ゴロウデ・ラックス'17年02月放送分

 

'17年02月放送分
第236回放送
17.02.02
第237回放送
17.02.09
第238回放送
17.02.16
第239回放送
17.02.23



♪番組の説明

祝・4年目突入!!『ゴロウ・デラックス』とは…?
SMAPで一番おしゃべり好きの稲垣吾郎がMCを務める業界唯一無二のブックバラエティ
毎週1冊(課題図書)、巷で話題の本からベストセラーまで様々なジャンルの本を深く紹介!!
さらに、
大御所作家先生からまだテレビに出ていないニューキャラまで幅広いゲストをお迎えし、トークする番組。


 

第239回放送 '17.02.23
山下澄人「しんせかい」

今回は恒例の芥川賞受賞作家さんの登場です。直木賞受賞作家さんとの共演が常でしたが、今回は出演を断られたのかな。

オープニング。

吾郎:こんばんは。
外山:こんばんは。今日はですよ、先日芥川賞を受賞なさったばかりの作家さんが来て下さっております。
吾郎:「出所会見」なんて言われて、はい、ちょっと話題になっていた。あの…革ジャンの方です。
外山:そうです。さっそくお呼びしましょう。第156回芥川賞受賞された山下澄人さんです。

と、芥川賞受賞作家さんがゲストの場合は、スタジオセットに座る前に、立ち位置のままゲストをお迎え。しっかり受賞会見のときの革ジャンを着ての登場です。花束を手にして;

吾郎:おめでとうございます。
外山:おめでとうございます。
吾郎:あれ、今着ている革ジャンって、正に・・・
外山:そうですねぇ。
吾郎:会見のときの。
山下:そ、そうですよ。来て来いって言われたので。
吾郎:あはは(笑)
外山:ありがとうございます。

そして、テーブルについてトーク。
山下さん、元から小説家というわけではなく、倉本聰さん主催の演劇塾・富良野塾出身の俳優さん。俳優活動をやりながら、作家さん生活をされてます。

今回の課題図書は、山下さんが芥川賞を受賞された小説「しんせかい」ですが、小説の舞台は、その富良野塾での経験をそのまま小説にされてます。

外山:演劇塾での内容なんですけど…
吾郎:そう、富良野塾。
外山:山下さん、ご自身もねぇ?富良野塾ご出身ということで、倉本聰さんのですね、コメントがありますので;

  うれしいですよ、本当に。彼の書くものはなかなか難しいものが多いが
  今回は知り愛がいっぱい出てくる。読んでニヤニヤした
                   (2017年1月20日 北海道新聞より)

山下:(笑)。小説の感想じゃないですよね。
外山:いかがですか、こう仰ってますけど。
山下:倉本さんは、っていうか先生は、僕の小説は、「最後まで読めねーよ」って毎回ゆってて。「難しい」とか「よくわかんない」とか。
外山:まぁ、何か「うれしいですよ、本当に」っていうのが、ねぇ?
山下:でも、すっごい喜んでくれたんですけどね。
吾郎:へぇ。(受賞後に)先生にはお会いしたんですか?倉本さんには。
山下:はい。ほんの何日か前ですね、やっと会えたんですね。すごい喜んでいました。握手されて、引っ張られました(笑)
外山:へぇ、そんなこと今まで無かったんですか?
山下:いや、ないっすよね。へぇ、びっくりするぐらい喜んでくれて、それは、よかったなぁ、ってちょっと思いました。
吾郎:この本の表紙の題字も、倉本先生が。
山下:そうなんですよ。
吾郎:書かれたんですけど。すぐに引き受けて下さったんですか?
外山:
山下:「俺は字は下手だよ」って1回断れたんですけどね。特に『ひらがな』がって。
吾郎:
外山:あはは(笑)。特に『ひらがな』が?(笑)
山下:特に『ひらがな』が(笑)。・・・書いてくれて。その書いてくれたやつを送ってきてくれたんですよ。
吾郎:それがまた何かきっかけとなって、今、ちょうど、また倉本さんと。
山下:そうなんですよ。
吾郎:お仕事される機会ができたっていうのは?
山下:倉本さんがシナリオ書いて、テレビドラマをやるときとちょうど重なったんですよね。
吾郎:はい。
山下:で、1人、多分、決まってなかったんでしょうね、誰がやるか。で、『澄人やってよ』って。
吾郎:今、もう、撮影中なんですか?
山下:受賞会見の次の日、撮影やったんですよ。
外山:ええ!
吾郎:現場の人、びっくりですよね?
山下:コイツ誰?みたいな感じでしょ、最初は、出ていても。それが急に、芥川賞の作家になったから、扱いに困ってる感じですよ。
吾郎:(笑)


さて、今回の課題図書について、外山さんの朗読です。演劇塾の入塾式で先生が新入生に挨拶をする場面を。
ここは山下さんの記憶の中で覚えていることを書かれたみたいです。

