セカンドシーズン 第8回 04/12/06
『ほん怖特別編 ほんとにあったいい話SPECIAL』 | (04.12.12up) |
本日のほん怖メンバー:高橋君,砂川君,水黒君,中村君,斉藤君,菅君
霊能研究家:池田辰雄さん,下ヨシ子さん
SPECIAL企画が続くのね…。あまり嬉しくないけど、視聴率考えるとこの程度の特別企画は仕方ないのかなぁ…。
吾郎 「では、始めよう」
全員 「はい、吾郎さん」
吾郎 「我がほん怖クラブに送られてくる恐怖幽便の中には、心を揺さ
ぶられる感動の物語も沢山ある。今宵はその中から選りすぐった
3つの物語をみんなで見ることにしよう」
今回は、毎回最後の1本で放送されている感動系の話ばかりでの構成です。この本当なら私も見れるのかなぁ、とは思うものの、見る勇気が無いんだな。
吾郎 「ええ、涙もろい人、ハンカチできてるかな?」
子供達「できてます!」【備】
と学校の先生に見せるように、ハンカチを吾郎君に見せるほん怖メンバー。
高橋 「あの、吾郎さんはハンカチはありますか?」
吾郎 「僕?」
高橋 「はい」
吾郎 「僕もね、いつも持ってきてるんだよね!」
子供達「(笑)」
菅 「さすが吾郎さん!」
吾郎 「それでは、先生、お願いします」
ドラマパートの解説は池田辰雄さんです。
吾郎 「では、今宵一通目の恐怖幽便を読んでみよう。水黒君」
水黒 「はい、吾郎さん。これは、私が17歳の頃の話です」
ドラマ:『最期のメッセージ』
吾郎 「うーん、可哀想だったね」
水黒 「何か、あの彼女が会いたくて行ったのに、でもそのときはもう、
間に合わなかったというのがすごい可哀想だった」
吾郎 「分かったときには、気づいたときにはもう、彼はねぇ、亡くな
っちゃった。でも彼が亡くなったから、彼女はああやって気づ
かされたのかもしれないし。皮肉なもんだけどね。でも、まぁ、
とってもいい彼だったよね、あんだけ注意してくれて」
水黒 「本当に心配して注意してくれてるわけだから」
吾郎 「では、まとめよう。闇を照らす霊訓。お説教は愛情の裏返し。
厳しく注意してくれる人には感謝しましょう!」
子供達「はい、吾郎さん」
感動系話だと、この後の吾郎さんへの質問コーナーは無しなのか…。寂しい。
吾郎 「今宵は恐怖幽便に同封された不吉な心霊写真を2枚鑑定しよう。
先生、お願いします」
心霊写真の鑑定は下ヨシ子さん。写真を見て「危ないですよ」という下さん。子供達は怯えてますが…。その後、鑑定房から送られてきた鑑定結果を見たとたん、怖がる子供達。父親と娘の写真で、父親の半袖シャツからもう1本別の手が出て、娘の方を掴んでいるという写真。これは生まれてすぐに亡くなった男の子の霊で、女の子を連れて行こうとしているのだといいます。
吾郎 「それでは、次の恐怖幽便を読む事にしよう。斉藤君」
斉藤 「はい、吾郎さん。これは私が大学に通いながら、ファミレスで
アルバイトをしていたことの話です」
ドラマ:『見えない絆』
ドラマを見終わって、やっぱり泣いてる子供達。
吾郎 「感動的だねぇ」
斉藤 「主人公の女の人は、最初は何か、『ろくなことがありません』
って言ったけど、ありさちゃんと会っていい霊もいるんだなっ
て」
吾郎 「先生、ありさちゃん、どうしてお母さんの元に…、こう…現れ
たんでしょうかねぇ?」
池田さんによると、生きていたときに母親から大きな愛を受けていたため、今度は母親を守ろうとしたのだと;
吾郎 「みんながね、お母さんと一緒にいたいって思うときってどんな
とき?」
中村 「すごいちっちゃいんだけど、ペットボトルとか蓋があけられな
いとき、お母さんがあけけてくれるから…」【細】
吾郎 「(笑)。些細だなぁ〜」
これは、『ほんとにあった細い話』ですか?(笑)
吾郎 「菅君は?」
菅 「今日、ケンカして」
吾郎 「ケンカ?何で?」
菅 「弟に借りたゲームボーイのソフトを、いきなり返せって言われ
て、それでケンカして」
吾郎 「些細だね」
と、またまた『ほんとにあった細い話』だわ(笑)。
一同 「(笑)」
菅 「それで、お母さんが、じゃぁ、『今日、一人で行きなさい!』
って言って、でも、結局、ついてきてくれた」
吾郎 「本当?お母さんに謝らないと」
菅 「ですね」
吾郎 「ねぇ、そんな、弟のことで****。謝った?」
菅 「いや、まだです」
吾郎 「お母さんにあやまんな。3カメさんに向かって」
一同 「(笑)」
菅 「ごめんなさい」【晴】
水黒 「よかったねぇ、なんか」
菅君を諭す吾郎君が、学校の先生ちっく。キャラじゃないとは思うけど(苦笑)
吾郎 「それでは、次の恐怖幽便を読む事にしよう。菅君」
菅 「はい、吾郎さん。それは去年のクリスマスイブのことでした」
ドラマ:『前略、おとうさん』
最後は、さらに全員号泣してます。会話すら成立しないぐらいの状態になってまして、吾郎君は頑張ってトークをしてる感じです;
吾郎 「結構、感動的だった?ねぇ・・・お父さんは、やっぱりこう、
何かしてあげたったんだよね?その想いだよね。でも、出てき
