哀愁探偵1756'11年1月放送分

 

'11年1月放送分
第9回放送
11.01.13
第10回放送
11.01.20
第11回放送
11.01.27



♪番組の説明

人は懐かしいものに触れたとき、久しぶりの再会を喜ぶと共に、哀愁を感じる。僕は依頼人の思い出の品を調査、発見するプロフェッショナル。報酬は依頼人の喜ぶ顔と、思い出話があればそれで十分だ。そんな僕を人はコードネームでこう呼ぶ、哀愁探偵1756と。


(以下、公式サイトより)

哀愁のこもった「懐かしいモノ・ヒト」を依頼人とともに探し出す新しい時代考察バラエティ!

昔あんなに好きだったのに、今欲しくてもなかなか見つけられなくなったもの・・・そんな哀愁のこもった「懐かしいモノ・ヒト」を依頼人とともに探し出すのが「哀愁探偵」。
あの想い出の品々は、忘却の彼方に消え去ってしまったのか?
それともさらなる進化を遂げているのか?
哀愁の「懐かしいモノ・ヒト」を探すことは、「ヒット進化論」を探る旅でもある。
モノにこだわるSMAP・稲垣吾郎が「ヒット探偵」として、それぞれの世代の過去の想い出と今の現実をつなげる、そんな新しい時代考察バラエティが始まる!!


 ■ヒット探偵:稲垣吾郎
 ■助手:80年代を知らない若手男性芸能人
 ■毎回依頼人ゲストが登場


 

第11回放送 TBS:'11.01.27 24:25〜24:55
Theme:モデルガン ゲスト:高嶋政伸, 山田親太朗

先週に続き、ゲストは高嶋政伸さん。先週、冒頭に登場した喫茶店でのトークで;

  高嶋 「やっぱりあの…、僕、モデルガン・ファンでもあったんで」
  吾郎 「あっ!僕もモデルガン・ファンなんですよ」
  高嶋 「あ、そうですか?!」
  吾郎 「奇遇ですね!」
  高嶋 「そうですか(笑)」
  吾郎 「はい」
  高嶋 「好きでしたよ。小学校のときとか、塾に行ってたんですけど、そこ
      で模擬試験でいい点を取ると、あの、池袋の吉野家に父親に連れて
      行ってもらって、吉牛食べた後に、あの…モデルガンを1丁、買っ
      てくれるっていう、黄金のこのコースがあって」
  吾郎 「すごいな…。当時、やっぱり1万前後はして。高いものでは3〜4
      万して」
  高嶋 「します、します」
  吾郎 「お年玉のお金全部かけて、僕は買ったっていう記憶があるんですけ
      ど」
  高嶋 「ああ…」
  吾郎 「テスト行っただけで買ってもらってた子供がいるとは!」
  一同 「(笑)」

そういう話を踏まえて、先週ちらりと放送されましたが、モデルガン専門店にやってきました。

  山田 「続いてやってきたのはですね、高田の馬場にあるこちらのお店
      です!」
  吾郎 「おお!!」
  高嶋 「来たねぇ〜」

  アンクル
  東京・高田馬場

早速店内に。モデルガンだらけの店内で;

  吾郎 「ヤッタ〜!ヤッタ、ヤッタ!!」

と、はしゃぎ始める吾郎君。まぁ、半分はテレビ用でしょうけど(笑)

  高嶋 「すばらしい」
  吾郎 「イェイイェイイェイ!」
  高嶋 「すばらしい(拍手)」
  山田 「品揃えは随一なんです。何と、ここにあるものだけで3000丁。倉庫
      の中もあわせると10,000丁以上あるそうです」
  吾郎 「マジで?!」
  山田 「はい」
  吾郎 「高嶋さん、もう、かなりマニアックなんで…」
  高嶋 「いや」
  吾郎 「似た空気できてるんでね」
  高嶋 「大好きで本当の銃をいじりたくて自衛隊に入ろうと思ったことがあ
      る」
  吾郎 「あははは(笑)」
  高嶋 「本当に。いや、本当に」
  高嶋 「アンクルって、あれですよね?ナポレオン・ソロの所属してるスパ
      イの・・・あの…、あれですよね?」
  店長 「よくご存知で」

  0011 ナピレオン・ソロ@
  1960年代流行したアメリカのスパイもののドラマ
  主人公・ソロの所属がUNCLEという組織

  高嶋 「集団のアンクルですよね?UNCLE」
  店長 「全くもってその通りです」

ここから、高嶋さんと吾郎君の、お互いの“ひけらかし”が始まります。

  高嶋 「何でしたっけ?あの、あの人たちがロバート・ヴォーンと、あと、
      イリヤ・クリヤキンが使ってる拳銃は?」

  0011 ナピレオン・ソロA
  主人公・ソロ…ロバート・ヴォーンが演じる
  イリヤ・クリヤキン…ソロの仲間の名前

  吾郎 「(^^;)」
  店長 「えっと、ワルサーP38の・・・」
  高嶋 「あ、P38なんだ?」
  吾郎 「あ、ワルサーP38。ルパン三世が使ってたのと一緒ですね!ドイツ
      軍のね。はい」
  店長 「それに、ストックとかスコープを付けたカスタム」
  高嶋 「アンクルカスタム!そうだ!」
  吾郎 「さっきのルガーP08みたいなもんですよね?」
  高嶋 「アンクルカスタム!」
  吾郎 「ワルサーP38、9ミリですね、弾丸は?」【1歩リード】
  高嶋 「ああ、9ミリ9ミリ。オレ、撃った事あるんですよ」
  吾郎 「本物ですか?」
  高嶋 「本物」【同点】
  吾郎 「やりますね!」

いつからポイント制に?!(爆)

続いて用意されたモデルガンは;

  山田 「それでは早速見て頂きましょう。最初はこちらです」

ケースに入っていた銃を見る二人。即座に2人ともが反応してます;

