ブスの瞳に恋してる

〜 第6話 「誕生日には涙を…」 〜


  • [関東中央テレビ・ロビー]

    美幸の元に向かおうとしたおさむは、テレビ局のロビーで7年前におさむの前から消えた美也子と目が合う。手にしていた美幸の手紙のうち1枚を落としてしまうおさむ。

      おさむ「・・・」

    呆然とするおさむを目の前にして、美也子は会釈をしてその場を立去った(何、その美也子の余裕は???)

    おさむは美也子の後を追うこともできず、美也子の後姿を暫く言葉を失ったまま立ち尽くしていたが、やがて落とした美幸からの手紙を拾い、もう一度その手紙に目をやる;

       『アナタといれば毎日がハッピーバースデー』

    その手紙を見て、美幸の元へと向かうおさむだが、だけど、美也子のことが頭から離れない。

    ここでは美也子じゃなくて、美幸の元へと向かうのね。この段階で美也子に突進できないところがおさむの意気地のないところなんでしょうか?(笑)。でも、余裕の美也子に対して、おさむは大混乱状態でしょうから、無理もないってことかな…。

  • [どすこいラーメンへの道]

    テレビ局を出て、どすこいラーメンに走って向かうおさむ(今日はいきなりおさむが走ってるわぁ〜。全力疾走じゃないけどね〜)。だけど、先ほどの美也子の顔がずーーーーーーーーーーーーーーと頭の中に残っている。

  • [関東中央テレビ・ズバットズバットスタッフルーム]

    そんな状況におさむが置かれているとはツユ知らず、おさむが出て行った後、竹田や花子たちは、「良かった良かった!」なんて脳天気に言ってます。そしてテーブルの上にある”何か”を見つけた花子さん;

      花子 「世話の焼ける二人よねぇ」
      松本 「でも、まぁ、なんやかんや丸く収まったってことで」

    なんて、言いながら、みんなで一本締めなんかやってます。そうしてテーブルの上の何かを見つけて;

      花子 「あっ?!」

    って、何があったの???

  • [どすこいラーメン]

    美幸は店のカウンター内で昼食時にやってきた客の対応を済ませ、片づけをやっている。ふと、店の入口に目をやると、店の暖簾の隙間から、おさむの後姿が見えた。おさむの後姿を見つけて、嬉しそうに店の外に出て行く(あれだけ固い決意で諦めたはずじゃなのに…(汗))

    一方のおさむは、中々店の中に入れなかったようで(モジモジしちゃって、乙女やねぇ〜(笑))、美幸が出てきて;

      おさむ「あ・・・あの…これ、ありがとう」
      美幸 「わざわざ、お礼言いにきてくれたんですか?ありがとうござい
          ます。私もう二度と会わないつもりで書いたから…」
      おさむ「そんなこと言うなよ!」

    なんてことを言うもんだから;

      美幸 「えっ♪」

    と、美幸に期待をもった目で見られちゃったおさむは、美也子のことが脳裏をよぎって、ちょっと更に戸惑ってます。

      おさむ「・・・。とにかく俺はまた会いにきたいと思ってるから」
      美幸 「♪!!」
      おさむ「・・・。あ、戻るわ。お…御礼言いにきただけだから」
      美幸 「はい♪」

    美幸は嬉しそうな表情を浮かべる。

      美幸 「またお越しくださいませー!」

    幸せ一杯でおさむの後姿を見送る美幸だが、おさむの後姿はそういう風が感じられず・・・おさむの心の中は暴風雨状態で、先ほどの美也子の顔が頭から離れないでいるのだった。

        『おさむはそのままでいいよ』

    おさむの中で、美也子に言われたそのことばが響く。

  • [どすこいラーメン]

    花子が出前から戻ってきた花子は、嬉しそうにしているみゆきに結果を確認する。

      花子 「で、何だって?」
      美幸 「また、会いに来てもいいかって…」
      花子 「それだけ?」
      美幸 「うん、それだけ」
      花子 「全く、奥手っていうか何ていうか、それじゃぁ、ちっとも告白
          に聞こえないじゃんねぇ〜」
      美幸 「告白?!」
      花子 「あんたの手紙を読んだときのあのおさむちゃんの目。あれは今
          から告白するぞっていう男の目だったよ。間違いない!」

    (あのときはそれで間違い無かったんだけどねぇ〜(汗))

      美幸 「まさかぁ〜」
      花子 「やったぁ」
      美幸 「どうしようぉ〜」

    そうして、完全に舞い上がっちゃった美幸。


    そんなときに店にやってきた一人の男性のお客さん;

      上条 「花ちゃん、久しぶり」

    なんて言いながら店に爽やかに登場した男性(@本日のゲストは山下真司さん)は誰???

  • [関東中央テレビ・ズバットズバットスタッフルーム]

    竹田や松本は、美幸の書いたネタを見ながら、新企画の手ごたえを感じている。

      松本 「これ、いけますよ。そのまま使えるのもあるんじゃないですか?」
      竹田 「これで新コーナーも見えたな。よし、台本にしてくれ。な」
      松本 「はい」

    と、ズバットズバットの新コーナーの方はこれで上手く行きそうです。

    美幸、女優よりもバラエティの構成作家になった方が向いてるんじゃないだろうか?

