☆ 流 れ 星 ★

〜 最愛の人は一年の命 契約から始まる愛!! 〜

2010.10.18 21:00〜22:09


  • [本日のハイライト]

    冒頭、踏み切りに飛び込もうとする梨沙を健吾が助けるシーンから。この日放送のクライマックス部分から流れ、そして話はその1ヶ月前に戻ります。


  • [物語の始まり]

    海のすぐ近くにある新江ノ島水族館、ここが岡田健吾[37](竹野内豊)が働く職場です。

    同僚の川本順二[42](杉本哲太)と川本千鶴[32](ちすん)は夫婦なのかな。ちょうど、2人の喧嘩の場面に出くわします。

      順二 「健吾、考え直すのだったら今のうちだぞ」
      健吾 「何をですか?」
      順二 「結婚したら、女は豹変するぞ!」
      健吾 「何をですか?美奈子は大丈夫ですよ」

    健吾はまもなくフィアンセの相澤美奈子[37](板谷由夏)と結婚する予定だった。


    この日、健吾は仕事終わりに、妹のマリア[17](北乃きい)と一緒に、美奈子のウエディングドレスを選びにブライダルショップにやってきた。ドレスを試着した美奈子の姿を、幸せそうに見つめる健吾。


    その店の外では、槇原梨沙[26](上戸彩)と藤代誠(大東俊介)のカップルが待ち合わせ。


  • [梨沙の幸せの一方で]

    喫茶店。デート中、梨沙は誠に神戸に住む両親に会ってほしいと言われ、それを承諾する。

    そこに梨沙の携帯に仕事の呼び出しが。冬物の棚卸を手伝わないといけないと言って誠とのデートを切り上げた梨沙だったが、梨沙が向かった先は、イメクラの店。梨沙は店に借金をしていて、それを返すために働いていた。


  • [岡田家〜温かい家庭]

    ウエディングドレスを選んだ後、そのまま岡田家で健吾の母 岡田和子[57](原田美枝子)も交えて晩御飯。

    ここで、マリアが病気持ちで薬を飲んでいること、来週検査があることが描かれてました。


  • [兄ちゃん登場!いきなり最悪ですっ!]

    一方、住んでいるアパートに朝帰りの梨沙。誠から届いたメールを見ながら、2階の自分の家に向かう階段を登る。いつものように自宅のアパートの扉を開けると、中から男性の声が。

      修一 「おお!」
      梨沙 「!」

    梨沙の顔色が一変する。部屋には梨沙兄の槇原修一[35](吾郎君ね)がいた。
    (おっと、何の前触れも無く突然、出番が来たよ、兄ちゃん。普通、主要キャラの初登場シーンって、少し前触れがあったりするだろーに(汗)。そういうドッキリパターンなんすね。)

      修一 「鍵、開けっ放し。無用心だぞ」
      梨沙 「何で?」
      修一 「お土産」

    と、梨沙にケーキか何かの箱を見せる修一。だが、梨沙は明らかな不快感を示す。

      梨沙 「何でいるんだよ」
      修一 「お前探すの苦労したんだぞぉ〜。妹探して三千里だよ」
      梨沙 「何が苦労だよ!人に借金押し付けておいてふざけんなよ!」
      修一 「悪かったよ。いや、ほんとに悪かった」

    頭を下げる修一。

      梨沙 「出ていって」
      修一 「わかったよ」
      梨沙 「出てけよ!」
      修一 「わかった」
      梨沙 「出てけよ!」
      修一 「わかった。な。今日はな、お前に、報告したいことがあって来
          たんだよ」
      梨沙 「報告?」
      修一 「借金、全部、返せることになった。お前にはさ、本当に迷惑掛
          けたよな。反省してる」

    そう言い再び頭を下げる修一。
    (と、ここまではいい兄ちゃん風。)

      修一 「で、お前いくら出してくれてたんだっけ?」
      梨沙 「金は?」
      修一 「え?」
      梨沙 「金だよ!」
      修一 「あぁ、今日はね、まだちょっと…」
      梨沙 「ああ、やっぱり…」
      修一 「今週中にはなんとかするからさ。今、手持ちがなくてねぇ〜」

    そう言いながら、梨沙のかばんの中から財布を取り出す修一。(と、ここからはもう、悪い兄ちゃん一直線。ああ、本当、嫌な兄ちゃんだ…(>_<))