吾郎:そもそも、何で高校卒業後に、その、富良野塾に行かれたんですか?
山下:いや、これも、超たまたまですよ。新聞の募集広告、募集記事というか、間違えて入った新聞に書いてあったんですよね。それ見て、行ったんですよね。
外山:へぇ〜。
山下:タダ(無料)っていうのが大きかったんですよ。
吾郎:でも、最初、俳優になりたいっていうのはあったんですか?
山下:ブルース・リーと高倉健さんが好きで、そんな感じですよね。
吾郎:そっか。先生のこともまだあんまり?
山下:全然知らなかったですよね。何て読むのかも分からなかったですもんね、最初。
吾郎:へぇ〜。すぐ入れるもんなんですか?オーディションとかは?
山下:ありましたよ。書類選考して、それから東京でオーディション。行ったら、すっごい人がいてすごいびっくりしました。
吾郎:あ、じゃぁ、結構な倍率で?
山下:結構な倍率でした(笑)


改めて、VTRで富良野塾についての説明を。
脚本家の倉本聰さんが1984年に俳優・脚本家養成のため、資材を投じて作った完全無料の演劇塾。既に2010年に閉鎖されてますが、それまで毎年、オーディションに合格した20名の若者が全国からやってきて、富良野という場所で2年間を過ごします。芝居を学ぶだけでなく、農作業・大工仕事も自分たちで行い、自給自足の共同生活なのです。

ここからスタジオでは富良野塾についての話。
自給自足なので、1日農作業や大工仕事など、一日中肉体労働。お芝居の授業は、晩御飯を食べた後に行われます。倉本さんによる授業や、実際に稽古場での稽古など。演技指導も行ってます。

吾郎:何か、楽しそう・・・っていうか、楽しそうに見えちゃうんですけどね。
山下:いや、これ、楽しかったと思いますよ。
吾郎:娯楽とかも無いんですよね、テレビとかも。
山下:全く、テレビももちろんやし、ラジオつけたらロシア語とか聞こえてくるんですよ。
外山:へぇ〜。
山下:どこ来たんやろう、って(笑)
一同:(笑)

ちなみに、山下さんが富良野塾にいた2年間で最も印象深かった思い出は高倉健さんが来たこと。2日間やってきて、2日目は、講義と称して若い頃の話を色々としてくださったそうです。


ここで、吾郎さんの朗読は、役者でもある山下さんとの掛け合いで。主人公を吾郎さんが、先生は山下さんが演じ、主人公が先生に怒られている場面を(笑)。

吾郎:このことははっきりと覚えていらっしゃるんですね。
山下:何か(倉本さんを)怒らせたとき、すごい悪いことをした気分に何かなるんですよね。(相手のことを)”きみ”って言ったときには相当怒ってるんですよ。
吾郎:へぇ〜。先生には結構怒られましたか?
山下:はい。
外山:(笑)
山下:僕は本当、怒られました。
吾郎:本当ですか?
山下:生意気ってよく怒られたんですよ。
吾郎:本当ですか?
山下:台本にないことやると、「おお、いいね」って言うから、台本に書いてないことやればいいんかなって、それ違うんですよね。
吾郎:今度やりすぎちゃうと…(笑)
山下:そんなこと書いてねーよ!

富良野塾で2年間をすごし、その後、役者や劇作家として活躍され、その後、舞台を観に来ていた出版社の人に薦められる形で2011年、45歳のときに小説家デビューします。これまで芥川賞には3度ノミネートされていたようですが、この度、4度目のノミネートでの受賞となったわけです。

