吾郎君の復帰は
SMAPである以上、アイドルである以上
ある程度演出された上での復帰の仕方しか無い訳で、
結果的にああいうムードの中で
「温かく迎え入れられる」というムードの中で行われたということを、
それをメンバーのおかげと見るか、スタッフの力と見るか、
もしくは彼の才能の賜と見るか・・・。

「吾郎君復帰」という”イベント”は、あれだけ煽られると(^^;)、
ファン以外の人の関心も、とてつもなく高い状態にまで至って、
視聴率稼ぎの道具や、さらし者にされることは我慢ならなかったけど、
でも、それを避けることが出来ないのであれば
ならば、少しでも彼を知ってもらう為にそれを利用しない手はない、
ぐらいの考えをもてばいいわけで、
そう考えると、十分すぎるほどに彼はその責務を果たしたと思える。

  誠実で、純粋で、透明で、真摯で、真っ直ぐで・・・

ずっと信じ続けた彼の姿がそこにあった。


その一方で、私は彼を強い人だと思ってきたけど、
だから吾郎君は大丈夫!などと無責任に思ってきたけど、
生スマでの彼の表情を見て、言葉を聞いて、
如何に悩み続けたこの5ヶ月弱だったかということが
痛いほど伝わってきた…

当然、私は吾郎君のような立場になれるはずはないし、
どれだけ辛いかなんて絶対に分からない訳だし、
分からない、ってことは考えても失礼なだけなので
これまでそういうことは考えなかったし、
ここでも一切書いてこなかった。

でも、この期間というものが、彼の心の中では
どれほどに長い、どれほどに辛いものだったことだろう・・・
そして、どれだけ残酷な時間だったことだろう・・・

そんな思いが頭を掠めた。


今回の報道で、吾郎君の復帰を感動物に仕上げたメディア。
今回のようなメディアの歓迎姿勢の報道を批判する人も当然いるわけで

  ならば、最初に吾郎君の事件を重大事件にまで仕立て上げたメディアの罪は?
  その後始末を全くしなかったメディアの罪は?

その部分に思いを巡らす人は、あまりいないんだよね。

彼は、自ら起こしてしまったことを「二度と消えない」と言ったけど、
彼が背負ってしまった物の陰で、消されようとしているものが数多くあって、
せめて彼のファンでいる限り、絶対にそれらを忘れないようにしようと思う。


だけど今は、素直に彼の居る今の幸せな気持ちを味わいたくて。
それまでメディアでの色んな扱いに心を痛めていたけど、
彼がいるというだけで、何を言われても気にならない。

「二度と消えない」ものかもしれないけれど
決して許されないものという訳ではないのだから、

このような形で彼が戻ってくることには賛否両論あるけれど
現に彼を待っている人はこれだけ大勢いるのだから、

吾郎君は吾郎君の中にあるものを信じて
これからも輝いていって欲しいと思う。

  吾郎君、君は本当に多くの人に愛されているのだから・・・ね。


吾郎君、戻ってきてくれて本当にありがとう・・・


追記:ここでのアップは今回を最後とします(あと、少しコンテンツを少し整理するぐらいかな?)。ここをどれだけの方が読んで下さっていたのか、トップページのアクセスカウントだけではよく分からないのですが、最後までお付き合い下さった方には、本当にありがとうございましたm(_ _)m & お疲れさまでした(^^;)。
毎週毎週、非常に拙筆なものをアップしてきたことは自覚しておりますが、お許し下さい。
あと、毎回、様々な暴言と思われるような表現もしてきておりましたが、これでもそれなりに悩んで書いていたつもりです。そして、私の中では、私なりの節度は保って書いていたつもりです(←言い訳(^^;))。もちろん、私が知りうる事実は、メディアで報道されている範囲のものでしかなく、事実誤認に基づくことにより謝った見解を示しているかとは思いますが、その時点で与えられた事に対して感じたことを記述したということで、以上、諸々ご理解下されば助かります。

2002.01.20


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