ブスの瞳に恋してる

〜 第12話 「最高の結婚式!」 〜


  • [結婚式場・新郎控室]

    白いタキシードに身を包む吾郎君♪・・・じゃなくておさむ(笑)。もう、最終回はただひたすら、吾郎君のお婿さん姿に惚れ惚れ(*^^*)

  • [結婚式場・メイクルーム]

    ウエディングドレスを着て、メイクさんにメイクをしてもらっている友美。

      友美 「こんなに早くウェディングドレスが着れるなんて思わなかった
          なぁ」
      メイク「すごく似合ってるよ」
      友美 「本当?嬉しい!色んな服を着てきたけど、やっぱりこれは、特
          別だよね」

    友美はそうメイクさんに語る。

  • [結婚式場・新郎控室]

    その頃、おさむは鏡を見てネクタイを直していた。そこに結婚式場の担当者がやってきて;

      担当者「新郎様に祝電とお花が届いております」
      おさむ「ああ、ありがとうございます。じゃぁ、置いておいて下さい」

    と、その花の中には、あの小田島からの花があり、自らの写真付きで登場です。あーあ、こういう『バラエティVSドラマ』みたいな構図とか、将来、おさむがドラマの脚本を書く/書かないみたいな展開が繰り広げられるのかと、最初は期待してたんだけどねぇ〜。いくつもの期待が、結局、そのままかよっ、みたいなさ・・・


    <ナレーション>
    今日僕は、結婚式という、
    人生最大のイベントを迎えようとしていた。
    いつもは裏方の僕も、今日だけは、主演男優だ。
    そしてその、大イベントに僕が選んだ、
    主演女優は・・・


  • [関東中央テレビ・エレベーターホール]

    ほぼ、6日前の出来事を振り返るおさむ。

      美幸 『やっぱり結婚できません!』

    美幸からの突然の電話に驚くおさむ。

      おさむ「えっ?何、何?どういうこと?もしもし、美幸ちゃん?もしも
          し?」

    電話が切れたのと同時に、友美がおさむの目の前に現れる。

      友美 「今、ちょっといい?」
      おさむ「ああ、いいけど」

    場所を変えて、人気ない空間で話をするおさむと友美;

      友美 「さっきね、美幸さんに会ってきた」
      おさむ「えっ?」
      友美 「友美が思ってること、きちんと伝えてきた」
      おさむ「・・・」
      友美 「何て言ったと思う?」
      おさむ「・・・」
      友美 「・・・おめでとうって、言ってきた!」

    あのなぁ〜。最後までそれかよ・・・。まぁ、そんなことだろうとは思ってたけど、それにしてもネタばらしがあまりにもあっけないというか、あまりにもつまんないというか…(;o;)。”おさむの結婚する相手が美幸か友美か?!”みたいなことで宣伝しておいてこれだというのは、間違えていると思うのよ。

      友美 「美幸さん、ありがとうって、笑ってた!」
      おさむ「・・・」
      友美 「本当、いい笑顔だよね。おさむさんが好きになるの、わかるよ」

    すみません、私にゃいまだに分かりません。きっと友美ちゃんみたいに心が綺麗じゃないのね、私は。

      友美 「私ね、おさむさんよりも、もっともっといい人見つけるから!」
      おさむ「・・・うん」
      友美 「内側と外側も綺麗になった、今の私は無敵でしょ?」

    (いや、自分でそういう人は・・・(以下省略))

      おさむ「(笑)うん」
      友美 「じゃぁね」
      おさむ「じゃぁ」

    おさむと友美は、笑顔で別れた。

      おさむ「あれ・・・じゃぁさっきなんであんな電話してきたんだろう???」

    もう一度電話するおさむ:

      おさむ「もしもし、美幸ちゃん?さっきの結婚できないって???」

  • [メゾン・ド・桜台]

      翔子 「どういうこと???」

    翔子と弥生は、美幸から「結婚できない」発言を気かされていた。

      美幸 「だって・・・W-1の決勝と、結婚式が重なっちゃったんだもん」

    とはいえ、最初から、決勝戦の日付ぐらい確認しているでしょう、普通?そんな舐めた気持ちで参加した訳じゃないんでしょう?こういうところで、冷めちゃうのよ、今回のドラマ。

      翔子 「そんなんで結婚、断ろうとしたの?おさむさん、びっくりした
          でしょう?」
      美幸 「もう、いっぱいいっぱいになっちゃって!それはちゃんと謝り
          ました」
      弥生 「じゃぁ、式は別の日にしなよ!何で式場キャンセルしなかった
          の?」
      美幸 「だってキャンセルなんかしたら、おさむさん結婚自体をキャン
          セルするんじゃないかと思って」

    って、美幸の方から”結婚できない”発言しておきながら、おさむが結婚をキャンセルするのを恐がってる訳?・・・誰かこのロジック、説明して下さい(;o;)

