知的探検スペシャル3 『音楽狂時代』 |
「なぜ人は歌を歌うのか?」・・・脳科学で検証してみると意外な真実が! # opening-2 スーザフォンを吹く男 スーザフォンを抱えて登場の吾郎君。大きく息を吸い込んで、音を発すると、その音楽の威力で背後の塔のオブジェが大爆発&大炎上。 吾郎 『僕を見ないで下さい・・・その替わり、耳を澄まして下さい』 知的探検スペシャル 音楽狂時代 ♪=56 # 本編 2-1 番組冒頭、証明の落ちたスタジオで、吾郎君(Singar File No.1:Goro Inagaki)と藤井隆さん(Singar File No.2:Takashi Fujii)だけにそれぞれスポットライトがあたった状態で立っています。 第1問 『あなたは歌が好きですか?』 Do you like to sing a song ? 吾郎 「好きです」 藤井 「好きです」 第2問 『思わずハナウタがでちゃうのはどんな時?』 When do you feel like humming songs ? 吾郎 「ん・・・自転車に乗ってるとき」 第3問 『ハナウタで良く歌う曲は?』 What kind of songs do yo hum the most ? 吾郎 「あんまり言いたくないんですけど、結構、自分の歌…」(^^;) 『歌って貰えますか?』 吾郎 「えっ…(^^;)」(←ちょっと焦る) とやや動揺する吾郎君。でも、ちゃんと歌ってくれてます。 吾郎 「♪青いイナズマが・・・・焼き尽くす げちゅ」(^^;) 真顔の”げっちゅ”もいとおかし(^^;)(もちろん、スタッフも笑ってます)。 第2問 『藤井さんは、どんなとき、ハナウタが出ますか?』 藤井 「ええと、あの楽しいことが来るであろう時です」 『よく歌う曲は?』 藤井 「この後、歌わされるんですよね。それも踏まえてですよね? あの、ほんまのこと言いますと、矢野顕子さんの『春咲小紅』です」 『歌って貰えますか?』 藤井 「喜んで」 吾郎 「笑」 藤井 「hum…♪(ハミング)」 但し、途中で『ありがとうございます』と言われ打ち切られてます(^^;)。 と、今回の番組メインパーソナリティ(?)の2人に、簡単に質問が終わった後、セットが明るくなり、西山喜久恵アナ司会で番組が進行していきます。 第2夜はパネルディスカッション形式。『なぜあなたは歌うのですか?』という問いかけに対して、アーティストを含めてさまざまな方々のコメントVTRを観ながらトークが展開されます。 Singar File No.3:ルイ・アームストロング 『みんなを喜ばせるため』 「音楽は聴衆のためにやらないのなら、なんの意味も無い。肝心なのは、 みんなを喜ばせることだ」 というコメントに対して、まずはトークを展開。 西山 「…でも、お二人もやっぱりライブで…?」 吾郎 「何か、分かるような気もしますね」 西山 「実際にあれだけの人の前で立つとどうなるんですか?ライブのとき?」 吾郎 「いや、一人だったら立てないですね」(オイオイ(^^;)) 西山 「ああ、そうですか?」 吾郎 「やっぱり、5人いるんで…という意識でやってるのが良いのか悪いのか、 分からないんですけど。これ、一人だったら…どうするんだろう、とか 思いますけどね」 藤井 「お客さんは、こう…見えてるんですか?」 吾郎 「見えてますよ」 藤井 「ああ、そうですか?」 吾郎 「はい、結構、はっきり見えますね」 西山 「えっ?」 吾郎 「雨降ったりすると、盛り上がったりしますよね。お客さんも結構、濡れ ちゃったりとかすると、何かこう、全てが吹っ切れて。何か、同じこと を今体験してる、みたいな感じで。盛り上がりますよライブって、結構」 西山 「ですよね」 # VTR 2-1 『なぜ歌をうたうのですか?』 この後、何組かのアーティストの方々(Singar File No.4:ROLLYさん,Singar File No.5:斉藤和義さん,Singar File No.6:スチャダラパーさん,Singar File No.7:デーモン小暮)に、同じ質問をしたときの映像が流れます。自分の考えていることを表現するために歌をうたう。歌をうたうことは快感に繋がるという… …歌を歌うことはなぜ快感なのか?ハナウタは偏頭体を刺激し、これにより快感を得る。また、歌うことで身体の骨が揺れ(ボーンコンダクション理論と言うそうです)、その振動で胎児のころの母体の音を感覚を呼び覚まされ、気分が良くなる、なんていう理論も紹介されてます。 # 本編 2-2 再びスタジオで; 藤井 「あの…確かにね、それは僕は前から薄々感づいていたんですよ、歌うこ とは絶対に快楽や、って。