稲垣★芸術不動産

(01.07.02 22:15〜23:09 フジテレビ系列にてオンエア)


  • おーぷにんぐ

    いかにもバリバリ下町の雰囲気漂う路地にある稲垣★芸術不動産。その店先で、ホウキとチリトリを手に掃き掃除したりして、後ろ姿に哀愁漂う全身黒づくめの男性一人・・・。

    と、これが稲垣不動産3代目の登場シーンだったりする(^^;)。稲垣芸術館のときの華麗な登場シーンとは雲泥の差だわ。

      ナレーション:
         『東京のとある路地裏にある不動産屋。
          そこで一人寂しく掃除する男こそ、稲垣★芸術不動産三代目 稲垣吾郎。
          ここにやってくれば理想の物件に巡り会える。
          そしてお客様に夢を与えるのが稲垣★芸術不動産のモットー。
          一軒家からデザイナーズマンション、そして理想の家具まで調達。
          この男には不可能は無い!・・・はずである。
          一体、今回はどんな物件を調達してくれるのだろうか?』
  • 新居となる賃貸物件を探す新婚カップルの場合・・・

    まず最初に稲垣★芸術不動産に来店したのは、「♪heart on wave〜」とスキップしながら、新婚家庭の愛の巣を求めてやってきた藤井隆&相田翔子夫婦。オンボロな外見とは正反対に、アートな店内を見て驚きの表情の2人;

      藤井 「あれっ。すみません、ここ、稲垣★芸術不動産ですか?」
      吾郎 「確かにそうですけど」

    と、戸惑うカップルに「物件をお探しですか?」と声を掛けたのは先輩店員の麻木久仁子さん。物件紹介に移る前に、まずは店長の自己紹介;

      吾郎 「(腰に手をやり) 
          (上を見て)   アートな暮らしを提供する
          (くるりと回って)稲垣★芸術不動産
          (手を顔にあて) 3代目
                   稲垣吾郎と申します(最後はウインク)」
                   (↑こういう小技的な笑いは好きです♪)

      藤井 「格好いい〜。あの、店長さんなんですか?」
      吾郎 「ええ」
      藤井 「へぇ〜・・・。翔子ちゃん、そんな目で(稲垣店長を)見ちゃヤダ〜。
          店長さんと僕、どっちが格好いいと思ってるの〜?」
      相田 「(ラブラブっぽく)あ・な・た」
      藤井 「よかった〜(ハート)」
      リリー「(冷静に)愉快な夫婦ですね」

    と執事のリリーさんの突っ込み(ちなみにここまで、吾郎君は先程のポーズを崩しておりません(笑))。麻木さんに「どうぞこちらへ」と促され、応接ソファーに座る一同。

      吾郎 「早速ですが、どんな物件をお探しですか?」
      藤井 「はい。あの〜僕達、ついこの間、結婚したばっかりなんですよぉ」
      吾郎 「・・・」
      藤井 「『おめでとう』は?ほら」
      吾郎&麻木「おめでとう」
      藤井 「もう、やめて。友達でもないのに!」
      吾郎&麻木「・・・」

    と、小芝居をやりつつ、話は本題に。藤井&相田夫妻は;

      夫(29歳)メーカー勤務(勤務地品川)
      妻(31歳)メーカー勤務(勤務地品川)
      年収(二人で)900万円 月収(二人で)45万円

    で、そこから考えると、部屋探しの家賃は15万までが必要条件。そして・・・

      吾郎 「他にご要望は?」
      相田 「私たちのラブルームはやっぱりアートな感じがいいかなって」
      吾郎 「!」

    相田さんのアートという言葉を聞いて、ハートに火が付いてしまった稲垣店長。早速、リリーさんも引き連れ物件巡りに・・・。


    店内のスタジオセット撮影とはうってかわって、物件巡りからはロケに入りまして、真っ赤なスポーツカーを駆って、お奨め物件巡りを開始です(これって稲垣芸術館と同じアルファロメオ?)。まず到着したのは;

    1軒目:
      マインド和亜美瑠(まいんど わあびる)
      東京都杉並区 築9年 2DK(48m

      吾郎 「まさにアートな物件でしょう?」
      リリー「日本のガウディと呼ばる建築家ぼんじゅこう(?)が
          第一線の芸術家達と作り上げた、正にアートな集合住宅です」

    建物の中に入ってきて、エントランスのアートな雰囲気(ルネッサンス調をもっとアートにした雰囲気とでも言いましょうか…)に感嘆の声をあげる藤井夫妻。

      相田 「すご〜い」
      藤井 「すごいねぇ」
      リリー「上を御覧下さい。天女の羽衣(のオブジェ)が・・・」
          (でも、毎日そんな雰囲気の家に帰るのは厳しいかも…(苦笑))
      藤井 「いや、これ、何の意味があるんですか?
      リリー「(淡々と)素晴らしいですね
      藤井 「いやいや、答えになってないじゃないですか
      吾郎 「まさにアートですねぇ」
          (独自の世界を進むリリーさんと吾郎君(^^;))