      翔子 「そんなわけないじゃん!」
      弥生 「他の日にした方がいいって!」
      美幸 「いやだ!!だってあの教会気に入ってたし、最初からキャンセ
          ルなんて縁起悪すぎるじゃん!」
      翔子 「けどさぁ、式に間に合わなかったらどうするのよ!?」
      弥生 「おさむさんは、何て言ってるの?」
      美幸 「『優勝して、戻ってくるのを待ってる。信じてるよ』…だって!」
      弥生 「お似合いの二人だこと!」
      翔子 「じゃぁ、さ。本当に優勝して、式に花添えなきゃね!」
      美幸 「うん。だから、頑張る!美幸、がんばります!!」

  • [どすこいラーメン]

    翌日。どすこいラーメン準備中の時間帯。店の中でコントの練習をしているB3の3人。こんなコントで優勝できるほど甘い世界なのかは知りませんが(それを言っちゃダメなんだよね(汗))、ともかく、その3人が頑張ってる様子を、温かい目で見ている花子さん。

    休憩のタイミングで、花子は、B3の三人に、ラーメンを出す。美幸が花子にアドバイスを求めると;

      花子 「私はラーメンのことしか分からないんだけど、どんなに美味し
          いラーメンでも、まずは見た目。美味しそうって、興味をひか
          さなきゃいけないわけでしょ?つまり、盛り付けのインパクト、
          これは大事じゃない?」
      美幸 「パっと見て、興味を引く・・・」
      花子 「あのさ、衣装はどうなってるわけ?そこにひと工夫欲しいね」

    でも、貧乏なので、衣装まであまり手が廻っていないB3の3人。そこで美幸は;

      美幸 「あのさ、私が花嫁衣裳で出るっていうのは?」

    と提案。ウェディング・ドレスで出る事に決定しました。

  • [テアトルワールド]

    ウエディングドレスであることを仮定してのネタ作りが始まる。それを静かに見ている社長の井之頭さん;

      井之頭「いよいよ明日・・・もう、教えることは何もない。まぁ、教え
          たことも何もない!」

    B3のネタよりこの社長さんの台詞の方が面白いんですが・・・(ぼそっ)

  • [メゾン・ド・桜台]

    結婚式前日。結婚式に来ていくドレスを選んでいる翔子と弥生の横で、コントの練習を続ける美幸。

      弥生 「とても明日、結婚式の花嫁の姿には見えないよね」
      翔子 「普通はさ、ブライダルエステって慌てて綺麗になるもんだよね」
      弥生 「むしろ、翔子の方が気合入ってない?」
      翔子 「弥生姉に言われたくないんだけど」

    なんて話を美幸の横で冷静にしている翔子と弥生。美幸はそんな二人を見て;

      美幸 「ねぇねぇ、二人とのそれで行くの?私より目立っちゃうなぁ」
      弥生 「何言ってるの。花嫁さんには叶いませんって」
      翔子 「美幸のウェデイング姿、楽しみだなぁ」
      美幸 「みんな笑ってくれっかな!?」
      二人 「えっ?」
      美幸 「楽しみにしていてね」

    えーと、笑うのを期待していいんでしょうか?っていうか、本気でそれを期待したんだけどなσ(^^;)

  • [メゾン・ド・桜台・美幸の部屋]

    実家から電話が入り、結婚式の当日の話をさと子とする美幸。最後に美幸は電話を義男に代わってもらい;

      義男 『もしもし、父さんだ!いよいよ明日だな』
      美幸 「うん、仕事と重なっちゃってイマイチ実感わかないけど」
      義男 『そっちも頑張りなさいよ!』
      美幸 「うん。そしてね、もしかしたら、間に合わないかもしれなくて。
          だから…」
      義男 『どうした?」
      美幸 「あの、無理言って、予行練習させてもらうことにしたの。私、
          式で、お父さんと一緒にヴァージンロードを歩きたくて…」
      義男 『・・・』
      美幸 「ずっと、夢だったんだ。お父さんを歩かせてあげるのが…」
      義男 『そうか。ありがとう』
      美幸 「だから、もし間に合わなくても、せめて練習でって。ごめんね」
      義男 『ああ、わかった!じゃあ明日な!』
      美幸 「うん、おやすみなさい」

    といった具合に、美幸の電話に喜びながら、電話を切った義男だったが;

      義男 「ヴァージンロードって、何だ!?」

    ・・・(絶句)。さすが親父。

  • [メゾン・ド・桜台・美幸の部屋]

    部屋に飾ったウェディングドレスを見つめ、幸せそうな表情を示す美幸。

    そうして、気分一新、再びコントの練習を開始するのであった。

  • [結婚式場・廊下]

    で、結婚式前のおさむ君の様子などの描写も無いまま、早くも結婚式当日がやってまいりました。(ああ、もっとこの結婚式前までのドタバタで色々と膨らませるネタがいっぱいあるだろうに(それだけで1話できるよね?)、勿体無いとしか言いようが無いよ…)

    おさむが結婚式の担当者と打ち合わせをしていると、そこに、美幸の家族(義男、さと子、絵里)がやって来た。

      絵里 「お兄ちゃん!」
      さと子「おめでとうございます」
      おさむ「今日はありがとうございます」
      絵里 「格好いい!!!そういうのも似合うんですね」
      おさむ「美幸さん、今、仕度しています。どうぞ」

