第5回 04.08.28 23:00〜23:54 | (04.09.05up) |
| |
屋形船からの月イチゴロー。屋形船とくれば、もちろん、夜景にビールに、そして浴衣姿!!!!!!
慎吾君セレクトの映画五本は、『華氏911』,『IZO』,『LOVERS』,『モナリザ・スマイル』,『NIN×NIN 忍者ハットリ君 THE MOVIE』です。
コーナーとしての注目は、慎吾君主演の『NIN×NIN』をどのランキングに持ってくるか、ということなのでしょうけど、それ以前に、屋形船&浴衣姿&酔っ払い(?)吾郎君というシチュエーションだけで、もう、十分でしょう!(^^;)。本当は海外シリーズを希望だったかもしれないけど、海の上=ある意味海外ってことで…(汗)
|
段々,暗くなってきましたね.
−ねぇ,いい感じになってきました.
こうやって見ると,東京の景色も違って見えますね.
−本当ですねぇ.
《香取:このロケ,要らないんじゃないですかね?》
−今日はこのまま終わらせたいですね.
《香取:普通にスタジオでやればいいのに.》
《大下:最高に楽しかったです.》
(そしてビールをぐっと一気に飲んで)おいしい!
《香取:ビール飲んで!!》
《大下:着流しゴローさんです.》
−おいしい.
いきますか?
−はい.さぁ,8月のラインナップ五本については?
はい.本当,難しかったですね.ええ,特に個性的な作品が並んでますし,もう,比べるものじゃないじゃないですか.
−うん,うん,うん.
で,まぁ,何と行ってもNIN×NINが.
−何と言っても.
入ってますからねぇ.我らが香取慎吾.
−これがまた楽しみにな.
何であいつも入れるかな,って感じですよね.
《香取:(^^;)》
まぁ,でも,メンバー,ということもありますが,そういうことを忘れて,心を鬼にして,ちゃんとまぁ,冷静に,評価したいと思いました.
−はい.NIN×NINが何処に入るか?注目しつついきましょうか?
はい.
《大下:すごく悩んでいらっしゃいましたよ.》
《香取:どうなるんだろう?》
−では,まず,第5位は?
・・・に.
−(^^;)
ごめんなさい.中途半端なボケで.
《香取:さむーい.つまんなーい.》
第5位はですね,『IZO』です.
[第5位]IZO
まぁ,とにかくでも,出演者の顔ぶれと・・・.すごかったですねぇ.
−豪華ですねぇ.
たけしさんが、あの、切られ役だけでねぇ.ちょこっと出る感じとか,格好よかったですけどねぇ.ただ,この映画,ベネチア映画祭にも出品されるみたいで,こういうのって,外国の方って分かるのかなぁって,ちょっと心配になりました.うん.まぁ,正直僕自身は,あそこまであんなに激しくまぁ,バイオレンスを描くのって,もう,生理的にちょっと少し受け付けないみたいなところもあって.
《香取:ほぉ〜》
ちょっと,ストーリーも分かりづらいところもね,あったりもしたりしたんで.
−うん.
すごい,社会的な色んなテーマも,うん,盛り込んでいるって言うのもすごい分かりますね.
−はい.
うん,すごい国に対してもメッセージがあるのかもしれないし,監督のそういう心意気みたいなのももちろん伝わったんですけども,軟弱な僕としては・・・
−(^^;).そんなこと無いですよ・・・
(そうして、第4位ですが、先ほどのビールに続いて、今度は日本酒。お猪口に入った日本酒を一気飲みしてます)
《香取:なんだこれ!》
《大下:日本酒にいきました,日本酒に》
《香取:なにやってんの・・・》
−大丈夫ですか?(^^;)
ぐっと行きたい気分に,今.
−なりました?
ええ,なってしまいまして.
−では,第4位をお願いします.
はい,第四位は,『華氏911』です.
《香取:ほえーーーー》
[第4位]華氏911
こういったものを映画化していく,っていうことの心意気と言うか,それはすごいな,と思いましたね.事実なんですかねぇ.見ている人,一番知りたいと思うんですけどね.
−どの程度・・・?
どの程度,本当なのか?ちゃんとした証拠があって,決してやっているわけではないですからね.裏づけもきっちり見せているわけではないですから.うん.
−それもOKしているところが,また,アメリカのすごいところですよね.
うん,すごいですよね.
−ねぇ.
ホワイトハウスにそれを聞いて返ってきたコメントというのは,まぁ,アメリカは自由の国だから….
−はい.
まぁ,自由にやって下さいということですよね?でも,まぁ,煽るだけ煽って,結局その後のフォローまでも,マイケル・ムーアははするのかな?ただなんか,こう,パパラッチ的に煽っているだけだったら,僕はよくないな,と思いますけどね.
−ええ.