    が、なのになのに、部屋の片隅ですっきりしない表情をしているおさむ君。そのおさむの様子を見た竹田は;

      竹田 「行ってきたんだろ?美幸ちゃんのところ」
      おさむ「ええ・・・まぁ、はい・・・」
      竹田 「雨降って地固まる、ってやつだな。あははは、よかった、よか
          った」

    と、喜んでる竹田は松本に「今日中にそれ、頼むぞ」なんて言ってるけど、一方のおさむは;

      おさむ「外出たら、夕立でした・・・」

    なんて独言ちております。この言い方、今回の放送の中でかなり好き!ちょっと聞き取りにくいけど、あんな状況をこういう言葉で喩えるおさむは、やっぱりオモシロ好き?(笑)

  • [テアトルエコー]

    社長の井之頭を前に、グランプリに向けてネタを披露しているB2の二人。だけど、その渾身のネタも恐ろしいぐらいに笑えないようで…。

  • [どすこいラーメン]

    店でラーメンを食べている上条さん。いい男を目にすると花子さんはそれだけで上機嫌になってます。その様子を横目で見ている美幸。

      上条 「10年間ずっと気になっていたんですよ。いや、この間ね片付け
          をしていたら、この丼見つけましてね。私、気になり始めると、
          どうにも落ち着かない性分でして。いやぁ〜、これでやっと、
          胸のつかえが取れました」
      花子 「ていうことは、もう来て下さらないんですか?」
      上条 「また、会いに来てもいいんですか?」

      美幸 「ああ、どっかで聞いた台詞・・・

      花子 「もちろんです!!いつでもお待ちしています!!」

    そこへ、あの常連のお客さんが、「一日一回、おばちゃんの顔を見ないと、生きていけなくてさ〜」なんて言いながらやってきます。このお客さんの顔をじーーっと見ている上条さんは、この日はこれで帰っていきました。


      花子 「今のあの台詞、流行ってんのかい?告白だろう、あの台詞!!」

    と、先ほどのおさむの言葉と同じことを言われたもんで、完全に好意をもたれていると思い込んでる花子さん。

      花子 「ああ、さっき言い忘れたこと忘れてた。今度の日曜日…」
      美幸 「何があるんですか?」
      花子 「おさむちゃんねぇ、誕生日だって」
      美幸 「ええ!!!!」

    この一言で、今度は美幸が舞い上がり始め・・・

  • [書店]

    帰り道、早速、おさむに何かプレゼントをしようと、書店を散策する美幸。頭の中でイメージしているのは、どうやら手作り系のようですが、料理系はどうも苦手なご様子・・・。

  • [メゾン・ド・桜台]

    夜。美幸は帰宅して、いきなり同居人の翔子と弥生に、これまで彼氏に贈ったプレゼントについてリサーチしはじめる。もう、新しい彼氏ができたのかと早合点する弥生だが;

      美幸 「新しいっていうか・・・」
      弥生 「えっ、まさか、おさむさん??」
      翔子 「諦めたんじゃななかったの」
      美幸 「うん・・・私は諦めたんだけど、向こうがそうじゃなかった、
          っていうか…」

    もう、勘違いしちゃって・・・と思うけど、まぁあの状況じゃぁ、そう思うよな。恋をするまではあれだけ警戒していたのに、恋をしちゃうとブレーキがきかなくなってる部分もあるように思いますが(汗)。

    よかったと喜ぶ二人。で、美幸のおさむへの誕生日のプレゼントは「手作り系でもいっとく?」(by 弥生)ってことで、すでに美幸は何をプレゼントするか決めてるようですが、二人には「秘密」だと。

    部屋にこもって、先ほど書店で買った本を取り出す美幸。それは『3日であなたもニットの魔術師』なんていう胡散臭げな編み物の本。美幸はおさむがニットを着た姿をイメージして、思わず顔がにやける。

    って、おさむへのプレゼントって、ニットですかい!!しかも、胸にピンクで「おさむ」の文字が入ってる!!!イメージショットとはいえ、それを実際に着て照れてる吾郎君がかわええ!!!!(いや、かなり笑える???(汗))

  • [おさむの部屋]

    一方で、美幸が春を迎えた気分になっているのとは正反対のおさむは、部屋のソファーに寝転び、天井を見つめながらも美也子のことを考えている。

    <ナレーション>
    7年前、彼女は突然姿を消した。
    理由も言わないまま。


    その当時、アパートに急いで帰ってきたときには、既に美也子の姿だけでなく、美也子の痕跡は全て消えていた。

    <ナレーション>
    それからの僕は、仕事も手につかないほどに荒れていた。


    美也子が姿を消して、荒れた生活をするおさむ。(きゃっ、やさぐれおさむだわ(*^^*)。ファンってこういうシチュエーションに反応しちゃうのよぉ〜)

    <ナレーション>
    やり場のない怒りと、寂しさを忘れるには、時間が必要だった。
    夢中に仕事をして、仕事をして、7年の時が過ぎた。
    でも、どうしていなくなったのか、
    その理由だけは今も、心の奥に引っかかったままだ・・・