山下:あの…スマホを使って書いて、分量が分からないから、スマホは。だから、iPadに(書いたテキストデータを)飛ばして、それで(iPad上で)いじったりとかはしますけど。
吾郎:スマホって、初めて聞きましたね。
外山:ねぇ?それ、メモ帳に書くみたいな感じですよね。
山下:そうですね。
外山:気が向いたときに書いてるっていう感じなんですか?
山下:だから、メモやから、本当、いつでも。
外山:そうですよね、書こうと思ったらね。
山下:電車の中とか、寝転がったままとか。だからすごい便利やなって思いましたね。そのうち、それでずーっとやりだして。
吾郎:机にこう…、着物着て向かって、って無いんですか?
山下:いやもう、本当に。
吾郎:万年筆持ってっていう。
山下:そう思ってましたね、自分も。小説家ってそういう。
外山:まさかのメモ機能で書いてたら芥川賞ってすごくないですか?
山下:(笑)
吾郎:何にも悪いことじゃないんだけどね。イメージね。
外山:だって、400字詰め原稿用紙何百枚とかの世界ですよね。
山下:そうです。
外山:すごい大変ですよね、実は。
吾郎:ギガ数大変だね。
      (↑テキスト文だけなら、そんなにいかないと思うけどね(汗))
山下:結構、メモ機能ってかなりの文量書けるんですよね。
外山:そこです?(笑)
山下:(原稿用紙で)200枚分ぐらいいけるんですよね。
吾郎:楽だからなんですか?
山下:僕、字を知らないんですよ、本当に。
吾郎:まぁ、漢字の変換とか・・・
山下:もあるし、とにかくどこでもやれる。ちょっと時間があれば、こうやってできる・・・っていうのが一番いい感じがしますね、今の、今、自分の感じは。
外山:気が向いたときには携帯をいじってる感じになってるんですかね?
山下:そうなんですよね。
吾郎:(周囲からは)仕事しないでラインばっかりしてるよ、って思われますよね。
山下:だから喫茶店とかでずっとやってるから、「あのおっさん、ずっとメールしてんな」って。
吾郎:あははは(笑)
外山:そうですよ。そう、ずっとやってるって思われますよ。
山下:だから、あんまり1つのところに長い時間はいない。
外山:あははははは(笑)
山下:1時間か、1時間半ぐらいでは出て、まぁ、2〜3軒ぐらいまわる。
外山:(笑)
山下:嫌でしょ?
外山:それは大丈夫だと思います。居て頂いて大丈夫ですよ(笑)
吾郎:大丈夫です。面白い。意外な・・・


話が行ったり来たりしますが、役者・山下さんとしては、『北の国から '87 初恋』がデビュー作?・・・というより、見ても分からない程度にチラっとだけ出演されてます(笑)。当時21歳。実際に映像が流れますが;

吾郎:うん、あのね、全くわかんなかった。
一同:(笑)
吾郎:これはでも、やっぱり、先生からのオファー?
山下:全然、全然。これは、人が足りなかったんですよね。で、急遽電話掛かってきて、誰でもいいから1人来てって。で、たまたまそのとき、僕しかいなかったんですよ。
吾郎:あ、そうか。だって、(富良野塾は北の国からのロケ地から)近くにいるんだもんね。(富良野だから)近くに俳優さんなんていないもんね。
山下:そうです。基本的にはお手伝いなんですよね。
吾郎:結構、富良野塾の方はお手伝いされてたのかな?北の国からって。
山下:そうです、そうです。
吾郎:へぇ〜。
山下:丸太小屋建てたり、石の家建てたり。
吾郎:そうか・・・


番組最後は、山田くんのハンコなのですけど、なぜか田中邦衛さんが演じる黒坂五郎に扮して登場。ハンコともども、山下さんにもちょっとウケてたかな?


(17.03.05 up)



 

第238回放送 '17.02.16
岩合光昭「ネコへの恋文」

番組オープニング。

吾郎:こんばんは。
外山:こんばんは。さぁ、今夜は猫を撮り続けて40年以上という、世界的な動物写真家の方がゲストです。
吾郎:猫写真の第一人者なんじゃないでしょうかねぇ。
外山:ねぇ。そうですねぇ。
吾郎:猫、僕も好きなので。猫好きなので。(←大事なことなので2度言いました)
外山:お。
吾郎:今夜は楽しみです。

今夜のゲストは岩合光昭さん、お仕事で使われるカメラを手に持っての登場です。

吾郎:あ、カメラを・・・
外山:ねぇ。
岩合:カメラ、一応、これを持ってないとカメラマンらしく見えない。
外山:あははは(笑)
吾郎:いやいや。

岩合さんは、動物写真家という肩書きで活動されてますが、”猫”専属カメラマンであるかのように世間では認知されてる方ですね。これまでに41冊もの猫だけの写真集を出されていて、今回の課題図書はその41冊目の「ネコへの恋文」です。

吾郎:猫好きでしょ?
外山:猫好きです。猫も動物、好きですねぇ。
吾郎:僕も15年ぐらい飼ってたので。はい、2匹、ずっと。
岩合:飼ってるなんて猫に言ったら怒られますよ。
吾郎:えっ!!
岩合:一緒に暮らしてるって言うんです。
外山:ああ〜。
吾郎:確かに。でも、猫っていうのは主従関係よりも、何か、共存してる?一緒に暮らしてるって感じがしますね。


まずは今回の課題図書「ネコへの恋文」の一節を吾郎さんが朗読。

  朝、道路を歩いていると思わぬところでネコに出会って
  ドキッとすることがありませんか。
  ネコは別に隠れていたわけではないのでしょうが、それでも
  いかにもネコらしく見つけられちゃったというような顔を見せます。
  ネコの体には野生が残されています。
  自らの安全を確保する動きを、生まれながらに身につけています。
  ネコの次の動きには注目です。大きなストレッチ。
  これだけで次の瞬間には飛び出せるのですから、
  ネコにはいつでも頭の下がる思いです。


