ほんとにあった怖い話

〜夏の特別編2005〜




以下、怖いのが大の苦手な人間による、ドラマパートを全く見ずに、心霊写真も顔を背けながら書いたレポ&感想です。従って、番組本来の内容とは大きく異なるとは思いますが、ご理解下さいませ。


夏の特別編2005:05/08/23


 夏の特別編2005 05/08/23(06.09.**up)

 

本日のほん怖メンバー:菅君川瀬君水黒君一木君渡部君

霊能研究家:下ヨシ子さん

 

カスペ!ほんとにあった怖い話 夏の特別編2005

今夜のほん怖は、課外授業:京都ミステリーツアーが執り行われました!!
実際にミステリースポットに行ってみたり、心と体を清める絶品グルメ等々。もちろん、恐怖幽便を再現した恐 怖ドラマもありますが、当然のことながら、私は見てません(爆)

 

ドラマ:『乗せて・・・ください』

 

いつもなら東京都港区のほん怖クラブで行われますが、今回の舞台は京都の某所。今回は屋外でのフィールドワークを行います。

  吾郎 「今日はほん怖クラブとしては初めてのフィールドワークだ!!
      ジャパニーズホラーの原点、京都を徹底的に探索しよう!」
  子供達「はい、吾郎さん!」


とお約束の文言の後は、お気楽な空気に戻って;

  吾郎 「(笑)」
  子供達「(笑)」
  吾郎 「暑いね」

なんて会話を(笑)。

   只今の気温35℃

  水黒 「暑いですね」
  吾郎 「全く外が似合わないね」
  子供達「(笑)」

京都は約1200年前(794年)に桓武天応が様々な怨霊に苦しめられ遷都したと言われる都・・・。今回はそこを研究していくのです。

  吾郎 「じゃぁ、早速、いってみようか、まずね。こちらのお寺から」
  子供達「はい」

と,番組を進行しようとしたら;

  青木 「ちょっとちょっとちょっと!!!」

と絶叫しながら、少し離れたところから猛ダッシュで突進してくる女性が一人・・

  吾郎 「ちょっと、誰?」
  子供達「(笑)」
  青木 「遠い!遠い!何も聞こえない!

本日は青木さやかさんが特別メンバーとして参加します。

  吾郎 「僕たちこんなテンションだけど大丈夫?青木さんのテンション
      とは違うよ」

   ほん怖クラブ→  青木さやか↑

  青木 「ここはちょっと、ゲストは私なんで、上げていきましょうよ、
      みんな!」
  吾郎 「本当に?」
  青木 「今日は、ね!」

なんて、友好的な青木さんでしたが、その青木さんのパワーに子供たちは押され気味で;
  青木 「お前、離れるな!」
  川瀬 「・・・」

   指導。

  子供達「(笑)」
  吾郎 「みんな怖がってるよぉ〜」


フィールドワーク1:神聖な空気に触れよう!

やってきたのは京都最古の神社、上加茂神社。ここの社には雷神様が祭られているそうです。ここでは、ごんねぎ(権楓宣?)の山田さんに案内して頂きました。まず目の前に見えたのが、2つの円錐形の盛砂???

  吾郎 「何か、菅君、何、あれ?」
  菅  「あ、何か、砂の山ですかね?」
  山田 「これはですね、立砂といいまいして、神社などの御殿がある前
      ですね。こういった砂の山を作りまして、飾り付けをして神様
      をお迎えしたという古い形があります」

   お清めに使っている盛り塩のルーツ!

  吾郎 「何か、神様と通じるものって、何か三角形のものとか…」
  青木 「多いですねぇ」
  吾郎 「そういうものって多いよね。何かあるのかな」
  青木 「共通してるんですかね」

続いては『岩上(がんじょう)』と言われる石の舞台。”加茂の神様が光臨し、意思を告げる神聖な気が充満しているという”場所です。ほん怖クラブのメンバーも、そこに向かって両手をかざしたりしています。

  吾郎 「どうですか?」
  青木 「いや、すごいですよ!すごい力ですよ!」
  吾郎 「感じる?」
  青木 「これ以上、もう、行けないですもん!」

神聖な気に、それ以上、手を岩に近づけることができないと演技をしてる青木さんに;