      梨沙 「何すんだよ!」
      修一 「すぐ返すよ」
      梨沙 「返せよ!返せよ!」
      修一 「すぐ返す…すぐ返します」
      梨沙 「返せよ!」

    修一の手から財布を取り返すえそうとする梨沙だったが、そのときに財布からイメクラの名刺が落ちてしまう。

      ミルク 20歳
      O型☆いて座

      修一 「お前、これって・・・」
      梨沙 「・・・」
      修一 「そっか・・・ごめんなぁ。俺最低だよな、妹にこんなことさせ
          て。本当、ごめんな。悪かったよ」

    梨沙を抱きしめる修一。(兄ちゃん、ぬけぬけとそんなことまで…。いや、だけど、吾郎君がそうやって人を抱きしめるようなシーンって、一体、いつ以来なんだろう?・・・・・・・・思い出せないよ(T_T))

      梨沙 「離せよ!離せ!」
      修一 「痛っ!痛っ!ちょっと梨沙!」

    梨沙は修一を突き飛ばし、財布だけ手に取ると、部屋を飛び出していった。部屋に残された修一は、梨沙が出て行ったのを確認すると、再び梨沙のかばんに手を伸ばした。
    (おいおい、本当最低すぎるぅ(>_<))


  • [そしてメインの2人が出会うのさっ]

    街中を彷徨う梨沙。ふと気づくと、新江ノ島水族館のポスターが目に止まる。


    新江ノ島水族館。子供の相手をしている健吾。そこにふらりとやってきた梨沙と水槽の前ですれ違う。梨沙は、クラゲの水槽の前で立ち止まり、そして、そのままクラゲたちを見つめていた。


  • [注目は魚肉ソーセージ(違)]

    梨沙が部屋を出て行ったのに、なおも梨沙の部屋にいた修一。冷蔵庫の扉を開き;

      修一 「あらぁ〜、しけてますねぇ〜」

    と言いながら魚肉ソーセージを取り出し、歯でビニールを剥いたのが妙に新鮮だったり(←この日の注目ポイント(笑))

    そのまま部屋に置いてあった梨沙の携帯を手にし、プライバシーロックされた携帯を見ながら適当な数字を入力。

      修一 「あいつの誕生日は・・・おお、ビンゴ!」

    「マコト」との通話記録が並んだ携帯。すぐに電話を;

      修一 『もしもし?あ、マコト君ですよね?ああ、どうもどうも、私、
          梨沙の兄をやっているものでして。ええ。あ、いやいやいや、
          こちらこそ大変妹がお世話になっております。はい』

    (ってことで、この後は予想通りの展開へと進むのであった・・・。ああ、ちときついぞ、今回のドラマ orz)


  • [クラゲ]

    新江ノ島水族館。閉館時間になっても、クラゲの水槽の前から動こうとしない梨沙を見つけた健吾。

    閉館時間のアナウンスが流れる中、健吾はクラゲの水槽の前でじっと眺めている梨沙に、閉館だと声を掛ける。

      健吾 「見てるとなんだか落ち着きますよねぇ」
      梨沙 「こいつら、一生海の中漂って生きてるんだよね…」
      健吾 「ただ、漂っているわけじゃないんですけどね。でも、海流とか、
          波の力の方がずっと大きい。だから、自分の力で、好きな所に
          行けるわけじゃないんです」
      梨沙 「へぇ・・・」
      健吾 「ここでは人工的に水流を作っています。そうしないと、底に沈
          んでしまって、上手く漂えずに死んでしまうことがあるんです」
      梨沙 「可哀想・・・」
      健吾 「ふふふ。そうかもしれませんねぇ。でも、クラゲには、楽しい
          とか悲しい、辛い、そういう感情はありません」
      梨沙 「そんなのわかんないじゃん・・・」
      健吾 「感情持とうにも、脳がありませんからね」
      梨沙 「脳?」
      健吾 「脳みそ」
      梨沙 「そっか・・・脳がなきゃいいのか・・・」
      健吾 「え?」
      梨沙 「・・・」


  • [兄ちゃん、いずこへ?]