    そうして、新婦の控え室に案内するおさむ。

      おさむ「(ノックして)入ってもいい?」
      美幸 「はい」

    おさむたちが新婦の控え室に入っていくと、ウェディングドレス姿の美幸が「お待たせしました」と言いながら、ゆっくりと振り返った。

      美幸 「やっぱり変ですか?」
      おさむ「うーうん、いいよ!すっごくいいよ!」

    おさむ、美幸のウエディングドレス姿を見て、笑ってあげるんじゃなかったの?(←こらこら)

      さと子「とっても似合ってるよ、美幸!」
      絵里 「お姉ちゃんじゃないみたい」
      義男 「・・・」

    娘の花嫁姿をじっと見ている義男の姿を見て、静かに席を外すおさむ君。

      美幸 「どうかな。一生見せれないって諦めてたから・・・。まだ夢み
          たい・・・」



    おさむが部屋を出てくると、おさむの母・恵美子が姿を現した。恵美子の姿を見て驚くおさむ。

      おさむ「来てくれたんだ?」
      恵美子「息子の結婚式だもん。そりゃ、来るわよ」
      おさむ「いや、俺たちのこと、認めてくれてないのかな、って」
      恵美子「美幸さんね、活け花やったら、きっといいお作品を、作るんで
          しょうねぇ〜」
      おさむ「?」
      恵美子「真っ直ぐで、綺麗な心。美幸さん、それを持ってるのよね?!
          おさむ、だから美幸さん、選んだんでしょう?」
      おさむ「うん」

    いや、ただ、オモシロっていうことだけだと思うのだが・・・(なんて言っちゃダメですか?)

      恵美子「私はね、美幸さんと、口うるさい姑ばばあとして、これから仲
          良くしていきますからね!」
      おさむ「ありがとう」

    おさむと母親との関係も、無事に丸く収まりました(丸く収まりすぎではありますが…。これももっとオモシロエピソード、膨らませれただろうになぁ…。美幸の親にはちゃんと納得してもらって結婚式を挙げるんだから、おさむの親に対しても、きちんとした形で互いの思いを描いて欲しかったよ…)

  • [結婚式場・チャペル]

    美幸が式に間に合わなかったときのために、ヴァージン・ロードを歩く部分の予行練習が特別に執り行われる。ヴァージンロードのスタートラインに美幸と義男が並んで立つが、美幸が歩き出そうとするも、義男は頑としてその1歩を踏み出さない。挙句の果てに;

      義男 「やっぱりやだぁ!」

    と、義男。

      一同 「えっ?」
      義男 「大切な思い出は、一回で充分だ!練習なんていらん!そういう
          もんだろう!」
      美幸 「ちょっと何言ってるの?」
      義男 「お前は、間に合う!間に合って、二人で歩く!俺は、待つ!!
          だから、帰って来い!!」

    担当者は、美幸が間に合わない可能性ものだからと、必死に義男を説得しようとするが、最後の;

      おさむ「大丈夫ですよ。彼女はきっと戻ってきます。後は本番で」

    というおさむの一言に、全員、それに同意した。おさむは美幸のことを信頼しているってことなんでしょうけど、ほんと、その信頼は一体、どこから来るのかと…(汗)

  • [結婚式場・メイクルーム]

      友美 「いろんな服を着てきたけど、やっぱりこれは特別だよね」

    そうして、ウエディングドレスの撮影に臨む友美。ああ、ここまでリアリティの無い展開だと、笑うしかないよ…(;o;)

  • [結婚式場・廊下]

    そうして、写真撮影に向かう友美は、ウェディングドレス姿の美幸と遭遇する。とはいえ、最後の修羅場!!なんて起きるはずも無く、友美の方から美幸に;

      友美 「可愛いね!」

    と。性格美人にもなった友美ちゃんは流石です。

      美幸 「見た目じゃ、叶いません!」
      友美 「私ね、本当はおさむさんにもう1度振り向いて欲しくて、その
          ままじゃ、見た目だけじゃなくて、心も綺麗にならなきゃって、
          いろいろ頑張ったの」

    いやいや、おさむに振り向いてもらうためには、心の綺麗さよりも"オモシロ"だってば!

      友美 「だから、あの時おさむさんがお母さんの言ってたこと、よくわかった!」


        『彼女と俺は、人生で大事にしなきゃいけない物の第一位が、一緒
         なんだ』



      友美 「前の私だったら、多分わからなかったし、美幸さんに嫉妬して
          たかもしれない。でも、今の私にはわかった。おさむさんが、
          美幸さんのこと、ちゃんと愛しているって」
      美幸 「・・・」
      友美 「いい結婚式になるといいね!」
      美幸 「はい」
      友美 「このコサージュ、ここに付けたほうが可愛いよ。ほら!」

    友美は美幸のウエディングドレスの腰のあたりについていたコサージュを胸元に付け替える。

      美幸 「ありがとうございます!」

    二人は笑顔を交わした。

  • [結婚式場・玄関]

