小さな恋のメロディ |
今回はとある心理学者(こういう場合って、なぜか外国の方なのよねぇ)の実験という形をとった番組です。その教授の部屋での実験についての解説シーン(もちろん吹き替え)を交えつつ、実験サンプル吾郎君のそのときの行動が映しだされるという趣向。さらにその時々の様子を吾郎君自身が振り返って語る映像も挿入されて、視聴者にとてそのときの吾郎君の心理状態がより分かりやすい作りになっています。 『この世に美女と野獣のカップルは数多く存在するが、その逆はあまり見たことがない。果たして、ハンサムな男性とあまり美しくない女性との間に恋は芽生えるものなのであろうか・・・?』 |
Prologue 『みなさん、こんばんは。私はアメリカの大学で心理学の研究をしているジェシー・マックダニエルという者です。長年、男性と女性に働く恋愛の心理を研究し続け、ある壁にぶち当たりました。こちらのグラフを御覧下さい』 そう言ってカメラの前に出した一枚のフリップ。そこには恋愛についてのある調査結果が示された円グラフが記載されている; Male appearance:78%,personality:24%,others:8% Female personality:38%,inecome:10%,appearance:32%,others:20% このフリップを手にしながら、説明を続けるマックダニエル教授。 『男性と女性、相手のどこにひかれるかを調査したところ、男は実に78%が相手の外見、そして女の68%が相手の性格や収入という結果がでました。この事実からも分かるように、実際、世の中にはなぜあんな男にこんな綺麗な女性が、というようなカップルが数多く存在します。もちろん、外見を補うにあまりある才能にひかれるケースが多いようですが…。 しかしその逆、つまり格好いい男と、いわゆる美人でない女性のカップルを探してみると、なかなか該当する例が見当たりません。果たして、美女ならぬ美男と野獣の間に、恋愛は成立しないのでしょうか?』 本日の研究課題『美男と野獣』の恋愛は成立するのか? ここで映像はとある港に・・・ Hakodate Harber, Hokkaido 8:30AM 北海道 函館港 午前8時30分 早朝、人気の無い港の岸壁に1人佇む吾郎君。いつものように全身真っ黒のいでたちにリュックを背負ってます; 『そこで我々はある実験を試みる事にしました。まずは日本人男性の中から、典型的な美男子として最高のサンプルを選び出し、実験の目的を何も知らない状態で冬の函館へと連れ出したのです』 ”典型的な美男子として最高ののサンプル”なんていうナレを聞いて、ちょっと嬉しくなってしまった私。今回、ビジュアルもいけてるやん! 稲垣吾郎への指令 ”ある女性と明日の日の出まで旅をせよ” ここで吾郎君のこの”旅”を振り返ってのインタビューが流れます。 『とりあえず、あの・・・まぁ、ある女性と、丸一日。で、次の日の朝を迎えるまで24時間、約、旅をしなくてはいけないということだけ聞かされてました。他は何も聞かされてません』 『一方、我々が選んだ最高の女性サンプルは・・・』 映像は吾郎君に駆け寄ってくるまんまるい物体…じゃなくて、一人の女性をとらえます。 村上 「お待たせ〜」 『美男子との恋を成就させ、従来の定説を覆そうと、今回の実験に参加してくれたこの勇気ある女性。ご存知無い方も多いでしょうが、ニッポンの女性お笑いトリオ『森三中』。中でもとりわけFunnyなLooksがウリの村上知子 22才です』 その女性が吾郎君の真正面で立ち止まる・・・が、状況をよく理解できていない吾郎君は硬直; 吾郎 「・・・」 村上 「よろしく♪」 吾郎 「・・・(^^;)。はい?」 村上 「何なに?」 吾郎 「はい?」 村上 「よろしく♪」 吾郎 「いや、何が?」 村上 「行くでしょ?行こうよ、早く」 吾郎 「・・・・。えぇ〜〜〜(2歩後ずさり)」 ああ、後ずさりする吾郎君が可愛い(*^^*)。