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'14年5月放送分 |
第120回放送 14.05.01 |
第121回放送 14.05.08 |
第122回放送 14.05.15 |
第123回放送 14.05.22 |
第124回放送 14.05.29 |
♪番組の説明 祝・4年目突入!!『ゴロウ・デラックス』とは…? SMAPで一番おしゃべり好きの稲垣吾郎がMCを務める業界唯一無二のブックバラエティ 毎週1冊(課題図書)、巷で話題の本からベストセラーまで様々なジャンルの本を深く紹介!! さらに、 大御所作家先生からまだテレビに出ていないニューキャラまで幅広いゲストをお迎えし、トークする番組。 |
第120回放送 TBS:'14.05.01 Guest:櫻井よしこ, 課題図書「迷わない」 オープニング いつものように画面の左右から吾郎君と、外山アナ登場。 吾郎:こんばんは。 外山:こんばんは。 吾郎:どうなんですか、テレビ。慣れました? 外山:あははは(笑)。まだちょっと。 吾郎:確認してましたよね、段取りをね。 外山:はい、緊張しちゃって。 吾郎:意外と真面目な方なんですね。 外山:はい。 吾郎:ずーっと見てました。 外山:ところで吾郎さんは、何か決めなきゃいけない時、迷うことってありますか? 吾郎:今、迷ってますよ、すごい。 外山:今? 吾郎:新パートナーに対して。 外山:ああ、そうですか? 吾郎:これからちょっと色々と、ねぇ、お互いのこと知っていければ。 外山:そうですね。 吾郎:はい。 ゲストを迎えてのトーク 本日のゲストは、櫻井よしこさん。課題図書は「迷わない」という本です。 吾郎:面白かったですね、こちらね。子供の頃からニュース番組出られてて、どういう人生を送られてきたのかっていうとこまでは知らないじゃないですか。 外山:ねぇ?謎な方でしたよね。 吾郎:謎な方ですよ。でも、読んでびっくりしました。 外山:びっくりしました。 吾郎:ね、すごーい。誠実な所とか。 そして、櫻井さん登場。 吾郎:番組とか普段、ご覧になったりとか?バラエティとか? 櫻井:あまり観ないんだけどね。観るときはSMAPを観るように心がけてるの♪ 吾郎:あ、ありがとうございます。 櫻井:私も上手でしょ? 吾郎:・・・(汗)。何かこういった方だっていう印象がね。僕ら、ニュースしか分からないから。 櫻井:でも、もう、随分昔の話だからね、私も歳とっちゃったの。 吾郎:でも、全然お変わりないですね。 櫻井:もっと言って♪(笑) 吾郎:(汗)。全然お変わりなくて、あの…、髪型のヘアスタイルも、毎朝何か、セットされてるんですよね? 櫻井:毎朝ね、もう、何十年も同じ人が家に来てブローしてくれるの。 吾郎:いいなぁ〜!!! 櫻井:これ、私のたった1つの贅沢。 吾郎:だって必ず早起きしてね、朝まで飲みに行ってもちゃんと朝7時には(起きる)。 櫻井:そうなのよ。 吾郎:ちゃんと読んでますよね、僕! 外山:ありがとうございます。 吾郎:ちゃんと読んでるアピールしますから。この番組では大切なんです。ちょっと本の中のエピソード出していくんです。そうすると、『あ、この人たち本当に本を読んでくれてるんだな』ってことになると、ゲストの方に心を開いて頂ける(笑)。 櫻井:ふふふ(笑) 外山:勉強になります。 吾郎君、外山さんに向かって先輩ぶってるし(笑) 吾郎君の朗読 「迷わない」ってどういう事? 迷わないという価値観は、櫻井さんのお母様から受け継がれたものだと。ご両親は敗戦のときにベトナムに住んでおり、赤ちゃんの櫻井さんを連れて全財産をベトナムに残して日本に戻ってきたと。それでも、「大事なことだけ覚えておけば後は気にしなくていい」という価値観でいけば「迷わなくて済む」と仰います。 当時の写真を紹介しながら櫻井さんの半生を紹介。まずは櫻井さんが3歳の頃の写真。 櫻井:この頃からもうね、父はほとんど家にいないわけですよ。すごくモテた人で。 吾郎:ねぇ。 櫻井:モテすぎるのも困るわねぇ?吾郎さんも気をつけてね。 吾郎:いや・・・(汗) そして櫻井さんは18歳の時に、父親が1人で住んでレストラン経営をしていたハワイに、父親の身の回りの世話をするために移住することになります。 そのハワイで大学に進みますが、ただ、お父様は単身日本に戻ってしまい、櫻井さんが1人取り残されてしまったような形になったと。それでも、アルバイトと奨学金で大学を卒業し、日本に帰国されます。 当初はジャーナリズムには興味が無かった櫻井さんでしたが、仕事探す際に紹介されたベトナムから日本に来た女性のジャーナリストの助手として新聞社で働き始めます。 