うん,なんか,映画って最後まで親切に答えを出して欲しいなっていうときもあるじゃないですか.やっぱり娯楽の延長線上ににあるものというかね.そういった意味では,少し,うん,複雑な気持ちになってしまったんですけど….
さてさて,屋形船の外にやってきました.夜の風を受けながら,フジテレビ(だよね?)社屋も見えたりして.そして今度は手にはワイングラス(^^;).
−素敵ですねぇ.
気持ちいいですね.
《香取:何なんですか,このロケは?!?!映画のことを話してくれれば,それでいいんですよ!》
−気持ちいい!何だか次・・・伺いたくないぐらい,いい気分なんですよね.
そうですね,時間が経つの忘れてしまうような…
−はい.
感じもしますが.
−はい.
《香取:いい時間だな,これ》
−ちょっと待って.
(^^;).ちょっと待ってって!
−(笑) 何位まで・・・
ちょっと、大下さん!(珍しく吾郎君が突っ込んでるわぁ〜)
−はい.
《香取:ちょっと大下さん!》
《大下:(笑)酔っぱらっちゃって…》
《香取:仕事してください,ちゃんと》
5位,4位まで行ったんです.
−はい,分かりました.
(笑)
《香取:吾郎ちゃんとデートみたいになってる》
−まだ,NINNINが残っています.
そうですよ!
−NINNIN,モナリザスマイル,LOVERSが残っています.
そうです.
−では.
残りましたね,NIN×NIN.
−ねぇ.この,超話題作目白押しの中で.
イヒヒヒヒ・・・(笑).
《香取:何だその笑い!!!》
−さぁ,それでは!
はい.
−第三位は?
ええ,第三位は,モナリザスマイルです.はい.
《香取:おおお!!!》
[第3位]モナリザ・スマイル
とても見やすくて.うん.ジュリア・ロバーツの映画って,すごい観やすいですよね,いつも.
《香取:ああ,何か,分かる気がする》
すごい,元気になるよね.正にモナリザ・スマイルだよね?
−本当,そう思いました.
うん.なんか,すごい,女性に必要なものをみんな持ってるよね.うん.
−そうですね.
すごい,知的であり,キュートであり…
−はい.
女性から見ても気持ちいいんじゃないですか,ああいう強い女性って?
−ああ.
そうですね,このモナリザスマイルをワインに喩えると!
−はい.
《香取:?》
《大下:急にまた出ました》
カルフォルニアのワインで,カレラです.まぁ,カレラの中でも,カレラ・ジャンセンというワインです.
−ええ,初めて聞きました.
これはですね,ええ,ロマネ・コンティってご存知ですよね,フランスの?まぁ,超高級な,ブルゴーニュ地方にあるワインなんですけども,そのロマネ・コンティと同じようなワインを造りたくて,衛星まで飛ばして同じような土地をカルフォルニアで探して,すごい資財を掛けてね.
−はい.
《香取:この話ね,3回ぐらい聞いたことがある》
まぁ,すごい,こう,努力をして,カルフォルニアにロマネ・コンティを作ったわけですよ.
《香取:吾郎ちゃんのワイン知識の中の,なんだか,18番って感じですよ》
そのワインがカレラ・ジャンセンなんですけど.なぜこの映画と結びつけるかと言うと,まぁ,その伝統やしきたりみたいなものを重んじる場所に,まぁ,こう,新しい自由の風を吹かせるじゃないですけど,そこだけじゃないんだぞって感じで.
《香取:ほぉ〜.ソムリエ》
−うまい!
まぁ,ジュリア・ロバーツのこの役の生き様に,カレラさんは,ちょっと通じる部分があるんじゃないかと思いまして.ええ.
−まさに?
ワインに喩えさせて頂きました.
−ああ,納得です!
慎吾,聞いてる?!
《香取:聞いてるよ.何故ワインに喩えたの?》
(そして,花火を見上げる二人の映像(これって合成??)があり、レインボーブリッジを眺める二人の映像も入り・・・)
−レインボーブリッジ!
《香取:さぁ,来た!》
はい.
−綺麗ですよぉ〜
綺麗ですね.
《香取:いいから,その話は.レインボーブリッジはもういいから》
−じゃぁ,ちょっと.
はい.
−いきますか? NIN×NINまだ残ってます.残すは,NINNINとLOVERSという,もう,本当に対照的な….
まぁ,比較できるものではないですけどね.
−はい.
ここは,このコーナーの,まぁ,ルールですからね.
−よろしいですか?
はい,いきます.
−では,第2位は?
・・・ちょっと待って下さい.
−(笑)
ちょっと飲んでいいですか?(と、さらにワインを一口…).
−ああ,どうぞ,どうぞ.
《香取:またワイン飲んでる!その絵,いらない,その絵要らない》
では,行かせて頂きます.
