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'10年12月放送分 |
第6回放送 10.12.02 |
第7回放送 10.12.16 |
第8回放送 10.12.23 |
♪番組の説明 人は懐かしいものに触れたとき、久しぶりの再会を喜ぶと共に、哀愁を感じる。僕は依頼人の思い出の品を調査、発見するプロフェッショナル。報酬は依頼人の喜ぶ顔と、思い出話があればそれで十分だ。そんな僕を人はコードネームでこう呼ぶ、哀愁探偵1756と。 (以下、公式サイトより) 哀愁のこもった「懐かしいモノ・ヒト」を依頼人とともに探し出す新しい時代考察バラエティ! 昔あんなに好きだったのに、今欲しくてもなかなか見つけられなくなったもの・・・そんな哀愁のこもった「懐かしいモノ・ヒト」を依頼人とともに探し出すのが「哀愁探偵」。 あの想い出の品々は、忘却の彼方に消え去ってしまったのか? それともさらなる進化を遂げているのか? 哀愁の「懐かしいモノ・ヒト」を探すことは、「ヒット進化論」を探る旅でもある。 モノにこだわるSMAP・稲垣吾郎が「ヒット探偵」として、それぞれの世代の過去の想い出と今の現実をつなげる、そんな新しい時代考察バラエティが始まる!! ■ヒット探偵:稲垣吾郎 ■助手:80年代を知らない若手男性芸能人 ■毎回依頼人ゲストが登場 |
第7回放送 TBS:'10.12.16 24:25〜24:55 Theme:ガンプラ ゲスト:片瀬那奈, 山田親太朗 前回からの引き続きで、ゲストは片瀬那奈さん。前回放送でも分かるように、本当にプラモ作りが好きな片瀬さん。 片瀬 「プラモデルとか、作るのも好きですし、あの…私、今も作って ますよ」 山田 「えっ」 片瀬 「はい」 片瀬 「今、『百式』をこの間作って」 (↑Zガンダムに出てくるモビスルーツ) と、いきなりガンプラ話にワープしてます(笑)。 吾郎 「『百式』を作って?」 片瀬 「その前、『キュベレイ』を2個作って」 吾郎 「すごい」 片瀬 「で、今、普通の『ガンダム』に戻りました」 山田 「(何か言おうとしてる)」 吾郎 「ガンプラ?」 片瀬 「はい。で、次、『Mk-U』(マーク・ツー)作って」 山田 「車?」 一同 「(笑)」 片瀬 「(笑) ありますけど」 吾郎 「『ガンダムMk-U』」 片瀬 「『ガンダム』の方の『Mk-U』」 吾郎 「見てみたい〜作ったヤツ」 山田 「あの…、吾郎さんと片瀬さん、それでガンプラ大好きだという ことは良くわかったんですけど」 吾郎 「わかったんですか?ありがとうございます」 山田 「あの、初期のガンプラは目にしたことあります?」 吾郎 「最近でしょ?」 山田 「はい」 吾郎 「最近・・・は、ないよね。初期の頃っていうのは、分かるよ。 僕らが模型屋に並んでた頃だよね?」 片瀬 「見たこと無い」 吾郎 「このくらいの(手で形を作って)箱で300円くらいだった」 片瀬 「見たことない」 山田 「だから、バンダイ本社に、行きませんか?」 吾郎&片瀬「えっ!!!」 吾郎君と片瀬さん、どうじに驚きの声を上げてます。え、こういうのって、事前に台本に書かれてあるもんじゃないの?本気で驚いていたように見えたんですが… 吾郎 「バンダイ本社に、い、行けんですか、今?」 山田 「そんなに、行きたいということですか?」 片瀬 「めちゃめちゃ行きたい〜〜!」 吾郎 「行きたい、行きたい」 片瀬 「行きたい」 山田 「バンダイ本社」 片瀬さんが哀愁を感じるものということで、今回の放送はガンプラがテーマです。 早速、バンダイ本社ビルの前までやってきた3人。 山田 「さぁ、浅草のバンダイにやってきました」 片瀬 「はい」 山田 「アムロさん、こちらです」 吾郎 「アムロさん?シャアだよシャア」 山田 「シャアさん」 吾郎 「坊やだなぁ・・」 片瀬 「あははは(笑)」 山田 「こちらです」 吾郎 「これ、バンダイなの?」 山田 「はい」 吾郎 「行こう、行こう、行こう!」
