☆ 流 れ 星 ★ 第5話 〜 壊れた絆… 〜 とある駅。マリアは病院を飛び出した。 岡田家。電話の音で目を覚ます梨沙 水族館。飼育しているクラゲに音楽を聞かせている健吾。脳がないが、水クラゲは音楽に反応するという報告があったという話を順二としているところに、梨沙から電話が。 病院。健吾は神谷に呼び出され、マリアが病院から消えたと告げられる。病状は安定しているので、すぐに大事には至らないだろうと話すが、病室には、壊されたウエルカムボードが残っていた。 電車。マリアを心配して後を追ってやってきた涼太。2人とも携帯電話を切ってしまう。 病院。健吾は神谷に昨晩の話をする。心当たりを探してみるという健吾。 海。健吾は外から梨沙に電話をする。和子にはマリアが失踪したことは黙ってて欲しいと言う。 高校。健吾は瑞希に話をしに高校に行く。涼太も居なくなったことで、絶対に2人が一緒だと思う瑞希。 病院。看護師の留美がマリアの病室にやってくる。カーテンがかかっていることを不思議に思い、中を見てみると、そこには修一が。修一はマリアのスケッチブックを見ている。 留美 「マリアちゃん?」 修一 「?検査か何かですか、マリアちゃん?」 留美 「あなたこの間の?」 修一 「覚えててくれたんですか?健吾君の友人です」 留美 「今、マリアちゃん、ちょっと・・・」 修一 「ああ、そうですか。これどうぞ」 そう言って、マリアに持ってきた見舞いの花束を留美に渡して去っていった。 留美 「えっ?あ、困ります!すいません、ちょっと!!」 修一が見ていたスケッチブックには、ウエルカムボードのデザイン画が・・・ (修一兄ちゃん、神出鬼没です。どうやってマリアの病室を探し当てたのだろうかと思うけど、片っ端から「岡田」というネームプレートのある病室を探しまくったんだろうか?(謎) だけど、マリアが健吾の妹だと知らずに接した梨沙と、その辺の関係を全く知らないのにここまでやってきた修一。同じ兄妹なのに、こうも観察力が違うものかと(笑)。) 健吾は美奈子に電話を入れ、マリアから連絡が入ってないかを聞くが、何も入っていない様子。 バス停。相変わらず2人で”気分転換”中の2人。 岡田家。梨沙が留守番をしていると、和子が帰ってくる。今から病院に行こうとする和子。マリアともう一度話をしたいというが、梨沙はマリアが失踪したとは言えなかった。そこに美奈子がやってきて、和子にマリアのことを聞く。梨沙は仕方なく本当のことを告げる。 と、そんなところにタイミング悪く健吾が帰ってくる。ここで美奈子は健吾と梨沙が結婚したことを知る美奈子。 浅草。デート中の2人。 岡田家。アテも無く探しに行こうとする和子。和子は健吾に何で話してくれなかったのかと詰め寄る。 浅草。再びデート中の2人。 マリア「私さ、もうすぐ死んじゃうんだ」 涼太 「マジで?俺もや。奇遇やな」 そして、建設中の東京スカイツリーが見えるところまでやってきて; 涼太 「お前はやりたいこと無いの?」 マリア「海が見たい」 水族館。クラゲの水槽の前に居る美奈子。閉館時間になり、帰ろうとしたときに、順二と遭遇する。美奈子は、順二と千鶴に、これまでのことを話す。 美奈子「私もう、どうしたらいいのか分からなくて」 千鶴 「お金渡したのかな?いや、だって、そういうことでもなきゃ、結婚なんてしないでしょ?それって犯罪になるのかな?」 その頃、槇原修一(稲垣吾郎)は、看護師・中島留美(北川弘美)をバーに誘い、グラスを傾けていた。留美は若干、悪酔い気味。 修一 「いやぁ、驚いたよな。健吾君、急に結婚したからさ」 留美 「結局、男ってああいう爪を綺麗にしてて、肌がツルンってなっ た女に行くのよ。私なんて手はガサガサ、肌はボロボロ・・・」 修一 「留美さんみたいな女性、素敵だと思うけどな」 留美 「えっ?」 修一 「とっても」 留美 「やーだ、もう」 じっと留美の瞳を見つめる修一。(この女たらしめ!!(爆)) 修一 「店、移動しよっか」 岡田家。未だに、マリアの消息がつかめない。梨沙は、生まれた山梨ではないかと言った台詞で、健吾は山梨に向かう。 一方、山梨に来ているマリアと涼太。2人はラブホテルに入っていく。 健吾と梨沙は、夜通し車を飛ばし、山梨に向かう。 岡田家。神谷が心配して訪ねてくる。神谷は和子に謝罪する。和子は神谷にマリアが生まれたときの写真を見せる。 車の中。