    そのまま一同、淡々と廊下を抜けて、建物の中央へと進んでいきます(笑)。

      吾郎 「こちらの物件の特長はですね、この吹き抜けになっている中庭ですね。
          とってもアートです」
      藤井 「ああ、すごい。見て。天井がガラスやから、確かに明るいですね」
      相田 「ねぇ、なんか、日本とは思えない」
      藤井 「これ、何階建てなんですか?」
      吾郎 「こちらはですね、(吹き抜けを見上げて、指でさしながら)
          1階、2階、3階、4階…」(爆)
      藤井 「・・・。数えてますよね?(苦笑)」
      吾郎 「はい」

    このビルのフロアーには鯨の絵が描かれていたり、マリア像が置かれていたり、共有空間はとにかくアートで一杯です。一方、各部屋の中に入ってくると、外見の派手さと反対に内部は極めてシンプルに構成されています。部屋の中の案内が終って;

      藤井 「で、ちなみになんですけども、ここのお家賃はいくらですか?」
      吾郎 「…(手で)18万円です」
      藤井 「迷いましたよね
          (金額を迷ったというより、吾郎君の場合手でどう表現するかを
           迷っていたような気がする(^^;))
      吾郎 「ははは・・・(笑)」
      藤井 「えっ、18万円ですか?ちょっと高いかな?」

    と、予算オーバーで、別の物件探しに映ります(そんな予算オーバーの物件、最初から紹介するなって!(笑))。


    2軒目:
      FH.HOYAU(えふえいち ほや つー)
      東京都保谷市 築5年4DK(106m

    まずは建物の外観を見ながら;

      吾郎 「ここはですね、実は実験住宅なんです」
      藤井 「実験住宅?何の実験してたんですか?」
      吾郎 「光と暮らす実験です」
      藤井 「光と?」

    そして、稲垣店長、いきなり左手で作ったVサインを横にしたものを、自らの目の前で横に切って;

      吾郎 「ああ、何てアートなんだ

    と、さらりと一言。こういう無駄な笑いは好きだわ(こういう小ネタはもっとやって欲しかったね(^^;))。その小ボケに;

      相田 「まぁ、素敵〜」
          (↑何事も無かったかのように芝居を続ける相田さん)
      藤井 「(吾郎君のポーズの真似をして)これ正解ですか?

    そして、その光と暮らす実験の部屋の中味を確認するために部屋の中に入ってきます;

      リリー「この物件のポイントは、隣の家の接点以外、
          全てガラスで覆われているところです」
      藤井 「ああ、確かに前面ガラスですから明るいのは明るいですよねぇ」
      吾郎 「こちらがバスルームです」
      藤井 「ちょっと待って下さいよぉ。風呂場までガラスじゃないですか〜」
      吾郎 「光と共に暮らす生活ですね」
      相田 「ねぇ。刺激的でいいじゃない?」
      藤井 「マジで?(相田さんに)意外に大胆ね」
      吾郎 「なかなか気に入ったご様子じゃないですか、奥さんの方は!」

    と、やっぱりガラス張りの部屋というのは私には理解しがたいものがあるのだけど、そんな部屋には、ふんだんに光を取り入れるための中庭もあって、緑を植えるためのプランターもあります。

      藤井 「ねぇ。(プランターが)有難いのかどうかは分からへんけど…」
      吾郎 「素晴らしいです」
      相田 「部屋の中にお庭よ!」
      吾郎 「木と共に、夫婦も育んでいくという・・・
      藤井 「あっ、上手い事言いましたねぇ
      吾郎 「ちょっと上手いな、って思いました
      藤井 「自分でもね」
      吾郎 「ええ」

    と、この最後の部分は素のトークだね。話を中庭のプランターに戻して;

      藤井 「この(プランターに)木を植えるなんてね、固定観念が嫌なんですよね」
      吾郎 「何されますか?」
      藤井 「そうですね。とりあえず(プランターに順番に飛び込み万歳ポーズをして)
          何か、ワン・ツー・ツリー、なんてね。オチるかしらね〜」
      吾郎 「正解ですかねぇ〜、そちらも〜?(笑)」
      藤井 「ねぇ・・・」

    続いて中庭に隣接するキッチンに;

      相田 「本当に何か、使う人の気持ちになって考えて設計されているというか、
          お料理が楽しくなりそ〜」
      吾郎 「(相田さんは)何かお嬢さんっぽい」
      藤井 「翔子の事、すごく愛してるんだけど、何ともいえないペラペラ感は何?」
      相田 「なに?ペラペラ・・・」
      藤井 「ホンマに思ってるの?」
      相田 「だってね、感動してるんだもん」

    と、ペラペラな夫婦の会話を見かねた(?)稲垣店長;

      吾郎 「そうだ、リリー。あれを!」
      リリー「はい。かしこまりました」
      吾郎 「これはですね、我が、稲垣★芸術不動産に代々伝わる宝物です」

    と、取り出したのは、『アイビジョン』なる未来の生活を映し出すメガネ(稲垣家家宝だそうな);