1Fのロビーでは数々のガンプラが並んでますが、更に今回は特別に普段は入れないバンダイ社内へと入っていきます。 3人は、「ホビー事業部」へ。普通に社員さんがちがオフィスで仕事してますが、やっぱりガンプラなんかが置かれてるんですね。そのガンダムがレアなものだったので…; 山田 「こういう色んなガンダムが…」 吾郎 「黒いガンダム」 そこにはガンダム(RX78?)を黒ベースで塗装されたガンダムが置いてあったり。 片瀬 「これ、何モデルですか?」 吾郎 「これ、イメージですよね?」 社員 「そうです」 吾郎 「黒いヤツをイメージしてるの」 片瀬 「そうか、そうか、そうか」
片瀬 「やっぱりいっぱい置いてますねぇ」 吾郎 「やっぱり皆さん、社員の方、(ガンダムが)好きで?好きで、 好きで、好きで入っちゃったみたいな?」 そうして別の社員さんの傍らには、また違ったガンプラが…; 片瀬 「これ、めっちゃ欲しいぃ…」 吾郎 「これ何、これ?」 片瀬 「リンキン・パーク(LINKIN PARK)モデル?」 山田 「えっ、欲しい、これ!」 片瀬 「えっ、これスーパー欲しい!」 山田 「俺も欲しい」 吾郎 「リンキン・パークモデル?何なの?何?何?」 アメリカの人気バンドとコラボしたガンプラなんだそうでで、CDとガンプラのセット販売商品。
吾郎 「これ多分ね、片瀬さん本気で欲しいと思うよ」 片瀬 「本気で欲しい!」 社員A「どうぞ」 社員B「あ、OK出ました」 片瀬 「ええ!!」 吾郎 「よかった!」 片瀬 「ちょっと待って!興奮しすぎた!」 吾郎 「僕も貰っていいんですか?」 片瀬 「本当にありがとうございます!!」 吾郎 「ねぇ?うれしい!!」 片瀬 「すいません。超嬉しい!!!」 吾郎 「ヤッタ〜!」 片瀬 「ヤッタ〜!」 吾郎 「もう帰ろっか、じゃぁね?」 片瀬 「帰りましょう〜」 山田 「ちょっとちょっと!」 川口 「(笑)」 ったく、芸能人ってやつは、何でもこうやって簡単にもらっちゃうんだから…(汗) で、先ほどから3人に同行して下さってるのは、バンダイホビー事業所の川口さん。この方ももちろん、ガンプラ好きでバンダイに入ったという経歴の持ち主です。 この川口さんに歴代のガンプラが並べられている応接へと案内されます。 吾郎 「お邪魔しまーす」 山田 「どうですか?」 片瀬 「あ、これ!?ええ!!!」 歴代のガンダムのプラモデルがずらーっと並んでます。全部ガンダム(RX-78)。一番最初に発売されたガンダムは、無色で自分で色を塗るタイプ。 山田 「懐かしいですか?」 吾郎 「これ、でも、やっぱりね、バランスがね、違うんだよね。やっ ぱり。カッコ良くデフォルメされてないっていうか」 片瀬 「へぇ」 山田 「片瀬さん、これ、所期のシリーズは見たことありますか?」 片瀬 「ないです。初めてです。こんなにシンプルだとは。はい」 吾郎 「結構、古めかしいですね、やっぱり。そうだねぇ、これだった ね」 片瀬 「作りましたか?」 