第75回放送 TBS:'13.01.31 24:20〜24:50
Guest:富永麻紀, 課題図書「とみこのはんこ」
オープニング
小島 「こんばんは」
吾郎 「こんばんは」
小島 「さて、吾郎さんは、図画工作は小さい頃、得意でしたか?」
吾郎 「図画工作?苦手苦手!基本的に、全くそういう美術的な才能は
無いね。見て、あーだこーだは言えるんだけど、作れないよ、
自分で」
小島 「あの・・・」
吾郎 「絵描けないし」
小島 「絵描けない?」
吾郎 「絵描けない」
小島 「今日は、もう、まさに手先の器用な、絵のセンスがとてもある
方、ゲストですのでね」
吾郎 「はい」
今日は「けしごむはんこ」がテーマのご本です。
ゲストを迎えてトーク
吾郎 「こういうものが世のなかにあったというのは、僕は知らなかっ
たです」
小島 「めちゃくちゃ素敵じゃないですか。日本画っぽい要素もあり」
吾郎 「うん」
小島 「何かね、おしゃれデザインの要素もあり」
吾郎 「すごいよ、だってこれ、はんこでイラストを描いたわけでしょ?
これ、全部はんこなんでしょ?」
小島 「全部けしごむはんこ。を、だからね、重ねたりとか、色を変え
たりとかして作ってる」
早速、ゲストのとみこはんに入ってきていただきましょう・・・
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小島 「あれっ?」
吾郎 「あれっ?ドア、嫌なのかな、そこ狭くて」
小島 「えっ?とみこはん、お入り下さい」
すると、スタッフがいる側から、「あ、すいません、私です」という声が。
吾郎 「・・・・・(^^;)」
とみこはんこと富永麻紀さんが大きな荷物を持って登場です。
吾郎 「えっ、何でそこからなんですか?」
とみこ「ちょっと世界が違うんで、こっちから行った方がいいってみな
さんが」
吾郎 「ええ、ちゃんと登場して下さいよ。だってゲストの方、こっち
が登場口ですよ」
とみこ「ちょっと手荷物が引っかかっちゃって・・・」
確かに本当に大きな布袋を何個も肩&両手にぶら下げられてます。
小島 「吾郎さん、どうしよう、今日も面倒くさい人かな?!」
吾郎 「廃道系とか?草博士とか・・・」
なんて言っていても始まらないので、そのままとみこはんには席について頂きます。
ちなみにいっぱいの荷物は、はんこやはんこ作りの道具なんかが大量に入っている模様。わざわざ持参頂いてありがたいというのに、吾郎君ってば;
吾郎 「いや何か、ご本人も少し、はんこみたいな」
などと発言を。褒めてないよね?(汗)
とみこ「本当ですか?」
吾郎 「雰囲気が」
とみこ「何か、すごく嬉しいです」
小島 「荷物が多くても、そっから(登場口から)出た方もいるんです
よ」
とみこ「こんなところから出てきたら、親に怒られますから」
吾郎 「ファンキーモンキーベイビーの、あの、DJのお姉さんじゃない
ですよね?」
とみこ「違います!今、初めて言われたから、これから言おうと思いました」
あ、何かポジティブに解釈受け取って下さってる・・・(汗汗)
というのもこのとみこはん、元々は浅草キッドのマネージャーをされていたので、裏方のスタッフさんであり、お笑いの事務所の方なのです。
小島さんも、浅草キッド・水道橋博士とラジオをされていたので、とみこはんとは面識があったそう。
小島 「(そういう経歴の方が)すごいですね、本まで」
とみこ「何か周りのみなさんのおかげで、私みたいなろくでもない人間
ですけど、こういう本が出て・・・」
吾郎 「何でさっきからろくでもない、ろくでもないって・・・」
とみこ「あとは、縁故とか、コネとか、全部・・・」
吾郎 「コネですか?」
小島 「この番組はコネとかじゃなくて、本当にスタッフが面白い本を
見つけてっていうことが多いです」
吾郎 「そうです」
小島 「コネってどんな?」