外山:かわいい、気持ち良さそう。
吾郎:かわいいですね、この写真ね。この、ネコのストレッチってそういうことなんですね。何か、準備運動なんですね。
岩合:ラジオ体操といってもいいかもしれません。

今回の課題図書は写真集なので、内容を表現するのが難しいですが(汗)、ネコの目線で写真が撮影されているので、岩合さんは這いつくばってカメラを構えて撮影されてます。

ここで、特別に岩合さんの写真展をスタジオで。案内係はネコの着ぐるみ姿の山田君(キャッツ山田だそうです)です。

最初の写真は、岩合さんが初めて撮影したネコの写真。2匹のネコの写真ですが;

岩合:これは僕が大学生のときに撮った写真なんで、今からもう、48年前の写真ですけど。
吾郎:本当ですか?!
岩合:このネコは実は雨の日に電信柱の横を通り過ぎようとしたときに、電信柱の下を見たらダンボールの箱が置いてあったんですよ。で、何でこんなところにダンボールが置いてあるんだろうなと思って中を覗いてみたら、この子たちが入っていたんです。まだ生まれて本当に目が開かないぐらいのときに。で、これはもう、見てしまったから、連れて帰らなきゃいけないんで、保護をして、で、家にずっといました。14年間いました。
吾郎:そっか、それまでは全くネコの写真というのは撮られていなかった?
岩合:そうですね。写真を見ることは好きだったんですけど。ネコの写真集なんかも惹かれてはいたんですけど、この子たちが来たときに、あ、写真撮ってみようかなって思ったんで撮ったんですけど、中々上手くとれなくてね。
外山:へぇ…

そもそもネコを好きになったキッカケは、高校時代。友人の家に遊びに行った時に、初めてネコを間近で見たときに、目と目が合った時に、きがつくと涙が出ていたと。

吾郎:ええ!何の涙だったんだろう?感動的な?
岩合:そうなんですね。本当にネコってこんなに世のなかに美しい生き物っているのか?っていう。
吾郎:美しいものを見たときの感動で…


ちなみに、岩合さんのお父様も動物写真家だったのだそうです。幼い頃からアシスタントとして動物写真というのもは接する機会があったそう。そうして、大学時代に拾ったネコがきっかけとなり、そのまま動物写真家として活動を続けられているそうです。
最初に出版された写真集は、ネコをテーマにしたもの。ネコの写真を雑誌に出したときに、野生動物の写真より、読者の反応が大きかったんだそうです。

岩合:このときは、シャムネコとかは“良いネコ”とされて、それだったら写真に使ってくれることが多かったので。
吾郎:そっかそっか。
岩合:でも僕は、外に出て、ネコの自由度、本当にきままな、そういうところがとても好きだったので、(そういう)写真を撮って見せたら、「これは普通のネコじゃないか」「しかも何か汚れてるぞ」みたいなことを編集者の方に言われて。これはダメなんですか?「今は違うよ」

部屋の中で、綺麗なセットを構えて綺麗な写真しか使わないような、当日はそんな価値観だったようです。

次に、岩合さんの写真テクニックを紹介。

  岩合流撮影術(1)
   だるまさんが転んだ戦法

香川県の離島で撮影したネコの写真。玄関から2匹のネコが顔を出した写真ですが、じっと見てくるネコは警戒をしている状況なんだそうで、それが毛づくろいをしてリラックスし始めると1歩近づくというような、ダルマさんが転んだのように、ネコがそっぽを向いたときに少しずつ近づいていくのがコツなんだそう。


  岩合流撮影術(2)
   ネコを見つけたければ人の動きがゆっくりな場所を探す

ネコがいそうな気配というのはあるようで、匂いだとか今の季節だと陽だまりとか、そういうものを感じ取ってネコを探すんだそうです。そして、他にいそうな場所というのが“坂の上”。坂は人の動きがゆっくりな場所だそうで、人がゆっくり動いた方が、ネコが警戒しないんだそうです。


  岩合流撮影術(3)
   子ネコを撮影するときにはまず母ネコの許諾を取る

やはりこれもネコの警戒を解くための方法なんだそうです。


・・・と、ここまでテクニックを教えていただいたところで、スタジオでネコの撮影大会です。今回は身近な道具であるスマートフォンでの撮影です。大きなカメラだとネコに警戒されやすいので、ある意味、ネコが見慣れた機械で撮影するのは比較的警戒されないという意味ではいいのだそうです。


スタジオには、部屋の一室を模したセットにネコが4匹。まずは全体の状況を把握します。次に挨拶。どのネコが関心を示してくれているかがわかります。

ここから実際にスマートフォンを片手に撮影。岩合さんからは更にネコを褒めるといいと言われ、吾郎さん、猫に向かって;
吾郎:いい子だねぇ〜、可愛いでちゅねぇ〜

って、何で人ってネコと相対するときに赤ちゃん言葉になるんだろうかww

吾郎:こっち向いてくれまちぇんか?後ろのカメラマンの方、邪魔ですよぉ〜。

一同、(笑)。吾郎さんの姿をとろうと思うと、どうしても、「吾郎−猫−カメラマン」という位置関係になっちゃうので邪魔で、ネコの方も大きなカメラマンのカメラが気になって、カメラマンの方を向いちゃってます。今回の企画は、番組カメラマンが実は一番大変かもしれないwww

ネコの撮影大会は続き、吾郎さん、ねこじゃらしを手にしたりしてネコの気を引きながら撮影を続けてます。それを見ていた外山さん;

外山:私、こっちから吾郎さんの動画撮りたいんだけど!