(←って、今回の番組はこういうリアクションばかりになると思いますが、お許しを) 『何かこう…正体不明の物体というか。何かちょっと図々しい…』 吾郎 「ねぇ、ちょっと」 村上 「ん?」 吾郎 「僕の事は知ってますよね?」 村上 「知ってる、知ってる」 吾郎 「名前は、僕の?」 村上 「吾郎ちゃんでしょ?」 吾郎 「吾郎ちゃん…フルネーム」 村上 「稲垣吾郎ちゃんでしょ?」 吾郎 「うん、あなたは?」 村上 「何だと思う」 吾郎 「知らないよ。知る訳ないじゃん」 初対面(?)なのに失礼な発言が続く吾郎君。”知るわけ無いじゃん”って・・・ 『僕はやっぱりあの…、とても礼節をわきまえた女性が好みなので…』 村上 「村上知子です」 吾郎 「村上さん」 村上 「うん」 吾郎 「村上知子さん」 村上 「知ちゃんでいいよ、知ちゃんで」 吾郎 「いやいや、村上さんでいいよ」 『ちょっと抵抗がありました』 と言いながらも現実を受け入れ、旅に出る決意はしたようです(笑)。 「青函連絡船 東日本フェリー”ばにあ”」 吾郎 「何、これ、どこ行くのこれ?!?!」 村上 「これで行くんだよ」 吾郎 「これに乗るの?」 村上 「そう」 『この国民的美男子と正体不明の物体をこれからフェリーに乗せます。そして2人はここ函館を出発し、日本列島を南下しながら明日の朝を迎えるまで、2人だけで旅をするのです』 そして、フェリーへと向う二人。その途中、見知らぬカップルが携帯電話で吾郎君を撮影しようとしてます。それを見て、注意する村上さん。 村上 「ちょっと、ちょっと、すいません。プライベートなんで やめて下さい!」 吾郎 「プライベートじゃないよ!仕事だ、仕事!!」 村上 「絶対、売らないで下さい!ちょっとやめて下さい!やめて下さい!」 吾郎 「やめて下さいはいいけど、君、プライベートだからって言ったでしょう?」 村上 「ちょっと、やめて下さい。ちょっと、携帯とか便利になってるから。 やめて下さい、本当・・・」 なんだろうなぁ、この2人の組合せって。まず全くいやらしさはないよね(笑)。吾郎君が大きなぬいぐるみを連れて歩いてる感じ(笑)。その辺が微笑ましく番組を見れた所以なのでしょうか?(苦笑) 『さぁ、果たしてこの旅を通じて二人の間に、恋心は生まれるのでしょうか?人類史上初の壮大な実験が今始まったのです』 |
小さな恋のメロディ 高々タイトルバックなのに、吾郎君、綺麗だ〜(笑)。今回の番組の中で、ビジュアル的には、ここのフェリーの上で缶コーヒー片手に海を眺める吾郎君が一番好きかも。髪を伸ばしているのも、この撮影のためか?!とまで思ってみたり…(そんなハズはない>自分)。今回の番組が個人的にお気に入りなのは、内容もさることながら、やっぱりビジュアルの良さが前提なのよね。 |
Experiment No.1 Upper Arm Logic |
Experiment No.2 Relation Between Eating And Love |
Experiment No.3 Sinple Touch Logic |
Experiment No.4 Upper Arm Presentation (03.01.19 up) |
Experiment No.5 Daekness Logic |
Experiment No.6 Overcoming Hardship Logic |
Epilogue 『いや〜、今回の実験は見事に成功しました。この研究成果は3月にオセロで行われる学界で発表させて頂きます。みなさん、長い間お付き合い頂き、本当にありがとうございました。おっと、大事な事を忘れてました。よく考えると彼はまだ何も知らないのです。今回の旅が単なる実験であったことを』 村上 「いただきました」 吾郎 「あ、そう・・・」 と何やら話を続ける吾郎君と村上さんでしたが、そこに唐突に『はい、オッケー!』という声とともに、2人の女性が乱入。 実験終了 『突然現れた二人の女性の正体は?!』 吾郎 「・・・?!?!?!?!」 