ゴロウデ・ラックス'13年1月放送分

 

'13年1月放送分
第64回放送
12.11.01



♪番組の説明

SMAPで最もおしゃべり大好き!稲垣吾郎と毒舌マシンガントーク!小島慶子の言いたい放題!斬りたい放題!深夜ノンストップトークバラエティ!!今週の課題図書は?


 

第75回放送 TBS:'13.01.31 24:20〜24:50
Guest:富永麻紀, 課題図書「とみこのはんこ」

オープニング

  小島 「こんばんは」
  吾郎 「こんばんは」

  小島 「さて、吾郎さんは、図画工作は小さい頃、得意でしたか?」
  吾郎 「図画工作?苦手苦手!基本的に、全くそういう美術的な才能は
      無いね。見て、あーだこーだは言えるんだけど、作れないよ、
      自分で」
  小島 「あの・・・」
  吾郎 「絵描けないし」
  小島 「絵描けない?」
  吾郎 「絵描けない」
  小島 「今日は、もう、まさに手先の器用な、絵のセンスがとてもある
      方、ゲストですのでね」
  吾郎 「はい」

今日は「けしごむはんこ」がテーマのご本です。


ゲストを迎えてトーク

  吾郎 「こういうものが世のなかにあったというのは、僕は知らなかっ
      たです」
  小島 「めちゃくちゃ素敵じゃないですか。日本画っぽい要素もあり」
  吾郎 「うん」
  小島 「何かね、おしゃれデザインの要素もあり」
  吾郎 「すごいよ、だってこれ、はんこでイラストを描いたわけでしょ?
      これ、全部はんこなんでしょ?」
  小島 「全部けしごむはんこ。を、だからね、重ねたりとか、色を変え
      たりとかして作ってる」

早速、ゲストのとみこはんに入ってきていただきましょう・・・

     :
     :
     :
     :
     :
     :
     :

  小島 「あれっ?」
  吾郎 「あれっ?ドア、嫌なのかな、そこ狭くて」
  小島 「えっ?とみこはん、お入り下さい」

すると、スタッフがいる側から、「あ、すいません、私です」という声が。

  吾郎 「・・・・・(^^;)」

とみこはんこと富永麻紀さんが大きな荷物を持って登場です。

  吾郎 「えっ、何でそこからなんですか?」
  とみこ「ちょっと世界が違うんで、こっちから行った方がいいってみな
      さんが」
  吾郎 「ええ、ちゃんと登場して下さいよ。だってゲストの方、こっち
      が登場口ですよ」
  とみこ「ちょっと手荷物が引っかかっちゃって・・・」

確かに本当に大きな布袋を何個も肩&両手にぶら下げられてます。

  小島 「吾郎さん、どうしよう、今日も面倒くさい人かな?!」
  吾郎 「廃道系とか?草博士とか・・・」

なんて言っていても始まらないので、そのままとみこはんには席について頂きます。

ちなみにいっぱいの荷物は、はんこやはんこ作りの道具なんかが大量に入っている模様。わざわざ持参頂いてありがたいというのに、吾郎君ってば;

  吾郎 「いや何か、ご本人も少し、はんこみたいな」

などと発言を。褒めてないよね?(汗)

  とみこ「本当ですか?」
  吾郎 「雰囲気が」
  とみこ「何か、すごく嬉しいです」
  小島 「荷物が多くても、そっから(登場口から)出た方もいるんです
      よ」
  とみこ「こんなところから出てきたら、親に怒られますから」
  吾郎 「ファンキーモンキーベイビーの、あの、DJのお姉さんじゃない
      ですよね?」
  とみこ「違います!今、初めて言われたから、これから言おうと思いました」

あ、何かポジティブに解釈受け取って下さってる・・・(汗汗)
というのもこのとみこはん、元々は浅草キッドのマネージャーをされていたので、裏方のスタッフさんであり、お笑いの事務所の方なのです。
小島さんも、浅草キッド・水道橋博士とラジオをされていたので、とみこはんとは面識があったそう。

  小島 「(そういう経歴の方が)すごいですね、本まで」
  とみこ「何か周りのみなさんのおかげで、私みたいなろくでもない人間
      ですけど、こういう本が出て・・・」
  吾郎 「何でさっきからろくでもない、ろくでもないって・・・」
  とみこ「あとは、縁故とか、コネとか、全部・・・」
  吾郎 「コネですか?」
  小島 「この番組はコネとかじゃなくて、本当にスタッフが面白い本を
      見つけてっていうことが多いです」
  吾郎 「そうです」
  小島 「コネってどんな?」
  とみこ「分からないです。そういうホットラインがあるらしくて、いき
      なり電話出たら、『とみちゃん、ゴロウ・デラックス…』って
      言うから、正月。何言ってんの、思って」
  小島 「また、番組にこれ、送ったりしたんじゃないですか?」
  とみこ「私、マネージャーやってたもので、こういうの(本を)番組に送
      ってみたらどうなるのかなぁ、と思ったんです」
  小島 「しっかり根回ししてるじゃないですか!」
  とみこ「そうじゃないんです。出来心なんです」
  小島 「やっぱりちょっと面倒くさいかも!」
  吾郎 「そうだねぇ〜。これ、総集編に変えようか?」
  小島 「(笑)」

