
吾郎 「毎年ブルーインパルスを見に行ってたんですね。僕はパイロッ
トになりたかったんです!」
大下 「えっ、パイロットになりたかった?」
吾郎 「はい。結構、ドキドキするんですよ、ああいうのを見ると」
大下 「じゃぁ、今回もあそこはドキドキした?」
吾郎 「ドキドキしますね。あそこがいい!あそこだけがいい!」
大下 「あはははは(笑)」
《香取:ちょっと、何だ今の?あそこだけがいい!他はどうだったの?》
うーん、飛ばし過ぎというか、何と言うか…。一度ぐらいならこういう吾郎君もいいのかもしれないけど、今回の吾郎君はどーよ?
大下 「他は?」
吾郎 「気球も結構よくて…。ごめんなさい、僕ね、今日、朝、
首痛めてしまって」
大下 「(笑)」
吾郎 「あのね」
大下 「さっきからちょっとね」
吾郎 「最後、後ろ髪チェックするんですよ、僕。合わせ鏡を持って」
大下 「合わせ鏡でね」
吾郎 「で、こうやって合わせ鏡したとき、グギってやっちゃって」
大下 「首がまわんなくなっちゃったんですか?」
吾郎 「ええ、ちょっと(笑)。だから、さっきからこの体勢、辛いんで
すよ」
で、この映画に関してのトークは終了・・・いいのかそれで?最初から映画の話をあまりしなかったのか、編集で区切られただけなのか、どっちなんだろう?今回はそういうのが特に気になるよ…。
吾郎 「第四位は、ええ・・・スカイキャプテンです」
《香取:パイロットになりたかったわりには…》
[第4位]スカイキャプテン
吾郎 「スカイキャプテンって僕のことですよ!」
大下 「あははははは(笑)」
吾郎 「本当に!ジュード・ローじゃないよ!」
おや?また飛行機好きの兆候が…(^^;)。
吾郎 「まぁ、SFちっくではあるんですけど、水ん中潜ったりとか。
あれはねアメリカの陸軍の戦闘機で、『カーチス』。まぁ、い
わゆるあの…、真珠湾攻撃の時に、日本が攻めて来たときに、
唯一日本に対してこう…、パールハーバー何かでもありました
よね、主人公が日本の戦闘機を迎撃に出るシーン。あれも『カ
ーチス』っていう戦闘機だったんですけど」
《中井美穂:よく大下さん、相手してるよね…》
《大下:でも、どうしていいか、わからなかったんです》
吾郎 「いわゆるアメリカを象徴する戦闘機があるんですよね。まぁ、
日本にとってアメリカの戦闘機ていうのは、やっぱ海軍の戦闘
機、いわゆるグラマンであったり…グラマンが作ってるヘルキ
ャットであったり、コルッセアであったり…。うん、そういう
戦闘機がいわゆる有名なんですね。海軍の戦闘機が」
大下 「まぁ、新たな稲垣さんの魅力を見ました」
吾郎 「いや、ただね、何でこれがダメだったかというと」
《香取:ダメだったの?そんなはっきり言った事無いんじゃない、今まで?》
吾郎 「形はすごくリアリティがあるんですよ。カーチス戦闘機なんで
すよ。カーチスなんですよ。なのに水の中に潜って、水の中で
も動けるようになってたでしょ?」
大下 「なってました、なってました。はい」
吾郎 「水陸両用みたいな感じで」
大下 「はい」
吾郎 「その中途半端なSF加減が、やっぱり、飛行機
マニアとしてはちょっと許せない!」
《香取:ほぉ〜》
大下 「そのものを使ったんだったら、機能もその通りにしてもらわな
いと…?」
吾郎 「そう、ちゃんと12.7mmの機銃じゃないとダメなんです。真ん中
に、7.7mmじゃなきゃだめなんです」
《香取:ちょっとマニアック》
吾郎 「そこにミサイルがついてたらダメ!絶対にダメ!本当です、こ
れは!」
大下 「へぇ〜」
吾郎 「だって、ゼロ戦からレーザー光線が出てきたら嫌
でしょ?悲しみますよ!何だったんですか?」