カラオケをすごく好きな人ってね、僕、ちょ っとね、ここだけの話…」 吾郎 「ここだけの話?」 藤井 「ちょっとね、軽蔑してしまうんですよ」 吾郎 「ああ」 藤井 「それは自分もそうやからなんですけど。何か、欲求をね、性欲とか食欲 とか、貪っている感じで、すごく歌っている人がいるじゃないですか。 うわーって。貪っている感じがすごく恥ずかしくて…」 吾郎 「でも、やりそうですよ」(おいおい、また、失礼な…(^^;)) 藤井 「誰がですか?僕がですか?」 吾郎 「そういうキャラクターですよ。僕っぽいですよ、今のコメント」 (そういうことを自分で言うか?(^^;)) 藤井 「ああ、いいよ、使ってくれて、全然」 (大人のリアクションだわ) 吾郎 「(笑)。いや、いいですけど・・・」 (いや、ここはちゃんと頂いておきなさいって!(^^;)) # VTR 2-2 『エクスタシーを感じるから』 Singar File No.8:奈良の長谷寺の僧侶の場合。声明(しょうみょう)西暦6世紀中ごろ中国から伝わった声楽曲。これを歌うことで、仏の前で全身全霊を投入することで、すーっと入っていくことができるという。 # 本編 2-3 西山 「如何でしたか?」 藤井 「読み終わったら、気持ちよくなるって仰ってましたね」 吾郎 「エクスタシーを感じると、仰ってましたよね。う〜ん」 と、これ以上はコメントできなかったようで…。普段の生活とは全く違う世界だから、コメントが難しいよね(苦笑)。 # VTR 2-3 『ドラッグをやめるため』 Singar File No.9:ニューヨーク ハーレムの女性の場合。歌うことで麻薬中毒だった地獄の日々から抜け出すことができる。ゴスペルを歌うことで、苦しみや悲しみから解き放たれたという。 この後、Singar File No.10:南佳孝さん,Singar File No.11:大槻ケンジさんのコメントも続きます。 # 本編 2-4 西山 「ライブで歌っていて気持ち良いっていうのは残るんじゃないですか?」 吾郎 「ライブは…、スイッチが切り替わるから、そりゃ、気持ちいいですね。 お客さんも来て下さってますから」 西山 「ああ」 吾郎 「ノリノリだと(笑)、こう、結構、自分らの歌って、パート、分かれてる んですよ」 藤井 「分かれてますね」 吾郎 「僕が歌ったあとに、木村君が歌って…」 藤井 「ええ」 吾郎 「SHAKEとかで、木村君のパートって、結構・・・気持ちいいところなん ですよ」 藤井 「勝手にもう、入っていってしまうんですか?」 吾郎 「ええ。僕らが『♪Oh-』って言うと、『♪渋滞のタクシーも〜』」 藤井 「はいはい、ありますね」 吾郎 「そこなんか一緒に、『♪Oh-』つった後、自分も一緒 に『渋滞のタクシーも〜』」 一同 「(爆笑)」 藤井 「入るんですか?」 吾郎 「結構ね、前の方のお客さん、笑ってますけど…(^^;)」 藤井 「それは、後で木村さんが『ちょっとやめてくれよ』とか無いんですか?」 吾郎 「バレないですね(^^;)」 西山 「バレない?」 藤井 「バレないんですか?(笑)」 西山 「藤井さん、今度、初ライブがあるそうで…」 藤井 「そうなんですよ。やらせて頂くことになってねぇ・・・」 吾郎 「ちょっと、嫌そうじゃないですか?」 藤井 「そんなことないですよ!何てこと言ういうんですか!」 吾郎 「大丈夫ですか?」 藤井 「いや、どうしようかな、と思って、本当に。どうしましょう。教えて下さ いよ、緊張しない方法とか」 (それは聞く人間を間違えてると思うんですけど、たぶん…) 西山 「そうですよ、アドバイスとか…」 吾郎 「盛り上がった曲、何回もやったらどうですか?リピートして」 (またそうやって、いい加減なことを言ってない?) 藤井 「(笑)。『もう一回いくよ〜!』みたいな?」 吾郎 「そうですね(^^;)」 藤井 「でも、あれは言いたいです。何か『外は寒いけど、 中は暑いぜ〜〜〜』みたいなの、すごく言いたいです」 吾郎 「『この暑さ、吹き飛ばそうぜ〜』」 藤井 「そう。何か、そういうこと、いっぱい、言いたいですね」 吾郎 「あっ、合いの手、一杯入れるっていうのはどうですか?」 藤井 「合いの手って、どういうのですか?」 吾郎 「いや、だから何か、『カモン・セイ』…みたいな?」 藤井 「カモン・セイ???」 西山 「(笑)」 吾郎 「いや、分からないけど。僕も意外と、苦手なんですよ」 藤井 「ああ、そうなんですか」 吾郎 「みんなが『乗ってこうぜ!』