      藤井 「そんな子供だまし・・・」
      吾郎 「まぁまぁまぁまぁまぁまぁ」

    となだめつつ、藤井さん&相田さんに順番にアイビジョンを強引に掛けてもらうと、そのメガネには相田さんが料理をしている光景が映し出されます;

      相田 「何で私がいるの?」
      藤井 「ペラペラ〜(涙)」

    ああ、このトークのお陰で、相田さんはペラペラなタレントさんというイメージが付いてしまったかもしれない…(^^;)。

    さてさて、こうして一通り部屋の中を見た後、再び建物の外で;

      吾郎 「如何ですか?」
      藤井 「なかなかねぇ、いいなぁ、って思うんですけど。どう、翔子?」
      相田 「このスケスケ感とキラキラ感が気に入っちゃった〜」
          (↑やっぱりペラペラ口調?(^^;))

    と、相田さんはお気に入りの様子でしたが、家賃17万5000円という値段に予算オーバーでここも見送り。(いや、予算オーバー以前に、ガラスで覆われた部屋って、ホント、どうやって生活するんだろう?(笑))


    3軒目:
      屯(たむろ)
      東京都北区 築8年 2LDK(48m

    3軒目は木が基調になった集合住宅。少し階段を上がったところに、住民共有の中庭があります。この中庭は床が木で敷き詰められておりまして;

      吾郎 「この屯の最大のポイントは、こちらの中庭ですね」
      藤井 「素敵な空間ですね」
      吾郎 「正にですね、ここの中庭は住民全員の居間といえますね」

    中庭を通り抜けて、個別の部屋に入ってきます。玄関の扉を開けて;

      吾郎 「どうぞ」
      藤井 「あ、はい。あれっ。ちょちょちょちょちょっと。
          ここ、見て、翔子ちゃん。玄関が無い」

    と、確かに今回の部屋は、玄関の扉を開けたところから、フォローリングが続いています。

      相田 「本当だ。靴のまま上がっちゃっていいの?」
      吾郎 「ええ。こちらはですね、靴のまま生活をするという、これは西洋スタイルで…
      藤井&相田「へえ〜」
      吾郎 「ただ、今は脱ぎましょう
      藤井 「(ずるっ)」(←律儀にズッコケリアクション)

    とにかく家の中も木の温もりで一杯で、とにかく木味わいを生かした造りになっています。

      リリー「全てカナダ杉を使用しております」
      藤井 「カナダ杉の特長は?」
      リリー「まぁ、このカナディアンな風合いですね
            (↑適当に答えるリリーさん)
      吾郎 「(^^;)」
      相田 「じゃぁ、カナダからこのキットを輸入してきてるのね」
      藤井 「翔子、お前も乗っかるなよ」
      相田 「あっそうか」

    相田さん、ホント、いいキャラしてるかもしれない…(^^;)。

      吾郎 「じゃぁ、次の部屋に・・・」

    と、扉を開いて隣の部屋にやってきます。が・・・;

      吾郎 「あれっ、リリーは?」
      藤井 「あれっ?」
      吾郎 「リリー?リリー!?リリー!!」

    キョロキョロと部屋の中を捜していると、階段裏側の物置の扉がいきなり開き、そこから顔を出すリリーさん(笑);

      リリー「こちらです。ここではかくれんぼもできるようになっています」
      藤井 「かくれんぼ?」
      吾郎 「びっくりしました」
      リリー「もちろん、カナダ杉を使用しております」(^^;)

    そして、その階段を上がって2階にやってきます。

      吾郎 「こちらはメインの部屋です。こちらの木も見てください」
      藤井 「これ、木の香りがいい!。あれでしょ、カナダのね…どうなんですか?」
      リリー「いいえ、こちらはヒノキ作りです」
      藤井 「(ズルっ)」

    そして、その2階のベランダからは先程の中庭が見えます。再びアイビジョン登場で;

      藤井 「夢が膨らんで、胸が膨らむよね?」
      吾郎 「正にですね、“人間関係の風通しもよくなる”、
          そういう造りになっていますね」
      相田 「なるほど…」
      藤井 「素晴らしい!」
      吾郎 「人と人のつながり・・・まさにアートです!

    そして、肝心の家賃の方も13万5000円ということで、予算的にもOKで、藤井夫妻はこの物件に決定!

      吾郎 「それではここで、思う存分、アートを味わって下さい」
      藤井 「アート万歳!すっかり意識が変わっちゃったよ〜」
  • 一人暮らし希望の女性の場合・・・

    続いての来店は桜井幸子さん。「世にも〜」以来の共演です(最近、共演多いねぇ)。

      桜井 「ごめんください」
      吾郎 「!」

    と、店にやってきた桜井さんの姿を見たて、思わずソファーから立ち上がり、その瞳を見つめ;

      吾郎 「何てアートなレイディなんだ…」

    と、口走る稲垣店長。『これはもう、初恋ですね』(出典:ポッカのCM)という声が聞こえてきそうな雰囲気です(笑)。そして、即、その思いを行動に移そうとする稲垣店長、そのまま桜井さんの前に跪き、さらに桜井さんの手を取り、格好良くその手に口づけを・・・しようとしたところで、吾郎君の手に麻木さんの平手がヒット。そして、その平手の勢いでそのまま画面から消える稲垣(爆)(この絶妙のタイミングは好きだ〜)。