吾郎 「うん、覚えてる覚えてる。顔が真ん中で割れてた気がするもん (パーツを組み合わせるラインが、昔は縦に入ってたんですね)。 この線は消せないしね。やっぱり、まぁ、しようがないという か・・・30年くらい前の」 川口 「そうですね、本当に一番最初の頃の」 同じガンダムのプラモデルでも、1980年に発売された頃のものと2010年のものとはまるで違います。パーツの数も48個から207個に、細かい部分も動かせるようになってます。比較してみる3人。 山田 「うわっ」 片瀬 「これからこれ?」 山田 「全然違うっ!」 片瀬 「うわ〜」 山田 「すげ〜」 片瀬 「進化してる」 川口 「その間に30年ですね」 吾郎 「こんな技術作るの、日本だけですよね。世界に誇れる…」 山田 「拳銃とかも全然違うし」 吾郎 「拳銃!?」 山田 「何ていうんですか?」 吾郎 「ビームライフル」 山田 「ビームライフル?」 吾郎 「クオリティが、ここまで今のガンプラは上がってるっていうの は、僕は知らなかったです。やっぱり僕の記憶でも90年代くら いなんで。さすがにガンプラ、作ってないから」 もちろん、値段も進化していて、1/60スケールのガンダムで1980年の物(全高30cm)は2100円だったのが、1998年の物は12,600円。 一同 「え〜〜っ!!」 片瀬 「うわぁ〜」 吾郎 「高くないか〜?」 片瀬 「ぐっと高い!」 川口 「究極のガンプラを作ろうということで、もし本当にガンダムっ ていうものが存在したらどんなんになるのかな、っていうのを 追及したのがこちらの」 吾郎 「大人のガンダムですね」 川口 「そうです」 吾郎 「もう何だか、プラモなんだか超合金なんだかわかんないような クオリティになってますよね、こっちになるとね」 山田 「片瀬さんが作った事のあるのはどちらですか?」 片瀬 「私、多分ね、2005年(型式MG)とかも作ってるし・・最近はもう、 (型式)RG(2010年)も作ってるし、(型式)HG(2009年)とかも」 吾郎 「ああ、作ってるんだ」 片瀬 「はい。最近ね、この中パーツが大変なんですよね」 川口 「そうですねぇ」 テーブルには、ガンダム以外のMSも並べられました。そして吾郎君が目を付けたのは1つのジオラマ。 吾郎 「『ランバ・ラル特攻!』(というタイトルのジオラマ)」 川口 「(笑)」 片瀬 「えっ、えっ!そんなのもあるんですか?」 吾郎 「『ザクとは違うのだよ、ザクとは』(←劇中の台詞)」 片瀬 「へぇ〜、ジオラマになるんだ」
吾郎 「ジオラマね、ちょっと後半から出てきたの。僕覚えてますもん。 あと『ジャブロー』(の戦いを描いたジオラマ)もあるんです よ。『ズコック』が『ジム』に『ガッ!!』(と攻撃する)」 川口さん、頷いてます。 吾郎 「『近づいちゃダメだ〜っ!』つって(←そういう台詞)」 山田 「そのシーン、見たことあります」 吾郎 「有名な」 山田 「はいはい」 吾郎 「『ガブ〜ッ!』(と腹部に攻撃)」 山田 「『クワ〜ッ!』(と攻撃を受ける)」 山田君、つきあってくれてありがとう…(汗) 片瀬さんは別のプラモデルを手にして; 片瀬 「これ何ですか?」 吾郎 「ボール」 川口 「ええ…ファーストガンダムの…」 吾郎 「ボールですよ」 川口 「連邦の」 吾郎 「連邦のジムかボールか」 川口 「並んでるやつで」 片瀬 「ああ〜」 吾郎 「ちょっと、どうなってんの?」 