      おさむ「ああ、美幸ちゃん。急いで」

    おさむや美幸の家族がタクシーの待つ玄関口で待っていた。美幸はこれから、『W−1グランプリ』の会場に向かうのです。

    大急ぎでタクシーに乗り込む美幸;

      美幸 「あの・・・これ、お願いします」
      おさむ「こっちのことは気にしなくていいから。おもいっきりやっておいで」
      美幸 「はい!頑張ります!!必ず時間までには戻りますから」
      おさむ「待ってる」
      義男 「美幸!優勝して帰ってこい!」
      絵里 「お姉ちゃん、Do Your Best!」
      さと子「美幸、頑張って!」

    そうして、美幸を乗せたタクシー会場に向った。

    それにしても、タクシー運転手の顔を見た瞬間、右手に握り拳を作ったりしたのは私だけですか?怒りが1点に集中したわ…。

  • [結婚式場・玄関]

      佐藤 「じゃん!ここが今日の式場です!」

    松本が回すビデオカメラに向かってメッセージを残す結婚式の出席者たち。まずはズバズバスタッフから順番にコメントを残してます;

      松本 「じゃぁ、竹田さん、ここで一言」

    と、松本に急に振られてシドロモドロの竹田さん;

      竹田 「えっ?何を言えばいい?」
      松本 「3,2,1、キュー」
      竹田 「えっ、ちょっと待って。えっ、何?急に振るなんて・・・」
      松本 「カットカットカット。頼みますよ」
      竹田 「だって、そんな、何言ったら・・・すみません」

    こういうビデオメッセージの演出、嫌いじゃないんだけどね。今回のドラマ、素直に見れるものだったら、こういう流れは微笑ましく楽しめたんだろうになぁ…。

  • [結婚式場・廊下]

    おさむと浩太が二人っきりで、対立・・・じゃなくて、挨拶を;

      浩太 「おめでとうございます」
      おさむ「ありがとう」
      浩太 「俺、色々あったけど、美幸さんの相手がおさむさんで良かった
          と思います。だからもう絶対に、美幸さんを泣かせたりしない
          で下さい」
      おさむ「わかってる」
      浩太 「もしそんなことしたら、俺が許さないですからね」
      おさむ「うん。殴られるの嫌だから、泣かさない」
      浩太 「ふふふ(笑)」
      おさむ「(笑)」

    みんないい人なのよね・・・

  • [結婚式場・廊下?]

    松本が撮影するビデオレター、続いては斎藤さん;

      斎藤 「おさむ、結婚、おめでとう!結婚には大事な3つの袋がありま
          す。まず1つ目は・・・1つ目は・・・何だっけ?」
      松本 「えっ、一つ目からですかぁ〜???」

    誰も真っ当なコメント、残せないのね(^^;)

  • [結婚式場・控え室]

    控え室に集う出席者一同。そこに上島もやってきたが、突然;

      花子 「ウーちゃん!」

    と、声を掛けたのは、花子さん。花子はADの頃の上島を知っていおり、いつもは強面の上島も、花子の前では立つ瀬がない模様(笑)。

      花子 「うちのラーメン食べて大きくなったようなものよね〜?でっか
          いばかりで全然使えなかったんだから」
      上島 「ちょっと、後輩の前でやめてくださいよ」
      花子 「何、偉くなったの?」
      上島 「いや、偉く無いですよ」

    上島は慌てて花子を控え室から連れ出していきました。

  • [結婚式場・中庭]

    一方、チャペルの外に広がる中庭では、翔子と弥生が浩太を誘って、特訓中?;

      翔子 「私たち、勝負かかってるから!」
      弥生 「ヨロシク!」

    と言って、浩太に『イイ男GET!!』と書かれた、ブーケのようなものを弥生が渡してます。要はブーケトスの練習をしたい模様。そこに長身の佐藤まで加わったりして、強敵現るって感じ?(笑)
    さらに、パワフルな花子さんまで加わって、ますまず生存競争が激しくなる模様です。

  • [W−1グランプリ・控え室]

    ライバルの様子を見ながら緊張のまま控え室に待機しているB3。(あれっ、本物の芸人さん、混じってる?Goro's Barつながりで、ハリセンボンだけは分かった(笑))

    やがて、番組スタッフがもうすぐ本番の時間だと、参加者に声を掛ける。

  • [結婚式場・控え室]

    W−1グランプリの様子は、どうやらテレビで生中継されるようで、控え室ではそのテレビの前にみんなが集合している。

  • [結婚式場・新郎控室]

    おさむのいる控え室に、竹田が一人で入ってくる。

      竹田 「もうすぐ始るぞ」
      おさむ「はい」

    落ち着いてじっとその場に座っているおさむを見て、そのまま出て行こうとする竹田に;