と、散々、面倒くさいと言っておいて;

  とみこ「面倒くさいお土産持ってきたんですけど、あけてもいいですか?」

と言われると急に嬉しそうな顔をする吾郎君。「つまんないものですけど」と言いながら、私して下さったのはゴロウ・デラックスでの吾郎君と小島さんのキャラクター。

  吾郎 「へぇ〜。ああ、すごい!!!ちょっと嬉しい。えっ、嬉しい♪」

小島さんも同様の反応で、ゲンキンな二人です(笑)

  小島 「すっごい嬉しい」
  吾郎 「本当嬉しい」
  とみこ「本当ですか?」
  吾郎 「うん」
  とみこ「生きててよかった・・・」

早速、はんこを押してみたり・・・(一同拍手)

  吾郎 「はんこおしただけで拍手もらえちゃうって、芸能人ってすごい
      ね!」

感動するところろはそこかよ!!はんこを褒めるんじゃなくて、自画自賛って、何て番組MCだよ、まったく…。

  吾郎 「はんこ押して、うわぁ〜、って笑顔見せたら拍手が起きた(笑)」
  小島 「お上手でいらっしゃいますぅ〜(拍手×拍手)」
  吾郎 「ほんとぉ〜?おじょうずぅ〜?」(←バカ御曹司風)

浮かれた吾郎君、キャラ作りすぎです。

  小島 「お上手ですぅ〜」
  吾郎 「ぼくにもはんこ、ちゃんとおせたぁ〜」
  小島 「こんなに上手なはんこ、見たことがございません!」
  吾郎 「ほんとぉ〜?」
  小島 「素晴しい!」
  吾郎 「そうだね、これぐらいのテンションでやれば普通にゴールデン
      とかのバラエティとか、俺、出来るのかな」

そして小島さんも頂いたはんこを押してみます。 

  小島 「ああ、可愛い!!!」
  吾郎 「(無反応)」
  小島 「見てないの?(怒)」
  吾郎 「いや、何かね、(自分のはんこの)目の濃さが(左右)違って
      出てきちゃって」
  小島 「私の見てないの!!」
  吾郎 「(焦) そっちキレイに出るじゃん。こっち(右)の目が低い気が
      するんだよね」
  小島 「それだけ?(怒)私があんなに激賛したのに、私のはんこには今
      の一瞥だけ?」
  吾郎 「・・・」
  小島 「何だよみんな!アイドルばっかチヤホヤしやがって!!!」
  吾郎 「(笑)」
  とみこ「私が全部いけないんですね。私の彫り方がいけないんです」

吾郎君、みんなに気を使わせて、謝れ!!(笑)

さて、改めて色々作品を持参されてます。はんこというよりも、版画と言った方が適切でしょうか?

  吾郎 「これは画家としては誰かの影響って受けている?漫画家さんと
      か」
  とみこ「谷内六郎さんが好きで」
  小島 「ああ、やっぱり?!私、谷内六郎っぽいな、って思ってた」
  とみこ「すごい好きで」
  吾郎 「そういうのはあるんだね」

あれこれ持ってきて下さってますが、比較的作品として多いのが食べ物をモチーフとしたもの。とにかく食べることもお好きなようで、それが伝わってくる作品がたくさんあります。

  吾郎 「何か、テンションあがってきた」
  とみこ「本当ですか?」
  吾郎 「(うな重の作品を見て)うなぎ好きだもん。食べ物だらけじゃ
      ないですか?!」

ここで、「たい焼き」の作品を実演。まずは縁取りをした判をこげ茶色で。次に、着色のための判に、ベースを黄色で、更に焦げ目を表現するために茶色を縁に置いて、先ほどの縁取りを押した部分に重ねて押します。
すると見事においしそうな「たい焼き」が!