  • [撮影スタジオ]

    翌日。今日も撮影スタジオで撮影をしている友美ちゃん。(友美の仕事場っていつもここなのね(笑))。マネージャーに、恋人の話を窘められるが;

      友美 「でも、実際にいるんだし」

    と、何処吹く風の友美ちゃん。だけど、ついに事務所社長さん(女社長役は岡まゆみさん)まで登場しちゃって;

      社長 「そうしたら、仕事、ぜーんぶなくなるかもね」

    って、かなり凄みがあるんですが、この社長・・・(怖っ)

      社長 「彼とは暫く連絡はとらないで。もう、手は打ってあるわ」
      友美 「・・・」

    手は打った、ってなんですか、一体っ?!(怖っ)

  • [関東中央テレビ・バラエティーセンター]

    斎藤宛に1通のファックスが届く。

    そのファックスを手にて斉藤はおさむを呼び出す。そのファックスは友美の所属する事務所の社長の名前で、標題には『警告書』という文字が書かれてます(って、ここまでストレートに証拠が残るようなファックスが入るもの?恐喝だよね?(汗))

      斉藤 「分かってんだろうな、おさむ!これ!」

    そのファックスを手にするおさむ。

      斉藤 「直接、交際相手のお前じゃなくて、俺に送ってきたっていうこ
          とは、これ以上お前が変な動きをしたら、俺のクビが飛ぶって
          いうことなんだ。これは分かりやすい圧力だ。*******
          だよぉ〜」
      おさむ「・・・。僕はどうしたら?」
      斉藤 「もう、何にもしないでくれ。今後、記者の質問にはこの通り答
          える!後はもう、おとなしく家でじっとしてろ!な」
      おさむ「・・・ああ・・・わかり・・・ました」
      斉藤 「今日は向こうは会見を開く。交際否定の会見だ!」

    斉藤の言う事に素直に従っちゃうおさむくん。つーか、友美よりも別のところに気持ちが行ってるっぽい表情をしているのを見ると、友美が可哀想とか思っちゃうのよね。

  • [関東中央テレビ・廊下]

      竹田 「お前も大変だな・・・」

    先ほど斉藤から見せられたファックスと同じ物を竹田が手にしている。恐らく竹田の元にも、同じ物が送られたのでしょう。

      竹田 「友美ちゃんがこれで、美幸ちゃんもいて、そこに元カノも戻っ
          て・・・」
      おさむ「・・・」
      竹田 「脚本家になったんだってな」
      おさむ「脚本家?」
      竹田 「うちの局でドラマ書くって。それで戻ってきたらしい」
      おさむ「そうなんですか?」
      竹田 「そっか、そういうの、お前はもう、経験済みか・・・」
      おさむ「何の・・・ことです?」
      竹田 「おいおい、当人は知らないのか」
      おさむ「美也子のときですか?」
      竹田 「彼女、無名の頃、オーディションでドラマの主演に決まりかけ
          たことあったろ?」
      おさむ「ええ」

    そのときの様子を回想するおさむ。

    美也子がオーディションに受かった日、アパートに戻ってきてそのことをおさむに報告している。

      おさむ「やったじゃん!すごいよ!!」
      美也子「やっと私の順番がまわってきたのよ!」
      おさむ「うん!おめでとう!!」

    二人は手を取り合って飛び上がって喜んだりしていた。



      竹田 「その異例の抜擢を、面白く思わなかったライバル事務所は1つ
          や2つじゃない。そのどっかが、お前との仲を週刊誌に垂れ込
          んだ」

    だけどそれは、美也子の所属する事務所の方が何とか揉み消していた・・・そして美也子はおさむと別れる様に宣告されていたのだった。

      竹田 「その時も、事務所の圧力が相当あったって噂だよ。ま、どこま
          でが本当か分からないけど、俺はそう聞いてる」
      おさむ「・・・」

    竹田まで知ってる話をおさむは知らないのか…(汗)。まぁ、当人って案外、そういうものだけどね。

  • [関東中央テレビ・ドラマセンター]

    ドラマのプロデューサー柏木のところに打ち合わせにやってきた美也子。

  • [関東中央テレビ・食堂]

    その足で、柏木と一緒に食堂にやってきた美也子。二人でここに来たということは、一緒に食事orお茶にでも来たんじゃないのかな?
    なのに、おさむが食事をしているのを見つけると、柏木を放っておいて、おさむに話し掛ける美也子。

      柏木 「どうしました?」
      美也子「ちょっとすいません」

    そうしておさむの方に向かう美也子。当然、柏木は、あまり良い顔をしておりません。あれだけ美也子にアプローチしてるしねぇ〜。

      美也子「ここ、空いてますか?」
      おさむ「どうぞ・・・」

    おさむは箸を止めて見上げると、そこには美也子の姿が。おさむの心臓止まりそうな状況だろうね、これは。逆にここで普通に話し掛けていく美也子の心臓はたいしたもんだと思います。

      美也子「変わってないね、その食べ方」
      おさむ「えっ」
      美也子「好きな物ばーっかり先食べちゃう」

    実際に、皿の上には付け合せの野菜なんかが残ってます。おさむは野菜嫌いなのか・・・味覚がお子様なおさむ(笑)