とみこ「分からないです。そういうホットラインがあるらしくて、いき
なり電話出たら、『とみちゃん、ゴロウ・デラックス…』って
言うから、正月。何言ってんの、思って」
小島 「また、番組にこれ、送ったりしたんじゃないですか?」
とみこ「私、マネージャーやってたもので、こういうの(本を)番組に送
ってみたらどうなるのかなぁ、と思ったんです」
小島 「しっかり根回ししてるじゃないですか!」
とみこ「そうじゃないんです。出来心なんです」
小島 「やっぱりちょっと面倒くさいかも!」
吾郎 「そうだねぇ〜。これ、総集編に変えようか?」
小島 「(笑)」
と、散々、面倒くさいと言っておいて;
とみこ「面倒くさいお土産持ってきたんですけど、あけてもいいですか?」
と言われると急に嬉しそうな顔をする吾郎君。「つまんないものですけど」と言いながら、私して下さったのはゴロウ・デラックスでの吾郎君と小島さんのキャラクター。
吾郎 「へぇ〜。ああ、すごい!!!ちょっと嬉しい。えっ、嬉しい♪」
小島さんも同様の反応で、ゲンキンな二人です(笑)
小島 「すっごい嬉しい」
吾郎 「本当嬉しい」
とみこ「本当ですか?」
吾郎 「うん」
とみこ「生きててよかった・・・」
早速、はんこを押してみたり・・・(一同拍手)
吾郎 「はんこおしただけで拍手もらえちゃうって、芸能人ってすごい
ね!」
感動するところろはそこかよ!!はんこを褒めるんじゃなくて、自画自賛って、何て番組MCだよ、まったく…。
吾郎 「はんこ押して、うわぁ〜、って笑顔見せたら拍手が起きた(笑)」
小島 「お上手でいらっしゃいますぅ〜(拍手×拍手)」
吾郎 「ほんとぉ〜?おじょうずぅ〜?」(←バカ御曹司風)
浮かれた吾郎君、キャラ作りすぎです。
小島 「お上手ですぅ〜」
吾郎 「ぼくにもはんこ、ちゃんとおせたぁ〜」
小島 「こんなに上手なはんこ、見たことがございません!」
吾郎 「ほんとぉ〜?」
小島 「素晴しい!」
吾郎 「そうだね、これぐらいのテンションでやれば普通にゴールデン
とかのバラエティとか、俺、出来るのかな」
そして小島さんも頂いたはんこを押してみます。
小島 「ああ、可愛い!!!」
吾郎 「(無反応)」
小島 「見てないの?(怒)」
吾郎 「いや、何かね、(自分のはんこの)目の濃さが(左右)違って
出てきちゃって」
小島 「私の見てないの!!」
吾郎 「(焦) そっちキレイに出るじゃん。こっち(右)の目が低い気が
するんだよね」
小島 「それだけ?(怒)私があんなに激賛したのに、私のはんこには今
の一瞥だけ?」
吾郎 「・・・」
小島 「何だよみんな!アイドルばっかチヤホヤしやがって!!!」
吾郎 「(笑)」
とみこ「私が全部いけないんですね。私の彫り方がいけないんです」
吾郎君、みんなに気を使わせて、謝れ!!(笑)
さて、改めて色々作品を持参されてます。はんこというよりも、版画と言った方が適切でしょうか?
吾郎 「これは画家としては誰かの影響って受けている?漫画家さんと
か」
とみこ「谷内六郎さんが好きで」
小島 「ああ、やっぱり?!私、谷内六郎っぽいな、って思ってた」
とみこ「すごい好きで」
吾郎 「そういうのはあるんだね」
あれこれ持ってきて下さってますが、比較的作品として多いのが食べ物をモチーフとしたもの。とにかく食べることもお好きなようで、それが伝わってくる作品がたくさんあります。
吾郎 「何か、テンションあがってきた」
とみこ「本当ですか?」
吾郎 「(うな重の作品を見て)うなぎ好きだもん。食べ物だらけじゃ
ないですか?!」
ここで、「たい焼き」の作品を実演。まずは縁取りをした判をこげ茶色で。次に、着色のための判に、ベースを黄色で、更に焦げ目を表現するために茶色を縁に置いて、先ほどの縁取りを押した部分に重ねて押します。
すると見事においしそうな「たい焼き」が!