さて、ここまで実演して頂いたところで;

  小島 「さぁ吾郎さん、作るわよ!」
  吾郎 「まじで?」
  小島 「吾郎さんもね」
使う道具は版画用消しゴム、カッター、デザインカッター、シャープペンシル、消しゴム、トレーシングペーパー、カッターマット。 まずはデザイン画を。小島さんは豆まきをテーマに、豆まきの升、豆、鬼をモチーフに。一方吾郎君は、『G』の一文字。   小島 「吾郎さん、まさかと思うけど、その1文字?」
  吾郎 「そうだよ。いけない?」
  小島 「いいと思います」
  とみこ「いいと思います」

・・・誰も何も言えないわな。トレーシングペーパーでゴム版にデザインを移して、デザインカッターでカットしていきます。カットしたいラインに対して、外側に向けて斜めに切り込むを入れるのがポイント。

といっても、吾郎君は本当に「G」の一文字だけなわけですが(汗)、一文字だけなのに;

  吾郎 「思ったより、上手くできてない」
  小島 「本当ぉ〜?」
  吾郎 「何か『G』がブサイク。小島さん、器用だね、器用」
  小島 「負けず嫌いなの(笑)。枠に入れると作品的にぐっどよくなりま
      す。いいじゃない、吾郎さん!」
  吾郎 「ありがとう」
  小島 「ちょっとゆるいのがこう・・・」
  吾郎 「ゆるい?!ゆるいって言った!!」
  小島 「(笑) 普通、研ぎ澄まされた美学の中で」
  吾郎 「なんか頭弱い子みたいだもん、これ、ちょっと、やだー」


元々は趣味ではんこを作っていたとみこはん。浅草キッドのサイン会のときに、「浅草キッド」というはんこ(落款)を持っていくと、浅草キッドのお二人がそのサイン会で隣にそのはんこを押していいと言ってもらったと。
2010年にマネージャーをやめ、現在に至ると。

なんて話をしているところに、その浅草キッドの水道橋博士さんが登場。

  博士 「長いよ、本当に!」
  とみこ「すいません。本当、すいません」
  博士 「何時間待ってんだよ、俺」

で、早速、登場口から水道橋博士さんがスタジオに。

  博士 「僕のあの、複雑な感情を言っていいですか?」
  小島 「はい」
  博士 「この番組は本を紹介する番組で、よくよく承知してて、ああ!
      この番組に呼ばれた〜!ってずっと思ってたんです。もちろん、
      僕の話で」
  一同 「・・・(^^;」
  博士 「まさか、元マネージャーが」
  小島 「あはは(笑)」
  博士 「(自分が)消しゴムの“カス役”で出てくるとは、自分で思っ
      てなかったんで」

ちなみに、水道橋博士もしっかりご自身の著書『藝人春秋』を手にされてまして、小島さんが宣伝されてました。

この後は、水道橋博士を交えて、マネージャー時代の話を色々と。玉袋筋太郎さんから祝ご出演の花も届いてました。
だけど、非常に雑な扱いで、小島さんにさっさと追い返されてしまいました(笑)
『次は「藝人春秋」で来て下さいね』・・・とナレーションは流れましたが、先日(1/28)、水道橋博士がツイッターでゴロウデラックスの収録をしたと呟かれていたので、本当に再びがあるやもしれません。


番組エンディングで山田君登場。

  山田 「吾郎さん!」
  吾郎 「何ですか、これは?」
  小島 「え、でも、かわいい」

「よきところでシメ」というカンペをはんこで手作り。「よきところでシメ」という文字のまわりには、ダルマのような不思議な感じのキャラクターが回りに押されてます。

  吾郎 「えっ、それってはんこ?」
  山田 「はんこです」
  小島 「自分で作ったんですか」
  山田 「はい」
  吾郎 「すごいね、この人」
  小島 「初めて山田さんの作品で、本気でいいと思った」
  山田 「さっきやってみました」
  小島 「山田君、けしごむよ!」
  吾郎 「才能あるよ」
  山田 「マジっすか?」
  とみこ「可愛い」
  山田 「近々、弟子入りに行きます」
  とみこ「あ、わかりました」
  吾郎 「見つかったじゃん!今年、何か」
  小島 「毎回これで」
  吾郎 「毎回これでやんなよ。これで毎回、〆ようよ。これ、山田君の
      コーナーできたよ」
  山田 「はい」
  吾郎 「今年、発見したよ」
  山田 「ディレクターになる夢を見ながら」
  小島 「ディレクターよりこっち」

山田君、最後の最後に天然っぷり発揮(笑)


(13.02.10 up)


 