      おさむ「ああ・・・(笑)。久々に注意されたよ、そんなこと」
      美也子「久しぶりだね」
      おさむ「びっくりしたよ。あんな所でばったり会うなんてさ」
      美也子「・・・」
      おさむ「・・・。脚本家になったんだって?」
      美也子「そう。あれからロンドンに行って勉強したの」
      おさむ「そうなんだ」
      美也子「うん。私ね、あの頃おさむの仕事を見てて、素敵だなって思っ
          てた。おさむの頭の中にしかなかったものが、いろんな人の力
          で形になっていくの。すごいな〜って思った。それで、私も書
          いてみようって」
      おさむ「・・・」
      美也子「だから、今の私があるのは、おさむのおかげだよ」

    <ナレーション>
    僕が知りたいのは、どうしていなくなったかだ。


    おさむは悶々としたまま;

      おさむ「ああ、じゃぁ俺、仕事だから行くわ」

    と、席を立つ。

    <ナレーション>
    でも、それは聞けなかった。


    その別れ際、美也子はおさむに尋ねる;

      美也子「ねえ?」
      おさむ「ん?」
      美也子「もうすぐお誕生日だよね。あのお店、まだあるのかな」
      おさむ「あれから行ってないからね」
      美也子「そっか。うん・・じゃあね」

    美也子はその場を立去った。美也子の後姿を追うおさむ。って、ここでも美也子が先にその場を立去っちゃうのね。

  • [記者会見場]

    友美の熱愛否定会見が執り行われる。会見では、友美とおさむは、別れたと明言する。

      記者 「Y氏とはどういう関係ですか?」
      友美 「だから、沢山いるお友達の一人です」
      記者 「と言うことは、彼氏ではないということですね」
      友美 「はい。今はお仕事が恋人です」

    その様子をモニタで見ていた斉藤は、とりあえず安堵の表情を示す。

  • [どすこいラーメン]

    どすこいラーメンでのバイト中も、おさむにプレゼントするニットを編みつづける美幸。仕事中にするなら、いっそ、バイト休むという選択肢は無いんでしょうか???

    店主の花子は花子で、鼻歌を歌いながら『ブスにも 春は やってくる』とご機嫌で画用紙に書いてます。何でもこの日のお昼にも上条がやってきていたらしい。

      美幸 「何かいい展開だよね」
      浩太 「ちょっと心配です」
      美幸 「何が?」
      浩太 「店長の勘違いで、あの男本当は悪いやつなんじゃないかな。店
          長騙して、お金を取ろうとしてるとか?!」

    浩太が心配するも無理は無いか・・・。

    そこに、今日は竹田と松本が、先日のお礼を兼ねて店にやってくる。美幸に番組のグッズを紙袋いっぱい詰めて持ってきたりしてます。美幸が編み物をしているのを見て;

      竹田 「何、それ?おさむにプレゼントするの?」
      美幸 「あ、まだ内緒にしておいて下さい。できるかどうかわからない
          から」
      松本 「美幸ちゃんからのプレゼント、待ってると思うよ」

    と、松本は焚き付けてます(笑)。その横で浩太は落ち着かない気分で見てるようですが。こんな態度を取られると、浩太は美幸に恋してると視聴者は思うよなぁ。決して好意的に見ているだけじゃぁ、こういう風にはならないと思うんですが…>スタッフさま。

  • [おさむの部屋]

    夜。おさむは今日も夜遅くまで部屋で仕事中。そこに友美ちゃんから携帯メールが入ります。

      『お誕生日おめでとう
       しばらく会うなって言わ
       れちゃった(T_T)
       お仕事なくなったら困る
       しー(T_T)
       誕生日プレゼント
       贈っとくね!』

    可愛いと思うんだけどな、友美ちゃん・・・。返事ぐらい返してやれよ(ToT)

  • [メゾン・ド・桜台]

    美幸が帰ってくると、翔子と弥生が美幸をクラッカーでお出迎え。

      弥生 「やったね!美幸!」
      翔子 「おさむさん、蛯原友美と別れたんだって!」
      弥生 「あんたが勝ったのよ!!」

    二人は友美の会見を見ていたようで、その結果、おさむが美幸を選んだのだと判断したようです。(いや、それとこれとがつながるっていうのもどうかと。マスコミの会見なんかを100%信じてどーするよ(汗))

    二人は美幸に、おさむに何を作っているのか尋ねる。

      美幸 「私ね、昔から決めてたんだ。好きな人の誕生日にはこれあげよ
          うって」

    美幸はそう言いながら、『三日であなたもニトの魔術師』という怪しい人物が表紙に写っている例の編物の本を見せる。それを見て絶句状態の二人。

      翔子 「さすがに・・・3日じゃ無理なんじゃない?」
      美幸 「がんばるもん!」
      弥生 「っていうか、ニットってさ、冬物じゃん?」
      美幸 「サマーニットだから、大丈夫!ああ〜、おさむさんに会うだろうな〜!」

    と、再び美幸の脳裏には、サマーセーターを着たおさむの姿が再び!!もちろん『おさむ』と名前入りのやつですが、ちょっとポーズが違って、2度美味しいぞ、おい!!
    美幸のすばらしいセンスのおかげで、非常に珍しいものを見せて頂きました。ごちそうさまです・・・って、いや、でも、おさむ、本当にその女性でいいのか???誕生日プレゼントにセーターを編んでるなんていう事実を知っても、彼女のことを「オモシロ」だと言えるのか!!!(悩))



    自室に籠もる美幸だが、残った翔子と弥生は;

      弥生 「サマーニットってあり?なし?」
      翔子 「無しだけど、まぁ、乙女心ってやつですかね」

    絶対、無しだって。もらったら困るって!