と言われたら、逆に吾郎さんが今度は岩合さんの姿を撮影したり、段々と番組を忘れて楽しんでますね。

岩合:あんまりね、僕、こういうの(ネコの遊び道具は)使わないんですよ。
吾郎:本当ですか?
岩合:これに夢中になっちゃうじゃないですか?
吾郎:はい。
岩合:その顔しかしなくなっちゃうんです。
吾郎:僕、それしかさっきまでやってませんでした!
岩合:(笑)
吾郎:それはダメなんですね。
岩合:やっぱり自然な姿を撮ろうと思うと猫の動きの中から発見は・・・と言いながら・・・

と言いながら、ねこじゃらしを手にした岩合さん。なかなかいい表情を見せてくれない黒猫の相手を、ねこじゃらしを使ってしはじめました。

吾郎:使ってるじゃないですか!!!
外山:あははははは(笑)
吾郎:ねこじゃらし使ってるじゃないですか。使いまくってるじゃないですか!!
岩合:(笑)

吾郎さんも岩合さんと同じ黒猫の撮影に加わります。

吾郎:この子(黒猫)は難しい!この子の黄色い目をちゃんと入れるのが・・・・・ちょっと岩合さんのねこじゃらしが邪魔です!!!
一同:(笑)

と、まぁ、大騒ぎしながら撮影大会は終了。いやはや、本当にテレビ忘れてたんじゃないかな?(笑)

それでは、それぞれのベストショットを拝見。
岩合さんの写真は、ネコがキャットタワーにある巣穴みたいなところから顔を出してるネコのアップ。

岩合:普通に可愛いでしょ?
吾郎:可愛いです!あ、本当だぁ〜。いや、プロですね、やっぱり・・・当たり前ですよね(汗)
岩合:これ、単純に可愛いですけど、もうちょっと(ベッドを支えに2本足で立ってる猫の写真を見せて)躍動感とか、子猫の成長する姿のような感じですよね。伸びやかに。
吾郎:そうですね、背中とか。

続いては外山さんの作品。岩合さんと同じネコの写真でベッドの下からこちらを覗き込むようなネコの写真です。

岩合:いいですね、好奇の目で見てますよね。私を褒めてみたいな顔をしてますでしょ?美人ちゃんだねって。
吾郎:もういいよ。もういい!
外山:ちょっと聞いてよ!!
吾郎:外山さんの、いいから!(笑)
外山:ネコ好きな・・・
吾郎:僕も評価してもらいたいのっ!!

わがままw

そうしてCMを挟んで紹介された吾郎さん撮影のベストショットは、部屋の隅でベッドの上から1匹のネコが他のネコを見下ろしていて、逆に見下ろされているネコ(寝転んでます)が相手のネコを見上げているようなそんな写真。ネコの表情は見上げてるネコからしか見えないのだけど。

吾郎:かわいくないですか?
岩合:おお!
吾郎:ちょっとこう・・・
岩合:スーパーショットです。
外山:すごいですね。
吾郎:男と女みたいな。
岩合:僕より上手いですよ、写真。
外山:(笑)
吾郎:かわいいですよね。
岩合:構図がすごく出来てるんですよ。こう、対角線に乗って…。
吾郎:ありがとうございます。
岩合:そしてネコの動きも捉えてるし。
吾郎:ありがとうございます。
岩合:また、(寝転んでるネコが相手のネコに)手が、ネコパンチを繰り出すような…
吾郎:あと1枚・・・もう1枚評価・・・

意地でももう一枚の写真を見てもらおうとする吾郎さん。

外山:あははは(笑)
吾郎:これどうですか?