第74回放送 TBS:'13.01.24 24:20〜24:50
Guest:下田大気, 課題図書「タクシーほど気楽な商売はない!」

  吾郎 「こんばんは。ゴロウデラックスで〜す」

今回はいつものスタジオではなくロケです。吾郎君も小島さんも、寒そうに屋外で突っ立ってます。

  吾郎 「ロケですよ、今日も」

そして、お互い、衣装の感じが似ているという話をしているところに、背後の道路に東京無線のタクシーが到着。

  下田 「どうも、稲垣様、小島様、2013年も東京無線グループ杉並交通
      をご利用いただきありがとうございます。本日担当のカリスマ
      ドライバーの下田大気です」

と、下田大気さん、昨年11月22日放送のゴロウ・デラックスのゲストとして出演して下さった(ついでに、JASRACの表彰式の会場まで送迎して下さった)わけですが、その際の数字が番組史上最高だったらしい。

  小島 「いろんな抜け道を前回も教えて頂きまして」
  吾郎 「おもしろかった。すーごい面白かった。結構、反響多かったで
      すよ」
  小島 「回りもね」
  吾郎 「要するに視聴率取れたから同じことまた第二弾でやればいい」

まぁ、それも番組存続のためには必要なこともあるというか、楽しかったらそれでいいですけどね・・・(汗)

と、ずーっと立ち話をしているのも寒いので、タクシーに乗車して出発です。出発前に今回もメーターを入れてますが、それを見て小島さん;

  小島 「前回、私、2万ぐらい払ったんですけどね」

と愚痴。前回、吾郎君、表彰式に出るために、途中下車しちゃったからね。


まず通過するのは渋谷。『カリスマの技その1』として;

  下田 「(NHKから)公園通りを下りて、パルコがあるんですけど。先日、
      吾郎さん、パルコ劇場でずーっと舞台やったパルコの信号の前
      を左折するとすーごい混むんですよ」

「よくある!」と小島さんが同意してましたので、そういうポイントなんでしょうね。
その混雑を回避するために、公園通りに入ってすぐ、一つ手前の一方通行の細い道路で右折(←すいません、地図とかさっぱりわからないので、適当に書いてるかも)。すると、その細い道を通っていると、吾郎君;

  吾郎 「ここでもね、おいしい******レストラン(がある)」

とポツリ。そんなこと言うと、ファンは行っちゃうぞ!!!(東京まで行けないけどさ…)

そして、どこをどう行ってるのか分からないですが、「洋服やさん多いですよね、この辺ね」と、渋谷によく出没しているのがわかりますね(笑)。


車はこのまま宮下公園前交差点をまっすぐ進み、表参道に向かいますが、ここでも抜け道を通ります(カリスマの技その1)。

・・・いや、だけど、ここであれやこれや言われても分からないから。できれば全国ネット化して欲しいと願っている番組なので、こういう企画は勘弁して欲しいという気分になってきました。


『カリスマの技その3』は、車線変更。渋谷から六本木に向かう青山通りで、基本、右斜線キープで、首都高合流手前で左斜線に変更すると。
そのほかに、『カリスマの技その4』では広尾〜麻布十番の車線変更などを紹介。

タクシーは麻布十番にやってきましたが、そこで、目の前の交差点を、今回のゲストの下田さんのお父様である志茂田景樹さんが目の前を通っていきました(仕込み???(謎))。でも、事務所もこの近くにあるらしく、居ても不自然さは無いわけです。

  吾郎 「周りの人たち、別にみんな珍しがってない」
  下田 「当たり前の光景なんで」
  吾郎 「え、だって変装とかしてないんですか?」
  下田 「しないですね」
  吾郎 「しかも息子さんも別に驚いてない」
  小島 「声も掛けず」

そのままスルーして行っちゃいました。


続いてのカリスマのワザその5は、新一の橋の渋滞回避テクニック。・・・もう、道路事情はわからないので、次いきます(すいません)


カリスマドライバー推薦の休憩スポットへ。ちなみに前回は、睡眠のためにスーパーフラットになり、トイレやお弁当屋さんが近いと言うスポットで、虎ノ門病院のすぐ近くにあるそうです。
こちらのスポットで車を停め、そのお弁当屋さん『月亭』でお弁当を購入。吾郎君はメンコロ弁当@450円(メンチカツ&コロッケ)を買いました。

  吾郎 「ん!美味い!何これ、おいしいよ、本当に」

と、タクシーで次の場所に移動しながら食べてますが;

  吾郎 「早速、からしつけちゃったんだけど・・・」
  小島 「吾郎さん!!!あーあ」

吾郎君、衣装のズボンに弁当のからしをつけてしまったようです。ご、吾郎・・・


そして、40分後、タクシーは東京無線杉並交通営業所に到着。

  吾郎 「あれ?出た・・・(汗)」

到着した場所には、山田君がタクシードライバーの制服を着て、巨大黄金ダルマをきれいに磨いてました。

  小島 「今回はいないなぁ、と思ったのにね」
  山田 「どうしました?」
  吾郎 「本当に・・・何やってんの、山田君?」
  山田 「アルバイトです」
  吾郎 「うん・・・・(沈黙)」