  吾郎 「・・・。行こうと思えば(いけるんじゃない?)」

と言いながら、あっさり”現実”を提示する吾郎君。

  青木 「・・・」
  吾郎 「ね?」
  青木 「行けますね・・・」
  子供達「(笑)」
  吾郎 「本当に歴史がそのまんま続いているんだね。1,300年ってね…」

そして、『本殿』へ。ここで一同、お祓いをしてもらってます。

  青木 「何か、すごく落ち着いた・・・」
  吾郎 「うん」
  青木 「いい気持ちになるんですよね。そうすると、これが本来の私で
      あるとすると、いつもは一体何なんだろうと」
  吾郎 「(笑)」
  青木 「改めて考えてしまうっていうのがあります」
  吾郎 「そうだね。でも、ここ出た瞬間にちょっとまた、テ
      ンション変えてもらわないと…
  青木 「そうなんですよね」
  吾郎 「今日、来た意味がなくなるんで…」
  青木 「はい。このままだと私も、今後仕事が無いと思います」
  吾郎 「(笑)」

神聖な空気に触れ、すっかり心が表れたほん怖クラブでした〜


フィールドワーク2:心身が清められる京グルメを頂こう!

続いてやってきたのは、お豆腐専門の料亭…かな?

  吾郎 「それでは、心と体を清らかにする豆腐料理を食べよう!」
  子供達「はい、吾郎さん!」
  一木 「心も体も汚れている青木さんは特にたくさん食べなきゃね」
  青木 「超うぜー。子供、超うぜー」【怒】


   豆腐:原料の大豆は古来より魔除けの食材
   (神が宿るとも言われる)神聖な水を使っているのでパワー倍増!

お店は、湯豆腐の「嵯峨野」です。今回、みんなが食べているのは、湯豆腐定食3,800円。

  吾郎 「すごいよねぇ。だって、味付けって、もう、この昆布、出汁だ
      けだよ」
  青木 「そうですよね」
  吾郎 「湯豆腐って」

店長の山崎さんが相手をして下さってます。

  山崎 「うちは何も入れませんので」
  吾郎 「あ、そうですね」

ちょっと熱そうですが、食べてます。

  子供達「おいしいよ!」
  吾郎 「おいしい。何かね、夢中に、言葉が出ないぐら…」

続いては、辛子豆腐定食3,800円。

青木さんの目の前には桶の中に入った真ん丸い豆腐の一品が出されます。

  青木 「ああ、きれい!」
  吾郎 「えっ、どれどれどれ?!どれどれ?!

   【興味津々】

子供達以上に豆腐に食いついてる吾郎君。

  青木 「吾郎さん!吾郎さんだけでも食いついて下さい!」
  一同 「(笑)」

中には練り薬味が入ってまして、辛子を海苔で巻いたものが入ってます。一口食べた青木さん;

  青木 「おっ!辛い!良い辛子だから超辛い!!(>_<)」
  吾郎 「これさ、僕もつまんじゃっていい?

   【リアクション志願】

  青木 「吾郎さんはダメ」
  吾郎 「何が?」
  青木 「吾郎さんのは向こうにあります」
  吾郎 「いやいや、だって、ほら。だって、興味あるもん」
  子供達「(笑)」

敢えて辛子入りにチャレンジしてます。

  吾郎 「おお!おお!!!本当に辛い!!!

   【予想外】

  青木 「辛子だもん、吾郎さん!」
  吾郎 「ああ、辛いっ!」
  青木 「辛子をこの中で溶くんですって。そしたら今、良い感じですよ」

   【キチンと辛子を混ぜましょう】

  吾郎 「そのまま食べちゃいけないんだね」
  青木 「うん」
  吾郎 「でも、豆腐はすごくいいお味ですよね」

最後は、強引にまとめた吾郎君でした(^^;)。

 

ドラマ:『心霊写真』

 

フィールドワーク3:悪霊祓いの秘術を体験しよう!

