このたびは、お忙しい中、お集まり頂ききまして、本当に有難うございます。このたびは、大変、皆様にご迷惑おかけしまして、深く反省しております。そして一社会人として、人間として、自分自身未熟者だったと、心の弱さがあったと、本当に深く反省しております。申し訳ございませんでした。 (弁護士の方による事件の説明。および今は捜査段階であり、事実関係に関する部分は話をできない旨、取材陣に説明。) −どうして、駐車違反で現場から逃げようとしたのか? まぁ、その状況というのは、今仰ったように、事実関係の話はこれからということなんですけど。ただ、僕自身、そのときの気持ちというものが、まぁ、いろいろな状況において、少しパニックをしていたというか、ちょっと人に囲まれてたみたいな状況に御座いまして。 −周りに居た方々は気づかなかった人が多かったようだが? はい、あの…パニックという言葉は人それぞれの聞こえ方があると思うんですけど、あの、少し数名の方に追いかけられてて。ちょっと自意識が強かったのか、まぁ、その辺を自分も今言ったとおり、少しパニックしていたという事もありまして…。 −当日、そのとき、車をとめて、買い物に行かれていたと?差し支えない範囲で。 はい、あの、丁度休日だったので、まぁドライブがてら、あの、まぁビデオレンタルショップにビデオを返却して。でまぁ、本屋さんに買い物をしに行く途中で…。結局、何も買い物をしなかったんですけれども、街を、そう…、ぶらついていたというか…、はい。 −車を停めてはいけない所だという認識はあったのか? それは、それはあの、十分承知しておりました。 −何分ぐらいの間だったのか? 実際はその…、交通違反としての、まぁ、あの、自分の停めていた時間というのは、約20分から30分ぐらいです、はい。 −今改めて二日間、拘置されている間に、まずどんなことが頭をよぎったか? そうですね、やはりあの、こう、僕らなんかのやっている仕事というのは、少なくとも人の見本になったりとか、模範になるような・・・そういった立場に居るにもかかわらず、こんなことになってしまって。自分を過信していた訳ではないんですけれども、もしかしたら自分の中にそういう弱さや…人としての未熟な部分というのがあったと…。 −あの、逃げたい、その場から立ち去りたいという気持ちが、かすめたんですか? 申し訳ございませんでした。 −沢山のファンに影響を与えてしまった事については? それは本当にファンの方々には、本当に、本当に申し訳ない気持ちいっぱいで。特に、今日もそうなんですけど、昨日も名古屋ドームの方に、コンサートに応援しに来て頂いて、その事を考えると、本当に残念で、本当に悲しくて…。 −SMAPのほかのメンバーに対してはどんな想いか? メンバーである中居君、そして、木村君、で、剛に慎吾・・・まだお話はできていないんですけれども、本当に、本当に申し訳ないというか…。 −これからファンの方へどうやって償っていくのか? あの、現段階では、今後の活動というのものは、僕自身はこれから会社の人間なんかと相談しあって決めていくことだと思うので、そういう活動に関しては、まだ僕もまだわからないし・・・わからないんですけれども。ただもう、本当にファンの方々には、今のこの気持ちをわかって頂けるように自分自身、深く反省して、やっぱり早く、本当の自分の気持ちとしては、やっぱり、木村君、中居君、剛、慎吾と一緒に仕事をしたいので。まだ、現段階ではそういうことを言える立場ではないことも分かっているので。そういった気持ちです。 −SMAPのメンバーで居られなくなるという不安はあるんでしょうか? はい。 −釈放されてからメンバーへ連絡は? はい、えーと、今、あの、丁度、終わったと思うんですけども、名古屋ドームの方で、僕の分まで4人で頑張ってもらっているので、丁度、コンサートの最中だと思うので、電話はできなかったんですけど…。 −留置されている間はどんなことを考えていたのか? それはやっぱり、何度も同じことになっちゃうんですが、ファンの方々、そして日頃お世話になっているスタッフの方々、やっぱりメンバー、家族・・・そういった自分の周りの人間の顔がなんか思い浮かんできて…。 −眠れませんでしたか? はい。 −ほとんど寝てない? はい −稲垣さんとしては、一からやり直そうという気持ちですか? はい、それはもちろんあります。 −自粛という形はメドというか、どの位までと考えているか? ごめんなさい、現段階では、全然、あの、自分でどのぐらいとかやっぱり言える立場でもないので。 −コンサートに参加したいだろうが、例えば、年内一杯は・・・という気持ちはありますか? もう本当は、気持ちでは、1日でも1分でも1秒でも、実際にファンの方とお会いして気持ちを伝えたいという気持ちはあるんですが、やっぱり、こういう立場なので、本当はそういうことは言っちゃいけないと思うんですが…。だから自分の中でそういう目途というものも正直言って、考えられていません。 −メンバーとはこれからどう話をするか? まぁ、どういう形とかは、まだ考えていんですが、やっぱり電話で話すとか、そういう手段でしたら、やっぱり実際にお会いして、会って、話をしたい。 −ひょっとしてSMAPにいられなくなるという恐さがあると仰いましたが、SMAPとはどういう存在か? そうですね、僕にとって、本当にもう、その、僕そのものなので。僕自身がそこにあるというか・・・ごめんなさい、なんか曖昧な表現なんですが・・・自分の生き方そのものだと思っていますので。はい、そのぐらい・・・。 −事務所の年長グループのSMAPの中にあって、処分に関してどう考えているか? あの処分というのは僕自身、考えられる事でもないし、自分で想定することでもないので。それはやっぱり今僕がやらなきゃいけないことというのは、この先の事というよりも、今この現時点での、その、反省する気持ちといか誠意というか、そういうことの方が大切だと思うので・・・今日もみなさんにお忙しい中、お集まり頂いたんですけど・・・。 −今回の出来事は何を与えたと思うか? そうですね・・・・・・・・・やっぱり今までも、自分は、自分自身は真っ当に生ていたつもりでも、結果、こういうことになってしまったわけですから、まぁ、一番最初にも申し上げたんですが、そういう自分の弱い心だとか、まだまだ未熟な点だとかそういった部分を改めて痛感し、もっともっと・・・もっともっと強く、やっぱり大勢の方が見ているわけですから、人の見本となるように、やっぱりSMAPとして、やっぱり夢を与えられるように、大勢の方に、そういう風に、まぁ…メンバーとともに、これからも生きていきたいと思ってます。 −少し自分が甘かったと痛感してるか? はい、そのとおりです。痛感してます。 −昨日の夜はどのぐらい睡眠をとったか?何か食べたか? 昨日の夜は、あの、ほとんど寝ていません。一睡も。警察の方から頂いた物を少し口にしたぐらいです。そしてあの…先程、少し頂いたぐらいです。 −仕事で迷惑を掛けた部分について、責任を甘んじて全部受けようという覚悟は? それはもちろんです。 −現状、今、SMAPをやめるつもりは? うん、やっぱり、今の段階ではその、辞めるとか辞めないとか、まぁ、そういったことが頭が・・・ごめんなさい、先程質問されたので、つい答えてしまったんですけど。どっちか、これはどっちか、あれはどっちかみたいなことは、判断できる状況ではないので。まぁ自分の心境もそうです、立場もそうなんで。 −1人でドライブしていたのか? 1人でドライブしていました −他の友人が一緒だったとかは? 一人で…全く一人です。 −じゃぁ、最後にメッセージお願いできます? はい・・・(立ち上がって)えー、本当に僕自身、悔やむ思いで一杯で、あの…気が動転しているんですけども、ファンの方々、こういった形で裏切ってしまったという事は、本当にもう取り返しのつかないことだと思っておりますし、本当に今、一刻も早く、皆さんに謝りたいという気持ちで一杯です。そして・・・できれば一刻も早く、一分一秒でも早く、ファンの方々の目の前で、この気持ちを伝えたいということが一番なんですけども、実際にお会いできない方も大勢居ると思います。そういった方々には、この場を借りて、本当にお詫びしたいと思います。申し訳御座いませんでした。 [その他、以下、主なワイドショーから抽出した、上記コメント以外の吾郎君の言葉です。順不同] −車を発進させて婦警さんに車が当たったときにどういう感情を持ったか? (弁護士が代弁)その辺りにつきましては、真に申し訳ありませんが、捜査中の事でもありますので、勘弁して頂きたいんですが。 −とんでもないことをしてしまったと思った瞬間はどこか? まぁ、やはり警察・・・そのすぐ直後では、気づかなかった自分もいけないんですけども。 −警察に連れて行かれたときに、とんでもないことをしたと思った? そうです、はい。 −怪我をした婦警さん対しては、どういうふうに考えているか? それはもう本当に・・・本当にもう自分は、もう人間として情けなく、本当に申し訳ないという…自分でも本当に、その点に関してはやはり一番深く反省しております。 −逮捕されたときに頭によぎった事のいくつかを。 まぁ、やはりあの、一昨日の地点で、明日名古屋でコンサートが有る・・・楽しみにしているファンの方々、わざわざ遠くからいらっしゃるファンの方々、やっぱりコンサートというのは本当に年に一回、実際に会って、同じ空気を吸って、同じ時間を楽しんでっていう、まぁ、SMAPの活動の中でもすごく大きなイベントなので、明日の名古屋の事を第一に考えました。 −最初に木村さんがね、オープニング前にスタートに立って、ちゃんとお話してコンサートがスタートしたんですけども。 ・・・。 −そういうメンバーの気持ちはちゃんと心に響いてますか? ・・・はい、響いてます。 −おそらく昨日コンサートが始まる時間、とても気になったと思うが、何を考えていたか? 僕が言えるような立場ではないのかもしれませんが、やっぱりコンサートの成功を祈っておりました。 −これからまだコンサートは続くが、他のメンバーに対してはどう思っているか? あの、・・・まず、まぁこういう状況でも4人はコンサートを実行し、ステージ上で僕の、僕よりも早く、まぁ本当は僕がしなきゃいけないことなんですけども、ファンの方々に、まぁ今、初めてお聞きしたんですが、頭を下げ、それでコンサートを、まぁ、行ったわけなんですが、それに関しては本当に申し訳ないという気持ちとメンバーに対しての。あとは、感謝の、ありがとうの気持ちがいっぱいです。 −今夜はメンバーに連絡を取りますか? はい、できれば。 −どうやって? まぁ、本当は会って、あの、コンタクトを取りたいんですけれども、ちょっと状況が今、分からないので・・・何らかの形では、はい。 −処分が出るまではどうやって過ごそうと考えているか? すみません、何も考えられません。 −今、メンバーに連絡を取ろうと仰いましたが、どんなことを伝えたいと思っているか? それは先程から言ってるように、やっぱり、本当に申し訳ないというお詫びの気持ちと感謝の気持ちです。 前のページにはブラウザの「戻る」の機能で戻ってください。 |