    警戒しながら梨沙が家に戻ると、修一の姿は無かった。ホッとしながらも、テーブルの上にはメモが;

      梨沙へ
      久しぶりに会えて
      うれしかった
      また来るよ
        お兄ちゃんより

    梨沙はそのメモを丸めて投げ捨てた。


  • [マリアの肝臓]

    高校の教室。コンクールに出すための作品作りをしているマリアは、親友の安田瑞希(川口春奈)とおしゃべりに興じていた最中、突然、倒れる。


    病院。医師の神谷凌[28](松田翔太)は中島 留美(29) - (北川弘美 )にたたき起こされる。急患が来るというのだ。


    運ばれてきたのは、マリア。病院で目を覚ましたマリアに神谷は;

      神谷「軽い貧血かな。今度担当になった神谷です。よろしく」

    と優しく声をかける。


    ただ、神谷は駆けつけた健吾と和子には、マリアの肝臓の状態が良くないと話をする。

      神谷 「マリアさんの肝臓の状態ですが、ビリルビンの数値が4になり
          ました。もうご存知かと思いますが、肝臓は一旦悪くなると元
          に戻ることはありません。このままだと、もって一年というと
          ころです」

    数値の変化を見る限り、肝臓移植しか手が無いという状態だった。

      健吾 「だったら私の肝臓を使って下さい。マリアと同じO型なんです。
          それしか方法がないのなら私から移植して下さい。あの子の病
          気を知ってからずっと考えていたことですから」

    ただし、移植できるかどうかは適合するかどうかは検査してから判断をすることになる。条件さえ合えば、肝臓は適合しやすく、手術の成功率は高い・・・


    マリアは病室に移される。目を覚ましたマリアは、その病室に前に入院していた患者のところにやってきた沢村涼太[17](桐山照史)と遭遇。その患者に落語の本を返しに来たというのだが、その患者はすでに退院したようで、結局、その落語の本は、マリアの元に置いていかれた。
    (と、ここで説明的な部分をまとめて記述なのかな。)


  • [そんな都合のいい話は世の中に無いんだよ]

    夜、仕事が終わり、イメクラの店から誠とのデートに出かける梨沙。誠は「思ったより早く店が出せるかもしれない」と梨沙に告げる。

    (誠君、簡単に騙されすぎだよね・・・と思っちまうんだが)


  • [ドナー探し]

    そのまま病院に入院しているマリア。神谷がマリアの診察にやってくるが、マリアは神谷のことを異性として意識してしまう。


    一方、肝臓移植可否の検査の結果を聞きに病院にやってきた健吾と和子。だが、健吾は神谷から過去に肝炎を患ったことで不適合だと告げられる。同じく和子も、過去に検査したCTの画像から、移植は難しいと。

    あとは、親戚に頼める人はいないか・・・;

      神谷 「6親等以内の血の繋がっている方、もしくは3親等以内であれ
          ば血が繋がっていなくても、ドナーの候補になれます」

    だがもし、誰も居なければ、脳死のドナーを待つことになるが、今の日本ではそれも難しい。いずれにせよマリアには移植が決まらない限りは話をしないよう神谷に告げられる。

    病院の屋上ではそんなことを知らないフィアンセとマリアが楽しそうに話をしていた。複雑な思い出その中に加わる健吾。



    夜、健吾の自宅。親戚に電話をしているが、ドナーになってくれる人を探そうとしているが、現実には難しい。


    イメクラ。仕事終わりに、翌日も次の仕事を入れるように店長に頼む梨沙。


    昼間。喫茶店。叔父に頭を下げて頼む健吾だが、やはりいい返事はもらえない。


    イメクラで借金を返そうと必死に働く梨沙。早く結婚に向けて、次の人生を歩みたいのだ。


    水族館での仕事中も、健吾は移植の協力者を探すために親戚に電話をしているが、誰からも断られ…。



    病院では、そんな健吾の様子も知らないマリアの元に、涼太がやってきて、他愛の無い会話を続ける。



    梨沙の家で。梨沙は手帳を手に、最後の10万返済予定を書き込む。気分はすでに、誠と共に神戸へと飛んでいるのだった。



    だが、その頃、肝心の誠は喫茶店で修一と会い、多額の金を渡していた。ドキドキドキドキ…



    肝臓のドナー探しに親戚の家を訪れる健吾。だが、やはり色よい返事はもらえない;

      叔母 「それにほら、マリアちゃんって…」
      叔父 「礼子!」
      叔母 「だってあなたが助ける義理は」
      叔父 「よしなさい!」

    この発言から、健吾とマリアは血がつながってないことが分かります。


    健吾の自宅では、和子が健吾からの電話を受けていた。そこへ、美奈子が訪ねてきた。二人で健吾を待ちながら、夕食作りをする。

      和子 「美奈子さん、私たち家族になるのよね?」

    健吾が帰宅すると、奥から和子の声が聞こえてきた;