片瀬さんが知らないことで、片瀬を責めてます(笑) 片瀬 「やんわり、今、やんわりしてました」 吾郎 「これ、ボール、いいですね、これ!」 片瀬 「これ、何か乗るんですか、中に誰か?」 川口 「この中に人が乗るんです」 片瀬 「へぇ〜」 吾郎 「片瀬さん、頼みますよぉ〜!」 片瀬 「なんだ、そりゃ?」 吾郎 「編集でここカットしますよ」 片瀬 「(笑)」 今回は片瀬さんの“哀愁”なのに、片瀬さん以上に熱くなってる吾郎君でした。何しろ、テーブルと同じ目線になってガンプラを眺めだし、それをカメラが撮ってくれているのに対して; 吾郎 「何か嬉しいなぁ〜!グフなめで撮ってくれてる」 なんて言って喜んじゃってるし。まぁ、そんな吾郎君を見ていて、こっちも楽しいですけどね。 さて、ずっとガンプラの話ばかりをしてきましたが、ここでバンダイの60年の歴史をVTRで紹介。 1950年、おもちゃの卸問屋として「萬代屋」が開業。その後、オリジナルおもちゃを開発しはじめました。1961年に「バンダイ」に社名変更、テレビ放送が始まると、アニメのものを商品化し始めます。1980年にガンプラ発売。放送当時だけでなく、今も続くロングセラーなのです。 川口 「ガンプラ30周年ということで、今年結構、イベントやってるん ですよ。そこで、イベントの会場で販売している商品っていう のがあって、それ今、こちらに並べてるんですね」 吾郎 「おお!!!」 片瀬 「スケルトン!?」 吾郎 「何これ!?」
いくつか並んでいるプラモデルの中から、Zを真っ先に手に取るところが吾郎君です(笑) 片瀬 「これ、どこでも買えるんですか?」 川口 「いや、そのイベント会場だけでの販売に」 片瀬 「じゃないと買えないんだ」 川口 「はい」 吾郎 「いいなぁ〜」 山田 「欲しいですか?」 吾郎 「これは欲しいよね」 片瀬 「欲しいですよ!」 すると、このガンプラ一式をプレゼントしてくれるという川口さん。太っ腹っ! 吾郎君と片瀬さん、クイズに正解した方が全部もらえます。
問題は1問のみ。 山田 「勝ちたいですか?」 吾郎 「勝ちたい!」 片瀬 「勝ちた〜い!」 山田 「それでは、問題、いきまーす!!」 山田君がフタをあけると、赤く尖ったパーツが。 片瀬 「あっ、あっ、え〜とね、ちょっと待って!分かったのに!名前 が思い出せない」 山田 「早押しです!」 吾郎 「ええ!ちょっと待って!」 片瀬 「これ、でっかいやつじゃない?名前わかんない…」 吾郎 「そもそもツノじゃないよね?」 片瀬 「ツノじゃない?」 吾郎 「あ・・・」 片瀬 「え〜〜っ!?」 吾郎 「あ〜〜っ!!」 片瀬 「え〜〜っ!?」 吾郎 「わかっちゃった!」 片瀬 「でも、私、わかんない」 吾郎 「ジオング?」 川口 「はい、正解です」 吾郎 「やった!!すごい!」 片瀬 「さすが!」 吾郎 「やった!!」 片瀬 「そうそう!それそれ!」 山田 「絶対、わかんないと思いました」 片瀬 「ジオングか…」 吾郎 「俺スゲェ!」 一同 「(笑)」 吾郎 「これは嬉しいな〜!」 山田 「作るか残すかです」 吾郎 「作れなそうですよね・・・」 片瀬 「じゃあ、私作りますよ」 吾郎 「私作って」 片瀬 「私作って、あげますよ。それがいいんじゃないですか?」 吾郎 「それがいいかもしんない」 さて、最終的にこのプラモデルはどう処理されたのかなぁ・・・ 今週のリエコ 1986年に発売されたダイエット本「カチンカチン体操」、これはうつみ宮土理さんが考案されたものです。 いくつかのポーズがあるのですが、@スーパーマンのポーズ、Aスフィンクスのポーズなど、12種類に挑戦。 今回、頑張ったのですが、体重は; −1kg 6週間で−8.6kg と効果は思ったほどではなく…。ダイエット停滞期に入ったのかしらん? (11.05.01 up) |