続いてやってきた場所は日蓮宗 三宝時。由緒ある名刹に伝わる悪霊祓いの儀式『焙烙灸祈祷』。素焼きの浅い鍋に御住職が悪霊祓い呪文を書き込んだものと、これと火を使って行われる秘術ですが・・・

  青木 「それでは、三宝寺に伝わる悪霊祓いの秘術を体験させて頂こう!」
  吾郎 「はい、青木さん!」
  青木 「よし、吾郎君」

と、何やら主従関係が奇妙な状態になってますが、吾郎君が一人、ご住職の前に座してます。目を閉じて住職の経を聞いている吾郎君の頭に、お灸を載せた焙烙が乗せられ、続いて頭の灸に火もつけられて、吾郎君ってば何が起きているのか本当に不安そうな表情を。

  吾郎 「???」
  青木 「すげーな吾郎さん」
  川瀬 「河童みたい」

更に法具を打ち鳴らし、悪霊祓いの経を唱え続けるご住職。頭の上の焙烙に乗せられた灸の熱さに眼鏡が曇ってきて、ビジュアル的にはギャグモード(汗)。悪霊祓いが終わって…

  吾郎 「ありがとうございました」
  青木 「どうでした、吾郎さん?」
  吾郎 「熱い!頭が!頭、熱い、何か…」
  青木 「でも、ほわーっとしませんか?」
  吾郎 「ほわーっとする」
  青木 「でも、後ろから見てたら、すっげー面白かったですよ」
  吾郎 「・・・」



さて、ここからがいつもの雰囲気のほん怖クラブ。どこかの座敷という雰囲気の、これもセットなのかな、やっぱり?

  吾郎 「では、始めよう」
  子供達「はい、吾郎さん!」
  吾郎 「先生、お願いします」


今回の解説は、下ヨシ子さんです。

  吾郎 「では、今宵最初の恐怖幽便を読んでみよう。水黒君」
  水黒 「はい、吾郎さん。高校3年生の夏休みがあけて、間もない頃の
      ことでした」

ドラマ:『黒髪の女』

 

ドラマが終わって、かなり怖かった雰囲気が漂ってますが、吾郎君の隣にいる渡部君が泣いちゃってます。

  吾郎 「ちょっと大丈夫?汗、すごいよ」
  渡部 「(黙って頷いてます)」
  吾郎 「大丈夫?怖かった?!」
  渡部 「(黙って頷いてます)」
  吾郎 「よかったね、最後ね。助かったもんね」
  渡部 「(黙って頷いてます)」
  吾郎 「ちょっとこれは、五字切りしとこう、五字切り!」【久】

  吾郎 「イワコデジマ イワコデジマ ほん怖五字切り!」
  子供達「皆(かい)」「祷(とう)」「怖(ほう)」「無(ぶ)」
  吾郎 「弱気退散!」
  全員 「喝!」


  青木 「(両手に鈴持って)ヤーーーーー!!!」
  一同 「(笑)」
  吾郎 「(青木さんに向かって)カーツ!!」
  青木 「ウワァ(>_<)」【受】
  吾郎 「人数が足りないから誰が鈴鳴らすのかなぁ、と思ったら」
  青木 「私がやらせて頂きました」
  吾郎 「ありがとう」
  青木 「これで大丈夫ってことですね」
  吾郎 「大丈夫。弱気退散するってことだから」
  青木 「分かりました」

  吾郎 「では、心霊研究を始めよう。川瀬君」
  川瀬 「はい、吾郎さん。あの霊体はかなり強い執念の持ち主だと思わ
      れるのですが、いかがでしょう?」
  吾郎 「亡くなってもなお、現世に執着し続ける魂。それが執念」
  渡部 「先生、あの女性の霊は一体、何者なんですか?」


下さん曰く、失恋の果てに自殺した霊だそうで、死んだ後悔の念が強いのだそうです。執着心が強かったために、蛇のような動きで現れていると。

  吾郎 「嘘つきの人は狐。しつこい人は蛇?」
  下  「はい。ですから欲張らない方がいいということなんですね」
  吾郎 「でも、みんな持ってるんですか、狐になる素質とか」
  下  「多少ありますよね」
  青木 「実は吾郎さん、私、霊能者の人に、来世は蛇になるって言われ
      たことがあります」
  吾郎 「ああ・・・」【納】
  青木 「『ああ』?!?!」
  一同 「(笑)」
  吾郎 「何か、分かる・・・気がしちゃったん…」
  青木 「分かる?!それは私は例えば男の人に振られたりすると、ちょ
      っとしつこくなってしまうんですよね。何年も何年も追いかけ
      まわす様なことをことをしていたら、そういうことを言われた
      ことがありましたね。だから、菅君のことも、もし好きになっ
      たら、毎日毎日、追いかけちゃうよ!」
  菅  「警察呼びますよ!」
  青木 「・・・(^^;)。呼ばれたことが一度ある!」【認】