    部屋でラジオを聴きながらひたすら編み物をする美幸。ここでいつものように、ラジオからジューシーからのメッセージ。

       『恋を彩るアイテムの一つに、プレゼントがあるよね。
        恋人に贈るプレゼント、何がいいかなってみんな迷うよね。
        でも、本当に大切なのは、その迷っている時間なんだよ。
        プレゼントには、君が恋人を思う時間が込められている。
        旅先で選ぶ小さなお土産にだって、離れた場所でもあなたのことを
        考えてたって、そんな想いが、込められている。
        彼を思う時間を、プレゼントしてあげて下さい・・・』



    来る日も来る日も、おさむの誕生日に向けて、美幸は編み物を頑張る。
        :
        :
        :
        :
    誕生日の前々日の夜も編み続け、そうしてついに美幸は編み物をしながら・・・眠りに落ちた・・・(汗)そりゃぁ、手紙書いたりして睡眠不足が続いてたしねぇ〜


    ・・・そして翌日。即ち、おさむの誕生日の前日の朝。

      美幸 「あーーーーーーーっ!!」

    美幸の部屋から悲鳴が聞こえ、翔子と弥生が駆けつける。

      美幸 「寝ちゃった。明日なのに全然出来てない・・・どうしよう」

    それでこそ美幸、って感じかも(汗)

      弥生 「だから3日じゃ無理って言ったじゃん、もう」
      美幸 「だって3日で出来るって書いてあったんだもーん」
      弥生 「どうすんの!?誕生日なのに渡せなかったら意味ないじゃん」
      美幸 「いい。できてから渡す!」
      翔子 「もうさ、他のプレゼント買ったら?」
      美幸 「やだ。時間をプレゼントするんだもん!絶対作る!」

    自分の能力省みず、一人突っ走ってませんか、美幸さん。乙女心で片付けていいものでしょうか?(汗)

  • [どすこいラーメン]

    職場でなおも編み物をする美幸。花子も今日中に作り上げるのは無理では、と言うが;

      美幸 「いいんです!私にとっては毎日がハッピーブースデイですから」
      花子 「そうか。別に焦る必要ないもんね」

    それで納得しちゃったんですか???(汗)

    それよりも、店には今日もまた上条がやってきてます。

      上条 「ごちそうさま。また明日も来ていいですか?」
      花子 「もちろんです。それはとても嬉しいんですけど!」
      上条 「ここにいつもいらしてる常連のお客さんいますよね」
      花子 「はい」
      上条 「彼に、負けるわけにはいきませんから」

    上条が帰っていった後、今の言葉で盛り上がる花子さん。

      美幸 「店長に春が来てる!来てます!!」
      花子 「Spring has come!!!」

  • [関東中央テレビ]

    柏木と打ち合わせ中の美也子。かなり脚本の方は進んでいるようです。柏木から食事に誘われるが、美也子は予定があると言って断る。

  • [おさむの部屋]

    夜。おさむは部屋で仕事をしていいる。

    自宅でズバットズバットの『女の格言』企画案をパソコンに打ち込むおさむ。ふと、その手が止まり、美也子のことを思う。

       『もうすぐ誕生日だよね。あのお店、今もあるかな・・・』

  • [レストラン]

    美也子はおさむとの思い出のレストランに来ていた。7年前と少しも変わらないその店。土曜日なのにお客もいないけどね・・・(汗)

    この店のシェフは、マイク真木さん。

      シェフ「どう、変わってないでしょう、うち店?」
      美也子「うん。嬉しいぐらい変わってない。昔はここに、1年に何度か
          来るのが精一杯の贅沢だったな」
      シェフ「ああ、誕生日とかに来てくれてたよね。それからパタっと来な
          くなったからさ、さては結婚して海外にでも行ったのかなと、
          思ってた」
      美也子「半分は、当たってます」
      シェフ「?」

    店の時計を見つめながら、一緒に祝ったおさむの誕生日を思う美也子。


    その昔、おさむの誕生祝をこの店で行っているおさむと美也子。店の時計はあと数秒で12時を指すところ。おさむと美也子がテーブルに向かい合って座っている;

      美也子「5,4,3,2・・・」

    そうして、シェフが「Happy Birthday!」とバースデーケーキをテーブルに出してくれた。

      おさむ「ありがとうございます」
      美也子「これ、プレゼント」
      おさむ「ありがとう・・・」
      美也子「ふふふ(笑)」


    幸せだったあの頃の思い出・・・

  • [おさむの部屋]