  2人 「あっ!ああ!!!」
  高嶋 「あるじゃないですか〜!あるじゃな〜い!あるじゃ〜ん」

  ウィンチェスターM1892
  映画『拳銃無宿(1985年)』で
  スティーヴ・マックイーンが使用

と、用意されたのはショットガンです。

  店長 「大きいのが特徴ですね」
  高嶋 「連射が出来るんですよね、こう…」
  店長 「そうです」
  高嶋 「タン!タン!タン!タン!タン!ってね」
  吾郎 「一応、木製ですか?」
  店長 「そこは木ですね」
  吾郎 「僕、こういうとこ、拘るんですよ。ここプラスチックでやられると
      木のグリップに変えちゃう。木のグリップがなかったらラバークリ
      ップ、本物のバックマイヤーを取り入れちゃう、そういう感じなん
      です」
  高嶋 「本物だ…」
  山田 「?????」
  吾郎 「ですねぇ。リアリティは追求できると思うんですけども、やっぱり
      ・・・(頬を銃に当てている高嶋さんに)何やってんですか?」
  高嶋 「いや、鉄の感触が・・」
  吾郎 「わかりますよ」
  高嶋 「やっぱりね、違いますよ」
  吾郎 「モデルガンだからこれできるんですよ」
  高嶋 「うん」
  吾郎 「マックイーンって、やっぱりすごいんですか?」
  高嶋 「まぁ、あの…、『ゲッタウェイ』の中でも至近距離でその、オート
      マチックの銃を撃つ時に、こうやって(左手でかざすようにして銃
      を隠して)撃とうとするんですよ?これ、何でだか?」
  吾郎 「ああ。僕はわかりますよ」
  高嶋 「わかる?」
  吾郎 「隠して撃つっていうか」
  山田 「?・・・・」
  高嶋 「っていうか、僕の話聞いてた?」
  山田 「(汗)」
  高嶋 「あの…、オートマチックっていうのは、薬きょうが飛び出てくる。
      怪我するからこうやって、あの…、薬きょうが当たらないように。
      あともう一つ、拳銃撃つ時に、絶対に、バーンって撃っても、瞬き
      しないんですよ」
  吾郎 「あぁ〜〜」
  高嶋 「マックウィーンって。本物の殺し屋とか、プロのそういう拳銃撃ち
      って、撃った瞬間、瞬きしないですから」
  吾郎 「うん。細かい銃の事をわかってリアリティをちゃんと追求しながら
      演じてたんですね」
  高嶋 「演じてたんですね。僕もね、芝居で銃撃つシーンはね、絶対、瞬き
      しないです」
  吾郎 「(笑)」
  高嶋 「何がなんでもまばたきしない」

続いて用意されたのは、トンプソン。もう、銃の名前なんてさっぱり分からないですが、兎に角、2人は楽しそうです。

  トンプソンM1921
  映画『ゴッドファーザー』で使用された

  山田 「続いての銃はこちらです」
  高嶋 「あ〜〜っ!」
  吾郎 「あ〜〜っ!」
  高嶋 「トンプソン!」
  吾郎 「きちゃいましたね、これ。ゴッドファーザーですよね」
  高嶋 「ゴッドファーザー、ゴッドファーザー」

山田くん、銃を持ってカッコつける。ゴッドファーザーのテーマを口ずさみながら・・

  高嶋 「これね、僕、小学校のときに大好きで持ってて。で、あの、家族で
      必ず箱根・冨士屋ホテルに家族で行くのがうちの家族、ファミリー
      の常だったんですよ。お正月」
  吾郎 「はい」
  高嶋 「そのときにいっつも僕、持って行って」
  吾郎 「どんな子供ですか?!」
  高嶋 「いやいや。で、これをね、こうやって壁にこうやってね、客室の壁
      にこうやってかけて部屋を出るんですよ」
  吾郎 「はい(笑)」
  高嶋 「で、客室係のお掃除の方が驚いちゃって」

  山田 「続いてはこちらです」
  吾郎 「おっと!お〜っと!!」
  高嶋 「きたきたきた!」
  吾郎 「きたよ!きたきたきたきた!」

  ワルサーP38・金属モデル
  ルパン三世が使用していた銃の金属モデル

  山田 「これ、どうですか?」
  店長 「金属製は、あの、いわゆるヴィンテージモデルガンという、非常に
       高価なものです」
  吾郎 「(銃の先端を)埋めとかなきゃいけないんです」
  店長 「実は今、金属製のモデルガンというのは、法律で金属にした場合は
      金色に塗らなきゃいけないということで」

  モデルガンの法規制(1971年)
  防犯の観点から本物と間違えないよう
  金属製の物は金色に塗らなければいけなくなった

  吾郎 「このバランスの悪さが、なんか哀愁を感じますねぇ。バランス悪い
      ですよ、これ」
  高嶋 「(持ってみて)あぁ〜」
  吾郎 「上だけ重くて」
  高嶋 「これ…、でも、持ってたと思います、これ」

  山田 「こちらはプラスチックなんですけど、本物と同じ重さの」
  高嶋 「だからこれは…ねぇ?本当にそうだよね」

  M1911AI
  1911年から約70年前に亘り
  米軍の制式拳銃として使用

  吾郎 「これ、プラスチック…ですか?」
  店長 「プラスチックです」
  吾郎 「よく出来てますね。これモデルガンですよね」
  店長 「プラスチックにある金属を混ぜて・・あの、こう…」
  吾郎 「ヘビー・ウィントン的な?」
  店長 「はい」
  吾郎 「これはモデルガンファンにはたまらないでしょうね」

  吾郎 「好きなんですね、高嶋さんも。でも何か、気持ち分かるなぁ〜」
  高嶋 「いや、でもね、やっぱり美しいですよ」
  吾郎 「そう。結局、究極に機能美なんですよね」
  高嶋 「機能美ですよ、本当に、うん。あと、その、触感ね」
  吾郎 「わかります」
  高嶋 「触感でいいですよね?」
  吾郎 「触る」
  高嶋 「触った触感ですよね」
  吾郎 「冷たい感じとかね」
  高嶋 「冷たい感じとね、何かそう…」
  山田 「冬はね・・・ズシンと」
  高嶋 「そうそうそう」