    そして、何事も無かったかのように、麻木さんが桜井さんに話を聞きます。

      麻木 「物件をお探しですか?」
      桜井 「あ、はい。一人暮らし初めてなんで、色々教えて頂けたら…と思って」
      麻木 「今、いくつ?」
      吾郎 「27です」
      麻木 「その歳で始めての一人暮らしということは、世の中の厳しさを何も知らない、
          箱入り娘といったところかしら?」

    との冷静な一言に、画面から消えていたはずの稲垣はいきなり復活。そして芝居口調で;

      吾郎 「何て失礼な事を言うんだ!!
          彼女は今日のこの日を何年も前から夢見てきたんだ!
          こんな綺麗なレイディを一人にしたくないという両親の気持ちを考えて、
          彼女は今日まで我慢してきたんだ!
          (さらに芝居口調がエスカレートして)そんな彼女の気持ちを、
          何故に、何故に何故に分からないんだ!


    と、ぶっ飛ばしつづける吾郎君。だが肝心の桜井さんは;

      桜井 「ああ、こんな家もいいかも…」

    と、既に麻木さん&リリーさんと物件の映像を眺めていたりして・・・。もちろん、稲垣店長は絶句(フリーズ中)・・・。


    さてさて、話を戻して、桜井さんの条件は;

      本人(27歳)
      外資系銀行勤務(勤務地渋谷)
      年収540万(月収30万円)

    であることを考慮しながら物件を考えます;

      吾郎 「どのような物件をお探しですか?」
      桜井 「ちょっと広めの一人暮らしの部屋がいいなって」
      麻木 「ご予算は、どれぐらいお考えですか?」
      桜井 「10万ぐらいなら・・・」(OLにしちゃぁ、太っ腹だよねぇ…)
      吾郎 「他にご要望は?」
      桜井 「温かい感じがして、で、アートな雰囲気のある所がいいです」

    というわけで、またしても「アート」の一言で稲垣店長のハートに火が付いてしまい、店長が恋に落ちる前に、女性が安心してする物件をいつもの愛車でリリーさんを引き連れてご案内。


    1軒目:
      赤堤木舎(あかづつみもくしゃ)
      東京都世田谷区 新築 1LDK(36m


      吾郎 「さぁ、着きました」
      桜井 「ここですか?」
      リリー「どうです?木の優しさをふんだんに使ったこの外形。
          初めての一人暮らしの女性にはピッタリの物件だと思いますよ」

    と、外見の説明を簡単にした後は、部屋の中へとご案内。

      吾郎 「東京の真ん中に居ながらにして、心温まる空間がこの赤堤木舎なんです」
      桜井 「何か、マンションというより学校の廊下みたい」
      吾郎 「ここはノスタルジックな演出だけではないんです。なあ、リリー?」
      リリー「はい。廊下の奥には日本庭。そして、その奥には竹林。
          和風の落ち着いた雰囲気も楽しめるようになっています」
      桜井 「ホント、落ち着きますよねぇ…」
      吾郎 「一人暮らしのOLとわびさび・・・う〜ん、なんて…」
      桜井 「アートなんでしょう!」(あっ、取られた…)
      リリー「ですよね」
      吾郎 「(ズルっ)」

    そして、順番に部屋を案内する稲垣店長ですが、「家具が入らないといまいちイメージってわかないものですね」という桜井さんの言葉に、またまたアイビジョン登場し、イメージ映像が映し出されます。確かに家具が入るとかなりイメージが違います。

      吾郎 「東京での一人暮らしの原点に帰るという、正にノスタルジックアート。
          どうですか、決めてみては?」

    家賃の方も希望どおりの丁度10万円ながら、決めかねている様子の桜井さんの為に、別の物件も見に行きます。


    2軒目:
      lattice(らてぃす)
      東京都杉並区 築5年 2DK(56m


      桜井 「lattice?」
      吾郎 「そう、lattice。latticeとは日本語で格子戸という意味。
          一見、窓が少ないように見えますが、それがアートなんですね」

    確かに、正面から見ると、部屋の窓は2階部分から一箇所見えているぐらいです。でも、家の中に入ると、意外と明るく、吹き抜けや格子が上手く使われていて、明かりを取り込む構造になっています。例えば2階の廊下も格子。それが上手く光が1階に差し込むようになってる変わった造りになっています。そのまま部屋を案内する稲垣店長;

      吾郎 「1階部分はキッチン、そしてバスルームとトイレ。
          じゃぁ、2階も見ましょうか?・・・あれっ?」

    と、振り向くと桜井さん,リリーさんの姿は見えず;

      桜井 「ねぇ、2階もすごいですよ!」

    と、既に、2人は2階に移動していたみたい・・・(笑)。店長、しっかり!!。

    さてさて、2階の案内も終わり、中庭に出てくる三人;

      桜井 「とっても気に入ったんですが・・・」
      吾郎 「おや、この物件の内向的な構造が、あなたの心に影響を及ぼしてしまったようだ。
          ちゃーんと顔にかいてありますよ
          そんな繊細な心を持つ貴方にはアレしかないですね。リリー?」

    と、ここでもアイビジョン登場。アイビジョンにはガーデニングされた中庭の映像が…;

      吾郎 「如何ですか?」
      桜井 「とっても気に入りました」
      吾郎 「それでは、契約しますか?」
      リリー「(勿体ぶった表情で)実は、少々問題が・・・」
      桜井 「何ですか?」
      リリー「お家賃が、17万と5000円」
      吾郎 「高っ。高いじゃん!