    一方のおさむも当時のことを思い出しています。部屋の時計の針は、夜の10時すぎを指していた。

    結局、おさむもあの店に向かった。

  • [どすこいラーメン]

    閉店した店の中で、一人残って編み物をしている美幸。

  • [レストラン]

    おさむが美也子との思い出の店にやって来た。店の扉を開け、中に入ると、店のシェフが出迎えてくれ、そして、美也子もテーブルに座っていた。

      おさむ「・・・」
      シェフ「あ、久しぶり。お待ちかねだよ」

    微笑む美也子(って、おさむが来るのを確信していたみたいな表情がちょっとなぁ〜)

    美也子の姿を見つけて、懐かしくもほろ苦い、そんな表情で微笑むおさむ・・・。



    テーブルに座ったおさむは美也子から;

      美也子「これ、プレゼント」

    と、誕生日プレゼントを差し出される。

      おさむ「えっ?」
      美也子「覚えてる?私が昔、目覚まし時計をプレゼントしたの」
      おさむ「ふふ。今でも使ってるよ」
      美也子「本当に!?まだ動いてんだ」
      おさむ「俺は相変わらず美也子に起こされ続けてるなー」
      美也子「ちゃんと起きれてる?」
      おさむ「ああ、朝が弱いのは変わらないかな」
      美也子「あ、それ・・・いらないか」

    美也子がおさむにしたプレゼントは、新しい目覚まし時計・・・

      美也子「ロンドンで見つけたの。日本に帰って、おさむと会うことが出
          来たら、渡そうと思って」
      おさむ「ありがとう」

    そしておさむは思い切って7年間抱き続けていた問いかけを美也子にする;

      おさむ「あ・・・・・・・・・どうしても、聞きたいことがあって…」
      美也子「何?」
      おさむ「7年前、どうして、急にいなくなったの?俺に何も言わないで」
      美也子「それを今聞いてどうするの?」
      おさむ「えっ?」
      美也子「もういいじゃない、昔のことなんだから。今こうして、また会
          えたんだから」
      おさむ「良くない!良くないよ!俺はずっと引っかかってたよ。何やっ
          てても、不意に美也子のことを思い出してさ。今でもそうだよ。
          他に誰かと付き合ってても、やっぱり美也子のことを思い出し
          て。その度に、どうしていなくなったのかなって。俺が悪かっ
          たのか・・・俺が何をしたのかなって・・・俺はずっと!!!」
      美也子「ほんと、おさむ変わってない!」
      おさむ「変わってないのは美也子の方だろ!?勝手にいなくなって勝手
          に帰ってきてっ。俺は!!・・・」

    おさむにそう言われて、涙を浮かべる美也子。

      おさむ「・・・」

    そのまま二人は沈黙を続ける。店のシェフは二人のために、おさむの誕生ケーキを作って出そうとしたが、沈黙を続ける二人を見て、結局出すことができなかった・・・

    美也子からのプレゼントを手に一人で家に戻るおさむ。

    おさむと美也子、どっちが正しいとか、どっちが辛いとか、そういう話ではないところが悲しいよね。でも、ここでちょっとだけ晴明様@ドラマ陰陽師の台詞を思い出しちゃったよ(笑)。”捨てるのであれば子供にそう告げるべきです”みたいな…(^^;)。

  • [メゾン・ド・桜台]

    美幸が帰宅すると、翔子と弥生が編物をしていた。徹夜してでもプレゼントを仕上げるという。美幸は、感激のあまり泣きながら二人に抱きつく。

    そうして、3人でセーターを編み始めた。

  • [おさむの部屋]

    おさむのもとには、友美から誕生日プレゼントが届いていた。中を開けるとそこには大きな熊のぬいぐるが。それはいつも友美のそばに置いてたぬいぐるみ。

       『Happy Birthday
        お誕生日 おめでとう
        しばらく会えないから
        これを友美と思って
        可愛がってね
               友美』

    友美の姿がおさむの脳裏にフラッシュバックする。フラッシュバックするなんて、初めてじゃない?!で、おさむ、メールの返事は出したのか?!

  • [メゾン・ド・桜台]

    そして、朝。

      美幸 「できた!」

    美幸は、徹夜でセーターを完成させたらしい。信じられないぐらい、プロ級の仕上がりという突っ込みはこの際、無しってことで・・・(笑)

      美幸 「ありがとう!これで、ちゃん誕生日に渡せる!」
      弥生 「完成したけど、本当にサマーニットでいいのね?」
      美幸 「うん。なんで!?」
      弥生 「ううん・・・。あ、疲れたぁ〜寝る!」
      翔子 「私も。おやすみ!!」

    何はともあれ、嬉しそうな美幸。

  • [どすこいラーメン]

    バイト中、テンションが高い美幸。それよりもテンションが高いのが店長の花子さん。今日も上条が店にやってきていたのだ。

    そこにいつもの常連客が。上条がその常連客に、喧嘩を売るんじゃないかというような空気で話しかける。どこかで会ったことがあるはずだという上条さん;

      上条 「どこかで必ずお会いしているんです!それがどこだったのか思
          い出せないんです!初めてここであなたを見たとき、誰だっけ
          なって思って、思い出せなくて。それでもう一目見よう、もう
          一目見ようって、毎日ここに通ってたんです。どこで会いまし
          た!?」
      日野 「・・・それはひょっとして、テレビの画面かなんかを通してお
          会いしたとか、そういうことじゃないですか?」
      上条 「テレビ?」
      日野 「私こう見えて、俳優やっておりまして、名前を日野陽仁と申し
          ましてですね」
      上条 「そうか!!俳優さんだ!!いや私ね、気になりだしますとどう
          にもならない性分でして。ああ、すっきりしました。あはは♪」

    って、そういうオチかよ!