ベッドカバーの下から外を覗いているネコの写真です。

岩合:ネコのことよく知っておられるからこういう写真、撮れるんですよ。
吾郎:いやいやいや。
岩合:だから次の動きを予測して撮ってるでしょ?
吾郎:はい!(♪)
岩合:だからです。素晴しいです。恐れ入りました。やられました。
吾郎:いやいや。
外山:かわいい。
岩合:動きの中から可愛さっていうのを発見するのは素晴しいと思いますね。ネコのさっきの覗いた感じとか。”猫らしさ”が本当に。
吾郎:いやいや、本当に好きで15年飼ってたんで(笑)

と喜んでる吾郎さんを横目に、『ニャオ』と寂しそうに登場するキャッツ山田@引き続き着ぐるみ。番組最後の消しゴムハンコのお時間です。だけど、吾郎さんってば、セットにいるネコの方に関心持っちゃって、キャッツ山田の作品には無関心。酷いよねぇ〜。


(17.02.26 up)



 

第237回放送 '17.02.09
三田寛子「銀婚式」

オープニング。ようやく今年に入ってからの収録のもののようです。また髭が一段と濃くなっています。お仕事なら仕方ないけど、そうでないならそろそろ剃って欲しいかもσ(^^;;;)

吾郎:こんばんは。
外山:こんばんは。さぁ今夜なんですが、人気アイドルから一転、由緒正しい歌舞伎界のですね、名門に嫁がれたという。梨園の奥様でございます。
吾郎:はい、でも、梨園の奥様とお話するってないですからね。・・・絶対できないよね?
外山:えっ、何がですか?梨園の奥様が?
吾郎:うん。
外山:そんな聞くまでも無いでしょ、吾郎さん、ねぇ?
吾郎:あ、できない?


椅子に座って、ゲストを迎える体勢に;

吾郎:もう、すごいな。この方、すごいよね。
外山:すごい。大変なんだけど、疲れきってるっていう感じを、外に全く感じさせない方ですね。

ここで今回のゲスト、三田寛子さん登場。

三田:こんばんは。
吾郎:こんばんは。
三田:お招きありがとうございます。

今回の課題図書『銀婚式』は、三田さん自身が、銀婚式=25歳のときに梨園の妻となってからの50歳となるまでの25年を振り返って書かれた本です。
この本を通して、“知られざる梨園の妻の世界”について話していただきます。

吾郎:全く、僕らには分からない世界で・・・。
外山:こんなに動き回っていらっしゃるんだ、って思って。
三田:よく、歌舞伎座の前の信号をね、成駒屋さんの若奥さんは裾はだけて走り回っていらっしゃいましたわね、とかって言われて、「えっ?!」・・・何か、反省多々、毎日ありましたけど。
吾郎:本当に大変なんだなっていう、感想になっちゃうよね(笑)

芸能界にいた頃は喩えるなら“学校”で、結婚してからは“会社”に入ったみたいなものだったと仰います。新入社員の精神で全て教えてもらったと。恋愛結婚だったこともあり、嬉しさの方が上で、苦労を考えないでその会社に入ってしまったのだとか。
それでも、付き合い始めたのが21歳のときで、若かったというのもあるのでしょうけど、婚約者として認められるまでに3年かかったとか。
もちろん、結婚してからも苦労はあったようですが、旦那様のお父様から;
  つらあかりから舞台側は役者の仕事。
  つらあかりから客席側はあなたの仕事です。
と言われたと(つらあかり=舞台の最も客席側の照明)。その言葉で責任の重さというのを実感されたのだそうです。つまり、アイドル時代では今まで自分が舞台に立っていたのが、逆の立場になるわけですが;

三田:目の当たりにするんですよ、主人が頑張ってる姿を。そうすると不思議なもんで、あ、私も何か力になりたい!って、女のこっち側から何かしてあげたくなって、腰が上がって動こう!ってパワーがみなぎってくるんですよ。それが男尊女卑だとかそんなレベルとか全然なくて、愛情なんですよね。
吾郎:いや、もう、それだけ歌舞伎役者さんが大変だっていうことですよね。


ここで梨園の妻についての習わしについて。

成駒屋流 梨園の妻の習わし「亭主関白は当たり前」
男の人に、舞台に差しさわりがないよう、荷物1つ持たせないんだそうです。
成駒屋流 梨園の妻の習わし「劇場への送迎も妻の役目」
朝から声出しをしながら行ったりもするので、タクシーと言うわけにもいかないということのようですが、ただ、三田さん自身が運転が苦手だったこともあり、途中から旦那様が自分で免許を取って運転するようになったのだそう(笑)

そして、結婚当初の三田さんの一日を紹介。
起床が7時であるのに対して、寝るのが夜中の3時だとか。睡眠時間4時間ですね(涙)。
旦那様の送り迎え、ご贔屓さん(客)の挨拶等で、劇場に一日4度足を運ぶという状況で、食事もままならない状況だったよう。それでも何とかここまで頑張ってこられたわけですが、昨年、旦那様+お子さん3人の「親子4人同時襲名」という歌舞伎界初という一世一代の大仕事に取り組むことに。
あいさつ回り、襲名記念グッズの手配、パーティーの準備、祝い巻くのデザイン等々、やることいっぱいだったのです。