  吾郎 「あれ、高嶋さん、ドラマの番宣、大丈夫ですか?」
  高嶋 「あ、ドラマの番宣・・・」
  吾郎 「草なぎ君に怒られちゃいますよ」
  高嶋 「そうそう、そうなんですよ」

そうして高嶋さん、しっかりドラマの番宣をしてました。



先ほどまでは形だけのモデルガンですけど、今度は火薬の入ったモデルガンを撃たせてもらいます。

  トンプソン
  1910年代から今も製造されている
  アメリカの短機関銃

  高嶋 「じゃあいきますよ!『hey〜ガッデ〜ム!』」

と、映画の1シーンのように絶叫して連射;

  高嶋 「Haaaaa!」
  吾郎 「いや、いいですね〜!」

  イングラムM11
  ゴルゴ13が使用したM10の小型モデル

続いて吾郎君も;

  吾郎 「いきま〜す!」

と、ガンダムみたいな絶叫ですが、銃発射。

  吾郎 「うわぁ〜〜〜!すっごい反動きましたこれ!!」
  山田 「すっげー!」

高嶋さんもイングラムを撃ってみます。

  高嶋 「じゃぁ、これはちょっと、『hey!ガッデーム』は無しで、味あ
      わせて下さい」
  吾郎 「味わった方がいいです」
  高嶋 「いきます・・・・・最高だ・・・」

  M16ショートモデル
  アメリカ軍の小口径自動小銃のショートバージョン

  吾郎 「いい感じせすねぇ。イングラムにはかなわないですけど」
  高嶋 「イングラムか、やっぱり…」

その後、吾郎君もトンプソンを連射し;

  吾郎 「快感・・・」



と、モデルガン枠は以上で終了。もっと見ていたかったけど…(T_T)。

高嶋さんにはまだまだ哀愁を感じるものがあるということで、続いての店に移動です。

  山田 「はい。高嶋さんの事前調査によると、ヨーデルが好きだということ
      で」
  高嶋 「もうね、1980年代、THE MANZAIの頃ですよ。漫才ブーム、あの頃、
      僕はヨーデルと出会ったんです。もう、魅了されちゃって、ヨーデ
      ルに」
  吾郎 「へぇ〜。ヨーデル?!」
  高嶋 「ヨーデル」
  吾郎 「・・・あんまり分からないですね」
  高嶋 「わかんないでしょ?ヨーデルって、♪♪♪♪♪♪」
                      (↑よくある裏声の発声)
  山田 「すごい」
  高嶋 「元々は、羊飼いが羊いっぱいを連れて放牧してるときに、『おーい』
      って言ったら声が通らないから、♪♪♪♪♪♪♪♪♪ってやった方
      が声が通る」
  吾郎 「そっからきてるんですか、ヨーデル?」
  高嶋 「そっからきてるんです」

そうしてやってきたのは、『ロンスターカフェ』というお店。

  ロンスターカフェ
  東京・高田馬場

高嶋さんは特にウエスタン・ヨーデル(アメリカ版ヨーデルとでも言うのかな?)が好きということで、こちらのお店に、高嶋さんとは数10年ぶりの再会となる大野義夫さんをお呼びしたようです。日本を代表するヨーデラーで、高嶋さんがヨーデルを好きになるきかっけを与えた人。元々は寿美花代さんが高嶋さんを連れて、大野さんのライブに行ったのが交流のきっかけで、久々の再会に、高嶋さん。

  高嶋 「感動で少し涙が出てきました」

と。

  高嶋 「ちょっと、おふたりもヨーデル、経験・・・。ヨーデルって本当、
      むちゃくちゃ楽しいんですよ」
  吾郎 「・・・そうですか?(^^;)」
  高嶋 「めちゃめちゃ楽しんですよ」
  吾郎 「確かに楽しそうですけど」
  高嶋 「これね、ちょっとでも歌えるようになったらね、人生、がらっと変
      わりますよ」

そこまで言われて、山田君と共に発声練習をし始めます。

  吾郎 「♪レイホ〜ぉ〜、レイホ〜ぉ〜」

正直、ちょっと笑っちまったんですが;

  高嶋 「初めてにしては素晴らしいです。やっぱりミュージシャン」

と褒めてもらったりして…

  吾郎 「本当ですか?」
  高嶋 「はい」
  吾郎 「♪レイホ〜〜〜〜レイホ〜〜〜〜〜」
  高嶋 「いや、そうなんです!!乗ってやっぱりやった方がいいですよね?
      この世界観に浸って…そうです、浸って!」

段々、吾郎君の発声が力強くなっていきます(爆)

  高嶋 「全部出してください、人生を」
  吾郎 「こういう感じですか?」
  高嶋 「はい。(山田君に)そんな感じで。ちょっとやってみましょうか?」
  山田 「♪レイホ〜」
  吾郎 「もうちょっと上ね」
  山田 「♪レイホ〜♪レイホ〜」
  吾郎 「何か、ふざけてる?」

吾郎君、他人には厳しい・・・(涙)

  ♪スイスの娘

メインの歌詞は大野さんと高嶋さんが歌い、ヨーデルパートになると、吾郎君と山田君に。全然、声出てないしぃ〜。

  吾郎 「ありがとうございます。高嶋さんだけでいいんじゃないでしょうか?」
  高嶋 「(笑)」
  吾郎 「どう考えても」
  高嶋 「ヨーデルって本当に楽しいんですよ、もう」
  吾郎 「いやいやいや、もう、本当、楽しそうですよ」

この後も、延々と高嶋さん一人で歌ってました。



今週のリエコ

今回は、ボディーブレードに挑戦。

  ボディブレード
  2000年に流行
  棒を揺らすことで負荷がかかりかなり体力を使う運動

結果;

  この1週間で +600g
  ダイエットを始めてトータル −9kg

今週は効果があったようです。しかも、これまで出来なかった体育座りができるようになった!体も柔らかくなり、体重以外にも効果が出てきているようです。


(11.05.29 up)


 