第6回放送 TBS:'10.12.02 23:50〜24:50 Theme:プラモデル ゲスト:片瀬那奈, 山田親太朗 今回もロケからスタート。場所は赤坂サカスです。 吾郎 「みなさん、こんばんは。今夜もですね、哀愁を求め必要とあら ばイスカンダルまでにも、イスカンダルまでに(?)でも行ける、 哀愁探偵1756です」 山田 「吾郎さん、」 吾郎 「噛んじゃった、今」 そこをカットせずに放送しちゃうこの番組も素敵(笑) 吾郎 「そんなことはいいんですけども、今回、あれだね、随分賑やか なところで撮影してるんですけれども。中途半端な人の数です ね」 山田 「そうですね。ちょこちょこね(笑)。ここ、赤坂サカカス」 吾郎 「(笑) 言えてない!」 山田 「赤坂サカスです」 吾郎 「赤坂サカス」 山田 「はい。この場所に来たのにはね、ちゃんと理由があるんですよ」 吾郎 「何、何?」 山田 「はい、こちらをご覧下さい」 吾郎 「うぉー!!すごい!」 って、最初から視界に入ってるのにしっかり驚いてる演技をする吾郎君。赤坂サカスにはこの期間、映画「宇宙戦艦ヤマト」の宣伝で、ヤマトのレプリカが展示されてます。 山田 「スペースバトルシップヤマト。何とですね、このヤマトの戦艦? 軍艦?」 吾郎 「宇宙戦艦ですよね」 山田 「1/14スケールになっておりまして」 吾郎 「へぇ〜、すごいねぇ」 映画の宣伝。 吾郎 「これ、ちょうどほら、発射(発車?どっちだろう)するところ じゃないですか、イスカンダルに向かって。この冒頭のヤマト の発進するシーンは素晴しかったですよ。僕、もう、観ました もん」 山田 「えっ?」 吾郎 「まぁ、一応、いろんなコネがあるんで、東宝の試写室で一人で 観ました」 山田 「へぇ〜」 コネというか、月イチのお仕事というか、ね・・・ 吾郎 「終わった後、もう主演の木村君にねぇ、電話して、20分ぐらい、 もう、ずーーっと興奮して、感動して素晴しかったってことを、 ばぁ〜、と延々に映画のもう、色んな評論も含め、喋ってて、 『お前何熱くなってんだよ』みたいなことを言われたんですけ ど。まぁ、そのぐらい素晴しい作品だったんですけど。もう、 これ、TBSの社運を賭けて、木村拓哉君も主演ですし、ちょ っと盛り上げていきたいな、と。今日は?」 山田 「スペースバトルシップヤマトの公開を記念して、哀愁探偵1756 も1時間スペシャルでお送りしたいと思います」 吾郎 「はい。やったー(拍手)」 山田 「今回調査する哀愁テーマなんですが、こちらヤマトと関係深い、 あるところに行くんです」 吾郎 「今から?」 山田 「はい」 吾郎 「哀愁とヤマト、関係あるの?」 山田 「哀愁とヤマト、関係あるところですよ」 吾郎 「ゲストの方、待ってるの?」 山田 「ゲストの方、今回、待ってます、もう」 吾郎 「じゃぁ、行きましょうか」 山田 「行きましょう」 そうして、2人が向かったのは・・・台東区元浅草。 山田 「こちらのビルです」 吾郎 「こちら?」 山田 「こちらのビルの…」 吾郎 「まさか!タミヤ!!」 ビルの入り口前に置かれた看板に目をつける吾郎君。 吾郎 「タミヤ(の看板)じゃないですか」 山田 「オリオンモデルズさんに行きたいと」 吾郎 「タミヤでヤマト?