《香取:今日熱いですねぇ》
吾郎 「サカイサブロウが泣くよ!」
大下 「あはははは(笑)。わかんない…」
吾郎 「大空のサムライが…」
と、吐き捨てるように言って、お酒に口をつける吾郎君。
《香取:はははははは、言うだけ言ってお茶飲んだみたいな》
そして、ここでまとめのVTRが入り、トークが終了かと思ったら;
吾郎 「でね、パイロットの何がすごいかっていうと…」
と、まだまだ話が続くのか・・・と思いきや、VTRはブチ切られました(笑)。こういう未公開トーク、スマステのHPでアップしてくれたりしないかなぁ。オンエア上は無理なのはよーくわかってるんだけど、吾郎君の飛行機話なんて、ファンにはお宝だよぉ〜。そんなのを間近で聞ける大下アナが非常に羨ましいわ…(大下さんにしてみれば、非常に迷惑なんだろうけど(笑))
大下 「第3位は?」
吾郎 「3位は血と骨です。はい…、これはすごい何か言葉を失うよう
な、映画ですよね」
これ、朝日放送制作なんだよな。なのに3位なのか、だから3位なのか…
[第3位]血と骨
吾郎 「たけしさんが、すごいはまってますよね」
大下 「すごかったですね…」
吾郎 「もう、もう、本当、絶対、たけしさんじゃなきゃできないです
よね?」
大下 「あんな、凄みのあるたけしさん…」
吾郎 「たけしさんの映画のたけしさんではないですね。女優さんもす
ごいですね。あの、濱田マリさんが面白かったですね、ああい
う役をやられるといイメージがすごく無くてね。はまってまし
たし。うん」
大下 「心意気を見せた」
吾郎 「心意気を見せられたね…」
大下 「うん」
吾郎 「すごい、勇気のある脱ぎっぷりというか、ねぇ、役にかけてま
したね」
大下 「かけてました」
吾郎 「うん・・・(笑)・・・だって・・・(笑)・・・たけしさん
じゃなきゃ(笑)、通用しないよ!」
大下 「(笑)」
《香取:ちょっと酔っぱらってるんですかね?》
吾郎 「だってさ、『脱げ!』」
《香取:どうしちゃったんですかね、今日?》
吾郎 「会う人、会う人にさ、会う愛人、愛人にさ、『脱げ!』」
大下 「(笑)・・似てますね」
吾郎 「似て無いね…」
大下 「(首を振って)」
吾郎 「あんな、脱げって言われたら脱げますか、あそこまで?」
おいおい、何聞いてるんだよ…(ToT)
大下 「(笑)・・・私、アナウンサーですもの」
吾郎 「脱げって、僕、言った事無いですよ、女の人に。言われたこと
あります?」
大下 「(笑)」
吾郎 「脱げ!脱げ!何、脱げ!って?」
大下 「(笑)」
吾郎 「(笑)」
大下 「何言ってるんですか、吾郎さんこそ…(笑)」
吾郎 「だってさ、脱げっていって脱いで楽しい?男は?
楽しくもなんともない!以上です」
《香取:そういう話なんですか?》
大下 「あはははは」
吾郎 「(笑)」
さて、先ほどまでは、日本の茶屋に出てくるような椅子に座っていた吾郎君でしたが、ここから急にゴージャスな椅子(エマヌエル椅子っていうの?)に座ってます。番組上は第2位の映画にひっかけつつ、”とんでも状態”を演出しているのだろうけど、見ていて私はドキドキしちゃったよ(*^^*)。黒のスーツと、シャツの胸元がはだけた感じと、ヘアスタイルと、ちょっと暗めのライトの加減と、椅子に座っている吾郎君のポーズと・・・と、全てが素敵じゃないですか!!!!!(←絶叫中)
大下 「では、第二位は」
《香取:どうしちゃったの、椅子!?椅子、おかしいでしょう?》
吾郎 「第二位は、誰にでも…秘密がある」
と、「秘密がある」と言ったところで、人差し指を口に当てるポーズをする吾郎君。映画の中でそういうシーンが出てくるのかな?