吾郎君、冷たい(T_T)

  吾郎 「もういい、このぐらいで?」
  山田 「はい」

うわぁ〜、山田君ももっと言い返そうよぉ〜

そうして、営業所の作業エリア(屋外)に机と椅子を置き、黄金ダルマをバックにしていつもの朗読を。課題図書『タクシーほど気楽な商売はない!』から、吾郎君曰く「刺激的」な部分を朗読。SMの女王様を客として乗せたという下りです。五反田にはSMクラブの事務所が多いんだとか???

  吾郎 「ちなみにスタッフの人が読めと言った場所です!」
  小島 「(笑)」
  吾郎 「はい」
  小島 「吾郎さんが読みたかったわけではないですね」
  吾郎 「そうですね。そうですね、ここはオンエアしておいて下さい」

話を戻して(?);

  下田 「五反田は多いみたいですね」
  小島 「ええ、SMクラブの事務所が多い?」
  下田 「はい」
  吾郎 「多いですよ。でも、結構あの・・・ホテルとか、SMのホテルと
      かって営業をうまくやれると、結構儲かるんですよね」
  下田 「そうですよね」
  吾郎 「でも、結構、危険・・・だから、商売ができないとかって。死
      を伴うとか。どうでもいいですね」

ご、吾郎君、一体、どんなディープな世界を知ってるのね…(汗)。


(13.02.03 up)


 

第73回放送 TBS:'13.01.17 24:35〜25:05
Guest:湊かなえ, 課題図書「夜行観覧車」

今回は冒頭の吾郎君&小島さんのいつもの登場シーン&挨拶は無し。いきなりラジオブースに座ってのトークが始まってます。もちろん、今回の課題図書「夜行観覧車」について。

  吾郎 「いやいや、すごいですよ、やっぱり。何かハラハラ、ドキドキ」
  小島 「ねぇ?3家族の間でね、事件が起こって、でもそれぞれの家庭
      にも、何か、ある種、歪んだところがあってみたいなね」
  吾郎 「そうそう、何か、すべてが荒唐無稽ではないんですよね、何か」
  小島 「そうなんですよね」
  吾郎 「『告白』もそうだったじゃない?普通の人間が、そう…なって
      しまう恐怖」
  小島 「ほんのちょっと、ほんのちょっと、向こう側に、一線を超えた」
  吾郎 「そうなんですよ。今、この・・・この解説、合ってますかね、
      僕、今?」
  小島 「えっ?合ってんじゃないの?」
  吾郎 「いつも思うんだけど、本人、今、そこに待ってるじゃん。その
      ときに大体、本の感想、ここで言うじゃん」
  小島 「うん」
  吾郎 「で、俺、めちゃめちゃ的を射たこと言いたいんだけど、本当は。
      『おぉ〜分かってるじゃん、稲垣君』って、入ってきて欲しい
      の、いつも、作家の方に」
  小島 「大丈夫」

で、そんなこと言われたら言わなくちゃいけなくなるわけで、湊かなえさん、登場されてすぐ、席に着く前に;

  湊  「わかってるじゃん、稲垣君」

と言って下さいました(笑)。ありがたや〜。

  吾郎 「何か、初めてお会いした印象からするとさ、とてもこういった
      ものを書くような雰囲気ではないですよね」
  湊  「(笑)」
  吾郎 「極めて平和的な」
  小島 「(笑)」
  湊  「平和的な・・・はい(^^;)」
  吾郎 「よく言われませんか?」
  湊  「ああ、言われますね。あと声がアニメっぽいので、特に、はい」
  吾郎 「アニメっぽいですよね(笑)」


湊さんといえば、デビュー作の『告白』が映画化されたことでも有名ですが、ミステリーを書こうとして思いつくキーワードを列挙しながら、発想を膨らませていったようです。

元々は普通の主婦だった湊さん。何か新しいことを初めてみようと、脚本家を目指されたそうです。それでできちゃうのがすごいです。ただ、脚本家だと打ち合わせなどで東京に住む必要もあり、それが地方の人間としては悔しくて小説を書くようになったと。

今回の「夜行観覧車」は5作目の小説。
小島さんは、起立状態で、足下にオイルヒーターを挟んだままの状態で、30分以上小説にのめりこんで読んでしまったらしいです。すると吾郎君;

  吾郎 「火傷しなかった?」
  小島 「大丈夫、大丈夫」
  吾郎 「オイルヒーターになってみたい」

え゛っ?(汗)