吾郎:すごいことなんですよね?
外山:史上初なんですよね?
吾郎:初・・・
三田:そうですね、親子で4人揃ってというのは初めてじゃないかって言って頂いて、私も嫁いでこんな大仕事、初めてだったので。
吾郎:すっごい大変ですよね。
外山:1人でも大変なのに4人ですからね。

そうして1月2日行われた大阪松竹座での襲名披露公演、そのときの舞台裏の様子をVTRで紹介。挨拶だけでなく、劇場で販売されているグッズのデザインなども手がけているそうです。加えて、襲名の際の舞台の幕も、襲名披露公演では専用の幕がご贔屓筋から贈られるようで、そのデザインも三田さんが知り合いの佐藤可士和さんに依頼して出来上がったものなのだそうです。


そして、ここで旦那様の中村芝翫さんに三田さんについてアンケートを取っていた内容が紹介されます。

Q.結婚生活25年を振り返り、夫だからこそ知る妻三田寛子さんはどんな方ですか?
芝翫さん回答:25年前、敦子と2人で出発しました。なかなか子供に恵まれず、妻はずいぶんと辛い思いをした時期もありましたが、後に長男が生まれ、次男、三男と子宝に恵まれ、その子どもたちも歌舞伎俳優として舞台に立たせて頂けるようになりました。振り返れば休む間もなくずっと、走り続けながら私たちを支えてきてくれました。常に明るく、前向きな敦子にいつも助けられ、励まされています。この襲名を樹に子どもたちとともに大きく活躍できるよう精進して参りたいと思いますので、これからもよろしくお願いします。

Q.直して欲しいことはありますか?
芝翫さん回答:特にありませんが、睡眠時間が少ないのが心配です。特に一昨年、秋の襲名発表以降、準備に追われ、徹夜を繰り返していることも多かったようですし、公演中の今も寝ているところをあまり見ないのでとにかく健康のためにも睡眠をしっかりとってください。

吾郎:何か、お人柄がとっても伝わってくる…。
三田:主人は口下手だし筆下手っていうか、あんまり面と向かって、こう…言葉に、ちゃんと割と、してくれないので、恥ずかしい…
吾郎:あ、じゃぁ、ねぇ、良かったというか。そっか、普段。こういうメッセージは、じゃぁ、結構久々というか?
三田:いや、初めてなんじゃないかな。よく受けてくれましたよね。何かあんまりこういうの、照れちゃって。
吾郎:照れますよね。
三田:僕は文才、無いんだよー、とかって(笑)
外山:(笑)。ちゃんとねぇ、書いていただいて。
三田:ありがとうございます。


ちなみに昨年、旦那様の不倫が週刊誌で取り上げられ(←番組ではぼかしてますが、一応、書きますね)、それが最終入稿のタイミングだったそう。全文修正するわけにもいかないので、あとがきだけでもと改めて書き直したんだそうです。

外山:ますますね、きっと絆も・・・。
吾郎:そうですねぇ。今後も。お子さんたちも楽しみだね。
三田:よろしくお願いします。


最後はもちろん山田くんのハンコですが、三田さんと家紋を並べての作品となってました。三田さん、山田くんのハンコ、楽しみにしていたようで、作品を見て喜んでました。



《《《おまけ》》》

番組の収録が終わり、後日、三田さんから吾郎さん宛てに届いた手紙が紹介されました。番組の方に届いたものなのかな;
拝啓
梅香る季節となりました
この度は私の本をご紹介頂き誠にありがとうございました
今日は久方ぶりにお目にかかる事ができ、益々素敵な吾郎さんと外山さんとお二人に囲まれて、時間のたつのも忘れてしまうほどに楽しいひとときでした
私も子育てがやっと落ち着いたので吾郎さんを見習ってたくさん勉強していつかまたお仕事でもごいっしょが叶いますように頑張ります
まだまだ寒さ厳しい毎日です。お風邪など召しませぬようにくれぐれもお体をご自愛なさって下さいませ
よき春をお迎えになられます様お祈り申し上げます
かしこ


(17.02.19 up)



 

第236回放送 '17.02.02
春日太一「鬼才 五社英雄の生涯」

オープニング。

吾郎:こんばんは。
外山:こんばんは。さぁ、今夜のゲストは日本で1人だけのあるジャンルの専門家の方なんです。
吾郎:はい。
外山:吾郎さん、そのジャンルの経験者?
吾郎:まぁ、何作品かはありますけれども。
外山:ねぇ、ありますよね。
吾郎:ただ、この方の知識はすごいですよ。半端じゃないですよ。

スタジオには、今回のゲストの著書が8冊ほど並べられてます。それぞれの席に座って;