  吾郎 「では、まとめよう。闇を照らす霊訓。心の中の蛇や狐は暴れ出
      したら止まらない。しつこく人を追い回したり、嘘をついたり
      するのはやめよう!」
  子供達「はい、吾郎さん!」


  渡部 「吾郎さんは誰かにしつこくされたりして、困ったことはありま
      すか?」
  青木 「おお、良い質問だ!」
  吾郎 「?!(汗)。僕ね、あんまりしつこくされないんだよね。だから、
      たまに歩いてても、何か、全然声掛けられないし。掛けにくい
      のかな?」
  青木 「いや、でもね、ここは直して欲しいところなんですけど、吾郎
      さんと一緒に番組やらせてもらってるじゃないですか」
  吾郎 「うん」
  青木 「で、若手芸人の子達が吾郎さんとご飯食べに行きたいんだけど、
      どうも、誘いづらいって言ってるんですよ!」
  一同 「(^^;)」
  吾郎 「・・・(^^;)」
  青木 「吾郎さんの方からちょっと歩み寄るみたいな」
  吾郎 「そうだね!本当はそれが必要なんだよね!」
  青木 「ええ。ここだからちょっとぶっちゃけちゃいましたけど」【露】
  吾郎 「ぶっちゃけちゃったね。気さくなんですけどね、本当はね・・・」
  青木 「そう、気さくなね、時もあるんですけど。帰り際、(冷たく)
      『お疲れ様でした』みたいな」
  吾郎 「(笑)・・・それ、よく言われるんですよ。帰り際が冷たいとか
      ね」
  青木 「そうなんですよ!だから誘いづらいんですよ!」
  吾郎 「そう。そこでね、誘って欲しいの、本当は」【照】
  青木 「ええ!!!めんどくせーなぁ〜
  吾郎 「・・・」【落】


フィールドワーク4:お供え物のお菓子を作ろう!

続いては実習コーナー!和菓子作りをみんなでします。

鬼灯(ほおずき)・・・この赤い色を頼りに、霊が戻ってくるのだそうです。この鬼灯の和菓子で有名な甘春堂で、実際に鬼灯の上生菓子(白あんを外郎で包んだ和菓子 315円)を作ってみましょう!

  吾郎 「みんなどうなの?美術とかさ。学校で粘土とかさ、得意?こう
      いうの?」
  一木 「普通かな」
  吾郎 「本当?水黒君は?」
  水黒 「うーん、あんまり得意じゃない」
  吾郎 「でも、覚えたいでしょ、こういうの、ね?」
  水黒 「はい」
  吾郎 「女の子だしさ。将来お菓子とか作れたらいいじゃない!」
  青木 「何なの、何なの!ちょっと気の利いたコメント言いなよ!でき
      るの?って聞いてくれたんだからさ」【注意】

   【気の利いたコメント希望】

  青木 「吾郎さんはどうなんですか?」
  吾郎 「吾郎さんは、まぁ、苦手じゃない」
  青木 「そうなんですか?」
  吾郎 「番組でほら、料理とかさ、お菓子とか作ってる」
  青木 「ああ、やってますもんね」
  吾郎 「でも、どっちかって言うと、料理の方が本当は楽し
      いよね。デザートとか作るよりは
  青木 「おいおい、喧嘩売ってんのかぁ〜!!」
  吾郎 「(^^;)」

   【気の利いたコメント希望】

  吾郎 「どっちかって言うと。まぁ、しようがない…(汗)」
  青木 「(笑)。何でそんなコメント言ったんですか?(笑)」
  吾郎 「(笑)」(←自分でもわからないと首振ってます)

さてさて、鬼灯作りを始めた子供達と青木さん。彼らは上手に形を作っていってますが、問題なのは、「料理の方が楽しい」発言をしちゃった吾郎君。

  吾郎 「器用な自分をアピールしたかった・・・

   【ボロボロ】

ウイロウで餡を包むという行為が全く成立してません(汗)。薄く延ばしたウイロウがボロボロに。

  吾郎 「とにかく、入れりゃぁいいんでしょ?