  小島 「(笑)」
  吾郎 「ウソ。一応、言ってみた、バラエティ番組だから」
  小島 「おじさんの定番ギャグだから!」
  吾郎 「一応、言ってみただけ」
  小島 「言っちゃダメよ」


吾郎君の朗読
小説の冒頭部分。

小島さんにとっては、この小説に書かれていることは、自分と母親の関係と同じで、日常だったと言います。

  吾郎 「自伝小説にしてんの?」
  一同 「(笑)」

今回の小説は、3つの家族について描いてます。

  吾郎 「名前のつけ方って、何かあるんですか?遠藤とか綾香とか」
  小島 「今回はどこにでもある家庭という雰囲気を出したくて、日本に
      たくさんありそうな苗字を選んで。子供の名前だと、その年の
      ベストテンに出てくる10位から15位ぐらい」
  小島 「あははは」
  吾郎 「結構、緻密ですね(笑)」

狙いすぎないぐらいのランキングで選んだりするらしいです(笑)

  小島 「共感を込めて言いますけど、湊さん割と意地悪ですよね、視線
      が、割とこう・・・」
  湊  「そうですね。何かこう・・・。『そうですね』って言ってしま
      った(汗)」
  一同 「(笑)」
  湊  「この人を傷つけるためには何を言ったら効果的だろうな、って
      いうのはすごい考える」
  小島 「湊さんの小説を読んでると、この人、すごい怖い人なのかなと
      か。きらっとかって人を観察して…」
  吾郎 「してるんですよ。アニメみたいな声をしながらも」
  湊  「(笑)」
  吾郎 「全然、観察してますよ。僕らもそう見られてますよ」
  小島 「吾郎さんが私を傷つけるとしたら、何を言えばいい?」
  湊  「いやぁ〜、さっきの(小説に出てきた)小島さんの役・・・」
  小島 「あははは(笑)」
  湊  「この人嫌って言った後に言ってたとか」
  吾郎 「そうだ。俺、何か意地悪さ加減を、ほら、グループでいるとき
      は出さないから」
  小島 「そうだね」
  吾郎 「受け止めて!

相変わらず我侭な(笑)

  小島 「何でよっ!」
  吾郎 「グループでいるときはちょっと、みんなの逆に吸収役になって
      るから」
  小島 「ああ、どっかで吐き出さないといけない」
  吾郎 「うん。本当はすごく意地悪なところあるから、この番組がない
      と、うまくデトックスできない。山田君を無視したりとか」
  小島 「あはは(笑)。酷い。あ、じゃぁ、私が吾郎さんを傷つけるのに
      効果的な言葉は何ですか?」
  吾郎 「嫌だ、聞きたくない!俺、嫌いになりたくない、湊さんのこと」

聞きたくない理由が「湊さんのこと嫌いになりたくない」というのはホンネか建前か?(笑)

  湊  「受け止めなかったらいいんじゃないですか?」
  小島 「あ、受け止めないね」
  湊  「何か言っても、ああ、うん・・・って」
  吾郎 「あ、やだやだ、それ」
  湊  「さぁ、次、行きましょう、みたいな」
  吾郎 「あ、やだやだ」
  小島 「(目を輝かせて)やる!」
  吾郎 「俺、かまってほしいから言ってるの」
  小島 「あははは(笑)」


この後は、湊さんの小説の書き方。

  吾郎 「何かこう、情報…、何だろうな、自分をこう…高めるために、
      映画、見られるとかね、お茶して女子高生の会話を聞くとか、
      わかんないけどね。そういう日頃、日課としてやることってあ
      るんですか?インプットする、充電するために」
  湊  「そうですねぇ、あの・・・何か10代の子ってどんな会話をする
      のかなぁって思ったらハンバーガー食べてにいって、隣の子の
      会話をずーっと聞いてたりとか」
  吾郎 「へぇ〜。やっぱりするんだ」
  湊  「あと、ディズニーランドとかでよく何時間も待ってたりするの
      を隣の人の会話を聞いてるのが大好きで、何かこの人たちって
      付き合い始めてそんなに経ってないなぁ、とか。」
  小島 「待ち時間、全く退屈しないですね」
  吾郎 「1人遊びできるね」

1つのことを色んな見方をして、それを小説の中に語らせることで、それぞれの背景が見えてくるといいます。頂上は1つだけど、ルートはたくさんあるわけで、そのルートをどれだけ作ることができるかが書いていて楽しいと。

