ハングリー! 2012.1.24 22:00〜22:54 夜。まりあ(国仲涼子)と2人っきりで店にいた英介(向井理)は、厨房で拓(三浦翔平)が潜んでいたのを見つける。拓はあまりの空腹のためそのまま倒れこむ。 拓を交番に連れて行く英介。不法親友者として通報したのだ。英介は拓がバンドを抜けたことに腹を立てていたのだ。そんな2人を警察が相手にはしてくれないわけですが。 英介の回想シーン。 英介 『拓とは最初からソリが合わなかった・・・』 バンド時代からもチャライ雰囲気の拓とは合わない英介だったが、拓が加入してからバンドの人気は上がり始めたのも事実。それでも中々、バンドがデビューもできない状況で、結局、拓はLOCKHEADを抜けていき、ROCKHEADは解散。 その拓は移っていったバンドのメンバーが薬をやっていたことで、警察に連れて行かれてたのだ。その後、ホストの仕事をやっていたらしいが、その店でNo.1の客を奪ってしまったことで、反感をかって追い出されたらしい。 (・・・と、説明が長いですが、以上、経緯説明終了。こういうどうでもいい説明的なシーンがいちいち面倒だよね、うん。) その後、行くところも無く、拓はle petit chouにやってきたのだ。 ・・・で、結局、拓は店の片隅で横になってる。朝になり、まりあは帰ろうとするが、テーブルに置かれた店の帳簿を目にする。 英介はまりあを送っていくが、その2人の様子を千絵(瀧本美織)が見かける。 その英介とまりあの雰囲気は、あまりよくない。まりあは英介と最近疎遠であることを悩み、英介の料理がおいしすぎるのでダイエットに差し障りがあると不満を漏らす。 まりあ「最近、私の体、見てないから知らないだけでしょ」 (「だから?」と言いたくなる2人の関係…) 千絵は先ほど見かけた英介とまりあの様子を、大学で勉強中の奈々(山下リオ)に電話で報告してる。 とはいえ、千絵は野菜の配達に店に。英介は居なかったが、睦子(片桐はいり)から英介が元ミュージシャンであることを聞かされる。 そこに英介が戻ってきたが、どうにも不機嫌な様子。そんな英介を見て太朗(大杉漣)は英介の接客に問題があると忠告する。 そのタイミングで目を覚ました拓は、そんな店の様子を見ていて、次のバンドがみつかるまでのつなぎとして、自分が働いてやってもいいと言う。だが、ただでさえ空気が読めない上に、一度裏切られたという思いがある英介達は、拓を拒絶する。 麻生は、店で柏木(石黒英雄)に、ブレスレッドをプレゼント? 麻生 「…それはオニキスだ。オニキスは能力を高め、感情を整えてく れる。水晶もいいんだよ、邪気を取り除く」 柏木 「でも・・・こんなに高そうなもの・・・」 麻生 「ふふ…。しかし、君とあのミュージシャン崩れが同じ料理専門 学校に通っていたとはね。確かに、腕はいいようだ。子供の頃 から何度もクッキングコンテストで優勝しているし、19のとき には、調理師育成施設調理技術コンテスト、通称グルメカップ で内閣総理大臣賞を受賞。しかし、それが何だ。ガキの頃の話 じゃないか」 柏木 「でも・・・」 麻生 「彼は10年料理と離れている。しかも、ロック何ていう下らない 自己表現のためにだ。そんな男を、何を今更恐れる必要がある?」 柏木 「・・・」 麻生 「君は、僕が選んだ男なんだぞ」 柏木 「すいません」 麻生 「自分の力を信じろ。そしてそれ以上に、僕を信じるんだ。この レストランで、君は人生の勝者になる」 柏木 「申し訳ありません。以後、気をつけます」 (まぁ、まるっと麻生の言うとおりなんだよね。英介に全く肩入れできないのはそういう部分なんだよね。最初から英介には「才能がある」というだけではドラマに説得力が無くて、真面目に生きてきてるガステレア側の人たちの方が損をするという展開は嫌なんだよ。) 佳奈(宮地真緒)はそんな麻生の様子を見てうっとり。 佳奈 「なんて素敵なの、あの自信・・・」 東(田山涼成)は英介と柏木が知り合いだったことに驚く。 麻生 「確か今日は女優の高嶺薫さんが来ることになっていたよね」 佳奈 「はい、前のお店のときも、あちらのお席がお好きでしたので、 本日もそちらをご用意しています」 東 「お好みのメニューもシェフには伝えてあります」 麻生 「ありがとう。彼女は食通で有名だし、女性誌でグルメエッセイ も書いている。是非この店を気に入ってもらって、マスコミに 紹介して欲しいんだ。抜かりない積極を頼む」 佳奈 「はい」 店を追い出された拓は、なぜか千絵と一緒に歩きながら、バンド時代の話を聞いた。拓はちょっと千絵のことを気に入っちゃったかな。 