ハングリー! 2012.1.17 22:00〜22:54 早朝、まりあ(国仲涼子)はベッドの中。 そんな時間に英介(向井理)は朝食の準備をして先に出かけていくのがまりあは寂しく思う。 まりあ「ねぇ、悪い意味に取らないでほしいんだけど、何で始めちゃっ たの、レストラン?」 英介は、朝早くから一人で料理の勉強から料理の仕込からビラ配り、そしてもちろん店のオープンの準備もやっていた。まりあとの時間はほとんど作れないでいたのだ。 英介 「こんなに人生犠牲にしてるっていうのに、なぜだ・・・」 客はこの一週間全く入っていなかった。 家の手伝いをしている千絵(瀧本美織)。千絵はこの間食べた英介の料理が忘れられないでいた。一人妄想の世界に入ってる千絵の様子を不思議な目で見ている父・義明(橋本じゅん)と弟・佐助(佐藤勝利)。 従業員勢ぞろいのle petit chouでは、英介が作ったまかない料理で昼食中。 英介たちは改めてこの店の経営を見直してるが、客が入っていないのだから当然、大赤字。一日30人の客が入らないと、まわっていかない。 その状況を見て、「この店ちゃんと計画性を持って始めたのかよ!経営計画とか店のコンセプトとか!」と言い出す賢太(塚本高史)。(そういう話は最初にやりましょうよ)。英介は当然、計画性を持って店を始めたわけではなく、言い合ってるうちに賢太と揉みあいの喧嘩になってしまう。 警察から出てきた拓(三浦翔平)は、ネットカフェで時間を潰している。自分たちのバンドのHPを見ていると「フレンチレストラン始めました」の文字を見つけ・・・。 店の中では、相変わらず英介と賢太が取っ組み合いの喧嘩を。それを店の外から覗き見している麻生さん。 麻生 「何なんだ、この光景は・・・(唖然)」 千絵 「本当、何やってるんでしょうねぇ?」 気がつくと、同じように千絵も店の様子を覗き見していた。 麻生 「???」 千絵 「ああ、いえ、私、あやしい者じゃありません。そう、配達に。 別に恋とかじゃなくて、ただの配達で」 麻生 「そうですか。だとしたら早々に取引の中止を考えた方が良い。 この店は直につぶれる」 千絵 「えっ?潰れる?」 麻生 「出店に際しての計画性もコンセプトも無い。経営者に恐らく、 脳みそも腕も無い。これは、すぐに潰れるレストランの典型的 なパターンだ。僕ほどの人間が意識するような店ではなかった」 そうしていつものBGMと共に麻生さんは去っていきました。(えっ、ここ、そんな面白BGMがつくシーンなの?(汗)) 千絵が店の中に入ってきて、2人の喧嘩を止める。そのはずみで突き飛ばされた痛みも忘れ、目の前に並んだまかない料理に目が行く千絵は、食い意地が張りすぎだと思います(汗) まりあは部屋で一人、英介が作ってくれたマーマレードで朝食を食べている。 英介は、拓がボーカルに入ってきたときのことを思い出していた。拓はわかりやすく言えばチャライキャラクターです。 賢太,剛(川端要)も同じように拓のことを考えていた。 さきほど突き飛ばされた際の怪我の治療を太朗(大杉漣)にやってもらっていた千絵は、le petit chou店に掲げられた絵が気になる。 その一方で、英介に対しては; 千絵 「あなたってお料理はあんなにおいしいのに、どうしてそんなに 性格が悪いの?」 と言ってしまう千絵。 英介 「うるせーな。お前に関係ねーだろ」 千絵 「関係ないかもしれないけど、でもあなたがそんなんじゃ、この 店、本当に潰れちゃいますよ。暢気に喧嘩なんかして。だから 前髪くるんとした人に、能が無いとか、すぐ潰れるとか、言わ れちゃうのよ!」 英介 「?」 千絵は怒って出て行った。 (うむ・・・このドラマでも『前髪くるんとした人』なのか…。流れ星のときの『もずく』よりはマシかもしれないけど(汗)、フジテレビ系のドラマって、どうしてこういう煽り方が好きなのかしら?) この日、みんなにあれこれ言われたことで、改めて銀行に融資の相談をしにやってくるが、やはりここでも計画性がないと言われ、相手にされない。 (えっ、まず銀行なの?) 銀行からの帰り道、英介が今日の占いにあった“ピンクのラッキーアイテム”が気になり購入したキーホルダーを付けようとすると・・・; 麻生 「あれ?