第10回放送 TBS:'11.01.20 24:35〜25:05
Theme:ホラー映画 ゲスト:高嶋政伸, 山田親太朗

今回も都内喫茶店からスタートです。

  珈琲 伴茶夢
  東京・目白

  吾郎 「あ、いらっしゃい、どうも。お久しぶりです」
  高嶋 「ああ、ご無沙汰しております。(山田君に)初めまして」

番組始まって初めての男性ゲストです。

  山田 「ちんすこうの方を…」
  高嶋 「あ、沖縄で」
  吾郎 「沖縄出身で、お姉さんが山田優さんで」
  高嶋 「ええ!!」
  吾郎 「知らなかったですか?」
  高嶋 「知らなかった」
  吾郎 「何かヘキサゴンに出てるバカな子だと思いました?」
  山田 「(^^;;)」
  吾郎 「何か髪型がちょっと普段と違う感じで…」
  高嶋 「そうですね、1月の16日から始まります日曜劇場『冬のサクラ』
      という…」

今回はドラマの宣伝での出演なんですね。

高嶋さんが哀愁を感じる物が何か、山田君が調査したという結果をここで用意してくれました。最初のアイテムは、怪物のマスク。

  吾郎 「うわぁ〜怖い!何だこれ!!」
  高嶋 「ああ〜、いいねぇ〜♪」
  吾郎 「ドンポストマスクって言うんですか?これはどういう?」
  高嶋 「イギリスの名門のホラー映画専門のプロダクションで、ハマー
      プロダクションっていうのがありまして、そこで登場した吸血
      鬼とか、フランケンシュタインのマスクっていうのが『ドンポ
      ストマスク』って言うんですよ」
  吾郎 「へぇ〜」

  ドンポストマスク
  怪物ホラー映画のキャラクターマスクのこと
  精巧かつ丈夫な作りが特徴

  高嶋 「(子供の頃)持ってたんですけど、うちの母親に捨てられちゃ
      ったんですよ」
  吾郎 「えっ、捨てられちゃったんですか?」
  高嶋 「そうです。気味が悪いって言って、全部」
  一同 「ええ!」
  高嶋 「いやぁ、ドンポストマスクにこうやって再会できるとは思って
      もみなかった。嬉しいです、本当に」

今回は高嶋さんのために特別にコレクターの方からお借りしたようです。

  高嶋 「よくできてるなぁ。しっかりしてるんですよね。造りがしっか
      りしてるから型崩れしないし・・・(キスしようとしてます)」
  吾郎 「ちょっ、ちょっ、ちょっ、ちょっと」
  高嶋 「?!」
  吾郎 「そんなに?!キスしたい感じですか?」
  高嶋 「やっぱり…(笑)」
  吾郎 「それ見ると?」
  高嶋 「だってこれ、下さらないんですよね。下さらないからにはちょ
      っとでも想い出を作りたいじゃないですか」
  吾郎 「これは本当に今、売ってないんでしょ?」
  高嶋 「無いです、無いです」
  吾郎 「似たものも無いんだ」
  高嶋 「無い無い。これはもう、貴重なもの!でもちょっとほら、触っ
      てみて下さいよ。手触り。すっごいよく出来てるでしょ?」
  山田 「歯石がよくたまってます」
  高嶋 「うん・・・いやいやいや」
  吾郎 「いくらぐらいだったんだろう、当時、ねぇ?」
  高嶋 「2万(円)前後はしますよ」
  山田 「この髪の毛も付いて2万円?安いと思いません?ここまで精巧
      だと…」

で、唐突にもう一度キスしようとする高嶋さん。

  山田 「ダメですよ。何度も」
  高嶋 「いや…(笑) もう一度、できなかったんで」
  吾郎 「すごいですねぇ〜。マスクもそうなんですけど、ホラー映画も
      大好きなんですか?」
  高嶋 「大好き、大好き、もう、大好きですよ」
  吾郎 「ねぇ?狼男とか、ゾンビとか出てきますけど」

という流れで、レンタルビデオ店にやってきました。

  ヴィレックス
  東京・目黒

今やDVDがメインのところ、VHSビデオがメインというこのレンタル店。非常に哀愁を感じます。ここで高嶋さんオススメ 思い出に残る哀愁のホラー映画ベスト3を教えて頂きます。

  吾郎 「高嶋さん、ホラー映画、どんなところが好きです?子供の頃に
      一番…」
  高嶋 「何か、雰囲気が好きですね。あの暗闇から何かがこう、出てく
      るとか、得体の知れないものが潜んでいるとかね」
  吾郎 「うん」
  高嶋 「迫り来るこう・・・恐怖感みたいな」

そうして、その場で選んだビデオを店で視聴。変な映像ですけど(笑)

  高嶋さんオススメ 哀愁のホラー映画ベスト3
  第3位「ゾンビ」

  高嶋 「これ、メイクをね、トム・サヴィーニがやってる」
  吾郎 「え、詳しい!」
  高嶋 「『ゾンビ』、しかもこれ、PART2なんですよ、実は。この前に
      『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』というのがあって、
      それ白黒なんですけど」
  吾郎 「白黒なんですか?」
  高嶋 「白黒なんです。それが同じジョージ・A・ロメロっていう監督
      でですね、そっからまぁ、ゾンビ映画が始まったんですね、全
      て」
  吾郎 「今、ゾンビってどんな映画でも出てきますよね?ゾンビ的な存
      在っていうのは」
  高嶋 「ある惑星が爆発して…したことによって、光線が出ちゃって、
      その光線が地球に掛かっちゃって、死者がよみがえるっていう
      最初の設定があるんですよ。我々の文明社会・消費社会とか、
      あとはまぁ、この時代70年代ですからベトナム戦争、先の見え
      ない泥沼の、その状態をまさに映画いてる」
  吾郎 「社会風刺的な?」
  高嶋 「社会風刺的な。だから、もう、ホラーの枠を超えた傑作なんで
      す!!」
  吾郎 「おお!!」
  高嶋 「だからこれを一番最初に見てもらいたいんです!!」
  吾郎 「そんな深いものだったんですね」
  高嶋 「深い深いものなんです」
  吾郎 「映画ファンとしてはちょっとダメですね。僕も知らなかったで
      すね。何かちょっとだんだん上がってきました」
  高嶋 「上がって頂けましたか?」
  吾郎 「はい」