開店して2週間、店には客が少しずつだが入るようになるが、接客は相変わらずで・・・。 買出しの帰り、英介は白山(鈴木砂羽)に拓の話をしたりしている。すると、どこからか拓の声が聞こえてきて、そこには町の『のど自慢』のステージで歌っている拓の姿があった。拓は大会の賞金や賞品が目当てだったようだが、予選落ち。英介は拓には声を掛けずに、その場を立ち去った。 拓は、LOCKHEADのCDを見ながら、当時を懐かしむ。 英介は、みんなが喜んで自分の料理を食べてくれていた光景を思い出す。 高嶺薫(かたせ梨乃)が店にやってきたが、外観がすっかり代わってしまっていたため、近くにあった「le petit chou」の張り紙を見て、そちらの方に足を向ける。(麻生さんともあろうものが、そんな張り紙、剥がさずにおいておくなんて・・・。都合よすぎるよね、この話) 英介は、考えを改め、プロとして客が笑顔になってくれるようにとメニューを見直す。そのことをまりあに連絡し、「早く安心して欲しい」と告げる。まりあはまりあで、飲食店経営に関する書籍をいくつか集めていたが・・・。 英介は、メニューだけでなく、自分も変わろうと思うと賢太(塚本高史)や剛(川畑要)に告げ、笑顔を心がけようとする。 千絵は病気で寝込んでいた。風邪というより、恋の病? (ああ、たったそれだけのことで、そこまでなるかぁ〜) 千絵の代わりに佐助(佐藤勝利)が野菜の配達を。そこで風邪で千絵が倒れたことを告げる。 店は既に開店しており、客は2組。そこに拓が客として現れ、続いて高嶺薫が現れ、店に飾ってある『le petit chou』の絵を見て「懐かしい」とつぶやく。が、英介の接客の1つ1つに文句を付け、無愛想にテーブルに。 続いて、まりあも同僚の男性・透(丸山智己)を連れてやってきて、英介の表情から笑顔が消える。しかも、まりあが連れてきた男性は、先日、英介が融資のお願いにいったときに応対した銀行マンだった。 一方で、高嶺に料理が出され、一口食べた高嶺は何かを感じ取る。 気がつくと、拓はいつの間にか店の中で接客サービスを始めていた。その瞬間、店内の客からは笑顔が溢れはじめ、拓に負けじと、英介達も頑張り出す。 食事が終わり、高嶺はシェフである英介を呼ぶ。 英介の料理は非常に未熟だが、どこか華子の味を思い出し、高嶺は突然泣き出す。そこに太朗がやってきて、高嶺も事情を理解する。高嶺は、華子がホテルのテストランに勤めていたときからの知り合いだったのだ。(あ〜あ、よくあるパターン・・・) 高嶺は、帰り際、今日は拓の接客だけが合格だと告げる(え、あ、それもなぁ〜)。帰り際、華子も当時、経営と接客は全く違うものだと悩んでいたと告げ、華子が英介のために遺したレシピノートがあるはずだと言いながら、英介を励まして去っていく。 まりあも、英介の頑張りを認めた上で、透と2人帰っていった。 客も帰り、英介は拓に接客係として働いて欲しいと告げる。が、給料を支払える状況ではなく、かわりに住まいと食料を無料で提供した。そこは、英介と太朗が住むアパートだが、その住まいは、太朗のアトリエとなる場所でもある。 翌日。高嶺は昨日、予約していたガステレアにやってきた。麻生がその対応をしている。 麻生 「いらっしゃいませ」 高嶺 「昨日ごめんなさいね、あたくしの気まぐれでキャンセルしちゃ って」 麻生 「いえ、今日、こうしてお顔を拝見できただけで」 高嶺 「麻生さん、あそこのお店、いらしたことある、le petit chou? 華子さんの息子さんの店」 麻生と高嶺の間では、「華子さん」で通じるのか・・・。3人に何か共通の過去があるのかねぇ。まぁ、きっとこの後全く、触れられることはない部分ではあるだろうけど。 麻生 「いいえ」 高嶺 「あ、そう?一度召し上がった方がいいわ、彼のお料理」 麻生 「!」 高嶺 「すごく粗削りなんだけど、何かとても可能性感じるの」 麻生 「そうですか。いつも貴重な情報をありがとうございます。失礼 いたします」 高嶺の接客を終え、誰も居ない店の通路で、麻生は壁にこぶしを叩きつけた。 (ブラック麻生、発動〜!!) 病気で寝込む千絵の部屋に、気がつくと、そこには英介がいた。弟が部屋に入れてくれたらしく、英介はおかゆを千絵に食べさせる。 英介を好きにならないように、店に行かないようにしていた千絵だったが、この英介の行為に、結局、好きになってしまった。 (うわぁ〜、まさしくPVドラマ・・・) この日も仕込みを始める英介だったが、そこに麻生がやってきて・・・ 感想 ブラウザの戻るの機能で戻って下さい |