      上条 「ごちそうさま。おつりは要らないよ」

    上条はそう言い帰っていった。ショックを受ける花子。それを見ていた美幸は;

      美幸 「二つ同時に春は来ないか」
      浩太 「美幸さんも気をつけて下さいね」
      美幸 「私は大丈夫だよ!」

  • [関東中央テレビ・ズバットズバットスタッフルーム]

      佐藤 「おめでとうございます!!」

    一方、ズバットズバットのスタッフルームでも、スタッフたちから誕生日を祝ってもらってるおさむ。やさしいねぇ、みんな。おさむは、スタッフのみんなからケーキをもらっていて、ロウソクを消してます。と、楽しい時間のはずなのに、どこか元気のないおさむ。

      竹田 「?」

  • [関東中央テレビ・廊下]

    竹田はおさむからその後の、話を聞く。

      おさむ「昨日、美也子に会いました」
      竹田 「それで?」
      おさむ「この間言ってた噂の真相も、どうして俺の前からいなくなった
          のかも教えてくれませんでした」
      竹田 「それで余計、気になるみたいだな」
      おさむ「はい」
      竹田 「彼女、始めて番組起用したのって、上島さんなんだってな」
      おさむ「ええ」
      竹田 「当時、おまえと彼女が付き合ってるのを上島さんは?」
      おさむ「・・・」
      竹田 「だとしたら、何か知ってるかもな」

  • [関東中央テレビ・テラス]

    竹田のその言葉で、おさむは上島を訪ねる。今日もテラスでタバコ片手に太極拳をしながら、集中している上島さん(笑)。って、ここで上島さん登場か…。おいしいキャラだなぁ。

      上島 「お前、タバコ吸ったっけ?」
      おさむ「あ、いや・・・実は、昔のことで聞きたいことが・・・美也子
          のことです」
      上島 「お前のがよく知ってるだろ」

    いやいや、上島さん、ボケてる場合じゃなくて…(笑)

      おさむ「僕が知りたいのは、どうして僕の前から居なくなったのか…。
          それだけなんです」
      上島 「それを今聞いてどうすんだよ?」
      おさむ「・・・美也子も全く同じことを言ってました。でも、知りたい
          んです。でないと、前に進めないっていうか・・・」
      上島 「・・・もう帰ってきたからいいかぁ〜。そんなことで前に進め
          ないとか言っているようじゃ、彼女も本意じゃないだろうしな」
      おさむ「?」
      上島 「お前との関係を隠蔽しようとする事務所の要求に、彼女は一度
          も頷かなかった。そこで、事務所側の手はお前に伸びた」
      おさむ「僕にですか?」
      上島 「事務所の動きに感づいたのか、彼女は俺のところに相談に来た」


    7年前。上島の元を訪ねた美也子。

      上島 「おさむと、別れてやってくれ。このまま君と付き合っていたら、
          おさむは潰される。作家としてのおさむの将来は無くなるのは、
          俺も君も望んでいないはずだ。今はおさむも君も、仕事を選ぶ
          べきだ」

    おさむ、上島さんからも愛されれてる??みんなに護られてるやん!

      美也子「みんなそう言うんですね。仕事を取れとか、今は恋愛はいらな
          いとか。どうして2つを一緒に並べるんですか?私には、両方
          とも大事です!!どちらかを選ぶだなんて出来ません。・・・
          でも、どちらかを選ばなければいけないと言うなら、私は両方
          とも捨てます」
      上島 「!」
      美也子「自分に嘘をつくのも、おさむにこれ以上迷惑をかけるのも、耐
          えられないから」


      上島 「それが、彼女の出した結論だ」
      おさむ「!」

        『おさむはそのままでいいよ』

    おさむは上島に頭を下げ、美也子の元へと走り出した。

      上島 「喋りすぎた・・・」

    上島さん、面白すぎ・・・(汗)

  • [ドラマセンター]

    美也子に会いにドラマセンターの柏木のところにやってきたおさむだが…

      おさむ「藤原美也子さんのことで」
      柏木 「たった今、出て行ったよ」
      おさむ「あ、そうですか、ありがとうございます」
      柏木 「・・・」

    ちょうど美也子はドラマセンターを出たところだった。でも、この柏木さん、単なるPなのか、物語に絡んでくるのか、どっちなのかなぁ。意味深な視線を見せすぎなんですが…

  • [どすこいラーメン]

    美幸は綺麗にラッピングしたプレゼントを胸に抱え、おさむの元へと向う。

  • [関東中央テレビ]