      おさむ「竹田さん、ズバズバが終わって、竹田さん、どうするんです?」

    と、問いかけるおさむ。

      竹田 「あ、俺は、何も無くなったから・・・。企画書を何枚も書いて、
          また、深夜からやり直すよ」
      おさむ「それに、俺も入れてもらえませんか?」
      竹田 「え?だって、お前、上島さんから新番組、誘われてるんだろ?」
      おさむ「はい。・・・断ろうと、思います」
      竹田 「だってお前、ゴールデンのいい話じゃないか?」
      おさむ「ズバズバのリベンジは、竹田さんと一緒でないと意味がないで
          すから」
      竹田 「おさむ・・・」
      おさむ「それに俺ももう一回、いちから、自分の面白いと思ったことだ
          けをやっていきたいんです。彼女に出会って思い出した、大切
          なことを、形にしていきたいんです。一緒にやらせて下さい!」
      竹田 「あ・・・もういっぺん、二人で、深夜からゴールデン目指すか!」
      おさむ「何年かかっても、やりましょうよ」
      竹田 「あはは」
      おさむ「(^^)」

    二人は固く誓い合ったのでした。

      竹田 「Wー1、見ないんだな?」
      おさむ「ええ。僕は、信じてますから。ここで待ってます」
      竹田 「じゃぁ、行くわ」

    そうして、控え室には、再びおさむだけが残った。あくまでもおさむはみんなとはギリギリまで交わらないのね。ドラマの撮影が(吾郎君のスケジュールが)いかにギリギリだったかと・・・

    ああ、それにしても、このシーンも色々と勿体無いなぁ。実際におさむが上島から新番組の誘いを受けているようなシーンもあってもよかったのに。それに対して、おさむが悩むようなシーンもあってもよかったのに。だけど美幸の姿や竹田の姿を見て、思い直すようなシーンがあってもよかったのに。それより、おさむと竹田のシーンをもっと描いて欲しかったなぁ〜。仕事関係のネタも含みつつ、二人の友情関係みたいなのが、あと1つ2つあれば、おさむのキャラクターというものがもっとよく分かったと思うのよね。ああ、勿体無い・・・(;o;)

  • [W−1グランプリ・決勝戦会場]

    W−1が始まり、ウエディングドレス姿で登場のB3は、とりあえずつかみはバッチリ。(個人的にはそれが面白いかどうかについては、疑問は残りますが)

    まずは8組の出場者の中で、出番を抽選で選ぶわけですが、結婚式が始る時間のことを考えると、最初がいいのだけど、美幸が抽選で引いたのは、ドラマとしてはお約束の『8番』=トリ。

    井之頭社長は、トリを引くなんて「素晴らしい!」と喜ぶが、そういう心境じゃない美幸です。

  • [関東中央テレビ・ドラマセンター]

    その頃、関東中央テレビでは、美也子の元に映画部プロデューサーが、美也子に客の呼べる脚本を書いて欲しいとやってくる。

      美也子「せっかくですけども、そのお話、お断りします」
      男性 「えっ、ステップアップのチャンスですよ!ギャラだって…」
      美也子「そういうの、興味が無いんです。私、自分が面白いと思うものしか書きたくないので。すみません」

    美也子は、おさむの如く、映画部のプロデューサーの申し出を断った。

    ここに来て美也子が出てきただけで、白けちゃう私ですが(美也子を見るだけでお腹一杯(^^;))、だけど、美也子にしても、その辺の考え方・価値観に関するエピソード、描いて欲しかったよね。いっそ最初から「そういうのに興味がある女性」として海外から戻ってくるとかさ。それなら、美幸と美也子を対比させる意味も出てきただろうし、おさむとの価値観の違いも描けただろうし。何よりも、むしろその方が美也子を嫌いにならずに済んだと思うわ。

  • [結婚式場・控え室]

    松本が撮影するビデオレターは、続いては花子さん。

      花子 「えっと、夫婦の愛情とラーメンのスープは温度が大事です。熱
          すぎてもいけないし、冷たすぎてもいけないよね。丁度いいの
          がこれが難しいんだけども、えーっと、いつまでも丁度いい温
          度の夫婦であって下さい。これ、里中からのお願いです。・・・
          いいかな、これで?」
      松本 「OK。最高っす!!」

    初めてまともなメッセージが撮影されたんじゃない?(^^;)



    その頃、斉藤さんと上島さんという、対照的なプロデューサー二人の会話が繰り広げられています;

      斎藤 「おさむに振られたんだって?」
      上島 「ええ、新番組、断られました」
      斎藤 「何考えてんだかなぁ、あいつも」
      上島 「俺はむしろ喜んでますよ、あいつらしい結論に」
      斎藤 「ほぉ、珍しいじゃねーか、お前が他人のこと、認めるだなんてさ」
      上島 「?」

    そうして、斎藤がふんぞり返って座っている長ソファーの隣に腰掛けて;

      上島 「認めてますよ、斎藤さんのことだって…」
      斎藤 「よせよ、嫌味か?」
      上島 「斎藤さんの番組がちゃーんと数字取ってくれなきゃ、俺みたい
          なのがいる意味、無いですから」
      斎藤 「(^^;)。お前の新番組の数字、楽しみだな」

    その斎藤の発言に、ニヤリと笑う上島。

      斎藤 「だから、怖いんだよ、お前のその顔!!!」
      上島 「ちーす」

    上島さん、ってそんなにお笑いを取るキャラだっけ?(汗) でも、こういうシーンが入るのは、最終回ならではだな、とは思う。

  • [結婚式場・中庭]