なんとなく分かった気がするな。行ってみよ うか。よし、行こう、行こう」 そうしてエレベータで上に。正しくはタミヤではなく、タミヤのプラモデルを扱っているオリオンモデルズさん。入り口に作ったプラモデルが展示してあり、それを見るなり吾郎君; 吾郎 「おお!おお!おお!!!うぉ〜、すごい!」 と、テンションアップしてます。 吾郎 「すごいですね、このジオラマ。零戦。すごいですねぇ」 山田 「吾郎さん、これは、お好きですか?」 吾郎 「好きですねぇ」 山田 「さぁ、テーマは、プラモデルです!」 吾郎 「プラモデル」 山田 「はい」 吾郎 「戦艦大和と言ったらプラモデルの登竜門ですからね」 今回の依頼人は先にこのお店にやってきて、レクチャーを受けてました。 吾郎 「テレビカメラが入っているのに微動だにしない。全くテレビ意 識しないぐらいに集中してる最中。・・・あの方誰ですか?」 片瀬 「すいません、静かにしてもらっていいですか?」 吾郎 「眼でかっ!」 片瀬 「あははは(笑)」 吾郎 「あれっ?何かどっかでお会いしたことありますよね?女優さん じゃないですか?」 片瀬 「はい?あ、どうも」 吾郎 「お久しぶりです」 片瀬 「あ、どうしたんですか?」 吾郎 「片瀬那奈さんじゃないですか」 というわけで、今回のゲスト、片瀬那奈さんと合流です。 吾郎 「プラモデルは好きですか?哀愁は感じますか?」 片瀬 「哀愁ですね。もう、小学校の低学年くらいから、ミニチュアの 縁日だったり、お城とか、家とか風景作ったり、最近だと『ガ ーデニング屋さん』っていうちょっと大きな、あの、アメリカ から出ているモデルのやつを」 吾郎 「お庭のプラモデル?」 片瀬 「はい。作ったりとか、すごい好きなんです」 吾郎 「すっごい変わってますね」 片瀬 「ですよね〜」 こちらの模型店オリオンモデルズは、プラモデルの制作ハウツー本なども発行されており、仲田さんという方がご主人を務めていらっしゃいます。その仲田さんが作られた作品を実際に見せてもらいます。 片瀬 「こ、こ、こ、細かい」 吾郎 「この泥の感じね」 片瀬 「ちょっと足場悪い感じですね」 吾郎 「すごいね、片瀬さん、これ!」 片瀬 「すごいわ」 吾郎 「モーゼル!モーゼル!」 仲田 「詳しいですねぇ。MG機関銃ですね」
吾郎 「12.7mmか何かの…」 片瀬 「あはは、すごい(笑)」 仲田 「撃ったあとも」 吾郎 「薬莢が!」 仲田 「ここまでやったりすると面白いですよ」 吾郎 「半端じゃないです。すっごい!戦車、すごい!」 この仲田さんが最初に作られたのは、やはり大和のプラモデルだったんだそうです。 ここで国産プラモデルの紹介VTR。最初は原子力潜水艦ノーチラス号をマルサン商店が作ったのが最初だそうです。当時は中々売れなかったようですが。 こちらのオリオンモデルズさんでは、仲田さん自ら、仲田模型道場を開き、作り方を指導されてます。こちらの道場に入るには、実際に作ったものを仲田さんに見てもらうんだとか。 この日も道場生が2人ほどいらっしゃいました。その様子を近くで見学。 吾郎 「どうも」 片瀬 「こんにちは…」