  吾郎 「すごーい、すべて分かったような気がするね」
  小島 「そして、わかりやすかった!」
  吾郎 「分かりやすい。いいですよ、今の説明!!」
  一同 「(笑)」
  吾郎 「僕はね、(目の前にある林檎の置物を見て思ったのは)色彩だ
      ったの。こっち黄色で、こっちから見たら赤いじゃん。何か、
      信濃ゴールドっていう黄色い林檎があるんですよ。そう…に見
      えるし、こっちから見ると何か青森とかの富士に見えるなぁ、
      と思って。色が入ってきたの」
  小島 「私、軽さだったなぁ・・・」
  吾郎 「偽物だから?」
  小島 「偽物だから軽いんだよなっていう(笑)」

という小島さんの回答に;

  吾郎 「何か、俺の答えのがいいね

と張り合う吾郎君。すると;

  小島 「・・・じゃぁ、次行きますね」

あ、スルーされた(汗)

  吾郎 「ちょと色彩に気を使ってる」
  小島 「ものの見方・・・」
  吾郎 「ちょっと芸術的な?」
  小島 「価値観が色々あるっていう」
  吾郎 「・・・(^^;)」
  小島 「ええ、その考え方は・・・(笑)」
  吾郎 「価値観ね」

ここでCMを挟んで、先ほど小島さんがスルーした部分について;

  小島 「吾郎さん、すごいね。私、さっき、湊さんの言った通り、吾郎
      さんをスルーしてみただけど」
  吾郎 「マジで?わかんなかった」
  小島 「うそ!」
  湊  「私、気付いてました、ね?」

えっ、ご、吾郎君・・・(汗)

  小島 「そうそう。『やった!』って思って。『湊さんの言うとおりに
      出来た!』と思ったら、ずっと引きずって。『吾郎さん、怒っ
      てたらどうしよう』とか思って」
  吾郎 「ごめん、ごめん。全然、気付いてなかった」
  小島 「あははは(笑)」

小島さん、心配して損したパターン?(笑)


普段は、自宅の部屋で小説を書かれてます。小説を書くために机も買われたようですが、結局、物の置きになり、こたつで書かれているそうです(笑)。でも、普通のお部屋ですね、当たり前ですけど。

  吾郎 「何かアロマディフューザーとか、この家にプレゼントしてあげ
      たい」
  湊  「(笑)」

最後に、山田君が湊さんに次の小説について、インスピレーションを与えるために、お得意のイラストを描いてきました。

・・・えっと、だけど、文字にもしにくい感じなんですが。湊さんも「辛い」と一言。

  吾郎 「でも、面白かったですね」
  小島 「ドラマ化されるんです、これが」
  吾郎 「なるほどぉ」

だからゲストにお呼びしたわけです。

  吾郎 「ああ、このドラマ出たかった、俺!!」
  小島 「あははは」
  吾郎 「ああ〜。えっ、今日、そういうことだったの?」

気付くの遅っ!

  小島 「そうです。湊さんに出ていただける、こう…番組っていうのは、
      こう、真面目に本と向き合う番組だけですから。それはもう、
      吾郎さんの・・・」
  吾郎 「真面目に向き合ったよ!」
  小島 「ゴロウデラックスだから」
  湊  「こんなに読み込んで下さって、本当に嬉しかったです。ありが
      とうございました」
  吾郎 「こちらこそ」
  小島 「中々伺えない話を・・・」
  吾郎 「ちょっと、ロケとか行きませんか?」
  湊  「いやぁ〜、是非!!」

次、次の出演OK出たぉ〜!!!


(13.01.27 up)


 

第72回放送 TBS:'13.01.10 24:20〜24:50
Guest:渡辺淳一, 課題図書「老いかたレッスン」

オープニング

さて、2013年、最初の放送です。

  吾郎 「よろしくお願いします」
  小島 「よろしくお願い致します。アンド、あけましておめでとうござ
      います」
  吾郎 「おめでとうございます。いやぁ、何か、華やかですね」
  小島 「そう、ちょっとね、新年、最初の放送なので」
  吾郎 「何かあの、南国の客室乗務員のような」
  小島 「お飲み物いかがいたしましょうか?」
  吾郎 「・・・。褒め言葉になってないですね」
  小島 「今日、大丈夫です。そういうことにかけてはですね、日本の第
      一人者という大先生に来て頂いたんで」


というわけで、今回のゲストは渡辺淳一さん。ちょっと過激な放送になる予感〜(笑)

  吾郎 「すごい勉強になりました。」
  小島 「ねぇ。老活って言うんですね」
  吾郎 「しかも何か、面白く、コミカルに読めたっていう」
  小島 「そうなんですよ!」
  吾郎 「深刻なんだけど深刻に思えないみたいな」