    その頃、中庭では、友美ちゃんの撮影が行われていたり、一方でその横で、美幸が無事に時間までに到着するかと翔子と弥生が心配していたり・・・。とにかく、もう、時間はかなり差し迫っているようです。

  • [結婚式場・新郎控室]

    式場の担当者がおさむの控え室に駆け込んできて、おさむに念押しを;

      係員 「本当に、大丈夫なんでございますね?!??!もう、次の方、
          すぐにいらっしゃるんです!」
      おさむ「大丈夫ですよ、間に合いますから。信じて下さい」

    相変わらず、おさむ君、落ち着いてます・・・生放送の番組に出てるんだから、式に間に合うか間に合わないかぐらいは素人でも分かるでしょうに!!・・・なんてことを考えちゃうから、どうしてもドラマを素直に見れない私(;o;)。

  • [W−1グランプリ・控え室]

    前半4組の出番が終わったところで、控え室の様子がテレビに映し出される。B3がインタビューを受けているが、あまりにガチガチに緊張して、とても言葉もロクに口から出てこない状態。それを見た義男は、咄嗟に、おさむのいる部屋に向かう。

  • [結婚式場・新郎控室]

    おさむが一人で待っていると、義男が駆け込んできた;

      義男 「おさむ君!美幸に、声をかけてやってくれないかな。今あいつ
          を力づけてやれるのは、君だけだ!」
      おさむ「はい!」

    自信満々に「はい」とか断言しちゃえるのは何故?

    美幸に電話するおさむ;

      美幸 『おさむさん、どうしよう。緊張してきた・・・』
      おさむ「大丈夫だって。みんな美幸ちゃんのこと応援しているから。美
          幸ちゃんは、俺が選んだ日本一面白い奥さんなんだから!」

    その一言で勇気がわいてくる美幸。(って、簡単だなぁ。もう少し最終回なりの気の利いた言葉がなかったのかねぇ)

      美幸 『・・・はい!!』
      おさむ「うん。頑張って」

    おさむの背後で、義男はおさむの言葉を微笑みながら聞いていた。

  • [結婚式場・控え室]

    義男がテレビの前に戻ってくると、「美幸はもう、大丈夫だ」と、さと子に耳打ちする。

  • [W−1グランプリ・決勝戦会場]

    そうして、いよいよ大トリで、B3が登場。

    緊張の一瞬だけど、いざ、B3がネタを開始すると、ステージ上で繰り広げられるB3のコントに、観客席には笑い声が響いた。



    美幸が会場を笑いで満たしている光景を想像して、微笑むおさむ。

       「天使が・・・舞い降りた・・・」
       「俺、笑いってとっても素敵なことだと思うんだよね」
       「ダメだ、このままでいいんだよ!」
       「ようこそ!こっちの世界へ!」

    美幸との出会いを振り返るおさむ。




    そうして、最後まで観客を笑わせ続け、B3の出番は終わった。客先からの拍手に幸せをかみ締めてる美幸だが;

      美幸 「あっ、忘れてた!!!いかなきゃ!」

    そして美幸は、結果発表を待たず駆け出した。


    美幸が走っている頃、ステージ上では結果発表。優勝は・・・;

      司会者「B3!!」

  • [結婚式場・新郎控室]

    その光景は結婚式場のテレビの前にいたおさむ以外の全員が見ており、竹田がそれを知らせに、おさむのいる控え室に飛び込んできた;

      竹田 「優勝!優勝だよ!!」
      おさむ「!」

    おさむは黙って頷いた。

  • [W−1グランプリ・玄関]

    式場で乗ったタクシーの運転手が、美幸を待っていてくれた。美幸は再び、そのタクシーに乗り込む。

    (そして、再び私の右手には握り拳(--;))

  • [結婚式場・待合室]

    結果に喜ぶ教会のテレビ前にいた一同だったが、一方で結婚式の時間は、もうとっくにやってきていたようで;

      担当者「盛り上がっているところ、大変申し訳ありませんが、そろそろ
          次の方の!!!」

    ふと見ると、次に控える結婚式の組のご一同様が、苛立ちながら待っていた。

      担当者「教会の方に移動いただいて、そろそろ式の方をお願いできます
          か!!!」
      義男 「・・・」

  • [結婚式場・新郎控室]

    同じく、おさむの元にも式場の担当者はやってきて、「急いで下さい」とおさむを案内してます。控え室を出ると、神父の姿をした日野陽仁さんが!!!(ここで日野さんキターーー!!!!!!)