    3軒目:
      HOUSE5
      横浜青葉区 築10年 2LDK(64m


      吾郎 「さぁ、やっとつきましたね」
      リリー「ここは個性的な造りが特徴的で、私としては2階部分を是非とも
          見て頂きたいですね」
      桜井 「ああ、楽しみ〜」
      吾郎 「ちょっと待って。此処の2階で好きな男性と一緒に過ごす事を今、
          想像していたでしょ?ちゃーんと(顔に書いて・・・)」
      桜井 「それは違います!
      吾郎 「・・・」
      リリー「違いますよね。中に入りましょ」
      吾郎 「・・・(^^;)」

    部屋の中は1階には7.5畳の部屋と、納戸。2階にはキッチンとそして;

      吾郎 「ここがお薦めの2階部分です。天井の高さが最高で3.5mもある
          このゆったりとした空間で、仕事の疲れも取れるでしょう」

    そして、この2階の部屋には天井に窓があり、夜になるとそこから月も眺める事が出来ます(月というと思わず陰陽師の晴明を思い出してしまったよ〜)。

      吾郎 「天窓には自然の照明・・・ああ、何てアートなんだ!

      吾郎 「どうですか?あなたにピッタリだと思うのですが・・・」
      桜井 「でも、昼間に見ないと、いまいちイメージって湧かないですよね?」
      吾郎 「ふふふ。リリー君」
      リリー「(すかさず)これですよね!」

    と、吾郎君の言葉を待たずに、先制してアイビジョンを差し出すリリーさん(笑)。吾郎君は「あらっ」とズッコケつつも、桜井さんはアイビジョンを装着し、イメージ画像を見たりしています。

    さてさて、部屋の中を見終わって、外に出てくる一同。ここでの家賃は11万6000円ということで、予算10万円に対しては微妙なところ;

      桜井 「でも、どの部屋も良かったし、迷っちゃうな」
      吾郎 「どの部屋に決めますか?・・・ちょっと待って、
          どの部屋が良かったか、ちゃ〜んと書いてありますよ」

    で、最終的に桜井さんが選んだのは、最初の赤堤木舎でした。
  • 一戸建て購入希望の夫婦の場合・・・

    最後に稲垣★芸術不動産に来店したのは久山(高橋克実さん&久本雅美)夫妻。だが、客が来たというのに、店長&スタッフ一同、店内の掃除を続けていたりして、全く気がついていない様子(というより、気づかないフリ);

      久本 「すみません・・・すみません・・・?あっ、すみません・・・」

    と、幾ら言っても誰も気づいてなくて;

      久本 「(吾郎君に顔を近づけて)すみませ〜ん!!!」
      吾郎 「はは(^^;)。何か御用ですか?」
      久本 「いや、早く気づけよ!!」
      吾郎 「いや〜、あまりに店の雰囲気に合わない方だったので
          目に入りませんでした〜(さわやか笑顔)」
      高橋 「し、失礼だな君は!」
      久本 「ホンマやねぇ。アートな匂い、プウプンやろに!!」
      吾郎 「で、お名前はなんですか」
      久本 「おい、流すな流すな!」
      麻木 「物件をお探しですか?」

    と、ここでようやく商談に話が移ります。改めて応接ソファーに座って、久山夫婦の話を聞きます;

      吾郎 「どんな物件を?」
      久本 「思い切って、一戸建て、買っちゃおうかなぁ〜、なんてね」
      吾郎 「丁度いいのがありました。リリー?」
      リリー「はい、こちらです」

    と、店内のビジョンに映し出されたのは『金閣寺』(笑)

      久本 「本当だ〜。ピカピカして、ゴ〜ジャ〜スぅ!
          ・・・っておまえな!(と、吾郎のむなぐらを掴む)」
      吾郎 「・・・」
      久本 「ホンマに借りれるんやろな、これ?えっ!人が真剣に探してるって
          いうのに、舐めとったらあかんぞ、わ〜れ〜(吾郎の顔バサミ)」
      吾郎 「ふぎゃ」
      久本 「いっけない、初めて起こっちゃったマチャミ。ごめんなさ〜い」
      吾郎 「ハハハハ・・・可愛い奥さんですね」
      高橋 「あ、ありがとうございます」
      吾郎 「前歯もとってもアートだし・・・」
      久本 「(キュートなポーズ)」

    気を取り直して、お仕事お仕事・・・。久山夫婦の場合;