大下 「(笑)」
吾郎 「何笑ってんですか?」
《香取:何気取ってんの?》
笑ったけど、一方で、当然、テレビを見ていた私は、その仕草も『格好いい〜(*^^*)』となってました。
[第2位]誰にでも秘密はある
吾郎 「まぁ、その…B級の良さみたいな。ちょっと厳しく言うと…」
大下 「(頷いてます)」
吾郎 「だからこそ何か、見やすく見れる。いつでもA級じゃないじゃ
ないですか、見る方だって」
大下 「そうですね」
吾郎 「楽なものが見たいときもあるし。何か、一昔前の僕が子供の頃
に見てた、ええ…軽いラブコメディーみたいな」
大下 「ちょっとエッチな?」
吾郎 「ちょっとエッチな。あとやっぱり、憎いくらいに、イ・ビョン
ホンは格好よかった」
《香取:へぇーーー》
大下 「格好よかったですね」
吾郎 「うん。やっぱ、男の僕でも、ドキっとした。うん。やっぱイ・
ビョンホンみたいなキラースマイルで脱げって言われたら、僕
も考えちゃう、やっぱり(笑)」
いや、イ・ビョンホンに言われずとも脱い…(以下省略)。
吾郎 「ごめんなさい、話戻っちゃって。そう、わかる日本の女性が。
日本の男の人、あそこまでやらないもん」
大下 「ああ…」
吾郎 「恥ずかしがって。だから、ああいうことを率先して日本の男も
やるべきです!」
大下 「やって下さい」
吾郎 「人生、一度きりだし。夢の中で生きたいよね」
大下 「そういう映画ですよね、正に」
吾郎 「うん、そうそうそう。みんなが夢見ればいいじゃないか。だか
ら、辻褄は無い!最後に落ちも無い!」
大下 「(笑)」
吾郎 「何にも無い、話は!どうしようもない、くだら
ない!」
大下 「(笑)」
《香取:おお、ちょっと!!》
吾郎 「確かに。救い様が無いじゃん、だって!」
大下 「2位なのに…(笑)」
おいおい、そこまで言っちゃって・・・。本当に今日、大丈夫なんでしょうか???
大下 「じゃぁ、3人の女優…三姉妹の中では、稲垣さんのお好みはど
なたでしたか?」
と、話を聞きながら、首をまわす吾郎君。
《香取:首、痛いんだよ、あれ!》
吾郎 「やぱりね、チェ・ジウさんが演じた」
大下 「次女?」
吾郎 「次女。これはねぇ、たいていの男はやられますね」
大下 「あ、そう…?」
吾郎 「内緒ですよ!」
と、再び、人差し指を口元にやるポーズをする吾郎君。やりたいんだ、そういうの…(笑)
《香取:誰に内緒なの!?》
大下 「(笑)」
吾郎 「これ、覚えておいて下さい」
[第1位]オールド・ボーイズ
吾郎 「あぁ、シュリみたいな、すごいハリウッド的なものがあって、
JSAとかチングみたいなすごい重いものがあって、で、誰に
でも秘密があるみたいな、あんなドラマもあった…。韓国映画
の中で、また新しい部分を見ました」
《香取:へぇ・・・》
吾郎 「オールド・ボーイっていうのは。こういうものもまだあるんだ。
恐るべし韓国映画界」
大下 「面白い・・・、よく出来たストーリーですね」
吾郎 「そうですね。よく出来てた。うん。すごい面白かったし、すご
い考えられてると思いますし、本も面白かったし、あと俳優さ
んもすごい、すばらしかった。別にこういったタイプの映画は、
決して好きでは僕もないけど、でも、何か、有無を言わずとい
うようなね。うん、愛の強さも感じたし…。うーん、韓国的
な愛の描き方もあったよね」
と、5位から2位までの発表はかなり飛ばしていましたが、1位は真っ当なコメントをしてました。
以上、吾郎君のランキングは終了。これを受けての慎吾君のランキングは;
1位:オールド・ボーイ
2位:血と骨
3位:誰にでも秘密がある
4位:スカイキャプテン
5位:80デイズ
でした。
さて、今回の月イチゴロー、本当に大丈夫だったんでしょうか?
不安は2つあって、1つ目は吾郎ファン以外の視聴者の反応が不安だったこと、2つ目はいつに無い辛口コメントをする吾郎君自身に不安になったこと。
1つ目の不安は、今回は特に剛君との対比があまりにもだったのが不安を増長た原因ではあるのですけど、とりあえず今回に限っては「吾郎君、面白い!」という意味で視聴者ウケは良かったように思うので、まずはほっとしています。ただ、そもそも吾郎君自身はそういうキャラじゃないと思っているので、こういうのは今回限りにして欲しい。吾郎君自身の演出なのか、スタッフの指示によるのか、どっちかわかんないけど。
2つ目の不安に対しては、単純に酔っぱらっているだけならまだいいのだけど、無理にあれこれ演出してみたり、テンション挙げて話そうとしているのなら、その無理している感じが、見ていて辛くなっちゃったよ。自身を追い込んでやってるのなら、やっぱりこの番組は好きになれないな、と思っちゃったのね。コーナーがまだ続くのかどうか、知らないけど、精神面で負担になることなら、ちょっと嫌だなぁ、と。これって過保護な発言だとは思うけど。--->