吾郎 「不時着したんですか?」 男性1「不時着したんです。ドイツ軍を爆撃しに行って、この辺、ズタ ボロにやられちゃって。で、基地に帰ってきてクラッシュ。オ ーバーランしてクラッシュしちゃったっていう(設定です)」 片瀬 「うわ…。この撃った跡が、何か焦げてる感じ」 男性1「そうですね。これ、機銃掃射の」 吾郎 「機銃で焼けちゃうんですね」 男性1「そうです」 片瀬 「へぇ〜」 吾郎 「サンダーボルト。こんなでっかい戦闘機に、日本は立ち向かっ ていたんですよ。零戦が戦ってたんですよ、まともに。勝てる わけがないよ!ねぇ?」 男性2「零戦と比べると」 吾郎 「エンジンがだって、もう、ねぇ?」 男性1「大きさ違いますからね」 吾郎 「零戦一機ね、盗まれちゃったんですよ、アメリカ軍に。それが きっかけなんですよね」 仲田 「そう」 吾郎 「それでもう、ばれちゃって」 片瀬 「改良して、またアメリカに?」 吾郎 「そう。それでヘルキャットとか生まれたんですよね?」
片瀬 「へぇ」 吾郎 「結局だからね、勝てないんですよ、物量で、ああ」 生徒さんが作っているジオラマ(プラモ)を見て; 吾郎 「この下のランチャー、20mmの下のこれは何ですか、機関銃は?」 男性1「これはロケットランチャーです」 吾郎 「ロケットランチャー?」 片瀬 「ランチャー!」 吾郎 「その頃からランチャー使ってるんですよ、山田君。勝てないよ、 そりゃぁ」 一同 「(笑)」 吾郎 「ランチャー使ってるんだから!これ、高射砲でやられたんです か?それとも機関砲ですかね?」 男性2「設定では、ヴィルベルヴィントっていう、あの、対空戦車…」 吾郎 「ああ、こういう、ロールみたいな」
吾郎 「それでやられたんですか?」 男性2「それでやられた…」 吾郎 「ああ…、20mmですもんね。20mmはでもね、空中戦では中々当た んないみたいですね〜」 男性2「ああ…」 片瀬 「やってたみたい(笑)」 吾郎 「放物線書いて、それで計算して撃っていかなきゃ当たらなかっ たって、坂井三郎さんの本に書いてあった」 一同 「(笑)」 吾郎 「大空のサムライ…」 吾郎君の薀蓄はこの辺にして; 吾郎 「でも、生徒とは思えないようなできばえですけど」 こちらの方はこちらの道場では中級の方と、もう一人の方はタミヤ賞(零戦のラバウルのジオラマ)を取った実績のある方だそうです。 吾郎 「零戦、紺野舞台か何かの?」 男性 「ああ!!!そうですね、紺野舞台ですね、ちょうど」 男性2「あのジオラマで、タミヤ賞を」 吾郎 「ええ!タミヤ賞!」 片瀬 「すごーい!」 吾郎 「零戦好きですか?」 男性1「零戦、大好きですね」 吾郎 「何型ですか?」 男性1「52です」 吾郎 「52型ですか」 片瀬 「もう、わかんないんですけど」
吾郎 「いやぁ〜、哀愁を感じるなぁ〜」 そうして、プラモデルは人気キャラクターものが登場してきます。鉄人28号やサンダーバード、宇宙戦艦ヤマト、そして何と言ってもガンダムですね。 ここで『哀愁のプラモ道場』。仲田さんにプラモデルの塗装術を教えて頂きます。 用意されたのは、タミヤの軍用ジープのプラモデル。仲田さんは、エアブラシを取り出しました。まずはベースとなる基本色(黄土色)を塗ります。これは素材と同じ色を塗ってましたが、つや消しになり、リアル感が増すんだとか。 片瀬さんがチャレンジ。基本色を塗ったあと、迷彩色を加え、よりリアルに仕上げていきます。 片瀬さん、試験に作業されてますが、その横で、時間を持て余した山田君、吾郎君にエアブラシを向けて、空気を吹きかけ(もちろん塗料は入れてませんが)、遊び始めました。 それに吾郎君も便乗。コラコラ。 タイヤの塗装は筆で。ついでにシートなどに汚れをつけていき、完成。