そうして、高嶋さんがVHSを挿入。高嶋さんオススメのシーンを再生してくれます。

  吾郎 「助手いらないな、これは」
  山田 「いりますよ。俺が居ないと…」

高嶋さんオススメのシーンを再生です。テレビ局でどうやって死者に立ち向かっていくかを討論しているシーン等々、高嶋さんが解説して下さいます。

  吾郎 「何か、DVD鑑賞する時には、高嶋さん、一家に一台な感じで
      すね」
  高嶋 「そうです。僕ね、夜中にね、こういうのをね、人に観せんのが
      大好きなんです」
  吾郎 「(笑) 嫌ですね、それ」
  高嶋 「これはほんとに嫌だったみたいで、泣いて怒った人もいました
      ね」
  吾郎 「でしょうね。なんかちょっと」
  高嶋 「これこれこれ!!」

と、説明が入るんですけど、恐いシーンは私もダメなので、画面見れないから説明はお許しを。

  高嶋 「終わることの無い悪夢が延々と続いていくんです」
  吾郎 「子供の頃に上映して、ゾンビが何月何日、日々谷にやってくる、
      って。要するに日比谷の映画館で上映だったんで、そういうフ
      レーズがすごい恐かったのが、僕は印象に残ってますね」
  高嶋 「最後の方に、もう1箇所・・・」
  吾郎 「まだあるんですか?」
  高嶋 「もう一箇所、あの・・・(ビデオを入れて)エイッ!」
  吾郎 「・・・」
  高嶋 「大丈夫ですか?やや飽きたような気がするんだけど」
  吾郎 「いやいや(笑)」
  高嶋 「もう、いいんじゃないかな、みたいな」
  吾郎 「あはは(笑)」

それでも、映画を見せようとする高嶋さん。

  吾郎 「これ食べてるんですか?」
  高嶋 「食べてるんです」
  山田 「うわぁ〜」
  吾郎 「これちょっと凄いですね。ここまでくるとスプラッター」
  高嶋 「すみません。まぁ、こんな感じですかねぇ」
  吾郎 「やっぱり、普通のホラーとは違いますよね」
  高嶋 「やっぱりね、違うんですよね」

  高嶋さんオススメ 哀愁のホラー映画ベスト3
  第2位「エクソシスト」(1973年)

  高嶋 「ホラー映画の古典と言われてる、エクソシストですね」

というわけで、2つだけ観ればいいという、大好きなシーンを紹介する高嶋さん。

ここでは、ホラー映画なのに、ホラーとは関係の無いシーン(女の子がお漏らししたときに、「宇宙で死ぬわ」と返すシーン)に着目してました(汗)

  高嶋 「僕はこの後、このシーンがすごい気に入っちゃって、酔っ払う
      と人に『おまえは宇宙で死ぬ』って言って」
  吾郎 「今のはホラーとあんまり関係ない(笑)」
  高嶋 「関係ないんですけど、何か気に入っちゃったんです」
  吾郎 「その後、漏らしたりはしない?」
  高嶋 「しない(笑)」

もう一つのオススメシーンは、文字通りホラーなので、私自身が画面が見れないのですいません(涙)。

  高嶋さんオススメ 哀愁のホラー映画ベスト3
  第1位「エミリー・ローズ」

これは吾郎君が、月イチで1位にしていた映画ですよね?ホラーの括りに入れられちゃってるけど、吾郎君的にはいいの?(笑)

  高嶋 「これ、SFXとか一切使ってないんですよ。エミリー・ローズ
      役の人が、女の子が、全部、体をこう…ねじまげたりとか」
  吾郎 「ええ!ねじまげてますよね」
  高嶋 「そうなんですよ」

そうして、好きなシーン。

  高嶋 「これ、ちょっと笑えませんか?自分の彼女が夜中起きていなく
      て、びっくりしたらこんな感じ(ベッドの上で体をねじってい
      て)、別にほら、害は与えないじゃないですか?面白い顔して、
      面白い格好してるだけだから。ここでこう・・・(顔真似)」
  吾郎 「あははは」
  高嶋 「どうですか?」
  吾郎 「恐いですね。笑えますよね」
  高嶋 「笑えますよね。このシーンは何かちょっと僕、笑っちゃったん
      ですよ」

で、一通り終わり、トークに間が空く吾郎君と山田君。

  2人 「・・・」
  高嶋 「なんか疲れてないですか?(笑)」
  吾郎 「結構、重いですね」
  高嶋 「あははは(笑)。ぐったり感がみなさん、若干、あるような感じ
      なんですけど」

だけど、テレビを見ている私も、かなりぐったりしちゃったかも(ホラーはダメだ…)

そして、ロケ地変更・・・

  山田 「続いてやってきたのはですね、高田の馬場にあるこちらのお店
      です!」
  吾郎 「おお!!」
  高嶋 「来たねぇ〜」

  アンクル
  東京・高田馬場

やってきたのはモデルガンショップです。ショーウィンドウを見て大喜びな吾郎さん。

     吾郎 「おぉ!いいなぁ〜、これ!!この機関銃!」

  ブローニングM2
  多用途機関銃 米軍や自衛隊でも使用

  高嶋 「でかいのがやっぱ好き?」
  吾郎 「いや、全部好きです。小さいの…」
  高嶋 「ああ…」

店内の中に入ります。すると最初に目に飛び込んできたのが、店内に並んだライフル。

  M16シリーズ
  アメリカ軍の制式アサルトライフル

  高嶋 「うわ〜いっぱいそろってる、M16」
  吾郎 「すごいですねぇ」
  高嶋 「ライフル…」
  山田 「それではおふたりに関係する…」
  吾郎 「四四式騎兵銃!」
  山田 「お2人に…」
  吾郎 「これ、旧日本陸軍とかで」
  山田 「関係ある…」
  吾郎 「要するに、騎兵銃だから、要するにあの…、馬の上に乗るから
      ちょっと短いんですよね、要するにね」