      和子 「お願い。もうあなたしかいないの。マリアに、肝臓を分けてあ
          げてちょうだい。お願いします」

    美奈子に土下座をする和子。そこに健吾がやってきたが、美奈子はどうしていいのか分からず、帰っていった。慌てて美奈子の後を追う健吾だったが、逆に;

      美奈子「どうして話してくれなかったの?こんな大事な事!?」
      健吾 「きちんと話そうと思ってた。話そうと思ってたよ」
      美奈子「ごめんなさい。ちょっと考えさせて…」

    と、二人の気持ちがすれ違っていく。


  • [兄ちゃんが全てをめちゃくちゃに]

    イメクラでは、その日の稼ぎで借金返済が全て完了した梨沙は、店を出て行く。

    これで結婚に向かって行けるという幸せに満ちた梨沙は、その夜、誠とデートを。

    だが、2人が食事をしている店に、そこに修一が現れた。

      誠  「あ、お兄さん!」
      修一 「お待たせ!」
      梨沙 「・・・」
      修一 「あ」
      誠  「びっくりした?あ、どうぞ」
      修一 「いや、座って座って」
      誠  「実はさ、店の資金のことで、お兄さんに相談させてもらってた
          の」
      梨沙 「えっ?」
      誠  「すげーいい土地の話紹介してもらってさ」
      梨沙 「いくら渡したの?」
      誠  「300万」
      修一 「実はさ、あと50万…」
      梨沙 「ねぇ、今すぐ誠に返して!」
      修一 「えっ?」
      梨沙 「いいから返してよ、ねえ!」
      誠  「どうしたの?」
      修一 「安心してよ、本当にもうかるから。そしたらお前の借金だって
          すぐに返せるわけだしさ。何もイメクラなんかで働かなくった
          って」
      梨沙 「!!!」
      誠  「えっ?」
      修一 「あれっ…知らなかった感じ?」
      誠  「ショップで働いてるんじゃ…」
      修一 「ごめん、何か、空気よめないお兄さん、って感じだよね」

    店を出て行く誠。

      修一 「誠君?!」

    梨沙は誠の後を追いかけて出て行くが、悪びれた風ですらない修一。

    誠を追いかけていった梨沙は誠の腕を取るが;

      誠  「・・・ごめん。ちょっと整理させて」

    と言って、誠は立ち去った。


  • [そして再び2人が出会うのね]

    夜遅く、川本に仕事で呼び出された帰り、健吾が海岸に立ち寄ると、そこで、梨沙が酒を飲んでいた。

      梨沙 「アホに付きまとわれててさぁ。借金まみれのアホに」
      健吾 「借金?」
      梨沙 「あ〜あ、折角返し終わったと思ったのにな…」

    自棄になっている梨沙。何となく話し相手が欲しかったのか、健吾にイメクラの名刺を差し出す。

      梨沙 「ミルク?」
      健吾 「引いた?ふふふ、引くよね、そりゃ」
      梨沙 「O型なんだ」
      健吾 「うん。大雑把の『O』」
      梨沙 「どこにでもいるんだよな…」

    梨沙は健吾に水族館へ入れてもらい、再びクラゲの水槽の前にやってきた。

      梨沙 「クラゲって死んだらどうなんの?」
      健吾 「ミズクラゲはね、溶けてなくなる」
      梨沙 「すんげー。私クラゲになりたい。フラフラ水に漂って、死んだ
          ら溶けてなくなるなんて最高じゃん」


  • [それぞれが追い詰められていきます@除く兄ちゃん]

    病院で、涼太はマリアに落語のCDを持ってきたりと引き続き交流がある模様。だが、そんなマリアの様子を、病室の外から健吾は複雑な思いで見つめている。


    病院の屋上で、健吾は神谷とドナー探しが難航していることを話す。ドナーはどうして家族ではないといけないのかと聞く健吾。神谷は、医学的な問題ではなく、臓器売買の危険を防ぐための倫理的な問題だと説く。

      健吾 「先生だったらどうします?一番大切な人がマリアと同じ状況だ
          ったら。お願いします。マリアを助けてください」


    イメクラでは、同じく店長に頭を下げている梨沙。誠が修一に渡した300万を借りようとしていた。つまりそれは再びイメクラで働くことを意味する。


    梨沙は、誠の職場に出向き300万を誠に返し、仕事のことで嘘をついていたことを謝罪する。だが;