    おさむは、テレビ局の地下の車乗り場に降りて来くるが、今一歩のところで、美也子の乗る車が出ていってしまう。その車を走って追いかけるおさむだが(全力疾走のおさむ君!!!たぶん、全力疾走してるんだと思う・・・(汗))、結局追いつけなくて・・・(追いつけない方がおさむらしい?(^^;))

    おさむが諦めたとき、視線の先では車が止まり、美也子が下りてきた。

  • [歩道橋]

    美幸がテレビ局に向かっていると、その先の歩道橋の上におさむの姿が見える。そして、そのおさむの目の前に、別の女性の姿も・・・

      美幸 「・・・?」


    美也子に当時の話をするおさむ。

      おさむ「全部、わかった。美也子が、俺なんかよりずっと辛かったこと。
          俺の為に苦しんでくれたこと。俺が未熟だったから、美也子に
          何もしてあげられなかったこと。それなのに、勝手にいなくな
          ってとか言って・・・本当にごめん。今までずっと、ごめんね」
      美也子「本当だよ!」
      おさむ「・・・」
      美也子「7年分、謝ってもらわなきゃ」
      おさむ「ごめん・・・」
      美也子「ほんと辛かったんだよ。何もかもが嫌になった。ただ、おさむ
          のこと、おさむの将来のこと・・・それだけは大切にしたかっ
          た。海外に行ったのだってさ、最初は、脚本の勉強をするため
          なんかじゃなかったんだよ。日本にいたら、おさむに会いたく
          なる。会ったら迷惑になる。それなら、いっそのこと誰もいな
          いところに行こうって・・・」
      おさむ「・・・」

    更に近づいて、二人の様子を見ている美幸。


    美也子は目に涙を浮かべながら話を続ける。

      美也子「私だっていつもおさむのことを思い出していた。プレゼント、
          あの時計だけじゃないんだよ。渡すことも出来ないのに、毎年、
          誕生日プレゼント買ってさ。日本に帰るのが決まったのは嬉し
          かったけど、私、すごく怖かった。私の本当に帰る場所はある
          のかなって。私の帰る場所なのかなって。・・・怖かった」
      おさむ「・・・」
      美也子「そしたら、昔と全然変わらないおさむがいて・・・私嬉しくて」

    涙を流す美也子を、おさむはたまらなくなって抱きしめた。

    美幸の手からプレゼントが落ちる。


      おさむ「お帰り」
      美也子「ただいま」

    きゃぁ〜、抱きしめちゃったわぁ〜。『お帰り』なんていう台詞を言っちゃったわぁ〜!ご飯5杯ぐらいいけるぞ、これだけで。

    ・・・って、でも、うーんと、いや、違うって。ブス恋ってこんなドラマじゃないって!!こんなバリバリのラブストーリーやってどうするよ!!!
    美幸、そんなところで突っ立ってないで、おさむに突進するとかせんかい!何をボーっとみてるんだよ。ラブコメディドラマなんだよ、これ?!こんな終わり方しちゃぁ、何だかイヤン。(←こういう展開も望んではいたハズなんだけど)


to be continued …

[次回予告]

  おさむ「もう一度、彼女と付き合いたいと思ってるんだ・・・」


<第6話感想>

結局、美幸が徹夜で書いた手紙(ネタ)も、セーターも無駄に終わり・・・(汗)。ヒロイン側の感動のエピソードを、こうも踏みにじっていっていいのでしょうか?(汗)(汗)(汗)

さてさて、今回はおさむと美也子のラブストーリーがメインです。ヒロインの入る隙間も無いぐらい。実際、無かったけどね(^^;)。でも、こういう展開も待っていたはずなのに、なったらなったで美幸を応援しそうな自分がいたりして、驚きました。

私には美也子の気持ちが理解できるようなできないのよね・・・。美也子は何で日本に帰ってきたのかなぁ、って。「7年かかった」のは、おさむを忘れるためにそれだけ時間が必要だった、ということだと思っていたから、結構、これまで美也子に感情移入していた私ですが、結局、おさむのことを忘れてなかったのかと(帰る場所=おさむを期待してたのかな?)。それどころか、今、おさむに彼女(この場合、友美のことね)がいると知っていながらああいう言葉の数々が出てきちゃうわけだし・・・なんて、若干、冷めた自分もいたりして。ちょっとその辺の美也子の描き方が違和感ありました。そんなつもりではないハズなんだけど。

という感情を抱いて書いた上記のレポなので、美也子に対してかなり辛らつな事書いちゃってます。スミマセン。

かといって、美幸もなぁ。突っ走りすぎというか、何と言うか・・・(^^;)。一途なのは分かるけど、思考回路の配線をどこか間違えてる感じもありますし。
でも、兎に角、最悪のシーンを目撃してしまった美幸。来週はおさむに元カノとの復縁宣言までされちゃうようだし、来週はどん底まで落ちちゃうっぽいですね。そうなったときの美幸と、そしておさむがどういう行動に出るのかが今後の見所かな?何はともあれ、今回で丁度折り返しの第6話。まだまだ楽しませてくれることでしょう・・・・ね?(笑)


(06.05.21)


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