てくれたこと自体がもしかしたらクリスマスプレゼントだった
のかもしれないしね」
と吾郎君が話を続けますが、子供達はただ、ただ、泣きじゃくりで、言葉が無い状態です。
吾郎 「うーん、どうだった、菅君?」
菅 「(号泣)」
吾郎 「僕の(ハンカチ)を貸してあげるよ!大丈夫?」
菅 「大丈夫。・・・・お父さんが小さいときに何もしてやれなかっ
たけど、いつも見守ってるからね、って」【極】
吾郎 「うーん。やっぱりさぁ、家族の絆っていうのは、もう、何より
も強いね!一番、強いね!色んな愛はあるけどさ」
一同 「(涙)」
吾郎 「砂川君はどうだった?」
砂川 「・・・」【極】
吾郎 「何を思った?何か色んなことを思ったり、色んなことを思い出
したりするでしょう?」
砂川 「・・・」【極】
吾郎 「結構、言葉を失うよね、確かにね。さぁ、先生、どうしてクリ
スマスという日にねぇ、お父さんはああやって現れたんでしょ
う?」
父親もいなくて貧しい生活をしている息子に対して、このままでは子供がぐれてしまうということで、父親が心配して現れたのだろうといいます。今回のことで、この匂いを嗅げば父親が見守っていてくれると思えるので、もう、寂しくは無いだろうと。
吾郎 「ちなみに、みんなはさ、お父さんとお母さんの、その…、匂い
っていうと、どいうのを思い出す?」
水黒 「お父さんだと、やっぱり仕事から帰ってきたときは、汗のにおい」
吾郎 「ああ、そうなんだ。分かる気がする」
高橋 「お母さんだったら、小さい頃飲んだミルクが混ざったような、
香水が混ざったような、こう、いろんなものが混ざって。でも、
そんなにきつい匂いじゃない感じ。包まれる感じ」
吾郎 「早くお父さんやお母さんに会いたくなってくるでしょ?」
水黒 「会いたくなった」
菅 「大丈夫かなぁ、とか」
吾郎 「僕も今夜電話してみよっ」【決】
一同 「(笑)」
吾郎 「ではまとめよう。闇を照らす霊訓。落ち込んだとき、辛いとき
はお父さんお母さんの顔を思い浮かべよう!そうすれば、元気
になれる!!」
子供達「はい、吾郎さん」
そうして最後は残りの心霊写真の鑑定結果のコーナーです。ドラマが感動系だったせいか、心霊写真はとびきり怖いものが選りすぐられたみたいで、吾郎君が写真を見て、まず;
吾郎 「ああ!!!怖い!!」【驚】
と大絶叫。それに続いて、子供達もみんな「きゃー」と絶叫してます。吾郎君、セットの後ろの方に逃げていってるし。他の子供達も写真を見て更に絶叫。みんな今までに無い反応だったかも。
吾郎 「これは、すごいですね」
斉藤 「やだ!やだ!やだ!やだ!やだ!やだ!やだ!」
砂川 「来ないでくれ!!!」【祈】
吾郎 「これは今まででNo.1だね」【奮】
下 「はい、私もそう思います」
吾郎 「今まででNo.1ですよ!!!」
と、吾郎君があまりにも「No.1」発言するものだから、水黒さん、泣いちゃってるし…
水黒 「怖い・・・」【泣】
?? 「吾郎さん、どうにかして」
吾郎 「だって、僕も怖い…」【折】
と、水黒さんの肩を抱きつつも一緒に泣いてる吾郎君。その写真は、女性3人が食事をしている様子を写したものですが、女性の間から、彼女たちを睨みつけている女性の顔が写り込んでいるのです。
吾郎 「これ、本当に、自信あったでしょう?」
と、スタッフに話しかける吾郎君。話しかけられたスタッフは、【誇】の状態で、黙って頷いてます。なおもスタッフに話し続けて;
吾郎 「いやぁ〜、負けたよ!(笑)」【落】
一同 「(笑)」
吾郎 「すごいよ(拍手)」
なんて吾郎君は既に落ち着いておちゃらけた感じで話してるけど、子供達はまだ落ち着いてないわけで;
斉藤 「負けないでよ!五字切り、五字切り!(ToT)」
菅 「五字切りお願いします」
吾郎 「五字切りじゃぁ、もう、勝てません!」【諦】
おいおい・・・(--;)。
菅 「みんなのプラスパワーを!!」
そうしてようやく五字切りをするのかと思ったら、非常に小さな声で弱弱しく;
吾郎 「イワコデジマ・・・」【小】
って、とことん意地悪なやつ・・・
斉藤 「気合入れて下さいよ!!」
水黒 「吾郎さん・・・(ToT)」
吾郎 「イワコデジマ イワコデジマ ほん怖五字切り!」
子供達「皆(かい)」「祷(とう)」「怖(ほう)」「無(ぶ)」
吾郎 「弱気退散!」
全員 「喝!」
その後、子供達は「のんのん」を叫び続け、画面にもいっぱいに;
「のん のん のん のん のん のん のん のん のん のん のん のん のん のん のん
のん のん のん のん のん のん のん のん のん のん のん のん のん のん のん
のん のん のん のん のん のん のん のん のん のん のん のん のん のん のん
のん のん のん のん のん のん のん のん のん のん のん のん のん のん のん
のん のん のん のん のん のん のん のん のん のん のん のん のん のん のん 」
そして、その肝心の写真ですが、写真に写っている霊は、恋愛のもつれで自殺した霊で、幸福そうな人に無差別に恨みを持っているということでした。