−第2位は?!
・・・笑っちゃうなぁ〜.
《香取:なんで笑う必要があるのよ》.
第2位は,NIN×NINです!
−ああ.
(拍手しながら)おめでとうございます!
[第2位]NIN×NIN 忍者ハットリ君 THE MOVIE
いやぁ〜,良かったですよ,NIN×NIN.面白かった!
−面白かった!
《香取:おお!》
ねぇ?
−ねぇ?
意外にもって言ったら失礼ですけども,もう,子供から大人まで楽しめる.幅広い年齢層で,いやぁ〜,面白かったですね.その,特撮とか,CGとかに関しても,本当にハリウッド映画張りに,特にオープニングの森でのね,戦いのシーンなんて.
−格好よかった!
格好よかった.目を見張るものがありましたし.うん,でまぁ,最後にねぇ,ちょっとほろっと泣けてしまうようなシーンがあったりとか.やっぱああいう泣かせに弱いですね,アニメ世代の我々としては.
−ああ,アニメチルドレンとしては?
ちょっとドラえもん,普段は泣かないんだけども,映画版のドラえもんは泣けてしまうってあるじゃないですか?
−うん!あります,あります!
ああいう感じに通じる・・・
《香取:ああ》
とにかくね,良かったですね.これ,もう,メンバーが出てるからとか,そういうこと抜きに,慎吾しかできないですよね,どう考えたって.
《香取:おお!!》
まぁ,慎吾ママもそうだけど,やっぱりこう,ちょっと超越しているところがあるじゃん.生き物として,慎吾は.
−(笑)
《香取:生き物って.人間!人間ですよ》
僕だったら有り得ないしね.
−じゃぁ,そこまで褒めて褒めて,第2位だったというのは,何か理由があるんですか?
・・・.あれっ?
−えっ.
あ,そうですね.
−うん.
1位張りに喋ってましたよね?
−もう,1位張りでした,今.
うん.でもね,新しいヒーローが出来あがったんじゃないかな,って感じ.
−ねぇ?
何か親近感のある,あったかみのある,ニューヒーローの誕生.もちろん,昔からあるヒーローですけどね.実写版としては,うん.僕一つ思ったのが,あの…,英語吹き替え版で海外で上演するっていうのも.折角信吾君がね,英語で頑張ってるわけですから,あれを全部,英語でやる.
−ああ.それは!
まぁ,アフレコでもいいですけど.
−受けそうですね?
海外で絶対に受けると思う.これは僕は,英語吹き替え版の『ベラベラNIN×NIN』をオススメしちゃいますけど.
《香取:ベラベラニンニン?そうやって言葉作ったっぽい(^^;)》
[第1位]LOVERS
−(最後に残った一位の映画『LOVERS』について)これは,どういうところがよかったですか?
これは,とにかく,映像が美しかったですね.うん.まぁ,ストーリーはやっぱり,今までにも見たことがあるようなストーリーというかね(^^;).まぁ,ある感じではあるんですけども.
−でも,何か,だまし,だまし.
うん,だましだまされという展開も,結構,ハッとしましたし.
−そうですね?
うん,予測もつかなかったんですけどね.うん,まぁ,でも,三人の愛の描き方っていうのが,すごい,僕は良かったと思いますし,うん.そのアクションとラブストーリーのバランスも良かったですし.
−それはありますね.
うん,唐の時代を,ああやって舞台にしてて,色鮮やかで.金城君も格好いいですね!
−ねぇ!
うん,すっごい良かった.で,やっぱり,日本のドラマで見る金城さんより,全然,僕は好きです.やっぱり,ああいう血が流れているというか,ああいう格好が似合いますよね?
−最後の決闘シーン….
決闘シーンだってすごいし.僕は相当あれは練習したんだと思う.金城さんを見る目なんて,僕は女ですよ!
《香取:!》
−あはははは(^^;)
| |
そして,慎吾君ラインキングは;
1位:NIN×IN
2位:華氏911
3位:LOVERS
4位:モナリザ・スマイル
5位:IZO
となったのでした。
慎吾君、「でも、二位にしてくれただけでも嬉しかったですよ」と言いながら,吾郎君の顔にぐるぐるほっぺの落書き.でも,ずれちゃって,そのぐるぐるが鼻から出てるという・・・(ToT).
今回の、『NIN×NIN』が2位というのは、無難な選択かもしれないけど、でも、妥当かなぁ、という感じなんでしょうね。そもそも慎吾君へのオススメ映画を選ぶという企画なんだから、無理があるんだよね、これ。今後、木村君の映画や吾郎君自身の映画もあるし・・・ということらしいけど(ということは、10月以降もこのコーナーは続くのか…)、ここは、慎吾君へのオススメの映画なのだし、『笑の大学』を一位にして欲しいものです(笑)。
|