更に、ヘラで鬼灯にくぼみをつける作業の際には、ヘラに表面のウイロウがくっ付いちゃってて;

  青木 「吾郎さん、油つけて無いんじゃないですか?」
  吾郎 「・・・(笑)」

いちいち青木さんに指導されてます。挙句の果てに完成した作品に対して、お店の方に「ピーマンみたい」とか言われて;

  吾郎 「ああ、似てますね!」
  青木 「吾郎さん、今の、嫌味ですよ
  吾郎 「(笑)」

   【気付かず】

そうして、最後には;

  吾郎 「はぁ〜
  水黒 「(笑)」

   【終了】

  青木 「吾郎さん!!!」

精も根も使い果たした感じ?

まぁ、最終的には何とか形にはなったようで、実際に自分で作った作品を食べてみましょう。でも、すぐに食べちゃうのも勿体無いねぇ。

  吾郎 「(食べてみて)ん!何かさ、スアマに近くない?」
  青木 「うん!近いですね」

最後にお茶を頂きましたが、この店での抹茶茶碗は食べれちゃうんだそうです(茶寿器 1,785円 ※お菓子なので食べられます)。青木さん、バリボリ食べてます。

  吾郎 「青木さん、歯が丈夫だねぇ〜」


フィールドワーク5:まだまだあるゾ!心身を清める京都グルメ!

ここではほん怖クラブの映像はなしで、単に紹介VTRのみ。例えば錦市場伊豫又さんの鱧寿司,上加茂神社近くの御すぐき處なり田の漬物などが紹介されてました。



さて、再び心霊研究の部屋に戻ります;

  吾郎 「続いては、いよいよ青木君の恐怖体験を研究する事にしよう」

  吾郎 「青木君、本当に怖い話なの?」
  青木 「すっごい怖いです」
  吾郎 「本当?」
  青木 「私、この体験をしてから何日か眠れませんでしたし、正直この
      話を見たら、さっきのあややちゃん(松浦亜弥さん)がやって
      たあれ(ドラマ)がコントに見えると思います」
  吾郎 「(笑)。コントまではいかないと思うけど」
  青木 「いや、もう、すごいですよ」

  吾郎 「では、恐怖幽便をご自身でお読み下さい」
  青木 「はい、吾郎さん。それは現在東京ダイナマイトとして活躍して
      いる松田大輔君とコンビを組んでいた頃の話です」


 

ドラマ:『格安物件』

 

ドラマが終わって・・・;

  吾郎 「いやぁ〜、やだね、これ」
  青木 「カーテンを全部開けても、何か暗いんですよ。こう、光が入っ
      てこないというか。いやーな感じは確かにしたんですね」
  吾郎 「重いつったよね。それは自分でも分かってたけど、重厚感とか
      言って、自分に言い聞かせていただけで」
  青木 「そうですね」
  吾郎 「感じてはいたんだ」
  青木 「嫌な感じはしましたね」
  吾郎 「あの、オバケとか、ちょっと見たとか言うよりも、よっぽど嫌
      だ」
  青木 「そうなんですよ。じわじわ、じわじわ」
  吾郎 「じわじわくるし。サスペンスとかそっちに近いよね。ホラーと
      いうよりもね」
  青木 「そうですね」

  吾郎 「では、心霊研究を始めよう。渡部君」
  渡部 「はい、吾郎さん。青木さんは無間地獄の落ちいってしまったと
      思われるのですが、如何でしょう?」
  吾郎 「次々と不幸が降りかかり、苦しみが果てしなく連鎖していく、
      それが無間地獄」
  青木 「先生、あの部屋にはどんな霊がいたんですか?」


下さんは、前の住人が霊となって住みついていると。外で殺害されたのだけど、住み慣れた場所に戻ってきて、一緒に住んでいる格好になっていたと。元々にあの場所に昔から霊が住みついていて、住む人を無間地獄に落としいれる大きな霊道があったんだそうです。

  吾郎 「もし、あのまま住んでいたらどうなっていたんですか、青木さ
      んは?」
  下  「やはりね、亡くなっていたと思いますよ」
  青木 「・・・」【凍】
  下  「間違いなく」
  吾郎 「あっぶなかったねぇ。確実に死ぬってね、言われたこと無いで
      しょ?」
  青木 「無いですよ。良かった〜、この番組にも出れたし」
  一同 「(笑)」
  吾郎 「よかったよぉ〜」