      頭金1000万円 月々返済予定額15万
      ボーナス時45万
      希望購入価格 5000万円台

    という条件で、アートな物件探しを開始していきます。今回も実際に物件を見るために、現場にやってきます;


    1軒目:
      セボンつつじヶ丘
      東京都狛江市 新築 3LDK(83m


      吾郎 「こちらです」
      久山 「おお」

    と、なにやら仰々しい門構えが目の前に。その門をくぐると、そこはヨーロッパの町並み。マンションと一戸建てを融合させたような構造になっているという、今流行りのタウンハウスというものらしい。

    こちらの物件は、地上2階建て、地下(2室+テラス)もあったりして、そして屋上まで付いていて、お値段の方は4780万円。

      吾郎 「分かって頂けましたか?」
      高橋 「なぁ、なぁ、お前、ここでいんじゃないかな?」
      久本 「そうやな。何かおしゃれな街並みやし、私を温かく包んでくれそうな
          この生活空間!」
      吾郎 「(笑)」
      久本 「あらっ、ちょっと最後のほう、妙な笑い・・・笑顔しはったよ。
          あんたもしかして、もっとええの隠してるんちゃうの?」
      吾郎 「いや、実はですね、もうひとつ流行の形式がありまして…」
      久本 「流行?」
      吾郎 「ええ、注文建築です。
          最近はですね、郊外に土地を買って、1000万円で家を建てるというのも
          一つの流行なんです。しかも、設計は一流のデザイナー建築家」
      久本 「いや、1000万で家を建てるんですか?」
      吾郎 「行くだけ行ってみませんか?決めるのはそれからでもいいじゃないですか…」

    と、ここでは、注文住宅ゆえに番組用に建てるわけにもいかず、実際に既に建てられたM邸にご案内。

    2軒目:
      M邸
      埼玉県川口市 新築3LDK(92m


    ちなみにこちらの建物は、建築家山下保博氏率いるプロジェクト1000(既存の住宅業界の枠にとらわれず、安心して良質な住宅づくりを目指す集団)が設計・施工したものだそうです。アートである部分と機能を重視した部分とが上手くミックスしている感じの家ですね。実際、建築の段階で、従来の無駄なコストを省き、シンプルですみやすさだけを追求しているということで、値段も4400万円と久山夫婦には予算内に入る金額です。


    久山夫妻は即購入を決定し、無事、契約にこぎつけ、稲垣★芸術不動産のオフィスに戻って契約書にサイン。

      久本 「ホンマに家買うって、お金かかるなぁ」
      麻木 「でも、ご希望の家は見つかったんでしょ?」
      久本 「ええ、確かに。いい家は見つかりました。
          あとは、あの家を自分なりにどう染めるか?ああ!ここはあの、
          お客さんのどんな希望も叶えてくれる不動産屋やね?」
      吾郎 「ええ。でも、夢はもう、叶ったじゃないですか」
      久本 「いや、家具よ家具!何か良い家具、探してくれへんかな?」
      吾郎 「そんなのお安い御用ですよ」
      麻木 「どんな家具がご希望で?」
      久本 「そうやな。アジアンテイストな感じの家具かな?」
      吾郎 「ご予算は?」
      高橋 「お前ね、家買ってお金が無いんだから、家具じゃないでしょ」
      久本 「何言ってんの。ドーンといっとかんと。ドカーンと!」
          ソファーに椅子にテーブルにダイニングテーブルに、ランプに棚で
          全部で10万ぐらいかな?

      吾郎 「10万?・・・それは無理ですね」
      リリー「いや、ベトナムに行けばアートが家具が格安の値段で手に入りますよ!」
      吾郎 「ベトナム?・・・それは無理ですね」

    と、言い終ったか終らなかったぐらいのタイミングで、隣に座っていた麻木さんが吾郎君の台詞を手で制します。そして;

      麻木 「この稲垣が・・・責任を持って行って参ります!
      久本 「ほんまに?ありがとう!!!」
      吾郎 「えっ?(絶句)・・・・ま、ま、ま、マジで?
      麻木 「ベトナムで家具一式、お願いします」
      吾郎 「本当に行くの?」(^^;)

    このリアクションは素かなぁ…。吾郎君にはベトナムロケは知らされてなかったのかしら?


    と、この後がこの日のメイン、ベトナムロケで御座いますぅ・・・と続きは後日 m(_ _)m。

    (01.07.08)

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前回アップ分の冒頭で、色々愚痴ってはしまいましたけど、でも、やっぱり今回の番組、好きであることは確かなのよ〜。と、ちょっと言い訳をしておいて、以下、レポ続きです・・・。

  • ベトナム編

    稲垣☆芸術不動産事務所。応接ソファーに座って、ベトナムの地図を広げる吾郎君。

      吾郎 「ベトナムかぁ・・・」

    そして、地図の上で、おもちゃの飛行機で日本からベトナムにひとっ飛びさせると、そこはもうベトナムの喫茶店?!(う〜ん、テレビって便利だ〜)