  四四式騎兵銃
  大日本帝国陸軍の騎兵用銃

  山田 「ちょっとあの…」
  高嶋 「ああ、それはすごいわ」
  吾郎 「そうなってるんですよね」
  高嶋 「すごいわ」
  山田 「はい!」
  高嶋 「感動しました」
  吾郎 「結構、これ、大戦ものとかもあって」
  高嶋 「これ、ひょっとしてあれじゃないかな。あの…『ジャッカルの
      日』で使った…」

  ジャッカルの日
  フランスで大統領暗殺を題材にした
  スリラー小説を1973年に映画化した作品

  吾郎 「ああ!!!」
  高嶋 「じゃない?」
  吾郎 「そうです。そうです。ジャッカルの日」
  高嶋 「ジャッカルじゃない?」
  吾郎 「そうですね・・・」

結局、山田君は進行しようとしても全く相手にされず…。今回の放送ではここまでで、続きは次回に…。


今週のリエコ

今回はダンベル体操を一週間実施。

  1週間で −0kg
  8週間で合計 −8kg


(11.05.22 up)


 

第9回放送 TBS:'11.01.13 24:31〜25:01
Theme:未公開総集編 ゲスト:山田親太朗


録音スタジオ

新年最初の放送。都内の音撮りをしているスタジオで、吾郎君と山田君が座っています。後ろの台の上には鏡餅なんかも用意されていて、いかにもお正月の雰囲気。(地味だけど(笑))

  吾郎 「新年、明けましておめでとうございます」
  山田 「おめでとうございます」
  吾郎 「さぁ、ええ…新年1回目はですね、こちら東通ビデオセンター
      という、いつも僕がナレーションを撮っている、MAルームから
      お送りしているんですけども。(山田君の方を向いて)ねぇ?
      いよいよ2011年になりましたね(笑)」
  山田 「そうですね」
  吾郎 「こちら、鏡餅も置いて頂いて、ねぇ?2011年、正月ムードでお
      送りしたいんですけれども」
  山田 「新年1発目ということで、特別企画、蔵出しミカイコウ・・・」
  吾郎 「(笑)…ミカイコウ?」
  山田 「蔵出し“未公開”ですね」
  吾郎 「でも何?蔵出し映像なんてあるの?だってこれまだ、9回しか
      放送してないのに」
  山田 「いやいやいやいや」
  吾郎 「そんな何か、デビュー1年目でベスト盤出すみたいな感じ?」
  スタッフ「(笑)」
  吾郎 「じゃぁ、山田くんが元気よく、ねぇ未公開映像のVフリを」
  山田 「いいですか?」
  吾郎 「Vフリってやっぱり基本じゃないですか、タレントさんとして
      の。勢いのある元気のいい、新年1発目のVフリをお願いしま
      す。はい」
  山田 「山田、行きま〜す!キュー」
  吾郎 「・・・」
  山田 「これでいいですか?吾郎さん、これじゃなかったですか??」


  新春特別企画・未公開スペシャル


依頼人No.3 片瀬那奈「アメリカン・クラッカー」

片瀬那奈がゲストの未公開。喫茶店での懐かしいものトークです。

  片瀬 「あ、ああ!」
  吾郎 「何これ?」
  片瀬 「カチカチカッチン」
  山田 「アメリカンクラッカー」
  片瀬 「アメリカンクラッカー(^^;)」
  吾郎 「これ何?僕、初めて見るんですけど」

  アメリカンクラッカー
  1990年代に発売されたプラスチックの玉同士を当てるおもちゃ

アメリカンクラッカー自体は、この後で出てきますが1970年代のおもちゃ。ただし、ここで最初に用意されたのは、1990年代に発売された別バージョンのアメリカンクラッカー(先端の球が糸ではなく棒で繋がったタイプ)のようです。

  片瀬 「(やってみせて)こうやって段々と広げてきて、(一周回して)
      これこれこれ!」
  山田 「おお!」
  片瀬 「きたきたきた!」
  山田 「すげー」
  吾郎 「色が変わってる!青赤青赤青赤青赤青赤・・・」

吾郎君もやってみてます。

  片瀬 「ああ、でも!キタキタキタ!」
  吾郎 「ああ、何か適当にやったらできるじゃないですか?」

と、吾郎君は簡単そうに言ってますが、球が棒で繋がってるので、簡単にやれちゃうんでしょうね。糸だともう少し難しいハズなので…。

  片瀬 「そうです。この、ピタっとこの流れが出来たときが気持ちいい
      んですよね」
  吾郎 「家でこれをやって…?」
  片瀬 「家でひたすらやって、親にうるさいうるさい言われて」
  吾郎 「ああ、うるさいですよね、周りはね」
  片瀬 「うるさいですね、ふふふ(笑)。これ、糸のついてるのもあるん
      ですよね?」
  吾郎 「ごめんなさい、僕、全然知らないですよ。これ、いつの世代の
      作品なんですか?」
  片瀬 「多分ね…」
  山田 「糸のついてるのがこれです」

山田君が取り出してます。

  片瀬 「これも知りません?」
  吾郎 「何か見たことある…」

  アメリカンクラッカー(元祖)
  1971年に発売. 全国的に一大ブームを起こした

  片瀬 「これ、どうだろう?私。こっちのが難しいんだろうね」

予想通り、苦労されてました(出来たかどうかは不明(笑))