お久しぶりです。華子さんの息子さん」 英介 「・・・」 まりあは英介をデートに誘おうと電話を入れるが、携帯が繋がらない。 まりあ「ミュージシャンのままでよかったのに…」 (普通、売れないミュージシャンより、料理人の方がいいんじゃないの?とは思うけど。店を開くのがいいかどうかは別にして。このドラマでの一番の違和感はこのまりあの女性心理かも…) 麻生は店に英介を案内する。 麻生 「大事なお客様だ。ご案内を」 英介は賢太と呼んだ。店の中には、華子の店で働いていた佳奈(宮地真緒)もいた。 ガステレアの数々の料理が英介達に出される。 (le petit chou側だけじゃなく、ガステレア側の料理も伊勢丹で出せばいいのにねぇ。そうしたら吾郎ファン、食べに行くんじゃないかな、と思ってみたり(笑)) 食事をしている英介達のところに麻生がやってくる。 麻生 「お飲みにならないんですか?」 英介 「ああ。仕事中は飲まないもんで」 その横で剛は生ビールを頼んだりしてますが(笑) 麻生 「ご両親にはお世話になりました。華子さんのお店をこのような 形で引き継ぐことができて、私も光栄です」 英介 「引き継いだ?」 麻生 「ええ。聞けば貴方もレストランを開いたとか?」 英介 「・・・」 麻生 「素晴しい!唯一つ、相談したいことがあるんですが、店の名前、 どうにかなりませんかね?」 英介 「は?」 麻生 「le petit chou という店名は、華子さんがかつて、この建物で 経営していたフレンチレストランと全く同じ名前だ。万が一、 間違って、いや、貴方の店とうちを間違えることはあり得ない と思いますが、それでも万が一間違ってうちのお客がそちらに 行ってしまったとしたら私も困ります」 (麻生さん、嫌味ったらしさ満点です♪) 英介 「どういう意味だよ?」 麻生 「つまり、イメージダウンになることも考えられるので…」 顔を英介に近づけ、ドスの効いた声で; 麻生 「紛らわしいことはやめろという意味だよ」 キャーーーーーーーー!!!ブラック麻生様光臨!!!素敵すぎぃ〜!!!!(←単純) 英介 「・・・」 賢太 「!」 剛 「!!」 改めて紳士的に; 麻生 「ふふ…。お分かりなりましたか?ストレートな表現はなるべく 避けたかったんですがね(笑)。大丈夫ですよ、貴方の店をライ バルだなんてこれっぽっちも思っていませんから。ただ、邪魔 だけはしないで欲しい。それだけです」 英介 「ふっ(笑)。俺もライバルだなんて思ってねーよ」 麻生 「どういう意味かな?」 英介 「山手華子の精神を受け継いでいるのは、こんなイケ好かない店 じゃねー。俺たちのやってるフレンチレストラン、le petit chouだ」 麻生 「・・・」 英介 「つまりストレートに言えば、こんな店は母さんの店とは全く無 関係のただのクソだって言う話だよ!」 麻生 「・・・クソ?」 英介 「・・・」 麻生 「この店には相応しくない客をお呼びしたようだ。お客様のお帰 りだ」 麻生さん、自分が招待しておいて、あっさり追い出しちゃうなんて、気が短いんだからっ!(笑) だけど、本来なら麻生も最初からそのまま店の名前も「ガステレア」だけでなく、「le petit chou」にしておけばよかったのに、と思うんだけど、その辺、事情があるのかなぁ…。それとも単にドラマの都合だけかもしれませんが。 英介達が帰るのを厨房から見ている元le petit chouシェフのシェフだった東則夫(田山涼成)と、また柏木一平(石黒英雄)も英介の姿を見て、とっさに身を隠す。 店を追い出されたものの;; 英介 「いい店だった…。雰囲気、スタッフの動き、何より料理だよ。 盛り付けは綺麗だし、味は個性がねーけど、丁寧でいい仕事し てた」 という英介。(今回の麻生の行為が改めて自分の店の現状を見つめなおすきっかけになると。こうやって、1つ1つ英介が成長していくための課題を麻生が提示して、という展開ですよね、こういうドラマは。) 賢太 「まぁ、あのオーナーの力だろー。だって、有名人じゃん?マジ でこの店と張り合うつもりなんてねーんだろ?」 