    稲垣店長がやって来たのはベトナム ホーチンミン市。吾郎君が、近代的な東京よりも、昔ながらの建物が残っている京都に似ていると喩えた都市・・・だったと思う。

    ベトナムでの家具探し。もともと物価は日本と比べて安いようですが、ベトナムでは値札という物が無く、とにかく交渉次第で値段は決定していくもののようです。

    まずは家具探しの足となるシクロ(人力自転車)を一日チャーターしようとする吾郎君。けど、目があったシクロのおじさんに捕まって、強引に引っ張られていきます。それでもとりあえず;

      吾郎 「これ? How much?」

    おじさんの答えは5万ドン(1万ドン=88円ぐらいで計算すればいいのかな?)。通訳が入っているのか、本当に身振りだけでコミュニケーションを図っているのかはこの映像からは不明ですが、おじさんの台詞は吹き替えが重なりながら、番組は続いていきます。

      吾郎 「1日で・・・5万ドン?」

    と、日本円に換算すると、440円程度とかなり安い。なもので、いきなり値切りもせずにいい値でOKしてしまう吾郎君だったりする。でも、それ以上に、そのシクロ(自転車の前カゴにあたる部分に客が座るシートがついています。つまりシクロが事故っちゃうと、真っ先に客が怪我するわけですね(笑))に、逆向きに座ろうとする方が問題かも(^^;)。(これはマジなのか、呆けているのかどっちだ?);

      吾郎 「えっ?こっち?」

    シクロのおじさんに注意され、改めて前向きにシートに座る吾郎君。で、早速、出発進行!どうやら乗り心地も満足したようで;

      吾郎 「ははは、うわ〜

    とっても無邪気・・・(笑)。

      吾郎 「あっ、信号だ。ねぇ・・・珍しい・・・」

    な〜んて言いながら、道路を進んでいきます。

    そのホーチンミンの待中の道路は、とにかくバイクで溢れています(車間距離も何も、あったもんじゃない、って感じ(^^;))。4輪の車の姿はどこにもありません。そのバイクの流れに沿って、シクロも進んでいきます。そんな光景の待った中にいる吾郎君;

      吾郎 「何か、レースやってるみたいだね、ねぇ・・・

    と。そして、ベトナムと言えば、民族衣装アオザイ。真っ白なアオザイを来た女の子の集団がカメラに映されています(学生かな?)。そのアオザイ姿の女性を見て;

      吾郎 「何てアートなんだ!

    と、一応、お約束の一言(笑)。でも、本当に気に入ったんだろうな、たぶん(^^;)。・・・そんなこんなで、やってきたのはホーチンミン市最大の家具通りコー・シア・トゥ(枚方家具団地みたいなものか?(爆)…スミマセン、ローカルな話題で…)


    まずは一件目:

      吾郎 「(店のタンスを見て)すごい、結構立派!造りもしっかりしている。
          何か東洋と西洋が混ってて、何か、何テイストか分かんないですね」

    そして、店の応接セットが目に留まり;

      吾郎 「おっ。これは結構、面白いんじゃない?貝が埋まってるでしょ?
          ほら?ねぇ・・・。すごい。結構、豪華絢爛かもしれない、これ。
          結構、アジアぽいよね?」

    と、物色は続き;

      吾郎 「ええ〜、僕が気に入ったのはこちらの家具です。
          これを買おうと思うんですけど。
          まぁ、あの、どこが気に入ったかというと、これ、一見、
          普通の椅子に見えるんですけど、こうやって(笑)、寝ることができるんですね。
          寝椅子にもなっているんですけども。
          で、結構こういう細かい貝の細工がしてあって、手作りの温もりが伝わってくる」

      吾郎 「Excuse me? How Much?いくら?」

    提示されたのは90万ドン(7900円)。その金額に対して、電卓片手にこちらの希望金額を提示し、交渉します。

      吾郎 「OK?やったー!80万ドンで買えた!
          カム・オン(ありがとう)。カム・オン・・・」

    90万のリクライニングデッキチェアーを80万ドンでゲット

    まずは1つ目のアイテムを無事購入できたということで、得意満面の吾郎君。小さくガッツポーズをしながら店先から出てきます。

      吾郎 「よし、値切れた!」(←相変わらず無邪気)

    しかし、その光景を離れて見ていたシクロのおじさんは、首を振って吾郎君を向かえます。

      吾郎 「えっ?ダメ?あっ、安いところをもっと設定して・・・段々高くするのかな?
          ダメ?ダメ・・・ああ(納得)」

    とジェスチャーつきでコミュニケーションし、良いコンビが出来上がったようです。


    続いて2件目は籐製品のお店:

      吾郎 「気に入った物が無かったので、ちょっと籐を打っているお店にやってきました。
          これですねぇ、籐」

    店にやってきて目にとまったいたのはソファー&テーブルの5点セット。椅子は籐を編み上げたタイプ、テーブルの天板はガラス張りになっています。

      吾郎 「これいいね・・・これいいよ!うん」

      吾郎 「えくすきゅーずみー・・・これこれこれこれこれ」
      店員 「1 set?」
      吾郎 「1 set.」
      店員 「Ah〜, 5 milions」