さて、ここまで実演して頂いたところで;
小島 「さぁ吾郎さん、作るわよ!」
吾郎 「まじで?」
小島 「吾郎さんもね」
使う道具は版画用消しゴム、カッター、デザインカッター、シャープペンシル、消しゴム、トレーシングペーパー、カッターマット。
まずはデザイン画を。小島さんは豆まきをテーマに、豆まきの升、豆、鬼をモチーフに。一方吾郎君は、『G』の一文字。
小島 「吾郎さん、まさかと思うけど、その1文字?」
吾郎 「そうだよ。いけない?」
小島 「いいと思います」
とみこ「いいと思います」
・・・誰も何も言えないわな。トレーシングペーパーでゴム版にデザインを移して、デザインカッターでカットしていきます。カットしたいラインに対して、外側に向けて斜めに切り込むを入れるのがポイント。
といっても、吾郎君は本当に「G」の一文字だけなわけですが(汗)、一文字だけなのに;
吾郎 「思ったより、上手くできてない」
小島 「本当ぉ〜?」
吾郎 「何か『G』がブサイク。小島さん、器用だね、器用」
小島 「負けず嫌いなの(笑)。枠に入れると作品的にぐっどよくなりま
す。いいじゃない、吾郎さん!」
吾郎 「ありがとう」
小島 「ちょっとゆるいのがこう・・・」
吾郎 「ゆるい?!ゆるいって言った!!」
小島 「(笑) 普通、研ぎ澄まされた美学の中で」
吾郎 「なんか頭弱い子みたいだもん、これ、ちょっと、やだー」
元々は趣味ではんこを作っていたとみこはん。浅草キッドのサイン会のときに、「浅草キッド」というはんこ(落款)を持っていくと、浅草キッドのお二人がそのサイン会で隣にそのはんこを押していいと言ってもらったと。
2010年にマネージャーをやめ、現在に至ると。
なんて話をしているところに、その浅草キッドの水道橋博士さんが登場。
博士 「長いよ、本当に!」
とみこ「すいません。本当、すいません」
博士 「何時間待ってんだよ、俺」
で、早速、登場口から水道橋博士さんがスタジオに。
博士 「僕のあの、複雑な感情を言っていいですか?」
小島 「はい」
博士 「この番組は本を紹介する番組で、よくよく承知してて、ああ!
この番組に呼ばれた〜!ってずっと思ってたんです。もちろん、
僕の話で」
一同 「・・・(^^;」
博士 「まさか、元マネージャーが」
小島 「あはは(笑)」
博士 「(自分が)消しゴムの“カス役”で出てくるとは、自分で思っ
てなかったんで」
ちなみに、水道橋博士もしっかりご自身の著書『藝人春秋』を手にされてまして、小島さんが宣伝されてました。
この後は、水道橋博士を交えて、マネージャー時代の話を色々と。玉袋筋太郎さんから祝ご出演の花も届いてました。
だけど、非常に雑な扱いで、小島さんにさっさと追い返されてしまいました(笑)
『次は「藝人春秋」で来て下さいね』・・・とナレーションは流れましたが、先日(1/28)、水道橋博士がツイッターでゴロウデラックスの収録をしたと呟かれていたので、本当に再びがあるやもしれません。
番組エンディングで山田君登場。
山田 「吾郎さん!」
吾郎 「何ですか、これは?」
小島 「え、でも、かわいい」
「よきところでシメ」というカンペをはんこで手作り。「よきところでシメ」という文字のまわりには、ダルマのような不思議な感じのキャラクターが回りに押されてます。
吾郎 「えっ、それってはんこ?」
山田 「はんこです」
小島 「自分で作ったんですか」
山田 「はい」
吾郎 「すごいね、この人」
小島 「初めて山田さんの作品で、本気でいいと思った」
山田 「さっきやってみました」
小島 「山田君、けしごむよ!」
吾郎 「才能あるよ」
山田 「マジっすか?」
とみこ「可愛い」
山田 「近々、弟子入りに行きます」
とみこ「あ、わかりました」
吾郎 「見つかったじゃん!今年、何か」
小島 「毎回これで」
吾郎 「毎回これでやんなよ。これで毎回、〆ようよ。これ、山田君の
コーナーできたよ」
山田 「はい」
吾郎 「今年、発見したよ」
山田 「ディレクターになる夢を見ながら」
小島 「ディレクターよりこっち」
山田君、最後の最後に天然っぷり発揮(笑)
(13.02.10 up)
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