依頼人No.3 片瀬那奈「おりひめ」

続いては、女の子のおもちゃ。機織り機ですね。

  山田 「こちらです」
  片瀬 「ああ!!!『おりひめ』!」
  山田 「わかりますか?わかりました?」
  片瀬 「わかる!やってました!」

  おりひめ(発売元:タカラトミー)
  1982年に発売された小型のはたおり機
  女の子の間でブームになった

  山田 「これは知られてますか?」
  吾郎 「いや、見たことはあるけど。女の子っぽいじゃないですか?」
  片瀬 「そうですね」
  吾郎 「これ、どういう感じで?覚えてますか?」
  山田 「まず、(縦糸を)ダイヤル2にあわせます。(横糸を)右から
      左に糸を軽く通します」
  片瀬 「通す・・・ああ、何か懐かしい!」
  山田 「(縦糸の)ダイヤル6に矢印をあわせます。で、また左から右
      に糸を隙間に軽く通します。これが初級編」
  吾郎 「あ、できましたね」
  片瀬 「ちゃんと互い違いになってますね」
  吾郎 「あ、これ面白いですね。これ、女の子にはいい感じ」
  片瀬 「そうです。もうね、結構、友達が来ると、みんな女の子たちが
      これで織って、簡単にこう…ちょっとマフラーとか、作れたり
      して」
  吾郎 「ああ」
  山田 「昔、鶴がやってたのもこんな感じですか?」
  吾郎 「鶴の恩返し」
  一同 「(笑)」
  片瀬 「そうです、そうです。若干、現代バージョン。ふふふ(笑)」


依頼人No.2 坂井真紀「子供の頃の遊び」

駄菓子屋さんでのロケ。奥の部屋で「もんじゃ」を食べてる光景でのフリートークで、子供の頃にやった遊びについて…

  坂井 「警察と泥棒の」
  吾郎 「ドロケイ」
  山田 「ドロケイ」
  吾郎 「ケイドロ、色々言い方あったけど」

  ドロケイ(ケイドロ)
  犯人役の「泥棒」と捕まえる役の「警察」に別れ
  グループで遊ぶ鬼ごっこの一種

私が小さい頃は、「探偵」という名前で遊んでいた記憶。「いろはにほへとちり『ぬすと』。るをわかよ『たんてい』」とか言って役割を分担してました。

  坂井 「****って言ってたところもあるんだけど」
  吾郎 「僕らの地区はドロケイだったんだけど」
  山田 「僕らはドロジュウですね」
  坂井 「ドロジュウ?」
  山田 「泥棒と多分、拳銃なんですかね」
  吾郎 「(もんじゃを食べながら)ゴムだんとかしなかったの?」
  坂井 「あ、ゴムだんやったぁ〜」
  吾郎 「世代的に」
  山田 「何ですか、ゴムだんって?」

  ゴムだん
  足や電柱にゴムひもを掛けて
  歌に合わせてゴムひもを跳ぶ遊び

  坂井 「3人とかで、こう・・・」
  吾郎 「ゴムを足と足で引っ掛けて、ループを作って、それを挟んで跳んだ
      りするの。ただ、うちは姉がやってたんで、僕は一緒にやらされて
      たんですけど。得意だったんですよ」
  坂井 「本当?」
  吾郎 「そう、ゴムだん」
  坂井 「やった。何かね『♪夏の真ん中青い空〜 サントリー フルーツ
      ソーダ』って(笑) あははは、そうやって歌いながら跳んだの」
  吾郎&山田 「へぇ〜」
  吾郎 「やっぱり坂井さんって、どちらかっていうと下町だね。遊びが
      ね。ちゃんと昔からの伝統、引き継いでるよね」
  坂井 「そうか。料理なんか出来たら、おばちゃんがこう、お皿に入れ
      て食べてって来たり」
  吾郎 「へぇ〜」
  坂井 「で、またそれに入れて返したり。鍵かけないから」
  吾郎 「って言いますよね?でも、沖縄もそうじゃない?」
  山田 「お家、かけないですね、鍵」
  吾郎 「うちは団地だったから板橋で。割かし今に近いっていうか、近
      所付き合い、感じがなかったなぁ」
  坂井 「あんまり無かった?」
  吾郎 「うん」

そんな話をしているところに、駄菓子屋さんのおばちゃんが、ラムネを出してきてくれました。昔ながらのガラス瓶に入ったラムネです。飲み口のところもガラス瓶の一体物で作られてるやつですね、多分。

  吾郎 「無いよね、ビン」

  ガラスのビンは2000年頃に生産中止になったため
  現在は使いまわしで販売している

  吾郎 「無いよね、ビン。あ、じゃぁ、もうこれ、使い回しするしかな
      いんですよね、これ、繰り返し」
  山田 「このタイプは初めてですね」
  吾郎 「ラムネっていうのはビー玉が入っているものなんだよ」
  山田 「ビー玉入ってるんですけど、上から(キャップが)取れて、そ
      れでビー玉が取れる」
  吾郎 「あ、昔はこれ」
  山田 「(ビー玉取り出すのに)割るんですか?」
  吾郎 「割らないよね。何で取ること前提なの?」
  坂井 「(笑)」
  山田 「取ったらダメなんですか?」

子供はビー玉の方に価値を感じるんだよねぇ(笑)

  吾郎 「(山田君は)友達4人と住んでるんですよ」
  坂井 「そうなの?沖縄の子じゃなくて?」
  山田 「沖縄はみんな沖縄生まれですよ。なおひさっていうのが居候で、
      けんたろうとしんたろう。にぎやかな方が楽しいじゃないです
      か?。誰もいないと逆に寂しいんですよ、起きて。もうみんな
      バカみたいに(酒を)飲むのでそれはそれは大変なことに」
  吾郎 「親太朗君、ゲスト?」
  一同 「(笑)」


依頼人No.2 坂井真紀「モンチッチ」

モンチッチを訪ねて、株式会社セキグチにお邪魔したときの未公開シーン。最後にやった“モンチッチクイズ”には続きがあったのです!最初、一問目で間違えてしまった坂井さんに、山田君が敗者復活の問題を急遽出題してくれました。

  山田 「それでは、クイズを出します。僕、山田親太朗なんですけど」
  吾郎 「山田親太朗クイズ?あははははは(爆笑)」
  坂井 「何何何何?」
  山田 「僕のおばあちゃんの名前は何でしょう?」
  坂井 「知らないよ〜!!!」
  吾郎 「(笑)」
  山田 「ええ…、よしこ、2番目 のぶこ、3番目 なべ、どちらでしょう」
  坂井 「何だと思う?」
  吾郎 「ああ、普通に考えたらなべだよね?」
  坂井 「そうだよね?」
  吾郎 「山田君がそんなひっかけ問題出すほど頭いいと思えないし」
  坂井 「そ、そうだよね?」
  吾郎 「ヒントは?」
  坂井 「何文字?」
  山田 「“3文字”です」