    という値段を提示されシクロのおじさんと電卓を通訳代わりにして交渉する値段を相談

      吾郎 「300万ドン。500万ドンが300万ドンにディスカウント。OK?」

    とはいうものの、無茶なディスカウントは聞いてくれるはずもなく、お店の人は470万ドンを提示;

      吾郎 「え〜〜〜〜〜470万ドン、っていうと、ちょっとしか安くなってないよね?」

    と、やっぱりシクロのおじさんと相談。おじさんと二人でさらに値段を下げるように、身振り手振りで;

      吾郎 「もうちょっと安くしてよ、もうちょっと。もうちょっと。
          A little. OK?」

    で、最後に店員さんが提示してきたのは435万ドン(38,300円)

      吾郎 「435!結構、安くなったよね。これでもね」

    と、この辺で妥協して、ソファーセットを購入決定!。


    この調子で、3件目はまとめ買いで値下げ交渉し:

      籐ライト 50万ドンが35万ドン(3100円)
      籐の電話台 22万ドンが20万ドン(1750円)
      籐製ついたて15万ドンが12万ドン(10550円)

    で購入。そして、4件目は少しリッチに、ホーチンミン市NO.1高級家具店へ行ってみます。政府の高官や海外の客が立ち寄るお店らしく、中国とヨーロッパがまじわったようなアートな品がずらり。

      吾郎 「結構、高級店って感じだよね」

      吾郎 「・・・ん?何だあれ?あれ良いよね?」

      吾郎 「これ良いんじゃない、ねぇ?この曲線がすごい珍しいし。
          これは日本には無いね」

    しかし、390万ドン(34300円)

      吾郎 「結構やっぱり、おしゃれだな、ここ・・・。
          ん?向こう?・・・あっ、もっと安い、安いだ?あっち?」

    5つめのお店はシクロのおじさんに連れてきてもらって、地元の人しか知らないという家具の穴場、レー・コン・キュー通り(アンティークな掘り出し物が並ぶ)に出向きます。

      吾郎 「あっ、あれ、さっきあったやつじゃない?
          これ、ねぇ・・・これさっき見たのと一緒だよ。
          Hi.あっ、これもそうだ。ほらほら」

    そして、交渉;

      吾郎 「こちらはいくらなんでしょうかね?How much?
          200$? Discount, please. ・・・(電卓を見せて、勢いで)100$!」

    と、半額はさすがに「I can't」だそうで、180$を提示する店員さん。それを見て吾郎君、逐一おじさんと相談して、今度はその中間の・・・;

      吾郎 「140$・・・you can?」

    と、言ってみると、どうやらOKが出た感じ。初めてのお客さんということで、特別におまけしてくれたようです。

      吾郎 「本当?OK? Really? カム・オン・・・
          Thank you. すごい!140$で買えましたね。OK…カム・オン」

    と、今度はおじさんと握手。結局、この円棚は、390万ドンを195万ドン(17,150円)でゲットできました(パチパチパチ)。この後、余ったお金で食器などの小物も揃えて・・・全部で、1,500万ドンを1,134万ドン(99,750円)で調達したのでした。

    買い物も終わり、最後、シクロのおじさんにお礼を言う吾郎君;

      吾郎 「いや〜、ありがとう、今日は。カム・オン。長時間に亘って…
          脚、痛くないかな?ずっと漕いでたけど。You are tired? OK?
          じゃぁ、今日1日働いてくれたから、まぁ、代金を払わないといけないんだよね。
          じゃぁ、あの・・・とりあえず約束通り3万ドンを・・・」

    ととりあえずとぼけてみる吾郎君?強引に「OK? OK. Thank you …」と言って立ち去ろうとしてみたりなんかして(^^;)。もちろん、おじさんはそんな話に騙されたりはしません。

      吾郎 「・・・。分かってますよ。Japanese joke. OK. 5万ドン、約束通り。
          こういうのは値切れないんだね。カム・オン。Thank you. 」

    と、全ての支払いを終え、稲垣店長のベトナム出張は終わったのでした。そしてベトナムでの最後の一言はもちろん;

      吾郎 「ベトナム・デッ・クァー・・・
          ベトナムはアートだ! (^o^)」
  • エンディング

    エンディングはいきなり月の輝く夜。稲垣★芸術不動産の屋根の上の吾郎君と麻木さんと、そしてもちろんリリーさんのスリーショットです。しかも、吾郎君はギター片手に(って弾いてないけど)、麻木さんとのデュエット!!!。う〜ん、これはラブリーすぎるぅ。

      ♪家に帰ろう(マイスイートホーム) 竹内まりや

    こういう映像を見ていると、なんだか照れちゃうんだなぁ、私(*^^*)。でも、このエンディングはいたく気に入ってしまいました。一体、何度繰り返し見ただろう?

      吾郎 「この番組はアートな暮らしを提供する
          稲垣★芸術不動産がお送りしました
    ・・・(^o^)」
                             ↑最後のこの笑顔がたまらないのさ!

    (01.07.15)


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