英介 「・・・」 改めて前のle petit chouが紹介された雑誌を見て、英介の店にあった絵がその雑誌に載っていたことを確認する千絵。千絵は前のle petit chouと今のle petit chouの繋がりが分かっていない。 そこに英介が野菜の代金を支払いにやってくる。英介は、千絵が一目見て気に入ったピンクのラッキーアイテムのキーホルダーを千絵にあげる。 千絵は、経営がうまくいかずに落ち込んでいる英介を、あの料理を食べるために日々頑張っているのだと励ます。 英介 「あんなもんで満足すんな。世の中にはな、一口食っただけで、 唸って熱が出るぐらいうまい飯っていうのがいっぱいあんだよ!」 千絵 「本当に?」 英介 「食わしてやるよ、いつかそういう料理、俺がお前に食わしてや る!」 英介はお金が無い大学生でも食べる料理を考えることにする。 そして、開店前。今日こそはお客が来るようにと願う英介。 ・・・と思ったところに急に雨が降ってくる。その急な雨のおかげで、中年の男女(光石研,伊藤かずえ)のペアが店にやってきた。 まだ開店時間前だが、『初めての普通の客』を迎え入れる英介達。 賢太 「この初めての普通の客を乗り越えられれば、俺たち変われる気 がする」 英介達は円陣を組んで気合を入れる。 で、このお客の雰囲気は非常に険悪で、その様子から、分かれる寸前の夫婦といった空気。 加えて、気合を入れたはずのle petit chouの従業員たちは、睦子(片桐はいり)はグラスを割っちゃうし、憲太は"九州居酒屋"で培った経験をそのまま活かして接客しちゃうというドタバタぶりで、客の雰囲気は更に悪くなる。 そこに、時間は掛かったが、なんとか最初の料理が客に出される。最初の1口を食べた2人は、その料理の味に、それまで険悪だった2人の会話が、少しずつ変わっていく。 続いて店にやってきたのは、千絵と親友の奈々(山下リオ)。英介は学生の千絵のお財布に見合った料理を提供する。また、開店の日にやってきたバンド仲間たちがやってきて、店が賑やかになっていく。 そんな賑やかな状況で、千絵は店に飾られた絵が、雑誌と比較しながらle petit chouの写真の中に写りこんでいた絵と同じであることを確認する。 太朗は le petit chouは、妻の華子がやっていた店であると話し、そのキャベツの絵が、le petit chou、つまり息子である英介のことであると話す。 話が行き違い、先ほどの客が再び喧嘩を始める。夫婦かと思われた二人は、お付き合いしているカップルでした。女性の方が仕事のために海外転勤となり、男性は別れる選択をした。この日がこのカップルにとって、最後の日だったのだ。 英介は、まだメインの料理が終わってないと、カップルを引き止める。(お客をもてなしたいという理由で無くて、単に食べてくれと言うのが、理由としてはまだまだですが…) だが、女性の方は; 女性 「赤ワイン、2つ追加で」 女性の方は本当は分かれたくないと告げ、再び2人の気持ちが通い合う。 そんな2人を見て英介は、店を「いけすかないフレンチレストランにしたい」と決意する。 客に合わせた料理を出し、客に笑顔になってもらうのだと。 夜。店は閉店している時間帯。店内で、店の帳簿をチェックしている麻生さん♪ 昼間の英介の発言を思い出している。 麻生「思った以上に腹立たしいな。いっそ潰すか?」 女性「潰す?」 麻生「あんな店ぐらい簡単なことだ」 男性「さっき来てた客って…」 麻生「気にするな。君が興味を持つ価値も無い」 男性「違うんです。あいつは、英介は・・・」 麻生「?」 (麻生さん、意識しすぎ・・・(笑)) ピンクのキーホルダーを見ながら、料理を思い出している千絵。だけど、そんな様子を見て、同級生は、千絵は英介に胃袋を掴まれたのだと告げる。 千絵 「恋?この気持ちが恋?」 (いやいや、英介にまりあという恋人がいると知ってて恋するって…(汗)) 客も従業員たちも全員帰ってしまった店に、まりあが英介に会いたいとやってくる。ラブラブな空気を醸し出す2人だが、そのとき、厨房で物音がする。そこに潜んでいたのは拓だった。 感想 ブラウザの戻るの機能で戻って下さい |