ここで渡辺淳一さんが登場。今回は「老いかたレッスン」が課題図書のなってますが、この本の中で老人男性がどうやって女性とつきあっていくかを書かれたりもしてます。


吾郎君の朗読
年をとっても、複数の女性を同時に追いかけるべし、と説いていらっしゃいます(笑)

1人の人を一途で追うと女性が怖がるので、もう少しおおらかに色んな人と付き合うのがいいと。

  小島 「吾郎さん、言われたことある、何か?『こんなに愛されて、私、
      怖いぐらい』とか」
  吾郎 「僕はないです!」
  小島 「無いの?あははは(笑)」
  吾郎 「無いんだよ。今まで」
  小島 「脇目も振らずっていうのは、そんなに無かった?」
  吾郎 「無いんですよ、人生で今まで、そこまで夢中になったこと」
  渡辺 「勿体無い!!」


小島さんの朗読
『失楽園』からかなりディープな部分を朗読してました。

  小島 「この風景は、女は見ない風景ですよ」
  吾郎 「そうですね。今、絵が浮かびました」
  小島 「そうですか?お二人の中には実写版なんですよね」

(SEX描写について)グロテスクなことだけど、美しく書きたかったという渡辺さん。これまでの経歴を紹介しながら、ルーツを解き明かしていきます。13歳のころに性について興味を持ち始めたようです。初めての体験は大学1年のとき。大学は札幌医大の方に行かれてて;

  渡辺 「これね、是非みなさんやられた方がいいと思うけどね、射精す
      るでしょ?」
  吾郎 「はい」
  渡辺 「オナニーされるでしょ?」
  吾郎 「はい」
  小島 「『はい』?(笑)」
  吾郎 「(笑)」
  小島 「普通に流れましたけどね」
  吾郎 「(^^;)」
  渡辺 「一度ね、小学生が見るような顕微鏡でいいから、精液をね見て
      みたらいいですよ」
  吾郎 「ええ!!」
  渡辺 「精子見られるの」
  吾郎 「まぁ、当然、見れますよね」
  渡辺 「無数の精子が動き回ってますよ、一瞬も休まず。感動しちゃっ
      た。懸命に精子君が頑張って動いているなら、女性を追いかけ
      ない理屈は無い!と思う。オスっていうのはそのために生まれ
      てきたんだと」
  吾郎 「顕微鏡買わないとね
  渡辺 「あはははは(笑)」


そして、36歳のときに講師をしていた医大を辞職。小説家の道を進まれます。
それは過去の恋愛体験がベースになってるようです。かなりヘビーな体験を小説にしているようで、それを聞いた吾郎君;

  吾郎 「僕も書けますよ」

おいおい、いきなり爆弾発言か?(笑)

  小島 「書けます?色々?」
  吾郎 「きっと、今は言わないけど」
  小島 「(笑)」
  吾郎 「ってことですよね?」

まぁ、言わないですよね。願わくば墓場まで持っていって下さいな。


小島さんの朗読
『愛の流刑地』より。

なぜか別撮りなんですが、オンエアできる部分が足りなかったための補充なんでしょうか?


さて、再びスタジオで、渡辺さんによる「エロスの教え」というテーマでトーク。ここから山田君が合流します。

  「今の若者はオナニーばかり」

彼女がいない男性が多く、女性的欲望を満たすために、そういうグッズ(TENGA)を使っているケースが多いとか何とか・・・(汗)

  吾郎 「えっ、何が?」
  小島 「TENGAね」
  山田 「オナホールです」
  渡辺 「あははは(笑)」
  山田 「誕生日でこの前20個もらいました」
  小島 「いろんなタイプがあるらしい」
  吾郎 「4つぐらいちょうだいよ」

  「男が萎える派手派手下着」

  渡辺 「男ってねぇ、あんまり派手派手下着は好きじゃないんですよね」
  小島 「そうなんですね」
  吾郎 「下着、好きですよね?」
  小島 「まぁ、派手派手、っていうんじゃないですけど」
  吾郎 「僕も見たことはないですけど」
  小島 「見ちゃいないのによく言うわよっ!」

  吾郎 「女性から見た男だってそうでしょ?フェロモンむきむきで丸出
      しな。まぁ、それはそれでいいと思うけど」
  小島 「脱いだときにブーメランみたいなのは、さすがにね」
  吾郎 「(^^;」
  小島 「わーお、とは思いますよね」
  山田 「うちの母は毎日派手な下着で困ってますけどね」
  吾郎 「毎日母の下着を見てるってこと?」
  山田 「はい」



最後は、小島さんの『失楽園』『愛の流刑地』の朗読で終了でした。またここだけ別撮り。吾郎君が居ないのは寂しいですが、年末、本当に忙しかっただろうし、仕方ないのかなぁ。

(13.01.20 up)


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