外山さんの朗読 背中を押してくれた「母の言葉」 当初乗り気ではなかったものの、お母様からの何事もやってみないと分からないと言うアドバイスもあり、ジャーナリストの仕事を始めた櫻井さんでしたが、仕事をして一ヶ月で「一生をここに賭けたい」と思うほどになったそうです。 吾郎:すごいね。やりたい仕事が無いっていう子の方が多いじゃないですか、若い子とかでも。 櫻井:それってね、勿体無いことだと思うんですよ。 吾郎:勿体無いですよね。 櫻井:というのはね、『私にはこれがいいの』って自分で決めちゃうこと、自分の中で、自分でも気付かない才能とか、そういあったものを全部、何て言うのかな、使わないで捨ててることになるんじゃないかなって、勿体無いな、って思います。 吾郎:でもそうだよね、本当にね。この世界の仕事とかでもそうですもんね。だいたい、思いがけないオファーしかないですよね、こういう仕事って。 外山:(笑) 櫻井:でもそれはね、他の人が吾郎さん見て、『あっ、彼は今こういうことしてるけど、こっちから攻めてみたら、ものすごいキラっと光るのが出てくるに違いない』と思うからオファーが来るんですよ。 吾郎:そんだけ見てくれてる人がいるっていうこと自体がすごいなと思って。 櫻井:そう。そうなの。 吾郎:興味なかったら言ってくれないわけだし。 櫻井:うん。だからみんなそうだと思う。貴女も、そして今就職活動している学生もね、みんなそうだと思うの。 吾郎:いいじゃないですか、テレビの可能性も! 外山:何かね、ちょっとこう…背中を押していただいたような、感じがね、しますけれども。 そうして、1980年には日本テレビ「きょうの出来事」のキャスターに。職場の先輩には、テレビの仕事は「堕落する」と言われたそうですが、だが、誰もその理由を説明できなかったため、ならばやってみようと思ったそうです。そこから16年間続けらました。 吾郎:毎晩だよ、だって。11時、遅いよ。 櫻井:でも、楽しかったですよ。もうね、週に1回ぐらい全スタッフを連れて飲みに行ったの。 吾郎:ねぇ?すごい元気だなぁ、と思って。 外山:生活のリズムってあるじゃないですか?それがおかしくなっちゃうと思うんですけど。 実際、夜の11時にニュースをやるということで、そこにピークを持ってこなければならず、最初の頃は、夜も中々寝れない、寝ても疲れが取れないというような日々だったそうです。 櫻井:規則正しい生活とちゃんとした朝ごはんってことに気がつかされて。それをし始めたら大丈夫になっちゃった。 吾郎:偉い…。 櫻井:召し上がってる? 吾郎:いや、僕もちゃんとあの…、どっちかっていうとそういう生活ですよ。 櫻井:ああ、すごいすごい。 吾郎:夜、夜更かしが大嫌いで、朝、やっぱり7時8時に起きますし、朝ごはん、毎日作ってますし。 櫻井:ええ!!(@o@) 吾郎:はい(汗)。面白いでしょー? 外山:面白い(笑) 櫻井:自炊なさるの? 外山:いや、しないんですよ。今、そっちの方向に(話が)行っちゃったなと思ったんですけど。 1996年『きょうの出来事』を降板。15年目に到達したときに「ここに安住しちゃいけないな」と思い、逆に番組を降りようと決意されたんだそうです。 その後もジャーナリストとしてご活躍ですが、番組ではインターネットで行っている言論テレビの紹介がされてました。若い人達に、日本がどういう問題を抱えていて何をしなければならないかを伝えたいと。 お母様の話。103歳で介護が必要な状態で、ずっと世話をされていると。 とにかく多忙な日々を送られている櫻井さん、ストレス発散として、庭にやってきた鳥の写真を撮ったりしているということで、山田君が櫻井さんの携帯端末(iPad)をスタジオに持ってきました。 櫻井:面白い写真みたい? 吾郎:はい、見たいです(←素直) 櫻井:庭に飛んでくる小鳥なんですけど。 で、見せて下さったのが、庭に置いた果物を求めてやってきたヒヨドリの写真。食べようとしたところでカラスがやってきて、果物を奪っていくまでの連続写真。 櫻井:面白いでしょ? 吾郎:はい。紙芝居みたいですね。 櫻井:こういうの仕事の合間に連続写真で撮っちゃったりするわけ。 そしてエンディング。 外山:でも何かいいですね、ズバリ切り込んで行かれるときと。 吾郎:ギャップがすごいですね。こういった方だって知らなかった方、多いんじゃないですか、今日、ゴロウ・デラックス見ない限り。 櫻井:吾郎さんのおかげで、ありがとうございます。 吾郎:いやいや、こちらこそ…。 最後は山田君のハンコ。櫻井さんの顔のハンコを披露してました。 (14.05.11 up) |