外山:半端じゃないですからねぇ。
吾郎:このジャンルにおいては日本一。
外山:日本一。お呼び致しましょうか、今夜のゲスト、春日太一さんです。

今回のゲストの春日さん、先ほどから吾郎さんと外山さんが“日本一”を連呼してますが、日本でただ一人の『時代劇研究家』なのです。

吾郎:すごいですよねぇ…。
春日:ふふふ(笑)。
吾郎:そっか、僕は時代劇経験、だからその、三池監督の『十三人の刺客』ぐらいしかなくて。
春日:とても評判良かったですからね。
吾郎:ありがとうございます。
外山:よく…、よく褒められますよね、十三人の…。
吾郎:僕、芸能生活やってて、一番褒められてるのって、多分、『十三人の刺客』だと思う。
外山:ふふふふふ(笑)。


さて、今回のゲストの春日さん、子供の頃から親の影響で時代劇好きで、日大芸術学部・大学院に在学中も、時代劇を研究対象としていたそう。その研究も、太秦の撮影所に半年住み込むという徹底ぶり。そうやって取材を積み重ね、10冊以上もの時代劇関係の著書を書かれています。

その半年住み込みで取材した際に、監督、プロデューサーの力ももちろんのことながら、テレビ時代劇ではスタッフさん1人1人の創意工夫が細かいシーンに影響しているのを感じたそう。

吾郎:太秦って面白いんだよねぇ、やっぱり。昔、怖いイメージがさ、あったけれども、何年かぶりに行っても、『おお!久々!』みたいな感じに覚えておいてくれてるし。

この場合、どの作品の話しなんだろう???『炎立つ』や『陰陽師』は岩手県(?)での撮影だと思うので、『十三人の刺客』→『信長のシェフ』のときの話なのかな?

外山:へぇ・・・。
春日:独特の、ありますよね。僕が京都に戻ったら「お帰りなさい」って言ってくれるんですよね。
吾郎:そ、そ、そう。そういうノリがあるんですよね。


今回の課題図書は『鬼才 五社英雄の生涯』。時代劇,任侠映画を得意とした日本を代表する監督ですが、その人生も波乱万丈のもの。
そして、春日さんに言わせると、如何に周囲を楽しませるかという“虚実ハッタリ入り混じった生涯”とも言えるものだったと。

五社監督は、元々はフジテレビの社員として番組を制作。当時、スポンサー向けに試写を行い、OKだったら連ドラになるというシステムのものもあったそうで、五社監督は、試写用なのに連ドラだとハッタリをかましてスタッフ&キャストを集め、『三匹の侍』を作ったのだそう。結果的に歴史に残る作品となったわけですが、上手く行かなければ大事になっていたわけです。

その後、『三匹の侍』は映画に。テレビ局の局員が映画を撮るというのは当時、初めてのことだったそうです。そこで、映画界のスタッフから反発が出たため、五社監督が取った行動(ハッタリ)は、毎日、白スーツで撮影所で登場。スーツが泥まみれになっても翌日にはまた白スーツで登場し、本気度を示したんだそうです。

それだけ才能と根性がある監督ではあるのですが、仕事や家庭にトラブルおよび自身も銃刀法違反で逮捕されるなどして、全てを失います。

その後、代表作となる『鬼龍院花子の生涯』を撮影。全てを失った状態で撮影したもので、スタジオに監督の気迫が籠もった書き込みがされた映画台本も紹介されてましたが、本当に気迫の籠もった作品となったのです。
ちなみに、この映画、有名な『なめたらいかんぜよ』という台詞は台本にはありません。これも五社監督の叫びが反映されたものではないかと語ります。


死の直前にも、食道がんであることが判明したときも、『226』という映画を撮り終えたばかりのときのことだったので、スタッフに心配かけないよう、入院を海外旅行だと言い張ったのだそう。


吾郎:それはちょっと・・・こう言っては失礼だけども、エンターテイメント性を孕んでますよね。
春日:そうなんです。
吾郎:やってることが。もちろん、その信憑性を持たせるためにさ、真剣にやられてる事だし、周りの人に迷惑をかけない、心配をかけないためだけど、でもやっぱりちょっと可笑しみもありますよね?
春日:そうですね。そこが面白いというか。
吾郎:本当のエンターテイナー。全てが、生きてることが…。
外山:ねぇ・・・。
吾郎:新しいものもいいけれど、やっぱり古い映画とか見直したりとか、見た事がない人がほとんどだと思うから、若い世代の人とか。
春日:そうですね。新しい発見もあると思いますね。
吾郎:ありますよね。
春日:今と全然違う文化の中で、でも、人間の求めている情念であったりとか、何か、ワクワクするものってそんなに変らないと思うんですよ。それが何か本気で、とんでもなく本気でやってる人たちがいる世界ですから、それが多分、心うつと思うんですよね。なのでそれは本当に皆さん、見てもらいたいなぁという風に思いますけどね。
吾郎:うん。
外山:本当に熱い思い、伝わってくるものなんですね、こっちにも。
吾郎:いやいや、何か感動しちゃったよ。ふふふ(笑)


(17.02.12 up)



ホームに戻る