あ、あっさり言っちゃった・・・(汗)

  吾郎 「(笑)・・・何で言ったの?」

ちなみに正解は2番ののぶこさんだったようです。


録音スタジオ

再び冒頭の録音スタジオにて、吾郎君と山田君とのトーク。
  山田 「あの、吾郎さん。吾郎さん?」
  吾郎 「(^^;)」
  山田 「吾郎さん、何で笑ったんですか、今?」
  吾郎 「言い方がいつも、『吾郎さん(訛り)』なんか・・・」
  山田 「(笑)」
  吾郎 「まぁ本来はね、こう、ロケ番組で進行役の親太朗君がいるから、
      あまりナレーションは必要ないんじゃないかと思うんですけれ
      ども、親太朗が役不足(←力不足だと思われ)なところもあっ
      たので」
  山田 「すいません」
  吾郎 「僕が結構、ナレーションを多目に入れてるんですよ。収録の後、
      2時間くらいかけて」

という前フリがあり、ここで『助手・親太朗のグダグダ進行 未公開スペシャル』のVTRが放送されてました。特筆することもなかったので、省略。そのVTRの後、再び2人のトークが始まり;

  山田 「このオンエア、1回見たときに、全然しゃべってなくて、次か
      らオンエア観るの、恐くなりました」
  吾郎 「あははは(笑)」

  吾郎 「そう。今日はさ、僕の気持ちが解るように、親太朗君がナレー
      ション録ってよ」
  山田 「ここで?」
  吾郎 「うん」
  山田 「俺がですか?」
  吾郎 「ナレーションとかやった事あるでしょ?」
  山田 「ないです」

井川遙さんがゲストにいらっしゃたときのナレーションをやってみます。山田君が録音のブース内に入り、吾郎君は外からそれを聞きながらアドバイス。山田君、どうしても『井川遥さん』が上手く標準語のイントネーションで言えず、

  吾郎 「『イガワハルカサン』→高尾山みたい(なイントネーション)
      じゃない?」

と、吾郎君が冷やかしてみたり。結局、このイントネーションは直らず、漢字の読みもぐちゃぐちゃで;

  吾郎 「ちょっとそこ、場所変わってもらっていいかな?」

と、結局、この後のVTRも吾郎君がナレーションをやることになったのでした。


依頼人No.1 井川遥「バンビコロン」

井川遥さんがゲストのときの哀愁を感じるものとして…;

  バンビコロン
  フルーツの香りが付いたゴム製の玉
  1980年代前半 女の子を中心に流行

知らないなぁ…σ(^^;

  吾郎 「これは何だろう?いいにおいするんですか?」
  井川 「結構、人工的といえば人工的なのかなぁ」
  吾郎 「ああ、結構、人工的な」
  井川 「まぁ、すごい。メロン、メロン!」
  吾郎 「懐かしいこのメロンの香りですよね。利用法はどうするんです
      か?」
  井川 「・・・ああ、そうか・・・。何かに入れて匂いを移す」
  吾郎 「ちょっとポプリみたいな」
  井川 「ポプリ的な」
  吾郎 「何か、あんまり井川さんのリアクションがよくなかったので、
      ショックを受けてるんですけど」
  井川 「あはは(笑) 大人になっちゃったからさ」

用意はしてもらったけど、それほど関心なかったんでしょうね(汗)


依頼人No.1 井川遥「エリマキトカゲ」

ペットショップでのロケ。本放送ではウーパールーパーが流れましたが、それ以外にも…

  吾郎 「うわぁ〜〜いたいた。気持ち悪いっ」
  井川 「おお!すごい(背景と)同化してます」
  吾郎 「うわぁ〜」

  エリマキトカゲ
  1984年
  エラを広げて走る姿が話題になった生き物

  井川 「性格は?」
  店員 「性格はこの子はすごく大人しいです」
  吾郎 「個体差あるんですか?」
  店員 「個体差ありますね」
  井川 「昔、CMでこんな…走ってましたよね?」
  吾郎 「そう・・・口数がちょっと…少なくなってきちゃった、僕」
  店員 「ちょっと出してみましょう」

水槽から距離をおいてますが、暴れるエリマキトカゲを見て;

  吾郎 「大人しくないじゃないですか!」
  井川 「何食べてるんですか?」
  店員 「こおろぎとか…」
  吾郎 「井川さん、平気なの、基本的に?」
  井川 「いや、得意じゃないです」
  吾郎 「僕は実はね、イグアナ飼ってたんですよ」
  井川 「えっ?おかしいじゃないですか!」
  吾郎 「ああ、エリマキのエリがね…、(触ろうとする井川さんを見て)
      偉い!この番組これから井川さんがやって下さい」
  井川 「(笑)」

それは困るって…(--;


今週のリエコ

こちらも未公開映像。
基礎体力を測定した反復横跳びの様子を放送してました。本当は30秒でやらなきゃいけないのに、最初1分でやってたんですって。


録音スタジオ

最後の〆も録音スタジオにて。

  吾郎 「ナレーションは僕がやるから、ね」
  山田 「はい。だから吾郎さん、ちゃんとロケの進行?と、司会、ちゃ
      んとします」
  吾郎 「そうだよ、僕はどっちかっていうとさ、ちょっとお茶目にボケ
      たいタイプなんだからさ。今後、どうしようか、2011年?」
  山田 「僕はやっぱりあの・・・沖縄に」
  吾郎 「沖縄に何か一緒に行きたいよね」
  山田 「沖縄行きたいです、夏は」
  吾郎 「沖縄行ったら、饒舌になっちゃうんじゃない?」
  山田 「老若男女も楽しめる」
  吾郎 「連れてってよ、じゃあ」
  山田 「そこに是非」

最後の〆のご挨拶。

  山田 「それじゃぁ、すいません、以上、哀愁探偵1756でした」
  吾郎 「失礼致しました」

ああ、番組、こんなことで大丈夫なのかなぁ〜(汗)


(11.05.15 up)


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