とか言ってるときに、僕も紛れて(小声で) 『カモン・セイ』(笑)」 藤井 「言ったらよろしいがな、堂々と」 吾郎 「僕もダメですね」 藤井 「ダメなんですね」 吾郎 「慎吾なんかは、やっぱり『せーの、おっはー』」 藤井 「ああ、なるほど。そういうのがあると強いですね」 吾郎 「僕、無いんで…(笑)。結構、いつも困ってるんですけど。今度、教えて 下さいよ」 藤井 「ちょっと、誰に聞いてるんですか!」 吾郎 「最初の雄叫び・・・」 吾郎君の適当なトークが炸裂って感じ・・・(苦笑)。そろそろライブに慣れてね。 # VTR 2-4 『自分達のことを忘れないため』 Singar File No.12:台湾のアミ族の場合。古くから歌と踊りを愛してきたアミ族は、彼ら独自の生活に密着した歌を、譜面も無く、口頭で伝承さてきた。しかしながら、時代の波に押し流され、それを受け継ぐ者がいなくなってきている… # 本編 2-5 西山 「自分たちのことを忘れないために・・・」 吾郎 「そうですね」 藤井 「寂しいことですよね、その若い方が歌ってなくて。言葉さえ喋らない…」 西山 「60歳以上の方しか言葉はもう喋れないし、歌も受け継がれていないとい うことですからねぇ」 吾郎 「うーん」 西山 「この場合は譜面も何も無い」 吾郎 「それは凄いですね」 藤井 「それでずっと、何千年ずっと伝わってるって」 吾郎 「もう、理屈じゃないんでしょうね。体で感じるものなんでしょうねぇ」 西山 「あっ、そうですよね。体で受け継がれていってるから歌える・・・」 吾郎 「でも、絶対に無くなったら後悔しそうですね」 西山 「えぇ…、ここまで見てきて、色んな方の答えがありました。そろそろ、 お二人に聞きます。まずは藤井さん」 藤井 「はい」 西山 「なぜ、あなたは歌うのですか?」 藤井 「あの、答えはすごく簡単ですよね。あの、楽しくなるからだと思います。 んで、お陰様で、そうやって人様の前で歌わせて頂けるチャンスを与えて 下さっている以上、聴いて下さる方が、やっぱり楽しく受け取って下さる ように歌うことがもちろんベストやし、あるべき努力をしないといけない と思うんですけど。基本、そのハナウタが出るとか、ついつい歌っちゃう というのは、やっぱり楽しいことがあったりする…。うん、楽しくなるた めに歌う」 西山 「さぁ、それでは、稲垣さん」 吾郎 「そうですねぇ…」 西山 「なぜ、あなたは歌うのですか?」 吾郎 「難しいですよねぇ・・・。 歌によって、僕の場合は、人とのコミュニケーションというか、対話がで きますよね。ライブなんかもそうですけれども、さっきも話しましたけれ ども。やっぱりその…、一緒になって歌を歌って、こう、その…キャッチ ボールって言うんですか、対話って言うか。 一人じゃ、だから、有り得ないですね。さっきも言いましたけれども…。 うん。やっぱり自分の場合は、5人で、グループで、SMAPとして歌を歌う ことが、うーん、一番、重要なんですかね」 ある意味、無難な回答かな?(笑)。でも、ごめんね、吾郎君、吾郎君の言葉を聞いて、いろいろと余計なことを考えちゃったよ、私・・・。 # VTR 2-5 『歌の持つパワー』 Singar File No.13:Tinaさん,Singar File No.14:Lisaさんらの答え。そして、先程のニューヨークでドラッグを克服するために歌を歌うという女性にゴスペルを教えている男性の言葉; 『人の声だけのコーラスだから、素晴らしいパワーが溢れるんですよ。 考えてみて下さい。人の生の声こそ最高の楽器なんですよ。 私たちの声だけで表現するからこそ、声と声とが、人と人とが、 直接、繋がるんです。それが大きなエネルギーとなるんです』 # 予告 今回も早送りでコミカルな動きを示す吾郎君の映像での予告。まさしくチャップリンの映画のようなコミカルなBGMも流れてます。マイクを片手にカメラに向かって; 吾郎 『明日の音楽狂時代は、思わず耳を疑いたくなる音楽の効能 ダイエットできる音楽 便秘が治る音楽 恋愛上手になる音楽 頭が良くなる音楽 元気が沸いてくる音楽・・・』 VTR 吾郎 『僕と付き合って下さい』 木村 『いいですよ』 吾郎 『その全てを聴いたとき、僕の体はどんな反応を示すのだろう? 正直言って怖い。以上、お楽しみに』(カーテンをクローズ) (02.04.14 up) ♪ # ♪ # ♭ ♪ ♪ # ♪ # ♭ ♪ ♭ ♪ ♭ ♪ ♪ # ♭ # ♭ ♪ ♪ |
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