健吾は梨沙に、マリアは和子の実子ではないこと、健吾の父親とその浮気相手の子供だということ、マリアとその両親は3人は山梨に住んでいたが、火事で父親と浮気相手が亡くなったため、生き残った2歳のマリアを引き取ったことを話す。 マリアはそのことを涼太にも話をしていた。 マリア「どんだけ周りを苦しめるんだって話」 岡田家。和子は一人、マリアと両親の写真を見ている。 マリアの実家に到着した健吾と梨沙。(その場所が空き地のまま残ってるなんて、ちょっと考えにくいんですが・・・ぼそぼそ) 跡地には、花束が置かれていた。近くに住んでいる時計屋を営む女性が供えてくれていたというのだ。するとその女性が店の奥から健吾の父から修理を頼まれていたコンパスを健吾に渡す。就職祝いに健吾に渡そうとしていたものだった。 この日は、健吾と梨沙は、車で夜を明かすことにする。 ラブホテルのマリアと涼太。 車の中の健吾と梨沙。健吾はマリアが両親のこと知っていたことに気づいていなかったと話す。高校を卒業したらマリアに話そうと決めていたのが。健吾は父親を追い出したのは自分であり、それでマリアに対して責任があると思っているのだ。 翌朝。健吾と梨沙。手術が終われば、美奈子と寄りを戻すように言う梨沙。 その頃・・・修一は留美とホテルだとぉ〜!!!そんな美味しいシーンがあるようなドラマだったのか、これは!!(爆)。だけど留美はベッドの中で目を覚ましたばかりなのに、修一ってば、シャツのボタンを留め終わってますよ。 修一 「おはよう」 留美 「ああ、ちょっと飲みすぎちゃったみたい」 修一 「あはは。楽しかったよ、とっても。色々と話が聞けてね(笑顔)」 テーブルの上には、空のワインボトルやら、料理やらが並んでます。 (ああ、兄ちゃん、一気にそこまで行く才能はあるんだ。勿体無いなぁ、もう。もう少し今回のドラマでそういう才能、活かしてよぉ〜(汗)) 山梨の教会。 健吾と梨沙は、健吾の父親の墓に。健吾は梨沙を教会の中に待たせて、一人、墓前に立つ。コンパスを取り出す健吾。そんな健吾の姿を遠くから見ている梨沙。 墓地にはマリアはいなかった。マリアは“オレンジ色の海”に向かっていた。 岡田家。和子は健吾からの電話の音で目が覚める。健吾は梨沙から聞いた“オレンジ色の海”について和子に聞く。オレンジ色の海は、湖のことだった。 涼太は途中、容態が悪くなり、近くの病院に駆け込む。マリアは一人、その湖に向かった。 その頃、岡田家。誰もいない家に玄関のチャイムの音が鳴り響く。チャイムを鳴らしていたのは修一だった。 車で湖に向かう健吾と梨沙。2人は湖畔にマリアの姿を見つける。 山梨の病院。神谷は涼太がいる病室に到着する。 夕方。オレンジ色の湖。 マリアに声を掛け、帰ろうという健吾。マリアはすでに移植手術はしないと決めていた。 マリア「私、梨沙さんから何も貰いたくない。移植しない。ドナーなん て要らない」 そこに和子もやってくる。和子はマリアに、今までマリアの両親について黙っていたことを謝罪する。マリアは、中学のときに知っていたが、和子や健吾と家族でいたかったから言い出せなかったと言う。そんなマリアに和子は、自分がマリアを愛せなかったために、この湖で無理心中を図ろうとしたことがあったが(それを今言う必要性がどこにある?相変わらず自己中な家族だよ、岡田一家は)、和子は思い直して生きていこうと思ったのだと告げる。 だけど、マリアはそれを聞いて、湖に飛び込もうとしちゃうわけね。 健吾はマリアに「生きてて欲しいから」これまでいえなかったと言うが、聞こうとしない。梨沙は「移植しないなら死んでもいいのか」と詰め寄るが、「家族の問題」だと健吾は梨沙を突き放す。 マリアは、「偽装結婚させてまで生きたくはない」と言い返すが、まぁ、なんだかんだでこの場は「帰ろう」という和子の言葉に、マリアは号泣して終了。 (と、ここは涙涙に見なきゃいけないシーンですが、何だろう、このそれぞれが自己中な感じ・・・。役がではなく、脚本が自己中なのかな。見ていてしんどいシーンでした、ここは。) その頃、誰もいない岡田家に修一が侵入!家捜しし、引き出しの中から貯金通帳を見つけ出す。通帳には「300万円」を引き出した記録が・・・; 修一 「ビンゴ」 修一は、その通帳の記録を携帯で写真に収めた。 さらに、健吾と梨沙が写った写真を見つけ…。 (最後の健吾と梨沙のツーショットの写真を見たときの兄ちゃんの眼が恐いです。そして恐いと同時に、何だか悲しいです。) 感想 ブラウザの戻るの機能で戻って下さい |