稲垣吾郎のボディ・ラビング |
SMAP×SMAP特別企画と題して放送された吾郎君の「ボディ・ラビング」の完全(?)レポです。個人的にことのほか今回の番組を気に入ってしまい、勢いでだけアップしております。 インクラビングとは、体を使ったアート 人間拓のこと。人間の肉体そのものにインクを塗り、その肉体のエネルギーをアートにする。番組では、奇才アーティスト稲垣吾郎のアトリエを舞台に、吾郎君が依頼を受け、依頼者の願いを叶えるために様々な作品を制作していきます。虚構と現実の入り交じった今回の世界、テーマそのものも素敵なので、番組としては少しおしゃれな作りに仕上がっていたと思います。吾郎君のモノローグも心地よかったし… フジのHPには、"単なるバラエティではなくて、きちんと真正面から肉体の美を再認識しようと思った"というプロデューサーのコメントも載っていました。"芸術的な趣の企画には稲垣さんがふさわしいと思った"というコメントもちょっと嬉しかったりします。 以下、吾郎君のモノローグと共に進行していく番組のレポです。 |
プロローグ 吾郎 「分かりました。あなたの運命を変える作品をお造りしましょう」 |
稲垣吾郎のボディラビング |
GORO INAGAKI |
−カメラに向かってピストルを打ったり、作品の構図を決めているようなポーズをしたりの吾郎君。こういう早送りの映像って好きだわ。 僕の芸術活動はだれにも止められない。アトリエには二人の助手がいる。 |
−同じく、カメラの前でポーズを決める小林さん こと パンチUFO氏 妙に冷静な男性と… |
assistant |
assistant |
−最後に同じくカメラの前でインクを混ぜたりの作業をしている黒坂さん 僕の才能の虜になった女性… |
インク・ラビングについて話しておこう。フランスの芸術家、イヴ・クラインの大掛かりなパフォーマンスが世界に衝撃を与えた。一言で言えば人拓。肉体に秘められた潜在エネルギーがキャンパスに解き放たれる。まさに運命の芸術。 |
作品1:キャベツ食べ放題 モデル:中山エミリさんの場合…
GORO's Atelier |
作品2:本当は怒るとこわい高木ブー モデル:高木ブーさんの場合… −そして・・・ 吾郎 「♪ド、ド、ドリフの (顔に手をかざすポーズを決めて) 大爆笑」(笑) (こういう細かい笑いが今回の番組のツボだったりする…) 小林 「なんでそんな格好つける意味があるんですか?」 −と、そんな突っ込みを全く意に介する様子もなく、一人の客人をオフィスに招き入れる吾郎君。 吾郎 「どうぞ」 小林 「あ。高木ブーさんじゃないですか!」 ターゲットは高木ブー。使用するインクは緑と赤、そしてこげ茶。ブーさんが内に秘めた真実の姿をキャンバスに描き出したかった。僕がひらめいた作品のタイトルは「本当は起こると怖い高木ブー」。フォルムは当然、雷様。
GORO's Atelier |
作品3:喝采 モデル:輪島功一さん,具志堅用高さん,薬師寺保栄さんの場合…
GORO's Atelier |
作品4:アダムとイブ モデル:素人カップルさんの場合… アダムとイブには黒が相応しい。それは再生を意味するからだ。どんなエデンの園ができあがるか、僕はゾクゾクする。 吾郎 「ボディ・ラビング、スタート」 楽曲:ballade 朝日を見に行こうよ (ここでSMAPの曲がくるとは…(苦笑)) 吾郎 「アダムとイブよ、生まれたままの姿に戻りなさい」 (とっても恥ずかしい台詞のはずなのに、いともあっさり言ったわね…) その瞬間彼女の恥じらいがアトリエ全体を緊張させた。と同時に2人の愛情がその肉体から溢れ出ていることを僕は強く感じた。2人の手をギュッと握らせ純白のエデンの園へ向かう… 吾郎 「それではキャンバスに身を投げてください」 エデンの園にアダムとイブを見つけた。その肉体からは愛の賛歌が聞こえる。見つめ合う2人の愛のエネルギーをキャンバスは確かに受け止めた。 2000年のアダムとイブ。2人の愛の形が衝撃的なフォルムとなって目に飛びこんできた。そして、いつにない満足感が僕の中で広がっていた。白の世界の中で暮らすアダムとイブ。白は永遠を意味し、黒は再生を意味する。二人はどんな危機が訪れても永遠に再生を繰り返す… −両手をしっかりつないだ男女のシルエットが浮かんでいます。 吾郎 「できることなら、僕もこの服を脱ぎ捨てこの才能を永遠のものと したい!!」 小林 「許しますよ。脱ぎます?」(^^;) 吾郎 「僕は脱がないでしょう…」 −で、この後、小林さんにはどんどん突っ込んで欲しかったのに… 黒坂 「この作品はお二人に差し上げる訳ですが、どうですか?」 −と台本通りに進めちゃう黒坂さん…(^^;) 吾郎 「それではお二人とも、いつまでもお幸せに!」 [アイキャッチ4]レインボーな黒坂さん |
作品5:ハイ!日本の社長です モデル:宮尾すすむさんの場合…
GORO's Atelier |
作品6:火の鳥 モデル:坂下千里子さんの場合…
GORO's Atelier |
作品7:魂のボール モデル:高校の生徒達の場合… |
稲垣 吾郎 |
−大仕事を終え、高校を後にする3人。 小林 「いやー大仕事でしたね、吾郎さん」 黒坂 「早く私も吾郎さんみたいな素敵な アーティストになりたいな (ハート)」 −突然、足を止める吾郎君: 吾郎 「あ。緑色のインクを700リットル程 集めてくれないか?」 黒坂 「700リットル?」 小林 「またどうして?」 |
吾郎 「うん、聞こえるんだ、緑の声が…」 (爆) |
小林 「どんな声ですか?」 吾郎 「外国語だからわからない…」(苦笑) 小林 「そう来ましたか…。いや、分かる範囲で ちょっと聞きたい気もしますね」(うんうん) 吾郎 「間違っても私は腹話術はやらんぞ(爆)。 じゃぁ、行こうか」 |
プロデューサー 田中 猛彦 |