仲田さんに初心者でここまでできれば上出来だと、仲田模型道場に入門を許されました。何もやってないのに、吾郎君と新太朗君も入門を許可されてます。 山田 「今日はどうでしたか?」 片瀬 「今日は吾郎さんが意外とこんなに詳しいのもすごい面白かった ですし、こんだけ色んなものがね、先生が作ったものが見れた し。自分でも、あの、色、やっぱり色付けるのは楽しいですね。 組み立てるのばっかりやってましたけど、こうやってエアブラ シ使うのはまたハマりそうだなっていう感じがしました」 吾郎 「師匠、ありがとうございました」 仲田 「私もビックリしたんで。ええ、吾郎さんの知識もね、博識であ ったし、片瀬さんも…」 吾郎 「ここまで嵌るとは」 仲田 「できるとは、ここまでできるとは思ってなかった」 吾郎 「プライベートで本当に」 仲田 「こちらも色々と勉強になりました、ありがとうございました」 吾郎 「ありがとうございました」 そして、次の場所を求めて浅草のバンダイビルにやってきました。 山田 「さぁ、浅草のバンダイにやってきました。アムロさん、こちら です!」 吾郎 「アムロさん?」 片瀬 「(笑)」 吾郎 「シャアだよ、シャア。坊やだなぁ」 何ていいながら、バンダイ本社のビルの中に入ってきました。お台場に展示されたガンダムの1/30のレプリカや、ANAオリジナルカラーのガンプラなんかも展示されてました。 また、中では貴重な歴代のガンプラを用意して下さってます。テーブルの上に並んだガンプラの数々。そのガンプラと同じ目線で覗き込みながら; 吾郎 「何か嬉しいなぁ〜、グフなめで撮ってくれてる」 と、無邪気に喜んじゃってる吾郎君。この続きは、次週のお楽しみ。 今週のリエコ 今回はダイエットではなく体力測定を。吾郎君と山田君も同行して実施です。現状、どういうレベルなのかを踏まえてやっていく、ということです。 握力 リエコさんの結果は『右:43kg』 吾郎 「結構ある!ありますね。ちょっと待って…」 と焦りながら吾郎君もやってみると、右は42kgしかない。 吾郎 「僕よりあるよ!」 山田君の結果は62kgでしたので、吾郎君はやっぱり低めなのかな…。 吾郎 「あれっ?俺、握力無い?」【焦】 長座位体前屈 こちらは25cmという結果で、一般の女性の平均よりかなり低めという結果でした。 上体そらし リエコさんの結果は38.5cm、平均よりかなりいいです。だけど、うつ伏せになったリエコさんを見て; 吾郎 「何かその…水中をジャブローに向けて進むアッガイみたい」 ここでガンダムネタですかい!?(汗)。 背筋力 吾郎 「コレなんか、似合うね」 と失礼なことを言ってますが、99kg、こちらも平均より高めの結果でした。v 吾郎 「どのぐらい、男だったらどのぐらい行くんだろうね。僕は無い よ、背筋は」 と言いながら、115kgでした。 反復横跳び 20秒で43回。こちらは平均レベルということで、全体的にはいい結果でした。 吾郎 「お相撲さんみたいですよね」 一同 「・・・」 吾郎 「ごめんなさい。あれ…?? (汗) いやいや、ほら、結局、お相 撲さんって、運動神経…(笑) ばねもあるし」 山田 「反発力もあるし」 吾郎 「身体も柔らかいし、筋肉の塊じゃないですか、ああ見えて」 久松 「(笑)」 吾郎 「間違ってない?」 最後は正しい歩き方。壁に背中がまっすぐ付く姿勢が一番いいんだそうで、これからは体力づくりをやっていく、ということになり、カチンカチン体操に挑戦していくようです。 (11.04.24 up) |