      おさむ「今日はすみません」
      日野 「いえ。牧師役は3回目ですから、任せて下さい!」
      おさむ「あの・・・これを」

    といって、おさむは内ポケットに入れていた紙片を日野に渡す。そこに書かれている文字を見た日野はにっこり笑って;

      日野 「!」
      おさむ「♪」
      日野 「分かりました!」

    そうして、おさむはチャペルに向かった。

  • [渋滞の道路]

    だけど、肝心の美幸の乗せたタクシーは渋滞に巻き込まれ、身動きが取れない状態になっている。美幸は途中から走って式場に向う。

  • [結婚式場・チャペル]

    新婦の到着しない式場で、結婚式が始る・・・



    神父役の日野が、新郎のおさむ…だけを前にして、誓いの言葉を述べ始めた。

      日野 「汝、山口おさむと、太田美幸は・・・」

    教会の扉を見つめるおさむ。だけど、まだ美幸は姿を現さない。

      日野 「太田美幸は・・・」

    日野が続きを言うのを躊躇っていると;

      おさむ「・・・続けて下さい」

    と、おさむ。そのとき、美幸が息を切らせながらも到着した。一堂に笑顔が広がり、おさむと美幸は微笑みあう。


    美幸がヴァージン・ロードを歩こうとすると、焦ってドレスの裾を踏んでしまい、転倒(^^;)。

    その転倒する様子が、美幸はゆっくりと回転しながら倒れ、それと同時に、式をサポートする子供が手にしていた駕籠舞い上がり、その中に入っていた白い羽が、美幸の周りを舞い散る。おさむが美幸と最初に出合ったあの光景が再び・・・

      おさむ「天使・・・」



    そうして、床に倒れた美幸を義男がさりげなく助け起こす。二人は並んで、1歩1歩、ヴァージンロードを歩き始めた。


    義男は目に涙でいっぱいにしながら、美幸の手をおさむに渡した。そして、日野が、誓いの言葉を続ける;

      日野 「汝、太田美幸は、日本一面白い妻であることを、誓いますか?」
      美幸 「誓います!」
      日野 「汝、山口おさむは、妻、太田美幸を、日本一面白く輝かせるこ
          とを、誓いますか?」
      おさむ「誓います!」
      日野 「病める時も、健やかなる時も、振られたら乗り、ボケたら突っ
          込み、いついかなる時も、面白を忘れない夫婦であることを、
          誓いますか?」
      二人 「誓います」

    おさむらしいその誓いの言葉に、和む一同。

      日野 「それでは、”誓いのリング”の交換です」

    と、ここでのリングはもちろん、プロレスのリングではなく、本当の指輪のこと・・・。用意された指輪を手に取り、おさむが美幸の指に入れようとすると;

      美幸 「いてっ」

    指輪、入んないし・・・(;o;)

      おさむ「あ、ごめん」
      美幸 「すみません、むくんじゃって」
      おさむ「大丈夫?」
      美幸 「はい。ぐっと…」


    指輪交換の真っ最中に、美也子が式場にやって来た。最後尾の席に座り、「おめでとう」と、二人を祝福するのだった。


    指輪の交換は続いては、美幸からおさむに。(おさむの指の方が細いよね、何となく…(汗))


      日野 「それでは、誓いの、キッスを!」


    おさむが美幸のブーケを上げ、正にキスをしようと顔を近づけたとき;

      美幸 「あ、その前に・・・」
      おさむ「?」

    美幸が突然、会場に集まった人たちに語り始める。まぁ、こんなところでメッセージだ何て、タイミング的にはありえないけどねぇ。

      美幸 「私は、ついさっきまで、この格好で、笑い声の中にいました。
          おさむさんと出会う前の私には、考えもしなかったことです。
          それまでの私は、笑われるのが嫌いで、私なんか幸せになれな
          い、なっちゃいけないって。教会でこんなことを言うのは変だ
          けど、この世に、神様なんかいないって思ってました。そんな
          私におさむさんは、笑いで人を幸せにする素晴らしさを教えて
          くれました。そして、私自身幸せになれる、幸せになることを
          怖がらなくていいんだってことも、教えてくれました」

    そして・・・;

      美幸 「・・・私は・・・おさむさんが大好きです!だから今は・・・
          おさむさんに出会わせてくれた神様に、感謝します!そして、
          ブスに生まれたことに、感謝します!」

    その場にいる全員が拍手を送る。

    <ナレーション>
    この時、僕には見えた。
    僕の隣のブスの天使が世界中の誰よりも・・・


      おさむ「綺麗だよ」

    二人は微笑み合い、そして、誓いのキスをした・・・

    このキスの感じは、小さな恋のメロディだよねぇ〜。ああ、こういう雰囲気のドラマが見たかったよ・・・(と、最後の最後まですみませんm(_ _)m)



    チャペルを出て、みんなが階段の両サイドに列を作り、祝福する中、階段を下りていくおさむと美幸。ちゃっかりB3の他の二人や社長も、優勝カップを手に列の中に混じってます。その列の中をゆっくりと歩いていくおさむと美幸。その列を通り過ぎたとき;

      美幸 「それじゃぁ、いきますよぉ〜1,2,3」

    美幸の幸せなブーケが、大空に舞い上がった。

  • [結婚式場・ラストメッセージ]

    最後、松本が撮影したカメラに記録された、おさむと美幸へのお祝いメッセージ;

     【友美の場合】
      友美 「ご結婚、おめでとうございます。私も素敵な彼氏をゲットしま
          す!お幸せに」

     【ズバズバコンビの場合】
      竹田 「ご結婚おめでとう!」
      松本 「おめでとうございます」
      竹田 「幸せになれよ!」
      松本 「幸せになれよ!」