      誠  「・・・なかもう色々・・・色々信じられなくなっちゃった」


    その頃、健吾も美奈子と会っていて、やはりドナーにはなれないと告げられる。美奈子は両親に相談したが、反対されたのだった。そして、反対されたことにほっとした自分がいたことを告げる。「家族にはなれない」と謝る美奈子。


  • [間違ったプロポーズ]

    夜、誠と別れ、泣きながら家に帰ってきた梨沙。車から降りてきた修一の姿を目にする。当然のように先に梨沙の部屋に上がり込んでいた修一。

      修一 「おお、脅かすなよ」
      梨沙 「どうしたんだ、あの車」
      修一 「おお、見た?いいっしょ。今度乗っけてやるよ」
      梨沙 「どうやって買ったんだよ!」
      修一 「ふふ。誠君のお金じゃないからな。どうした?あの後、誠君と
          仲直りできたか?ん?」
      梨沙 「ふざけんなよ!」

    梨沙はカバンを修一に叩きつける。

      修一 「な、兄弟、仲良くやっていこうぜ。お前はおぼえてないかもし
          れないけど、子供の頃、俺がお前のオムツ、替えてやったんだ
          ぞ。お前が病気になったときは、医者までおんぶして連れてい
          ってやったんだよ」

    冷蔵庫からビールを取り出す修一。

      修一 「昔みたいにさ、また2人でやっていこうぜ」
      梨沙 「・・・」
      修一 「な。ほら。飲もうぜ」

    思いつめた梨沙は、包丁を手にする。

      修一 「梨沙」
      梨沙 「お願いだからもう、死んでくれよ」
      修一 「ええ…」

    梨沙は修一を刺そうとするが、かわす修一。

      修一 「落ち着け、落ち着けって、な」
      梨沙 「なら私がやる」
      修一 「早まんな!早まるなって!やめろって!かせ・・・痛いっ」

    もみ合ううちに修一は掌を怪我する。修一の掌から流れる血を見て、部屋から飛び出していく梨沙。

      修一 「梨沙…」



    ここでドラマのエンディングが。それぞれの夜が描かれてます。修一は手に包帯を巻いていて(笑)



    梨沙はボロボロになりながら、踏切の前までやってきて、そのまま警報が鳴り続けている遮断機をくぐった。 梨沙が静かに目を瞑った瞬間、たまたま通りかかった誠がその腕をつかみ、線路の外に引っ張り出す。

      梨沙 「余計なことしやがって」
      健吾 「借金・・・借金いくらあるんだ?」
      梨沙 「?」
      健吾 「俺が払う。その代わり・・・家族になってくれ」
      梨沙 「・・・家族?」
      健吾 「結婚して欲しい。俺と・・・結婚してほしい」

    (梨沙の方が状況としてはショッキングだけど、健吾の方も倫理的な判断が崩れてます。)


  • 感想

    兄ちゃん、最悪・・・(T_T)

    いや、もう、最初から悪い兄ちゃんだという話でスタートしたドラマだから、それでいいんですけどね。だけど、こういう役回りは苦手でした、私。

    悪いことやっても悪いことをやってる自覚があるんだか、無いんだかよくわかんない悪い人。妹を苦しめたいのか、苦しめるのが嫌なのか、一体、どっちのキャラクターなの?
    そういう意味では、今後の展開が分からないように、上手く演じていたということなんでしょうか…。

    しかも兄ちゃんのこの状況は、これからどんどんエスカレートしていくみたいで…。まぁ、いい兄ちゃんになっても困るので、今回のところは行くところまで行っちゃった方がいいんですけどね。だけど、それを実際映像で見ると複雑。

    あ、役者としてこういう役をすることを否定しているわけじゃないので、その辺は誤解なきよう…(どこか矛盾した表現ですが)。だけど、踊る大捜査線の鏡君や、十三人の刺客の斉韶みたいに突き抜けていたら大丈夫なんだけど、今回はある意味生々しいのよ、悪さ加減が(汗)。

    で、こういうキャラゆえに、あちらこちらで挙がってくる、兄ちゃん死亡説。もう、最終回までに兄ちゃん、死ぬしかないでしょう(&肝臓とられるしかないでしょう)、みたいなパターン。・・・これだけ多くの人が予想してるってことは、逆にそういう展開にはできないよねー、とかここでこっそり言ってみる。

    ドラマ自体の見極めは、次回以降に持越しです。純愛ラブストーリーらしいけど、何かドロドロしてるので、良くわかんないのよね〜(^^;


    (10.10.24)


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