この部屋を選んだ段階で、それが霊の働きだったと言う下さん。確かに青木さん自身もこの時期は何をしても上手くいかない時期だったんだそうです。

  吾郎 「どうですか、先生から見た青木さんの現在は?」
  下  「何も無いってことは、はやり無いような気がします」
  青木 「はぁ〜」
  下  「何かがね、やはり憑いてても不思議じゃないよな。何か別のも
      のがあるような気がします」
  吾郎 「えっ、先生、見れたりするんですか、今?」
  下  「・・・そうですね。ぱっぱっと」
  青木 「いいんですか?」
  吾郎 「大丈夫ですか?」
  下  「はい、私は・・・」
  吾郎 「(スタッフに)大丈夫ですか?大丈夫ですか、みなさん、スタ
      ッフの方も?」
  スタッフ「今からやりますか?今、大丈夫ですか?」
  下  「あ、はい。私は大丈夫なんですけど、青木さんは大丈夫ですか?」
  青木 「私も大丈夫なんですけど、(スタッフに)みなさんは?」
  吾郎 「でも、折角だから・・・」
  スタッフ「じゃぁ、ちょっと時間頂いて」
  吾郎 「じゃぁ、ちょっとお願いしましょう」
  スタッフ「じゃぁ、スタンバイ」
  スタッフ2「空いてる部屋、探しますんで」
  青木 「はい」
  吾郎 「これすごい」
  菅  「おお!すごい!しかも撮影中だよ」
  吾郎 「僕も見てもらったこと無い」

なんてことで、ここで急遽(本当に”急遽”なのかどうかは不明ですが)、青木さんの浄霊を行う事になりました。青木さんと下さんは、集中して霊視を行うために別の部屋に移動。



と、その前に、もう一つのフィールドワークのVTRです。

フィールドワーク6:不思議なお宝を見に行こう!

出かけたのは真正極楽寺真如堂。こちらでは、陰陽師安倍晴明にまつわる品を見せて頂きます。お寺の執事本郷泉観さんが持参したのは、年に一度だけ披露されるという『安倍晴明蘇生図』。この絵に施された仕掛け;

  吾郎 「真ん中に写っているその白い・・・何ですか?鏡ですか?」
  本郷 「さすが稲垣さん、見るところが違いますね」
  吾郎 「

   【得意気!】

  青木 「おお!吾郎さん!やりますね!」
  本郷 「実はこれ、隠し絵でして、後ろから光を当てると絵が浮んでく
      るんです」
  吾郎 「ええ!!!」

実際にその白い部分に光を当ててみると;

  菅  「あっ、何か映ってる!」
  本郷 「分かりますかね」

そこには放火をする罪人の姿。閻魔大王の前に置かれたその鏡は、現世で行った悪行を写すものなんだそうです。

  吾郎 「怖ーい」
  本郷 「で、こういう風な罪を犯したので、あなたたちは、地獄に行か
      なきゃいけないんだよというような鏡なんですね」

と、ここまでは真面目なお話だったのだけど;

  一木 「地獄行き決定の青木さんだったら、あの鏡にどんなものが写る
      と思いますか?」

と、一木君(笑)

  吾郎 「(笑)。あれっ、地獄行き決定ですって」
  青木 「・・・。お前バカだろう!」
  一木 「(笑)」

   【最後まで不仲】

ドラマ:『死神』

 

そうして、舞台は再びほん怖クラブの青木さんの浄霊が行われているその部屋に。浄霊が終わって;

  吾郎 「お疲れさまでした。青木さん、如何でした?」
  青木 「いやぁ〜・・・なん・・・びっくりしましたね!」
  吾郎 「どういう感じ?気持ちいい?気持ち悪い感じとか。悲しいとか
      嬉しいとか」
  青木 「途中ね、すごくきつかった…辛かったです」
  吾郎 「辛かった?」
  青木 「はい。何だろう、はい」
  吾郎 「具体的に解説してもらうと、その…青木さんの中にいた」
  下  「生き霊がいたんですね」
  吾郎 「生き霊がいた?」
  下  「だからもう、来ないようにしたんで」
  吾郎 「青木さんにはね」
  下  「入れないようにちゃんとお守りはつけました」
  水黒 「へぇ、すごい」
  吾郎 「何か、スッキリしたとか、そういうのはあるの?」
  青木 「いや、ありますね。もしかして、生まれて初めてこんなに楽し
      いかもしれない!!!」
  一同 「(笑)」
  青木 「そんな感じです」
  吾郎 「自然に出てる、それが」
  青木 「いや、こりゃスゴイ!」
  吾郎 「スゴイ?」
  青木 「あんたすごいよ!」
  下  「(笑)」【照】

 


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