     【美幸友人コンビの場合】
      翔子 「美幸が幸せになってくれて、もう、本当に嬉しいです!」
      弥生 「美幸、これを野球に喩えるとね、逆転満塁ホームラン!だから」
      翔子 「何でそこで野球に喩えるの?」
      弥生 「いやいやいや」

     【どすこいラーメン店員と客の場合】
      浩太 「おさむさん、美幸さん、たまにはラーメン屋に遊びに来て下さ
          い!」
      日野 「そうだよ、どうすんだよ、どすこいラーメン」
      浩太 「いいじゃないですか、僕がやりますよ、ちゃんと」

     【テレビ局プロデューサーコンビの場合】
      斎藤 「おさむ、結婚おめでとう。笑いの天使を手に入れたな。これを
          元に、エッセーでも書いたら?」
      上島 「それが、ドラマになったりしてな」
      斎藤 「無いよ。あはは(笑)」
      上島 「無い無い」
      斎藤 「儲かったら回せよ!」

     【テアトルワールド社長とその芸人の場合】
      井之頭「(T_T)」
      沢木 「おさむさん、美幸先輩!ご結婚、おめでとうございます!」
          ※久保田さんもね!
      村田 「いやぁ、まさか先輩に先を越されるとは思わなかったですよぉ〜」
      井之頭「(T_T)」
      村田 「社長、社長、泣いてばっかりじゃなくて、社長からも何か言っ
          て下さいよ」
      井之頭「+$#%&”|*+”!」

     【ズバズバスタッフの場合】
      吉田 「おめでとうございまーす」
      佐藤 「(^O^)/~」
      吉田 「(カメラが下向いちゃって)ちょっと、松本さん、撮らないで
          下さいよ、下」

     【おさむ母の場合】
      恵美子「美幸さん、あなた何もご存知ないでしょ?ああ、いいの、大丈
          夫。私がね、ビシバシ教えてあげますから、これから仲良くい
          きましょうね」

     【美幸家族の場合】
      さと子「おさむさん、美幸、結婚おめでとう」
      絵里 「おめでとう!」
      義男 「おめでとう」
      さと子「世界で一番、可愛い花嫁さんよ。幸せになってね」
      絵里 「あーあ、私もお兄ちゃんみたいな人と結婚したいなぁ」
      義男 「絵里は・・・ダメ!」
      さと子「お母さんももう一回、結婚したくなっちゃった♪」
      絵里 「ねぇ〜」
      義男 「お母さんもダメ!」
      絵里 「したいなぁ」
      義男 「俺がいるだろ!」

     【美也子の場合】
      美也子「結婚おめでとう!ええ、幸せな笑のたえない家庭にして下さい
          ね。って言いながら、7年後また行きます!!!」(え゛っ?)

     【里中花子の場合】
      花子 「次は、赤ちゃんだね、赤ちゃん。ふふ(^^;)。 できれば、おさ
          むちゃん似の、いやいや、美幸ちゃん似の赤ちゃん、楽しみし
          てます。で、大きくなったらね、うちでまた、バイトやって!
          待ってるからさ、ね」


    最後は幸せそうに微笑むおさむと美幸のツーショットで〆でした。


<最終回感想>

出演者のみなさま、一部を除く(おい)スタッフの皆様、最後まで頑張った視聴者の皆様、本当にお疲れ様でした。もう、本当に、最後までモチベーションをキープし続けたその頑張りに対して、一方的に勝手に尊敬致しております。

もう、本当に最後の最後まで”惜しい”という気持ちのオンパレードで、どうしても、もう少しああだったら、こうだったらという気持ちが次々と止まりませぬ。

今回に限って言うなら、こういうほのぼのした終わり方もいいんですけどね。だけど”美幸VS友美”,”感動のラスト”みたいなことが予測されるような宣伝文句だっただけに、余計に終わったときの脱力感というのが大きくて・・・。

最終回、どう見たっておさむの出番が少なくて(おさむは何にもしてないし)、ああ、吾郎君のスケジュール調整の苦肉の策なんだろうなぁ、なんて素人感覚ではそんな風に見ちゃうんですが、だけどドラマの内容とそれとは関係の無い話で(それ以前からグダグダだったしさぁ)、最終回ももう少し何とかならなかったものかと、やっぱり惜しいとか思ってしまってます。
ああ、最終回、吾郎君のタキシード姿に誤魔化されそうになるけど、やっぱり内容に無理がありすぎで、入り込めないのよね…(汗)

もう、本当に、今回のドラマの感想は、ただひたすら”勿体無い”です。折角の題材だったのに、折角好発進したのに、折角途中からはドラマを楽しめるかもという気分になってきたところだったのに・・・そして、折角、『小さな恋のメロディ』なんていうお手本もあったのに、全部を自ら壊しちゃってる気がする…。直球ど真ん中のストーリーでよかったのにね・・・(;o;)。

吾郎君が折角、撮影に4ヶ月かけた作品なのに、こんな書き方しかできなくて、ごめんなさい。


(06.07.02)


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