カメラマンと音声さんに扮した2人は、"森三中"の残り二人のメンバー。名前がよくわからないので(←調べる気も無いのか>自分(^^;))、A,Bの表記でごめんなさい。 村上 「やりました〜」 A 「うちの村上、やりましたよ」 B 「やっちゃったねぇ」 村上 「すみません、本当に」 B 「SMAP?」 A 「しちゃった?」 A 「旅どうだった?」 村上 「どうっつってもねぇ…。怒るんだよね、すぐ」 吾郎 「・・・」 A 「怒んのか?」 村上 「短気なの」 B 「だめだ、怒っちゃ、あんまり」 吾郎 「・・・」 村上 「びっくりしちゃったよ」 吾郎 「ちょっと待って下さい。だ、誰?」 A 「えっ」 B 「いやいや」 吾郎 「誰?何?」 A 「いや、ねぇ」 吾郎 「誰、で、何?」 B 「仲間仲間」 吾郎 「これが森なんとか?森三中??」 村上 「何とかじゃない」 吾郎 「は?」 村上 「いや、”は?”とかじゃなくて」 吾郎 「全然違うじゃんん、今までと」 村上 「いや、違うっつっても。えっ、何にも知らない?」 B 「えっ、ウソ」 A 「あれ?」 B 「知らないみたいよ」 A 「そうそう」 村上 「実験だよ、実験。実験だよ、もう」 吾郎 「はい?」 B 「ちゅーするかどうかっていう」 村上 「しちゃうんだもん、本当に(笑)」 B 「ちゅーしてんだよ」 A 「稲垣吾郎、本気になってんの、本気。恥ずかしい!」 3人に冷やかされて、本気で恥ずかしがってる様子の吾郎君。その表情を取るために、カメラさんがさらに吾郎君の表情をアップにした途端、タイミングを測ったように吾郎君の鼻から一筋の赤いものが!!!!! 吾郎 「やばい鼻血出てきた。鼻血出たマジで!!!」 『天才稲垣吾郎がお笑い芸人をも越えた奇跡の瞬間です』 画面上では、しつこくその部分を拡大し、リピート(^^;)。吾郎君、すごすぎるぞ!!!!!(ある種の感動ものだね!) 再生 B 「びっくりした」 村上 「すげー、鼻血でた!!!!」 A 「すげー」 B 「何?2人つきあっちゃうの?」 A 「いや〜」 村上 「でもさ、短気だしさぁ、あんまりいいとこないし」 吾郎 「何の実験だよ」 村上 「えっ」 吾郎 「実験って何だよ!」 村上 「いろいろあんの」 A 「そう。男前の男性が不細工な女性を本気で好きになるかどうかって いう」 村上 「うん」 吾郎 「何それ?」 B 「ちゅー、しちゃったでしょ?」 A 「やっちゃったでしょ?」 B 「本気になっちゃった、みたいなところあるよね」 A 「付き合っちゃえば」 村上 「どうしてもっつんだったら、まぁ、付き合ってもいい…っていうか、 考えてもいいよね」 A 「村上の方から”考えてもいいよね”」 村上 「正直、そんなタイプじゃないし。まいっちゃうね、今日、なんか(笑)」 B 「分かる、分かる、分かる」 A 「タイプ違うもん」 村上 「だから、疲れちった。すげー、きつかった、マジで」 A 「まじで?」 そして、吾郎君を残して、その場を立ち去ろうとする三人組。吾郎君は村上さんに 吾郎 「ちょっと。朝焼け・・・ほら・・・」 と、目の前に広がる朝焼けに手を伸ばして、指し示してますが; 『最後に女性を代表して一言』 村上 「吾郎…」 吾郎 「は?」 村上 「女は、魔物だぞ」 吾郎 「・・・(^^;)」 村上 「行こうぜ!」 吾郎 「何だ、あいつら!」 そして、遠くなる3人の背中を眺めつつ; 吾郎 「女じゃないよね」 しみじみと呟く吾郎君だったのでした。それでも美しい朝日は昇り…(^^;)。でも、吾郎君の怒りは収まらず(?)、首に掛けたペンダントに手をやる。 吾郎 「これは何よ、これ!記念に頂戴とか言って!!! ちくしょー、頭きた」 そう言って、断崖の方に近づく吾郎君。首から外したペンダントを海に向かって; 吾郎 「ていやー」 (↑この掛け声がへなちょこで好き!!!!(^^;)) と放り投げてます。最後に朝日に向かって一言; 吾郎 「バカやろー!女は魔物だ!!!」 ちゃんちゃん♪ (03.01.26 up) |